JPH07300828A - 路面帯構成物 - Google Patents

路面帯構成物

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JPH07300828A
JPH07300828A JP6117689A JP11768994A JPH07300828A JP H07300828 A JPH07300828 A JP H07300828A JP 6117689 A JP6117689 A JP 6117689A JP 11768994 A JP11768994 A JP 11768994A JP H07300828 A JPH07300828 A JP H07300828A
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JP
Japan
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road surface
protrusions
face
road
center line
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Withdrawn
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JP6117689A
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English (en)
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Yutaka Nakamura
豊 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センターラインのライン上を走行しまたはは
み出し運転に対する注意を運転者に喚起し、居眠り運転
や無謀なはみ出し運転による交通事故を防ぐ。 【構成】 一定幅の路面貼着用帯体1でなり、多数の突
起部2a,2b…を面内に一体に整列点在させて表面を
凹凸面に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中央路面帯(以下、
「センターライン」という。)の一部を構成するのに用
いられる路面帯構成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、センターラインは白や黄色のペイ
ントを路面中央に沿って平面状に塗布付着することによ
り設けられているのが通常である。このセンターライン
ではライン上を走行しても、一般の路面と何ら変りがな
いことから、運転者に対してライン上を走行しまたはは
み出し運転を行っていることの注意を促すことができな
い。
【0003】センターラインのライン上を走行しまたは
はみ出し運転は居眠り運転やハイスピードで無謀な追い
越し運転によることが多く、これらの防止対策としては
覚醒用ガムや車両の警告ブザー等があるが、抜本的な解
決手段とはなっていない。その居眠り運転や追い越し運
転を抑制するには、センターラインのライン上を走行し
またははみ出し運転を行っていることを運転者に知覚さ
せて心理的な圧迫を与えることが効果的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、運転者に対
してセンターラインのライン上を走行しまたははみ出し
運転を行っていることの注意を喚起できるようセンター
ラインを改良する路面帯構成物を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
路面帯構成物においては、一定幅の路面貼着用帯体でな
り、多数の突起部を面内に一体に整列点在させて表面を
凹凸面に形成することにより構成されている。
【0006】本発明の請求項2に係る路面帯構成物にお
いては、中央路面帯の両側部に沿って貼着固定される路
面貼着用帯体で、中央路面帯と異色な色調に形成するこ
とにより構成されている。
【0007】
【作用】本発明の請求項1に係る路面帯構成物では、そ
の帯体上を走行しまたは当該帯体からはみ出し運転する
と、タイヤと凹凸面との接触による異音,振動が生ずる
ことにより、運転者に対してタイヤがセンターラインに
接しまたは越えていることの注意を促すことができる。
また、路面貼着用帯体として構成されているから、セン
ターラインそのものを凹凸面に形成するときでも路面上
に容易に設置することができる。
【0008】本発明の請求項2に係る路面帯構成物で
は、センターラインの両側部に沿って貼着固定するもの
としても路面上に容易に設置でき、且つ、センターライ
ンの色と異色でセンターラインと明らかに判別可能なも
のであるから法律上も適合するよう構成することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して説明すれば、この
路面帯構成物は図1で示す如くセンターラインと対応す
る程度の横幅を有する帯体1でなる。その帯体1は、図
2で示すように耐摩耗性,耐熱性を有する材料による表
装層1aと、アスファルト路面に対して焼付け溶着可能
な材料による接着層1bとを積層接合することにより形
成されている。
【0010】その路面帯構成物においては、多数の突起
部2a,2b…を表装部1aと一体に成形することによ
り表面が凹凸面に形成されている。この突起部2a,2
b…は5〜15mm程度の立上り寸法に形成し、形状的
には平面が円形または菱形,四辺形等の立体形状に形成
することができる。
【0011】その突起部2a,2b…は複数個を帯体1
の幅方向一線上に並べて設け、また、隣接相互間で交互
互い違いに整列位置させて設けるようにできる。形状的
には同一形状のものに統一し、或いは帯体1の長手方向
で所定間隔毎に異形状のものを配列する如く設けること
もできる。
【0012】この帯体1はセンターラインそのものを形
成するよう路面上に設置し、またはセンターラインの両
側部に沿って設置するものとして用いることができる。
センターラインの両側部に設置する場合、センターライ
ンの白や黄色と明らかに判別可能に形成するべく、黒褐
色等の路帯色に帯色するとよい。また、設置にあたって
は接着層1bを加熱溶融させてアスファルト路面上に焼
付け溶着することにより路面帯構成物として貼着固定す
ることができる。
【0013】このように構成する路面帯構成物では、自
動車が当該帯面上を走行し或いははみ出し走行すると、
多数の突起部2a,2b…がタイヤと接触することによ
り車体が凹凸面で振動し且つ異音を発生するから、居眠
り運転を覚醒させ或いは心理的な圧迫を与えて無謀な追
い越し運転を停止させるよう注意を運転者に促すことが
できる。また、多数の突起部2a,2b…を設けること
から、慎重な運転を要する危険区間であることを運転者
に知覚させるようにもできる。従って、対向車線の走行
車と接触しまたは正面衝突する如き交通事故の防止対策
として効果的に機能することが期待できる。
【0014】なお、異形状の突起部2a,2b…を帯体
1の長手方向に沿って所定間隔毎に配設するものでは振
動,異音を各形状で微妙に変えて発生するよう形成でき
るから、より効果的な注意を運転者に喚起することが期
待できる。この突起部2a,2b…には蛍光塗料を立上
り面に塗布すれば、薄暮時や夜間でも視覚による注意を
喚起するよう構成することができる。また、その路面帯
構成物は路面貼着用帯体として構成することから、道路
構造を変えなくても容易に設置可能で安い経費で施工す
ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る路面帯構成物
に依れば、センターラインのライン上を走行しまたはは
み出し運転に対する注意を凹凸面による振動,異色で効
果的に運転者に喚起できて交通事故の発生を未然に防ぐ
ことができ、また、路面上に容易に設置可能で安価な経
費で施工するようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る路面帯構成物の一部を示す平面図
である。
【図2】同構成物の一部を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 路面貼着用帯体 2a,2b… 突起部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定幅の路面貼着用帯体でなり、多数の
    突起部を面内に一体に整列点在させて表面を凹凸面に形
    成してなることを特徴とする路面帯構成物。
  2. 【請求項2】 中央路面帯の両側部に沿って貼着固定さ
    れる路面貼着用帯体で、中央路面帯と異色な色調に形成
    してなることを特徴とする請求項1記載の路面帯構成
    物。
JP6117689A 1994-05-06 1994-05-06 路面帯構成物 Withdrawn JPH07300828A (ja)

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JP6117689A JPH07300828A (ja) 1994-05-06 1994-05-06 路面帯構成物

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JP6117689A JPH07300828A (ja) 1994-05-06 1994-05-06 路面帯構成物

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JPH07300828A true JPH07300828A (ja) 1995-11-14

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ID=14717864

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JP6117689A Withdrawn JPH07300828A (ja) 1994-05-06 1994-05-06 路面帯構成物

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002161518A (ja) * 2000-11-22 2002-06-04 Natl Inst For Land & Infrastructure Management Mlit 車両通行体境界線
JP2002275843A (ja) * 2001-03-22 2002-09-25 Kobishi Denki Kk 誘導ブロック、及び誘導マット
WO2012086482A1 (ja) * 2010-12-22 2012-06-28 ARAI Chishinn 覚醒効果を生じさせる下敷き
JP5457584B1 (ja) * 2013-05-08 2014-04-02 英雄 鈴木 立体視覚による分離方法

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Effective date: 20010731