JP2002161518A - 車両通行体境界線 - Google Patents

車両通行体境界線

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JP2002161518A
JP2002161518A JP2000356394A JP2000356394A JP2002161518A JP 2002161518 A JP2002161518 A JP 2002161518A JP 2000356394 A JP2000356394 A JP 2000356394A JP 2000356394 A JP2000356394 A JP 2000356394A JP 2002161518 A JP2002161518 A JP 2002161518A
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JP
Japan
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vehicle
boundary line
traveling direction
reverse
lane
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Application number
JP2000356394A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Asayama
嘉明 浅山
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National Institute for Land and Infrastructure Management
Original Assignee
National Institute for Land and Infrastructure Management
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一方通行路のように車両の走行方向が定めら
れた車両通行を逆方向に走行していることが容易にわか
る車両通行帯境界線を提供する。 【解決手段】 車両が走行する道路面に塗布し、その表
面又は裏面が凸凹状に形成された車両通行帯境界線であ
って、その表面又は裏面に形成された凸凹状の表面又は
裏面を、車両の進行方向から見える側面と、逆進行方向
から見える側面との色調を異なるものとしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、車両が走行する道
路面に塗布し、その表面又は裏面が凸凹状に形成された
車両通行体境界線(白線マーカ)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、白線マーカからなる車両通行体境
界線に使用される路面表示材料は、着色顔料、ガラスビ
ーズ、硬質充填材及び剛性樹脂等を混合した粉状状塗料
からなっている。そしてこのような塗料を溶融して、道
路面に塗布する時に、予め定められた形状のの突起物を
形成して固着することによって、車両通行帯境界線の表
面を凸凹にし、夜間における車両ののヘッドライト光の
反射特性を向上させ、車両通行体境界線の視認性を良く
するようにしている。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】ところでこのような従
来の車両通行帯境界線は、車両の走行方向には関係な
く、白色又は黄色に着色されている。このため一方通行
路を誤って走行した場合に、運転手は逆走していること
がわからず、又は気がつくのが遅れる等のことがあっ
て、安全走行上危険である。また車両通行帯境界線を画
像センサで検出しながら、この境界線に沿って車両を自
動運転する場合も、なんらかの理由で車両が逆走し始め
るとそれを検知することが困難であるという問題があ
る。
【0004】そこで本発明は、前記のような従来の車両
通行体境界線のもつ問題を解消し、一方通行路のように
車両の走行方向が定められた車両通行を逆方向に走行し
ていることが容易にわかる車両通行帯境界線を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記のような
目的を達成するために、請求項1、2に記載の発明は、
車両が走行する道路面に塗布し、その表面又は裏面が凸
凹状に形成された車両通行帯境界線において、その表面
又は裏面に形成された凸凹状の表面又は裏面を、車両の
進行方向から見える側面と、逆進行方向から見える側面
との色調が異なるように構成したことを特徴とし、また
請求項3に記載の発明は、それらの両側面を車両の進行
方向から見える側面を白色、逆進行方向から見える側面
を黒色としたことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1、2に示す本発明の第実施形
態について説明する。図1において、1は車両が走行す
る道路面、2、3は道路面1の左右端に塗布された車両
通行帯境界線、4は道路面1の中央部に塗布された中央
境界線、5、6は前記境界線2、3によって、区画され
た走行車線内に描かれている車両進行方向を示す矢印で
あり、車両の一方通行を指示するものである。
【0007】図2は、図1のII−II線による断面図であ
つて、道路面1に塗布された車両通行帯最外側境界線3
の表面は、凸凹状に形成されている。そしてこの凸凹状
に形成された表面は、車両の進行方向すなわちドライバ
の視線方向Aから見える側面7は、白色に塗装され、逆
進行方向すなわちドライバの視線方向Bから見える側面
8は、黒色に塗装されている。
【0008】他方の車両通行帯最外側境界線2も、車両
通行帯最外側境界線3と同様に、車両の進行方向から見
える側面は白色に塗装され、逆進行方向から見える側面
7は、白色に塗装され、逆進行方向から見える側面8
は、黒色に塗装されている。そして中央境界線4の表面
は、全面黄色に着色され、車両の進行方向から見ても、
逆進行方向から見ても、黄色の境界線が認識できるよう
に構成されている。
【0009】前記の実施形態において、車両が一方通行
矢印5に従って走行車線内を走行している時は、車両を
運転しているドライバから見た車両通行帯最外側境界線
2の色は白色である。同様に車両が一方通行矢印6に従
って走行車線内を走行している時も、ドライバから見た
車両通行帯最外側境界線3の色は白色である。しかし一
方通行矢印5又は6に逆らって車両が逆走すると、ドラ
イバから見た右側の車両通行帯最外側境界線の色が黒色
である。自車両が走行している走行車線の車両通行帯境
界線の色が、黒色になった時は、逆走していると容易に
判断することができる。
【0010】また車両通行帯境界線を画像センサで検出
しながら、この境界線に沿って車両を自動運転する場合
は、車両が一方通行矢印5又は6にさからって逆走し始
めると、走行している走行車線の車両通行帯境界線の色
が、黒色になったことを画像センサが容易に検出して、
走行を中止することができる。
【0011】前記の実施形態においては、凸凹状に形成
された境界線の表面の逆進行方向から見える側面を黒色
に着色したものとしているが、赤色等の他の色に着色し
たものとしてもよく、また凸凹状に形成された境界線の
表面の逆進行方向から見える側面の一部分を黒色等に着
色してもよい。
【0012】
【発明の効果】本発明は前記のようであって、車両が走
行する道路面に塗布し、その表面又は裏面が凸凹状に形
成された車両通行帯境界線において、請求項1、2に記
載の発明は、その表面又は裏面に形成された凸凹状の表
面又は裏面を、車両の進行方向から見える側面と、逆進
行方向から見える側面との色調が異なるように構成し、
また請求項3に記載の発明は、それらの両側面を車両の
進行方向から見える側面を白色、逆進行方向から見える
側面を黒色としたので、一方通行路を車両が誤って逆走
しようとしたそ場合に、ドライバは、車両通行帯境界線
の色調の相違により、容易に自車両の逆走を判断するこ
とができ、また車両通行帯境界線を画像センサで検出し
ながら、この境界線に沿って車両を自動運転している場
合において、なにかの原因で逆走し始めた場合に、画像
センサが車両通行帯境界線の色調の相違を、容易に識別
して逆走を検知して逆走を中止させることができるとい
う効果がある。という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成及び作用の概略を示す
説明図である。
【図2】同上の要部の構成及び作用の概略を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 道路面 2 車両通行帯境界線 3 車両通行帯境界線 4 中央境界線 5 進行方向矢印 6 進行方向矢印 7 側面 8 側面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両が走行する道路面に塗布し、その表
    面が凸凹状に形成された車両通行体境界線において、形
    成された凸凹状の表面を、車両の進行方向から見える側
    面と、逆進行方向から見える側面との色調が異なるよう
    に構成したことを特徴とする車両通行体境界線。
  2. 【請求項2】 車両の進行方向から見える側面を白色、
    逆進行方向から見える側面を黒色としたことを特徴とす
    る車両通行体境界線。
  3. 【請求項3】 車両が走行する道路面に塗布し、その裏
    面が凸凹状に形成された車両通行体境界線において、形
    成された凸凹状の裏面を、車両の進行方向から見える側
    面と、逆進行方向から見える側面との色調が異なるよう
    に構成したことを特徴とする車両通行体境界線。
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Effective date: 20040203