JP2000087320A - 弱視用標識具及び標識 - Google Patents
弱視用標識具及び標識Info
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- JP2000087320A JP2000087320A JP10258116A JP25811698A JP2000087320A JP 2000087320 A JP2000087320 A JP 2000087320A JP 10258116 A JP10258116 A JP 10258116A JP 25811698 A JP25811698 A JP 25811698A JP 2000087320 A JP2000087320 A JP 2000087320A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、標識物に赤色部と、黄色部を並
設して、色盲者又は弱視者段部等が識別を容易にするこ
とを目的としたものである。 【解決手段】 上面の一方を赤色とし、他方を黄色とし
た標識片に、他物への固着手段を付与したことを特徴と
する弱視用標識具。床等の段差縁部に、表面を赤区画と
黄区画にした複数の標識具を所定間隔に固定したを特徴
とする弱視用標識。
設して、色盲者又は弱視者段部等が識別を容易にするこ
とを目的としたものである。 【解決手段】 上面の一方を赤色とし、他方を黄色とし
た標識片に、他物への固着手段を付与したことを特徴と
する弱視用標識具。床等の段差縁部に、表面を赤区画と
黄区画にした複数の標識具を所定間隔に固定したを特徴
とする弱視用標識。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、道路、床などの
段差を、色盲者又は弱視者に容易に認識させることを目
的とした弱視用標識具及び標識に関するものである。
段差を、色盲者又は弱視者に容易に認識させることを目
的とした弱視用標識具及び標識に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来一般標識として赤、青、黄等の色彩
が識別し易いとして標識具、標識灯などに採用されてい
る。また床材への着色による色彩に変化を与えることが
提案されている(実用新案登録第3009462号)。
が識別し易いとして標識具、標識灯などに採用されてい
る。また床材への着色による色彩に変化を与えることが
提案されている(実用新案登録第3009462号)。
【0003】
【発明により解決しようとする課題】従来の標識具等は
専ら健常者の認識用であって、色盲者又は弱視者に対
し、識別力付与の手段は構じられていない。特に床、道
路等にある小段差(例えばえ5cm〜10cm)につい
ては、識別が困難であって、事故が生じ易い問題点があ
った。前記実用新案は、単なる床材への着色であって、
段差を示すものではなく、色彩も赤、黄に限らないとさ
れている。
専ら健常者の認識用であって、色盲者又は弱視者に対
し、識別力付与の手段は構じられていない。特に床、道
路等にある小段差(例えばえ5cm〜10cm)につい
ては、識別が困難であって、事故が生じ易い問題点があ
った。前記実用新案は、単なる床材への着色であって、
段差を示すものではなく、色彩も赤、黄に限らないとさ
れている。
【0004】
【課題を解決する為の手段】然るにこの発明は、赤色と
黄色の相違が弱視者等に認識され易いという知見に基づ
き、赤色と黄色を有する標識具を特に事故を生じ易い床
等の段差の標識とすることに前記従来の問題点を解消し
たのである。
黄色の相違が弱視者等に認識され易いという知見に基づ
き、赤色と黄色を有する標識具を特に事故を生じ易い床
等の段差の標識とすることに前記従来の問題点を解消し
たのである。
【0005】即ち標識具の発明は、上面の一方を赤色と
し、他方を黄色とした標識片に、他物への固着手段を付
与したことを特徴とする弱視用標識具であり、表面に、
赤区画と、黄色区画をほぼ同一幅で交互に設けたテープ
に、他物への固着手段を付与したことを特徴とする弱視
用標識具である。
し、他方を黄色とした標識片に、他物への固着手段を付
与したことを特徴とする弱視用標識具であり、表面に、
赤区画と、黄色区画をほぼ同一幅で交互に設けたテープ
に、他物への固着手段を付与したことを特徴とする弱視
用標識具である。
【0006】また標識の発明は、床等の段差縁部に、表
面を赤区画と黄区画にした複数の標識具を所定間隔に固
定したを特徴とする弱視用標識であり、床等の段差縁部
へ、表面に赤区画と黄区画をほぼ同一幅で交互に設けた
テープ状標識具を固定したを特徴とする弱視用標識であ
る。
面を赤区画と黄区画にした複数の標識具を所定間隔に固
定したを特徴とする弱視用標識であり、床等の段差縁部
へ、表面に赤区画と黄区画をほぼ同一幅で交互に設けた
テープ状標識具を固定したを特徴とする弱視用標識であ
る。
【0007】前記標識具の形状等に制約はないが、使用
上、円形片又は角形片の表面を赤色と黄色の2区画とし
て、ビス止め又は接着剤による貼着としたもの、又はテ
ープ状の表面へ、幅3cm〜10cmの赤区画と黄区画
を交互に設けたものである。
上、円形片又は角形片の表面を赤色と黄色の2区画とし
て、ビス止め又は接着剤による貼着としたもの、又はテ
ープ状の表面へ、幅3cm〜10cmの赤区画と黄区画
を交互に設けたものである。
【0008】前記標識片の色彩は赤色と、黄色であり、
その区分線は、人の進行方向と平行であることが好まし
い。また赤区画と黄区画の幅は同一であるが、若干の相
違があっても支障はない。
その区分線は、人の進行方向と平行であることが好まし
い。また赤区画と黄区画の幅は同一であるが、若干の相
違があっても支障はない。
【0009】また標識片の固着には、ビス、接着剤その
他公知の付着手段は何れも使用することができる。また
色彩はペンキなどを塗布したり、タイルへの焼付け、蛍
光塗料の塗布、又は材質の色彩を変えたり出来るが、成
形方法その他製造時の都合により適宜最良の採色方法を
採用する。
他公知の付着手段は何れも使用することができる。また
色彩はペンキなどを塗布したり、タイルへの焼付け、蛍
光塗料の塗布、又は材質の色彩を変えたり出来るが、成
形方法その他製造時の都合により適宜最良の採色方法を
採用する。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明は、標識片の上面を赤区
分と黄区分に二分し、又は標識テープの表面に赤区画及
び黄区画を交互に設けた標識具である。
分と黄区分に二分し、又は標識テープの表面に赤区画及
び黄区画を交互に設けた標識具である。
【0011】また前記標識具を床、階段その他歩行する
場所の段部に固定した弱視用標識である。
場所の段部に固定した弱視用標識である。
【0012】前記において、標識具の材質には制約がな
く、表面(又は上面)に赤色、黄色の区分があることが
条件であり、接着、ビス止めその他の固定手段が付設し
てある。
く、表面(又は上面)に赤色、黄色の区分があることが
条件であり、接着、ビス止めその他の固定手段が付設し
てある。
【0013】
【実施例1】この発明の実施例を図1、2、3に基づい
て説明する。
て説明する。
【0014】側面台形の合成樹脂盤1の中央部にビス2
の取付孔3と、支持段部4を設けると共に、合成樹脂盤
1の上面左側を赤色部1aに、右側を黄色部1bにした
標識具5である。
の取付孔3と、支持段部4を設けると共に、合成樹脂盤
1の上面左側を赤色部1aに、右側を黄色部1bにした
標識具5である。
【0015】前記標識具5は、例えば図3のように、階
段6の段部6aの前縁上部へ所定間隔(例えば30cm
間隔)で固着して使用する。
段6の段部6aの前縁上部へ所定間隔(例えば30cm
間隔)で固着して使用する。
【0016】この場合に、赤色部1aと、黄色部1bの
境線1cは、人の進行方向(矢示7)に対し、平行に取
付けることが好ましい。
境線1cは、人の進行方向(矢示7)に対し、平行に取
付けることが好ましい。
【0017】次に図2の実施例は、ビス孔に代えて、合
成樹脂盤8の下面に接着剤9を塗布し、接着剤9にセパ
レーター10を被着して、標識具11としたものであ
る。前記合成樹脂盤8には、赤色部8aと黄色部8bを
設けてあり、図中8cは色彩の境線である。
成樹脂盤8の下面に接着剤9を塗布し、接着剤9にセパ
レーター10を被着して、標識具11としたものであ
る。前記合成樹脂盤8には、赤色部8aと黄色部8bを
設けてあり、図中8cは色彩の境線である。
【0018】
【実施例2】この発明の他の実施例を図4、5、6につ
いて説明する。図4は合成樹脂テープ12の表面に赤色
部12aと黄色部12bを設けたものである。例えばテ
ープ12に、色彩部を印刷して設ける。前記テープ12
の下面には接着剤13を塗布し、セパレーター14を被
着してある。
いて説明する。図4は合成樹脂テープ12の表面に赤色
部12aと黄色部12bを設けたものである。例えばテ
ープ12に、色彩部を印刷して設ける。前記テープ12
の下面には接着剤13を塗布し、セパレーター14を被
着してある。
【0019】前記実施例は、図5のように階段15の段
部15aの前縁部(水平部と垂直部)へ直角に添着し、
前方(矢示16)側からも上面からも見易くしてある。
部15aの前縁部(水平部と垂直部)へ直角に添着し、
前方(矢示16)側からも上面からも見易くしてある。
【0020】次に図6の実施例は階段18の段部前縁1
8aに辷り止め条17に赤色部17aと黄色部17bを
設けたものである。この場合に赤色部17aと黄色部1
7bは印刷などにより着色する。また辷り止め条17の
固着については、従来公知の手段を何れも採用すること
ができる。
8aに辷り止め条17に赤色部17aと黄色部17bを
設けたものである。この場合に赤色部17aと黄色部1
7bは印刷などにより着色する。また辷り止め条17の
固着については、従来公知の手段を何れも採用すること
ができる。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、標識片又はテープ等
の表面に赤区画と、黄色区画を設けたので、色盲者又は
弱視者においても直ちに判別し、段部のあることを識別
することができる効果がある。
の表面に赤区画と、黄色区画を設けたので、色盲者又は
弱視者においても直ちに判別し、段部のあることを識別
することができる効果がある。
【0022】また標識片又はテープ等は固着手段を付設
したので、階段その他段差のある部分へ容易に固着し、
標識とし得る効果がある。
したので、階段その他段差のある部分へ容易に固着し、
標識とし得る効果がある。
【図1】(a)この発明の実施例の平面図。 (b)同じく断面図。
【図2】(a)同じく他の実施例の平面図。 (b)同じく断面図。
【図3】(a)同じく使用状態を示す平面図。 (b)同じく側面図。
【図4】(a)同じく他の実施例の一部平面図。 (b)同じく一部断面拡大図。
【図5】同じく他の実施例の一部斜視図。
【図6】同じく辷り止め条を用いた実施例の一部斜視
図。
図。
1 合成樹脂盤 1a 赤色部 1b 黄色部 1c 境線 2 ビス 3 取付孔 4 支持段部 5、11 標識具 6 階段 6a 段部 8 合成樹脂盤 8a 赤色部 8b 黄色部 8c 境線 9 接着剤 10 セパレーター 12 テープ 12a 赤色部 12b 黄色部 13 接着剤 14 セパレーター 15 階段 15a 段部 17 辷り止め条 17a 赤色部 17b 黄色部 18 階段 18a 段部前縁
Claims (4)
- 【請求項1】 上面の一方を赤色とし、他方を黄色とし
た標識片に、他物への固着手段を付与したことを特徴と
する弱視用標識具。 - 【請求項2】 表面に、赤区画と、黄色区画をほぼ同一
幅で交互に設けたテープに、他物への固着手段を付与し
たことを特徴とする弱視用標識具。 - 【請求項3】 床等の段差縁部に、表面を赤区画と黄区
画にした複数の標識具を所定間隔に固定したを特徴とす
る弱視用標識。 - 【請求項4】 床等の段差縁部へ、表面に赤区画と黄区
画をほぼ同一幅で交互に設けたテープ状標識具を固定し
たを特徴とする弱視用標識。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10258116A JP2000087320A (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 弱視用標識具及び標識 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10258116A JP2000087320A (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 弱視用標識具及び標識 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000087320A true JP2000087320A (ja) | 2000-03-28 |
Family
ID=17315734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10258116A Pending JP2000087320A (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 弱視用標識具及び標識 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000087320A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002161518A (ja) * | 2000-11-22 | 2002-06-04 | Natl Inst For Land & Infrastructure Management Mlit | 車両通行体境界線 |
-
1998
- 1998-09-11 JP JP10258116A patent/JP2000087320A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002161518A (ja) * | 2000-11-22 | 2002-06-04 | Natl Inst For Land & Infrastructure Management Mlit | 車両通行体境界線 |
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