JP2006241844A - 階段用床材 - Google Patents
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Abstract
【課題】滑り止め部材のみを簡単に交換するとともに、脱落することのないように確実に固定し、工事の完了後すぐに階段用床材を使用することができる階段用床材を提供すること。
【解決手段】踏み面被覆部1の段鼻3付近に段鼻3と平行に長溝4を形成し、長溝4に嵌合する帯板状の滑り止め部材5を形成するとともに、滑り止め部材5を長溝4に感圧性接着剤により貼着し、かつ滑り止め部材5の長溝4からの突出高さt1を滑り止め部材5の高さtの2/3以下とする。
【選択図】図1
【解決手段】踏み面被覆部1の段鼻3付近に段鼻3と平行に長溝4を形成し、長溝4に嵌合する帯板状の滑り止め部材5を形成するとともに、滑り止め部材5を長溝4に感圧性接着剤により貼着し、かつ滑り止め部材5の長溝4からの突出高さt1を滑り止め部材5の高さtの2/3以下とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、階段用床材に関し、特に、滑り止め部材のみを簡単に交換するとともに、脱落することのないように確実に固定し、工事の完了後すぐに階段用床材を使用することができる階段用床材に関するものである。
駅や公共施設など人の出入りの激しい階段では、階段の段鼻部近傍の滑り止め突起の摩耗が早く、比較的短期に防滑効果が低減してしまう。
修復の方法として以下のものが挙げられるがいずれも大きな欠点を有している。
まず、コンクリートなどの無機質ブロック中にゴム部材を埋め込んだ階段踏み板材を使用して再工事する方法では、工事が大規模であると共に、階段をしばらくの間使用できなくなってしまう。仮に無機質ブロック中のゴム部材のみを交換する手段があったとしても、初期工事として当該ブロックの施工工事が必要であり、どのような階段に対しても広く適用できるものではない。簡易工法による階段の改修工事への適用性は低い。
修復の方法として以下のものが挙げられるがいずれも大きな欠点を有している。
まず、コンクリートなどの無機質ブロック中にゴム部材を埋め込んだ階段踏み板材を使用して再工事する方法では、工事が大規模であると共に、階段をしばらくの間使用できなくなってしまう。仮に無機質ブロック中のゴム部材のみを交換する手段があったとしても、初期工事として当該ブロックの施工工事が必要であり、どのような階段に対しても広く適用できるものではない。簡易工法による階段の改修工事への適用性は低い。
一方、既存の階段に化粧材を貼着する方法では、工事は簡易なものとなる点で優れている。シートの段鼻部材のみ交換する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)が、特に階段昇降時に応力が集中する部分であり、交換部分に強固な接合が要求される。
ここでの接合方法において、アンカーボルト方式を使用すれば、十分な接合強度が得られるが、コンクリートヘの穴あけ時に騒音や粉塵が発生し、使用経過後には緩みやガタつきが発生するという問題がある。
接着剤による接合では、接着面積が交換部分だけで小さいことから接着強度が不十分になる懸念があるとともに、養生のための時間が必要である。また、はめ込み等の簡易な交換では、段鼻部の脱落や破損も心配される。
特開2003−184253号公報
ここでの接合方法において、アンカーボルト方式を使用すれば、十分な接合強度が得られるが、コンクリートヘの穴あけ時に騒音や粉塵が発生し、使用経過後には緩みやガタつきが発生するという問題がある。
接着剤による接合では、接着面積が交換部分だけで小さいことから接着強度が不十分になる懸念があるとともに、養生のための時間が必要である。また、はめ込み等の簡易な交換では、段鼻部の脱落や破損も心配される。
本発明は、上記従来の階段用床材が有する問題点に鑑み、滑り止め部材のみを簡単に交換するとともに、脱落することのないように確実に固定し、工事の完了後すぐに階段用床材を使用することができる階段用床材を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の階段用床材は、階段の踏み面に貼着される踏み面被覆部を備えた階段用床材において、踏み面被覆部の段鼻付近に該段鼻と平行に長溝を形成し、該長溝に嵌合する帯板状の滑り止め部材を形成するとともに、該滑り止め部材を長溝に感圧性接着剤により貼着し、かつ滑り止め部材の長溝からの突出高さを該滑り止め部材の高さの2/3以下となしたことを特徴とする。
この場合において、滑り止め部材の側縁部を長溝の肩より低くすることができる。
また、滑り止め部材を、硬質材料からなる粒子を一体的に保持したプラスチック若しくはゴム製の部材又はプラスチック、磁器タイル若しくは金属製の部材により構成することができる。
また、滑り止め部材を、硬質材料からなる粒子を含有した樹脂を帯板状の樹脂成形体に積層して構成することができる。
また、硬質材料からなる粒子を含有した樹脂の両側に樹脂成形体の一部を露出させ、該樹脂成形体の露出部と硬質材料からなる粒子を含有した樹脂が積層された部分との色調が異なるようにすることができる。
また、樹脂成形体の硬質材料からなる粒子を含有した樹脂が積層された部分に文字を表示することができる。
また、樹脂成形体の露出部に蓄光顔料層を設けることができる。
本発明の階段用床材によれば、階段の踏み面に貼着される踏み面被覆部を備えた階段用床材において、踏み面被覆部の段鼻付近に該段鼻と平行に長溝を形成し、該長溝に嵌合する帯板状の滑り止め部材を形成するとともに、該滑り止め部材を長溝に感圧性接着剤により貼着し、かつ滑り止め部材の長溝からの突出高さを該滑り止め部材の高さの2/3以下とすることから、滑り止め部材は、使用時の幅方向に加わる力に対しては剥がれにくく、長さ方向の力で容易に剥がすことができ、これにより、滑り止め部材のみを簡単に交換するとともに、脱落することのないように確実に固定し、工事の完了後すぐに階段用床材を使用することができる。
この場合、滑り止め部材の側縁部を長溝の肩より低くすることにより、歩行時の引っ掛かりをなくし、滑り止め部材をより確実に固定することができる。
また、滑り止め部材を、硬質材料からなる粒子を一体的に保持したプラスチック若しくはゴム製の部材又はプラスチック、磁器タイル若しくは金属製の部材により構成することにより、滑り止め効果を好適に発揮することができる。
また、滑り止め部材を、硬質材料からなる粒子を含有した樹脂を帯板状の樹脂成形体に積層して構成することにより、滑り止め効果を好適に発揮するとともに、長溝に対する滑り止め部材の取り付け性を向上させることができる。
また、硬質材料からなる粒子を含有した樹脂の両側に樹脂成形体の一部を露出させ、該樹脂成形体の露出部と硬質材料からなる粒子を含有した樹脂が積層された部分との色調が異なるようにすることにより、硬質材料からなる粒子の脱落や摩耗を色調の変化として現し、滑り止め部材の交換時期を認識することができる。
また、樹脂成形体の硬質材料からなる粒子を含有した樹脂が積層された部分に文字を表示することにより、硬質材料からなる粒子の脱落や摩耗を文字として現し、滑り止め部材の交換時期を認識することができる。
また、樹脂成形体の露出部に蓄光顔料層を設けることにより、滑り止めの効果と共に停電等で照明がなくなったときにも段鼻部が発光して階段をはっきり視認できるので安全に歩行でき、汚損等により見づらくなったときにも容易に交換することができる。
以下、本発明の階段用床材の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図3に、本発明の階段用床材の一実施例を示す。
この階段用床材は、階段の踏み面及び蹴上げに貼着される踏み面被覆部1及び蹴上げ被覆部2を連続して備えている。
そして、この階段用床材は、踏み面被覆部1の段鼻3付近に段鼻3と平行に長溝4を形成し、長溝4に嵌合する帯板状の滑り止め部材5を形成するとともに、滑り止め部材5を長溝4に感圧性接着剤(図示省略)により貼着し、かつ滑り止め部材5の長溝4からの突出高さt1を滑り止め部材5の高さtの2/3以下、好ましくは、1/5〜2/3、さらに好ましくは、1/4〜1/2としている。
このように、滑り止め部材5の長溝4からの突出高さt1を滑り止め部材5の高さtの2/3以下としているのは、滑り止め部材5の幅方向に加わる力に対して滑り止め部材5が剥がれにくくするためである。
この階段用床材は、階段の踏み面及び蹴上げに貼着される踏み面被覆部1及び蹴上げ被覆部2を連続して備えている。
そして、この階段用床材は、踏み面被覆部1の段鼻3付近に段鼻3と平行に長溝4を形成し、長溝4に嵌合する帯板状の滑り止め部材5を形成するとともに、滑り止め部材5を長溝4に感圧性接着剤(図示省略)により貼着し、かつ滑り止め部材5の長溝4からの突出高さt1を滑り止め部材5の高さtの2/3以下、好ましくは、1/5〜2/3、さらに好ましくは、1/4〜1/2としている。
このように、滑り止め部材5の長溝4からの突出高さt1を滑り止め部材5の高さtの2/3以下としているのは、滑り止め部材5の幅方向に加わる力に対して滑り止め部材5が剥がれにくくするためである。
踏み面被覆部1と蹴上げ被覆部2は、一体に形成された合成樹脂製のものからなり、それぞれの上面には滑り止め用の凹凸6が形成されている。
踏み面被覆部1は、階段の踏み面の全面を被覆する大きさを有し、長溝4の奥側に蓄光顔料テープ7を嵌合・貼着する細溝8が形成されるとともに、長溝4の手前側から蹴上げ被覆部2にかけてが視認性の高い黄色に着色されている。
踏み面被覆部1の長溝4は、例えば、溝深さが10mm以下、好ましくは3mm以下で、溝幅は10〜100mm、好ましくは30〜80mmとし、溝幅は溝深さの3倍以上で好ましくは5倍以上、さらに好ましくは8倍以上とする。
踏み面被覆部1は、階段の踏み面の全面を被覆する大きさを有し、長溝4の奥側に蓄光顔料テープ7を嵌合・貼着する細溝8が形成されるとともに、長溝4の手前側から蹴上げ被覆部2にかけてが視認性の高い黄色に着色されている。
踏み面被覆部1の長溝4は、例えば、溝深さが10mm以下、好ましくは3mm以下で、溝幅は10〜100mm、好ましくは30〜80mmとし、溝幅は溝深さの3倍以上で好ましくは5倍以上、さらに好ましくは8倍以上とする。
滑り止め部材5は、硬質材料からなる粒子を含有した樹脂9を帯板状の樹脂成形体10に積層して構成されており、これにより、滑り止め効果を好適に発揮するとともに、長溝4に対する滑り止め部材5の取り付け性を向上させている。
硬質材料からなる粒子を含有した樹脂9の両側には、樹脂成形体10の一部が露出しており、この樹脂成形体10の露出部11と、硬質材料からなる粒子を含有した樹脂9が積層された部分12との色調が異なるようになされている。硬質材料からなる粒子が不透明な場合に、その下の樹脂成形体10に赤などの着色をしておくと、初期は下地の赤は見えないが、硬質材料からなる粒子の脱落や摩耗によって下地が露出するので、滑り止め部材5の交換の目安となる。
この場合、硬質材料からなる粒子を含有した樹脂9が積層された部分12に文字を表示することも可能であり、これにより、硬質材料からなる粒子の脱落や摩耗を文字として現れるようにし、滑り止め部材5の交換時期を認識することができる。
また、樹脂成形体10の露出部11は、長溝4の肩より低くされており、歩行時の引っ掛かりをなくして、滑り止め部材5をより確実に固定するようにしている。
さらに、樹脂成形体10の露出部11に蓄光顔料層(図示省略)を設けることにより、滑り止め部材5の交換とともに汚損や破損した蓄光顔料層を交換することもできる。
硬質材料からなる粒子を含有した樹脂9の両側には、樹脂成形体10の一部が露出しており、この樹脂成形体10の露出部11と、硬質材料からなる粒子を含有した樹脂9が積層された部分12との色調が異なるようになされている。硬質材料からなる粒子が不透明な場合に、その下の樹脂成形体10に赤などの着色をしておくと、初期は下地の赤は見えないが、硬質材料からなる粒子の脱落や摩耗によって下地が露出するので、滑り止め部材5の交換の目安となる。
この場合、硬質材料からなる粒子を含有した樹脂9が積層された部分12に文字を表示することも可能であり、これにより、硬質材料からなる粒子の脱落や摩耗を文字として現れるようにし、滑り止め部材5の交換時期を認識することができる。
また、樹脂成形体10の露出部11は、長溝4の肩より低くされており、歩行時の引っ掛かりをなくして、滑り止め部材5をより確実に固定するようにしている。
さらに、樹脂成形体10の露出部11に蓄光顔料層(図示省略)を設けることにより、滑り止め部材5の交換とともに汚損や破損した蓄光顔料層を交換することもできる。
滑り止め部材5の樹脂成形体10は、PVCなど合成樹脂からなり、その上に、滑り止め機能をもつ硬質材料からなる粒子を含有した樹脂9が積層され一体化されている。
硬質材料からなる粒子としては、炭化ケイ素(カーボランダム)、アルミナ、シリカ等の無機粒子や硬質の金属粒子を使用することができ、バインダー樹脂としてはエポキシ樹脂等を使用することができる。
滑り止め部材5は、硬質材料からなる粒子を一体的に保持したプラスチック若しくはゴム製の部材のほか、プラスチック、磁器タイル又は金属製の単体の部材から構成することができ、また、踏み面被覆部1の長溝4に、両面粘着テープやアクリル系接着剤などの感圧性接着剤によって貼着することができる。
硬質材料からなる粒子としては、炭化ケイ素(カーボランダム)、アルミナ、シリカ等の無機粒子や硬質の金属粒子を使用することができ、バインダー樹脂としてはエポキシ樹脂等を使用することができる。
滑り止め部材5は、硬質材料からなる粒子を一体的に保持したプラスチック若しくはゴム製の部材のほか、プラスチック、磁器タイル又は金属製の単体の部材から構成することができ、また、踏み面被覆部1の長溝4に、両面粘着テープやアクリル系接着剤などの感圧性接着剤によって貼着することができる。
かくして、本実施例の階段用床材は、階段の踏み面に貼着される踏み面被覆部1を備えた階段用床材において、踏み面被覆部1の段鼻3付近に該段鼻と平行に長溝4を形成し、該長溝4に嵌合する帯板状の滑り止め部材5を形成するとともに、該滑り止め部材5を長溝4に感圧性接着剤により貼着し、かつ滑り止め部材5の長溝4からの突出高さt1を該滑り止め部材5の高さtの2/3以下とすることから、滑り止め部材5は、使用時の幅方向に加わる力に対しては剥がれにくく、長さ方向の力で容易に剥がすことができ、これにより、滑り止め部材5のみを簡単に交換するとともに、脱落することのないように確実に固定し、工事の完了後すぐに階段用床材を使用することができる。
この場合、滑り止め部材5の側縁部を長溝4の肩より低くすることにより、歩行時の引っ掛かりをなくし、滑り止め部材5をより確実に固定することができる。
また、滑り止め部材5を、硬質材料からなる粒子を一体的に保持したプラスチック若しくはゴム製の部材又はプラスチック、磁器タイル若しくは金属製の部材から構成することにより、滑り止め効果を好適に発揮することができる。
そして、滑り止め部材5を、硬質材料からなる粒子を含有した樹脂9を帯板状の樹脂成形体10に積層して構成することにより、滑り止め効果を好適に発揮するとともに、長溝4に対する滑り止め部材5の取り付け性を向上させることができる。
また、硬質材料からなる粒子を含有した樹脂9の両側に樹脂成形体10の一部を露出させ、該樹脂成形体10の露出部11と硬質材料からなる粒子を含有した樹脂9が積層された部分12との色調が異なるようにすることにより、硬質材料からなる粒子の脱落や摩耗を色調の変化として現し、滑り止め部材5の交換時期を認識することができる。
さらに、樹脂成形体10の硬質材料からなる粒子を含有した樹脂9が積層された部分12に文字を表示することにより、硬質材料からなる粒子の脱落や摩耗を文字として現し、滑り止め部材5の交換時期を認識することができる。
また、樹脂成形体10の露出部11に蓄光顔料層を設けることにより、滑り止めの効果と共に停電等で照明がなくなったときにも段鼻部が発光して階段をはっきり視認できるので安全に歩行でき、汚損等により見づらくなったときにも容易に交換することができる。
また、滑り止め部材5を、硬質材料からなる粒子を一体的に保持したプラスチック若しくはゴム製の部材又はプラスチック、磁器タイル若しくは金属製の部材から構成することにより、滑り止め効果を好適に発揮することができる。
そして、滑り止め部材5を、硬質材料からなる粒子を含有した樹脂9を帯板状の樹脂成形体10に積層して構成することにより、滑り止め効果を好適に発揮するとともに、長溝4に対する滑り止め部材5の取り付け性を向上させることができる。
また、硬質材料からなる粒子を含有した樹脂9の両側に樹脂成形体10の一部を露出させ、該樹脂成形体10の露出部11と硬質材料からなる粒子を含有した樹脂9が積層された部分12との色調が異なるようにすることにより、硬質材料からなる粒子の脱落や摩耗を色調の変化として現し、滑り止め部材5の交換時期を認識することができる。
さらに、樹脂成形体10の硬質材料からなる粒子を含有した樹脂9が積層された部分12に文字を表示することにより、硬質材料からなる粒子の脱落や摩耗を文字として現し、滑り止め部材5の交換時期を認識することができる。
また、樹脂成形体10の露出部11に蓄光顔料層を設けることにより、滑り止めの効果と共に停電等で照明がなくなったときにも段鼻部が発光して階段をはっきり視認できるので安全に歩行でき、汚損等により見づらくなったときにも容易に交換することができる。
以上、本発明の階段用床材について、複数の実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、各実施例に記載した構成を適宜組み合わせる等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
本発明の階段用床材は、滑り止め部材のみを簡単に交換するとともに、脱落することのないように確実に固定し、工事の完了後すぐに階段用床材を使用することができるという特性を有していることから、例えば、駅など歩行量の多い場所に好適に用いることができるほか、工場や業務用厨房などの油がこぼれたりする所の階段用床材として好適に用いることができる。
1 踏み面被覆部
2 蹴上げ被覆部
3 段鼻
4 長溝
5 滑り止め部材
6 凹凸
7 蓄光顔料テープ
8 細溝
9 硬質材料からなる粒子を含有した樹脂
10 樹脂成形体
11 露出部
12 積層部
2 蹴上げ被覆部
3 段鼻
4 長溝
5 滑り止め部材
6 凹凸
7 蓄光顔料テープ
8 細溝
9 硬質材料からなる粒子を含有した樹脂
10 樹脂成形体
11 露出部
12 積層部
Claims (7)
- 階段の踏み面に貼着される踏み面被覆部を備えた階段用床材において、踏み面被覆部の段鼻付近に該段鼻と平行に長溝を形成し、該長溝に嵌合する帯板状の滑り止め部材を形成するとともに、該滑り止め部材を長溝に感圧性接着剤により貼着し、かつ滑り止め部材の長溝からの突出高さを該滑り止め部材の高さの2/3以下となしたことを特徴とする階段用床材。
- 滑り止め部材の側縁部を長溝の肩より低くしたことを特徴とする請求項1記載の階段用床材。
- 滑り止め部材が、硬質材料からなる粒子を一体的に保持したプラスチック若しくはゴム製の部材又はプラスチック、磁器タイル若しくは金属製の部材からなることを特徴とする請求項1又は2記載の階段用床材。
- 滑り止め部材が、硬質材料からなる粒子を含有した樹脂を帯板状の樹脂成形体に積層したものからなることを特徴とする請求項1又は2記載の階段用床材。
- 硬質材料からなる粒子を含有した樹脂の両側に樹脂成形体の一部を露出させ、該樹脂成形体の露出部と硬質材料からなる粒子を含有した樹脂が積層された部分との色調が異なるようにしたことを特徴とする請求項4記載の階段用床材。
- 樹脂成形体の硬質材料からなる粒子を含有した樹脂が積層された部分に文字を表示したことを特徴とする請求項5記載の階段用床材。
- 樹脂成形体の露出部に蓄光顔料層を設けたことを特徴とする請求項5又は6記載の階段用床材。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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