JPH0730072B2 - 置換3,4‐ジヒドロ‐2h‐ベンゾピラン - Google Patents

置換3,4‐ジヒドロ‐2h‐ベンゾピラン

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JPH0730072B2
JPH0730072B2 JP63022151A JP2215188A JPH0730072B2 JP H0730072 B2 JPH0730072 B2 JP H0730072B2 JP 63022151 A JP63022151 A JP 63022151A JP 2215188 A JP2215188 A JP 2215188A JP H0730072 B2 JPH0730072 B2 JP H0730072B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は式I: 〔式中、 R1はH、OH、(C1〜C2)−アルコキシ、(C1〜C2)−ア
ルキルまたはNR4R5ただしR4とR5は等しいかまたは異な
っていてH、(C1〜C2)−アルキルまたは(C1〜C3)−
アルキルカルボニルを表わすものであり、 R2およびR3は同じかまたは異なつていて1〜4個の炭素
原子を有するアルキルであり、 Arは芳香系またはヘテロ芳香系ただし未置換かまたは1
〜3の同じかまたは異なる基(C1〜C2)−アルキル、
(C1〜C2)−アルコキシ、ハロゲン、トリフルオロメチ
ル、CN、NO2、CO−(C1〜C2)−アルキルまたはSOm
(C1〜C2)−アルキル(mは1または2)で置換されて
いるものであり、nは1または2であり、そして Xは(CH2)r鎖ただしヘテロ原子O、SまたはNR6(R6
Hまたは(C1〜C4)−アルキル)で介されていることが
でき、rは2、3、4または5である〕 の3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ〔b〕ピランに関する。
芳香族系Arは好ましくはフエニル、ナフチルまたはビフ
エニリルおよび5員または6員のヘテロ芳香族系Arは好
ましくは5員または6員のO、Nおよび/またはSヘテ
ロ環の基であり、特にフリル、チエニル、イソチアゾリ
ル、オキサゾリル、イソキサゾリル、ピラゾリル、イミ
ダゾリル、チアゾリル、ピリジル、ピラジニル、ピリミ
ジニル、ピリダジニルまたはトリアジニルである。
ハロゲンはF、Cl、BrまたはI、好ましくはF、Clおよ
びBrを指す。
式Iの3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ〔b〕ピラン系(以
下クロマン系“chroman system"とも略記する)の炭素
原子3および4は不斉炭素となるように置換されてい
る。ここで本発明はこれらの中心において合対する構造
を示す、即ち、これら炭素原子に対して“トランス”方
向に置換された化合物にのみ関する。置換基R1、ArSOn、R
2および/またはR3のうち1つが不斉中心を有する場合
または、R2とR3が同じものではない(従つて不斉炭素原
子を形成する)場合、S型およびR型の中心を有する両
方の化合物が本発明の対象となる。
化合物は光学異性体、ジアステレオマー、ラセミ体また
はこれらの混合物の形態であつてよい。
式Iの化合物は、R1〜R3およびArSOnは上記したもので
あるが、Xはrが3か4の(CH2)r鎖であるのが好まし
い。
これらの化合物は、R1がHまたは(C1〜C2)−アルコキ
シであり、R2およびR3が上記したものであり、Arが未置
換または(C1〜C2)−アルキル、シアノ、(C1〜C2)−
アルコキシまたはハロゲンでモノ置換されたフエニルで
あり、nが2であり、そしてXがrが3か4の(CH2)r
であるものが特に好ましい。
本発明の化合物と構造的に極めて関係の深い化合物は、
「J.Med.Chem.」,1986,29,2194〜2201に記載されてい
る。これらはこの文献の中で以下の構造により総括され
ている。
〔式中、R1、R2、R3、Z、n、mおよびRは文献内に定義
されている〕これらの化合物の多くは多くの特許出願の
対象にもなつているが、中でも欧州特許0,107,423号、
欧州特許0,120,427号、欧州特許0,076,075号および欧州
特許0,120,428号を挙げることができる。
特に上記参考文献中で特に活性が有ると記載されている
化合物は、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾピラン系の6位
にCNまたはNO2基を有するものであり、(±)−6−シ
アノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−トランス−4−
(2−オキソ−1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕
ピラン−3−オールが特に重要とされている。上記した
6位にスルホニルアルキル基またはスルホキシルアルキ
ル基を有する化合物は、上記した特許出願の請求範囲に
含まれているが、これまで得られておらず、従つて活性
も調べられていない。
別の特許明細書(欧州特許0,173,848号)では、これら
の化合物の使用が、他の心臓血管疾患にも適するとし
て、記載されている。特に、心不全または狭心症の症例
において、血管系の緩和作用は治療上極めて有利なもの
である。単離した血管に対して実験した欧州特許0,173,
848号では、化合物のこのような作用も示されている。
本発明の化合物Iは、心臓血管系に対して有利な作用を
有する新しい種類の物質として発見された。意外にも、
クロマン系の6位の置換基としてのスルホニルまたはス
ルホキシ基とのアリール基Arの組み合わせが、進歩した
活性をもたらした。観察された優秀さは血圧を低下さ
せ、そして/または、特定の血管系、例えば冠状脈系の
胸大動脈を弛緩させる能力に関わるものである。さら
に、Langendorrf心臓のモデルにおいて、多くの場合冠
状脈血流に対する作用が上記した既知化合物の場合より
も、より長続きすることが観察された。結果として、化
合物Iは高血圧の治療、および狭心症および心不全の治
療に適した価値ある治療薬である。これらの障害は組み
合わさつて発生する場合もあるため、化合物Iにはさら
に重要性が供わる。
本発明はさらに、下記工程: a)式II: 〔式中、R1からR3およびArSOnは前記したものである〕
の化合物を、式III: のラクタムと反応させること、 b)式IV: 〔式中、R1〜R3およびArSOnは前記したもの〕の化合物
を、式III: のラクタムと反応させること、 c)式V: 〔式中、R1〜R3およびArSOnは前記したもの〕の化合物
をアシル化して、化合物VI: 〔式中、Yは除去される基、例えば塩素または臭素であ
り、R1〜R3およびArSOnは前記したもの〕を生成し、化
合物VIを環化して化合物Iとすること、または d)式VII: 〔式中R1〜R3およびArSOnは前記したもの〕の化合物を
酸化して化合物Iを得ること、 を包含する化合物Iの製造方法に関する。
方法a)またはb)により化合物Iを調製する際には、
好ましくは、ラクタムのN−アルキル化反応に適する塩
基として知られている水素化ナトリウム、K−t−ブチ
レート等のような塩基の作用下で、ラクタムIIIと、適
当な溶媒中、好ましくはジメチルスルホキシドまたはTH
Fのような両極性非プロトン性溶媒中で、化合物IIまた
はIVを反応させることにより行なう。ここでの反応温度
は広範囲に変化できるが、好ましくは0℃と、室温また
は室温よりわずかに高温との間である。
式IIIのラクタムは多くの知られたもの、または文献既
知の方法により容易に調製できるものを用いる。化合物
IIまたはIVは新しい物質である。これらは例えば以下の
合成経路で調製できる。
式VIII: 〔式中、R1、R2およびR3は上記したもの〕の化合物を、
既知の方法によりフリーデルクラフツアシル化反応と同
様にして、酸クロリドAr−SOn−Clと反応させて、式IX: 〔式中、R1、R2、R3、Arおよびnは上記したもの〕の化合
物を得る。
標準的な条件下での還元、例えばメタノール中NaBH4
用いることにより、これらの化合物は、化合物X: に転換し、次に脱水反応例えばピリジン/オキシ塩化リ
ンを用いる方法により、式XI: の化合物を形成する。
次に化合物XIは、標準的な方法によりエポキシドIVまた
はブロモヒドリンIIに容易に転換できる。
この反応過程のR1がNH2またはOHである場合には、NH2
対してはジメチルアミノメチレンまたはOH基に対しては
アセチルまたはメチル基のような保護基を必要としても
よい。これらは適当な段階、好ましくは工程a)または
b)に記載した反応が行なわれた後に、従来方法により
再び除去する。
式XIのクロメンは場合により、知られた方法で、相当す
るプロパルギルエステルXII の熱誘導環化により調製する。これらはまた、フエノー
ルXIIIおよびプロパルギルクロリドXIVから知られた方
法により調製できる。
方法のc)とd)は、純粋なエナンチオマーとして最終
生成物Iが所望である場合に、特に有利に用いることが
できる。化合物VおよびVIIは、化合物Iとは対照的に
塩基性であり、従つて有機酸と塩を形成することが可能
である。これらは、適当な光学的に純粋な酸、例えば、
(+)−マンデル酸または(+)−乳酸を使用して結晶
化させ、工程c)およびd)で純粋なエナンチオマーで
ある最終生成物Iに変化することにより知られた方法で
純粋なエナンチオマーの形態として得ることができる。
純粋なエナンチオマーとしての最終生成物Iは、ラセミ
体分割の知られた方法例えばキラル相を用いたクロマト
グラフイー分離または光学的に純粋な酸誘導体を用いる
か(クロマン系の3−ヒドロキシ基を介してのエステル
形成)、もしくは光学的に純粋なイソシアネートを用い
る(3−ヒドロキシ基を介してのカーバメート形成)ラ
セミ生成物の誘導体化により、ラセミ体最終生成物Iか
ら分離することもできる。このようにして得られたジア
ステレオマーのイソシアネートまたはエステルは、知ら
れた方法(結晶化またはクロマトグラフイー)により分
離し、3−OH基の光学活性保護基の除去により、光学的
に純粋な最終化合物Iへ転換できる。ジアステレオマー
3−メトキシアセテートの分離はこの関係から特に有利
であることがわかつた。
既に述べたように、本発明の化合物Iは抗高血圧剤、冠
状脈治療薬または心不全治療剤として使用できる。これ
らはヒトおよび家畜両方の医薬中でこれらの目的のため
に使用できる。これらは腸溶性剤として、例えば経口
で、または非経口(例えば静脈内などの、血管系への注
射)で、少なくとも0.002mg/kg/日、好ましくは、少な
くとも0.01mg/kg/日そして特に、少なくとも0.1mg/kg/
日、多くても20mg/kg/日まで、好ましくは10mg/kg/日ま
で、そして特に4mg/kg/日までの投与量で、カプセル、
コートされた丸薬、錠剤、粉末、坐薬または溶液として
処方補助剤を添加してまたはしないで、投与する。これ
らの条件は体重75kgの成人に関するものである。化合物
Iは高血圧、狭心症または心不全のような心臓血管疾患
の治療のために、単独または、利尿剤、Ca−拮抗剤、AC
E阻害剤またはβ−交感神経遮断剤のような心臓血管系
に作用する他の薬品と組み合わせて使用するのに適当で
ある。
以下に列挙する式Iの化合物は、例えば本発明により得
られる。
1)2,2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−7−メトキシ−6
−(p−クロロフエニルスルホニル)−トランス−4−
(2−オキソ−1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕
ピラン−3−オール、 2)2,2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−6−(p−クロロ
フエニルスルホニル)−トランス−4−(2−オキソ−
1−ピペリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オ
ール、 3)2,2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−6−(p−ニトロ
フエニルスルホニル)−トランス−4−(2−オキソ−
1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オ
ール、 4)2,2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−6−(p−シアノ
フエニルスルホニル)−トランス−4−(2−オキソ−
1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オ
ール、 5)2,2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−6−(p−メトキ
シフエニルスルホニル)−トランス−4−(2−オキソ
−1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−
オール、 6)2,2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−6−(p−トリフ
ルオロメチルフエニルスルホニル)−トランス−4−
(2−オキソ−1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕
ピラン−3−オール、 7)2,2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−6−(p−メチル
スルホニルフエニル)−スルホニル−トランス−4−
(2−オキソ−1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕
ピラン−3−オール、 8)2,2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−6−(p−アセチ
ルフエニルスルホニル)−トランス−4−(2−オキソ
−1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−
オール、 9)2,2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−7−メチルアミノ
−6−フエニルスルホニル−トランス−2−(2−オキ
ソ−1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3
−オール、 10)2,2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−7−フルオロ−6
−フエニルスルホニル−トランス−2−(2−オキソ−
1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オ
ール、 11)2,2−ジエチル−3,4−ジヒドロ−7−フルオロ−6
−フエニルスルホニル−トランス−2−(2−オキソ−
1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オ
ール、 12)2,2−ジメチル−7−クロロ−3,4−ジヒドロ−6−
フエニルスルホニル−トランス−(2−オキソ−1−ピ
ロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オール、 13)2,2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−6−(4−クロロ
−3−メチルフエニルスルホニル)−トランス−(2−
オキソ−1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン
−3−オール、 14)2,2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−6−(4−クロロ
フエニルスルホニル)−トランス−(5−オキソ−3−
チアゾリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オー
ル、 15)2,2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−トランス−4−
(4−メチル−2−オキソ−1−ピペラジニル)−6−
フエニルスルホニル−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オ
ール、 16)2,2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−6−フエニルスル
ホニル−トランス−4−(2−オキソ−1−モルホリニ
ル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オール、 17)2,2−ジメチル−3,4−ジヒドロ−6−フエニルスル
ホニル−トランス−4−(5−オキソ−3−オキサゾリ
ニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オール、 18)3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−(p−フルオ
ロフエニルスルホニル)−トランス−4−(2−オキソ
−1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−
オール、 19)3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−(o−フルオ
ロフエニルスルホニル)−トランス−4−(2−オキソ
−1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−
オール、 20)3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−(3−ピリジ
ルスルホニル)−トランス−4−(2−オキソ−1−ピ
ロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オール、 21)3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−(2−ピリミ
ジニルスルホニル)−トランス−4−(2−オキソ−1
−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オー
ル、 22)3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−(2−フリル
スルホニル)−トランス−4−(2−オキソ−1−ピロ
リジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オール。
実施例1 3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−メトキシ−6−
(p−トリルスルホニル)−トランス−4−(2−オキ
ソ−1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3
−オール 3−ブロモ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−メト
キシ−6−(p−トリルスルホニル)−2H−ベンゾ
〔b〕ピラン−4オール4.3g(0.0097モル)をジメチル
スルホキシド28ml中に溶解し、2−ピロリジノン3.5ml
(0.0465モル)および水素化ナトリウム(油中80%懸濁
液)0.78g(0.0325モル)を添加し、混合物を40℃で3
時間攪拌し、一夜放置し、氷水中に注ぎ込み、吸引過
した。沈殿をイソプロパノールから再結晶した。白色結
晶、融点263〜265℃。
出発物質の調製 3−ブロモ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−メト
キシ−6−(p−トリルスルホニル)−2H−ベンゾ
〔b〕ピラン−4−オールは、9:1ジメチルスルホキシ
ド/水の混合物中の2,2−ジメチル−7−メトキシ−6
−(p−トリルスルホニル)−2H−クロメンおよびN−
ブロモスクシンイミドから得た。融点:200〜201℃。
2,2−ジメチル−7−メトキシ−6−(p−トリルスル
ホニル)−2H−クロメンは、ベンゼン中オキシ塩化リン
/ピリジンと2,2−ジメチル−7−メトキシ−6−(p
−トリルスルホニル)−クロマン−4−オールから得
た。融点:132〜133℃。
2,2−ジメチル−7−メトキシ−6−(p−トリルスル
ホニル)−クロマン−4−オールは、エタノール中NaBH
4と2,2−ジメチル−7−メトキシ−6−(p−トリルス
ルホニル)−クロマン−4−オンから得た。融点:196〜
197℃。
2,2−ジメチル−7−メトキシ−6−(p−トリルスル
ホニル)−クロマン−4−オンは、塩化メチレン中塩化
アルミニウムの存在下、2,2−ジメチル−7−メトキシ
−クロマン−4−オンおよびp−トルエンスルホン酸ク
ロリドから得た。融点:221〜223℃。
実施例2 3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−メトキシ−6−
(p−トリルスルホニル)−トランス−4−(2−オキ
ソ−1−ピペリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3
−オール 3−ブロモ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−メト
キシ−6−(p−トリルスルホニル)−2H−ベンゾ
〔b〕ピラン−4−オール5g(0.011モル)をジメチル
スルホキシド32ml中に溶解し、バレロラクタム4.9g(0.
0526モル)およびNaH(油中、80%懸濁液)0.8g(0.033
モル)を添加し、混合物を40℃で5時間攪拌し、氷水中
に注ぎ込み、吸引過した。残存物をメタノールととも
に数回煮沸した。白色結晶、融点261〜263℃。
実施例3 3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−メトキシ−6−フ
エニルスルホニル−トランス−4−(2−オキソ−1−
ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オール この化合物は実施例1と同様にして、3−ブロモ−3,4
−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−メトキシ−6−フエ
ニルスルホニル−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−4−オール
から調製した。白色結晶、融点227〜229℃。
対称体の分離、実施例3a (±)−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−メトキシ
−6−フエニルスルホニル−トランス−4−(2−オキ
ソ−1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3
−オール1.075g(0.0025モル)を、1,2−ジクロロベン
ゼン5ml中に溶解し、S(−)−1−フエニルエチルイ
ソシアネート0.9gを添加し、混合物を約12時間140℃で
攪拌した。次に完全に混合した混合物を、溶媒系として
トルエン/酢酸エチル(1:1)を用いながら、シリカゲ
ル上のクロマトグラフイーに付した。遅く溶出したジア
ステレオマーのカーバメートを濃縮し、トルエンから結
晶化させて純粋なものを得た。(融点、243〜245℃)80
℃でエタノール中水酸化ナトリウムで加水分解し、
(±)−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−メトキシ
−6−フエニルスルホニル−トランス−4−(2−オキ
ソ−1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3
−オールを得た。融点209〜211℃〔α〕D=+109°(c
=0.28;CHCl3) 出発物質の調製 3−ブロモ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−メト
キシ−6−フエニルスルホニル−2H−ベンゾ〔b〕ピラ
ン−4−オールは、9:1ジメチルスルホキシド/水の混
合物中、2,2−ジメチル−7−メトキシ−6−フエニル
スルホニル−2H−クロメンおよびN−ブロモスクシンイ
ミドから得た。融点:202〜203℃。
2,2−ジメチル−7−メトキシ−6−フエニルスルホニ
ル−2H−クロメンは、ベンゼン中ピリジン/オキシ塩化
リンと2,2−ジメチル−4−ヒドロキシ−7−メトキシ
−6−フエニルスルホニル−クロメンから得た。融点:1
40〜141℃。
2,2−ジメチル−4−ヒドロキシ−7−メトキシ−6−
フエニルスルホニルクロマンはメタノール中ホウ化水素
ナトリウムと2,2−ジメチル−7−メトキシ−6−フエ
ニルスルホニル−クロマン−4−オンから得た。融点:1
46〜147℃。
2,2−ジメチル−7−メトキシ−6−フエニルスルホニ
ルクロマン−4−オンは、塩化メチレン中、フエニルス
ルホニルクロリド、2,2−ジメチル−7−メトキシクロ
マン−4−オンおよび塩化アルミニウムから得た。融
点:223〜225℃。
実施例4 3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−(4−メチルフエ
ニルスルホニル)−トランス−4−(2−オキソ−1−
ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オール 80%水素化ナトリウム0.75g(0.025モル)をジメチルホ
キシド30ml中3−ブロモ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチ
ル−6−(4′−メチルフエニルスホニル)−2H−ベン
ゾ〔b〕ピラン−4−オール8.2g(0.02モル)へ導入し
た。20℃で1時間攪拌した後、さらに80%水素化ナトリ
ウム0.75g(0.025モル)および2−ピロリドン1.9ml
(0.025モル)を添加し、混合物を40℃で45分間そして2
0℃で6時間攪拌した。混合物を氷水中へ導入した後、
沈殿を吸引過し、乾燥し、メタノールから数回再結晶
させた。結晶、融点:242〜243℃。
出発物質の調製 3−ブロモ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−(4
−メチルフエニルスルホニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラ
ン−4−オール 新しく再結晶させたN−ブロモスクシンイミド14.2g
(0.08モル)をジメチルスルホキシド70mlと水1.4mlの
溶液中2,2−ジメチル−6−(4′−メチルフエニルス
ルホニル)−クロメン12.6g(0.04モル)へ、約15℃に
冷却しながら(イソプロパノール/ドライアイス)導入
した。温度が27℃まで一時的に上昇した。混合物を20℃
まで冷却し、1時間攪拌後、氷/酢酸エチル中へ導入し
た。酢酸エチル層を水で数回洗浄し、硫酸ナトリウム上
で乾燥した。濃縮することによりブロモヒドリン誘導体
を結晶化させた。結晶、融点:141〜142℃。
実施例5 3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−フエニルスルホニ
ル−トランス−4−(2−オキソ−1−ピロリジニル)
−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オール DMSO20ml中の3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−3,4−エ
ポキシ−6−フエニルスルホニル−2H−ベンゾ〔b〕ピ
ラン6.3g(0.02モル)の溶液を、DMRO10ml中80%水素化
ナトリウム0.6g(0.02モル)の懸濁液へ20℃で滴下して
添加した。次に2−ピロリジノン2.3ml(0.03モル)を
添加し、そして混合物を1時間45℃で攪拌した。20℃で
一夜放置した後、氷水中に導入した。沈殿を吸引過
し、中性になるまで洗浄し、乾燥し、塩化メチレン/メ
タノール(19:1)を用いながらシリカゲル上のクロマト
グラフイーに付した。画分30mlを集めた。画分15〜25を
濃縮し、残存物をアセトニトリルから再結晶化させた。
融点:201〜202℃。
出発物質の調製 3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−3,4−エポキシ−6−
フエニルスルホニル−2H−ベンゾ〔b〕ピランはDMSO中
水素化ナトリウムを用いて3−ブロモ−3,4−ジヒドロ
−2,2−ジメチル−6−フエニルスルホニル−2H−ベン
ゾ〔b〕ピラン−4−オールから得た。融点:103〜105
℃。
3−ブロモ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−フエ
ニルスルホニル−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−4−オール
は、9:1ジメチルスルホキシド/水混合物中2,2−ジメチ
ル−6−フエニルスルホニル−2H−クロメンおよびN−
ブロモスクシンイミドから得た。融点:126℃。
2,2−ジメチル−6−フエニルスルホニル−2H−クロメ
ン融点70〜71℃は、6−フエニルスルホニルフエニル1,
1−ジメチルプロパルギルエーテルから知られた方法に
より得た。このエーテルは同様に知られた方法で、6−
フエニルスルホニルフエノールと3−メチル−3−クロ
ロブチンより得た。
(+)−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−フエニル
スルホニル−4−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−
2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オール(実施例5a) (±)−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−フエニル
スルホニル−4(2−オキソ−1−ピロリジニル)−2H
−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オールを常法により(−)
−メトキシアセチルクロリドとエステル化した。シアス
テレオマーエステルを塩化メチレン/酢酸エチル(9:
1)を用いてシリカゲルカラム上で分離し、攪拌しなが
ら20℃でアルコール性ナトリウムエチラート溶液で加水
分解した。冷水で希釈した後、沈殿を吸引過し、中性
になるまで洗浄し、エーテルで摩砕した。
(+)−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−フエニル
スルホニル−4−(2−オキソ−1−ピロリジニル)−
2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オール 融点:122〜123℃,〔α〕D=+39.5°(c=1,エタノー
ル) 実施例6 6−(4−クロロフエニルスルホニル)−3,4−ジヒド
ロ−2,2−ジメチル−7−メトキシ−トランス−4−
(2−オキソ−1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕
ピラン−3−オール この化合物は実施例1と同様にして、3−ブロモ−6−
(4−クロロフエニルスルホニル)−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−7−メトキシ−2H−ベンゾ〔b〕ピラ
ン−4−オールより調製した。白色結晶、融点260〜262
℃。
出発物質の調製 実施例1と同様: 3−ブロモ−6−(4−クロロフエニルスルホニル)−
3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−メトキシ−2H−ベ
ンゾ〔b〕ピラン−4−オール、融点175〜177℃ 6−(4−クロロフエニルスルホニル)−2,2−ジメチ
ル−7−メトキシクロメン、融点142〜143℃。
実施例7 6−(4−ブロモフエニルスルホニル)−3,4−ジヒド
ロ−2,2−ジメチル−7−メトキシ−トランス−4−
(2−オキソ−1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕
ピラン−3−オール 実施例1と同様にして、3−ブロモ−6−(4−ブロモ
フエニルスルホニル)−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル
−7−メトキシ−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−4−オール
より調製。白色結晶、融点281〜282℃。
実施例8 3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−メトキシ−6−
(4−メトキシフエニルスルホニル)−トランス−4−
(2−オキソ−1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕
ピラン−3−オール この化合物は実施例1と同様にして、3−ブロモ−3,4
−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−メトキシ−6−(4
−メトキシフエニルスルホニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピ
ラン−4−オールから調製し、融点は286〜287℃であつ
た。
実施例9 3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−メトキシ−6−
(2−チエニルスルホニル)−トランス−4−(2−オ
キソ−1−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−
3−オール 実施例1と同様にして、3−ブロモ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−7−メトキシ−6−(2−チエニルス
ルホニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−4−オールより
得た。融点:135〜136℃。
実施例10 3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−エトキシ−6−フ
エニルスルホニル−トランス−4−(2−オキソ−1−
ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オール 実施例1と同様にして、3−ブロモ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−7−エトキシ−6−フエニルスルホニ
ル−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−4−オールより得た。融
点:197〜198℃。
実施例11 3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−メトキシ−6−フ
エニルスルホニル−トランス−4−(2−オキソ−1−
ピペリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オール 実施例2と同様にして、3−ブロモ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−7−メトキシ−6−フエニルスルホニ
ル−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−4−オールより得た。白
色結晶、融点157〜158℃。
実施例12 6−(4−シアノフエニルスルホニル)−3,4−ジヒド
ロ−2,2−ジメチル−トランス−4−(2−オキソ−1
−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オー
ル 実施例1と同様にして3−ブロモ−6−(4−シアノフ
エニルスルホニル)−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−
2H−ベンゾ〔b〕ピラン−4−オールより調製した。白
色結晶、融点:234〜235℃。
出発物質の調製 3−ブロモ−6−(4−シアノフエニルスルホニル)−
3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−2H−ベンゾ〔b〕ピラ
ン−4−オールは、6−(4−シアノフエニルスルホニ
ル)−2,2−ジメチル−3−クロメンより実施例3の記
載に従つて得た。融点:157〜158℃。
実施例13 3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−(2−メトキシフ
エニルスルホニル)−トランス−4−(2−オキソ−1
−ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オー
ル 実施例1と同様にして、3−ブロモ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−6−(2−メトキシフエニルスルホニ
ル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オールより得た。
白色結晶、融点:196〜198℃。
実施例14 3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−(2−メチルフエ
ニルスルホニル)−トランス−4−(2−オキソ−1−
ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オール 実施例1と同様。白色結晶、融点:214〜216℃。
実施例15 3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−(2−クロロフエ
ニルスルホニル)−トランス−4−(2−オキソ−1−
ピロリジニル)−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オール 実施例1と同様。白色結晶、融点:85〜87℃。
実施例16 3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−フエニルスルホニ
ル−トランス−4−(2−オキソ−1−ピロリジニル)
−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オール(変法cによる
実施例5で得た化合物)の調製 エタノール中の3−ブロモ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメ
チル−6−フエニルスルホニル−2H−ベンゾ〔b〕ピラ
ンの溶液を、8時間50℃でオートクレーブ中NH38barの
圧力下で振とうした。冷却後、混合物を濃縮乾固し、残
存物を酢酸エチルから再結晶させた。4−アミノ−3,4
−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−フエニルスルホニル
−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オール、融点160〜163
℃を得て、これを即座に5−クロロブチリルクロリドで
アセチル化した。この目的のためには、CH2Cl2中の物質
と酸クロリドを2N水酸化ナトリウム溶液との2相混合物
として24時間室温で攪拌した。常法により後処理し、4
−(5−クロロブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2,2
−ジメチル−6−フエニルスルホニル−2H−ベンゾ
〔b〕ピラン−4−オール、融点155〜157℃を得た。環
化して標記化合物とするために、物質をテトラヒドロフ
ラン中に溶解し、油中80%水素化ナトリウムを化学量論
的な量で添加し、24時間室温で混合物を攪拌した。最終
生成物は工程b)で得た生成物と等しかつた。融点:200
〜201℃。4−アミノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル
−6−フエニルスルホニル−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−
3−オールをラセミ分割する場合は、その(+)−エナ
ンチオマーから、実施例5aで得た純粋な(+)−エナン
チオマーをそこに記載の条件により得ることが可能であ
つた。
実施例17 3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−フエニルスルホキ
シ−トランス−4−(2−オキソ−1−ピロリジニル)
−2H−ベンゾ〔b〕ピラン−3−オール 実施例1と同様。融点:211〜212℃。
薬理学的データ モルモツトのLangendorff心臓標本における冠脈流 a)方法 雌雄のモルモツトを頭部打撃により屠殺した。心臓を迅
速に摘出し、154mM NaCl、5.6mM KCl、1.9mM CaCl2、2.
4mM NaHCO3および5mMグルコースを含有する酸素を溶解
させたリンゲル液で、Langendorffの方法(Langendorf
f,Pflgers Arch.Ges.Physiol.190,280(1895))に従
い灌流した。溶液の温度は37℃とした。プロパンジオー
ルに溶解した被験物質(0.1%)を流入管内へ巨剤注入
して流入リンゲル液中に添加した。影響、即ち、冠脈流
出量の変化を滴下計数器で測定し、Helligeマルチ記録
計(Hellige GmbH,(西独国フライブルク)で記録し
た。各化合物について、冠脈流出量の増加を3回測定
し、各投与量について6つの異なる心臓標本で試験し
た。これらのデータから、冠脈流出量の50%増加に必要
な投与量を示すED50値を計算した(プロビツト分析およ
び線形回帰)。冠脈流出量が上昇した継続時間を、以下
の表に示すように1投与量に対して6つの心臓標本で測
定した。
結果
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 409/14 207 (72)発明者 デイーター・マニア ドイツ連邦共和国デー‐6233ケルクハイム /タウヌス.ベルリーナーリング5 (72)発明者 ベルンヴアルト・シエルケンス ドイツ連邦共和国デー‐6233ケルクハイム /タウヌス.ヘルダーリーンシュトラーセ 62

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式: 〔式中、 R1はH、OH、(C1〜C2)−アルコキシ、(C1〜C2)−ア
    ルキルまたはNR4R5(ただしR4とR5は等しいかまたは異
    なっていてH、(C1〜C2)−アルキルまたは(C1〜C3
    −アルキルカルボニルを表わす)であり、 R2およびR3は同じかまたは異なっていて、それらは1〜
    4個の炭素原子を有するを有するアルキルであり、 Arは芳香族基またはヘテロ芳香族基(ただしそれらは未
    置換かまたは1〜3個の同じかまたは異なる基(C1
    C2)−アルキル、(C1〜C2)−アルコキシ、ハロゲン、
    トリフルオロメチル、CN、NO2、CO−(C1〜C2)−アル
    キルまたはSOm−(C1〜C2)−アルキル(mは1または
    2)で置換されている)であり、 nは1または2であり、そして Xはヘテロ原子O、SまたはNR6(R6はHまたは(C1〜C
    4)−アルキル)で中断されうる(CH2)r鎖(ここでrは
    2、3、4または5である)である〕 の3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ〔b〕ピラン。
  2. 【請求項2】Arはフェニル、ナフチルまたはビフェニリ
    ルであり、そしてXは(CH2)r(ただしrは3または4で
    ある)である、請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】Arは置換されているか未置換のフェニルで
    あり、そしてXは(CH2)r(ただしrは3または4であ
    る)である、請求項1記載の化合物。
  4. 【請求項4】R1はHまたは(C1〜C2)−アルコキシであ
    り、Arは未置換か、(C1〜C2)−アルキル、シアノ、
    (C1〜C2)−アルコキシまたはハロゲンでモノ置換され
    たフェニルであり、nは2であり、そしてXは(CH2)
    r(ただしrは3または4である)である、請求項1記
    載の化合物。
  5. 【請求項5】R1はHまたはCH3Oであり、R2とR3はともに
    CH3であり、Arはフェニルであり、nは2であり、Xは
    (CH2)3である、請求項1記載の化合物。
  6. 【請求項6】a)式: 〔式中、 R1はH、OH、(C1〜C2)−アルコキシ、(C1〜C2)−ア
    ルキルまたはNR4R5(ただしR4とR5は等しいかまたは異
    なっていてH、(C1〜C2)−アルキルまたは(C1〜C3
    −アルキルカルボニルを表わす)であり、 R2およびR3は同じかまたは異なっていて、それらは1〜
    4個の炭素原子を有するアルキルであり、 Arは芳香族基またはヘテロ芳香族基(ただしそれらは未
    置換かまたは1〜3個の同じかまたは異なる基(C1
    C2)−アルキル、(C1〜C2)−アルコキシ、ハロゲン、
    トリフルオロメチル、CN、NO2、CO−(C1〜C2)−アル
    キルまたはSOm−(C1〜C2)−アルキル(mは1または
    2)で置換されている)であり、そして nは1または2である〕の化合物を式: 〔式中Xはヘテロ原子O、SまたはNR6(R6はHまたは
    (C1〜C4)−アルキル)で中断されうる(CH2)r鎖(ここ
    でrは2、3、4または5である)である〕のラクタム
    と反応させることからなる式: (式中、R1、R2、R3、Ar、nおよびXは前述の定義を有す
    る)の化合物の製造方法。
  7. 【請求項7】式: 〔式中、 R1はH、OH、(C1〜C2)−アルコキシ、(C1〜C2)−ア
    ルキルまたはNR4R5(ただしR4とR5は等しいかまたは異
    なっていてH、(C1〜C2)−アルキルまたは(C1〜C3
    −アルキルカルボニルを表わす)であり、 R2およびR3は同じかまたは異なっていて、それらは1〜
    4個の炭素原子を有するを有するアルキルであり、 Arは芳香族基またはヘテロ芳香族基(ただしそれらは未
    置換かまたは1〜3個の同じかまたは異なる基(C1
    C2)−アルキル、(C1〜C2)−アルコキシ、ハロゲン、
    トリフルオロメチル、CN、NO2、CO−(C1〜C2)−アル
    キルまたはSOm−(C1〜C2)−アルキル(mは1または
    2)で置換されている)であり、そして nは1または2である〕の化合物を式: 〔式中Xはヘテロ原子O、SまたはNR6(R6はHまたは
    (C1〜C4)−アルキル)で中断されうる(CH2)r鎖(ここ
    でrは2、3、4または5である)である〕のラクタム
    と反応させることからなる式: (式中、R1、R2、R3、Ar、nおよびXは前述の定義を有す
    る)の化合物の製造方法。
  8. 【請求項8】式: 〔式中、 R1はH、OH、(C1〜C2)−アルコキシ、(C1〜C2)−ア
    ルキルまたはNR4R5(ただしR4とR5は等しいかまたは異
    なっていてH、(C1〜C2)−アルキルまたは(C1〜C3
    −アルキルカルボニルを表わす)であり、 R2およびR3は同じかまたは異なっていて、それらは1〜
    4個の炭素原子を有するアルキルであり、 Arは芳香族基またはヘテロ芳香族基(ただしそれらは未
    置換かまたは1〜3個の同じかまたは異なる基(C1
    C2)−アルキル、(C1〜C2)−アルコキシ、ハロゲン、
    トリフルオロメチル、CN、NO2、CO−(C1〜C2)−アル
    キルまたはSOm−(C1〜C2)−アルキル(mは1または
    2)で置換されている)であり、そして nは1または2である〕の化合物をアシル化して式: (式中、R1、R2、R3、Arおよびnは前述の定義を有し、X
    はヘテロ原子O、SまたはNR6(R6はHまたは(C1
    C4)−アルキル)で中断されうる(CH2)r鎖(ここでrは
    2、3、4または5である)でありそしてYは離脱基で
    ある〕の化合物を生成し次いで該化合物を環化すること
    からなる式: (式中、R1、R2、R3、Ar、nおよびXは前述の定義を有す
    る)の化合物の製造方法。
  9. 【請求項9】活性量の式: 〔式中、 R1はH、OH、(C1〜C2)−アルコキシ、(C1〜C2)−ア
    ルキルまたはNR4R5(ただしR4とR5は等しいかまたは異
    なっていてH、(C1〜C2)−アルキルまたは(C1〜C3
    −アルキルカルボニルを表わす)であり、 R2およびR3は同じかまたは異なっていて、それらは1〜
    4個の炭素原子を有するアルキルであり、 Arは芳香族基またはヘテロ芳香族基(ただしそれらは未
    置換かまたは1〜3個の同じかまたは異なる基(C1
    C2)−アルキル、(C1〜C2)−アルコキシ、ハロゲン、
    トリフルオロメチル、CN、NO2、CO−(C1〜C2)−アル
    キルまたはSOm−(C1〜C2)−アルキル(mは1または
    2)で置換されている)であり、 nは1または2であり、そして Xはヘテロ原子O、SまたはNR6(R6はHまたは(C1〜C
    4)−アルキル)で中断されうる(CH2)r鎖(ここでrは
    2、3、4または5である)である〕 の3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ〔b〕ピランを含有する
    高血圧、狭心症または心不全の治療薬。
JP63022151A 1987-02-04 1988-02-03 置換3,4‐ジヒドロ‐2h‐ベンゾピラン Expired - Fee Related JPH0730072B2 (ja)

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