JPH07300520A - 改良された生分解性ポリエステル共重合体、その成形体及びその製造方法 - Google Patents
改良された生分解性ポリエステル共重合体、その成形体及びその製造方法Info
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- JPH07300520A JPH07300520A JP6117491A JP11749194A JPH07300520A JP H07300520 A JPH07300520 A JP H07300520A JP 6117491 A JP6117491 A JP 6117491A JP 11749194 A JP11749194 A JP 11749194A JP H07300520 A JPH07300520 A JP H07300520A
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Abstract
る生分解ポリエステル共重合体を提供する。 【構成】L−乳酸又は/及びD−乳酸成分99. 5〜8
5重量%と、脂肪族ポリエステル0. 5〜15重量%と
が共重合されてなり、平均分子量が80000以上且つ
融点が110℃以上である生分解性ポリエステル共重合
体。 【効果】従来のポリ乳酸は分子量が低く、結晶性が高く
細くて良好な繊維や薄くて均一なフィルム及び各種成形
体を製造する事は出来なかった。本発明では、分子量の
向上が達成出来たと同時に性形成を飛躍的に改善でき所
定の繊維やフィルム、成形体を製造できる様になった。
Description
等に用いることができ、強靱性及び耐熱性が改良された
汎用性のある生分解性ポリエステル、その成形品及びそ
の製造法に関する。
マ−は、環境保全の見地から近年注目されている。例え
ば、溶融成形可能な生分解性ポリマ−として、ポリヒド
ロキシブチレ−ト(以下PHBと記す)やポリカプロラ
クトン(以下PCLと記す)が知られているが、PHB
は製造コストが高過ぎるだけでなく成形品の透明度が劣
り、PCLは融点が60℃と低すぎる事が実用上の重大
な問題点、障害となっている。
は、ポリ乳酸セグメント(A)70〜97重量%とポリ
オキシエチレンジカルボン酸セグメント(B)3〜30
重量%とからなるブロック共重合体が開示されている。
同公報によれば、乳酸の環状二量体(以下ラクタイドと
記す)の重合時にPEGを反応させようとすると、PE
Gの末端のヒドロキシル基が重合を阻害し、重合度の低
いものしか得られず、そこでポリオキシエチレンジカル
ボン酸エステルを用いたと記載されている。しかしポリ
オキシエチレンジカルボン酸エステルを用いても、同公
報実施例では高々分子量31000、フィルムの引張強
度もわずか2. 8kg/mm2 (本発明品の1/10程
度)のものしか得られていない。原料のオキシエチレン
ジカルボン酸は、精製が困難であり、それも高重合度の
ものが得難い原因と推測される。更にポリオキシエチレ
ンカルボン酸は、PEGに較べてかなりコスト高であ
り、汎用性の見地からも不適当である。
178℃で充分な耐熱性を有する熱可塑性樹脂で、溶融
成型可能で実用上優れた生分解性ポリマ−と期待されて
いる。しかし、従来得られているポリ乳酸は、溶融成型
性に劣り、しかも得られる成形品、フィルム、繊維等
は、強靱性が低く、脆く弱いという重大な欠点を有す
る。
性及び強靱性が改良され、しかも充分な耐熱性を有し且
つ比較的安価で、広範囲な用途に使用することが可能
な、新規なポリ乳酸共重合体、その成型品及びその製造
法を提供することにある。
の上記目的は、第1に、L−乳酸又は/及びD−乳酸成
分99. 5〜85重量%と、少なくとも一方の末端が水
酸基を有する脂肪族ポリエステル0. 5〜15重量%と
が共重合されてなり、平均分子量が80000以上且つ
融点が110℃以上である生分解性ポリエステル共重合
体によって達成される。
因は、結晶性が極めて高く、非常に剛直な結晶構造を有
するためであると、本発明者等は推定している。共重合
によって構造を柔軟にすることが考えられるが、一般に
共重合すると融点が大幅に低下し、耐熱性が不充分とな
る傾向がある。共重合によって構造を柔軟にし、しかも
融点の低下を出来るだけ防ぐ観点から、本発明者等は鋭
意研究し、脂肪族ポリエステルを0. 5〜15重量%、
好ましくは1. 0〜10重量%共重合し、且つ分子量を
従来よりも大幅に高くすることが本発明の目的に極めて
有効であることを見出し、本発明を完成したのである。
一般式〔化1〕で示される物であるが、好ましくは少な
くとも一つの末端が水酸基(OH)を持つものである。
末端OH基は乳酸の重合の開始点になる事が出来、ポリ
乳酸の安定化に有用である。
上、好ましくは2〜12である。例えば、酸成分として
アジピン酸、マレイン酸、リノレイン酸等の有機ジカル
ボン酸を、アルコール成分としてエチレングリコール、
プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキサン
グリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール等を縮合して得られるポリエチレンアジペート、
ポリヘキシルアジペート、ポリプロピレンアジペート、
ポリブチレンアジペート、等のポリエステルである。
以上、更に好ましくは50〜100である。pが10未
満では、重合時の耐熱性や共重合比率が高く出来ず変性
が十分ではない。しかし、200以上では重合時の粘性
が高くなり、均一な重合が出来ず、ポリマーの物性に差
が出る。
合は脂肪族ポリエステルの共重合比率の増加に比例して
重合系中の水酸基のモル比が増大し、カルボン酸基/水
酸基のモル比が1より変奇する。こうなるとポリ乳酸の
重合度が十分に増加せず、分子量の低い、強度の弱いポ
リマーしか得られない。
リエステルを共重合モノマーとして、使用する場合は重
合系中の水酸基/カルボキシル基のモル比を1に近づけ
る為に、分子中に他のジカルボン酸化合物を添加する事
が好ましい。
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレング
リコール、ポリプロピレントリオール、ポリプロピレン
・ポリエチレントリオール、等の高重合アルコールも使
用できる。
乳酸に任意の量の脂肪族ポリエステルを共重合させても
重合系中でのカルボキシル基/水酸基の比率が変化せず
に重合度を低下させないと言うメリツトがある。
ル基を有する脂肪族ポリエステルとしては、ヒドロキシ
カルボン酸の自己縮合物や上述のジカルボン酸とジオー
ルとの縮合により得る事が出来る。
リエステルとしては、上述のジカルボン酸とジオールと
の縮合においてジカルボン酸の比率を上げる事により得
る事が出来る。
くとも1000、好ましくは少なくとも1500、更に
好ましくは1500〜20000である。
り低い場合は、改質に際して脂肪族ポリエステルの共重
合比率を多くする必要があり、この場合PLLAの結晶
性の低下が著しく、強度低下、耐熱性低下、着色の増大
等好ましくない。
000を越える場合は、共重合ポリマーの酸化がおきや
すく繊維の強度、色等が経時的に変化し好ましくない。
(以下、ポリ乳酸共重合物ということがある)は、従来
の共重合物に比較して格段に分子量が高い。分子量が高
い程、成型品(フィルム、繊維を含む)の強靱性が優れ
る。平均分子量は、6万以上が好ましく、8万〜30万
が最も好ましい。平均分子量が過度に大きいと溶融時の
流動性や成型品が劣るため、その見地から分子量(GP
C測定によるポリスチレン換算分子量)は高々50万、
好ましくは30万以下、特に好ましくは10〜20万で
ある。
れていない原因の一つは、重合をバッチ式で長時間行っ
ていることである。重合反応を長時間行えば、分解物が
生じかえって重合度が低下し、着色等の原因になる。本
発明者等は、例えばベント付2軸混練押出機又はそれに
類似する攪拌及び送り機能を有する装置を用い、原料及
びポリマーを溶融状態で攪拌、混合、移動、脱気しつつ
反応させた後連続的に取出すことにより、大幅に重合度
を上げることを見出した。
は、並行して設け同方向又は逆方向に回転する軸に、互
いに噛み合うスクリュー(送り部)、同じく噛み合う2
翼又は3翼状の攪拌素子を複数(多数)取付けたもの
で、更にシリンダー(筒状部)には必要に応じて原料や
添加剤の供給や脱気、減圧下での反応のための排気等を
行なうベント孔等を1個又は複数個設けることが出来
る。2軸混練機により、重合原料又は重合中及び重合後
のポリマーは、極めて効果的に攪拌、混合、移動され、
反応速度が相当早められる。しかも、ポリマーが停滞し
たり付着するデッドスペースが殆どない。2つの軸の攪
拌素子、スクリューは互いに噛み合っており、ポリマー
等は常時相互にかき取られている(セルフクリーニング
作用)。同様に、シリンダーの内面も攪拌素子やスクリ
ューによって、ポリマー等が常時かき取られ、長時間付
着することを防いでいる。このため、劣化の少ない均一
で優れたポリマーが得られる。
図において、2本の駆動軸1、2によって同方向又は逆
方向に回転する2翼形(長円形)の攪拌素子3、4は、
互いに相手の表面やシリンダー5の内面に付着する反応
物をかき落として、ポリマー等が一定の場所に滞留する
のを防ぐ。同時にその優れた攪拌能力によって、スペー
ス6の中を通過して行く反応物の反応速度を早め且つそ
の均一性を著しく高める。7は加熱ブロックで、その中
に熱媒用通路8を設け、必要に応じてシリンダーを加熱
又は冷却する。シリンダー5の加熱は、熱媒の代わりに
電熱とすることも出来、冷却は空冷とすることも出来
る。図においてdは、シリンダー5の内径を示す。
置は側面図)である。図において、駆動軸上には、互い
に噛み合うスクリューが取り付けられ送液部10を形成
し、同様に互いに噛み合う攪拌素子が取り付けられ混練
部11を形成している。供給部9から送りまれた原料
は、3個の送液部及び3個の混練部で加熱、混合されて
シリンダー中を反応しつつ移動し取出口14より送り出
される。シリンダー5には2つのベント12、13が設
けてあり、不活性気体の供給、排気、真空ポンプによる
減圧、原料の追加供給、添加剤の供給等を行なうことが
出来る。1軸のスクリュー押出機も、本発明の連続重合
に用いられることが出来るが、上記のように優れた特性
を有する2軸混練機が最も望ましい。
軸上に、円板状又はそれに類似の攪拌素子を、互いに重
なり合うように多数配した、断面が円形、長円形、それ
らに類似した形の横型又は縦型のタンク状の反応容器
も、デッドスペースがすくなく、セルフクリーニング作
用があり、減圧可能であるため本発明の連続重合に用い
ることが出来る。
す。図は横断面説明図で、2つの駆動軸16、17に取
り付けられた回転板18、19によって、反応物21は
攪拌、混合され更に回転板18、19に付着した反応物
やポリマーは空間22の中を通過しその時低沸点の反応
生成物(水、アルコール等)や残存モノマーが蒸発し排
気孔より系外へ排出される。この型の反応機の特長は、
反応物の蒸発面積を大きくすること及び大容量化が容易
である点である。回転板は平面でもよく、凹凸や突起を
付けてもよく、多葉(多翼)形やそれに傾斜をつけてス
クリュー型とすることも出来る。図4に、同反応器の平
面説明図を示す。2つの駆動軸16、17に取り付けら
れた多数の回転板18、19が互いに重なり合うように
配置されていることが明らかであろう。反応物やポリマ
ーは右の入口24から送液ポンプ等で送り込まれ、左方
の出口25から必要に応じポンプ等で送り出される。液
面を一定にするために液面計の信号によって送り込み量
を制御することは容易である。図の反応容器は駆動軸を
水平に設けた横型であり、容器中の反応物は重力によっ
て、入口から出口へ移動する。攪拌軸を垂直に設けた縦
型は、同様な攪拌効果はあるが、蒸発面積を大きくする
ことが困難である。2軸混練機及び2軸攪拌機付反応容
器の軸の回転方向は、同方向でもよく逆方向でもよい
が、同方向の方が攪拌効果及びせん断応力が大きい。図
3では、回転板18、19と容器20との間隔(クリア
ランス)がやや大きい例を示したが、この間隔を狭くし
たり、断面の中央部に図1と同様にくびれ部を設けた
り、上部空間22を大きくする、添加物の供給孔を設け
る、容器20の加熱を電熱又は熱媒で行なう等、色々の
応用が可能である。
押出機、2軸混練機及び2軸攪拌反応機を複数個、多段
的に組み合わせて用いることが出来る。例えば粉末又は
フレーク状の重合原料(乳酸、ラクタイド、脂肪族ポリ
エステル、酸化防止剤、触媒、添加剤等)を溶融、混
合、脱水及び初期重合するために第1の2軸混練機を用
い、それに連結して重合中期及び後期に第2第3の2軸
混練機又は2軸攪拌反応機を用いることや、一部に1軸
押出機を用いることも出来る。重合原料は、あらかじめ
別々に溶融し、それぞれ計量ポンプで重合装置へ供給す
ることも出来る。重合終了後のポリマーは、そのまま直
ちに紡糸又はフィルム化することも出来るが、一旦ペレ
ット化した後、成型品、フィルム、及び繊維を製造する
ことも出来る。本発明のフィルムは、好ましくは20k
g/mm2 以上の引張強度を示す。また、本発明の繊維
は、好ましくは2g/dtex以上の引張強度を示す。
公報には、重合時間は1〜10時間と記載され、実施例
1では215℃×5時間、同2では195℃×8時間、
同3では210℃×6時間という長時間を要している。
本発明の連続重合法では、1時間未満、特に50分間以
内、最も好ましくは10〜30分間で重合を完了させ、
ポリマーの劣化を最小限にすることが出来る。特に重合
を減圧下で行なうと、反応速度を更に早め得る。なお、
溶媒を用いれば、低温重合が可能であり、ポリマーの劣
化は防げるが、工業上はコストや安全面で極めて不利で
あり、本発明の目的には好ましくない。
度、白度、紡糸性及び延伸性に優れていることも見出さ
れた。本発明の共重合体は、PLLA等のホモポリマー
よりも、著しく溶融流動性に優れ、紡糸速度3000m
/min以上の高速紡糸による、部分配向糸(PO
Y)、紡糸速度4000m/min以上での完全配向糸
(HOY)、紡糸と延伸を連続して行なうスピンドロー
方式(SPD)、紡糸と不織布化を同時又は連続して行
なうスパンボンド不織布等の工程への適応性に優れてい
る。従来のPLLAホモポリマーは、これらの高能率紡
糸方式への適応性は著しく劣る。同様に各種容器、各種
部品の射出成型性、フィルム製造時の成膜性、延伸性に
おいても、本発明の共重合体は、ホモポリマーより格段
に優れている。
重合比率(共重合ポリマー中の重量比率)は0. 5〜1
5重量%、より好ましくは1.0〜10重量%である。
脂肪族ポリエステルの共重合比率が高いほど、共重合物
は柔軟になり融点が低下する傾向がある。従って脂肪族
ポリエステルの共重合比率をあまり高くすることは好ま
しくない。例えば脂肪族ポリエステルの分子量が100
0の場合共重合比率は0. 5〜6.0重量%、分子量が
3000の場合0. 5〜10. 0重量%、分子量600
0の場合0. 5〜12重量%が好ましい。
が得られにくかった他の原因は、熱安定剤の配慮に欠け
たことにある。一般の高分子は溶融等の高温下に長時間
曝される場合、ポリマーの熱分解等が生じ、酸化され易
い。酸化防止剤を使用しないで長時間溶融共重合する
と、一部が分解し、重合度の高いものを得難い。重合系
に10〜3000ppm程度、特に50〜1000pp
m酸化防止剤を添加することにより、熱分解を防ぐこと
が出来る。酸化防止剤をあまり多量に使用すると重合を
阻害することがあり、重合時は使用量を必要最小限とす
ることが望ましい。
めに、重合が進行した時点で、酸化防止剤を、例えば
0. 1〜3重量%程度追加混合することも出来る。酸化
防止剤としては、ヒンダートフェノール、ヒンダートア
ミン、その他公知のものが用いられる。添加率は10〜
30000ppm程度、特に50〜10000ppmが
好適である。
のが得られない第3の原因は、縮合反応に於けるカルボ
ン酸と水酸基のモルバランスの欠如である。乳酸又はポ
リ乳酸は両末端がカルボキシル基と水酸基である。それ
にその他の官能基を有する共重合モノマーを加えれば、
水酸基/カルボン酸基のバランスがこわれ、重合度が上
がる前に反応が停止する。このアンバランスを是正する
為に、共重合として新たに加えたカルボキシル基の量と
実質的に等モルの水酸基を加える必要がある。実質的等
モルとは、モル比で0. 8〜1. 2、特に0. 9〜1.
1の範囲である。勿論モル比0. 8以下でもそれ相当の
効果はあり、添加しないよりは高重合度のものが得られ
る。
れらの(L/D)共重合体がある。本発明の目的には、
それらのいずれも用い得る。耐熱性の見地からPLL
A、PDLAのホモポリマーが好ましいが、それらに少
量の、例えば5重量%以下、好ましくは2重量%以下、
最も好ましくは重量1%以下の光学異性体が共重合され
たものでもよい。PLLAとPDLAとは、いずれも本
発明の目的に好ましく用いられるが、原料の乳酸を発酵
法で製造する場合は、L−乳酸を製造する方が能率的
(低コスト)であり、従ってPLLA又はそれを主成分
とする共重合体が好ましい。5重量%を越えて光学異性
体を共重合すると、ポリ乳酸の結晶性が著しく低下し耐
熱性、強度が低下する。
イドの重合用及びポリエステル重合用に用いられるもの
を用いることが出来る。例えば、エステル交換触媒とし
ては、Na、Mgの各種アルコールとのアルコラート化
物、Zn、Cd、Mn、Co、Ca、Ba等の脂肪酸塩
や炭酸塩、硫酸塩、リン酸塩、Mg、Pb、Zu、S
b、Ge等の酸化物、水酸化物、ハロゲン化物等がある
が、触媒機能はもちろん生成物に着色や副反応或いは凝
集異物を形成しない等を考慮して選定する。触媒の量と
しては、エステルの量に対して通常10-3〜10-6モル
/モルであるが、温度や反応系より適宜選定する。ポリ
エステル重合触媒としては三酸化アンチモン及び酸化ゲ
ルマニウム等通常の触媒を使用することが出来る。又、
乳酸からラクタイドを得る反応では酸化亜鉛、三酸化ア
ンチモン等、ラクタイドの重合反応ではテトラフェニル
錫、塩化第1錫、ジエチル亜鉛、オクチル酸錫等がよく
知られている。もちろん上記以外のものでも、反応速度
が大きく、着色や副反応の少ない優れたものであれば利
用可能である。
クタイド(モノマー)の1部が末反応で重合系中に残存
する傾向がある。この残存モノマーや低分子量オリゴマ
ーが最終製品(成形品、フィルム、繊維等)に存在する
と、1種の可塑剤として作用し、製品に柔軟性を与える
好ましい面もある。しかし、残存低分子物が過度に多い
と製品の品質を損なったり、製造工程や使用中に浸出し
てトラブルの原因となる。このため重合終了時の残存低
分子物(分子量500以下)は20重量%以下が好まし
く、10重量%以下がさらに好ましく、5重量%以下が
最も好ましい。残存モノマーや低分子物を減少するため
には、重合の中〜後期に真空度を高くしてそれらを除去
することや、重合開始剤(エチレングリコール、グリセ
ロール、プロピレングリコールやPEG、ポリプロピレ
ングリコ−ル等のアルコール類も開始剤として働く)や
重合触媒を追加、混合することも効果がある。
ルボキシル基のバランス、酸化防止剤の添加の3方法の
少なくとも1つ、好ましくは2つ以上を併用することに
より、平均分子量5万以上のもの、特に6万以上のもの
が容易に得られ、それを成型して、従来よりもはるかに
優れた強度、耐熱性及び汎用性に優れる成型品、繊維及
びフィルムを得ることが出来る。
を有する。融点は高いほど耐熱性の見地からは好まし
い。食品容器等の成型品は、100℃の沸騰水による殺
菌処理が出来ることが必要であり、そのためには融点は
110℃以上必要で、130℃以上が特に好ましい。同
様に繊維も100℃での染色や殺菌に耐えることが必要
で、その見地から融点は110℃以上必要で、特に13
0℃以上が好ましい。更に、高度の殺菌(130℃高圧
水蒸気)や高圧染色(130℃の高圧水浴)に耐えるこ
とが最も好ましく、そのためは融点は150℃以上が最
も好ましい。
ーに比べて、脂肪族ポリエステルの共重合比率に応じて
重合体の親水性、アルカリ加水分解速度、生分解速度、
ヤング率等の剛性率及び融点等の耐熱性が変化する。使
用目的に沿って、適切な脂肪族ポリエステルの分子量や
共重合比率を選ぶことが好ましい。脂肪族ポリエステル
は、分子量の異なるものを2種以上混用することが出
来、その場合の平均分子量は数平均とする。
剤、紫外線吸収剤、滑剤、顔料、着色剤、帯電防止剤、
離型剤その他周知の添加剤や充填剤を配合、混合するこ
とが出来る。
分とする共重合物の平均分子量は、試料のクロロホルム
0. 1重量%溶液のGPC(ポリスチレン標準試料によ
りキャリブレーションした)分析の、高分子物(分子量
500以下のものを除く)の分散の、数平均値とする。
延伸、熱処理して充分配向、結晶化させた繊維を示差熱
量分析(DSC)法で測定(昇温速度10℃/min)
したときの、主たる結晶の溶融吸熱のピーク値とする。
限り重量部、重量%である。重合物の溶液粘度(相対粘
度)は、試料1gを、フェノール/テトラクロルエタン
=6/4(重量比)の混合溶剤100mlに溶解し、オ
ストワルド粘度計にて20℃で測定したものである。
2インチ、幅1/4インチの試験片についてアイゾット
法(ASTM D−256a)により測定する。本発明
の共重合体は、好ましくは1kg・cm/cm以上のア
イゾット衝撃強度を示す。
溶融した光学純度99. 8%のL−ラクタイドと、同じ
く乾燥溶融しヒンダートフェノール系の酸化防止剤チバ
ガイキー社イルガノックス1010を0. 1%添加した
数平均分子量3000のポリエチレンアジペートとをポ
リマーに対して98/2の重量比率で2軸混練機の原料
供給部へ供給した。同時に、重合触媒として、ラクタイ
ドに対し0. 3%のジオクチル酸錫を添加した。2軸混
練機は、図1及び2に示したもので、直径30mmの送
りスクリュウと2翼形で厚さ7mmの攪拌素子を多数組
み合わせたものであり、原料供給部及び2つのベント孔
部には送りスクリュウ、その他の部分は攪拌素子が取り
付けられている。シリンダーの断面は、中央部がくびれ
た長円形で、温度は192℃とし、第1ベント孔より窒
素ガスを供給し、第2ベント孔より排気する。2本の回
転軸は同方向回転で、回転速度は、50回/minであ
る。
た直径30mmで2つのベント孔を有する第2の2軸混
練機に供給した。シリンダーの温度185℃、回転は同
方向回転で、速度は40回/min、第1ベントより窒
素ガスを少量供給し、第2ベントは真空ポンプに接続
し、真空度を約10Torrに保つと共に、溶融した前
記酸化防止剤をポリマーに対し0. 1%添加した。2番
目の2軸混練機から出たポリマーは、ギアポンプで加圧
送液し20μmのフィルターで濾過し口径3mmのノズ
ルより押出し、水で冷却、固化した後切断してチップP
1を得た。第1の2軸混練機内のポリマーの平均滞留
(反応)時間は、6分であり、第2の2軸混練機内の滞
留時間は8分であり、合計の平均重合時間は14分であ
った。チップ−P1は着色もなく透明性に優れていた。
で溶融し、孔径0.2mm、温度200℃のオリフィス
より紡糸し、空気中で冷却し、オイリングして1000
m/minの速度で巻取り未延伸糸UY1を得た。UY
1を延伸温度70℃、延伸倍率3. 3倍で延伸し、緊張
下115℃で熱処理し、速度800m/minで巻取っ
て150デニール/48フィラメントの延伸糸DY1を
得た。
れていた。又延伸糸の物性は強度3.6g/d、伸度3
5%、ヤング率670Kg/mm2 で透明性に優れてい
た。
量の脂肪族ポリエステルを各種の共重合比率で共重合し
た。脂肪族ポリエステル共重合比率と、得られた共重合
物の数平均分子量、重合率及び融点を表1に示す。ここ
で重合率は分子量500以上の高分子量成分すなわち、
重合物中の残存モノマー等の低分子成分を除いたものの
重量比率である。また重合物の融点は、得られたチップ
をDSC法で測定したもので、延伸配向した繊維のそれ
よりも若干(2〜7℃程度)低い場合があるが、ほぼ近
似した値である。表の共重合比率は原料の仕込み組成で
ある。
子量が小さいほど重合度が上がりにくい傾向があるが、
分子量が大きくなっても重合中の均一混合の問題や、解
重合、熱安定性及び着色等の問題があり、紡糸状態が幾
分不良になる。
又は/及び耐熱性の優れた生分解性ポリエステルが得ら
れ、強靱な成型品、フィルム、繊維等に用いられる。本
発明の共重合ポリエステル成型品は、例えば食品飲料容
器、洗剤その他の日用品容器、薬品・化粧品容器等の容
器類、機械及び電子機器の部品、家具、建築材料その他
各種の用途に利用可能で、従来品のポリ乳酸ホモポリマ
ーがもろいため使用出来なかった分野にも広く使用され
る。又、従来のポリ乳酸/脂肪族ポリエステル共重合物
が、強度や耐熱性に劣るものであったのに対し、優れた
強靱性及び耐熱性を有し、煮沸又は高圧蒸気による殺菌
処理が可能となり、医療分野、衛生材料、食品分野、化
粧品分野等に好適である。
に優れるフィルム及び繊維が得られ、広汎な用途・分野
に利用される。本発明によるフィルムは、一般包装用、
食品包装用、農業資材等に好適であり、煮沸又は高圧殺
菌処理可能である。同様に本発明の繊維は強靱性及び耐
熱性に優れ衣料用、非衣料用、医療用、衛生材料用、農
業用、釣糸、魚網、一般資材用、工業資材用等の用途
に、編物、織物、不織布、紙、フェルト、糸、紐、ロー
プその他の形態で好適に使用し得る。
性に優れ、溶融重合を円滑かつ高能率で行え、同様に溶
融成型、溶融製膜(フィルム化)、溶融紡糸を円滑かつ
高能率で行なうことが出来る。
るポリマーは、劣化や着色が少なく、均一性、透明性に
優れ、高品質の成型品、フィルム繊維等を高能率で製造
することが出来る。従来法では、重合工程中の劣化物や
変質物のため、得られる製品にいわゆるフィッシュアイ
や斑が多く見られ、外観を損なうだけでなく、フィルム
や繊維においては製造を円滑且つ高能率で行えなかった
が、本発明の重合法によって得られるポリマーによっ
て、初めてフィルムや繊維の工業生産が可能なレベルの
ポリマーが得られるようになった。
するに好適な連続重合機の2軸混練機の横断面を示す。
するに好適な連続重合機の2軸混練機の縦断面を示す。
するに好適な連続重合機の2軸攪拌反応機の横断面を示
す。
するに好適な連続重合機の2軸混練機の平面面を示す。
共重合体、その成形体及びその製造方法
Claims (12)
- 【請求項1】 L−乳酸又は/及びD−乳酸成分99.
5〜85重量%と、脂肪族ポリエステル0. 5〜15重
量%とが共重合されてなり、平均分子量が80000以
上且つ融点が110℃以上である生分解性ポリエステル
共重合体。 - 【請求項2】 平均分子量が100000〜50000
0、融点が130℃以上である請求項1に記載の共重合
体。 - 【請求項3】 溶融成形したV字型切込付の試験片のア
イゾット衝撃強度が1kg・cm/cm以上である請求
項1に記載の共重合体。 - 【請求項4】 請求項1に記載の共重合体からなる容
器、シート、機械部品、家具部品、建築材料、それらに
類似する成型品。 - 【請求項5】 請求項1に記載の共重合体からなる未延
伸フィルム、一軸延伸フィルム及び二軸延伸フィルム。 - 【請求項6】 請求項1に記載の共重合体からなる未延
伸又は延伸配向された繊維及びそれよりなる編物、織
物、不織布、紙、紐、テープ、ロープ、網及びそれらに
類似する繊維構造物。 - 【請求項7】 引張強度が20kg/mm2 以上である
請求項5に記載のフィルム。 - 【請求項8】 引張強度が2g/dtex以上であり、
切断伸度が20%以上である請求項6に記載の繊維。 - 【請求項9】 結節強度が引張強度の少なくとも0.9
倍で、且つ引っ掛け強度が引張強度の少なくとも1.2
倍である請求項6に記載の繊維。 - 【請求項10】 重合を溶融状態で連続的に行なう請求
項1に記載の共重合体を製造する方法。 - 【請求項11】 重合を相互に噛み合う又は重なり合う
複数の撹拌素子及び送液機能を有する装置によって行な
う請求項9に記載の製造法。 - 【請求項12】 重合を1時間未満の時間内に完了させ
る請求項9または10に記載の製造法。
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