JPH07299813A - 複合建設用材の製造方法 - Google Patents

複合建設用材の製造方法

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JPH07299813A
JPH07299813A JP11771394A JP11771394A JPH07299813A JP H07299813 A JPH07299813 A JP H07299813A JP 11771394 A JP11771394 A JP 11771394A JP 11771394 A JP11771394 A JP 11771394A JP H07299813 A JPH07299813 A JP H07299813A
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JP
Japan
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self
leveling material
leveling
cement
joint
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JP11771394A
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English (en)
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Isao Kamata
功 鎌田
Kenji Harada
健二 原田
Masakazu Fujiki
政和 藤木
Takuji Nakamura
卓爾 中村
Hideo Uchiyama
秀男 内山
Tadashi Yoshimoto
正 吉本
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K I KK
Ube Corp
Original Assignee
K I KK
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 華飾材料の表面が綺麗で、面精度が優れ、目
地部の深さが一様で優れた美観を呈する複合建設用材の
製造方法を提供する。 【構成】 セメント板状成形体の平面上に華飾材料を、
100〜300mmのフロー値を有するセルフレベリン
グ材を用いて接着する複合建設用材の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合建設用材の製造方
法、特に、セメントモルタルやコンクリート等から作ら
れたセメント板状成形体の表面に、天然石、人工石、タ
イル等の華飾材料が接着されてなる、土木、建築等の分
野の擁壁や建築物の壁材、床材として使用される複合建
設用材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】セメントモルタルやコンクリート等から
作られたセメント板状成形体の表面に、天然石、人工
石、タイル等の華飾材料が接着されてなる複合建設用材
は、単体の成形品に比べて優れた美観を呈し、環境によ
くマッチするので、土木、建築等の擁壁や建築物の壁
材、床材として広く用いられている。
【0003】このような複合建設用材の主な形態とし
て、華飾材料が部分的に直接セメント板状成形体に埋め
込まれた形態、及び華飾材料がセメント板状成形体に接
着された形態の二種類がある。
【0004】華飾材料が部分的に直接セメント板状成形
体に埋め込まれた形態の複合建設用材は、一般に、華飾
材料を水平な定盤の上にその華飾面を下側にして敷きつ
め、その上にセメント板状成形体を作るためのセメント
モルタル又はコンクリートを打ち込んで華飾材料と一体
に成形し硬化させることにより製造され、この製造方法
は打ち込み方法とも呼ばれている。
【0005】打ち込み方法により複合建設用材を製造す
る場合、セメントモルタル又はコンクリートを打ち込む
前に予め目地部に発泡スチロール等で作られた目地テー
プを充填しておくことが必要であり、面倒で作業性が悪
い。更に、目地テープの充填が悪かったり、セメントモ
ルタル又はコンクリートを打ち込む際に華飾材料が動い
たりすると、セメントモルタル又はコンクリート中のセ
メント成分が目地部を通って華飾材料の下側、即ち華飾
材料の華飾面にまで流れてくる。その結果、製造された
複合建設用材の華飾材料の表面に水和したセメントが付
着しており美観が損なわれるので、これを除去して複合
建設用材の表面を美麗にするために多大の労力を必要と
すると言う問題点がある。
【0006】上記の目地テープを使用する方法の欠点を
解消するために、目地テープを使用しない方法として、
華飾材料を水平な定盤の上にその華飾面を下側にして敷
いた後、硬化の極めて遅いモルタルを目地部に充填し、
その後でセメント板状成形体を作るためのセメントモル
タル又はコンクリートを打ち込んで華飾材料と一体に成
形し硬化させ、脱型した後、予め目地部に充填しておい
た未硬化のモルタルを高圧水洗浄して除去する方法が提
案されている。しかしながら、この方法に於ては、高圧
水洗浄する際に目地部のセメントと砂とが分離したり、
セメントモルタル又はコンクリートの硬化の程度によっ
ては水洗浄による目地部の除去の程度が異なり、目地部
の深さが一様(均一)にならず、複合建設用材の美観が
劣るという問題が生じることがある。更に、水洗の際に
セメント等が流れ出し、華飾材料の表面に付着し、硬化
して白化することがあるので、これを除去して複合建設
用材の表面を美麗にするために多大の労力を必要とする
と言う問題もある。
【0007】華飾材料がセメント板状成形体に接着され
た形態の複合建設用材は、一般に、予めセメントモルタ
ル又はコンクリートを用いて製造したセメント板状成形
体の表面に華飾材料を、タイルセメントや樹脂接着剤を
用いて接着することによって製造され、この製造方法は
塗り込み方法とも呼ばれている。
【0008】塗り込み方法により複合建設用材を製造す
る場合、接着剤としてタイルセメントを使用する際に
は、セメント板状成形体の表面にタイルセメントを左官
コテを用いて4〜5mm程度の厚さに塗りつけてタイル
セメントの層を形成し、タイルセメント層の上に華飾材
料を置き、次いで目地部に目地用モルタル等の目地材を
充填すると言う作業が行われる。この場合、タイルセメ
ント層に不陸が発生し易く、最終製品の複合建設用材の
面精度が悪く、またタイルセメントは一般に粘度が高い
ので、華飾材料との接着面に空気をかみ込んで、接着強
度が低下し易くなるという問題点がある。更に、目地部
が狭いと目地部に目地材を充填するために、熟練と多大
の労力とを必要とし、しかも目地部の深さが一様になり
難く、複合建設用材の美観が劣ることがあるという問題
もある。
【0009】接着剤として樹脂接着剤を使用する場合
は、樹脂接着剤は耐火性が劣るので火災等の場合、容易
に軟化乃至燃焼して華飾材料が剥落するので、不燃性、
耐火性が要求される場合には好ましくないという問題点
がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、華飾
材料の表面が綺麗で、面精度が優れ、目地部の深さが一
様で優れた美観を呈する複合建設用材を、高度の熟練を
必要とすることなく、容易に効率よく製造することがで
きる複合建設用材の製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、セメント板状
成形体の平面上に華飾材料を、100〜300mmのフ
ロー値を有するセルフレベリング材を用いて接着するこ
とを特徴とする複合建設用材の製造方法にある。
【0012】本発明はまた、セメント板状成形体を実質
的に水平に置き、型枠を、その内周面を該セメント板状
成形体の外周面に接触させて取り付ける工程、該セメン
ト板状成形体の上に100〜300mmのフロー値を有
するセルフレベリング材を流し込んでセルフレベリング
材層を形成する工程、該セルフレベリング材層の上に目
地部の幅だけ離して華飾材料を載せる工程、該目地部に
100〜300mmのフロー値を有するセルフレベリン
グ材を流し込む工程、該セルフレベリング材を硬化させ
る工程、及び該セルフレベリング材が硬化した後該型枠
を取り除く工程からなることを特徴とする複合建設用材
の製造方法にある。
【0013】本発明はまた、セメント板状成形体を実質
的に水平に置き、型枠を、その内周面を該セメント板状
成形体の外周面に接触させて取り付ける工程、該セメン
ト板状成形体の上に目地部の幅だけ離して華飾材料を載
せる工程、該目地部に100〜300mmのフロー値を
有するセルフレベリング材を流し込む工程、該セルフレ
ベリング材を硬化させる工程、及び該セルフレベリング
材が硬化した後に該型枠を取り除く工程からなることを
特徴とする複合建設用材の製造方法にある。
【0014】本発明の好適な態様は下記の通りである。 (1)上記セルフレベリング材が、セメント系セルフレ
ベリング材、セラミック系セルフレベリング材、又は石
膏系セルフレベリング材である上記の複合建設用材の製
造方法。
【0015】(2)上記華飾材料が、天然石、人工石、
又はタイルである上記の複合建設用材の製造方法。
【0016】(3)上記セルフレベリング材が、130
〜250mmのフロー値を有するセルフレベリング材で
ある上記の複合建設用材の製造方法。
【0017】先ず、本発明の複合建設用材の製造方法に
より製造される複合建設用材について、添付する図面を
参照して詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の複合建設用材の製造方法
により製造された複合建設用材の一態様を示す斜視図で
あり、図2は図1のA−A線断面図である。図1及び図
2に於いて、複合建設用材10は、セメント板状成形体
11の上面にセルフレベリング材硬化物層12が形成さ
れて、セルフレベリング材硬化物層12の上に華飾材料
13が目地部セルフレベリング材硬化物層14により接
着されて構成されている。目地部セルフレベリング材硬
化物層14は、華飾材料13同士の間の目地部15に於
いて厚く、華飾材料13とセルフレベリング材硬化物層
12との間で薄く形成されている。
【0019】セメント板状成形体11は、前記のような
従来の塗り込み方法により複合建設用材を製造する際に
用いられたセメント板状成形体と同様のものであり、セ
メントモルタル又はセメントコンクリート等から作られ
た板状の成形体である。
【0020】華飾材料13は、従来の複合建設用材に用
いられている華飾材料と同様のものであり、天然石、人
工石、タイル等が含まれる。タイルには天然石から作ら
れたもの、せっ器、陶器、磁器等から作られたもの、有
機物系のもの等が含まれる。不燃性が要求される場合に
は、無機質の華飾材料を用いる。
【0021】セルフレベリング材硬化物層12及び目地
部セルフレベリング材硬化物層14は、後で詳述するよ
うな特性を有するセルフレベリング材を流し、硬化させ
て形成されたもので、その表面は優れた水平性、平滑性
を有している。従って、セルフレベリング材硬化物層1
2の上面の面精度は極めて優れており、その上に接着さ
れている華飾材料13の面精度も極めて優れている。ま
た、目地部セルフレベリング材硬化物層14の上面の面
精度も極めて優れており、目地部15の深さdは全面に
わたってほぼ均一である。後で説明するように目地部セ
ルフレベリング材硬化物層14は目地部15にセルフレ
ベリング材を流し込むことにより形成されるが、その
際、華飾材料13とセルフレベリング材硬化物層12と
の間にセルフレベリング材が浸透し、薄いセルフレベリ
ング材硬化物層が形成される。
【0022】目地部セルフレベリング材硬化物層14は
セルフレベリング材を流し込むだけで容易に形成するこ
とができるので、華飾材料13の表面がセルフレベリン
グ材により汚染されることがなく、華飾材料13は目地
部セルフレベリング材硬化物層14及びセルフレベリン
グ材硬化物層12によってセメント板状成形体11に強
固に接着されているので、複合建設用材10は美麗な建
設用材である。
【0023】図3は、本発明の複合建設用材の製造方法
の他の態様により製造された複合建設用材を示す斜視図
であり、図4は図3のB−B線断面図である。図3及び
図4に於いて、複合建設用材20は、セメント板状成形
体21の上面に華飾材料23が目地部セルフレベリング
材硬化物層24により接着されて構成されている。目地
部セルフレベリング材硬化物層24は、華飾材料23同
士の間の目地部25に於いて厚く、華飾材料23とセメ
ント板状成形体21との間で薄く形成されている。
【0024】セメント板状成形体21、華飾材料23及
び目地部セルフレベリング材硬化物層24は、それぞれ
複合建設用材10に於けるセメント板状成形体11、華
飾材料13及び目地部セルフレベリング材硬化物層14
と同様のものである。複合建設用材10と同様に目地部
セルフレベリング材硬化物層24の上面の面精度も極め
て優れており、目地部25の深さdは全面にわたってほ
ぼ均一である。複合建設用材10の場合と同様に目地部
セルフレベリング材硬化物層24は目地部25にセルフ
レベリング材を流し込むことにより形成されるが、その
際、華飾材料23とセメント板状成形体21との間にセ
ルフレベリング材が浸透し、薄いセルフレベリング材硬
化物層が形成される。
【0025】目地部セルフレベリング材硬化物層24は
セルフレベリング材を目地部25に流し込むだけで容易
に形成することができるので、華飾材料23の表面がセ
ルフレベリング材により汚染されることがなく、華飾材
料23は目地部セルフレベリング材硬化物層24によっ
てセメント板状成形体21に強固に接着されているの
で、複合建設用材20は美麗な建設用材である。
【0026】次に、本発明の複合建設用材の製造方法に
ついて、添付する図面を参照して詳細に説明する。
【0027】図5〜図8は、本発明の複合建設用材の製
造方法により図1に示す複合建設用材を製造する各工程
での中間品を図解的に示す斜視図である。
【0028】先ず、図5に示すように、セメント板状成
形体11を水平に置き、セメント板状成形体11の厚さ
よりも大きい高さを有する型枠30を、その内周面をセ
メント板状成形体11の外周面に接触させて取り付け
る。次いで、セメント板状成形体11の上に100〜3
00mmのフロー値を有するセルフレベリング材を流し
込んで、図6に示すようにセルフレベリング材層12′
を形成させる。次に、図7に示すように、セルフレベリ
ング材層12′の上に華飾材料13を目地部15の幅だ
け離して載せる。最終製品の複合建設用材の華飾材料1
3の面精度を高めるために、セルフレベリング材層1
2′がほぼ硬化した後に華飾材料13を載せることが好
ましい。次いで、目地部15に100〜300mmのフ
ロー値を有するセルフレベリング材を流し込んで、図8
に示すように目地部セルフレベリング材層14′を形成
させる。目地部15に上記のセルフレベリング材を流し
込むと、セルフレベリング材は華飾材料13とセルフレ
ベリング材層12′との間に浸透し、華飾材料13とセ
ルフレベリング材層12′との間に目地部セルフレベリ
ング材層14′の一部の薄い層が形成される。次いで、
セルフレベリング材層12′及び目地部セルフレベリン
グ材層14′を硬化させて、セルフレベリング材硬化物
層12及び目地部セルフレベリング材硬化物層14に変
え、その後で型枠30を取り除くと、図1に示すような
複合建設用材10が形成される。図5〜図8に於いて、
図1に示す参照番号と同じ参照番号は、図1について説
明したものと同じものを指す。
【0029】本発明に於いて使用するセルフレベリング
材は、100〜300mmのフロー値、好ましくは13
0〜250mmのフロー値を有するものであれば特に限
定されず、例えば、セメント系セルフレベリング材、セ
ラミック系セルフレベリング材、石膏系セルフレベリン
グ材及びレジンモルタルの何れであってもよい。不燃性
が要求される場合には無機質系のものを使用する。な
お、セルフレベリング材のフロー値は、日本建築学会規
格JASS15M−103「セルフレベリング材の品質
規準」に記載されている方法により測定した値を意味す
る。
【0030】本発明に於いて使用するセルフレベリング
材は、それ自体公知であり、例えば、セメント系セルフ
レベリング材は、セメント(ポルトランドセメント、ア
ルミナセメント、アーウイン系セメント等)、砂(フラ
イアッシュ、川砂、海砂、珪砂、石灰石等)及び水を主
成分とし、これに流動化剤(ナフタリン酸系、メラミン
スルホン酸系、ポリカルボン酸系、アミノスルホン酸
系、リグニンスルホン酸系、カゼイン類等)、硫酸塩
(硫酸カリウム、硫酸ナトリウム、硫酸アルミニウム
等)、リン酸塩(縮合リン酸塩等)、増粘剤(ポリアク
リル酸、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロー
ス等)、消泡剤(シリコン系、非イオン系界面活性剤
等)等を混合したものである。また、セラミック系セル
フレベリング材は、セメント系セルフレベリング材の砂
の一部を、酸化アルミニウム、酸化鉄、酸化チタン、炭
化ケイ素等のようなセラミックで置き換えたものであ
り、石膏系セルフレベリング材は、セメント系セルフレ
ベリング材のセメントの一部又は全部を石膏で置き換え
たものである。本発明に於いて使用するセルフレベリン
グ材としてはセメント系セルフレベリング材が特に好ま
しい。
【0031】セルフレベリング材のフロー値は、主とし
て水の含有量により調整することができるが、水以外の
各種の成分の種類、性状(例えば、砂の粒度、形状
等)、配合量等を変えることによって調整することもで
きる。一般に、セルフレベリング材は、水以外の成分を
配合したプレミックスの形態で販売されており、使用す
る際にセルフレベリング材のプレミックスに所望のフロ
ー値を得るために必要な水を添加混合する。
【0032】本発明に於いて、セルフレベリング材は1
00〜300mmのフロー値を有することが必要であ
る。セルフレベリング材のフロー値が100mmよりも
小さいと、セルフレベリング材層12′を形成するとき
セルフレベリング材層12′の面精度が悪くなり、それ
に伴って複合建設用材10の華飾材料13の面精度も悪
くなる。また、目地部セルフレベリング材層14′を形
成する際に目地部15での目地部セルフレベリング材層
14′の高さが均一にならず、従って目地部15の深さ
dが均一でなく複合建設用材10の外観が悪くなった
り、更に、目地部セルフレベリング材層14′を形成す
る際に華飾材料13とセルフレベリング材層12′との
間への浸透性が低下して華飾材料13とセルフレベリン
グ材層12′との間に形成される目地部セルフレベリン
グ材層14′の薄い部分が少なくなり、華飾材料13と
セルフレベリング材層12′との間の接着強度が低下す
るようになる。一方、セルフレベリング材のフロー値が
300mmよりも大きくなると、セルフレベリング材の
流動性が増大し、セルフレベリング材層12′及び目地
部セルフレベリング材層14′を形成する際の作業性、
セルフレベリング材硬化物層12及び目地部セルフレベ
リング材硬化物層14の平坦性は向上するが、一般に水
含有量が多くなるので、セルフレベリング材の固形成分
が分離したり、セルフレベリング材層12′を形成した
後ブリージング水(浮き水)と一緒に水酸化カルシウム
(セメントの水和の結果生成する)やセメント以外の成
分が表面に出てきて、セルフレベリング材層12と華飾
材料13との接着強度を低下させたりする傾向がある。
【0033】比較的小さいフロー値を有するセルフレベ
リング材を使用する場合には、目地部セルフレベリング
材層14′を形成する際にセメント板状成形体11を小
さい振幅で振動させることが好ましい。また、比較的大
きいフロー値を有するセルフレベリング材を使用する場
合は、増粘剤を添加して固形分の分離を抑制することが
好ましい。
【0034】本発明の製造方法に於いて型枠の除去は目
地部セルフレベリング材層14′がほぼ固まれば可能で
あり(使用したセルフレベリング材により異なるが、一
般に目地部セルフレベリング材層14′を形成して6時
間〜3日後に型枠の除去が可能である)、型枠を除去し
た後(例えば、3日以上)養生することによりセルフレ
ベリング材層12及び目地部セルフレベリング材層14
の強度を増大させる。
【0035】図9及び図10は、本発明の複合建設用材
の製造方法により図2に示す複合建設用材を製造する各
工程での中間品を図解的に示す斜視図である。
【0036】先ず、図5に示すと同様にして、セメント
板状成形体21を水平に置き、セメント板状成形体21
の厚さよりも大きい高さを有する型枠30を、その内周
面をセメント板状成形体21の外周面に接触させて取り
付けた後、図9に示すように、セメント板状成形体21
の上に華飾材料23を目地部25の幅だけ離して載せ
る。次いで、目地部25に100〜300mmのフロー
値を有するセルフレベリング材を流し込んで、図10に
示すように目地部セルフレベリング材層24′を形成さ
せる。目地部25に上記のセルフレベリング材を流し込
むと、セルフレベリング材は華飾材料23とセメント板
状成形体21との間に浸透し、華飾材料23とセメント
板状成形体21との間に目地部セルフレベリング材層2
4′の一部の薄い層が形成される。次いで目地部セルフ
レベリング材層24′を硬化させて目地部セルフレベリ
ング材硬化物層24に変え、その後で型枠30を取り除
くと、図2に示すような複合建設用材20が形成され
る。図9及び図10に於いて、図2に示す参照番号と同
じ参照番号は、図2について説明したものと同じものを
指す。
【0037】図9及び図10に示す製造方法は、セメン
ト板状成形体21の上にセルフレベリング材層を設ける
ことなく直接華飾材料23を置いた他は、図5〜図8に
示す製造方法と同様であり、使用するセルフレベリング
材は前記したものと同様であってよい。
【0038】
【実施例】次に、実施例及び比較例により本発明を更に
詳細に説明する。
【0039】[実施例1]図1に示すような形状の複合
建設用材を、図5〜図8を参照して説明した方法により
製造した。
【0040】セメントコンクリート成形体11(300
×300×30(厚さ)mm)を水平に置き、その周囲
に高さ50mmの型枠30を取り付けた。
【0041】セメント系セルフレベリング材のプレミッ
クス(宇部興産株式会社製、商品名「床レベラー」)1
00重量部と水24重量部とを高速ミキサーを用いて混
練し、210mmのフロー値を有するセルフレベリング
材を調製した。このセルフレベリング材を上記の型枠内
のセメントコンクリート成形体1の上面に流して、厚さ
10mmのセルフレベリング材層12′を形成した。セ
ルフレベリング材の流動性は極めて良好で、セルフレベ
リング材層12′の表面は平滑であった。
【0042】セルフレベリング材層12′を形成して2
時間後に、セルフレベリング材層12′はやや硬化し
た。次いでセルフレベリング材層12′の上に、天然石
タイル13(80×80×20(厚さ)mm)を9枚、
目地部15の幅10mmで敷き、目地部15に上記と同
じセルフレベリング材を流し込んで、目地部セルフレベ
リング材層14′(目地部の厚さ5mm)を形成した。
目地部15にセルフレベリング材を流し込む際にセルフ
レベリング材の流動性は極めて良好で、目地部セルフレ
ベリング材層の表面は平坦であり、目地部の深さは全体
的に均一であった。また、目地部にセルフレベリング材
を流し込む際にセルフレベリング材が目地部から溢れる
ことはなく、天然石タイルの表面がセルフレベリング材
で汚染されることはなかった。
【0043】目地部にセルフレベリング材を流し込んで
24時間後に型枠を取り外し、その後室温で6日間養生
して、図1に示すような複合建設用材10を製造した。
【0044】製造した複合建設用材について、JIS
A5536「ビニル床タイル接着剤」に規定された試験
方法に従って測定した天然石タイルの常態接着強度は、
14kgf/cm2 であった。天然石タイルの接着強度
を測定した後、天然石タイル13の裏面及び目地部セル
フレベリング材硬化物層14の表面を目視観察したとこ
ろ、天然石タイル13とセルフレベリング材硬化物層1
2との間に天然石タイル13のほぼ全面にわたって目地
部セルフレベリング材層形成用のセルフレベリング材が
浸透していたことが確認された。
【0045】[実施例2]図2に示すような形状の複合
建設用材を、図5、図9及び図10を参照して説明した
方法により製造した。
【0046】セメントコンクリート成形体21(300
×300×30(厚さ)mm)を水平に置き、その周囲
に高さ50mmの型枠30を取り付けた。
【0047】セメントコンクリート成形体21の上に、
天然石タイル23(80×80×20(厚さ)mm)を
9枚、目地部25の幅10mmで敷いた。次いで、目地
部25に実施例1で使用したものと同じセルフレベリン
グ材を流し込んで、目地部セルフレベリング材層24′
(目地部の厚さ5mm)を形成した。目地部25にセル
フレベリング材を流し込む際にセルフレベリング材の流
動性は極めて良好で、目地部セルフレベリング材層の表
面は平坦であり、目地部の深さは全体的に均一であっ
た。また、目地部にセルフレベリング材を流し込む際に
セルフレベリング材が目地部から溢れることはなく、天
然石タイルの表面がセルフレベリング材で汚染されるこ
とはなかった。
【0048】目地部にセルフレベリング材を流し込んで
24時間後に型枠を取り外し、その後室温で6日間養生
して、図2に示すような複合建設用材20を製造した。
【0049】製造した複合建設用材について、実施例1
に於けると同様にして測定した天然石タイルの常態接着
強度は、15kgf/cm2 であった。天然石タイルの
接着強度を測定した後、天然石タイル23の裏面及びセ
メントコンクリート成形体21の表面を目視観察したと
ころ、天然石タイル23とセメントコンクリート成形体
21との間に天然石タイル23のほぼ全面にわたって目
地部セルフレベリング材層形成用のセルフレベリング材
が浸透していたことが確認された。
【0050】[実施例3]セルフレベリング材として、
セメント系セルフレベリング材のプレミックス(宇部興
産株式会社製、商品名「床レベラー」)100重量部と
水20重量部とを高速ミキサーを用いて混練して製造し
た、120mmのフロー値を有するセルフレベリング材
を使用し、セルフレベリング材を流し込む際にセメント
コンクリート成形体を振動テーブル(株式会社丸東製作
所製、商品名「CE62B」)の上に置いて6000回
/分の振動(振幅:0.2〜0.4mm)を与えた以外
は、実施例2に於けると同様にして複合建設用材を製造
した。
【0051】得られた複合建設用材の目地部の深さは均
一で、天然石タイルの表面に汚染はなかった。また、実
施例1に於けると同様にして測定した天然石タイルの常
態接着強度は12kgf/cm2 であり、天然石タイル
とセメントコンクリート成形体との間に天然石タイルの
ほぼ全面にわたってセルフレベリング材が浸透していた
ことが目視により確認された。
【0052】[実施例4]セルフレベリング材として、
セメント系セルフレベリング材のプレミックス(宇部興
産株式会社製、商品名「床レベラー」)100重量部と
水22.3重量部とを高速ミキサーを用いて混練して製
造した、170mmのフロー値を有するセルフレベリン
グ材を使用した以外は、実施例1に於けると同様にして
複合建設用材を製造した。
【0053】得られた複合建設用材の目地部の深さは均
一で、天然石タイルの表面に汚染はなかった。また、実
施例1に於けると同様にして測定した天然石タイルの常
態接着強度は12kgf/cm2 であり、天然石タイル
とセルフレベリング材硬化物層との間に天然石タイルの
ほぼ全面にわたって目地部セルフレベリング材が浸透し
ていたことが目視により確認された。
【0054】[実施例5]セルフレベリング材として、
セメント系セルフレベリング材のプレミックス(宇部興
産株式会社製、商品名「床レベラー」)100重量部
に、増粘剤(松本油脂製薬株式会社製、商品名「マーポ
ローズ65MP−400」)0.3重量部を添加し、更
に水26重量部を添加して高速ミキサーを用いて混練し
て製造した、260mmのフロー値を有するセルフレベ
リング材を使用した以外は、実施例1に於けると同様に
して複合建設用材を製造した。
【0055】得られた複合建設用材の目地部の深さは均
一で、天然石タイルの表面に汚染はなかった。また、実
施例1に於けると同様にして測定した天然石タイルの常
態接着強度は13kgf/cm2 であり、天然石タイル
とセルフレベリング材硬化物層との間に天然石タイルの
ほぼ全面にわたって目地部セルフレベリング材が浸透し
ていたことが目視により確認された。
【0056】[比較例1]実施例1に於けると同様にし
て、セメントコンクリート成形体11(300×300
×30(厚さ)mm)を水平に置き、その周囲に高さ5
0mmの型枠30を取り付けた。
【0057】セメント系セルフレベリング材のプレミッ
クス(宇部興産株式会社製、商品名「床レベラー」)1
00重量部と水18重量部とを高速ミキサーを用いて混
練し、80mmのフロー値を有するセルフレベリング材
を調製した。このセルフレベリング材を上記の型枠内の
セメントコンクリート成形体1の上面に流して、厚さ1
0mmのセルフレベリング材層12′を形成した。この
際、セルフレベリング材の流動性が悪かったので、コテ
を用いて表面を均した。
【0058】セルフレベリング材層12′を形成して2
時間後に、セルフレベリング材層12′はやや硬化し
た。次いでセルフレベリング材層12′の上に、天然石
タイル13(80×80×20(厚さ)mm)を9枚、
目地部15の幅10mmで敷き、目地部15に上記と同
じセルフレベリング材を流し込んで、目地部セルフレベ
リング材層14′(目地部の厚さ5mm)を形成した。
目地部15にセルフレベリング材を流し込む際にセルフ
レベリング材の流動性が悪かったので、コテを用いて均
したが、目地部の表面には目立った凹凸が形成された。
目地部セルフレベリング材層を形成する際にコテを用い
たので、セルフレベリング材により天然石タイルの表面
が汚染された。
【0059】目地部にセルフレベリング材を流し込んで
24時間後に型枠を取り外し、その後室温で6日間養生
して、図1に示すような複合建設用材10を製造した。
【0060】製造した複合建設用材について、実施例1
に於けると同様にして測定した天然石タイルの常態接着
強度は5kgf/cm2 で小さく、天然石タイルとセル
フレベリング材硬化物層との間への目地部セルフレベリ
ング材の浸透は、天然石タイルの面積の約35%であっ
たことが目視により確認された。
【0061】[比較例2]セルフレベリング材として、
セメント系セルフレベリング材のプレミックス(宇部興
産株式会社製、商品名「床レベラー」)100重量部と
水28重量部とを高速ミキサーを用いて混練して製造し
た、330mmのフロー値を有するセルフレベリング材
を使用した以外は、実施例1に於けると同様にして複合
建設用材を製造した。
【0062】このセルフレベリング材を流し込む際に、
作業性は良好で平坦なセルフレベリング材層を形成する
ことができたが、セルフレベリング材の固形分が分離し
たことが確認された。
【0063】得られた複合建設用材の目地部の深さは均
一で、天然石タイルの表面に汚染はなかった。また、実
施例1に於けると同様にして測定した天然石タイルの常
態接着強度は6kgf/cm2 で小さく、天然石タイル
とセルフレベリング材硬化物層との間への目地部セルフ
レベリング材の浸透は、天然石タイルの面積の約50%
であったことが目視により確認された。
【0064】[比較例3]実施例1に於けると同様にし
て、セメントコンクリート成形体(300×300×3
0(厚さ)mm)を水平に置き、その周囲に高さ50m
mの型枠を取り付けた。
【0065】上記の型枠内のセメントコンクリート成形
体の上面に、タイルセメント(徳山曹達株式会社製、商
品名「アドキープTL−200」(張り付けモルタル)
100重量部と水23重量部との混合物)を約5mm厚
さにコテ仕上してタイルセメント層を形成した。コテ塗
り面に不陸が生じた。
【0066】次いでタイルセメント層の上に、天然石タ
イル(80×80×20(厚さ)mm)を9枚、目地部
の幅10mmで敷き、目地部にフロー値60mmの目地
用セメント(徳山曹達株式会社製、商品名「アドキープ
AM−1」(目地モルタル)100重量部と水20重量
部との混合物)を用いて目地打ちを行った。目地セメン
トの流動性が悪かったので、コテを用いて均したが、目
地部の表面には目立った凹凸が形成され、コテを用いた
ので目地セメントにより天然石タイルの表面が汚染され
た。
【0067】目地打ちを行って3日後に型枠を取り外
し、その後室温で4日間養生して複合建設用材を製造し
た。
【0068】製造した複合建設用材について、実施例1
に於けると同様にして測定した天然石タイルの常態接着
強度は14kgf/cm2 であったが、天然石タイルの
面精度が悪く、目地の凹凸が目立ち、天然石タイルの表
面の一部が白色化した。
【0069】[比較例4]タイルセメントの代わりに、
樹脂接着剤(コニシボンド株式会社製、商品名「ボンド
E350R」を400g/m2 の塗布量で用いた以外は
比較例3に於けると同様にして、複合建設用材を製造し
た。樹脂接着剤層には不陸が生じ、目地部の表面には目
立った凹凸が形成され、コテを用いたので目地セメント
により天然石タイルの表面が汚染された。
【0070】製造した複合建設用材について、実施例1
に於けると同様にして測定した天然石タイルの常態接着
強度は18kgf/cm2 であったが、天然石タイルの
面精度が悪く、目地の凹凸が目立ち、天然石タイルの表
面の一部が白色化した。
【0071】
【発明の効果】本発明の複合建設用材の製造方法は、華
飾材料の表面が綺麗で、面精度が優れ、目地部の深さが
一様で優れた美観を呈するという顕著に優れた特性を有
し、土木、建築等の分野の擁壁や建築物の壁材、床材と
して有用な複合建設用材を、高度の熟練を必要とするこ
となく、容易に効率よく製造することができるという顕
著な効果を奏する方法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により製造された複合建設用材の一態様
を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明により製造された複合建設用材の他の態
様を示す斜視図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】図1に示す複合建設用材を製造する工程での中
間品を図解的に示す斜視図である。
【図6】図1に示す複合建設用材を製造する工程での中
間品を図解的に示す斜視図である。
【図7】図1に示す複合建設用材を製造する工程での中
間品を図解的に示す斜視図である。
【図8】図1に示す複合建設用材を製造する工程での中
間品を図解的に示す斜視図である。
【図9】図2に示す複合建設用材を製造する工程での中
間品を図解的に示す斜視図である。
【図10】図2に示す複合建設用材を製造する工程での
中間品を図解的に示す斜視図である。
【符号の説明】 10 複合建設用材 11 セメント板状成形体 12 セルフレベリング材硬化物層 12′セルフレベリング材層 13 天然石タイル 14 目地部セルフレベリング材硬化物層 14′目地部セルフレベリング材層 15 目地部 20 複合建設用材 21 セメント板状成形体 23 天然石タイル 24 目地部セルフレベリング材硬化物層 24′目地部セルフレベリング材層 25 目地部 30 型枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04C 2/04 C E04F 13/08 102 H 9127−2E // B29L 31:10 (72)発明者 藤木 政和 福岡県田川市日の出町7番22号 株式会社 ケイ・アイ内 (72)発明者 中村 卓爾 山口県宇部市西本町1丁目12番32号 宇部 興産株式会社宇部本社内 (72)発明者 内山 秀男 山口県宇部市西本町1丁目12番32号 宇部 興産株式会社宇部本社内 (72)発明者 吉本 正 山口県宇部市西本町1丁目12番32号 宇部 興産株式会社宇部本社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメント板状成形体の平面上に華飾材料
    を、100〜300mmのフロー値を有するセルフレベ
    リング材を用いて接着することを特徴とする複合建設用
    材の製造方法。
  2. 【請求項2】 セメント板状成形体を実質的に水平に置
    き、型枠を、その内周面を該セメント板状成形体の外周
    面に接触させて取り付ける工程、該セメント板状成形体
    の上に100〜300mmのフロー値を有するセルフレ
    ベリング材を流し込んでセルフレベリング材層を形成す
    る工程、該セルフレベリング材層の上に目地部の幅だけ
    離して華飾材料を載せる工程、該目地部に100〜30
    0mmのフロー値を有するセルフレベリング材を流し込
    む工程、該セルフレベリング材を硬化させる工程、及び
    該セルフレベリング材が硬化した後該型枠を取り除く工
    程からなることを特徴とする複合建設用材の製造方法。
  3. 【請求項3】 セメント板状成形体を実質的に水平に置
    き、型枠を、その内周面を該セメント板状成形体の外周
    面に接触させて取り付ける工程、該セメント板状成形体
    の上に目地部の幅だけ離して華飾材料を載せる工程、該
    目地部に100〜300mmのフロー値を有するセルフ
    レベリング材を流し込む工程、該セルフレベリング材を
    硬化させる工程、及び該セルフレベリング材が硬化した
    後に該型枠を取り除く工程からなることを特徴とする複
    合建設用材の製造方法。
JP11771394A 1994-05-06 1994-05-06 複合建設用材の製造方法 Pending JPH07299813A (ja)

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KR1019950011087A KR950031416A (ko) 1994-05-06 1995-05-06 장식용 건축재 및 그의 제조방법
AU17929/95A AU1792995A (en) 1994-05-06 1995-05-08 Decorative construction materials

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113103427A (zh) * 2021-04-06 2021-07-13 甘肃安居建设工程集团有限公司 一种预制装配式混凝土外墙挂板及其装饰层混打方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113103427A (zh) * 2021-04-06 2021-07-13 甘肃安居建设工程集团有限公司 一种预制装配式混凝土外墙挂板及其装饰层混打方法

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Effective date: 20020312