JPH0729892U - 電子機器用ラックのレール取付装置 - Google Patents

電子機器用ラックのレール取付装置

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JPH0729892U
JPH0729892U JP5768093U JP5768093U JPH0729892U JP H0729892 U JPH0729892 U JP H0729892U JP 5768093 U JP5768093 U JP 5768093U JP 5768093 U JP5768093 U JP 5768093U JP H0729892 U JPH0729892 U JP H0729892U
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JP
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rail
hole
vertical
vertical frame
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JP5768093U
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明裕 細谷
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Nitto Kogyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器用ラックにレールを容易にしかも任
意の高さに取り付けできる装置を提供すること。 【構成】 レール1とその両端部を支持する縦フレーム
8、9とからなり、レール1はその両端部に係止爪4
を、その内側に上下方向の長孔5を備える。一方の縦フ
レーム8は、係止孔10と、その内側の縦方向のスリッ
ト11と、更にその内側のネジ孔12とを備える。他の
縦フレーム9は、係止孔13と、その内側のネジ孔15
とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子機器用ラックに棚板や機器用ケース類を載置するための断面L 型のレールを取り付けるための電子機器用ラックのレール取付装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
電子機器用ラックにおいては、収納する機器類の高さに合わせて棚板や機器用 ケース類を載置するレールの取付高さを変更できる構造としている。そのため、 従来の電子機器用ラックのレール取付装置は、図5に示すようにラックの縦フレ ーム25の側面に形成した鍔付き溝26に弾性のあるスライドナット27を高さ 調節自在に嵌合させ、水平板部21と垂直板部22とからなる断面L型のレール 20のネジ挿通孔23に挿通したネジ24をこのスライドナット27と螺合させ て鍔付き溝26への取付けを行う構造となっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところがこの従来のレール取付装置は、レール20を手で保持してスライドナ ット27に取付けなければならず、取付け作業が厄介であるばかりでなく、何ら かの原因でネジ24が緩むと落下する虞があるという問題もあった。本考案はこ のような従来の問題点を解決して、ワンタッチで取付けが可能であり、耐荷重強 度が大きく、しかも高さの調節を行うこともできる電子機器用ラックのレール取 付装置を提供するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本考案は、断面L型のレールとその両端 部を支持する縦フレームとからなり、レールはその両端部に係止爪を備えるとと もにその内側に上下方向の長孔を備え、縦フレームは係止爪を係止するための係 止孔と、その内側に位置する縦方向のスリットと、更にその内側に位置するネジ 孔とを備え、他の縦フレームは係止爪を係止するための係止孔と、その内側に位 置するネジ孔とを備えたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
このように構成された電子機器用ラックのレール取付装置は、通常はレールの 両端部の係止爪を、両側の縦フレームに所定ピッチで設けた係止孔のうちの適当 な高さの係止孔に係合させて取り付ける。また、係止孔の中間の高さとしたい場 合には、レールを水平に若干移動させて片側の係止爪を縦方向のスリットに没入 させれば、反対側の係止爪は他方の縦フレームの端面より外れ、自由に高さを調 節することができるようになる。この状態でレールの両側に配設した上下方向の 長孔を両側のフレームに設けたネジ孔に合致させ、ネジ止めすることにより任意 の高さにレールを取り付けることができる。
【0006】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図1〜図4により詳細に説明する。 1は断面L型のレールであり、水平板部2の外側に垂直板部3を垂設するとと もに、水平板部2の両側の脚板部6に上下2本ずつの係止爪4、4を突設してい る。5、5は垂直板部3の係止爪4、4よりも内側の位置に形成された上下方向 に長い長孔であり、該長孔5はラック7の左右両側用に兼用できるように、取付 板部3の両側に2個ずつの長孔5、5を並設してある。なお、前記係止爪4は本 実施例では脚板部6の外側に一体に突設したものとしているが、垂直板部3の両 端縁の外側に折曲させて突設したものとしてもよい。
【0007】 7は電子機器類を収納するラックであり、その左右両側部の前側と後側にレー ル1を取り付けるための前側の縦フレーム8と後側の縦フレーム9が設けられて いる。この前側の縦フレーム8の前方部には、上下方向に等間隔(上下の係止爪 4、4の間隔)で係止爪4を係止するための係止孔10が配設されている。また その内側には縦方向に連続するスリット11が設けられている。このスリット1 1は係止爪4を挿入することができる幅を有している。更にその内側にはネジ孔 12が設けられている。このネジ孔12は、レール1の係止爪4をスリット11 に挿入させた場合に、レール1の長孔5と合致する位置に設けてある。
【0008】 また、後側の縦フレーム9の後方部には、縦フレーム8と同じ係止孔13が配 設されている。14は縦フレーム9の後側の端面であり、係止孔13と端面14 との間隔よりも縦フレーム8の係止孔10とスリット11との間隔の方が大きく なるように設定されている。このため、図3に示すようにレール1の片側の係止 爪4をスリット11に挿入させれば、反対側の係止爪4は後側の縦フレーム9の 端面14より外れるようになる。なお、後側の縦フレーム9を幅広として片側の 係止爪4をスリット11に挿入させたとき、反対側の係止爪4が挿入されるスリ ットを該後側の縦フレーム9に設けてもよい。15は係止孔13の内側に配設し たネジ孔であり、該ネジ孔15は図3の状態においてレール1の長孔5と合致す る位置に設けてある。なお、16は縦フレーム8と縦フレーム9に必要に応じて 設けた長孔であるが、本考案においては必須のものではない。
【0009】 このように構成されたものは、図2に示すようにレール1の両側の係止爪4、 4を縦フレーム8と縦フレーム9の係止孔10、13にそれぞれ係止することに より、レール1をワンタッチで取り付けることができる。しかしこの場合には取 付け高さが係止孔10、13により決定されてしまうこととなり、その中間の高 さにレール1を取り付けることができない。
【0010】 そこでそのような場合には、図3に示すようにレール1を水平に若干移動させ て片側の係止爪4を縦フレーム8の縦方向のスリット11に没入させれば、反対 側の係止爪4は他方の縦フレーム9の端面より外れ、自由に高さを調節すること ができるようになる。この状態でレール1の長孔5、5をネジ孔12、15に合 致させたうえネジ止めすれば、自由な高さにレール1を容易に取り付けることが できる。
【0011】 いずれの取付け方法を採用した場合にも、レール1は係止孔10、13やネジ 孔12、15を利用して取り付けられるので、重量を受けた場合にもレール1が 落下するおそれはない。
【0012】
【考案の効果】
本考案は前記実施例の説明によって明らかなように、レールを簡単に縦フレー ムに取り付けることができ、また取付け高さの調整も容易である。しかも十分な 耐荷重強度を得ることができる。よって、本考案は従来の問題点を解決した電子 機器用ラックのレール取付装置として、その実用的価値は極めて大きいものであ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部切欠斜視図である。
【図2】本考案の実施例の要部を示す一部切欠斜視図で
ある。
【図3】本考案の実施例の要部を態様を異にして示す一
部切欠斜視図である。
【図4】本考案の実施例の要部を示す一部切欠斜視図で
ある。
【図5】従来例の要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 レール 4 係止爪 5 長孔 8 縦フレーム 9 縦フレーム 10 係止孔 11 スリット 12 ネジ孔 13 係止孔 14 端面 15 ネジ孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面L型のレール(1) とその両端部を支
    持する縦フレーム(8) 、(9) とからなり、レール(1) は
    その両端部に係止爪(4) を備えるとともにその内側に上
    下方向の長孔(5) を備え、縦フレーム(8) は係止爪(4)
    を係止するための係止孔(10)と、その内側に位置する縦
    方向のスリット(11)と、更にその内側に位置するネジ孔
    (12)とを備え、他の縦フレーム(9) は係止爪(4) を係止
    するための係止孔(13)と、その内側に位置するネジ孔(1
    5)とを備えたことを特徴とする電子機器用ラックのレー
    ル取付装置。
JP1993057680U 1993-10-26 1993-10-26 電子機器用ラックのレール取付装置 Expired - Lifetime JPH083032Y2 (ja)

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JPH0729892U true JPH0729892U (ja) 1995-06-02
JPH083032Y2 JPH083032Y2 (ja) 1996-01-29

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JPH083032Y2 (ja) 1996-01-29

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