JPH0662847U - 物品棚の載置物転落防止装置 - Google Patents

物品棚の載置物転落防止装置

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JPH0662847U
JPH0662847U JP1128593U JP1128593U JPH0662847U JP H0662847 U JPH0662847 U JP H0662847U JP 1128593 U JP1128593 U JP 1128593U JP 1128593 U JP1128593 U JP 1128593U JP H0662847 U JPH0662847 U JP H0662847U
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prevention rod
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 棚板上の載置物の転落を防止する転落防止棒
の着脱を容易とするとともに、構成を簡単にする。 【構成】 転落防止棒6の両端面の偏心部に係止杆7の
基部7aを固着し、係止杆7の基部7aの先端に転落防止棒
6の中心に向かって鉤形に折曲した折曲部7bを形成した
ことにより、各係止杆7を対応する係止孔2に係止させ
たとき、転落防止棒6は、自重により、その中心が係止
杆7の基部7aより常に下方に位置するように吊支され、
それに伴って、係止杆7の折曲部7bは常に真下を向くの
で、係止杆7が係止孔2より脱落することはない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、物品棚の棚板上の載置物の転落を防止する装置に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
物品棚は普通は前部が開口しており、ここより物品を出入れし、物品を棚板上 に載置する。しかし振動や衝撃で載置物が転倒落下する場合があるので、これを 防ぐ目的から物品棚に落下防止措置を講じる例が数多く見受けられる。
【0003】 例えば実開昭57-79457号公報に開示されている考案は、前面支柱に係合溝を有 する支持体を固設し、この支持体に棒状部材を挿着して落下防止を図っている。
【0004】 また実公昭59-22853号公報には、常時、外方向にスプリング付勢された進退可 能な爪を枠部材両端に設けた開閉扉を、物品収納棚の支柱間に設置して物品の落 下を防止する考案が開示されている。
【0005】 さらに実公平4−43077号公報には、左右の棚受部に設けた長孔に取付金具を 取り付け、この取付金具間に物品落下防止用バーを架設するものが開示されてい る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記の従来の技術は、皆、その構成が複雑であり、製造コストが高くな ってしまうという問題点がある。
【0007】 例えば、実開昭57-79457号公報の場合、係合溝を有する支持体を前面支柱に固 設しなければならず、しかも棒状部につば部を加工しなければならない。 また実公昭59-22853号公報の場合は、爪を突出及び後退させる機構が非常に複 雑で製造に手間とコストが掛かり過ぎる。
【0008】 そして実公平4−43077号公報の場合は、左右の棚受部における長孔より前方 の内側面に、棚装置の内側へ突出する段部を形成しなければならない。 本考案は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、構成が簡単で、か つ着脱容易な物品棚の載置物落下防止装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の物品棚の載置物転落防止装置は、左右方 向を向く転落防止棒の両端面の偏心部に、左右方向を向く基部の先端に転落防止 棒の中心に向かって鉤形に折曲された折曲部が連設された係止杆の基部を固着し 、物品棚の両内側面前部要所に、係止杆の折曲部が通過しうる互いに対向する係 止孔を穿設し、各係止孔に前記各係止杆を嵌合して係止したことを特徴としてい る。
【0010】
【作用】
転落防止棒の両端面の偏心部に係止杆の基部を固着し、係止杆の基部の先端に 転落防止棒の中心に向かって鉤形に折曲した折曲部を形成したことにより、各係 止杆を対応する係止孔に係止させたとき、転落防止棒は、自重により、その中心 が係止杆の基部より常に下方に位置するように吊支され、それに伴って、係止杆 の折曲部は常に真下を向くので、係止杆が係止孔より脱落することはない。
【0011】
【実施例】
図1〜図5は、本考案の第1実施例を示す。 図4及び図5に示すように、前後左右に立設した角筒状の4本の支柱(1)の左 右対向する内側面には、上下に並ぶ横長の多数の係止孔(2)が穿設されている。
【0012】 左方の両支柱(1)と右方の両支柱(1)の等高をなす両係止孔(2)には、前後方 向を向く縦断面形がL字形の棚板受け(3)が、その垂直片(3a)の外面前後部に切 り起した下向フック(4)を係止することにより架設され、両棚板受け(3)の水平 片(3b)には、棚板(5)が載設されている。
【0013】 従って棚板(5)は、必要に応じ随時高さを変え、あるいは数を増減することが できる。 前方の両支柱(1)における各棚板(5)の上方には、以下に説明するように転落 防止棒(6)が架設されている。
【0014】 図1〜図3に示すように、左右方向を向くパイプ状の転落防止棒(6)の両端部 内面には、L字形の係止杆(7)の左右方向を向く基部(7a)の内端部が、転落防止 棒(6)の端面の中心より著しく偏心して固着され、係止杆(7)の基部(7a)の外端 部(先端)には、転落防止棒(6)の中心に向かって鉤形に折曲された短寸の折曲部 (7b)が連設されている。なお、本実施例では、折曲部(7b)は、転落防止棒(6)の 中心線の延長線と直交するようにしてある。
【0015】 係止杆(7)の直径は、係止孔(2)の上下幅より若干小径で、左右両係止杆(7) の折曲部(7b)の間隔は、対向する両係止孔(2)の間隔より若干長寸、転落防止棒 (6)の一端と同じく他端の係止杆(7)の折曲部(7b)との間隔は、対向する両係止 孔(2)の間隔より若干短寸となっている。
【0016】 転落防止棒(6)は、これを左右に向け、図1(A)と図2に示すように、右方の 係止杆(7)の折曲部(7b)を後方(図1の上方)に向けて右方の係止孔(2)に奥限ま で挿入すれば、左方の係止杆(7)の折曲部(7b)は、左方の係止孔(2)の直前に位 置させることができる。
【0017】 ついで図1(B)に示すように、転落防止棒(6)を若干左方に移動させれば、左 方の係止杆(7)の折曲部(7b)も左方の係止孔(2)に嵌入する。
【0018】 ついで転落防止棒(6)より手を離せば、図1(C)と図3に示すように、両係止 杆(7)の取付部が偏心している転落防止棒(6)は、自重により係止杆(7)の折曲 部(7b)が下方を向く方向に回動して、両係止孔(2)の前端に係止される。
【0019】 係止した転落防止棒(6)は、上述と逆の操作により簡単に取り外すことができ るので、棚板(5)に物品を載置する際邪魔にならず、また転落防止棒(6)を上方 又は下方の係止孔(2)に付け変えることにより、載置物に対応して、転落防止棒 (6)の棚板(5)に対する高さを適切に設定することができる。
【0020】 また図6に示す本考案の第2実施例のように、係止孔(2)の一端に垂下部(2a) を連設すれば、図7に示すように、垂下部(2a)に係止杆(7)の基片(7a)が嵌入し て、転落防止棒(6)は前後移動不能に係止される。
【0021】 上述の実施例は、棚板(5)が着脱自在かつ高さ調節自在の物品棚の、棚板(5) 支持用の係止孔(2)を利用して、転落防止棒(6)を架設した場合であるが、図示 を省略したが、棚板固定式の物品棚に専用の係止孔を穿設して、転落防止棒(6) を架設することもできる。 この場合、係止孔を垂直あるいは傾斜させれば、転落防止棒(6)は自重により 自動的に係止孔の下端に安定して係止される。
【0022】
【考案の効果】
本考案の装置は、上述のように転落防止棒及び係止杆の構成が甚だ簡単であり 、これを係止する係止孔は、棚板が高さ調節自在の物品棚の場合、棚板係止用の 係止孔を利用すればよく、棚板固定式の物品棚の場合も係止孔の穿設は容易であ り、本考案の装置は甚だ簡単かつ安価に製作することができる。
【0023】 また転落防止棒の着脱が容易で、棚板に物品を載置する際便利であり、転落防 止棒の高さを載置物に対応して適切に定めることができ、しかも物品棚の外観を 損なうことはない。
【0024】 さらに、各係止杆が係合孔に一旦係止されると、転落防止棒の自重により、各 係止杆の折曲部が常に下方を向くので、係止杆が係止孔から妄りに脱落すること はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の転落防止棒の着脱要領を
示す横断平面図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】図1のY−Y線断面図である。
【図4】本考案を適用した物品棚の一部省略斜視図であ
る。
【図5】図4の要部縦断拡大正面図である。
【図6】本考案の第2実施例の係止孔を示す縦断正面図
である。
【図7】図6に示す係止孔に転落防止棒を係止した状況
を示す、図3に相当する縦断面図である。
【符号の説明】
(1)支柱 (2)係止孔 (2a)垂下部 (3)棚板受け (3a)垂直片 (3b)水平片 (4)下向フック (5)棚板 (6)転落防止棒 (7)係止杆 (7a)基部 (7b)折曲部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右方向を向く転落防止棒の両端面の偏
    心部に、左右方向を向く基部の先端に転落防止棒の中心
    に向かって鉤形に折曲された折曲部が連設された係止杆
    の基部を固着し、物品棚の両内側面前部要所に、係止杆
    の折曲部が通過しうる互いに対向する係止孔を穿設し、
    各係止孔に前記各係止杆を嵌合して係止したことを特徴
    とする物品棚の載置物転落防止装置。
JP1993011285U 1993-02-22 1993-02-22 物品棚における載置物転落防止装置 Expired - Lifetime JP2546740Y2 (ja)

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JP2546740Y2 (ja) 1997-09-03

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