JPH07298772A - 脱穀装置の選別部構造 - Google Patents
脱穀装置の選別部構造Info
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- JPH07298772A JPH07298772A JP9464694A JP9464694A JPH07298772A JP H07298772 A JPH07298772 A JP H07298772A JP 9464694 A JP9464694 A JP 9464694A JP 9464694 A JP9464694 A JP 9464694A JP H07298772 A JPH07298772 A JP H07298772A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 選別が不十分な処理物が唐箕や1番物回収部
に混入しないようにけいる脱穀装置の選別部構造を提供
する。 【構成】 扱室2から漏下した処理物を選別処理しなが
ら後方へ移送する第1グレンパン6の後端部と、この第
1グレンパン6の後方下方に配設した精選別用のシーブ
8の前端部とにわたって、処理物流下案内体Aを架設す
るとともに、この処理物流下案内体Aに、第1グレンパ
ン6の直下方に配設した唐箕11からの選別風の通過を
許し、かつ処理物の唐箕11がわへの侵入を阻止する通
風口15を多数備えてある脱穀装置の選別部構造。
に混入しないようにけいる脱穀装置の選別部構造を提供
する。 【構成】 扱室2から漏下した処理物を選別処理しなが
ら後方へ移送する第1グレンパン6の後端部と、この第
1グレンパン6の後方下方に配設した精選別用のシーブ
8の前端部とにわたって、処理物流下案内体Aを架設す
るとともに、この処理物流下案内体Aに、第1グレンパ
ン6の直下方に配設した唐箕11からの選別風の通過を
許し、かつ処理物の唐箕11がわへの侵入を阻止する通
風口15を多数備えてある脱穀装置の選別部構造。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扱室を上方に設け、そ
の扱室の下方に揺動選別装置を設けた脱穀装置の選別部
構造に関する。
の扱室の下方に揺動選別装置を設けた脱穀装置の選別部
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の脱穀装置の選別部構
造としては、例えば特開平4‐258220号公報に開
示されているように、扱室から漏下してくる処理物を受
け止めて比重選別しながら後方に移送する第1グレンパ
ンと、この第1グレンパンの後端から流下する処理物を
受け止めて比重選別しながら後方のグレンシーブ等へ移
送する精選別用のシーブとを上下に配設した構造のもの
が知られている。
造としては、例えば特開平4‐258220号公報に開
示されているように、扱室から漏下してくる処理物を受
け止めて比重選別しながら後方に移送する第1グレンパ
ンと、この第1グレンパンの後端から流下する処理物を
受け止めて比重選別しながら後方のグレンシーブ等へ移
送する精選別用のシーブとを上下に配設した構造のもの
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造のものにあっては、第1グレンパンの後端と、精
選別用のシーブの前端との間には、第1グレンパンの下
方に位置する唐箕からの選別風の送風口が設けられてい
るのであって、その送風口が開口していることから、脱
穀装置の駆動を一時的に停止させた場合等において、唐
箕からの選別風が送風口より後方に向かって供給されな
いことによって、その送風口を通って処理物が唐箕や1
番物回収部に漏下するという不具合があった。そして、
そのように漏下した処理物にはワラ屑等の異物も混じっ
ていることから、精選別された1番物にその異物が混入
して、回収物としての精度を低下させる虞れがあるとい
う問題があった。本発明は、上記実情に鑑みてなされた
ものであって、選別が不十分な処理物が唐箕や1番物回
収部に混入しないようにできる脱穀装置の選別部構造の
提供を目的とする。
来構造のものにあっては、第1グレンパンの後端と、精
選別用のシーブの前端との間には、第1グレンパンの下
方に位置する唐箕からの選別風の送風口が設けられてい
るのであって、その送風口が開口していることから、脱
穀装置の駆動を一時的に停止させた場合等において、唐
箕からの選別風が送風口より後方に向かって供給されな
いことによって、その送風口を通って処理物が唐箕や1
番物回収部に漏下するという不具合があった。そして、
そのように漏下した処理物にはワラ屑等の異物も混じっ
ていることから、精選別された1番物にその異物が混入
して、回収物としての精度を低下させる虞れがあるとい
う問題があった。本発明は、上記実情に鑑みてなされた
ものであって、選別が不十分な処理物が唐箕や1番物回
収部に混入しないようにできる脱穀装置の選別部構造の
提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる脱穀装置
の選別部構造は、上記目的を達成するために、扱室から
漏下した処理物を選別処理しながら後方へ移送する第1
グレンパンの後端部と、この第1グレンパンの後方下方
に配設した精選別用のシーブの前端部とにわたって、処
理物流下案内体を架設するとともに、この処理物流下案
内体に、前記第1グレンパンの直下方に配設した唐箕か
らの選別風の通過を許し、かつ前記処理物の前記唐箕が
わへの侵入を阻止する通風口を多数備えてあることを特
徴構成とする。又、前記処理物流下案内体は、前記第1
グレンパンの後方に配設された選別体への整風を行う多
数の整風板を上下に並設して構成してあるものでも良
い。又、前記処理物流下案内体は、脱穀穀粒径より小の
目合いの小孔に形成された通風口を多数備えた板状体で
あるものでも良い。かかる特徴構成による作用・効果は
次の通りである。
の選別部構造は、上記目的を達成するために、扱室から
漏下した処理物を選別処理しながら後方へ移送する第1
グレンパンの後端部と、この第1グレンパンの後方下方
に配設した精選別用のシーブの前端部とにわたって、処
理物流下案内体を架設するとともに、この処理物流下案
内体に、前記第1グレンパンの直下方に配設した唐箕か
らの選別風の通過を許し、かつ前記処理物の前記唐箕が
わへの侵入を阻止する通風口を多数備えてあることを特
徴構成とする。又、前記処理物流下案内体は、前記第1
グレンパンの後方に配設された選別体への整風を行う多
数の整風板を上下に並設して構成してあるものでも良
い。又、前記処理物流下案内体は、脱穀穀粒径より小の
目合いの小孔に形成された通風口を多数備えた板状体で
あるものでも良い。かかる特徴構成による作用・効果は
次の通りである。
【0005】
【作用】即ち、第1グレンパンの後端部と、この第1グ
レンパンの後方下方に配設した精選別用のシーブの前端
部とにわたって、処理物流下案内体を架設するととも
に、この処理物流下案内体に、第1グレンパンの直下方
に配設した唐箕からの選別風の通過を許し、かつ前記処
理物の前記唐箕がわへの侵入を阻止する通風口を多数備
えてあるから、その処理物流下案内体によって、唐箕が
わへの処理物の侵入が阻止されることになり、唐箕等を
通して1番物回収部にワラ屑等の異物が混入しないよう
にできるとともに、通風口を通して、揺動選別装置がわ
に選別風を充分供給することができることになる。さら
に、処理物流下案内体を、第1グレンパンの後方に配設
された選別体への整風を行う多数の整風板を上下に並設
して構成してあるものでは、その整風板によって適宜に
選別風を選別体へ案内できるものとなる。又、処理物流
下案内体を、脱穀穀粒径より小の目合いの小孔に形成さ
れた通風口を多数備えた板状体で構成すると、簡易な網
状体等をこの板状体に用いることができるので、処理物
流下案内体を構造簡単に設置できることになる。
レンパンの後方下方に配設した精選別用のシーブの前端
部とにわたって、処理物流下案内体を架設するととも
に、この処理物流下案内体に、第1グレンパンの直下方
に配設した唐箕からの選別風の通過を許し、かつ前記処
理物の前記唐箕がわへの侵入を阻止する通風口を多数備
えてあるから、その処理物流下案内体によって、唐箕が
わへの処理物の侵入が阻止されることになり、唐箕等を
通して1番物回収部にワラ屑等の異物が混入しないよう
にできるとともに、通風口を通して、揺動選別装置がわ
に選別風を充分供給することができることになる。さら
に、処理物流下案内体を、第1グレンパンの後方に配設
された選別体への整風を行う多数の整風板を上下に並設
して構成してあるものでは、その整風板によって適宜に
選別風を選別体へ案内できるものとなる。又、処理物流
下案内体を、脱穀穀粒径より小の目合いの小孔に形成さ
れた通風口を多数備えた板状体で構成すると、簡易な網
状体等をこの板状体に用いることができるので、処理物
流下案内体を構造簡単に設置できることになる。
【0006】
【発明の効果】従って、本発明によれば、処理物流下案
内体で処理物の唐箕がわへの漏下が阻止されることによ
って、唐箕へ処理物が入り込まないようにできたので、
1番物中にワラ屑等が混入するという不具合を阻止で
き、よって、1番回収物を良質なものにできるに至っ
た。
内体で処理物の唐箕がわへの漏下が阻止されることによ
って、唐箕へ処理物が入り込まないようにできたので、
1番物中にワラ屑等が混入するという不具合を阻止で
き、よって、1番回収物を良質なものにできるに至っ
た。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2に、コンバインの脱穀装置を示している。こ
の脱穀装置は、全稈投入型の軸流型脱穀装置であって、
前後軸心周りで回転駆動される扱胴1を扱室2に架設す
るとともに、この扱胴1で脱穀処理された処理物を漏下
する受網3を、扱室2に架設している。そして、受網3
から漏下した処理物を受け止めて揺動しながら選別処理
する揺動選別装置4を受網3下方に配設している。この
揺動選別装置4は、揺動駆動される左右一対の枠体5,
5間に各種の選別体を設けている。すなわち、枠体5,
5の前部には、扱室2前部から受網3を介して漏下して
きた処理物を比重差選別しながら後方へ移送する第1グ
レンパン6を架設し、枠体5,5の前後方向での中間部
には、チャフシーブ7、精選別用のシーブとしての第2
グレンパン8及びグレンシーブ9を架設し、枠体5,5
の後部には、ストローラック10を設けている。そし
て、第1グレンパン6の下方には、選別風をチャフシー
ブ7やグレンシーブ9等へ供給するための唐箕11を配
設している。さらに、グレンシーブ9の下方にはグレン
シーブ9から漏下した1番物を回収する1番物回収部1
2を配設し、グレンシーブ9の後端及びチャフシーブ7
やストローラック10から漏下した2番物を回収する2
番物回収部13を配設している。
する。図2に、コンバインの脱穀装置を示している。こ
の脱穀装置は、全稈投入型の軸流型脱穀装置であって、
前後軸心周りで回転駆動される扱胴1を扱室2に架設す
るとともに、この扱胴1で脱穀処理された処理物を漏下
する受網3を、扱室2に架設している。そして、受網3
から漏下した処理物を受け止めて揺動しながら選別処理
する揺動選別装置4を受網3下方に配設している。この
揺動選別装置4は、揺動駆動される左右一対の枠体5,
5間に各種の選別体を設けている。すなわち、枠体5,
5の前部には、扱室2前部から受網3を介して漏下して
きた処理物を比重差選別しながら後方へ移送する第1グ
レンパン6を架設し、枠体5,5の前後方向での中間部
には、チャフシーブ7、精選別用のシーブとしての第2
グレンパン8及びグレンシーブ9を架設し、枠体5,5
の後部には、ストローラック10を設けている。そし
て、第1グレンパン6の下方には、選別風をチャフシー
ブ7やグレンシーブ9等へ供給するための唐箕11を配
設している。さらに、グレンシーブ9の下方にはグレン
シーブ9から漏下した1番物を回収する1番物回収部1
2を配設し、グレンシーブ9の後端及びチャフシーブ7
やストローラック10から漏下した2番物を回収する2
番物回収部13を配設している。
【0008】そして、図2に示すように、第1グレンパ
ン6、チャフシーブ7及びストローラック10は、ほぼ
同じ高さに配設しているとともに、第2グレンパン8及
びグレンシーブ9は、第1グレンパン6等より下位に配
設している。そして、第1グレンパン6の後端と第2グ
レンパン8の前端との間には、第1グレンパン6の後端
等から漏下した処理物が第2グレンパン8に流下案内す
る処理物流下案内体Aを構成する網体14を架設してい
る。そして、この網体14の各目孔は処理物中における
単粒化した穀粒が通過し得ない程度の大きさであって、
唐箕11からの選別風の通過は許す通風口15として構
成している。さらに、この網体14はその上下左右を枠
部材16に固定してあり、この枠部材16の上下部分が
機体横側方から前記左がわの枠体5に開口した長孔17
を通して挿入できるようにしている。枠部材16はその
挿入した状態で枠体5にボルト連結して固定するもので
ある。尚、図1に示すように、この網体14を揺動選別
装置4に着脱できるように、脱穀装置の外装ケースの左
横側面部分に、メンテナンス用の開閉蓋付き開口部を形
成している。
ン6、チャフシーブ7及びストローラック10は、ほぼ
同じ高さに配設しているとともに、第2グレンパン8及
びグレンシーブ9は、第1グレンパン6等より下位に配
設している。そして、第1グレンパン6の後端と第2グ
レンパン8の前端との間には、第1グレンパン6の後端
等から漏下した処理物が第2グレンパン8に流下案内す
る処理物流下案内体Aを構成する網体14を架設してい
る。そして、この網体14の各目孔は処理物中における
単粒化した穀粒が通過し得ない程度の大きさであって、
唐箕11からの選別風の通過は許す通風口15として構
成している。さらに、この網体14はその上下左右を枠
部材16に固定してあり、この枠部材16の上下部分が
機体横側方から前記左がわの枠体5に開口した長孔17
を通して挿入できるようにしている。枠部材16はその
挿入した状態で枠体5にボルト連結して固定するもので
ある。尚、図1に示すように、この網体14を揺動選別
装置4に着脱できるように、脱穀装置の外装ケースの左
横側面部分に、メンテナンス用の開閉蓋付き開口部を形
成している。
【0009】上記構成により、網体14が第1グレンパ
ン6の後端部と第2グレンパン8の前端部とにわたって
架設されているから、第1グレンパン6の後端部と第2
グレンパン8の前端部との間を通って処理物が唐箕11
がわへ移動することが阻止されるとともに、唐箕11か
らの選別風は網体14の通風口15、つまり目孔を通し
て、チャフシーブ7等の選別体に供給できるものとなっ
ている。
ン6の後端部と第2グレンパン8の前端部とにわたって
架設されているから、第1グレンパン6の後端部と第2
グレンパン8の前端部との間を通って処理物が唐箕11
がわへ移動することが阻止されるとともに、唐箕11か
らの選別風は網体14の通風口15、つまり目孔を通し
て、チャフシーブ7等の選別体に供給できるものとなっ
ている。
【0010】次に、別実施例について説明する。尚、上
記実施例と同様の構造については説明を省略するととも
に、図に用いる符号も同一のものを付す。図3及び図4
に示すように、第1グレンパン6の後端部と、第2グレ
ンパン8の前端部とにわたって処理物流下案内体Aとし
てのルーバー構造20を配設している。このルーバー構
造20は、左右に長い板状部材からなる整風板21を上
下に多数並設したものである。詳述すると、上位の整風
板21のすぐ下の整風板21は、その上位の整風板21
よりも所定長さaだけ後方に位置するように配設されて
おり、各整風板21は側面視で前後中間部が高い山型に
形成されている。従って、所定長さaだけ後方に位置す
る状態で上下に並設された整風板21‥は平面視では板
面が重複されるので、整風板21間に形成される通風口
22に対して上方から漏下してきた処理物は整風板21
の後縁部分に載る状態で落ちていくことになり、唐箕風
が通風口22から供給されること、及び、整風板21の
後縁部分が後下がり傾斜であることから、処理物が通風
口22を通って前方へきわめて移行しにくい構造となっ
ている。
記実施例と同様の構造については説明を省略するととも
に、図に用いる符号も同一のものを付す。図3及び図4
に示すように、第1グレンパン6の後端部と、第2グレ
ンパン8の前端部とにわたって処理物流下案内体Aとし
てのルーバー構造20を配設している。このルーバー構
造20は、左右に長い板状部材からなる整風板21を上
下に多数並設したものである。詳述すると、上位の整風
板21のすぐ下の整風板21は、その上位の整風板21
よりも所定長さaだけ後方に位置するように配設されて
おり、各整風板21は側面視で前後中間部が高い山型に
形成されている。従って、所定長さaだけ後方に位置す
る状態で上下に並設された整風板21‥は平面視では板
面が重複されるので、整風板21間に形成される通風口
22に対して上方から漏下してきた処理物は整風板21
の後縁部分に載る状態で落ちていくことになり、唐箕風
が通風口22から供給されること、及び、整風板21の
後縁部分が後下がり傾斜であることから、処理物が通風
口22を通って前方へきわめて移行しにくい構造となっ
ている。
【0011】さらに、別の実施例について説明する。
尚、上記実施例と同様の構造については説明を省略する
とともに、図に用いる符号も同一のものを付す。図5に
示すように、揺動選別装置4を、別の揺動駆動装置でそ
れぞれ揺動駆動される別体に構成された前がわ揺動選別
装置4Fと後がわ揺動選別装置4Rとで構成している。
前がわ揺動選別装置4Fには、グレンパン23及びチャ
フシーブ24を設けているとともに、後がわ揺動選別装
置4Rには、第1グレンパン25第2チャフシーブ2
6、第2グレンパン27及びグレンシーブ28を設けて
いる。さらに、グレンパン23の下方には第1唐箕29
と第2唐箕30とを配設しており、第1唐箕29からの
選別風は、前がわ揺動選別装置4Fのグレンパン23の
後端部と、後がわ揺動選別装置4Rの第1グレンパン2
5の前端部との間に位置する状態で前がわ揺動選別装置
4Fに配設された処理物流下案内体Aとしての第1網体
31の目孔32を通して選別体としてのチャフシーブ2
4に供給される。又、第2唐箕30からの選別風は、第
1グレンパン25の後端部と、第2グレンパン27の前
端部との間に位置する状態で後がわ揺動選別装置4Rに
配設された処理物流下案内体Aとしての第2網体33の
目孔34を通して選別体としての第2チャフシーブ26
に供給される。ここで、目孔32及び目孔34は、その
大きさが単粒化された穀粒の通過を阻止する程度の大き
さに形成され、唐箕29や唐箕30からの選別風が通過
し得るものとなっている。
尚、上記実施例と同様の構造については説明を省略する
とともに、図に用いる符号も同一のものを付す。図5に
示すように、揺動選別装置4を、別の揺動駆動装置でそ
れぞれ揺動駆動される別体に構成された前がわ揺動選別
装置4Fと後がわ揺動選別装置4Rとで構成している。
前がわ揺動選別装置4Fには、グレンパン23及びチャ
フシーブ24を設けているとともに、後がわ揺動選別装
置4Rには、第1グレンパン25第2チャフシーブ2
6、第2グレンパン27及びグレンシーブ28を設けて
いる。さらに、グレンパン23の下方には第1唐箕29
と第2唐箕30とを配設しており、第1唐箕29からの
選別風は、前がわ揺動選別装置4Fのグレンパン23の
後端部と、後がわ揺動選別装置4Rの第1グレンパン2
5の前端部との間に位置する状態で前がわ揺動選別装置
4Fに配設された処理物流下案内体Aとしての第1網体
31の目孔32を通して選別体としてのチャフシーブ2
4に供給される。又、第2唐箕30からの選別風は、第
1グレンパン25の後端部と、第2グレンパン27の前
端部との間に位置する状態で後がわ揺動選別装置4Rに
配設された処理物流下案内体Aとしての第2網体33の
目孔34を通して選別体としての第2チャフシーブ26
に供給される。ここで、目孔32及び目孔34は、その
大きさが単粒化された穀粒の通過を阻止する程度の大き
さに形成され、唐箕29や唐箕30からの選別風が通過
し得るものとなっている。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】コンバインを示す全体側面図
【図2】処理物流下案内体を網体で構成した脱穀装置を
示す縦断側面図
示す縦断側面図
【図3】処理物流下案内体を整風板で構成した別実施例
の脱穀装置を示す縦断側面図
の脱穀装置を示す縦断側面図
【図4】図3における整風板を示す拡大側面図
【図5】さらに別の実施例の脱穀装置を示す縦断側面図
2 扱室 6 第1グレンパン 7 選別体 8 シーブ 11 唐箕 15 通風口 21 整風板 A 処理物流下案内体
Claims (3)
- 【請求項1】 扱室(2)から漏下した処理物を選別処
理しながら後方へ移送する第1グレンパン(6)の後端
部と、この第1グレンパン(6)の後方下方に配設した
精選別用のシーブ(8)の前端部とにわたって、処理物
流下案内体(A)を架設するとともに、この処理物流下
案内体(A)に、前記第1グレンパン(6)の直下方に
配設した唐箕(11)からの選別風の通過を許し、かつ
前記処理物の前記唐箕(11)がわへの侵入を阻止する
通風口(15)を多数備えてある脱穀装置の選別部構
造。 - 【請求項2】 前記処理物流下案内体(A)は、前記第
1グレンパン(6)の後方に配設された選別体(7)へ
の整風を行う多数の整風板(21)を上下に並設して構
成してある請求項1記載の脱穀装置の選別部構造。 - 【請求項3】 前記処理物流下案内体(A)は、脱穀穀
粒径より小の目合いの小孔に形成された通風口(15)
を多数備えた板状体である請求項1記載の脱穀装置の選
別部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09464694A JP3151355B2 (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 脱穀装置の選別部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09464694A JP3151355B2 (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 脱穀装置の選別部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07298772A true JPH07298772A (ja) | 1995-11-14 |
JP3151355B2 JP3151355B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=14116028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09464694A Expired - Fee Related JP3151355B2 (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 脱穀装置の選別部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3151355B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002125446A (ja) * | 2001-10-17 | 2002-05-08 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | コンバインの脱穀装置 |
US8651927B1 (en) * | 2012-09-13 | 2014-02-18 | Cnh America Llc | Combine harvester sieve assembly with an integrated air cleaning system |
-
1994
- 1994-05-09 JP JP09464694A patent/JP3151355B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002125446A (ja) * | 2001-10-17 | 2002-05-08 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | コンバインの脱穀装置 |
US8651927B1 (en) * | 2012-09-13 | 2014-02-18 | Cnh America Llc | Combine harvester sieve assembly with an integrated air cleaning system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3151355B2 (ja) | 2001-04-03 |
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