JPH07298132A - シャッターの制御装置とその制御装置を用いたテレビドアホン - Google Patents

シャッターの制御装置とその制御装置を用いたテレビドアホン

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Publication number
JPH07298132A
JPH07298132A JP6092441A JP9244194A JPH07298132A JP H07298132 A JPH07298132 A JP H07298132A JP 6092441 A JP6092441 A JP 6092441A JP 9244194 A JP9244194 A JP 9244194A JP H07298132 A JPH07298132 A JP H07298132A
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JP
Japan
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exposure
camera unit
wiring
video camera
video
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Application number
JP6092441A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Matsuda
光弘 松田
Akio Yamagishi
彰夫 山岸
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Toshiba Corp
Toshiba Lighting and Technology Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Lighting and Technology Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手動露出制御用の信号を変調せずに、他のベ
ースバンドの信号に余り影響を与えることなく伝送す
る。 【構成】 第1及び第2のトーン信号発生回路26,2
7は、それぞれ露出アップスイッチ24及び露出ダウン
スイッチ25のオンされた場合にそれぞれ第1及び第2
の周波数のトーン信号a1,b1を出力する。手動露出
デコーダ43は、その入力端子に第1の周波数のトーン
信号a1が供給されたか否かを検出するとともに、第2
の周波数のトーン信号b1が供給されたか否かを検出
し、この検出結果に基づいてビデオカメラユニット46
の露出制御を行う。これにより、手動露出制御用の信号
を変調せずに、他のベースバンドの信号に余り影響を与
えることなく伝送することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1の機器により設定
された各種信号及び電源電圧を配線を介して第2の機器
へ伝送し、第2の機器のビデオカメラユニットの露出等
の制御を行うシャッターの制御装置とその制御装置を用
いたテレビドアホンに係り、特に2線式の配線で各種信
号及び電源電圧の伝送を行う場合に好適なシャッターの
制御装置とその制御装置を用いたテレビドアホンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、撮像素子の低価格化から、監視ビ
デオカメラと親子式のインターホン装置との機能を合せ
持ったテレビドアホンが一般のユーザーにも普及してき
ている。
【0003】このようなテレビドアホンにおいて、親機
と子機の間の配線は、十分目立たなくする必要や取付け
工事の簡素化の必要から、2線式のものが実用化されて
いる。
【0004】2線式のテレビドアホンにおいては、親機
から子機へ、ビデオカメラオン、オフ信号、手動露出設
定によるシャタースピード制御信号、自動露出設定によ
るシャタースピード制御信号、ベースバンドの親機側音
声信号、カメラユニットの電源等を供給し、子機から親
機へ、呼出し信号、ベースバンドの子供機側音声信号等
を供給するようになっている。
【0005】このように多数の信号や電源電圧を、1対
の配線を用いて送受信するため、例えば、子機及び親機
のベースバンドの音声信号の場合、ハイブリット回路の
バランスにより同時に送受話を可能にし、残りの信号に
ついては、1bitのデジタル信号を時分割で送受信し
たり、異なる周波数に変調して送信したりしている。
【0006】このような従来のテレビドアホンでは、異
なる周波数に変調すれば、多数の信号を同時に送受信す
ることができるが、この場合、それぞれの周波数に対応
して、変調器及び復調器が必要となり、さらに最大とな
る変調周波数も信号が多くなることにより高くなり、ノ
イズを除去するために高価なフィルタ回路が必要となっ
てしまう。このため、製造コストの削減が困難になって
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来のテレビ
ドアホンでは、異なる周波数に変調すれば、多数の信号
を同時に送受信することが可能となるが、この場合、そ
れぞれの周波数に対応して、変調器及び復調器が必要と
なり、さらに最大となる変調周波数も信号が多くなるこ
とにより高くなり、ノイズを除去するために高価なフィ
ルタ回路が必要となり、製造コストの削減が困難になっ
ていた。
【0008】そこで本発明は前記の問題点を除去し、手
動露出制御用の信号を変調せずに、他のベースバンドの
信号に余り影響を与えることなく伝送することができる
シャッターの制御装置とその制御装置を用いたテレビド
アホンの提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
るシャッターの制御装置は、互いに配線で接続された第
1及び第2の機器と、この第2の機器に設けられ、撮像
により作成した映像信号を前記配線を介して前記第1の
機器に供給するビデオカメラユニットと、前記第1の機
器に設けられ、前記配線から供給される映像信号を映像
表示するモニタと、前記第1の機器に設けられた第1及
び第2のスイッチと、前記第1の機器に設けられ、前記
第1のスイッチのオン,オフを検出し、オンを検出した
期間に第1の周波数のトーン信号を出力する第1のトー
ン信号発生回路と、前記第1の機器に設けられ、前記第
2のスイッチのオン,オフを検出し、オンを検出した期
間に第2の周波数のトーン信号を出力する第2のトーン
信号発生回路と、前記第2の機器に設けられ、前記配線
から供給される信号の周波数を検出し、この検出結果が
第1の周波数を示した場合には前記ビデオカメラユニッ
トの電子シャターの露出をオーバー側とアンダー側の内
一方に補正し、該検出結果が第2の周波数を示した場合
には前記ビデオカメラユニットの電子シャターの露出を
オーバー側とアンダー側の内他方に補正する手動露出デ
コーダとを具備したことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明によるシャッターの制
御装置は、互いに配線で接続された第1及び第2の機器
と、この第2の機器に設けられ、撮像により作成した映
像信号を前記配線を介して前記第1の機器に供給するビ
デオカメラユニットと、前記第1の機器に設けられ、前
記配線から供給される映像信号を映像表示するモニタ
と、前記第1の機器に設けられた第1及び第2のスイッ
チと、前記第1の機器に設けられ、前記第1のスイッチ
のオン,オフを検出し、オンを検出した期間に第1の周
波数のトーン信号を出力する第1のトーン信号発生回路
と、前記第1の機器に設けられ、前記第2のスイッチの
オン,オフを検出し、オンを検出した期間に第2の周波
数のトーン信号を出力する第2のトーン信号発生回路
と、前記第2の機器に設けられ、前記配線から供給され
る信号の周波数を検出し、この検出結果が第1の周波数
を示した場合には前記ビデオカメラユニットの電子シャ
ターの露出をオーバー側とアンダー側の内一方に補正
し、前期検出結果が第2の周波数を示した場合には該ビ
デオカメラユニットの電子シャターの露出をオーバー側
とアンダー側の内他方に補正する手動露出データを出力
する手動露出デコーダと、前記第1及び第2の機器の少
なくとも一方に設けられ、前記ビデオカメラユニからの
映像信号の平均輝度レベルが設定された輝度レベルとな
るように該ビデオカメラユニットの露出を制御する自動
露出データを出力する自動露出設定回路と、前記手動露
出デコーダからの手動露出データと前記自動露出設定回
路からの自動露出データとの差のデータを記憶し、次に
前記ビデオカメラユニットがオンされた際に記憶した差
のデータを読出して前記自動露出設定回路の設定された
輝度レベルの補正を行うメモリとを具備したことを特徴
とする。
【0011】請求項3記載の発明によるシャッターの制
御装置は、互いに配線で接続された第1及び第2の機器
と、この第2の機器に設けられ、撮像により作成した映
像信号を前記配線を介して前記第1の機器に供給するビ
デオカメラユニットと、前記第1の機器に設けられ、前
記配線から供給される映像信号を映像表示するモニタ
と、前記第1の機器に設けられ、所定の操作に基づいて
前記配線を介して前記第2の機器に供給する直流電源電
圧の極性を切換える切換えスイッチと、前記第2の機器
に設けられ、前記配線から供給される直流電源電圧の極
性を検出し、この検出結果が一方の極性から他方の極性
に切換った場合には、前記ビデオカメラユニットの電子
シャターの露出を所定の割合で交互にアップ及びダウン
させる手動露出検出回路とを具備したことを特徴とす
る。
【0012】請求項4記載の発明によるシャッターの制
御装置は、互いに配線で接続された第1及び第2の機器
と、この第2の機器に設けられ、撮像により作成した映
像信号を前記配線を介して前記第1の機器に供給するビ
デオカメラユニットと、前記第1の機器に設けられ、前
記配線から供給される映像信号を映像表示するモニタ
と、前記第1の機器に設けられ、所定の操作に基づいて
前記配線を介して前記第2の機器に供給する直流電源電
圧の極性を切換える切換えスイッチと、前記第2の機器
に設けられ、前記配線から供給される直流電源電圧の極
性を検出し、この検出結果が一方の極性から他方の極性
に切換った場合には、前記ビデオカメラユニットの電子
シャターの露出を所定の割合で交互にアップ及びダウン
させる露出補正データオーバー側とアンダー側の内一方
に補正する手動露出データを出力する手動露出検出回路
と、前記第1及び第2の機器の少なくとも一方に設けら
れ、前記ビデオカメラユニットからの映像信号の平均輝
度レベルが設定された輝度レベルとなるように該ビデオ
カメラユニットの露出を制御する自動露出データを出力
する自動露出設定回路と、前記手動露出検出回路からの
手動露出データと前記自動露出設定回路からの自動露出
データとの差のデータを記憶し、次に前記ビデオカメラ
ユニットがオンされた際に記憶した差のデータを読出し
て前記自動露出設定回路の設定された輝度レベルの補正
を行うメモリとを具備したことを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明によるシャッターの制
御装置は、互いに配線で接続された第1及び第2の機器
と、この第2の機器に設けられ、撮像により作成した映
像信号を前記配線を介して前記第1の機器に供給するビ
デオカメラユニットと、前記第1の機器に設けられ、前
記配線から供給される映像信号を映像表示するモニタ
と、前記第1の機器に設けられたスイッチと、前記第1
の機器に設けられ、前記第1のスイッチのオン,オフを
検出し、オンを検出した期間に所定の周波数のトーン信
号を出力するトーン信号発生回路と、前記第2の機器に
設けられ、前記配線から供給される信号の周波数を検出
し、前記所定の周波数を検出してから所定時間までに所
定の周波数を検出しなくなった場合には、前記ビデオカ
メラユニットのオン・オフ切換えを行い、前記所定の周
波数を検出してから所定時間経過した場合には、該ビデ
オカメラユニットの電子シャターの露出を所定の割合で
交互にアップ及びダウンさせる手動露出デコーダとを具
備したことを特徴とする。
【0014】請求項6記載の発明によるシャッターの制
御装置は、互いに配線で接続された第1及び第2の機器
と、この第2の機器に設けられ、撮像により作成した映
像信号を前記配線を介して前記第1の機器に供給するビ
デオカメラユニットと、前記第1の機器に設けられ、前
記配線から供給される映像信号を映像表示するモニタ
と、前記第1の機器に設けられたスイッチと、前記第1
の機器に設けられ、前記第1のスイッチのオン,オフを
検出し、オンを検出した期間に所定の周波数のトーン信
号を出力するトーン信号発生回路と、前記第2の機器に
設けられ、前記配線から供給される信号の周波数を検出
し、前記所定の周波数を検出してから所定時間までに所
定の周波数を検出しなくなった場合には、前記ビデオカ
メラユニットのオン・オフ切換えを行い、前記所定の周
波数を検出してから所定時間経過した場合には、該ビデ
オカメラユニットの電子シャターの露出を所定の割合で
交互にアップ及びダウンさせる手動露出データを出力す
る手動露出デコーダと、前記第1及び第2の機器の少な
くとも一方に設けられ、前記ビデオカメラユニットから
の映像信号の平均輝度レベルが設定された輝度レベルと
なるように該ビデオカメラユニットの露出を制御する自
動露出データを出力する自動露出設定回路と、前記手動
露出デコーダからの手動露出データと前記自動露出設定
回路からの自動露出データとの差のデータを記憶し、次
に前記ビデオカメラユニットがオンされた際に記憶した
差のデータを読出して前記自動露出設定回路の設定され
た輝度レベルの補正を行うメモリとを具備したことを特
徴とする。
【0015】
【作用】請求項1記載の構成によれば、第1の機器に設
けられた第1及び第2のトーン信号発生回路がそれぞれ
第1及び第2の周波数のトーン信号を出力し、前記第2
の機器に設けられた手動露出デコーダが前記配線から供
給される信号の周波数を検出し、この検出結果に基づい
て電子シャターの露出を制御するので、手動露出制御用
の信号を変調せずに、他のベースバンドの信号に余り影
響を与えることなく伝送することができる。
【0016】請求項2記載の構成によれば、第1の機器
に設けられた第1及び第2のトーン信号発生回路がそれ
ぞれ第1及び第2の周波数のトーン信号を出力し、前記
第2の機器に設けられた手動露出デコーダが前記配線か
ら供給される信号の周波数を検出し、この検出結果に基
づいて電子シャターの露出を制御するので、手動露出制
御用の信号を変調せずに、他のベースバンドの信号に余
り影響を与えることなく伝送することができるととも
に、メモリが、前記手動露出デコーダからの手動露出デ
ータと自動露出設定回路からの自動露出データとの差の
データを記憶し、次にビデオカメラユニットがオンされ
た際に記憶した差のデータを読出して前記自動露出設定
回路の設定された輝度レベルの補正を行うので、手動操
作を行うことなく適性露出が得られる確率が高くなる。
【0017】請求項3記載の構成によれば、第1の機器
に設けられた切換えスイッチが、所定の操作に基づいて
配線を介して第2の機器に供給する直流電源電圧の極性
を切換え、前記第2の機器に設けられた手動露出検出回
路が前記配線から供給される直流電源電圧の極性を検出
し、この検出結果に基づいて電子シャターの露出を制御
するので、手動露出制御用の信号を変調せずに、他のベ
ースバンドの信号に余り影響を与えることなく伝送する
ことができる。
【0018】請求項4記載の構成によれば、第1の機器
に設けられた切換えスイッチが、所定の操作に基づいて
配線を介して第2の機器に供給する直流電源電圧の極性
を切換え、前記第2の機器に設けられた手動露出検出回
路が前記配線から供給される直流電源電圧の極性を検出
し、この検出結果に基づいて電子シャターの露出を制御
するので、手動露出制御用の信号を変調せずに、他のベ
ースバンドの信号に余り影響を与えることなく伝送する
ことができるとともに、メモリが、前記手動露出検出回
路からの手動露出データと前記自動露出設定回路からの
自動露出データとの差のデータを記憶し、次に前記ビデ
オカメラユニットがオンされた際に記憶した差のデータ
を読出して前記自動露出設定回路の設定された輝度レベ
ルの補正を行うので、手動操作を行うことなく適性露出
が得られる確率が高くなる。
【0019】請求項5記載の構成によれば、第1の機器
に設けられたトーン信号発生回路が所定の周波数のトー
ン信号を出力し、前記第2の機器に設けられた手動露出
デコーダが前記配線から供給される信号の周波数を検出
し、前記所定の周波数を検出した時間に基づいて電子シ
ャターの露出を制御するので、手動露出制御用の信号を
変調せずに、他のベースバンドの信号に余り影響を与え
ることなく伝送することができる。
【0020】請求項6記載の構成によれば、第1の機器
に設けられたトーン信号発生回路が所定の周波数のトー
ン信号を出力し、前記第2の機器に設けられた手動露出
デコーダが前記配線から供給される信号の周波数を検出
し、前記所定の周波数を検出した時間に基づいて電子シ
ャターの露出を制御するので、手動露出制御用の信号を
変調せずに、他のベースバンドの信号に余り影響を与え
ることなく伝送することができるとともに、メモリが、
前記手動露出デコーダからの手動露出データと前記自動
露出設定回路からの自動露出データとの差のデータを記
憶し、次に前記ビデオカメラユニットがオンされた際に
記憶した差のデータを読出して前記自動露出設定回路の
設定された輝度レベルの補正を行うので、手動操作を行
うことなく適性露出が得られる確率が高くなる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0022】図1は本発明に係るシャッターの制御装置
とその制御装置を用いたテレビドアホンの一実施例を示
すブロック図である。
【0023】図1において、テレビドアホン1は、第1
の機器となる親機20と第2の機器となる子機40の間
を一組の2線式の配線11,12で接続する構造になっ
ている。
【0024】まず、親機20について説明する。
【0025】親機20の直流電源23は、正極がコイル
L21を介して配線接続端子21に接続され、負極が配
線接続端子22に接続されるとともに、基準電位点に接
続される。これにより直流電源23は、正極から電源電
圧Vaを発生するようになっている。
【0026】直流電源23は、電源電圧Vaを抵抗R
1,R2の一端に供給するとともに電源電圧Vaを親機
20の各回路に供給する。
【0027】抵抗R1,R2の他端は、それぞれ露出ア
ップスイッチ24,露出ダウンスイッチ25に接続され
るとともに、それぞれ第1及び第2のトーン信号発生回
路26,27のスイッチ信号検出端子に接続されてい
る。露出アップスイッチ24,露出ダウンスイッチ25
の他端は基準電位点に接続されている。
【0028】第1のトーン信号発生回路26は、露出ア
ップスイッチ24のオン・オフを検出しており、露出ア
ップスイッチ24がオンされたことを検出した場合に第
1の周波数(この実施例の場合100Hz)のトーン信
号a1を作成してアンプ28の入力端子に供給する。
【0029】第2のトーン信号発生回路27は、露出ダ
ウンスイッチ25のオン・オフを検出しており、露出ダ
ウンスイッチ25がオンされたことを検出した場合に第
2の周波数(この実施例の場合200Hz)のトーン信
号b1を作成してアンプ28の入力端子に供給する。
【0030】ハンドセットのマイク29は受音した音声
信号c1をアンプ28の入力端子に導く。
【0031】アンプ28はその入力端子に導かれ信号を
増幅してその出力端子に導く。
【0032】アンプ28の出力端子は、ハイブリッドト
ランス30の一次巻線L1を介して基準電位点に接続さ
れる。
【0033】ハイブリッドトランス30の二次巻線L2
は、一端が直流成分除去用のコンデンサC21を介し
て、直流電源23とコイルL21の接続点に接続され、
他端がバランス定数設定用の抵抗R21を介して基準電
位点に接続される。
【0034】ハイブリッドトランス30の二次巻線L2
の所定位置は、スピーカ31のコイルのを介して基準電
位点に接続さる。
【0035】配線接続端子21は、信号分離用のコンデ
ンサC22を介してモニタ部32の入力端子に接続され
ており、コンデンサC22は、配線接続端子21に導か
れる各種信号から後述のビデオカメラユニット46から
の変調された映像信号j1を分離しモニタ部32に導
く。モニタ部32は、変調された映像信号j1を復調し
輝度信号(カラー表示の場合は輝度信号と色信号)d1
に変換して表示手段(例えば液晶パネル)に表示すると
ともに、前記輝度信号d1を自動露出制御回路33に供
給する。自動露出制御回路33は、供給される輝度信号
d1の平均輝度レベルを検出し、この検出結果に基づい
て、自動露出制御信号e1を出力端子から出力する。
【0036】自動露出制御回路33からの自動露出制御
信号e1は、直流及び低域信号が自動露出制御回路33
に流れ込むのを防止するためのコンデンサC23を介し
て配線接続端子21に導かれる。
【0037】親機20の配線接続端子21,22は、そ
れぞれ配線11,12を介してそれぞれ子機40の配線
接続端子41,42に接続されている。
【0038】以下、子機40について説明する。
【0039】配線接続端子42は、子機40における手
動露出デコーダ43及びそれ以外の各回路の基準電位点
接続端子に接続されている。
【0040】配線接続端子41は、コイルL41,ハイ
ブリッドトランス44の一次巻線L11、直流除去用の
コンデンサC41の直列接続を介して配線接続端子42
に接続される。
【0041】ハイブリッドトランス44の一次巻線L1
1の所定位置には、電源回路45の入力端子に接続され
ている。
【0042】電源回路45は、その入力端子がハイブリ
ッドトランス44の一次巻線L11の所定位置に接続さ
れており、ハイブリッドトランス44の一次巻線L11
の所定位置に導かれる各種信号から電源電圧Vaを分離
し、分離した電源電圧Vaをビデオカメラユニット46
及び子機40のその他の各回路に導く。
【0043】自動露出デコーダ47は、その入力端子が
直流除去用のコンデンサC42を介してハイブリッドト
ランス44の一次巻線L11の所定位置に接続されてお
り、その入力端子に導かれる各種信号から自動露出制御
信号e1を分離し、分離した自動露出制御信号e1を復
調して自動露出データ信号f1を作成してビデオカメラ
ユニット46に導く。
【0044】ハイブリッドトランス44の二次巻線L1
2は、一端がスピーカ50のコイルを介して配線接続端
子42に接続され、他端が直接配線接続端子42に接続
される。また、ハイブリッドトランス44の二次巻線L
12の一端は、手動露出デコーダ43の入力端子に接続
される。これにより、手動露出デコーダ43には、第1
のトーン信号発生回路26からの第1の周波数のトーン
信号a1、第2のトーン信号発生回路27からの第2の
周波数のトーン信号b1及びハンドセットのマイク29
は受音した音声信号c1が親機20のアンプ28、ハイ
ブリッドトランス30、コンデンサC21、コイルL2
1、子機40のコイルL41、ハイブリッドトランス4
4を介して供給される。
【0045】手動露出デコーダ43は、その入力端子に
第1の周波数のトーン信号a1が供給されたか否かを検
出するとともに、第2の周波数のトーン信号b1が供給
されたか否かを検出する。そして、手動露出デコーダ4
3は、第1の周波数のトーン信号a1が供給されたこと
を検出した場合には連続的に所定の割合で露出をアップ
させる露出アップデータ信号g1をビデオカメラユニッ
ト46に供給し、第2の周波数のトーン信号b1が供給
されたことを検出した場合には所定の割合で露出をダウ
ンさせる露出ダウンデータ信号h1をビデオカメラユニ
ット46に供給する。
【0046】ビデオカメラユニット46は、電源電圧V
aが供給されることによりオンされ撮像を行い、撮像し
た画面の映像信号を変調して映像信号j1として出力端
子から出力するとともに、自動露出デコーダ47から自
動露出データ信号f1が供給された場合には、この自動
露出データ信号f1に基づいて露出制御を行い撮像した
画面の映像信号を所定の周波数で変調して映像信号j1
として出力端子から出力し、手動露出デコーダ43から
露出アップデータ信号g1供給された場合、露出アップ
データ信号g1が供給された時点における露出値から連
続的に所定の割合で露出をアップ補正し、手動露出デコ
ーダ43から露出ダウンデータ信号h1供給された場
合、露出ダウンデータ信号h1が供給された時点におけ
る露出値から連続的に所定の割合で露出をダウン補正
し、このようにして露出補正した状態で撮像した画面の
映像信号を変調して映像信号j1として出力端子から出
力する。
【0047】ビデオカメラユニット46からの映像信号
j1は、直流及び低域信号がビデオカメラユニット46
に流れ込むのを防止するためのコンデンサC43を介し
て配線接続端子41に導かれる。
【0048】ハンドセットのマイク48は受音した音声
信号i1をアンプ49の入力端子に導く。
【0049】アンプ49はその入力端子に導かれ信号を
増幅してハイブリッドトランス44の一次巻線L11の
所定位置に導く。
【0050】ハイブリッドトランス44は、子機20側
のハイブリッドトランス30、抵抗R21とともに音声
信号の送受信を行う音声回路を構成している。
【0051】このような実施例の動作を以下に説明す
る。
【0052】露出補正を行わない場合には、親機20の
露出アップスイッチ24及び露出ダウンスイッチ25の
操作を行わない。これにより、第1及び第2のトーン信
号発生回路26,27からは、トーン信号a1,b1が
出力されず、親機40の手動露出デコーダ43は、トー
ン信号a1,b1の両方が供給されなかったことを検出
するので、露出アップデータ信号g1及び露出ダウンデ
ータ信号h1をビデオカメラユニット46に供給しな
い。これにより、ビデオカメラユニット46は、露出補
正を行わず、自動露出データ信号f1のみに基づいて露
出制御を行い撮像した画面の映像信号を所定の周波数で
変調して映像信号j1として出力端子から出力する。
【0053】ビデオカメラユニット46からの映像信号
j1は、コンデンサC43、親機20のコンデンサC2
2を介してモニタ部32に表示される。これにより、モ
ニタ部32には、平均輝度レベルが一定になるように制
御された映像が表示される。
【0054】手動により露出アップを行う場合には、親
機20の露出アップスイッチ24をオンする。これによ
り、第1のトーン信号発生回路26からは、トーン信号
a1が出力され、親機40の手動露出デコーダ43は、
トーン信号a1が供給されたことを検出するので、露出
アップデータ信号g1をビデオカメラユニット46に供
給する。これにより、ビデオカメラユニット46は、露
出アップスイッチ24をオンされている期間、露出アッ
プデータ信号g1が供給された時点における露出値から
露出が最もオーバーとなるまで露出を連続的にアップ
(電子シャターの露出時間を長くする)させて行き、露
出が最もオーバーとなった場合、その状態を維持する。
また、露出アップスイッチ24をオンされてからオフさ
れた場合には、オフされた時点における露出値を維持す
る。
【0055】このように露出が設定されたビデオカメラ
ユニット46からの映像信号j1は、コンデンサC4
3、親機20のコンデンサC22を介してモニタ部32
に表示される。これにより、モニタ部32には、手動に
より露出がアップした映像が表示される。
【0056】手動により露出ダウンを行う場合には、親
機20の露出ダウンスイッチ25をオンする。これによ
り、第2のトーン信号発生回路27からは、トーン信号
b1が出力され、親機40の手動露出デコーダ43は、
トーン信号b1が供給されたことを検出するので、露出
ダウンデータ信号h1をビデオカメラユニット46に供
給する。これにより、ビデオカメラユニット46は、露
出ダウンスイッチ25をオンされている期間、露出アッ
プデータ信号g1が供給された時点における露出値から
露出が最もオーバーとなるまで露出を連続的にダウン
(電子シャターの露出時間を短くする)させて行き、露
出が最もオーバーとなった場合、その状態を維持する。
また、露出ダウンスイッチ25をオンされてからオフさ
れた場合には、オフされた時点における露出値を維持す
る。
【0057】このように露出が設定されたビデオカメラ
ユニット46からの映像信号j1は、コンデンサC4
3、親機20のコンデンサC22を介してモニタ部32
に表示される。これにより、モニタ部32には、手動に
より露出がダウンした映像が表示される。
【0058】ここで、第1及び第2のトーン信号a1,
b1は、音声信号c1とともにスピーカ50にも導かれ
るが、周波数が100Hz及び200Hzなので、ハン
ドセットに用いられる小型のスピーカ50では、低周波
の再現性が低いので、ほとんど音声出力されない。
【0059】このような実施例によれば、手動露出制御
用の第1及び第2のトーン信号a1,b1を変調せず
に、他のベースバンドの信号に余り影響を与えることな
く伝送することができる。これにより、各種信号を同じ
配線で伝送するための変調器及び復調器を削減すること
ができ、さらに最大となる変調周波数も低くすることが
でき、ノイズを除去するために高価なフィルタ回路を削
減することができ、製造コストの低減が可能になる。
【0060】図2は本発明に係るシャッターの制御装置
とその制御装置を用いたテレビドアホンの他の実施例を
示すブロック図である。
【0061】図2において、テレビドアホン2は、第1
の機器となる親機60と第2の機器となる子機80の間
を一組の2線式の配線51,52で接続する構造になっ
ている。
【0062】まず、親機60について説明する。
【0063】親機60の直流電源63は、正極と負極の
間に電源電圧Vcを発生するようになっており、電源電
圧Vcを親機60の各回路に供給する。また、直流電源
63は、正極が切換えスイッチ64の第1のコモン端子
C5に接続され、負極が切換えスイッチ64の第2のコ
モン端子C6に接続される。
【0064】切換えスイッチ64は、出力端子A51が
出力端子A62に接続され、出力端子A52が出力端子
A61に接続さている。切換えスイッチ64は、操作部
65を一方に操作することにより、コモン端子C5を出
力端子A52に接続するとともに、コモン端子C6を出
力端子A62に接続する。また、切換えスイッチ64
は、操作部65を他方に操作することにより、コモン端
子C5を出力端子A51に接続するとともに、コモン端
子C6を出力端子A61に接続する。
【0065】これにより、切換えスイッチ64の出力端
子A52,A62の間には、操作部65を一方に操作す
ることにより、出力端子A52を正として電源電圧Vc
が導かれ、操作部65を他方に操作することにより、反
転した電源電圧−Vcが導かれる。
【0066】切換えスイッチ64の出力端子A52は、
コイルL61を介して配線接続端子61に接続され、切
換えスイッチ64の出力端子A62は配線接続端子62
に接続される。
【0067】ハンドセットのマイク69は受音した音声
信号c2をアンプ68の入力端子に導く。
【0068】アンプ68はその入力端子に導かれ信号を
増幅してその出力端子に導く。
【0069】アンプ68の出力端子は、ハイブリッドト
ランス70の一次巻線L71を介して切換えスイッチ6
4の出力端子A62に接続される。
【0070】ハイブリッドトランス70の二次巻線L7
2は、一端が直流成分除去用のコンデンサC61を介し
て、スイッチ61とコイルL61の接続点に接続され、
他端がバランス定数設定用の抵抗R61を介して切換え
スイッチ64の出力端子A62に接続される。
【0071】ハイブリッドトランスの二次巻線L72の
所定位置は、スピーカ71のコイルのを介して基準電位
点に接続さる。
【0072】配線接続端子61は、信号分離用のコンデ
ンサC62を介してモニタ部72の入力端子に接続され
ており、コンデンサC62は、配線接続端子61に導か
れる各種信号から後述のビデオカメラユニット86から
の変調された映像信号j2を分離しモニタ部72に導
く。モニタ部72は、変調された映像信号j2を復調し
輝度信号(カラー表示の場合は輝度信号と色信号)d2
に変換して表示手段(例えば液晶パネル)に表示すると
ともに、前記輝度信号d2を自動露出制御回路73に供
給する。自動露出制御回路73は、供給される輝度信号
d2の平均輝度レベルを検出し、この検出結果に基づい
て、自動露出制御信号e2を出力端子から出力する。
【0073】自動露出制御回路73からの自動露出制御
信号e2は、直流及び低域信号が自動露出制御回路73
に流れ込むのを防止するためのコンデンサC63を介し
て配線接続端子61に導かれる。
【0074】親機60の配線接続端子61,62は、そ
れぞれ配線51,52を介してそれぞれ子機80の配線
接続端子81,82に接続されている。
【0075】以下、子機80について説明する。
【0076】配線接続端子82は、子機80における手
動露出検出回路83及びそれ以外の各回路の基準電位点
接続端子に接続されている。
【0077】配線接続端子81は、コイルL81,ハイ
ブリッドトランス84の一次巻線L91、直流除去用の
コンデンサC81を介して配線接続端子82に接続され
る。
【0078】ハイブリッドトランス84の一次巻線L9
1の所定位置には、ダイオードD1,D2,D3,D4
から構成される整流回路85の一方の入力端子に接続さ
れている。
【0079】整流回路85の他方の入力端子は配線接続
端子82に接続される。
【0080】整流回路85は、ハイブリッドトランス8
4の一次巻線L91と配線接続端子82の間に発生する
電圧を整流し、正極性出力端子と負極性出力端子の間に
電源電圧Vdを発生する。この電源電圧Vdは、手動露
出検出回路83、ビデオカメラユニット86、自動露出
デコーダ87に供給される。
【0081】自動露出デコーダ87は、その入力端子が
直流除去用のコンデンサC82を介してハイブリッドト
ランス84の一次巻線L91の所定位置に接続されてお
り、その入力端子に導かれる各種信号から自動露出制御
信号e2を分離し、分離した自動露出制御信号e2を復
調して自動露出データ信号f2を作成してビデオカメラ
ユニット86に導く。
【0082】手動露出検出回路83は、その一方の入力
端子がハイブリッドトランス84の一次巻線L91の所
定位置に接続され、他方の入力端子は配線接続端子82
に接続されており、ハイブリッドトランス84の一次巻
線L91の所定位置と配線接続端子82の間に印加され
る直流電圧成分の極性を検出し、ハイブリッドトランス
84の一次巻線L91の所定位置が負極側なら連続的に
所定の割合で露出を交互にアップ及びダウンさせる露出
補正データ信号g2をビデオカメラユニット86に供給
に供給する。
【0083】ハイブリッドトランス84の二次巻線L9
2は、一端がスピーカ90のコイルを介して配線接続端
子82に接続され、他端が直接配線接続端子82に接続
される。
【0084】ビデオカメラユニット86は、電源電圧V
dが供給されることによりオンされ撮像を行い、撮像し
た画面の映像信号を変調して映像信号j2として出力端
子から出力するとともに、自動露出検デコーダ87から
自動露出データ信号f2が供給された場合には、この自
動露出データ信号f2に基づいて露出制御を行い撮像し
た画面の映像信号を所定の周波数で変調して映像信号j
2として出力端子から出力し、手動露出検出回路83か
ら露出補正データ信号g2供給された場合、露出アップ
データ信号g2が供給された時点における露出値から連
続的に所定の割合で露出をアップ及びダウンさせ補正
し、このようにして露出補正した状態で撮像した画面の
映像信号を変調して映像信号j2として出力端子から出
力する。
【0085】ビデオカメラユニット86からの映像信号
j2は、直流及び低域信号がビデオカメラユニット86
に流れ込むのを防止するためのコンデンサC82を介し
て配線接続端子81に導かれる。
【0086】ハンドセットのマイク88は受音した音声
信号i2をアンプ89の入力端子に導く。
【0087】アンプ89はその入力端子に導かれ信号を
増幅してハイブリッドトランス84の一次巻線L91の
所定位置に導く。
【0088】このような実施例の動作を以下に説明す
る。
【0089】露出補正を行わない場合には、親機60の
切換えスイッチ64の操作部65を一方に操作すること
により、切換えスイッチ64のコモン端子C5を出力端
子A52に接続するとともに、コモン端子C6を出力端
子A62に接続する。これにより、ハイブリッドトラン
ス84の一次巻線L91の所定位置が正極側となり、手
動露出検出回路83は、露出補正データ信号g2をビデ
オカメラユニット86に供給に供給しない。これによ
り、ビデオカメラユニット86は、露出補正を行わず、
自動露出データ信号f2のみに基づいて露出制御を行い
撮像した画面の映像信号を所定の周波数で変調して映像
信号j2として出力端子から出力する。
【0090】ビデオカメラユニット86からの映像信号
j2は、コンデンサC82、親機60のコンデンサC6
2を介してモニタ部72に表示される。これにより、モ
ニタ部72には、平均輝度レベルが一定になるように制
御された映像が表示される。
【0091】手動により露出調整を行う場合には、親機
60の切換えスイッチ64の操作部65を他方に操作す
ることにより、切換えスイッチ64のコモン端子C5を
出力端子A51に接続するとともに、コモン端子C6を
出力端子A61に接続する。これにより、ハイブリッド
トランス84の一次巻線L91の所定位置が負極側とな
り、手動露出検出回路83は、露出補正データ信号g2
をビデオカメラユニット86に供給する。これにより、
ビデオカメラユニット46は、以前の操作で露出アップ
方向にある場合には、露出補正データ信号g2が供給さ
れた時点における露出値から露出が最もオーバーとなる
まで露出を連続的にアップさせて行き、露出が最もオー
バーとなった場合、今度は露出を連続的にダウンさせて
行き、露出が最もアンダーとなった場合、今度は露出を
連続的にアップさせて行き、この後、同様の動作を露出
補正データ信号g2が供給されなくなるまで繰り返す。
この後、親機60の切換えスイッチ64の操作部65を
一方に操作することにより、ビデオカメラユニット46
は、露出アップデータ信号g1が供給されなくなり、こ
の供給されなくなった時点における露出値を維持する。
また、ビデオカメラユニット46は、以前の操作で露出
ダウン方向にある場合には、露出補正データ信号g2が
供給された時点における露出値から露出が最もアンダー
となるまで露出を連続的にダウンさせて行き、露出が最
もアンダーとなった場合、今度は露出を連続的にアップ
させて行き、以後、以前の操作で露出アップ方向にある
場合と同様の動作を行う。
【0092】このように露出が設定されたビデオカメラ
ユニット86からの映像信号j2は、コンデンサC8
2、親機60のコンデンサC62を介してモニタ部72
に表示される。これにより、モニタ部72には、手動に
より露出調整した映像が表示される。
【0093】このような実施例によれば、直流電源63
の電源電圧の極性を切換えることにより手動露出制御用
の信号として用いることができるので、手動露出制御用
の信号を変調せずに、他のベースバンドの信号に余り影
響を与えることなく伝送することができ、これにより、
図1の実施例と同様の効果が得られる。
【0094】図3は本発明に係るシャッターの制御装置
とその制御装置を用いたテレビドアホンのもう一つの他
の実施例を示す回路図であり、図1の実施例と同じ構成
要素には同じ符号を付して説明を省略している。
【0095】図3の実施例のテレビドアホン110で
は、親機120のトーン信号発生回路としてトーン信号
発生回路126のみ設け、このトーン信号発生回路12
6が、スイッチ124のオン・オフを検出し、この検出
結果に対応して子機140のデコーダ143がビデオカ
メラユニット146の手動露出及びオン・オフ制御を行
うようにしたものである。
【0096】さらに詳細に説明すると、直流電源23
は、電源電圧Vaを抵抗R1一端に供給するとともに電
源電圧Vaを親機120の各回路に供給する。
【0097】抵抗R1の他端は、スイッチ124の一方
の端子に接続されるとともに、トーン信号発生回路12
6のスイッチ信号検出端子に接続されている。スイッチ
124の他端は基準電位点に接続されている。
【0098】トーン信号発生回路126は、スイッチ1
24のオン・オフを検出しており、スイッチ124がオ
ンされたことを検出した場合に所定の周波数(この実施
例の場合100Hz)のトーン信号a11を作成してア
ンプ28の入力端子に供給する。
【0099】手動露出デコーダ143は、その入力端子
がハイブリッドトランス44の二次巻線L12のコイル
の一端に接続されており、その入力端子に所定の周波数
のトーン信号a11が供給されたか否かを検出するとと
もに、トーン信号a11が供給された時間を検出してお
り、トーン信号a11が供給された時間が所定時間(こ
の実施例の場合3秒)より短かった場合、ビデオカメラ
ユニット146がオン状態の場合にはオフ状態、ビデオ
カメラユニット146がオフ状態の場合にはオン状態に
するオン,オフ切換え信号k11をビデオカメラユニッ
ト146に供給し、トーン信号a11が供給された時間
が所定時間(この実施例の場合3秒)以上となった場
合、ビデオカメラユニット146をオン状態にするオ
ン,オフ切換え信号k11をビデオカメラユニット14
6に供給するとともに、連続的に所定の割合で露出をア
ップ及びダウンさせる手動露出データ信号m11をビデ
オカメラユニット146に供給に供給する。
【0100】ビデオカメラユニット146は、オン,オ
フ切換え信号k11によりオン・オフされ、オンされた
状態で撮像した画面の映像信号を変調して映像信号j1
として出力端子から出力するとともに、手動露出デコー
ダ143から手動露出データ信号m11が供給された場
合、手動露出データ信号m11が供給された時点におけ
る露出値から連続的に所定の割合で露出をアップ及びダ
ウンさせ補正し、このようにして露出補正した状態で撮
像した画面の映像信号を変調して映像信号j1として出
力端子から出力する。
【0101】このような実施例の動作を図4のタイミン
グチャートを参照して説明する。
【0102】図4は図3の実施例の動作を示すタイミン
グチャートであり、図4(a)はスイッチ124のオン
・オフを示し、図4(b)はトーン信号発生回路126
の出力を示し、図4(c)はビデオカメラユニット14
6のオン・オフ状態を示し、図4(d)はビデオカメラ
ユニット146の露出を示している。
【0103】まず、初期状態において、スイッチ124
は図4(a)に示すようにオフ状態となっており、トー
ン信号発生回路126の出力は、図4(b)に示すよう
に無となり、ビデオカメラユニット146は図4(c)
に示すようにオフ状態となり、ビデオカメラユニット1
46の露出は、図4(d)に示すようにややアンダー側
のレベルLaとなっている。ビデオカメラユニット14
6の露出は、以前の操作で露出ダウン方向にある。この
後、スイッチ124を図4(a)に示すようにオンする
と、トーン信号発生回路126の出力は、図4(b)に
示すように有となり所定の周波数のトーン信号a11を
出力する。この後、スイッチ124を図4(a)に示す
ようにオンしてから2秒後にオフすると、トーン信号発
生回路126の出力は、図4(b)に示すように無とな
り、ビデオカメラユニット146は図4(c)に示すよ
うにオン状態となる。この後、この後、スイッチ124
を図4(a)に示すようにオンすると、トーン信号発生
回路126の出力は、図4(b)に示すように有とな
り、この後、スイッチ124を図4(a)に示すように
オンしてから2秒後にオフすると、トーン信号発生回路
126の出力は、図4(b)に示すように無となり、ビ
デオカメラユニット146は図4(c)に示すようにオ
フ状態となる。この後、スイッチ124を図4(a)に
示すようにオンすると、トーン信号発生回路126の出
力は、図4(b)に示すように有となり、この後、スイ
ッチ124を図4(a)に示すようにオンしてから3秒
後経過すると、ビデオカメラユニット146は図4
(c)に示すようにオン状態となり、ビデオカメラユニ
ット146の露出は、図4(d)に示すようにレベルL
aから連続的にダウンし、露出が最もアンダーとなった
場合、今度は連続的にアップして行く。この後、スイッ
チ124を図4(a)に示すようにオフすると、トーン
信号発生回路126の出力は、図4(b)に示すように
無となり、ビデオカメラユニット146の露出は、図4
(d)に示すように、スイッチ124がオフされた時点
のレベルLbに固定される。この後、スイッチ124を
図4(a)に示すようにオンすると、トーン信号発生回
路126の出力は、図4(b)に示すように有となり、
この後、スイッチ124を図4(a)に示すようにオン
してから3秒後経過すると、ビデオカメラユニット14
6の露出は、図4(d)に示すようにレベルLbから連
続的にダウンし、露出が最もアンダーとなった場合、今
度は連続的にアップする。
【0104】このような実施例によれば、手動露出制御
用のトーン信号a11を変調せずに、他のベースバンド
の信号に余り影響を与えることなく伝送することができ
るので、図1の実施例と同様の効果があるとともに、ス
イッチ124を露出のアップダウン及びビデオカメラユ
ニット146のオン、オフに活用できるので、製造コス
トを削減できる。
【0105】図5は図3の実施例の変形例の露出補正回
路系統を示すブロック図である。
【0106】手動露出データ設定手段201と手動露出
値出力回路202は、図3のスイッチ124とトーン信
号発生回路126と手動露出デコーダ143に相当して
おり、自動露出値出力回路203、減算器204、加算
器205、メモリ206、自動露出設定回路207は図
3の自動露出デコーダ47に相当している。
【0107】手動露出データ設定手段201は、手動操
作により手動露出データ信号a5を作成して手動露出値
出力回路202に供給する。手動露出値出力回路202
は、手動露出データ信号a5が供給された場合、手動露
出データ信号a5を8ビットのデジタルデータb5に変
換してビデオカメラユニット210に供給するととも
に、手動露出データ信号a5を数値化した手動露出値デ
ータc5を減算器204の一方の入力端子に供給する。
自動露出値出力回路203は、ビデオカメラユニット2
10が出力する映像信号d5の平均輝度レベルを所定の
値にする自動露出値を算出し、この自動露出値データe
5を減算器204の他方の入力端子及び加算器205の
一方の入力端子に出力する。減算器204は、供給され
る手動露出値データc5から自動露出値データe5を減
算し、この減算結果を露出補正値データf5としてメモ
リ206に記憶する。メモリ206は、記憶された露出
補正値データf5をビデオカメラユニット210が次回
オンされた際に露出補正値データg5として読出して加
算器205の他方の入力端子に導く。加算器205は、
供給される自動露出値データe5に露出補正データg5
を加算し、この加算結果の露出補正自動露出値データh
5を自動露出設定回路207に供給する。自動露出設定
回路207は、露出補正自動露出値データh5を8ビッ
トのデジタルデータi5に変換してビデオカメラユニッ
ト210に供給する。ビデオカメラユニット210は、
手動露出値出力回路207からのデジタルデータi5
と、自動露出設定回路207からのデジタルデータi5
のうち後に供給された方のデジタルデータに基づいて露
出制御を行った状態で撮像を行い、撮像した映像信号d
5を自動露出値制御回路203に供給するとともに、図
示しないモニタ部に映像表示させる。
【0108】このような実施例によれば、メモリ206
が前回の撮像の際に記憶した自動露出値と手動露出値の
差に基づいて、自動露出値の補正を行うので、被写体が
逆光状態の場合にも、手動操作を行うことなく適性露出
が得られる確率が高くなる。
【0109】尚、図1乃至図3に示した実施例では、ト
ーン信号や電源電圧の極性でで制御する対象としてビデ
オカメラユニットの露出やオン・オフに用いたが、ハン
ドセットの音量調整など、子機の別の制御に用いてもよ
い。また、図1乃至図3に示した実施例では、所定の操
作により露出を連続的にアップ及びダウンさせたが、露
出を段階的にアップ及びダウンさせるように構成しても
よい。さらに、図2の実施例では、ハイブリッドトラン
ス84の一次巻線L91の所定位置が負極側の場合に露
出補正データ信号g2をビデオカメラユニット86に供
給に供給するように構成したが、前記所定位置が正極側
の場合に露出補正データ信号g2をビデオカメラユニッ
ト86に供給に供給するように構成してもよい。さら
に、図1に示した実施例では、本発明のシャッターの制
御装置を自動露出だけでは背景との輝度差により適切な
露出が困難なテレビドアホンに適用したが、他の機器、
例えば、室内用のテレビインターホン装置に適用しても
よい。さらに、図5に示した露出補正回路系統は、図1
及び図2の実施例に適用してもよい。
【0110】
【発明の効果】以上述べた様にこの発明によれば、手動
露出制御用の信号を変調せずに、他のベースバンドの信
号に余り影響を与えることなく伝送することができるの
で、各種信号を同じ配線で伝送するための変調器及び復
調器を削減することができ、さらに最大となる変調周波
数も低くすることができ、ノイズを除去するために高価
なフィルタ回路を削減することができ、製造コストの低
減が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシャッターの制御装置とその制御
装置を用いたテレビドアホンの一実施例を示すブロック
図。
【図2】本発明に係るシャッターの制御装置とその制御
装置を用いたテレビドアホンの他の実施例を示すブロッ
ク図。
【図3】本発明に係るシャッターの制御装置とその制御
装置を用いたテレビドアホンのもう一つの他の実施例を
示すブロック図。
【図4】図3の実施例の動作を示すタイミングチャー
ト。
【図5】図3の実施例の変形例の露出補正回路系統を示
すブロック図。
【符号の説明】
1 テレビドアホン 11,12 配線 20 親機 24 露出アップスイッチ 25 露出ダウンスイッチ 26,27 第1及び第2のトーン信号発生回路 30,44 ハイブリッドトランス 40 子機 43 手動露出デコーダ 46 ビデオカメラユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山岸 彰夫 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25ー1 東 芝マイクロエレクトロニクス株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに配線で接続された第1及び第2の
    機器と、 この第2の機器に設けられ、撮像により作成した映像信
    号を前記配線を介して前記第1の機器に供給するビデオ
    カメラユニットと、 前記第1の機器に設けられ、前記配線から供給される映
    像信号を映像表示するモニタと、 前記第1の機器に設けられた第1及び第2のスイッチ
    と、 前記第1の機器に設けられ、前記第1のスイッチのオ
    ン,オフを検出し、オンを検出した期間に第1の周波数
    のトーン信号を出力する第1のトーン信号発生回路と、 前記第1の機器に設けられ、前記第2のスイッチのオ
    ン,オフを検出し、オンを検出した期間に第2の周波数
    のトーン信号を出力する第2のトーン信号発生回路と、 前記第2の機器に設けられ、前記配線から供給される信
    号の周波数を検出し、この検出結果が第1の周波数を示
    した場合には前記ビデオカメラユニットの電子シャター
    の露出をオーバー側とアンダー側の内一方に補正し、該
    検出結果が第2の周波数を示した場合には前記ビデオカ
    メラユニットの電子シャターの露出をオーバー側とアン
    ダー側の内他方に補正する手動露出デコーダとを具備し
    たことを特徴とするシャッターの制御装置。
  2. 【請求項2】 互いに配線で接続された第1及び第2の
    機器と、 この第2の機器に設けられ、撮像により作成した映像信
    号を前記配線を介して前記第1の機器に供給するビデオ
    カメラユニットと、 前記第1の機器に設けられ、前記配線から供給される映
    像信号を映像表示するモニタと、 前記第1の機器に設けられた第1及び第2のスイッチ
    と、 前記第1の機器に設けられ、前記第1のスイッチのオ
    ン,オフを検出し、オンを検出した期間に第1の周波数
    のトーン信号を出力する第1のトーン信号発生回路と、 前記第1の機器に設けられ、前記第2のスイッチのオ
    ン,オフを検出し、オンを検出した期間に第2の周波数
    のトーン信号を出力する第2のトーン信号発生回路と、 前記第2の機器に設けられ、前記配線から供給される信
    号の周波数を検出し、この検出結果が第1の周波数を示
    した場合には前記ビデオカメラユニットの電子シャター
    の露出をオーバー側とアンダー側の内一方に補正し、前
    期検出結果が第2の周波数を示した場合には該ビデオカ
    メラユニットの電子シャターの露出をオーバー側とアン
    ダー側の内他方に補正する手動露出データを出力する手
    動露出デコーダと、 前記第1及び第2の機器の少なくとも一方に設けられ、
    前記ビデオカメラユニからの映像信号の平均輝度レベル
    が設定された輝度レベルとなるように該ビデオカメラユ
    ニットの露出を制御する自動露出データを出力する自動
    露出設定回路と、 前記手動露出デコーダからの手動露出データと前記自動
    露出設定回路からの自動露出データとの差のデータを記
    憶し、次に前記ビデオカメラユニットがオンされた際に
    記憶した差のデータを読出して前記自動露出設定回路の
    設定された輝度レベルの補正を行うメモリとを具備した
    ことを特徴とするシャッターの制御装置。
  3. 【請求項3】 互いに配線で接続された第1及び第2の
    機器と、 この第2の機器に設けられ、撮像により作成した映像信
    号を前記配線を介して前記第1の機器に供給するビデオ
    カメラユニットと、 前記第1の機器に設けられ、前記配線から供給される映
    像信号を映像表示するモニタと、 前記第1の機器に設けられ、所定の操作に基づいて前記
    配線を介して前記第2の機器に供給する直流電源電圧の
    極性を切換える切換えスイッチと、 前記第2の機器に設けられ、前記配線から供給される直
    流電源電圧の極性を検出し、この検出結果が一方の極性
    から他方の極性に切換った場合には、前記ビデオカメラ
    ユニットの電子シャターの露出を所定の割合で交互にア
    ップ及びダウンさせる手動露出検出回路とを具備したこ
    とを特徴とするシャッターの制御装置。
  4. 【請求項4】 互いに配線で接続された第1及び第2の
    機器と、 この第2の機器に設けられ、撮像により作成した映像信
    号を前記配線を介して前記第1の機器に供給するビデオ
    カメラユニットと、 前記第1の機器に設けられ、前記配線から供給される映
    像信号を映像表示するモニタと、 前記第1の機器に設けられ、所定の操作に基づいて前記
    配線を介して前記第2の機器に供給する直流電源電圧の
    極性を切換える切換えスイッチと、 前記第2の機器に設けられ、前記配線から供給される直
    流電源電圧の極性を検出し、この検出結果が一方の極性
    から他方の極性に切換った場合には、前記ビデオカメラ
    ユニットの電子シャターの露出を所定の割合で交互にア
    ップ及びダウンさせる露出補正データオーバー側とアン
    ダー側の内一方に補正する手動露出データを出力する手
    動露出検出回路と、 前記第1及び第2の機器の少なくとも一方に設けられ、
    前記ビデオカメラユニットからの映像信号の平均輝度レ
    ベルが設定された輝度レベルとなるように該ビデオカメ
    ラユニットの露出を制御する自動露出データを出力する
    自動露出設定回路と、 前記手動露出検出回路からの手動露出データと前記自動
    露出設定回路からの自動露出データとの差のデータを記
    憶し、次に前記ビデオカメラユニットがオンされた際に
    記憶した差のデータを読出して前記自動露出設定回路の
    設定された輝度レベルの補正を行うメモリとを具備した
    ことを特徴とするシャッターの制御装置。
  5. 【請求項5】 互いに配線で接続された第1及び第2の
    機器と、 この第2の機器に設けられ、撮像により作成した映像信
    号を前記配線を介して前記第1の機器に供給するビデオ
    カメラユニットと、 前記第1の機器に設けられ、前記配線から供給される映
    像信号を映像表示するモニタと、 前記第1の機器に設けられたスイッチと、 前記第1の機器に設けられ、前記第1のスイッチのオ
    ン,オフを検出し、オンを検出した期間に所定の周波数
    のトーン信号を出力するトーン信号発生回路と、 前記第2の機器に設けられ、前記配線から供給される信
    号の周波数を検出し、前記所定の周波数を検出してから
    所定時間までに所定の周波数を検出しなくなった場合に
    は、前記ビデオカメラユニットのオン・オフ切換えを行
    い、前記所定の周波数を検出してから所定時間経過した
    場合には、該ビデオカメラユニットの電子シャターの露
    出を所定の割合で交互にアップ及びダウンさせる手動露
    出デコーダとを具備したことを特徴とするシャッターの
    制御装置。
  6. 【請求項6】 互いに配線で接続された第1及び第2の
    機器と、 この第2の機器に設けられ、撮像により作成した映像信
    号を前記配線を介して前記第1の機器に供給するビデオ
    カメラユニットと、 前記第1の機器に設けられ、前記配線から供給される映
    像信号を映像表示するモニタと、 前記第1の機器に設けられたスイッチと、 前記第1の機器に設けられ、前記第1のスイッチのオ
    ン,オフを検出し、オンを検出した期間に所定の周波数
    のトーン信号を出力するトーン信号発生回路と、 前記第2の機器に設けられ、前記配線から供給される信
    号の周波数を検出し、前記所定の周波数を検出してから
    所定時間までに所定の周波数を検出しなくなった場合に
    は、前記ビデオカメラユニットのオン・オフ切換えを行
    い、前記所定の周波数を検出してから所定時間経過した
    場合には、該ビデオカメラユニットの電子シャターの露
    出を所定の割合で交互にアップ及びダウンさせる手動露
    出データを出力する手動露出デコーダと、 前記第1及び第2の機器の少なくとも一方に設けられ、
    前記ビデオカメラユニットからの映像信号の平均輝度レ
    ベルが設定された輝度レベルとなるように該ビデオカメ
    ラユニットの露出を制御する自動露出データを出力する
    自動露出設定回路と、 前記手動露出デコーダからの手動露出データと前記自動
    露出設定回路からの自動露出データとの差のデータを記
    憶し、次に前記ビデオカメラユニットがオンされた際に
    記憶した差のデータを読出して前記自動露出設定回路の
    設定された輝度レベルの補正を行うメモリとを具備した
    ことを特徴とするシャッターの制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または2または3または4また
    は5または6記載のシャッターの制御装置と、 このシャッターの制御装置の前記配線を介して前記第1
    の機器と第2の機器との間で音声信号の送受信を行う音
    声回路とを具備したことを特徴とするテレビドアホン。
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