JPH0729728U - 押しボタンスイッチ - Google Patents

押しボタンスイッチ

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JPH0729728U
JPH0729728U JP6252893U JP6252893U JPH0729728U JP H0729728 U JPH0729728 U JP H0729728U JP 6252893 U JP6252893 U JP 6252893U JP 6252893 U JP6252893 U JP 6252893U JP H0729728 U JPH0729728 U JP H0729728U
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JP
Japan
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contact
click spring
rubber sheet
button switch
click
Prior art date
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Pending
Application number
JP6252893U
Other languages
English (en)
Inventor
和憲 浜崎
雅博 鹿毛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication of JPH0729728U publication Critical patent/JPH0729728U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】消音が計られて、良好な操作感が得られると共
に、寿命が長く、長期間の使用に耐え得る、押しボタン
スイッチを提供することを目的としている。 【構成】中央部及びその周辺部に中心接点12及び周辺
接点13が配設された基板11と、該周辺接点に接触し
且つ中心接点を跨ぐように載置された上方に向かって凸
状のクリックバネ14とを含んでおり、該クリックバネ
の上部にラバーシート16が載置されて、押しボタンス
イッチ10を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、上方に向かって湾曲した金属製のダイヤフラム、皿形ばね、通称ク リックバネを備え、クリックアクションを利用する押しボタンスイッチの構造に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような押しボタンスイッチは、例えば図2に示すように、構成され ている。即ち、図2において、押しボタンスイッチ1は、基板2上に配線パター ン処理(図示せず)されて中心接点3と、該中心接点3の領域を除いた周辺に数 個の周辺接点4,4が配設され、この周辺接点4,4上に常時接触し、該中心接 点3には通常は接触しない上方に向かって湾曲した金属製のクリックバネ5が絶 縁性のカバーテープ6を接着剤により位置決め固定されて構成されている。
【0003】 このように構成された押しボタンスイッチ1によれば、クリックバネ5の中央 部を下方に押圧することにより、該クリックバネ5は、その中央部が、下方に向 かって変形せしめられ、該クリックバネ5の中央部の下面が、基板2上に配設さ れた中心接点3に当接することとなり、従って、基板2の周辺部に配設された周 辺接点4は、該クリックバネ5を介して、基板2上の中心接点3に対して、電気 的に接続されることになり、スイッチオンの状態になる。この後、クリックバネ 5の中央部の押圧を開放すると、該クリックバネ5の反転により、該クリックバ ネ5が基板2上の中心接点3から自動的に離れて復帰し、スイッチオフの状態に なる。
【0004】 このとき、該クリックバネ5は、その形状に基づいて、該クリックバネ5の押 下により、クリックアクションを伴って反転することになるため、スイッチ操作 の際に、クリック感が得られるようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このように構成された押しボタンスイッチ1においては、クリ ックバネ5のクリックアクションを伴ったクリック感が得られるものの、振動に より発生する音を消すことができないと共に、この音を和らげるために反転エネ ルギーを小さくして消音を計ろうとすると、クリックアクションを伴ったクリッ ク感のフィーリングが悪いという問題があり、これがため、何度もスイッチ操作 を繰り返すことともなり、クリックバネ5の疲労が比較的早く、寿命が短いとい う問題があった。
【0006】 本考案は、以上の点に鑑み、消音が計られて、良好な操作感が得られると共に 、寿命が長く、長期間の使用に耐え得る、押しボタンスイッチを提供することを 目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本考案によれば、中央部及びその周辺部に中心接点及び周辺接点 が配設された基板と、該周辺接点に接触し且つ中心接点を跨ぐように載置された 上方に向かって凸状のクリックバネとを含んでおり、該クリックバネの上部にラ バーシートが載置されていることを特徴とする、押しボタンスイッチにより、達 成される。
【0008】 上記手段は、少なくともクリックバネの位置する部位の上記ラバーシートに凹 陥部を形成されることが好ましい。
【0009】 更に上記手段は、上記クリックバネに当接するボス部をラバーシートに設ける ことが一層好ましい。
【0010】
【作用】
上記構成によれば、スイッチ操作の際に、ラバーシートの上面を手指等により 押下すると、ラバーシートを介して下方に押下され、該ラバーシートがその特性 から弾性を伴って、クリックバネを押下することとなり、該クリックバネの中央 部が、基板に配設された中心接点に接触することになる。これにより、基板の周 辺部に配設された周辺接点は、クリックバネを介して、中心接点に接続され得る ことになる。クリックバネの反転に際しては該ラバーシートと共に反転すること となる。
【0011】 かくして、クリックバネの操作がラバーシートを介して行われることから、ラ バーシートにより消音されると共に、クリックバネが反転するまでのストローク は、ラバーシートの圧縮時のストロークを含んでいることから、従来のキースト ロークより長くなり、このため、押しボタンの操作感が向上することになると共 に、押しボタンスイッチの押圧力が、直接にではなく、ラバーシートを介して、 クリックバネに伝達され得ることになるので、クリックバネの疲労が軽減され得 ることになり、耐久性が向上し、寿命が長くなる。
【0012】 本考案は、少なくともクリックバネの位置する部位の上記ラバーシートに凹陥 部を形成されることにより、ラバーシートに薄肉部が形成されて、この薄肉部の 弾性効果と手触り感により、該凹陥部がスイッチ部を明確にすると共に、快い手 触り感と、ソフトなスイッチ操作が得られることとなる。
【0013】 更に本考案は、上記クリックバネに当接するボス部をラバーシートに設けるこ とにより、該凹陥部によるスイッチ部を明確にすると共に、快い手触り感と、ソ フトなスイッチ操作が得られることに加え、クリックバネの操作を確実に得られ ることとなる。
【0014】
【実施例】
以下、図面に示した実施例に基づいて、本考案を詳細に説明する。 図1は、本考案による押しボタンスイッチの一実施例を示しており、押しボタ ンスイッチ10は、基板11上に配線パターン処理(図示せず)されて中心接点 12と、該中心接点12の領域を除いた周辺に数個の周辺接点13,13が配設 され、この周辺接点13,13上に常時接触し、該中心接点12には通常は接触 しない上方に向かって湾曲した金属製のクリックバネ14が絶縁性のカバーテー プ15を接着剤により位置決め固定されて構成されている。
【0015】 以上の構成は、図2に示した従来の押しボタンスイッチ1と同様の構成である が、本考案実施例における押しボタンスイッチ10においては、上記クリックバ ネ14の上部にラバーシート16を載置し、基板11を貫通する複数個のフック 17により左右動並びに浮き上がることなく位置決めされるようになっている。 尚、図中14a,14aはクリックバネ14が上記周辺接点13,13に点接触 し、接触効率を向上するようにするように形成した湾曲突起であり、18はレジ スト層を示している。
【0016】 上記のように構成された押しボタンスイッチ10は、それ自体単体のものでも 良いが、本考案実施例においては基板11上に複数個の押しボタンスイッチ10 が配列され、これら複数個の押しボタンスイッチ10が一枚のラバーシート16 により覆われて、基板11を貫通する複数個のフック17により左右動並びに浮 き上がることなく位置決めされるようになっている例を示している。
【0017】 本考案実施例による押しボタンスイッチ10は、以上のように構成されており 、ラバーシート16を手指等により押下すると、該ラバーシート16の下方への 押圧力が、クリックバネ14の中央部を押下せしめ、該ラバーシート16に対す る押圧力が、該クリックバネ14の反転荷重を越えると、該クリックバネ14が 反転することになる。これにより、該クリックバネ14の中央部が、基板11に 配設された中心接点12に接触することになる。かくして、基板11の周辺部に 配設された周辺接点13は、クリックバネ14を介して、中心接点12に接続さ れて、スイッチオンの状態になる。
【0018】 ここで、ラバーシート16から手指等を離すと、クリックバネ14が、その弾 性に基づいて、中央部が上方に反転して、基板11の周辺接点13,13から離 反して、スイッチオフの状態に戻ることになる。
【0019】 このように、スイッチ操作の際に、ラバーシート16は、クリックバネ14と 接触して操作されることとなり、ラバーシート16によりクリックバネ14の反 転作用により発生する音が吸収されることとなると共に、クリックバネ14の反 転分に対応するストロークに、ラバーシート16の圧縮分に対応するストローク を加えた、キーストロークを有することになり、操作感が向上せしめられ得るこ とになる。而も、従来のようにスイッチ操作の押圧力が、直接にクリックバネ1 4に対して加えられないことから、クリックバネ14の疲労が軽減され得ること になり、長寿命が得られることになる。
【0020】 本考案は、上記クリックバネ14の位置する部位、或いはその部位より広い部 分に亘って、上記ラバーシート16に凹陥部16aを形成されることにより、ラ バーシート16に薄肉部16bが形成され、この薄肉部16bとの弾性効果と手 触り感とにより、該凹陥部16aがスイッチ部を明確にすると共に、快い手触り 感と、ソフトなスイッチ操作が得られることとなる。
【0021】 又、本考案は、上記ラバーシート16に形成された凹陥部16a内に、上記ク リックバネ14に当接するボス部16cをラバーシート16と例えば一体に成形 することにより、該凹陥部16aによるスイッチ部を明確にすると共に、快い手 触り感と、ソフトなスイッチ操作が得られることに加え、スイッチ操作を確実に 得られることとなる。
【0022】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、消音が計られて、良好な操作感が得られ ると共に、寿命が長く、長期間の使用に耐え得る、押しボタンスイッチが提供さ れ得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による押ボタンスイッチの一実施例を示
す断面図である。
【図2】従来の押ボタンスイッチの一例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 押しボタンスイッチ 11 基板 12 中心接点 13 周辺接点 14 クリックバネ 15 カバーテープ 16 ラバーシート 16a 凹陥部 16b 薄肉部 16c ボス部 17 フック

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部及びその周辺部に中央接点及び周
    辺接点が配設された基板と、該周辺接点に接触し且つ中
    心接点を跨ぐように載置された上方に向かって凸状のク
    リックバネとを含んでおり、該クリックバネの上部にラ
    バーシートが載置されていることを特徴とする、押しボ
    タンスイッチ。
  2. 【請求項2】 少なくともクリックバネの位置する部位
    の上記ラバーシートに凹陥部を形成したことを特徴とす
    る、請求項1記載の押しボタンスイッチ。
  3. 【請求項3】 上記クリックバネに当接するボス部をラ
    バーシートに設けたことを特徴とする、請求項1及び請
    求項2記載の押しボタンスイッチ。
JP6252893U 1993-10-27 1993-10-27 押しボタンスイッチ Pending JPH0729728U (ja)

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JP6252893U JPH0729728U (ja) 1993-10-27 1993-10-27 押しボタンスイッチ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009508601A (ja) * 2005-09-21 2009-03-05 章民 ▲楊▼ 電子機器
US10290442B2 (en) 2015-05-09 2019-05-14 Alps Alpine Co., Ltd. Push switch
US10354815B2 (en) 2015-10-13 2019-07-16 Alps Alpine Co., Ltd. Push switch
US10529505B2 (en) 2015-09-30 2020-01-07 Alps Alpine Co., Ltd. Push switch

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US10290442B2 (en) 2015-05-09 2019-05-14 Alps Alpine Co., Ltd. Push switch
US10529505B2 (en) 2015-09-30 2020-01-07 Alps Alpine Co., Ltd. Push switch
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