JPH0378923A - 押下キ―スイッチの押釦構造体 - Google Patents

押下キ―スイッチの押釦構造体

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JPH0378923A
JPH0378923A JP21530989A JP21530989A JPH0378923A JP H0378923 A JPH0378923 A JP H0378923A JP 21530989 A JP21530989 A JP 21530989A JP 21530989 A JP21530989 A JP 21530989A JP H0378923 A JPH0378923 A JP H0378923A
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JP
Japan
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peripheral wall
pressing
push button
ring
center
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Pending
Application number
JP21530989A
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English (en)
Inventor
Isao Mochizuki
勲 望月
Mitsumasa Kako
加古 光政
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はキーボード等の押下キースイッチの押釦構造体
に関するものであり、特にチャタリング、バウンシング
等を防止して安定したオン/オフ動作可能な押下キース
イッチの押釦構造体に関する。
[従来の技術] 近年、各種キーボード装置に組込まれる多数個ノ押下キ
ースイッチの一形態として、ゴム弾性体からなるドーム
状の押釦構造体を使用するものが広く採用されるに至っ
ている。
しかしながら、このゴム弾性体からなるドーム状の押釦
構造体では、その中央の比較的肉厚とされた押圧部に力
を加えるとき、該押圧部に連設−体化した周囲方向に均
等な肉厚のリング状周壁部を座屈変形させてその押圧部
を正しく降下させることを意図して設計されてはいるが
、実際には押釦操作に当って、その押圧部を意図した通
り正確に降下させることがむつかしく、多かれ少ながれ
斜め押しの状態となり、この傾向は押釦ストロークが大
きくなるほど著しく、その結果、押圧部の下方に担持一
体化した可動接点を、通常1対の対向電極からなる固定
接点に対して、厳密に同時に接触させることができず、
可動接点が対向電極の一方に接触してから他方の電極に
接触するわずかな時間差が生じるため、これが押下キー
スイッチのチャタリング、バウンシング等の原因になり
やすいという問題があった。
そこで、特公昭63−44252号公報には、ドーム状
押釦構造体のリング状周壁部の肉厚を押圧部よりも肉薄
とすると共に、その周囲方向の少なくとも一部を他の部
分よりも肉薄となし、抑圧部に押圧力を印加するとき、
押圧部とリング状周壁部の肉厚部分との連接部をヒンジ
様に屈曲させてリング状周壁部の少なくとも1つの肉薄
部分の方向に傾斜して動作させる技術が開示されている
[発明が解決しようとする課題] ところが、前述した押釦構造体では、抑圧部に押圧力を
印加したとき、リング状周壁部の肉厚部分が屈曲して肉
薄部分の方向に押圧部が傾斜して動作する。従って肉厚
部分には曲げ応力が働くが、肉厚部分は曲げに対しては
非常に弱く、上記構成の押釦構造体では数十ガロの押圧
動作には耐えられるが、キーボードのように数百万乃至
数千ガロの抑圧動作を行うと抑圧部と肉厚部分との連設
部のほぼ中央部が前記応力が働くために割れてくるとい
う問題があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたもの
であり、数百万乃至数千ガロの押圧動作にも耐えられ、
しかもチャタリング、バウンシング等が防止できる押釦
構造体を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の押下キースイッチの押釦構造体は、押圧部と、
該押圧部周囲に連設されその内側にストローク空間を形
成する薄肉のリング状周壁部、および該周壁部の周囲に
連設された支持部とをゴム弾性材質で一体的に構成され
るドーム状からなる押釦構造体を固定接点を有する基板
上に配設してなる押下キースイッチにおいて、前記押圧
部内天井部にその中心よりも離れた部分から垂下する突
起を設け、かつ該突起と前記中心に対して反対側の前記
天井部分に可動接点を配設し、前記押圧部に押圧力を印
加するとき、前記突起と前記基板の当接部を支点として
前記押圧部を前記可動接点の方向に傾斜させ、前記中心
に対して前記突起が設けられている側の前記リング状周
壁部を同方向に屈曲させるとともに、前記中心に対して
前記突起とは反対側の前記リング状周壁部を座屈させる
構成とした。
[作用コ 前述した本発明の構成により、押釦構造体の押圧部に押
圧力を印加するとき、突起と基板の当接部を支点として
抑圧部を可動接点の方向に傾斜させ、中心に対して突起
が設けられている側のリング状周壁部を同方向に屈曲さ
せるとともに、前記中心に対して前記突起とは反対側の
リング状周壁部を座屈させる。従って可動接点は基板上
に配設された固定接点に対して正確に接触することがで
き、チャタリングやバウンシングを防止することができ
る。又、リング状周壁部は押圧部に連設−体化され周囲
方向に均等な薄肉なので前述した従来の肉厚部分のよう
に曲げ応力が働き、割れたりすることもなく、耐久性に
優れた押釦構造体を提供することができる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の押下キースイッチの一部破断斜視図、
第2図はその一部分解斜視図をそれぞれ示したものであ
る。
印刷回路基板6上には固定接点5がパターンとして形成
されている。この固定接点5を覆うようにゴム製のドー
ム状押釦構造体10が印刷回路基板6上に設けられてい
る。キーステム2は円筒状をなし、その下部には半リン
グ状のアーム2aが設けられ、アーム2aのほぼ中央部
には突起2bが配設され、この突起2bによりドーム状
押釦構造体10に押圧力が印加される。
またキーステム2の上部には手指により直接押下される
キートップ1が嵌入されている。
キーステム2自体は、断面凸字状のホルダ20の上部に
設けられている円筒20a内部に摺動自在に挿入されて
いる。
第3図はゴム製のドーム状押釦構造体10の縦断面図を
示したものである。
このドーム状押釦構造体10はゴム弾性体からなるドー
ム構造で、その中央には比較的肉厚とされた押圧部11
と、押圧部11の周囲に遠投一体化され周囲方向に均等
な肉厚からなりその内側にストローク空間を形成するリ
ング状周壁部12と、その周壁部12の周囲に連設され
た支持部13とが一体的に構成されている。リング状周
壁部12は押圧部11.支持部13に比べ薄肉に形成さ
れ、屈曲しやすいように構成される。ドーム状押釦構造
体10は支持部13の下面により印刷回路基板6上に支
持されている。そして押圧部11の内部天井部の中心1
1cよりも離れた部分(第3図において左端)に印刷回
路基板6に向かって垂下する突起15が設けられている
。又、前記中心11Cに対して反対側の天井部(第3図
において右端)に可動接点4が配設されている。そして
可動接点4と対向するように印刷回路基板6上に固定接
点5が設けられている。
又、キーステム2の突起2bは可動接点4上方の押圧部
11に対向配置されている。
上述した構成のドーム状押釦構造体1oの作用を説明す
る。
キーステム2bによって押圧部11に押圧力を印加した
とき、突起15が基板6と当接してその当接部を支点と
して押圧部11が可動接点の方向に傾斜する。その傾斜
によって中心11cに対して突起15が設けられている
側のリング状周壁部12aが中心11cの方向へ傾斜す
るように屈曲するとともに、可動接点4側のリング状周
壁部12bが座屈変形する。
その結果、可動接点4が下降して押圧部11が傾斜した
状態で固定接点5と接触する。
このドーム状押釦構造体1oの上記のような挙動は押釦
操作を極く普通の仕方で行うときには不変的なものとさ
れ、従って可動接点4を印刷回路基板6上に配設された
固定接点5に対して常に一定の状態で接触させるように
することができ、これにより押下キースイッチのチャタ
リングやバウンシングを防止することができる。
また、突起15側のリング状周壁部12aは均一に肉薄
に形成されているので、屈曲による割れもなく、耐久性
に優れた押釦構造体を提供できる。
尚、本実施例では押釦構造体を単一のドーム形としたが
これに限定されるものではない。
第5図は他の実施例の押釦構造体の縦断面図を示したも
のである。
押圧部11の上面にさらにキーステム2の円筒状突起2
cが嵌入される円筒部10aと、押圧部11と円筒部1
0aとをつなぐドーム状連設部10bとを設ける。従っ
てキーステム2は、円筒状突起2cが押釦構造体の円筒
部10aに嵌入されることにより、押釦構造体上で安定
した位置に保持される。
そして連設部10bとリング状周壁部12とを異なるば
ね特性とする。
又、突起15と対向するキーステム2の下端の位置にそ
の切断面が中心から斜め上方に向かう切欠2dを設ける
さらに第6図に示すようにリング状周壁部12を平面か
ら見てほぼ小判型とし、両端の円弧部分12a、12b
に隣接してそれぞれ突起15と可動接点4を配置し、両
円弧部分12a、12bを結ぶ2つの平面部分12cが
円弧部分12b側で間隔を狭くするように傾斜させる。
以上のように構成された押釦構造体について第5図及び
第7.8図を用いてその作用を説明する。
まず操作者がキートップ1に押圧力を印加するとキース
テム2が押圧される。するとその押圧力は押釦構造体に
伝わる。
前述したように連設部10bとリング状周壁部12のば
ね特性は異なる。具体的にはリング状周壁部12の方か
ばね定数が大きくかつクリック特性を有する。
従って、押釦構造体に伝わった押圧力により、まず連設
部10bが屈曲するが、前述したようにキーステム2に
は突起15と対向する位置に切欠2dが設けられている
ので、キーステム2により主に可動接点4側が押されて
、可動接点側の連設部10bが大きく撓んで、円筒部1
0aが突起15側に傾いた状態となる。これが第7図の
状態である。
そしてさらに押圧力が印加されるとリング状周壁部12
が屈曲し始めるが、これは単一のドーム状押釦構造体と
同じく、突起15が基板6と当接して、その当接部を支
点として押圧部11が可動接点の方向に傾斜する。その
傾斜によってリング状周壁部12aが中心11Cの方向
へ傾斜するように屈曲するとともに、リング状周壁部1
2bが座屈する。この場合には第6図で示したようにリ
ング状周壁部12を略小判型としたので、可動接点4が
設けられた側のリング状周壁部12bは座屈し易くなる
従って押圧力を印加したとき、まず連設部10bが撓み
、次にリング状周壁部12がクリック特性を示して可動
接点側のリング状周壁部12bが座屈するので、可動接
点4は固定接点5に確実に接触することができて、安定
したスイッチング動作を行うことが可能である。
又、単一のドーム状押釦構造体と同様にリング状周壁部
12は薄肉なので耐久性にも優れている。
なお両実施例において突起15は基板16と常時接触し
た構造であっても差支えない。
[発明の効果] 本発明の押下キースイッチの押釦構造体は、押圧部内天
井部にその中心よりも離れた部分から垂下する突起を設
け、該突起と前記中心に対して反対側の前記天井部分に
可動接点を配設し、押圧部に押圧力を印加したとき、押
圧部が必ず可動接点の方に傾斜して確実に動作させるこ
とができてチャタリングやバウンシングを防止でき、し
かも屈曲部分を肉厚にする必要がないので耐久性にも優
れているという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の押下キースイッチの一部破断斜視図、
第2図は一部分解斜視図、第3図は押釦構造体の縦断面
図、第4図は第3図の作用状態説明図、第5図は他の実
施例の押釦構造体の縦断面図、第6図はその平面図、第
7図及び第8図は第5図の作用状態説明図である。 図中4は可動接点、5は固定接点、6は印刷回路基板、
10はドーム状押釦構造体、11は押圧部、llcは押
圧部の中心、12はリング状周壁部、13は支持部、1
5は突起である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、押圧部と、該押圧部周囲に連設されその内側にスト
    ローク空間を形成する薄肉のリング状周壁部と、および
    該周壁部の周囲に連設された支持部とをゴム状弾性体で
    一体的に構成されるドーム状からなる押釦構造体を固定
    接点を有する基板上に配設してなる押下キースイッチに
    おいて、前記押圧部内天井部にその中心よりも離れた部
    分から垂下する突起を設け、かつ該突起と前記中心に対
    して反対側の前記天井部分に可動接点を配設し、前記押
    圧部に押圧力を印加するとき、前記突起と前記基板の当
    接部を支点として前記押圧部を前記可動接点の方向に傾
    斜させ、前記中心に対して前記突起が設けられている側
    の前記リング状壁部を同方向に屈曲させるとともに、前
    記中心に対して前記突起とは反対側の前記リング状周壁
    部を座屈させることを特徴とする押下キースイッチの押
    釦構造体。
JP21530989A 1989-08-22 1989-08-22 押下キ―スイッチの押釦構造体 Pending JPH0378923A (ja)

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JP (1) JPH0378923A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013073771A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子ピアノの鍵スイッチ
JP2019106353A (ja) * 2017-12-11 2019-06-27 韓国アルプス株式会社 ピーク荷重位置の遅延構造を含むスイッチ

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