JP2007200738A - 押釦スイッチ - Google Patents

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正彦 小田嶋
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【課題】作動力が最大になるまでの移動量を大きくしつつ良好な操作フィーリングを確保した押釦スイッチを提供する。
【解決手段】押圧部材5の押圧操作によりドーム状の反転バネ3が反転し、この反転動作により可動接点11と固定接点10とからなる接点部2の接離をなすものであって、反転バネ3の載置面13と押圧部材5との間にコイルバネ4を設け、反転バネ3にはコイルバネ4を貫通させる切欠部が形成される。反転バネ3は中央部に切欠部としての貫通孔20を有し、この貫通孔20をコイルバネ4が貫通する。
【選択図】図1

Description

本発明は、タクティルフィーリングを有する押釦スイッチに関し、特に作動力が最大になるまでの移動量を大きくした押釦スイッチに関する。
従来からタクティルフィーリングを有した押釦スイッチが知られている。タクティルフィーリングを有した押釦スイッチは、上下方向に操作可能な押圧部材と、押圧部材により押圧されるドーム状の反転バネとを備え、押圧部材の操作に伴う反転バネの反転動作によって固定接点と可動接点を接離させるものである。反転バネが押圧部材を介して押下げされると、反転バネの飛び移り現象により、作動力が移動量に対し、中間で凹状の特性、いわゆるタクティルフィードバック機構によるクリック感触を得ることができる。
タクティルフィーリングを有した押釦スイッチにおいては、作動力が最大になるまでの移動量を大きくしたい場合があり、そのために反転バネと押圧部材の間にゴムシートを挟み込んで、このゴムシートの圧縮変形によって移動量を調整するものが知られている。このような押釦スイッチとしては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特開平4−294016号公報
しかし、従来の押釦スイッチにおいては、ゴムシートの周縁部をハウジングに固定しているため、押圧部材を操作した際にゴムシートの伸び量が大きくなり、操作フィーリングを阻害するという問題点を有していた。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、作動力が最大になるまでの移動量を大きくしつつ良好な操作フィーリングを確保した押釦スイッチを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る押釦スイッチは、押圧部材の押圧操作によりドーム状の反転バネが反転し、該反転動作により可動接点と固定接点とからなる接点部の接離をなす押釦スイッチにおいて、
前記反転バネの載置面と前記押圧部材との間にコイルバネを設け、前記反転バネは前記コイルバネを貫通させる切欠部が形成されてなることを特徴として構成されている。
また、本発明に係る押釦スイッチは、前記反転バネは中央部に前記切欠部として貫通孔を有し、該貫通孔を前記コイルバネが貫通することを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係る押釦スイッチは、前記反転バネの載置面には前記貫通孔の周辺部に対応する部分に前記固定接点を設けたことを特徴として構成されている。
さらにまた、本発明に係る押釦スイッチは、前記反転バネの載置面には前記貫通孔に対応する部分に前記コイルバネの保持部を設けたことを特徴として構成されている。
そして、本発明に係る押釦スイッチは、前記反転バネは頂部を中心として対称な2箇所の周縁部にそれぞれ前記切欠部を有し、該切欠部を貫通する前記コイルバネを2つ設けたことを特徴として構成されている。
本発明に係る押釦スイッチによれば、反転バネの載置面と押圧部材との間にコイルバネを設け、反転バネはコイルバネを貫通させる切欠部が形成されてなることにより、コイルバネによって押圧部材が反転バネに当接するまでの移動量を確保でき、かつバネにより良好なフィーリングを得ることができるので、作動力が最大になるまでの移動量を大きくしつつ、良好な操作フィーリングを確保することができる。
また、本発明に係る押釦スイッチによれば、反転バネは中央部に切欠部として貫通孔を有していることにより、一つのコイルバネで安定的に押圧部材の操作をなすことができる。
さらに、本発明に係る押釦スイッチによれば、反転バネの載置面には貫通孔の周辺部に対応する部分に固定接点を設けたことにより、中央部に配置されるコイルバネと固定接点との導通を防止することができる。
さらにまた、本発明に係る押釦スイッチによれば、反転バネの載置面には貫通孔に対応する部分にコイルバネの保持部を設けたことにより、コイルバネの組み込みが容易で、しかも安定的に動作させることができる。
そして、本発明に係る押釦スイッチによれば、反転バネは頂部を中心として対称な2箇所の周縁部にそれぞれ切欠部を有し、切欠部を貫通するコイルバネを2つ設けたことにより、押圧部材からの操作力を2つのコイルバネでバランスよく受けることができ、安定的な操作をなすことができる。
本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。図1には、本実施形態における押釦スイッチの断面図を示している。この図に示すように、本実施形態における押釦スイッチは、ハウジング1内に固定接点10と可動接点11とからなる接点部2を納め、さらに押圧部材5を設けてその押圧操作により可動接点11と固定接点10の接離をなすようにしたものである。
ハウジング1は、略箱状に形成され、内部には接点部2等を納める収容部12が形成されている。接点部2は、ハウジング1の底面13に形成される固定接点10と、ドーム状の反転バネ3の頂部付近に構成される可動接点11とからなっている。ドーム状の反転バネ3は、押圧に応じた頂部の反転と、初期状態への自己復帰とが可能となるように、接点材をめっきした金属板バネを絞り加工することにより、頂部を一方に膨出させて形成したものである。固定接点10は、収容部12の中央部に配置される内側固定接点10aと、収容部12の周囲部に配置される外側固定接点10bとからなり、反転バネ3はそれらを略覆うようにハウジング1の底面13上に配置される。
反転バネ3の載置面であるハウジング1の底面13と押圧部材5との間には、コイルバネ4が設けられる。押圧部材5は、下面にコイルバネ4の上部を納める凹状のバネ収容部16を有すると共に、上部には押圧操作を行うための操作部17が形成されている。また、押圧部材5の上面はカバー部材6によって覆われる。
反転バネ3の周縁部は外側固定接点10bと常時接触しており、反転バネ3の頂部付近に構成された可動接点11は、押圧部材5の非押圧時においては内側固定接点10aと離隔している。
図2にはハウジング1の平面図を、図3には反転バネ3の平面図を、それぞれ示している。ハウジング1には、上述のように内側固定接点10aと外側固定接点10bが配置されており、このうち内側固定接点10aはドーナツ状に形成されていて、中心に相当する部分には突起状の保持部14が形成されている。また反転バネ3には、中央部に内側固定接点10aの内周と略同じ直径の切欠部としての貫通孔20が形成されており、その周縁部が可動接点11として機能する。
そして、図1に示すように、コイルバネ4は上部が押圧部材5のバネ収容部16に収容され、下部が反転バネ3の貫通孔20を貫通して、ハウジング1の底面13に形成された保持部14に保持される。このように、コイルバネ4がハウジング1の底面において保持部14により保持されているため、コイルバネ4を座屈等させることなく押圧部材5を安定して操作することができる。
図4には、押圧部材5の押圧操作時における押釦スイッチの断面図を示している。この図に示すように、押圧部材5を下方に押圧すると、コイルバネ4は押圧部材5に対して抵抗力を発生しつつ圧縮される。また、押圧部材5により反転バネ3は反転動作し、可動接点11が内側固定接点10aに接触する。このとき、コイルバネ4は略全てが押圧部材5のバネ収容部16に収容された状態となる。
押圧部材5を押圧すると、最初はコイルバネ4の抵抗力により作動力が上昇する。さらに押圧部材5を押圧すると、その底面が反転バネ3の頂部付近に接触し、これを下方に押し下げることで、反転バネ3による抵抗力が付加され、作動力は更に上昇する。反転バネ3は、所定の位置まで押し下げられることにより反転動作し、この際には反転バネ3による抵抗力は一旦減少して、最後に再び上昇する。このような特性を有していることにより、押圧部材5の操作に伴っていわゆるタクティルフィーリングを得ることができる。
本実施形態における押釦スイッチでは、押圧部材5とハウジング1の底面13との間にコイルバネ4を設けていることにより、押圧部材5の移動量を大きく取ることができ、しかもコイルバネ4により発生する抵抗力は、押圧部材5の移動量に対して線形であるために、良好な移動量−作動力特性を得ることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図5は、本実施形態における押釦スイッチのハウジング1の平面図である。本実施形態の押釦スイッチは、押圧部材5とハウジング1の底面13との間にコイルバネ4を設けるという点においては第1の実施形態と共通する。ただし、コイルバネ4を設ける場所及び数が異なっている。
図5に示すように、ハウジング1の底面13には、中央部に円形の内側固定接点10aが、周囲部に2箇所の外側固定接点10bが、それぞれ配置されている。また、底面13の周囲部であって、内側固定接点10aを中心として対称な2箇所にそれぞれ保持部14が形成されており、これらの位置にそれぞれコイルバネ4が設けられる。
このハウジング1に納められる反転バネ3は、コイルバネ4と干渉しないような形状に形成される。図6には、ハウジング1に反転バネ3を配置した状態の平面図を示している。この図に示すように、反転バネ3は、2つの外側固定接点10bを跨ぐ大きさであって、その頂部を中心として対称な2箇所の周縁部にそれぞれ切欠部21が形成されている。
図7には押釦スイッチの断面図を示しており、この図に示すように押圧部材5には周縁部の2箇所にバネ収容部16が形成され、2つのコイルバネ4は、それぞれ上部がバネ収容部16に収容され、下部は反転バネ3の切欠部21を貫通すると共に、ハウジング1の底面13に設けられた突起部16に保持される。押圧部材5を押圧操作すると、第1の実施形態と同様に最初はコイルバネ4により作動力が発生し、さらに押圧すると反転バネ3により作動力も付加され、反転バネ3の反転に伴って作動力が凹状に変化してタクティルフィーリングを得ることができる。
本実施形態ではコイルバネ4を反転バネ3の頂部を中心とした対称位置に2箇所設けているので、より安定的に押圧部材5の操作をなすことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用はこれらの実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。
第1の実施形態における押釦スイッチの断面図である。 ハウジングの平面図である。 反転バネの平面図である。 押圧部材の押圧操作時における押釦スイッチの断面図である。 第2の実施形態における押釦スイッチのハウジングの平面図である。 ハウジングに反転バネを配置した状態の平面図である。 押釦スイッチの断面図である。
符号の説明
1 ハウジング
2 接点部
3 反転バネ
4 コイルバネ
5 押圧部材
6 カバー部材
10 固定接点
11 可動接点
12 収容部
13 底面
14 保持部
16 バネ収容部
17 操作部
20 貫通孔
21 切欠部

Claims (5)

  1. 押圧部材の押圧操作によりドーム状の反転バネが反転し、該反転動作により可動接点と固定接点とからなる接点部の接離をなす押釦スイッチにおいて、
    前記反転バネの載置面と前記押圧部材との間にコイルバネを設け、前記反転バネは前記コイルバネを貫通させる切欠部が形成されてなることを特徴とする押釦スイッチ。
  2. 前記反転バネは中央部に前記切欠部として貫通孔を有し、該貫通孔を前記コイルバネが貫通することを特徴とする請求項1記載の押釦スイッチ。
  3. 前記反転バネの載置面には前記貫通孔の周辺部に対応する部分に前記固定接点を設けたことを特徴とする請求項2記載の押釦スイッチ。
  4. 前記反転バネの載置面には前記貫通孔に対応する部分に前記コイルバネの保持部を設けたことを特徴とする請求項2または3記載の押釦スイッチ。
  5. 前記反転バネは頂部を中心として対称な2箇所の周縁部にそれぞれ前記切欠部を有し、該切欠部を貫通する前記コイルバネを2つ設けたことを特徴とする請求項1記載の押釦スイッチ。
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JP2016003440A (ja) * 2014-06-13 2016-01-12 株式会社 栄組 壁の亀裂補修装置
WO2017073148A1 (ja) * 2015-10-29 2017-05-04 株式会社 栄組 壁の亀裂補修装置

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