JPH08180766A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JPH08180766A
JPH08180766A JP33591294A JP33591294A JPH08180766A JP H08180766 A JPH08180766 A JP H08180766A JP 33591294 A JP33591294 A JP 33591294A JP 33591294 A JP33591294 A JP 33591294A JP H08180766 A JPH08180766 A JP H08180766A
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JP
Japan
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push button
button switch
switch
knob member
elastic metal
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Pending
Application number
JP33591294A
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English (en)
Inventor
Masaru Sakai
大 酒井
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ショートストロークタイプの押ボタンスイッ
チを用いているにも拘らず、ロングストロークタイプの
ような操作フィーリングを与え、振動下で操作される場
合の誤操作防止を図る。 【構成】 ノブ部材11と押ボタンスイッチ10との間
にクリアランスx0 を設けると共に、ノブ部材11が押
ボタンスイッチ10に接するときに受ける反力が、押ボ
タンスイッチ10をオン位置に変位させるための押圧力
に対して40〜90%となるように、ノブ部材11をバ
ネ部材12によって付勢する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスイッチ装置に関し、例
えば車両用空調装置の操作パネルのスイッチ等として有
効に利用することができる。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連する従来技術のひとつとし
て、実開昭60−76833号公報に記載の押釦の取付
け構造がある。これは、エスカツションの開口部に支軸
を介してノブを押し込み方向に移動可能に設け、ノブと
固定配置されたスイッチと間に、ノブに復帰力を与える
スプリングをエスカツションと一体形成で設けたもので
ある。ノブは直接的にスイッチと接する状態に設けられ
ており、スイッチの作動ストロークがノブの作動ストロ
ークになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ノブによっ
て押圧操作される押ボタンスイッチには所謂ショートス
トロークタイプとロングストロークタイプとがあり、ロ
ングストロークタイプのものはショートストロークタイ
プのものと比較して4〜5倍程度の作動ストロークを有
している。
【0004】図4はショートストロークタイプの押ボタ
ンスイッチの一例を示す構成断面図で、1は弾性金属接
点、2はステム、3は第1の固定接点、4は第2の固定
接点である。弾性金属接点1は、断面が円弧状の円板
で、弾性によって図示の円弧状に復帰するように形成さ
れている。ステム2は、弾性金属接点1の凸側に設けら
れており、弾性金属接点1の略中央部分を押圧すること
ができるようになっている。第1の固定接点3は、弾性
金属接点1の周囲部分に固設されており、弾性金属接点
1と電気接触している。第2の固定接点4は、弾性金属
接点1の凹側の略中央部分に、弾性金属接点1から離間
するように設けられている。このような構成で、弾性金
属接点1の復帰力に抗してステム2が押圧されると、弾
性金属接点1が第2の固定接点4と非接触のオフ位置か
ら第2の固定接点4と接触するオン位置に変位し、第1
の固定接点3と第2の固定接点4が導通する。ステム2
の押圧を解除すると、弾性金属接点1の円弧状への復帰
力により、弾性金属接点1がオン位置からオフ位置に変
位し、第1の固定接点3と第2の固定接点4とが非導通
状態になる。このようなショートストロークタイプで
は、作動ストロークが0.2mm程度と極めて小さい。
【0005】図5はロングストロークタイプの押ボタン
スイッチの一例を示す構成断面図で、5は導電ゴムから
なる弾性接点、6はステム、7および8は夫々電気的に
独立の固定接点である。導電ゴム製の弾性接点5は、接
点本体5aと、接点本体5aの周囲に一体形成され接点
本体5aを支持する脚部5bとを有している。ステム6
は、弾性接点5の接点本体5aの上面に接して設けられ
たおり、接点本体5aを押圧することができるようにな
っている。固定接点7,8は、弾性接点の接点本体5a
の下方に、これと離間するように固設されている。この
ような構成で、弾性接点5の弾性に抗してステム6が押
圧されると、弾性接点5が固定接点7,8に接触し、固
定接点7,8が導通する。押圧が解除されると、弾性接
点5がその弾性により復帰して、固定接点7,8が非導
通状態になる。このようなロングストロークタイプで
は、作動ストロークが0.8mm程度と大きい。
【0006】図6はショートストロークタイプの押ボタ
ンスイッチおよびロングストロークタイプの押ボタンス
イッチの押圧力−ストローク特性を示す図で、aはショ
ートストロークタイプの押圧力−ストローク特性、bは
ロングストロークタイプの押圧力−ストローク特性であ
る。図から明らかなように、ショートストロークタイプ
では極めて短いストロークS1 でオン状態となり、ロン
グストロークでは長いストロークS2 でオン状態とな
る。F0 は押ボタンスイッチをオン位置に変位させるた
めの押圧力である。押圧力がF0 に達すると、ショート
ストロークタイプでは弾性金属接点1の落ち込み力によ
ってオン状態となり、ロングストロークタイプでは弾性
接点5の落ち込み力によってオン状態となる。
【0007】ショートストロークタイプのものはロング
ストロークタイプのものと比べて安価であり、製品のコ
スト低減を図る観点から、ショートストロークタイプの
押ボタンスイッチの使用が望まれる。この観点から、上
述した従来技術のスイッチとしてショートストロークタ
イプの押ボタンスイッチを適用すると、ノブの作動スト
ロークが押ボタンスイッチの作動ストロークそのものと
なるため、極めて短いストロークでスイッチのオン/オ
フが行なわれることとなる。車両用空調装置の操作パネ
ルのように振動下で操作されるスイッチの場合、作動ス
トロークが短いと振動等により誤操作を生じるおそれが
あるので、ショートストロークタイプを使用する場合で
も、ロングストロークタイプのような操作フィーリング
が必要とされる。すなわち、ロングストロークタイプの
ように作動ストロークを長くし、更に、ノブの押込み操
作とショートストロークタイプの押ボタンスイッチの作
動との間の一体感を損なうことがないようにすると共
に、スイッチがオンする感覚すなわちクリック感を損な
わないようにすることが望まれる。
【0008】本発明は上記観点に基づいてなされたもの
で、その目的は、ショートストロークタイプの押ボタン
スイッチを使用しているにも拘らず、ロングストローク
タイプのような操作フィーリングを与えることができ、
車両用空調装置の操作パネルのように振動下で操作され
る場合の誤操作防止にも寄与するスイッチ装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明においては、
押圧でオフ位置からオン位置へ変位し、押圧の解除でオ
ン位置からオフ位置に復帰するショートストロークタイ
プの固定配置された押ボタンスイッチと、前記押ボタン
スイッチに対して所定のクリアンランスを介して接離自
在に設けられたノブ部材と、前記ノブ部材を前記押ボタ
ンスイッチから離間する方向に付勢するバネ部材とを有
し、前記ノブ部材の作動ストロークが前記所定のクリア
ランスと前記押ボタンスイッチの作動ストロークとの和
になるように構成すると共に、前記ノブ部材が前記押ボ
タンスイッチに接するときに受ける反力が、前記押ボタ
ンスイッチをオン位置に変位させるための押圧力に対し
て40〜90%となるように、前記バネ部材を構成した
スイッチ装置によって、上記目的を達成する。
【0010】第2の発明においては、円弧状の弾性金属
接点を有し、前記弾性金属接点の円弧状への復帰力に抗
して押圧することで前記弾性金属接点がオフ位置からオ
ン位置に変位し、押圧が解除されることで円弧状への復
帰力により前記弾性金属接点がオン位置からオフ位置に
復帰するショートストロークタイプの固定配置された押
ボタンスイッチと、弾性を有するヒンジ部を備え、前記
押ボタンスイッチに対して所定のクリアンランスを介し
て接離自在に設けられ、前記押ボタンスイッチから離間
する方向に前記ヒンジ部によって付勢されるノブ部材と
を有し、前記ノブ部材の作動ストロークが前記所定のク
リアランスと前記押ボタンスイッチの作動ストロークと
の和になるように構成すると共に、前記ノブ部材のヒン
ジ部を、前記ノブ部材が前記押ボタンスイッチに接する
ときに受ける反力が、前記押ボタンスイッチをオン位置
に変位させるための押圧力に対して40〜90%となる
ように、構成したスイッチ装置によって、上記目的を達
成する。
【0011】
【作用】第1の発明によれば、ノブ部材と押ボタンスイ
ッチとの間に所定のクリアランスが設けられていること
により、作動ストロークが長くされている。また、ノブ
部材が押ボタンスイッチに接するときに受ける反力が、
押ボタンスイッチをオン位置に変位させるための押圧力
に対して40〜90%となるように、バネ部材が構成さ
れていることにより、ノブ部材の押込み操作と押ボタン
スイッチの作動との間の一体感およびクリック感が損な
われないようになっている。すなわち、上述の反力が押
ボタンスイッチをオン位置に変位させるための押圧力に
対して40%以下であると、ノブ部材が押ボタンスイッ
チに接するまでの押圧力と押ボタンスイッチをオン位置
に変位させるための押圧力との間に差がありすぎるため
に、操作に違和感が生じ、ノブ部材の押込み操作と押ボ
タンスイッチの作動との間の一体感が損なわれる。逆
に、上述の反力が押ボタンスイッチをオン位置に変位さ
せるための押圧力に対して90%以上であると、押ボタ
ンスイッチをオン位置に変位させるための押圧力が押ボ
タンスイッチに作用した際に押ボタンスイッチのオン位
置への落ち込み力がフィーリングとして感じにくくな
り、クリック感が損なわれる。
【0012】第2の発明によれば、上述のバネ部材の機
能がノブ部材のヒンジ部に与えられていることにより、
バネ部材を設ける必要がなくなり、部品点数の削減およ
び構成の簡単化を図ることができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す構成断面図
で、10は押ボタンスイッチ、11はノブ部材、12は
バネ部材である。
【0014】押ボタンスイッチ10は、前述した図4の
構成を有するショートストロークタイプで、弾性金属接
点1の円弧状への復帰力に抗して押圧されることで弾性
金属接点1が第2の固定接点4と非接触のオフ位置から
第2の固定接点4と接触するオン位置に変位し、押圧が
解除されることで円弧状への復帰力により弾性金属接点
1がオン位置からオフ位置に復帰するようになってい
る。押ボタンスイッチ10は基板13に固設されてい
る。
【0015】ノブ部材11は、ノブ本体11aと、ノブ
本体11aの上方に延設されたヒンジ部11bと、ノブ
本体11aの下部で水平方向に張出し形成されたボス部
11cとを有し、例えば耐熱ABS樹脂などで形成され
ている。ノブ部材11は、操作パネル14に形成された
開口14aからノブ本体11aが突出し、ボス部11c
が押ボタンスイッチ10と対峙するように、ヒンジ部1
1bの自由端が操作パネル14の背面に固定されてい
る。ノブ部材11はヒンジ部11bにより押ボタンスイ
ッチ10に対して接離自在になっている。押ボタンスイ
ッチ10を押圧するノブ部材11のボス部11cは、ノ
ブ部材10が押圧操作されていない場合、押ボタンスイ
ッチ10と所定のクリアランスx0 を介して離間するよ
うに構成されている。クリアランスx0 は、ノブ部材1
1の作動ストロークを長くするためのもので、押ボタン
スイッチ10の作動ストロークが0.2mm程度である
場合に0.8mm程度の作動ストロークを得る場合であ
れば、0.6mm程度に設定される。
【0016】バネ部材12は、実質的に細長の板状で、
下端に付勢部12aを有し、上端に固定部12bを有し
ている。バネ部材12は、付勢部12aがノブ部材11
のノブ本体11aの背面を押ボタンスイッチ10に対し
て離間方向に付勢するように、固定部12bがノブ部材
11のヒンジ部11bの固定端にビス15によって固定
されている。バネ部材12は、繰返し疲労に対する耐久
性、ノブ部材11との間の潤滑性、および柔軟性が良好
な材質で形成することが望ましく、本例ではポリアセタ
ールが用いられている。ポリアセタールは、耐熱ABS
樹脂やポリカーボネートなどと比べて繰返し疲労に対す
る耐久性が高く、また、耐熱ABS樹脂で形成されたノ
ブ部材11との間において良好な潤滑性がある。ノブ部
材11が押圧操作される場合にノブ部材11とバネ部材
12との接触面が滑りにくいと、操作フィーリングが悪
化するので、良好な潤滑性を得ることは重要な問題であ
る。更に、バネ部材12は、図2に示すように、ノブ部
材11のボス部11cが押ボタンスイッチ10に接する
ときに受けるノブ部材11の反力が、押ボタンスイッチ
10をオン位置に変位させるための押圧力F0 に対して
40〜90%となるように、構成される。
【0017】図2は図1の構成のスイッチ装置の押圧力
−ストローク特性を示す図で、縦軸はノブ部材11に作
用する押圧力、横軸はノブ部材11の作動ストロークを
示している。図2において、F0 は押ボタンスイッチ1
0をオン位置に変位させるための押圧力、ストローク0
−x0 間はクリアランスx0 によって与えられるストロ
ーク、ストロークx0 −S間はショートストロークタイ
プの押ボタンスイッチ10によって与えられるストロー
クである。上方の一点鎖線cは、ノブ部材11のボス部
11cが押ボタンスイッチ10に接するときに受けるノ
ブ部材11の反力が、押ボタンスイッチ10をオン位置
に変位させるための押圧力F0 に対して90%になる場
合の特性を示し、下方の一点鎖線dは、上述の反力が押
ボタンスイッチ10をオン位置に変位させるための押圧
力F0 に対して40%になる場合の特性を示している。
バネ部材12は、ノブ部材11のボス部11cが押ボタ
ンスイッチ10に接するときに受けるノブ部材11の反
力が、上方の一点鎖線cと下方の一点鎖線dとの間の斜
線領域となるように、すなわち、押圧力F0 に対して4
0〜90%となるように構成される。ノブ部材11のボ
ス部11cが押ボタンスイッチ10に接するときに受け
るノブ部材11の反力が押圧力F0 に対して40%以下
であると、ノブ部材11のボス部11cが押ボタンスイ
ッチ10に接するまでの押圧力と押ボタンスイッチ10
をオン位置に変位させるための押圧力F0 との間に差が
ありすぎるために、操作に違和感が生じ、ノブ部材11
の押込み操作と押ボタンスイッチ10の作動との間の一
体感が損なわれる。逆に、ノブ部材11のボス部11c
が押ボタンスイッチ10に接するときに受けるノブ部材
11の反力が押圧力F0 に対して90%以上であると、
押ボタンスイッチ10をオン位置に変位させるための押
圧力F0 が押ボタンスイッチ10に作用した際に押ボタ
ンスイッチ10のオン位置への落ち込み力がフィーリン
グとして感じにくくなり、クリック感が損なわれること
となる。これらの事実は本発明者の実験によって確かめ
られたものである。
【0018】以上のごとき構成のスイッチ装置によれ
ば、ノブ部材11の作動ストロークが所定のクリアラン
スx0 と押ボタンスイッチ10の作動ストロークとの和
になり、長い作動ストロークが与えられると共に、ノブ
部材11のボス部11cが押ボタンスイッチ10に接す
るときに受けるノブ部材11の反力が、押ボタンスイッ
チ10をオン位置に変位させるための押圧力F0 に対し
て40〜90%となるように、ノブ部材11がバネ部材
12によって付勢されることにより、ノブ部材11の押
込み操作と押ボタンスイッチ10の作動との間の一体感
が損なわれることがなく、また、スイッチがオンする感
覚すなわちクリック感も損なわれない。
【0019】なお、上記実施例においてはノブ部材11
をヒンジ部11bによって押ボタンスイッチ10に対し
て接離自在としたが、ノブ部材11を支軸により回動自
在にすることによって押ボタンスイッチ10に対して接
離自在にするように構成してもよい。
【0020】図3は本発明の別の実施例を示す構成断面
図で、その特徴は、先の実施例のバネ部材12の機能を
ノブ部材20のヒンジ部20bにもたせ、バネ部材を使
用しないようにした点にある。すなわち、本例では、ノ
ブ部材20のボス部20cが押ボタンスイッチ10に接
するときに受けるノブ部材20の反力が、押ボタンスイ
ッチ10をオン位置に変位させるための押圧力F0 に対
して40〜90%となるように、ノブ部材20がヒンジ
部20bによって付勢される。なお、20aはノブ本
体、21はヒンジ部20bを操作パネル14に固定する
ためのビスであり、その他の構成は先の実施例で述べた
とおりである。本例によれば、バネ部材の機能がノブ部
材20のヒンジ部20bに与えられていることにより、
バネ部材を設ける必要がなくなり、部品点数の削減およ
び構成の簡単化を図ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ノ
ブ部材と押ボタンスイッチとの間に所定のクリアランス
を設けると共に、ノブ部材が押ボタンスイッチに接する
ときに受ける反力が、押ボタンスイッチをオン位置に変
位させるための押圧力に対して40〜90%となるよう
に、ノブ部材をバネ部材によって付勢するように構成し
たので、ショートストロークタイプの押ボタンスイッチ
を用いるにも拘らず、長い作動ストロークを有し、しか
も、ノブ部材の押込み操作と押ボタンスイッチの作動と
の間の一体感およびクリック感が良好で、ロングストロ
ークタイプのような操作フィーリングを与えることがで
き、車両用空調装置の操作パネルのように振動下で操作
される場合の誤操作防止にも寄与するスイッチ装置を提
供することができる。
【0022】また、バネ部材をポリアセタールで形成す
ることにより、ノブ部材との間で良好な潤滑性を得るこ
とができ、ノブ部材とバネ部材との接触面が滑りにくい
ことに起因する操作フィーリングの悪化を防止すること
ができると共に、繰返し疲労に対する耐久性をも向上さ
せることができる。
【0023】更に、バネ部材の機能をノブ部材のヒンジ
部にもたせれば、バネ部材を設ける必要がなくなり、部
品点数の削減および構成の簡単化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す構成断面図であ
る。
【図2】図2は図1の構成のスイッチ装置の押圧力−ス
トローク特性を示す図である。
【図3】図3は本発明の別の実施例を示す構成断面図で
ある。
【図4】図4はショートストロークタイプの押ボタンス
イッチの一例を示す構成断面図である。
【図5】図5はロングストロークタイプの押ボタンスイ
ッチの一例を示す構成断面図である。
【図6】図6はショートストロークタイプの押ボタンス
イッチおよびロングストロークタイプの押ボタンスイッ
チの押圧力−ストローク特性を示す図である。
【符号の説明】
1 弾性金属接点 2 ステム 3 第1の固定接点 4 第2の固定接点 10 押ボタンスイッチ 11 ノブ部材 12 バネ部材 20 ノブ部材 20b ヒンジ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押圧でオフ位置からオン位置へ変位し、
    押圧の解除でオン位置からオフ位置に復帰するショート
    ストロークタイプの固定配置された押ボタンスイッチ
    と、 前記押ボタンスイッチに対して所定のクリアンランスを
    介して接離自在に設けられたノブ部材と、 前記ノブ部材を前記押ボタンスイッチから離間する方向
    に付勢するバネ部材とを有し、 前記ノブ部材の作動ストロークが前記所定のクリアラン
    スと前記押ボタンスイッチの作動ストロークとの和にな
    るように構成すると共に、 前記ノブ部材が前記押ボタンスイッチに接するときに受
    ける反力が、前記押ボタンスイッチをオン位置に変位さ
    せるための押圧力に対して40〜90%となるように、
    前記バネ部材を構成したスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記バネ部材をポリアセタールで形成し
    た請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記押ボタンスイッチが、円弧状の弾性
    金属接点を有し、前記弾性金属接点の円弧状への復帰力
    に抗して押圧することで前記弾性金属接点がオフ位置か
    らオン位置に変位し、押圧が解除されることで円弧状へ
    の復帰力により前記弾性金属接点がオン位置からオフ位
    置に復帰するように構成されている請求項1に記載のス
    イッチ装置。
  4. 【請求項4】 円弧状の弾性金属接点を有し、前記弾性
    金属接点の円弧状への復帰力に抗して押圧することで前
    記弾性金属接点がオフ位置からオン位置に変位し、押圧
    が解除されることで円弧状への復帰力により前記弾性金
    属接点がオン位置からオフ位置に復帰するショートスト
    ロークタイプの固定配置された押ボタンスイッチと、 弾性を有するヒンジ部を備え、前記押ボタンスイッチに
    対して所定のクリアンランスを介して接離自在に設けら
    れ、前記押ボタンスイッチから離間する方向に前記ヒン
    ジ部によって付勢されるノブ部材とを有し、 前記ノブ部材の作動ストロークが前記所定のクリアラン
    スと前記押ボタンスイッチの作動ストロークとの和にな
    るように構成すると共に、 前記ノブ部材のヒンジ部を、前記ノブ部材が前記押ボタ
    ンスイッチに接するときに受ける反力が、前記押ボタン
    スイッチをオン位置に変位させるための押圧力に対して
    40〜90%となるように、構成したスイッチ装置。
JP33591294A 1994-12-24 1994-12-24 スイッチ装置 Pending JPH08180766A (ja)

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