JPH0729580Y2 - 端子ブロック - Google Patents
端子ブロックInfo
- Publication number
- JPH0729580Y2 JPH0729580Y2 JP1988060188U JP6018888U JPH0729580Y2 JP H0729580 Y2 JPH0729580 Y2 JP H0729580Y2 JP 1988060188 U JP1988060188 U JP 1988060188U JP 6018888 U JP6018888 U JP 6018888U JP H0729580 Y2 JPH0729580 Y2 JP H0729580Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrodes
- wiring
- terminal block
- electrode
- output side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔概要〕 配線を接続する端子ブロックに関し、構造が簡単で、製
造も、配線作業も容易であり、しかも稼動中でも電極へ
の追加配線と配線本数の増加が可能なように、本考案の
端子ブロックでは入力側,出力側の配線接続に使用され
る3個以上の結線用ねじ2bを有する金属帯状の導電板2a
からなる電極2の複数個は、少なくとも2個の結線用ね
じが位置する電極の一部分で、絶縁ブロック上に並列
に、しかも電極間に隔壁を介在させて固定されると共
に、電極上で入力側と出力側の結線用ねじ2b間にも絶縁
体を備え、かつ各電極の少なくとも一先端部も帯状の絶
縁板上に並列間隔を保持して固定されている。
造も、配線作業も容易であり、しかも稼動中でも電極へ
の追加配線と配線本数の増加が可能なように、本考案の
端子ブロックでは入力側,出力側の配線接続に使用され
る3個以上の結線用ねじ2bを有する金属帯状の導電板2a
からなる電極2の複数個は、少なくとも2個の結線用ね
じが位置する電極の一部分で、絶縁ブロック上に並列
に、しかも電極間に隔壁を介在させて固定されると共
に、電極上で入力側と出力側の結線用ねじ2b間にも絶縁
体を備え、かつ各電極の少なくとも一先端部も帯状の絶
縁板上に並列間隔を保持して固定されている。
本考案は配線を接続する端子ブロックに関する。
通信システムにおいて、構成装置に対し装置外部の分電
盤から電源線を装置内部の電源用端子ブロックの入力側
に、また内部の装置部分への配線を出力側に接続する必
要があるが、装置が稼動中でも入力側及び出力側におい
て電源線の追加接続、あるいは接続替えができる如き構
造が簡単で、製造も容易な端子ブロックが要望されてい
る。
盤から電源線を装置内部の電源用端子ブロックの入力側
に、また内部の装置部分への配線を出力側に接続する必
要があるが、装置が稼動中でも入力側及び出力側におい
て電源線の追加接続、あるいは接続替えができる如き構
造が簡単で、製造も容易な端子ブロックが要望されてい
る。
第6図の平面図および第7図の一部破断を含む側面図は
従来構造のハーモニカ型の端子ブロック11を示し、その
電極12は、黄銅などの導電板12aと、それに入力側及び
出力側配線を接続する結線用ねじ12bとより構成され、
かかる電極12はフェノール樹脂からなる絶縁ブロック13
に複数個(図は4個を示す)並列に配置され、各電極12
間は隔壁13aで仕切られている。
従来構造のハーモニカ型の端子ブロック11を示し、その
電極12は、黄銅などの導電板12aと、それに入力側及び
出力側配線を接続する結線用ねじ12bとより構成され、
かかる電極12はフェノール樹脂からなる絶縁ブロック13
に複数個(図は4個を示す)並列に配置され、各電極12
間は隔壁13aで仕切られている。
なお、導電板12aの長さは絶縁ブロック13の幅に合わ
せ、絶縁ブロック13の長手方向両端部にはそれぞれ取付
孔13bを備えている。また、結線用ねじ12bは座金12b-1
およびばね座金12b-2を備えている。
せ、絶縁ブロック13の長手方向両端部にはそれぞれ取付
孔13bを備えている。また、結線用ねじ12bは座金12b-1
およびばね座金12b-2を備えている。
しかしながら、このような上記端子ブロックによれば、
装置を稼動した状態では使用中の電極の結線用ねじを弛
めて配線を追加接続、または取り外しすることができな
いため、その都度、稼動を停止する不便さがある。ま
た、1本の結線用ねじに接続される配線の本数には通
常、2本と制限があるため、配線を追加する場合は別に
端子ブロックが必要となり、コストアップや実装スペー
スの拡大を招き、低コスト化や小形化などの障碍になる
といった問題があった。
装置を稼動した状態では使用中の電極の結線用ねじを弛
めて配線を追加接続、または取り外しすることができな
いため、その都度、稼動を停止する不便さがある。ま
た、1本の結線用ねじに接続される配線の本数には通
常、2本と制限があるため、配線を追加する場合は別に
端子ブロックが必要となり、コストアップや実装スペー
スの拡大を招き、低コスト化や小形化などの障碍になる
といった問題があった。
上記問題点に鑑み、本考案は稼動中でも配線ができ、配
線作業も容易で、しかも1個の電極に接続する配線本数
を増加でき、構造簡単で、製造容易な端子ブロックを提
供することを目的とする。
線作業も容易で、しかも1個の電極に接続する配線本数
を増加でき、構造簡単で、製造容易な端子ブロックを提
供することを目的とする。
上記目的は本考案により、入力側,出力側の配線接続に
使用される3個以上の結線用ねじ2bを有する金属帯状の
導電板2aからなる電極2の複数個は、少なくとも2個の
結線用ねじが位置する電極の一部分で、絶縁ブロック上
に並列に、しかも電極間に隔壁を介在させて固定される
と共に、電極上で入力側と出力側の結線用ねじ2b間にも
絶縁体を備え、かつ各電極の少なくとも一先端部も帯状
の絶縁板上に並列間隔を保持して固定されることを特徴
とする端子ブロックによって達成される。
使用される3個以上の結線用ねじ2bを有する金属帯状の
導電板2aからなる電極2の複数個は、少なくとも2個の
結線用ねじが位置する電極の一部分で、絶縁ブロック上
に並列に、しかも電極間に隔壁を介在させて固定される
と共に、電極上で入力側と出力側の結線用ねじ2b間にも
絶縁体を備え、かつ各電極の少なくとも一先端部も帯状
の絶縁板上に並列間隔を保持して固定されることを特徴
とする端子ブロックによって達成される。
本考案によれば、金属帯状の導電板からなる電極には少
なくとも3個の結線用ねじを有するため、入力側,出力
側の配線接続にそれぞれ1個使用しても、他の1個は予
備用の結線用ねじとして、入力側あるいは出力側の追加
配線に使用しうるため、既に接続済の結線用ねじを弛め
て追加配線をする必要もなく、さらに配線本数の増加が
可能となる。また複数の電極は一平面に並列配列となっ
て、各電極の一部分が絶縁ブロックに固定されるため、
取付面積は少なく、各電極の少なくとも一先端部は帯状
の絶縁板上に並列間隔を保持して固定されているため、
各電極間は完全に絶縁され、構造が簡単であり、製造も
容易となる。さらに配線は端子ブロックの一面側のみで
行なわれるため作業は容易で、入力側と出力側の結線用
ねじ間には絶縁体を備えているため、入力側と出力側の
区別が明確となり誤配線を生ずることはない。
なくとも3個の結線用ねじを有するため、入力側,出力
側の配線接続にそれぞれ1個使用しても、他の1個は予
備用の結線用ねじとして、入力側あるいは出力側の追加
配線に使用しうるため、既に接続済の結線用ねじを弛め
て追加配線をする必要もなく、さらに配線本数の増加が
可能となる。また複数の電極は一平面に並列配列となっ
て、各電極の一部分が絶縁ブロックに固定されるため、
取付面積は少なく、各電極の少なくとも一先端部は帯状
の絶縁板上に並列間隔を保持して固定されているため、
各電極間は完全に絶縁され、構造が簡単であり、製造も
容易となる。さらに配線は端子ブロックの一面側のみで
行なわれるため作業は容易で、入力側と出力側の結線用
ねじ間には絶縁体を備えているため、入力側と出力側の
区別が明確となり誤配線を生ずることはない。
以下図面に示した実施例に基づいて本考案の特徴を詳細
に説明する。
に説明する。
第1図の平面図および第2図の一部破断を含む側面図は
本考案によるハーモニカ型の端子ブロック1を示し、そ
の電極は黄銅などの導電板2aよりなり、かかる導電板は
絶縁ブロック3の外側に延ばされ、その導電板2a上に入
力側と出力側の配線のための少なくとも3個以上の結線
用ねじ2bを備え、かかる電極2の複数個(図は4個を示
す)の一部分が並列に絶縁ブロック3に配列され、各電
極2間は隔壁3aで仕切られ、さらに入力側と出力側の結
線用ねじ間の電極上にも絶縁体としての隔壁が設けら
れ、入力側と出力側の結線用ねじ間を仕切る構成となっ
ている。
本考案によるハーモニカ型の端子ブロック1を示し、そ
の電極は黄銅などの導電板2aよりなり、かかる導電板は
絶縁ブロック3の外側に延ばされ、その導電板2a上に入
力側と出力側の配線のための少なくとも3個以上の結線
用ねじ2bを備え、かかる電極2の複数個(図は4個を示
す)の一部分が並列に絶縁ブロック3に配列され、各電
極2間は隔壁3aで仕切られ、さらに入力側と出力側の結
線用ねじ間の電極上にも絶縁体としての隔壁が設けら
れ、入力側と出力側の結線用ねじ間を仕切る構成となっ
ている。
即ち各導電板2aは、その表面にニッケルメッキを施し、
結線用ねじ2bを螺着するねじ孔(図示略)2個を備える
中央部分を配線端子接触面を露出して絶縁ブロック3に
インサートモールドされる。
結線用ねじ2bを螺着するねじ孔(図示略)2個を備える
中央部分を配線端子接触面を露出して絶縁ブロック3に
インサートモールドされる。
絶縁ブロック3の長手方向両端部にはそれぞれ取付孔3b
を備える。
を備える。
そして、各導電板2aの先端部はガラスエポキシ樹脂など
の帯状の絶縁板4上に間隔を保持してねじ止めされ、導
電板2a間の短絡を防止している。
の帯状の絶縁板4上に間隔を保持してねじ止めされ、導
電板2a間の短絡を防止している。
また、結線用ねじ2bには座金2b-1およびばね座金2b-2が
付属している。
付属している。
また、導電板2aは入,出力側の何れか一方だけをのばし
てもよい。
てもよい。
例えば、各導電板2aは端子ブロック1を装置枠6に取り
付けた状態により延伸部2dをL型に折り曲げて配線5が
接続し易いように変形してもよい。この場合、装置枠6
の外側に配置された結線用ねじ2bが入力側であり、装置
枠内の結線用ねじは出力側であり、装置枠に接近する各
導電板2aの基部2c表面には短絡防止と入力側と出力側を
区別するためポリビニールなどの絶縁樹脂2c-1が被覆さ
れ、さらに先端部2d-1を連結した絶縁板4を装置枠6に
固定して振れをなくし安全性を確保している。
付けた状態により延伸部2dをL型に折り曲げて配線5が
接続し易いように変形してもよい。この場合、装置枠6
の外側に配置された結線用ねじ2bが入力側であり、装置
枠内の結線用ねじは出力側であり、装置枠に接近する各
導電板2aの基部2c表面には短絡防止と入力側と出力側を
区別するためポリビニールなどの絶縁樹脂2c-1が被覆さ
れ、さらに先端部2d-1を連結した絶縁板4を装置枠6に
固定して振れをなくし安全性を確保している。
次に、第4図および第5図は他の実施例の平面図および
側面図を示し、端子ブロックの長さの短い導電板12aに
別体の長い導電板2a、即ち2a-1を重ねてスポット溶接7
(×印)により接続・延伸した電極2、即ち2-1であっ
てもよい。(図は片側のみ延伸した電極2-1を例示す
る) このように複数個の予備の結線用ねじを備える延伸した
電極を用いることにより、構造が簡単で、製造容易で電
源を落とさずに装置が稼動中でも電源線等の配線の追加
や配線替えができることから、別の端子ブロックを追加
するのに比べて実装スペースを殆んど取ることはない。
側面図を示し、端子ブロックの長さの短い導電板12aに
別体の長い導電板2a、即ち2a-1を重ねてスポット溶接7
(×印)により接続・延伸した電極2、即ち2-1であっ
てもよい。(図は片側のみ延伸した電極2-1を例示す
る) このように複数個の予備の結線用ねじを備える延伸した
電極を用いることにより、構造が簡単で、製造容易で電
源を落とさずに装置が稼動中でも電源線等の配線の追加
や配線替えができることから、別の端子ブロックを追加
するのに比べて実装スペースを殆んど取ることはない。
以上、詳述したように本考案によれば、構造簡単で製造
が容易で装置が稼動中でも配線の追加や配線替えが簡便
にでき、別端子ブロックの必要なく、低コストで高密度
実装を維持して装置の増設あるいは改造が効率よく実施
できるといった実用上極めて有用な効果を発揮する。
が容易で装置が稼動中でも配線の追加や配線替えが簡便
にでき、別端子ブロックの必要なく、低コストで高密度
実装を維持して装置の増設あるいは改造が効率よく実施
できるといった実用上極めて有用な効果を発揮する。
第1図は本考案による一実施例の平面図、 第2図は第1図の一部破断を含む側面図、 第3図は本考案による端子ブロックを装置枠に取り付け
た他の実施例の側面図、 第4図はさらに他の実施例の平面図、 第5図は第4図の側面図、 第6図は従来構造の平面図、 第7図は第6図の一部破断を含む側面図である。 図において、 1,11は端子ブロック、2,2-1,12は電極、2a,2a-1,12aは
導電板、2b,12bは結線用ねじ、3,13は絶縁ブロック、4
は絶縁板をそれぞれ示す。
た他の実施例の側面図、 第4図はさらに他の実施例の平面図、 第5図は第4図の側面図、 第6図は従来構造の平面図、 第7図は第6図の一部破断を含む側面図である。 図において、 1,11は端子ブロック、2,2-1,12は電極、2a,2a-1,12aは
導電板、2b,12bは結線用ねじ、3,13は絶縁ブロック、4
は絶縁板をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【請求項1】入力側,出力側の配線接続に使用される3
個以上の結線用ねじ2bを有する金属帯状の導電板2aから
なる電極2の複数個は、少なくとも2個の結線用ねじが
位置する電極の一部分で、絶縁ブロック上に並列に、し
かも電極間に隔壁を介在させて固定されると共に、電極
上で入力側と出力側の結線用ねじ2b間にも絶縁体を備
え、かつ各電極の少なくとも一先端部も帯状の絶縁板上
に並列間隔を保持して固定されることを特徴とする端子
ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988060188U JPH0729580Y2 (ja) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | 端子ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988060188U JPH0729580Y2 (ja) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | 端子ブロック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01164678U JPH01164678U (ja) | 1989-11-16 |
JPH0729580Y2 true JPH0729580Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31285907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988060188U Expired - Lifetime JPH0729580Y2 (ja) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | 端子ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729580Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56107679U (ja) * | 1980-01-22 | 1981-08-21 |
-
1988
- 1988-05-06 JP JP1988060188U patent/JPH0729580Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01164678U (ja) | 1989-11-16 |
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