JPS633057Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS633057Y2 JPS633057Y2 JP1982188295U JP18829582U JPS633057Y2 JP S633057 Y2 JPS633057 Y2 JP S633057Y2 JP 1982188295 U JP1982188295 U JP 1982188295U JP 18829582 U JP18829582 U JP 18829582U JP S633057 Y2 JPS633057 Y2 JP S633057Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- bus bar
- laminated
- reinforcing material
- laminated bus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 claims description 11
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 3
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
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- 238000010292 electrical insulation Methods 0.000 description 1
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- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電気・電子機器の電源部或いは回路
基板等に実装して給配電又は信号授受を行なわせ
る為に、長手方向の側方に端子を所要の間隔で多
数形成した帯状導体を絶縁材を介して複数枚積層
成形するようにした積層母線に関し、特にはこの
ような積層母線における端子の機械的強度を好適
に強化可能な端子補強材を備えた積層母線に関す
る。
基板等に実装して給配電又は信号授受を行なわせ
る為に、長手方向の側方に端子を所要の間隔で多
数形成した帯状導体を絶縁材を介して複数枚積層
成形するようにした積層母線に関し、特にはこの
ような積層母線における端子の機械的強度を好適
に強化可能な端子補強材を備えた積層母線に関す
る。
比較的薄い帯状導体１を有し、端子部３に曲げ
加工を施した従来のワイヤネジ締結配線用積層母
線４では、端子部３に例えばワイヤ配線付圧着端
子５をワツシヤ６およびネジ７等で接続作業を行
なうような場合、端子部３にはその基部３′にＦ
で示すような回転モーメントが加わり、端子変形
の虞があつて好ましくない。この場合、ネジ等の
実装作業空間が比較的広い状態であれば工具等で
端子３を支持しながら締結接続処理を行なえる
が、これは煩雑で作業能率を阻害しがちである。
又、実装作業空間が狭い場合においては、工具等
で端子３を支持することができず端子変形を防ぐ
ことが困難であり、著しい場合には端子基部３′
付近の封入樹脂２を破損するなど、電気特性の著
しい劣下を招き過度の場合には、短絡事故等を引
き起こす危険性もある。また、積層母線の端子
３，３の配設間隔が近接する形態の製品では端子
変形による隣接端子間３，３の接触による短絡の
危険性が高い傾向にあるので、この防止対策が要
望される。
加工を施した従来のワイヤネジ締結配線用積層母
線４では、端子部３に例えばワイヤ配線付圧着端
子５をワツシヤ６およびネジ７等で接続作業を行
なうような場合、端子部３にはその基部３′にＦ
で示すような回転モーメントが加わり、端子変形
の虞があつて好ましくない。この場合、ネジ等の
実装作業空間が比較的広い状態であれば工具等で
端子３を支持しながら締結接続処理を行なえる
が、これは煩雑で作業能率を阻害しがちである。
又、実装作業空間が狭い場合においては、工具等
で端子３を支持することができず端子変形を防ぐ
ことが困難であり、著しい場合には端子基部３′
付近の封入樹脂２を破損するなど、電気特性の著
しい劣下を招き過度の場合には、短絡事故等を引
き起こす危険性もある。また、積層母線の端子
３，３の配設間隔が近接する形態の製品では端子
変形による隣接端子間３，３の接触による短絡の
危険性が高い傾向にあるので、この防止対策が要
望される。
本考案は、上記問題を解消し得る手段を提供す
るもので、これを図示の実施例によつて詳述する
と、第２図において、８は補強材であつて、長方
形状板９に適当な穴径の透孔１０を複数個所要ピ
ツチで設けたもので、このような端子補強材８
は、例えばガラスエポキシ板の如き電気絶縁性及
び機械的強度の良好な材質の素材から打抜き加工
等により容易に形成できる。斯かる端子補強材８
を使用して第３図のように、積層母線１１の端子
部１２の少なくとも二個以上を連結するように接
着剤等を介してこれら端子部に固着する。この場
合、端子補強材８の透孔１０は、図示しないが端
子部にカシメられたナツトを備えるような形態で
は、それらナツトの位置に逃げ穴として設けるこ
とも可能であつて、ネジ締結作業になんらの支障
をもたらさず、又ネジ締結後はナツト自身も端子
補強材８の固着に寄与する。
るもので、これを図示の実施例によつて詳述する
と、第２図において、８は補強材であつて、長方
形状板９に適当な穴径の透孔１０を複数個所要ピ
ツチで設けたもので、このような端子補強材８
は、例えばガラスエポキシ板の如き電気絶縁性及
び機械的強度の良好な材質の素材から打抜き加工
等により容易に形成できる。斯かる端子補強材８
を使用して第３図のように、積層母線１１の端子
部１２の少なくとも二個以上を連結するように接
着剤等を介してこれら端子部に固着する。この場
合、端子補強材８の透孔１０は、図示しないが端
子部にカシメられたナツトを備えるような形態で
は、それらナツトの位置に逃げ穴として設けるこ
とも可能であつて、ネジ締結作業になんらの支障
をもたらさず、又ネジ締結後はナツト自身も端子
補強材８の固着に寄与する。
このように、本考案の積層母線は端子間を端子
補強材を用いて連結固定することにより、各端子
の強度を格段に補強できるので、圧着端子ネジ締
結時等の端子変形に伴なう冒頭記載の問題は皆無
となる。また、端子基部に加わる荷重も回避でき
るので、封入樹脂を破損に至らしめることもな
い。従つて、電気的特性の劣下を防止し同時に積
層母線側の端子の配設間隔が近接する製品でも端
子間の接触による短絡の危険度も好適に阻止でき
る等の特長がある。
補強材を用いて連結固定することにより、各端子
の強度を格段に補強できるので、圧着端子ネジ締
結時等の端子変形に伴なう冒頭記載の問題は皆無
となる。また、端子基部に加わる荷重も回避でき
るので、封入樹脂を破損に至らしめることもな
い。従つて、電気的特性の劣下を防止し同時に積
層母線側の端子の配設間隔が近接する製品でも端
子間の接触による短絡の危険度も好適に阻止でき
る等の特長がある。
第１図は、積層母線の従来例による端子への圧
着端子接続態様を示す部分斜視図、第２図は本考
案による積層母線の端子補強材の平面図、第３図
は本考案の一実施例で第２図の補強材を有する積
層母線の概念的な部分平面図である。 ８……端子補強材、１０……ナツト逃がし穴、
１１……積層母線、１２……端子部。
着端子接続態様を示す部分斜視図、第２図は本考
案による積層母線の端子補強材の平面図、第３図
は本考案の一実施例で第２図の補強材を有する積
層母線の概念的な部分平面図である。 ８……端子補強材、１０……ナツト逃がし穴、
１１……積層母線、１２……端子部。
Claims (1)
- 長手方向の側方に給配電ないしは信号授受の為
の端子を所要の間隔で多数形成した帯状導体を絶
縁材を介して複数枚積層成形するようにした積層
母線に於いて、上記端子の複数間を電気絶縁性補
強材で機械的に連結するように構成したことを特
徴とする端子補強材を備えた積層母線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982188295U JPS5991612U (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | 端子補強材を備えた積層母線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982188295U JPS5991612U (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | 端子補強材を備えた積層母線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5991612U JPS5991612U (ja) | 1984-06-21 |
| JPS633057Y2 true JPS633057Y2 (ja) | 1988-01-26 |
Family
ID=30406243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982188295U Granted JPS5991612U (ja) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | 端子補強材を備えた積層母線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5991612U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102012214159A1 (de) * | 2012-08-09 | 2014-02-13 | Lisa Dräxlmaier GmbH | Kontaktieren kompaktierter Litzenleiter mit einem Flachleiter |
-
1982
- 1982-12-13 JP JP1982188295U patent/JPS5991612U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5991612U (ja) | 1984-06-21 |
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