JPH0553136U - 導電性締付ボルト - Google Patents
導電性締付ボルトInfo
- Publication number
- JPH0553136U JPH0553136U JP10262691U JP10262691U JPH0553136U JP H0553136 U JPH0553136 U JP H0553136U JP 10262691 U JP10262691 U JP 10262691U JP 10262691 U JP10262691 U JP 10262691U JP H0553136 U JPH0553136 U JP H0553136U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tightening bolt
- tightening
- wiring
- conductive
- head
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- Pending
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- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組立配線および試験等の作業効率を向上させ
ること。 【構成】 導電材で成る締付ボルトの頭部に複数のネジ
穴を設けたもの。
ること。 【構成】 導電材で成る締付ボルトの頭部に複数のネジ
穴を設けたもの。
Description
【0001】
本考案は、電気的主導体の締め付けを行うと共に補助用配線を容易に接続する ことができる導電性締付ボルトに関するものである。
【0002】
電力変換装置等の電力制御機器は電流容量の大きな主導体の締め付け個所を有 すると共にその主導体の電位に接続される補助用配線が必要である。 この種の従来の組立配線状態を図3(a)に示しそのA−A断面を図3(b) に示す。
【0003】 図3において、端子部1はネジ穴8を備え、締付ボルト4のネジ部9がこのネ ジ穴に噛み合うことにより電流容量の大きなメインブス2が端子部1に所定の締 付トルクで締め付けられる。この場合、複数の補助用配線3がアンプ端子5を介 して締付ボルト4により一緒に締め付けられる。 なお、これらは、平座金6,バネ座金7を介し一括して締め付けられる。
【0004】
このような従来の接続方法には次のような問題を含んでいる。
【0005】 (1)組立配線を行うとき、メインブス2を先に仮止めし、他の接続点から来 る複数の補助用配線3も配線工程の順序により仮止めをし、端子部1への締め付 けはすべての配線が準備されてから行われる。従って、すべての配線が揃うまで 待つことと、仮止めをしなければならない点で作業効率が低い。 (2)同一端子に複数の電線を締付けるので締付トルクの管理が困難である。
【0006】 (3)組立配線完了後に、変更,追加等が割込んだ時、締付ボルト4をはずし 、所定の変更・追加をして所定の締め付け作業をしなければならず配線の変更追 加時の作業効率が悪い。
【0007】 (4)電気的通電及び出荷試験を実施する時、試験する関係上、場合によって は、ある回路の接続点から来ている補助用配線3のみ取外して試験をする場合が ある。この場合も上記(3)項と同様、いちいち全部を取外してからでないと試 験を行うことができず、作業効率が悪い。 本考案の目的は、上記問題を解消して作業効率の良い導電性締付ボルトを提供 することにある。
【0008】
上記の目的を達成するために、本考案は、導電材で成る締付ボルトの頭部に複 数のネジ穴を設ける。
【0009】
上記締付ボルトで電気的主導体の締め付けを行うと共に該締付ボルトの頭部に 設けられた複数のネジ穴に適宜補助用配線を接続する。
【0010】
本考案の導電性締付ボルトによる実施例を図1に示す。この実施例は、締付ボ ルト10の頭部11を亀甲状の六角形にした例である。締付ボルト10のネジ部9は従 来と同じであるが頭部11は端面12と6個の側面14A〜14Fを有し、端面12にはネ ジ穴13、6個の側面14A〜14Fにはそれぞれネジ穴15A〜15Fを設けている。こ の締付ボルト10は、銅材や鋼材等の導電性材料で製作する。
【0011】 本実施例の締付ボルト10を用いて端子部1にメインブス2を締め付け組立配線 を行った場合の使用例を図2に示す。この場合の組立順序は、最初に端子部1と メインブス2と平座金6とバネ座金7を介して締付ボルト10により所定の締付ト ルクで締め付け固定する。その後、他の接続点とこのメインブス2間を接続する 補助用配線3のアンプ端子3を工程順に鍋小ネジ16で締付ボルト10の頭部に設け たネジ穴13あるいはネジ穴15A〜15Fに順次締め付けて固定する。本実施例の締 付ボルトを使用すれば、すべての補助用配線が揃うのを待つことなく工程順に締 付作業を行うことができるので作業効率が向上する。また、締付ボルト10では補 助用配線のアンプ端子を締め付けないので締付トルクの管理が容易となり信頼性 が向上する。また、補助用配線の変更追加が容易となり、試験等で補助用配線を はずしたり取り付けたりするのも容易となる。
【0012】
本考案によれば、工程順に締付作業を行うことが可能となり、配線の変更追加 が容易となり、試験作業,組立配線作業等の作業効率の向上する導電性締付ボル トを提供することができる。
【図1】本考案の導電性締付ボルトの一実施例を示す
図。
図。
【図2】上記導電性締付ボルトによる組立配線の例を示
す図。
す図。
【図3】従来の締付ボルトによる組立配線の例を示す
図。
図。
1…端子部 2…メインブス 3…補助用配線 9…ネジ部 10…導電性締付ボルト 11…頭部 12…端面 13…ネジ穴 14A〜14F…側面 15A〜15F…ネジ穴 16…鍋小ネジ
Claims (1)
- 【請求項1】 導電材で成る締付ボルトの頭部に複数の
ネジ穴を設けたことを特徴とする導電性締付ボルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10262691U JPH0553136U (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 導電性締付ボルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10262691U JPH0553136U (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 導電性締付ボルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0553136U true JPH0553136U (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=14332455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10262691U Pending JPH0553136U (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 導電性締付ボルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0553136U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015197160A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | テンパール工業株式会社 | ねじ穴付きねじ |
JP2015197161A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | テンパール工業株式会社 | ねじ穴付きねじ |
JP2015197159A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | テンパール工業株式会社 | ねじ穴付きねじ |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP10262691U patent/JPH0553136U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015197160A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | テンパール工業株式会社 | ねじ穴付きねじ |
JP2015197161A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | テンパール工業株式会社 | ねじ穴付きねじ |
JP2015197159A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | テンパール工業株式会社 | ねじ穴付きねじ |
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