JPH0729416U - 計 器 - Google Patents

計 器

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JPH0729416U
JPH0729416U JP5989093U JP5989093U JPH0729416U JP H0729416 U JPH0729416 U JP H0729416U JP 5989093 U JP5989093 U JP 5989093U JP 5989093 U JP5989093 U JP 5989093U JP H0729416 U JPH0729416 U JP H0729416U
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大蔵 松本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来にない全く新しい形状の計器を容易に得
ることができる計器を提供することを目的としている。 【構成】 回転駆動部材(ムーブメント)13によって
回転駆動される板状の指針部材14を有する計器であっ
て、前記指針部材14は、光導材料で板状に形成したも
のであって、表面側に指針部16cを有し、裏面16a
側及び外周端部16bから入射した光を前記指針部16
cから放射するようになっていることを特徴とする構成
になっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自己発光型の指針を有する計器に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の計器としては、図4及び図5に示すものが知られている。すなわち、 ムーブメント(回転駆動部材)1によって、指針2が文字板3上を回動するよう になっており、指針2の前面側には透明な保護カバー4が設けられている。また 、電球(光源)5から発した光が光導板6を介して指針2に導かれるようになっ ており、この導かれた光によって指針2が発光するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の計器においては、光導板6に対して指針2が回動するよ うになっているため、文字板3を平面状に形成し、指針2の基部に遮光用のカバ ー2aを設けるなどして、光が外部に漏れないようにしなければならない。この ため、従来の構造のままでは、平板状の文字板3と、遮光用のカバー2aを有す る指針2とを備えた在り来たりの形状のものになってしまい、新規な形状の計器 を得ることが難しいという問題があった。
【0004】 この考案は上述した問題を解消するためになされたもので、その目的は、従来 にない全く新しい形状の計器を容易に得ることができる計器を提供することにあ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案は、回転駆動部材によって回転駆動され る板状の指針部材を有する計器であって、前記指針部材は、光導材料で板状に形 成したものであって、表面側に指針部を有し、裏面側及び外周端部から入射した 光を前記指針部から放射するようになっていることを特徴としている。
【0006】
【作用】
上記のように構成された計器においては、指針部材の裏面側及び外周端部に入 射した光が指針部材内を通って指針部に達し、この指針部から放射する。このた め、指針部材を回転駆動部材で回動すると、指針部のみが発光しながら回動する ように見える。また、指針部材は、曲面状やその他の形状に形成しても、光源か ら発した光を外部に漏らすことなく指針部に確実に導くことができる。したがっ て、従来にはない、全く新しい形状の計器を容易に得ることができる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図1〜図3を参照して説明する。
【0008】 図1において、11は裏ケース板、12は横ケース板であり、裏ケース板11 には、電球(光源)5やムーブメント(回転駆動部材)13が取り付けられてい る。ムーブメント13は、例えば速度などの計測結果を回転角度に変換して出力 するようになっており、その出力軸には指針部材14が取り付けられるようにな っている。
【0009】 指針部材14は、図2に示すように、表面側が凸となるように球面状に形成し た表面板15と、この表面板15に重なり合うように設けた球面状の光導板16 とを備えたものである。表面板15は、後述する指針部16cが挿通するスリッ ト15aを有するものであって、指針部16cの背景部となるように構成されて いる。この表示板15は、無色あるいは白色、黒色、その他種々の色の透明な材 料で構成してもよいが、電球5の光源の光が直接見えないようにするため、種々 の色の材料あるいは種々の色の塗装等により不透明に構成することが好ましい。 そして、不透明な表示板15としては、光が透過するものでもよく、光が全く透 過しないものでもよい。
【0010】 光導板16は、蛍光材を有する光導材料で形成したものであり、その裏面16 a及び外周端部16bで光を集光し、この集光した光を表面側に設けた指針部1 6cに導き、この指針部16cから放射するようになっている。指針部16cは 、光導板16の中央部を切り欠いて、その切り欠いた端面を表面側に向けて湾曲 させたものであり、前記表面板15の面に沿って円弧状に延在し、かつ前記スリ ット15aに正確に嵌まるようになっている。
【0011】 このように構成された指針部材14は、ムーブメント13に取り付けられた状 態において、光導板16の外周端部16bが電球5のほぼ真上に位置するように なっている。
【0012】 また、指針部材14の表面側には、図1及び図3に示すように、球面状の透明 な保護カバー17が設けられている。この保護カバー17は、蛍光材を有する光 導材料で表面側が凸になるように形成したものであり、その外周部17aが電球 5に向かって直線的に延在している。そして、外周部17aの内外の面及びその 外周端部17bで光を集光して、この集光した光を目盛(表示部)17cへ導く ようになっている。外周部17aは、電球5の近くまで延在していて、電球5か ら発した光をこの外周部17aの内外の面及び外周端部17bで十分に集光でき るようになっている。目盛17cは、指針部16cが透過して見える保護カバー 17の正面部にあって、同保護カバー17の裏面側に凹状に形成されており、保 護カバー17内を伝わってきた光がこの凹部で散乱して、発光するようになって いる。
【0013】 上記のように構成された計器においては、電球5から発した光が光導板16の 裏面16a及び外周端部16bに入射し、光導板16内を通って指針部16cか ら放射する。このため、指針部材14をムーブメント13によって回動すること により、指針部16cのみが発光しながら回動するように見える。一方、電球5 から発した光は外周部17aの内外の面及び外周端部17bから保護カバー17 内を通って、目盛17cに達し、この目盛17cで発光する。なお、昼間は、外 部からの光によって、目盛17cや指針部16cが表示されるようになる。
【0014】 したがって、上記のように構成された計器によれば、指針部材14が回動しな がら電球5から発する光を集め、この光をそのまま指針部16cに導いて、同指 針部16cを発光することができるから、例えばこの実施例のように、指針部1 6cを円弧状にしたり、表面板15や光導板16や保護カバー17を球面状に形 成したりしても、光が途中で漏れることがない。すなわち、指針部材14等を曲 面状にするなど、従来にはない全く新しい形状の計器を容易に得ることができる 。
【0015】 なお、上記実施例においては、光導板16及び保護カバー17を、蛍光材を含 んだ光導材料で形成したが、これらの光導板16及び保護カバー17は蛍光材を 含まない光導材料で形成してもよいことはいうまでもない。また、指針部材14 は表面板15と導光板16とで構成したが、この指針部材14は光導板16のみ で構成してもよい。そして、このように光導板16のみで構成した場合には、光 導板16の表面に塗装等により着色層を設けることが好ましい。さらに、表示部 として目盛17cを示したが、この表示部は目盛17cに限るものではなく、文 字や記号等であってもよいことはいうまでもない。
【0016】 また、指針部材14、保護カバー17を表面側が凸となるように球面状に形成 したが、これらの指針部材14、保護カバー17は、表面側が凹となるように球 面状に形成してもよく、また他の曲面や平面あるいは種々とカットした面に形成 してもよいことはいうまでもない。しかも、指針部材14は表面側を凸状に形成 し、保護カバー17は表面側を凹状に形成してもよく、またこの反対になるよう に構成してもよい。
【0017】 さらに、指針部16cについても、円弧状に形成する他、矢印状など種々の形 状に形成してもよい。さらにまた、指針部16cや目盛17cに通常の塗料や蛍 光塗料等で着色してもよい。また、光導板16及び保護カバー17については、 外周端部16b、17bのみから光が入射するように構成してもよい。ただし、 この場合には、外周端部16b、17bを電球5に向けかつ同電球5に近接させ ることが好ましい。
【0018】
【考案の効果】
この考案によれば、指針部材が回転しながら光源から発する光を集め、この光 をそのまま指針部に導いて、同指針部を発光することができるから、指針部を曲 線状に形成したり、指針部材自体を曲面状に形成したりしても、光源から発した 光を外部に漏らすことなく指針部に確実に導くことができる。したがって、指針 部材を曲面状に形成するなど、従来にはない全く新しい形状の計器を容易に得る ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例として示した計器の断面
図。
【図2】同計器の指針部材を示す斜視図。
【図3】同計器の外観を示す斜視図。
【図4】従来例として示した計器の断面図。
【図5】同計器の外観を示す斜視図。
【符号の説明】
5 光源(電球) 13 回転駆動部材(ムーブメント) 14 指針部材 15 表面板 16 光導板 16a 裏面 16b 外周端部 16c 指針部 17 保護カバー 17a 外周部 17b 外周端部 17c 表示部(目盛)

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動部材によって回転駆動される板
    状の指針部材を有する計器であって、 前記指針部材は、光導材料で板状に形成したものであっ
    て、表面側に指針部を有し、裏面側及び外周端部から入
    射した光を前記指針部から放射するようになっているこ
    とを特徴とする計器。
  2. 【請求項2】 指針部材を、蛍光材を有する光導材料で
    形成したことを特徴とする請求項1記載の計器。
  3. 【請求項3】 指針部材の表面側に透明な保護カバーを
    設けてなり、この保護カバーは、光導材料で板状に形成
    したものであって、指針部等が透過して見える正面側の
    位置に目盛等の表示部を設け、外周部及び外周端部に入
    射した光を前記表示部から放射するようになっているこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の計器。
  4. 【請求項4】 保護カバーを、蛍光材を有する光導材料
    で形成したことを特徴とする請求項3記載の計器。
  5. 【請求項5】 保護カバ−及び指針部材を、表面側が凸
    となるように曲面状に形成したことを特徴とする請求項
    3又は請求項4記載の計器。
  6. 【請求項6】 保護カバ−及び指針部材を、表面側が凹
    となるように曲面状に形成したことを特徴とする請求項
    3又は請求項4記載の計器。
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