JPS60239605A - 計器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は自動車用コンビネーションメータ等に適用され
る計器に関する。

（従来技術） 従来、外周側から指針およびその表示板（目盛、文字板
）を照明するのに、指針の裏面に表示板を配置し、この
表示板の指針とほぼ平行に延びる平面部に文字、目盛等
の表示を印刷し、ケース内側の反射面に導かれた光によ
って照明する構成となっている（例えば、実公昭５０−
１．８５２５号公報）。

ところが、上述した従来のものでは、指針と表示板の文
字、目盛等の表示印刷部とがほぼ平行に延びているので
、この表示印刷部の光と指針の光とが重なり合い、指針
の表示位置が読み取りにくいという欠点があった。

（発明の目的） 本発明は夜間照明時における指針と表示板表面との視認
性の向上を計ることを目的とする。

（発明の構成） そのため本発明は、光透過性の指針と、この指針を回動
駆動する指針駆動部と、前記指針の先端の回動軌跡とほ
ぼ対向する開口を有する導光板と、前記指針の裏面に配
置され前記指針とほぼ平行に延びる平面部を有する表示
板と、前記導光板に光を供給するための光源とを備え、
前記表示板外周部の表示形成部を前記導光板の開口周縁
部側と対向すべく傾斜させてなる計器を提供するもので
ある。

（実施例） 以下本発明を図に示す実施例について説明する第１図乃
至第５図において、１ばケースでその前面には、フロン
トウィンド１ａが取りつけである２は指針駆動部をなす
速度針内器でケース内底面に固定しである。３は表示板
をなす文字板で不透明樹脂材で形成されていて内器の前
面側に固定しである。４は透明樹脂材で形成された光透
過性の指針で、文字板３を貫通して内器２より突出する
指針軸２ａに固定されており、内器２により回すノ駆動
される。そして、指針４の底面は白色に着色されていて
、光の反射がしやすいようになっている。５は透明また
は乳白色の樹脂材で形成された光透過性の導光板で、指
針４の先端の回動軌跡とほぼ対向する円形の開口を有す
る円板形に形成されており、文字板３の前面外周に沿っ
て配置しである。７は不透明樹脂材で形成された装飾板
で、導光板５とほぼ同形で内径が若干小さい円板状とな
してあり、導孔板５の前面に重で配置しである。

そして、装飾板７の開口より目視可能な文字板３外周の
前面には目盛が白色で印刷により付しである。また、文
字板３の中心から外周側に向かっての大部分は指針４と
ほぼ平行に延ひる平面部３ａとなしてあり、この平面部
３ａと目盛が付された外周部３ｂとの間には、導光板５
の開口周縁１１＋側と対向ずべく傾斜させた１頃斜部３
ｃが形成されていて、この傾斜部３ｃに速度数字が白色
で印刷により付しである。これらの印刷はホットスタン
プを用いることによって量産にも適応する。８は導光板
５の外周に形成した貫通口５ａに面してケース１内底面
に配置した光源をなすランプである。

９はランプ８の光が導光板５以外に漏れるのを防止する
ためにランプ８周囲を覆って設けた遮蔽板である。

次に、その作動について説明する。ランプ８を点灯する
と、その光は導光板５の貫通口５ａより導光板５内に入
射し、導光板５の開口周縁部より第２図の矢印方向に放
射し、文字板３の数字（又は目盛）印刷面である傾斜部
３ｃで反射し、第３図における環状の数字印刷面を環状
に照明し、その内周側の平面部３ａは光をほとんど反射
せず、暗い状態となる。又、遮蔽板９によりランプ８の
光を導孔板５の貫通口５ａへのエツジ光のみとし、光方
向性を持たせることによって、特にその効果が顕著に得
られる。指針４は導光板５よりの光を受けて発光照明し
、文字板３の平面部３ａ上ではより鮮明にその位置を確
認することが出来、指針４と数字の視認を確かなものと
する。

なお、文字板３の傾斜部３Ｃの傾斜角については、導光
板５の位置、光度等によって定められるが、傾斜角が浅
すぎると平面部３ａが光を受り、又、深ずぎても文字の
湾曲、印刷に難点がおきるので、傾斜部３ｂの環状の照
明が明確にあられれる最小角が望ましい。本実施例の場
合、この角度を１８°としているが、その±１０°１０
°良好な範囲と思われる。

なお、上述した実施例においては、文字板３の傾斜部３
Ｃに数字のみを付したが、数字と共に目盛も付すように
してもよく、逆に１’Ｊｔ斜部３ｃに目盛を付して数字
は外周部３ｂに付すようにしてもよ（、さらには文字板
３の傾斜部３ｃには数字（もしくは目盛）のみを付して
、文字板３とは別に、導光板５の前面に重ねて設けた目
盛板に、目盛（もしくは数字）を付すようにしてもよい
。

また、上述した実施例では、速度計について述べたが、
回転計や温度計等の他の計器でも同様に本発明を適用で
き、また、これらの複数の計器駆動部を一つのケース内
に収納するコンビネーションメータにおいても、一枚の
一体化導光板に各計器駆動部に対応して複数の開口を形
成することにより同様に対応可能である。

また、導光板に形成する開口の形状は円形に限らず、指
針４の回動範囲に応じた角度の扇形でもよく、さらには
正方形（文字板３も正方形とする）等の角形でもよい。

（発明の効果） 以上述べたように本発明においては、表示板外周部の表
示形成部を、指針の先端の回動軌跡とはぼ対向する導光
板の開口周縁部側と対向すべく傾斜させたから表示板外
周部の表示形成部側を充分に照明することができるのみ
ならず、表示形成部より内周側の平面部の照明が暗くな
って、その上でより鮮明に指針を発光表示することがで
き、指針位置の視認性を著しく向上することができると
いう優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第２図は上
記実施例の要部拡大縦断面図、第３図は上記実施例の要
部正面図、第４図および第５図は上記実施例における表
示板を示す要部斜視図および要部縦断面図である。 ２・・・指針駆動部をなず速度計内器、３・・・表示板
をなす文字板、３ａ・・・平面部、３ｃ・・・傾斜部、
４・・・指針、５・・・導光板、８・・・光源をなすラ
ンプ。 代理人弁理士　間部　隆 第１図 Ｄ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光透過性の指針と、この指針を回動駆動する指針駆動部
   と、前記指針の先端の回動軌跡とほぼ対向する開口を有
   する導光板と、前記指針の裏面に配置され前記指針とほ
   ぼ平行に延びる平面部を有する表示板と、前記導光板に
   光を供給するための光源とを備え、前記表示板外周部の
   表示形成ｆｉｌ（を前記導光板の開口周縁部側と対向す
   べく傾斜させてなる計器。