JP2959441B2 - 照明装置 - Google Patents
照明装置Info
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- JP2959441B2 JP2959441B2 JP18798095A JP18798095A JP2959441B2 JP 2959441 B2 JP2959441 B2 JP 2959441B2 JP 18798095 A JP18798095 A JP 18798095A JP 18798095 A JP18798095 A JP 18798095A JP 2959441 B2 JP2959441 B2 JP 2959441B2
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- Details Of Measuring Devices (AREA)
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車の速度計
や回転計等の計器に用いられる発光指針を有する照明装
置に関し、特に計器の一部に透過照明式表示素子を備え
た計器等に用いられる照明装置に関する。
や回転計等の計器に用いられる発光指針を有する照明装
置に関し、特に計器の一部に透過照明式表示素子を備え
た計器等に用いられる照明装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、速度計や回転計などの計器に用い
られる照明装置は、夜間などの周囲の暗い状況でも計器
を判読できるように様々な照明が行われている。このよ
うな様々な照明の一方法として、指針が光る発光指針が
ある。この発光指針は、透明な合成樹脂などからなる導
光体によって導かれた光源からの光を指針基部に受けて
前記指針を照明していた。前記指針に前記光源からの光
を導くために、文字板の裏面に前記導光体を配設してあ
る。前記導光体には前記指針の回動範囲全域を照射照明
するために、回動範囲全域を適宜分割した反射面を形成
しこの反射面の上方に照射部を形成し、この照射部を介
して前記指針を照明している。そして、前記導光体には
前記反射面に対応した受光部を複数備えている。
られる照明装置は、夜間などの周囲の暗い状況でも計器
を判読できるように様々な照明が行われている。このよ
うな様々な照明の一方法として、指針が光る発光指針が
ある。この発光指針は、透明な合成樹脂などからなる導
光体によって導かれた光源からの光を指針基部に受けて
前記指針を照明していた。前記指針に前記光源からの光
を導くために、文字板の裏面に前記導光体を配設してあ
る。前記導光体には前記指針の回動範囲全域を照射照明
するために、回動範囲全域を適宜分割した反射面を形成
しこの反射面の上方に照射部を形成し、この照射部を介
して前記指針を照明している。そして、前記導光体には
前記反射面に対応した受光部を複数備えている。
【０００３】また、一部に透過照明式の液晶表示装置な
どの透過照明式表示素子を備えた計器に用いられる照明
装置においては、液晶表示装置の後方に設けた前記光源
により照明を行っていた。また、前記液晶表示装置をよ
り効果的に照明するために、前記光源からの光を前記導
光体を介して照明を行い、前記導光体には前記光源の光
を導くために、前記光源の光を取り入れる受光部と前記
液晶表示装置に照射する照射部とを指針照明用の光路と
は別に備えていた。
どの透過照明式表示素子を備えた計器に用いられる照明
装置においては、液晶表示装置の後方に設けた前記光源
により照明を行っていた。また、前記液晶表示装置をよ
り効果的に照明するために、前記光源からの光を前記導
光体を介して照明を行い、前記導光体には前記光源の光
を導くために、前記光源の光を取り入れる受光部と前記
液晶表示装置に照射する照射部とを指針照明用の光路と
は別に備えていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように、前記指針
や前記液晶表示装置などを一つの導光体で照明するため
に各々受光部を複数形成していた。このため、前記導光
体の形状が複雑となり、設計が難しく、これに伴いコス
トの高騰を招いていた。また、受光部の数が多いことに
伴い、文字板照明時に文字板裏面に位置する受光部の影
が文字板上に現れることとなり、文字板の照明に影響を
及ぼすこととなる。そこで、本発明は前記従来例を考慮
に入れて、一つの受光部で複数の個所を照明する事で導
光体を簡単な形状とし、導光体の光路の設計が容易とな
る照明装置を提供するものである。
や前記液晶表示装置などを一つの導光体で照明するため
に各々受光部を複数形成していた。このため、前記導光
体の形状が複雑となり、設計が難しく、これに伴いコス
トの高騰を招いていた。また、受光部の数が多いことに
伴い、文字板照明時に文字板裏面に位置する受光部の影
が文字板上に現れることとなり、文字板の照明に影響を
及ぼすこととなる。そこで、本発明は前記従来例を考慮
に入れて、一つの受光部で複数の個所を照明する事で導
光体を簡単な形状とし、導光体の光路の設計が容易とな
る照明装置を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の照明装置は前記
課題を解決するために、一部に透過照明式表示素子を備
えた文字板と、前記文字板の前面に位置し回転指示する
指針と、前記文字板の裏面側に配設され前記文字板の外
周近傍に配設された光源と、前記文字板の後方に配設さ
れ前記光源からの光を前記指針および前記透過照明式表
示素子に導くとともに前記光源の光を取り入れる受光部
と前記透過照明式表示素子を照明するための照射面と指
針を照明するための反射部とを備え、前記照射面と反射
部とが厚み方向に分割されてなる導光体と、を備えたも
のである。
課題を解決するために、一部に透過照明式表示素子を備
えた文字板と、前記文字板の前面に位置し回転指示する
指針と、前記文字板の裏面側に配設され前記文字板の外
周近傍に配設された光源と、前記文字板の後方に配設さ
れ前記光源からの光を前記指針および前記透過照明式表
示素子に導くとともに前記光源の光を取り入れる受光部
と前記透過照明式表示素子を照明するための照射面と指
針を照明するための反射部とを備え、前記照射面と反射
部とが厚み方向に分割されてなる導光体と、を備えたも
のである。
【０００６】
【作用】前記構成により、光源からの光を同一の受光部
で受け、照射面と反射部とを厚み方向に分割して形成し
たことにより、指針と透過照明式表示素子とを別々に照
明する。また、受光部を共通としたことで、光路の一部
が共通となり、導光体の光路の設計が容易となるととも
に、導光体を簡単な形状とすることができる。また、受
光部を一体に形成したことにより、照明の光量を落とす
ことなく各部を照明することができる。
で受け、照射面と反射部とを厚み方向に分割して形成し
たことにより、指針と透過照明式表示素子とを別々に照
明する。また、受光部を共通としたことで、光路の一部
が共通となり、導光体の光路の設計が容易となるととも
に、導光体を簡単な形状とすることができる。また、受
光部を一体に形成したことにより、照明の光量を落とす
ことなく各部を照明することができる。
【０００７】
【実施例】以下、図１から４に基づいて本発明の一実施
例を説明する。略四角形状の文字板１の中心部には貫通
孔１ａが形成され、この貫通孔１ａを介して指針２の指
針軸３が文字板１と垂直方向に設けられている。指針軸
３は計器本体４に取り付けられている。計器本体４によ
って指針２が回転し、文字板１と対比判読することによ
り、本実施例の計器であるエンジン回転計５はエンジン
の回転数を指示表示する。
例を説明する。略四角形状の文字板１の中心部には貫通
孔１ａが形成され、この貫通孔１ａを介して指針２の指
針軸３が文字板１と垂直方向に設けられている。指針軸
３は計器本体４に取り付けられている。計器本体４によ
って指針２が回転し、文字板１と対比判読することによ
り、本実施例の計器であるエンジン回転計５はエンジン
の回転数を指示表示する。
【０００８】指針２は、透明な合成樹脂からなる導光部
材からなり、指針基部２ａから入射した光により指針２
が照明されるようになっている。
材からなり、指針基部２ａから入射した光により指針２
が照明されるようになっている。
【０００９】このような計器５に、文字板１には図１中
点線で示す電子式オドメータ用の表示窓１ｂが形成され
ており、この表示窓１ｂに対応して文字板１の裏面側に
電子式オドメータを構成する透過照明式表示素子である
液晶表示装置６が設けられている。そして、この計器５
において指針２によるエンジン回転数と液晶表示装置６
とによって走行距離が表示される。
点線で示す電子式オドメータ用の表示窓１ｂが形成され
ており、この表示窓１ｂに対応して文字板１の裏面側に
電子式オドメータを構成する透過照明式表示素子である
液晶表示装置６が設けられている。そして、この計器５
において指針２によるエンジン回転数と液晶表示装置６
とによって走行距離が表示される。
【００１０】文字板１の裏面には、透明な合成樹脂から
なる導光体７が配設される。この導光体７は文字板１の
外周近傍の左右に配設される光源８からの光を、指針２
と液晶表示装置６とに導くものである。この導光体７の
指針基部２ａに対応する部分には指針２の回動範囲全域
を照明するために、光を導く時に問題となる計器本体４
を導光体７に取り付ける取付孔７ａなどを避けて光路を
設計するため、指針基部２ａ下方に複数の反射面７ｂを
形成し、回動範囲全域に光が反射するようになってい
る。そして、この反射面７ｂの上方に照射部７ｃを備え
ている。本実施例においては、取付孔７ａを回避するた
めに、光路を４つ設定し、指針回動範囲を４方向からの
光を受けるように設定され、４つの光路に対応して反射
面７ｂが形成されている。そして、導光体７にはこの反
射面７ｂに各々対応した受光部７ｄを複数本、実施例に
おいては４つ設けている。このように構成した導光体７
により、受光部７ｄから入った光が反射面７ｂで反射さ
れて照射部７ｃを通り指針基部２ａに導かれ、指針２の
回動範囲全域で照明される。
なる導光体７が配設される。この導光体７は文字板１の
外周近傍の左右に配設される光源８からの光を、指針２
と液晶表示装置６とに導くものである。この導光体７の
指針基部２ａに対応する部分には指針２の回動範囲全域
を照明するために、光を導く時に問題となる計器本体４
を導光体７に取り付ける取付孔７ａなどを避けて光路を
設計するため、指針基部２ａ下方に複数の反射面７ｂを
形成し、回動範囲全域に光が反射するようになってい
る。そして、この反射面７ｂの上方に照射部７ｃを備え
ている。本実施例においては、取付孔７ａを回避するた
めに、光路を４つ設定し、指針回動範囲を４方向からの
光を受けるように設定され、４つの光路に対応して反射
面７ｂが形成されている。そして、導光体７にはこの反
射面７ｂに各々対応した受光部７ｄを複数本、実施例に
おいては４つ設けている。このように構成した導光体７
により、受光部７ｄから入った光が反射面７ｂで反射さ
れて照射部７ｃを通り指針基部２ａに導かれ、指針２の
回動範囲全域で照明される。
【００１１】また導光体７には表示窓１ｂに対応する位
置に切り欠き７ｅが形成される。液晶表示装置６は、透
明な合成樹脂からなる４本の脚部を備えたテーブル状の
液晶ホルダー６ａを設け、このホルダー６ａの上部には
凹部６ｂが形成されており、この凹部６ｂに白色の半透
過反射板６ｃと液晶表示素子６ｄが積層状態で配設さ
れ、この上に黒色の合成樹脂からなるカバー６ｅで覆わ
れている。
置に切り欠き７ｅが形成される。液晶表示装置６は、透
明な合成樹脂からなる４本の脚部を備えたテーブル状の
液晶ホルダー６ａを設け、このホルダー６ａの上部には
凹部６ｂが形成されており、この凹部６ｂに白色の半透
過反射板６ｃと液晶表示素子６ｄが積層状態で配設さ
れ、この上に黒色の合成樹脂からなるカバー６ｅで覆わ
れている。
【００１２】この液晶表示装置６は、カバー６ｅで覆わ
れていないホルダー６ａの受光部６ｆで導光体７からの
光を受けて照明される。液晶表示装置６を導光体７で照
明するために、導光体７の裏面に曲面の照射面７ｆを備
えている。そして、照射面７ｆが曲面で構成されている
ため、液晶表示装置６の受光部６ｆに正面から見て右方
向から光が照射されたとしても液晶表示装置６に均一に
光が照射される。この照射面７ｆに光を導くために受光
部７ｄを指針２を照明するために設けた受光部７ｄと一
体に形成した。
れていないホルダー６ａの受光部６ｆで導光体７からの
光を受けて照明される。液晶表示装置６を導光体７で照
明するために、導光体７の裏面に曲面の照射面７ｆを備
えている。そして、照射面７ｆが曲面で構成されている
ため、液晶表示装置６の受光部６ｆに正面から見て右方
向から光が照射されたとしても液晶表示装置６に均一に
光が照射される。この照射面７ｆに光を導くために受光
部７ｄを指針２を照明するために設けた受光部７ｄと一
体に形成した。
【００１３】このため、指針２を照明するための光路は
照射部７ｆ上側近傍の反射部７ｇで反射され、指針基部
２ａ下方の反射面７ｂに光を導き、また、液晶表示装置
６を照明するための光路は導光体７の照射面７ｆへ光を
導き、液晶表示装置６を照明する。
照射部７ｆ上側近傍の反射部７ｇで反射され、指針基部
２ａ下方の反射面７ｂに光を導き、また、液晶表示装置
６を照明するための光路は導光体７の照射面７ｆへ光を
導き、液晶表示装置６を照明する。
【００１４】このように指針２の照明に用いる受光部７
ｄとを液晶表示装置６の照明に用いる受光部７ｄとを一
体に形成したことにより、受光部７ｄの数を減らすこと
ができ、導光体を簡単な形状とすることができる。ま
た、照射部７ｆと反射面７ｇとを厚み方向に分割して形
成したことにより、導光体７を正面から見た場合、指針
２の照明の光路と液晶表示装置６の照明の光路とが一部
共通となり、導光体６の設計が容易となる。
ｄとを液晶表示装置６の照明に用いる受光部７ｄとを一
体に形成したことにより、受光部７ｄの数を減らすこと
ができ、導光体を簡単な形状とすることができる。ま
た、照射部７ｆと反射面７ｇとを厚み方向に分割して形
成したことにより、導光体７を正面から見た場合、指針
２の照明の光路と液晶表示装置６の照明の光路とが一部
共通となり、導光体６の設計が容易となる。
【００１５】このように本実施例は、指針２と液晶表示
装置６とを照明する導光体７の受光部７ｄを一体に形成
し、指針２と液晶表示装置６とを照明する光路を一部共
通としている。また、通常の受光部７ｄに比べて２倍の
厚みを有する事から、光源２から受ける光の量を減らす
ことなく効率よく受光できるので、良好な照明を行うこ
とができる。
装置６とを照明する導光体７の受光部７ｄを一体に形成
し、指針２と液晶表示装置６とを照明する光路を一部共
通としている。また、通常の受光部７ｄに比べて２倍の
厚みを有する事から、光源２から受ける光の量を減らす
ことなく効率よく受光できるので、良好な照明を行うこ
とができる。
【００１６】
【発明の効果】以上のように、指針への照明と液晶表示
装置との照明を同一の受光部とし、一部共通の光路を用
いることにより、導光体に設ける受光部の数を減らすこ
とができ、導光体の形状を簡単なものとすることがで
き、コストを削減することができる。
装置との照明を同一の受光部とし、一部共通の光路を用
いることにより、導光体に設ける受光部の数を減らすこ
とができ、導光体の形状を簡単なものとすることがで
き、コストを削減することができる。
【００１７】さらに受光部を数を減らすことにより、文
字板の照明に影響を与えない良好な照明を得ることがで
きる。また、通常の受光部より厚い厚みを有する受光部
であるため光量に影響を及ぼすことなく良好な照明を得
ることができる。
字板の照明に影響を与えない良好な照明を得ることがで
きる。また、通常の受光部より厚い厚みを有する受光部
であるため光量に影響を及ぼすことなく良好な照明を得
ることができる。
【図１】本発明の一実施例の正面図。
【図２】図１中Ａ−Ａ線の要部断面図。
【図３】図１中Ｂ−Ｂ線の要部断面図。
【図４】同実施例の導光体の裏面図。
１ 文字板 ２ 指針 ２ａ 指針基部 ３ 指針軸 ５ 計器（エンジン回転計） ６ 液晶表示装置 ７ 導光体 ７ｄ 受光部 ７ｆ 照射面 ７ｇ 反射部 ８ 光源
Claims (1)
- 【請求項１】 一部に透過照明式表示素子を備えた文字
板と、前記文字板の前面に位置し回転指示する指針と、
前記文字板の裏面側に配設され前記文字板の外周近傍に
配設された光源と、前記文字板の後方に配設され前記光
源からの光を前記指針および前記透過照明式表示素子に
導くとともに前記光源の光を取り入れる受光部と前記透
過照明式表示素子を照明するための照射面と指針を照明
するための反射部とを備え、前記照射面と反射部とが厚
み方向に分割されてなる導光体と、を備えたことを特徴
とする照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18798095A JP2959441B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18798095A JP2959441B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 照明装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0915005A JPH0915005A (ja) | 1997-01-17 |
| JP2959441B2 true JP2959441B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=16215515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18798095A Expired - Lifetime JP2959441B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2959441B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19857862A1 (de) * | 1998-12-15 | 2000-06-29 | Mannesmann Vdo Ag | Anzeigeeinheit |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP18798095A patent/JP2959441B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0915005A (ja) | 1997-01-17 |
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