JPH0216897Y2 - - Google Patents

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JPH0216897Y2
JPH0216897Y2 JP1498484U JP1498484U JPH0216897Y2 JP H0216897 Y2 JPH0216897 Y2 JP H0216897Y2 JP 1498484 U JP1498484 U JP 1498484U JP 1498484 U JP1498484 U JP 1498484U JP H0216897 Y2 JPH0216897 Y2 JP H0216897Y2
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JP
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pointer
blind
lens
shift lever
view
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JP1498484U
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は自動車用変速機の操作レバーに付設し
て変速段数を表示するインジケータランプに関す
るものである。
〔考案の背景〕
第1図は従来のインジケータランプの1例を示
す平面図で、ランプのレンズ1の表面に変速段数
を標示する記号(数字及びローマ字)1aが白抜
きで描かれ、指示窓1bを透明に残して残余は黒
色に塗られ(若しくは不透明シートを貼着され)
ている。
上記の指示窓1bの下方にポインタ2が設けら
れており、レンズ1の下方から照明されて変速段
数記号1aを指示する。
3は照明光を遮るブラインドで、変速機の操作
レバー(略称変速レバー)に遊嵌する透孔3aが
設けられている。
変速レバー(仮想線で示す)4は上記の透孔3
aに貫通されて運転室内に突出しており、車体に
関して前後(本図において上下)方向に操作され
る。
前記のブラインド3は変速レバー4に従つて前
後に摺動するように案内されると共に、ポインタ
2を一体連設されている。このため変速レバー4
を前後に動かすとポインタ2はブラインド3と共
に前後に従動し、変速段数に応じた記号1aを指
示する。
第2図は第1図の−線断面、第3図は同じ
く−断面図である。Bは光源バルブである。
第3図に示した線O−O′は変速レバー4の回
動中心で、第2図には点Oとして表われている。
前記のレンズ1及びブラインド3は点Oを中心
とする円柱面に形成されている。図示のR1はレ
ンズ1の曲率半径、R3はブラインド3の曲率半
径であり、R1はR3にほぼ等しい。
前記のブラインド3を抽出して描いた断面図を
第4図に、同じく平面図を第5図に示す。ポイン
タ2はブラインド3に一体成形されている。
第2図に示したように、ブラインド3が変速レ
バーの回動中心Oに対して同心をなしているため
第3図に示した変速レバー4が軸O−O′を中心
に回動しても該変速レバー4とブラインド3との
接触部Aに摩擦を生じない。
ブラインド3を円柱面状に構成してあるため、
ケーシング5とカバー6との間に形成されている
ブラインド案内溝は内径R3、外径R1の円弧状を
なしている。従つて前記のポインタ2もこの案内
溝に沿つて円弧状の軌跡を描く。
レンズ1は上記ポインタ2の軌跡に沿うよう曲
率半径R1の円柱面状に構成される。
以上説明したように、従来技術においてはレン
ズ1を変速レバー4の回動に合わせた曲率の円柱
面状に構成する。
一方、レンズ面の視認性を良くする為、並びに
工業意匠面での必要から、レンズ曲率半径を大き
くして平面に近づけたいという要請が有る。とこ
ろが、前述の理由により従来技術のレンズ1は、
必然的に、変速レバーの回動中心と同心の円柱面
状に構成せざるを得ない。
〔考案の目的〕
本考案は前述の事情に鑑みて為されたもので、
レンズの曲率半径を任意に設定できる視認性の良
いインジケータランプを提供して、インジケータ
ランプの視認性の向上及び意匠的デザインの自由
度増加に寄与せんとするものである。
〔考案の概要〕
上記の目的を達成するため、本考案のインジケ
ータランプは、前記のポインタをブラインドと別
体に構成すると共に、該ポインタをレンズ面にほ
ぼ沿わせて案内する手段を設け、かつ、前記のポ
インタとブラインドとの何れか一方にピンを固定
すると共に、何れか他方に例えばピン孔のような
凹部を設けて上記のピンを凹部に係合し、ポイン
タがブラインドに対して変速レバー軸方向の相対
的変位を許容されて該変速レバーの回動方向に連
動するように構成したことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
次に、第6図乃至第12図を参照しつつ本考案
の1実施例について説明する。本実施例は第1図
乃至第3図に示した従来例のインジケータランプ
に本考案を適用して改良した1例である。
本考案はブラインドとポインタとを別体に構成
すると共に、両者の何れか一方に設けたピンを他
方に設けた凹部に係合させる。
第6図は本考案を適用して構成したブラインド
7の断面図、第7図は同平面図である。7aは変
速レバー挿通用の透孔である。本例のブラインド
7の曲率半径は前記従来例のブラインド3に曲率
半径R3に等しく構成する。
ブラインド7の下面(曲率の中心側)に、法線
方向にピン7bを固定する。
一方、第8図は上記のブラインド7と別体に成
形したポインタ8の平面図、第9図は同側面図で
ある。8aは変速レバーを挿通するための透孔、
8bは指針である。
第9図に仮想線で描いた9はこのポインタ8を
案内する溝を対照の為にしたもので、本例のポイ
ンタ8には上記案内溝9に嵌め合わせる為の舌片
8cを設けてある。
本例のポインタ8は弾性を有する透明な合成樹
脂で構成し、舌片8cを波形に成形して溝9の内
側に摺触させて適度の摩擦を与えてある。このよ
うに構成するとポインタ8が溝9の中で振動した
りせずに安定する。
また、本例のポインタ8は指針8bに透明な赤
色蛍光塗料を塗つてある。このように構成すると
指針8bが下方から照明されたときに視認し易
い。本考案を実施する際、ポインタ全部を透明蛍
光色の材料で構成することもできる。
本考案のポインタ8はほぼ水平な溝9に沿つて
案内されるので、変速レバーを回動操作すると該
変速レバーに対する交角が変化する。このため、
変速レバー挿通用の透孔8aは楕円形若しくはこ
れに類似した形状に構成することが望ましい。
このポインタ8に、ブラインド7のピン7bに
係合する凹部を設ける。本例においては上記の凹
部として切欠8dを設けてある。本考案を実施す
る際、上記の凹部をピン7bに遊嵌するピン孔と
してもよく、溝状に構成しても良い。
上に説明したブラインド7の透孔7a及びポイ
ンタ8の透孔8aに変速レバーを挿通した状態の
平面図を第10図に示す。
第11図は第10図のXI−XI断面を示し、第1
2図は同じくXII−XII断面を示す。
第11図は従来例における第2図に対応し、本
実施例のブラインド7の曲率半径は従来例のブラ
インド3の曲率半径R3に等しく構成してあるが、
本実施例のレンズ10は曲率半径R10を上記のR3
よりも格段に大きくし、ほぼ水平面状に構成して
ある。
ハウジング5′とカバー6′との間に設けた案内
溝9は上記のレンズ10とほぼ同心の円弧状に形
成するが、R10が大きいのでこの案内溝はほぼ水
平をなしている。
第11図において変速レバー4が矢印C,C′方
向に回動するとブラインド7はこれに伴つて点O
を中心とする円弧に沿つて回動する。このブライ
ンド7のピン7bがポインタ8の切欠8dに係合
しているので、該ポインタ8はレンズ10の曲率
に倣つて設けられた溝9に案内されて第11図の
左右方向に摺動する。第12図に表わされている
ようにポインタ8とブラインド7とは変速レバー
4の軸方向に相対的に接近、離間することを妨げ
られないので、ポインタ8はブラインド7のピン
7bに押動されながらレンズ10の曲率に沿つて
摺動する。このため、第12図に示すように指針
8bはレンズ10に対して一定の微小間隙dを保
つて移動する。
本実施例は上述の如くレンズ10の曲率半径
R10を任意に設定してブラインド7の曲率R3より
も著しく大きくすることができ、しかもポインタ
8の指針8bはレンズ10の面に沿つて移動す
る。このため、レンズ10の上方から指針8bを
視認し易い。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案のインジケータラン
プはレンズの曲率を任意に設定することができ、
しかもポインタの指針がレンズ面に沿つて動くの
で、インジケータランプの意匠的デザインの自由
度の増加、並びに視認性の向上に貢献するところ
多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は従来のインジケータランプ
の1例を示し、第1図は平面図、第2図は第1図
の−線断面図、第3図は同じく−線断面
図、第4図はブラインドの断面図、第5図は同平
面図である。第6図乃至第12図は本考案の1実
施例を示し、第6図はブラインドの断面図、第7
図は同平面図、第8図はポインタの平面図、第9
図は同側面図、第10図は組立状態の部分的平面
図、第11図は第10図のXI−XI断面図、第12
図は同XII−XII断面図である。 1……レンズ、1a……記号、1b……指示
窓、2……ポインタ、3……ブラインド、3a…
…透孔、4……変速レバー、5,5′……ハウジ
ング、6,6′……カバー、7……ブラインド、
7a……透孔、7b……ピン、8……ポインタ、
8a……透孔、8b……指針、8c……舌片、8
d……切欠、9……案内溝、10……レンズ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 変速段数を表示するレンズと、上記のレンズに
    表示された記号を指示するポインタと、変速レバ
    ーに外嵌して該変速レバーに従動するブラインド
    とを備え、上記のブラインドに前記のポインタを
    取り付けて変速レバーの動きに従つて該ポインタ
    がレンズの変速段数を指示するように構成したイ
    ンジケータランプにおいて、前記のポインタをブ
    ラインドと別体に構成すると共に、該ポインタを
    レンズ面にほぼ沿わせて案内する手段を設け、か
    つ、前記のポインタとブラインドとの何れか一方
    にピンを固定すると共に、何れか他方に凹部を設
    けて上記のピンを凹部に係合し、ポインタがブラ
    インドに対して変速レバー軸方向の相対的変位を
    許容されて該変速レバーの回動方向に連動するよ
    うに構成したことを特徴とする、変速機用のイン
    ジケータランプ。
JP1498484U 1984-02-07 1984-02-07 インジケ−タランプ Granted JPS60127233U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1498484U JPS60127233U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 インジケ−タランプ

Applications Claiming Priority (1)

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JP1498484U JPS60127233U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 インジケ−タランプ

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Publication Number Publication Date
JPS60127233U JPS60127233U (ja) 1985-08-27
JPH0216897Y2 true JPH0216897Y2 (ja) 1990-05-10

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ID=30500406

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1498484U Granted JPS60127233U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 インジケ−タランプ

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JP5353515B2 (ja) * 2009-07-17 2013-11-27 日産自動車株式会社 走行モード切換装置

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JPS60127233U (ja) 1985-08-27

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