JPH0729391U - ケーブル用埋設管装置 - Google Patents

ケーブル用埋設管装置

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JPH0729391U
JPH0729391U JP6494793U JP6494793U JPH0729391U JP H0729391 U JPH0729391 U JP H0729391U JP 6494793 U JP6494793 U JP 6494793U JP 6494793 U JP6494793 U JP 6494793U JP H0729391 U JPH0729391 U JP H0729391U
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勝治 北川
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株式会社土井製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば軟弱地盤内の電線管路、橋梁添架管路
においての沈下等に対応して伸縮、撓曲し、内部収納の
各種ケーブルを十分保護できるようにする。 【構成】 地中内に伸縮管部10とフレキシブル管部2
0とから成る電線管路1を埋設する。伸縮管部10は、
互いにスライド可能にして、抜脱を阻止して組合せた大
小異径の内外の大径管11、小径管12から成る二重管
構造で、片側あるいは両側を伸縮可能に形成する。フレ
キシブル管部20は、直管部分22、球郭部分23から
成る多数のユニット管体21を、滑り結合で折曲自在と
なる節状の複数の球郭部分23を介して連続形成する。
伸縮管部10とフレキシブル管部20とは、継手手段1
6を介して接続形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば軟弱地盤内におけるハンドホールの電線管路、橋梁添架管 路の接続等において、地盤沈下、境界部沈下が生じても内部に収納した電線が十 分に保護できるように、沈下現象に追随可能な伸縮、撓曲自在なケーブル用埋設 管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
軟弱地盤における地盤沈下、橋梁における橋道・一般道境界における沈下等に 対応できるように、これらの場所に敷設配線される各種のケーブルは、伸縮自在 で、可撓性がある電線管路内に収容されることで保護されるものとしてある。す なわち、このような沈下が生じ得る場所では、溶接接合による鋼管またはポリエ チレン管を用いる方法、機械的接合を用いる方法、曲管の組合せを用いる方法、 伸縮継手を用いる方法、さや管を用いる方法等によって導管である電線管路が構 成されていなければならないとされているのである。
【0003】 そのため、従来から各種のタイプの伸縮式・可撓式の各種構造の電線管路が提 案されており、例えばスライダー式の二重管構造のもの、多数条の襞を有するも の、折曲自在な節部を有する可撓管構造のもの等である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来提案されているこれらのものは、沈下現場における沈下量が小 さい場合には十分に対応可能であっても、やや大きな沈下量が生じた場合には、 これに十分対処し得ず、電線管路が破断される結果、内部に収納した各種ケーブ ルが損傷されることが度々あった。
【0005】 そこで、この考案は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので 、例えば軟弱地盤内におけるハンドホールの電線管路、橋梁添架管路の接続等に おいて、大きな沈下が生じてもこれに対応して伸縮し、また、撓むものとし、内 部収納の各種ケーブルを十分保護でき、しかも、その設置敷設も簡単で現場作業 を簡素化できるケーブル用埋設管装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、この考案にあっては、地中に配線敷設される各 種ケーブルを地中内で収納保持するものであって、互いにスライド可能にして、 抜脱を阻止して組合せた大小異径の内外の管(11,12)を備え、自身の片側 あるいは両側が伸縮可能になっている二重管構造の伸縮管部10と、内部におい て滑り結合する折曲自在になっている節状の複数の球郭部分23を介して連続さ れ、自身が撓曲可能になっているフレキシブル管部20とを連結して成ることを 特徴とする。
【0007】 片伸縮タイプの伸縮管部10は、大径管11のほぼ中央部を窄ませることで、 この大径管11内にスライド自在にして一方の開口端部側から挿入した小径管1 2の一方の開口端縁が当接する狭隘なストッパー部14を形成し、また、大径管 11の他方の開口端部に配装した継手手段16によってフレキシブル管部20を 連結するようにして構成することができる。
【0008】 中央伸縮タイプの伸縮管部10は、大径管11両端の開口端部側夫々から、こ の大径管11内にスライド自在にして夫々の開口端部側から小径管12を挿入し 、この小径管12における大径管11両側の開口端部夫々から外出する自由端部 夫々に配装した継手手段16によってフレキシブル管部20を連結するようにし 、また、小径管12の自由端部側の開口部近傍を膨出することで、大径管11両 端の開口端縁が当接するストッパー部14を形成して構成することができる。
【0009】 フレキシブル管部20は、適宜長さの直管部分22の一端に外方へやや拡開傾 向に突出するフランジ24を形成し、他端にフランジ24外径にほぼ相当する内 径を有する球体の一部と成るように拡開された球郭部分23を連設した各別のユ ニット管体21を形成し、この複数のユニット管体21相互を、球郭部分23内 にフランジ24を折曲自在に嵌め入れ、また、フランジ24先端縁に被せたシー ルパッキン材25を球郭部分23内周面に当接することで連結して成るものとし て構成することができる。
【0010】 伸縮管部10における大径管11あるいは小径管12のいずれかの開口端部に 外方へやや拡開傾向に突出するフランジ24を形成し、このフランジ24先端縁 に被せたシールパッキン材25によって球郭部分23内周面に当接するようにし て構成することができる。
【0011】
【作用】
この考案に係るケーブル用埋設管装置にあって、各種ケーブルの地中内への敷 設配線に際し、連結された伸縮管部10、フレキシブル管部20内にケーブルが 収納される。例えば軟弱地盤において、地盤の沈降その他によってケーブルの固 定保持部位側に対して上昇あるいは下降するとき、これに追随対応して伸縮管部 10においては伸縮し、フレキシブル管部20においては撓曲する。こうした敷 設現場における周囲の外的変動に追随することで、内部に収納したケーブル等の 破断、切断等の損傷を防止させる。
【0012】 このとき、共に管構造のものである伸縮管部10、フレキシブル管部20は、 外部からの剪断力、圧潰力に十分に抗し、内部収納のケーブルを外部からの物理 的、機械的な変動に対して保護させる。
【0013】 また、大径管11、小径管12から二重管構造となっている伸縮管部10は、 片伸縮タイプ、両側伸縮タイプのいずれも、その伸縮部位が円滑に伸縮し、外部 における状況の変動に追随して伸張あるいは縮小される。
【0014】 一方、多数のユニット管体21を、直管部分22に連設したフランジ24を介 して折曲自在に嵌め入れることで連続したフレキシブル管部20は、球郭部分2 3内においてのフランジ24の球郭部分23内周面に沿った滑り結合によって任 意方向に撓曲される。
【0015】 伸縮管部10とフレキシブル管部20との継手手段16を介しての連結は、敷 設現場における一体化作業による結合構造のものとさせ、また、フレキシブル管 部20におけるユニット管体21の直管部分22の伸縮管部10との一体化構造 は、同時施工を可能にさせる。
【0016】
【実施例】
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説明するに、図において示される 符号1は、例えば地中等に埋設されるマンホール、ハンドホール等のホール構造 物Hに接続される電線管路であり、この電線管路1は、自身の片側あるいは両側 が伸縮可能になっている伸縮管部10と、自身が撓曲可能になっているフレキシ ブル管部20とから成っている。そして、例えば図1に示すように、電線管路1 に継手2を介して連結される防水管3によって、適当な防水処理4が施された状 態でホール構造物Hに接続固定されるものとなっている。
【0017】 この電線管路1における伸縮管部10、フレキシブル管部20は、例えば地盤 の沈下等が予想されるケーブルの敷設現場において設置され、片側が伸縮可能に なっている片伸縮タイプの伸縮管部10とフレキシブル管部20とは、主として 、通信・低圧・高圧ケーブルの建物の引込み・橋梁添架管くずし等に、また、両 側が伸縮可能になっている中央伸縮タイプの伸縮管部10とフレキシブル管部2 0とは、主として、通信・低圧・高圧ケーブルの建物の引込み・橋梁添架管くず し・高低差のある部分等に適用されるものとしてある。
【0018】 伸縮管部10は、互いにスライド可能に、抜脱を阻止して組合せた大小異径の 内外の管(11,12)を備えた二重管構造のもので、相互間でスライド当接す る大径管11と小径管12との周側面相互間では、シールパッキン材を介在させ ることで防水手段13を形成してあると共に、大径管11、小径管12の少なく ともいずれか一方の開口端部には、フレキシブル管部20を連結させる継手手段 16を有するものとしてある。
【0019】 図2、図3に示される片伸縮タイプの伸縮管部10にあっては、大径管11の ほぼ中央部を窄ませることで、この大径管11内にスライド自在にして一方の開 口端部側から挿入した小径管12の一方の開口端縁が当接する狭隘なストッパー 部14を形成し、また、大径管11の他方の開口端部に配装した継手手段16に よってフレキシブル管部20を連結してある。また、図4、図5に示される中央 伸縮タイプの伸縮管部10にあっては、大径管11両端の開口端部側夫々から、 この大径管11内にスライド自在にして夫々の開口端部側から小径管12を挿入 し、この小径管12における大径管11両側の開口端部夫々から外出する自由端 部夫々に継手手段16を配装し、小径管12の自由端部側の開口部近傍を膨出す ることで、大径管11両端の開口端縁が当接するストッパー部14を形成したも のである。
【0020】 防水手段13は、小径管12の開口端部外周に、この外周を囲繞するリング状 の適数の軟弾性材製のシールパッキン材を配装したものであり、このシールパッ キン材の外周縁面が大径管11の内周面に密着した状態でスライドするものとし てある。
【0021】 また、大径管11内に挿入される小径管12は、抜脱阻止手段15によって大 径管11から抜脱しないようにしてある。図示にあっての抜脱阻止手段15は、 大径管11の開口端部にネジ止めされるカップリング構造のもので、内周縁側に 突出する突出部分がシール材等を介して小径管12の突部分に当接することで、 小径管12の抜脱を阻止するものとしてある。
【0022】 継手手段16は、伸縮管部10における大径管11あるいは小径管12の開口 端部縁外周にネジ止めされ、内周縁にテーパー面を有する締付ナット17と、伸 縮管部10内に挿入されたフレキシブル管部20の外周を囲繞するリング状のパ ッキン材18と、フレキシブル管部20の外周を囲繞し、締付ナット17による 締付けに伴ない縮径し、フレキシブル管部20の抜き出し方向に対してフレキシ ブル管部20の外周面に食い込み状に圧入する山形状の食込縁19Aを有する切 目19Bがある締付リング19とを備えて成る。すなわち、図6に示すように、 締付ナット17は、伸縮管部10の端部外周に形成されたオネジに捩じ込まれる メネジを内周面に形成してあり、また、内周のテーパー面は、伸縮管部10との 捩じ込み側から後方に至るに伴ない次第に縮小される錘体面状を呈する。締付リ ング19は、一部が適当な切断幅で切断除去されることで切目19Bを形成して いるほぼC字状を呈し、外周部から付加される締付け作用によって切目19B自 身の幅員が狭まることで全体が縮径するもので、この縮径に伴ない、フレキシブ ル管部20外周に対する締結作用が得られるものとしてある。また、この締付リ ング19における食込縁19Aは、締付リング19自体の内周縁側に形成されて おり、例えば締付リング19全体の断面がほぼ三角形状、五角形状、六角形状そ の他の多角形に形成されていることで、フレキシブル管部20自身が抜き出し方 向に移動するとき、締付リング19自体を若干でも揺動させることで、食込縁1 9Aがフレキシブル管部20の外周面に強く食込むものとなればよいものである 。なお、この締付リング19は、必要があれば、フレキシブル管部20の外周面 、更には締付ナット17の内周面に形成した収納溝内に収納されることもある( 図示せず)。
【0023】 一方、フレキシブル管部20は、内部において滑り結合する折曲自在になって いる節状の複数の球郭部分23を介して連続している管構造のもので、直管部分 22と、この直管部分22の一端に連続している球郭部分23とから成るユニッ ト管体21を、球郭部分23によって多数連続させて形成したものである。すな わち、適宜長さの直管部分22の一端に外方へやや拡開傾向に突出するフランジ 24を形成し、他端にフランジ24外径にほぼ相当する内径を有する球体の一部 と成るように拡開された球郭部分23を連設することでユニット管体21となし 、この複数のユニット管体21相互を、球郭部分23内にフランジ24を滑り結 合によることで折曲自在に嵌め入れることで、また、フランジ24先端縁に被せ たシールパッキン材25を球郭部分23内周面に当接することで連結したもので ある。
【0024】 このフレキシブル管部20におけるユニット管体21は、その材質を例えば鋼 材としてあり、また、球郭部分23における内周面の弧状曲面は、直管部分22 の軸心線上に中心がある球体の一部となっており、球郭部分23内に嵌め入れら れたフランジ24が球郭部分23内周面に当接したシールパッキン材25を介し て所定方向に揺動されることで、隣接するユニット管体21相互が所定角度で折 曲されるものとしてある。このとき、球郭部分23内でフランジ24が揺動され るとき、球郭部分23の開口端縁に直管部分22の外周面が当接されるものとす ることで、それ以上の揺動を阻止させてフランジ24の球郭部分23からの抜脱 を阻止するように配慮しておく。また、シールパッキン材25は、図示のように 、フランジ24先端縁に嵌め合わせる溝形部と、球郭部分23内周面に当接する 平板部とから成る全体断面でほぼπ字状を呈するものとしてある。
【0025】 なお、このフレキシブル管部20は、ユニット管体21における直管部分22 によって前記の継手手段16を介して伸縮管部10の片側あるいは両側に接続さ れている。その接続された一体構成の下で、伸縮管部10における伸縮作用と相 俟ち、フレキシブル管部20自体が任意方向に折曲されることで、埋設後の周囲 状況の変動、例えば地盤の沈下、振動その他に対応して追随し、内部に収納した 各種のケーブルを保護する。
【0026】 更に、図7にあっては、別の実施例が示されており、伸縮管部10における大 径管11あるいは小径管12のいずれかの開口端部を、フレキシブル管部20に おける直管部分22のフランジ24及びシールパッキン材25と同様な構造のも のとしたものである。すなわち、大径管11あるいは小径管12のいずれかの開 口端部に外方へやや拡開傾向に突出するフランジ24を形成し、このフランジ2 4先端縁に被せたシールパッキン材25によって球郭部分23内周面に当接する ようにすることで、伸縮管部10とフレキシブル管部20とを一体的な構造のも のとする。
【0027】 次に、この考案装置の使用の一例を説明すると、通信・低圧・高圧用の各種の ケーブルの建物の引込み、橋梁添架管くずし、高低差のある部分等でケーブルを 敷設配線するとき、その埋設部位における電線管路1としてこの考案装置を設置 し、内部にケーブルを収納させるものである。例えば、図1に示すように、軟弱 な地盤で地盤沈下が予想される場所においてホール構造物Hを設置し、これに電 線管路1を接続構成するとき、その電線管路1として、伸縮管部10とフレキシ ブル管部20とを継手手段16を介して接続することで一体結合させ、また、一 体的構造のものを防水管3、防水処理4を介してホール構造物Hに接続するので ある。
【0028】 この接続構成後において、地盤の沈降その他によってホール構造物Hに対して 電線管路1側が上昇あるいは下降すると、これに対応して伸縮管部10において は伸縮し、フレキシブル管部20においては撓曲してその周囲の変動に追随し、 内部に収納したケーブル等の破断、切断等の損傷を防止するのである。
【0029】
【考案の効果】
この考案は以上のように構成されており、これがため、例えば軟弱地盤内にお けるハンドホールの電線管路、橋梁添架管路の接続等において大きな沈下が生じ てもこれに追随対応して伸縮、撓曲し、内部収容の各種ケーブルを十分保護でき るのである。
【0030】 すなわち、これは、この考案において、自身の片側あるいは両側が伸縮可能に なっている二重管構造の伸縮管部10と、自身が撓曲可能になっているフレキシ ブル管部20とを連結して成るものとしたからであり、敷設現場における外部状 況の変動に極めて柔軟に追随できるものとしたからである。
【0031】 そして、例えば軟弱地盤において、地盤の沈降その他によってケーブルの固定 保持部位側に対して他の部位が上昇あるいは下降するとき、伸縮管部10におい ては伸縮され、フレキシブル管部20においては折曲されるから、敷設現場にお ける周囲の外的変動に追随対応することで、内部に収納したケーブル等の破断、 切断等の損傷を防止できるものである。しかも、伸縮管部10、フレキシブル管 部20は共に管構造のものであるから、外部からの剪断力、圧潰力に十分に抗す ることができ、内部収納のケーブルを外部からの物理的、機械的な変動に対して 保護できる。
【0032】 伸縮管部10は、大径管11と小径管12とから二重管構造となっているから 、片伸縮タイプ、中央伸縮タイプのいずれであっても、その伸縮部位が円滑に伸 縮し、外部における状況の変動に追随して伸張あるいは縮小するのである。一方 、フレキシブル管部20は、直管部分22、球郭部分23から成る多数のユニッ ト管体21を、直管部分22に連設したフランジ24を介して折曲自在にして球 郭部分23内に嵌め入れたものであるから、フランジ24の球郭部分23内周面 に沿った滑り結合によって任意方向に撓曲されるものである。
【0033】 伸縮管部10とフレキシブル管部20とは継手手段16を介して連結できるも のとしてあることで、敷設現場には別体構造のものとして各別に搬入でき、その 取り扱いを容易にできる。また、フレキシブル管部20におけるユニット管体2 1の直管部分22と伸縮管部10とを一体化させておくことで、全体の配管構成 の同時施工を可能にさせ、その迅速化に役立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す埋設使用状態の一例
における側面図である。
【図2】同じく片伸縮式のものにおける縮小時の一部切
欠要部側面図である。
【図3】同じく片伸縮式のものにおける伸張時の一部切
欠要部側面図である。
【図4】同じく中央伸縮式のものにおける縮小時の一部
切欠要部側面図である。
【図5】同じく中央伸縮式のものにおける伸張時の一部
切欠要部側面図である。
【図6】継手手段の分解斜視図である。
【図7】他の実施例における一部切欠要部側面図であ
る。
【符号の説明】
H ホール構造物 1 電線管路 2 継手 3 防水管 4 防水処理 10 伸縮管部 11 大径管 12 小径管 13 防水手段 14 ストッパー部 15 抜脱阻止
手段 16 継手手段 17 締付ナッ
ト 18 パッキン材 19 締付リン
グ 19A 食込縁 19B 切目 20 フレキシブル管部 21 ユニット
管体 22 直管部分 23 球郭部分 24 フランジ 25 シールパ
ッキン材

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に配線敷設される各種ケーブルを地
    中内で収納保持するものであって、互いにスライド可能
    にして、抜脱を阻止して組合せた大小異径の内外の管を
    備え、自身の片側あるいは両側が伸縮可能になっている
    二重管構造の伸縮管部と、内部において滑り結合する折
    曲自在になっている節状の複数の球郭部分を介して連続
    され、自身が撓曲可能になっているフレキシブル管部と
    を連結して成ることを特徴とするケーブル用埋設管装
    置。
  2. 【請求項2】 片伸縮タイプの伸縮管部は、大径管のほ
    ぼ中央部を窄ませることで、この大径管内にスライド自
    在にして一方の開口端部側から挿入した小径管の一方の
    開口端縁が当接する狭隘なストッパー部を形成し、ま
    た、大径管の他方の開口端部に配装した継手手段によっ
    てフレキシブル管部を連結するようにして成る請求項1
    記載のケーブル用埋設管装置。
  3. 【請求項3】 中央伸縮タイプの伸縮管部は、大径管両
    端の開口端部側夫々から、この大径管内にスライド自在
    にして夫々の開口端部側から小径管を挿入し、この小径
    管における大径管両側の開口端部夫々から外出する自由
    端部夫々に配装した継手手段によってフレキシブル管部
    を連結するようにし、また、小径管の自由端部側の開口
    部近傍を膨出することで、大径管両端の開口端縁が当接
    するストッパー部を形成して成る請求項1記載のケーブ
    ル用埋設管装置。
  4. 【請求項4】 フレキシブル管部は、適宜長さの直管部
    分の一端に外方へやや拡開傾向に突出するフランジを形
    成し、他端にフランジ外径にほぼ相当する内径を有する
    球体の一部と成るように拡開された球郭部分を連設した
    各別のユニット管体を形成し、この複数のユニット管体
    相互を、球郭部分内にフランジを折曲自在に嵌め入れ、
    また、フランジ先端縁に被せたシールパッキン材を球郭
    部分内周面に当接することで連結して成るものとした請
    求項1乃至3のいずれか記載のケーブル用埋設管装置。
  5. 【請求項5】 伸縮管部における大径管あるいは小径管
    のいずれかの開口端部に外方へやや拡開傾向に突出する
    フランジを形成し、このフランジ先端縁に被せたシール
    パッキン材によって球郭部分内周面に当接するようにし
    てある請求項1乃至4のいずれか記載のケーブル用埋設
    管装置。
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