JP3612363B2 - マンホールと管路との結合装置 - Google Patents

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16L27/1273Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position by quick-acting means

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、マンホールとヒューム管等による管路との連結にあたって、地震や地盤沈下等に好適に対処できるように、可撓、伸縮自在に連結するための結合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、下水道等地下に埋設の管路は、マンホールを介して接続がなされている。すなわち、図9に示すように、マンホールAは一般に輪切り状としたコンクリート製のブロック1,1を地中に積み重ねて結合して形成され、その底部にあるブロック1に設けた接続孔2に、管路を形成するヒューム管3の端部を挿入して、モルタル等のコーキング材4を孔2とヒューム管3との隙間に充填して接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、地中に埋設されるマンホールや管路では、地震や地盤沈下によってあらゆる方向の外力を受けることになり、マンホールと管路とは相対的に屈曲、伸縮や捩り作用が働くことになる。そのような場合、従来、マンホールと管路とは、上記のように剛結合となっているため、作用する外力が少し大きくなると、マンホールや管体自体或はそれらの接続部分が損傷を受けたり破壊するおそれがある。
【0004】
本発明は、上記のような従来の問題点にかんがみなされたもので、マンホールと管路との接続が、屈曲、伸縮、捩れ等の荷重を吸収できるとともに、水密性もよく連結も強固にできるようにした、マンホールと管路との結合装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明の構成について、実施例に対応する図面を参照して説明すると、請求項1のマンホールと管路との結合装置は、管路のヒューム管3及びこれと接続するマンホールAに、それぞれ、外周に突条リング7,8を設けた短尺管5a,5bを結合し、それら両ステンレス管5a,5bの先端部どうしを挿嵌して接続するとともに、該接続部の外側に、柔軟弾性体よりなる被覆筒11を嵌着し、該被覆筒11の外側に、外周を軸方向の円錐状テーパ面17とした、複数に分割してなる筒状分割リング15,15を被着し、その外側に、内周を円錐状テーパ面19に形成した締着リング18を嵌合して緊締したことを特徴とするものである。
【0006】
また、請求項2のマンホールと管路との結合装置は、請求項1の装置において、筒状分割リング15,15の円錐状テーパ面を、その軸方向の中央部から両端へ互いに傾斜方向を反対とした2つのテーパ面17a,17bに形成したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
本発明の装置では、ヒューム管3を結合した継管5aと、マンホールAのブロック1に結合した継管5bとを入れ子式に重合して接続され、その外側に被覆筒11と筒状分割リング15,15及び締着リングを嵌合して結合される。
【0008】
この場合、被覆筒11は柔軟な弾性体であるため、筒状分割リング15,15と締着リングによる締め付けで継管5a,5bの外面に密接して水密性が保たれるとともに、突条リング7,8との係合により、両ステンレス管5a,5bはその軸線方向に対する移動がある程度許容される状態で結合される。また、継管5a,5bの相互間に捩れや屈曲作用が生じても、被覆筒11の弾性及び継管5a,5b自体の弾性によって、それら外力を吸収することができ、損壊の防止が図れる。
【0009】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1〜図5は本発明の一実施例を示し、図6〜図8は同他の実施例を示したものである。
【0010】
図1〜図5において、5a,5bは連結される一対の短尺、薄肉の継管で、ステンレス等の金属やプラスチック或は硬質ゴムで形成されており、一方の継管5aは管路のヒューム管3の内径とほぼ同様の内径を有し、その基端部にはヒューム管3の先端部を嵌入する拡径の受口6が形成されており、長さ方向の中間部外周には、所要の高さと幅を有する突条リング7が突設されている。また、他方の継管5bは一方の継管5aの外側に遊嵌できる内径を有する短尺の継管で、一方の継管5aと接続する先端部の外周には、所要の高さと幅を有する突条リング8が突設されている。
【0011】
一方の継管5aはその受口6をヒューム管3先端部に外嵌し、水膨張性のシール材9を介して水密に結合されている。また、他方の継管5bはその基端部がマンホールAのブロック1の接続孔2に挿入され、モルタル等のコーキング材4を介して結合されている。そして、両継管5a,5bは互いに先端部どうしを所要の長さにわたり重ね合せて挿嵌され、その重ね合せ部分の両管5a,5b間にはシール材10が介装されている。
【0012】
11は、両継管5a,5bの嵌合部分の外側に嵌着される被覆筒で、ゴム、プラスチック等の柔軟な弾性及びシール性を有する材料で形成されており、その内面には、両継管5a,5bの突条リング7,8と係合される2条の環状溝12,12が周設されている。そして、被覆筒11の両端外周には、面取りした斜断面13,13が形成されている。
【0013】
また、15は、被覆筒11の外側に被着される2個一対よりなる筒状分割リングで、被覆筒11より長く形成され、その両端部内側には、上記斜断面13,13に外接する内向き斜断面16,16が形成されている。そして、筒状分割リング15,15の外面はその軸線方向に沿う円錐状テーパ面17に形成されている。筒状分割リング15,15の外側には筒状の締着リング18が嵌合、圧接される。この締着リング17はその内面が上記テーパ面17に適合する円錐状テーパ面19に形成されている。
【0014】
両継管5a,5bの結合にあたっては、あらかじめどちらか一方の継管5a(5b)に被覆筒11及び締着リング18を嵌合しておく。そして、両継管5a,5bの先端部を互いに所要の深さに重ね合わせた後、その部分の外側に被覆筒11をずらして被せ、被覆筒11の環状溝12,12を継管5a,5bの突条リング7,8に係合させる。次に、一対の筒状分割リング15,15を被覆筒11の外側に被着し、さらにその外側に締着リング18を嵌合して、その軸線方向に打撃等により移動させれば、それらのテーパ面17,19の作用で、筒状分割リング15,15はその内面と内向き斜断面16,16で被覆筒11を包み込むようにして圧着し、両継管5a,5bは弾性のある被覆筒11を介し弾性的に結合されることになる。
【0015】
次に、本発明の他の実施例について図6〜図8を参照して説明する。この実施例では、継管5a,5b及び被覆筒11についてはさきの実施例におけると同様であるから、それらの説明は省略する。この実施例では、筒状分割リング15,15の外面が、その軸線方向の中央部より各端部にかけて径小となるように、傾斜方向を互いに反対としたテーパ面17a,17bに形成されている。したがって、締着リングはそれら両テーパ面17a,17bに適合するように一対の締着リング18a,18bよりなり、それぞれテーパ面17a,17bに対応するテーパ面19a,19bが内面に形成されている。
【0016】
なお、上記各実施例においては、継管5a,5bの突条リング7,8は各1個づつとなっているが、それら突条リング7,8は複数間隔をおいて設けることもできる。また、被覆筒11は、環状溝12,12を設けず単なる筒体に形成してもよく、そうした場合でも、被覆筒11は柔軟な弾性を有するので、両継管5a,5bの接続部の外周及び凹凸によくなじんで密着できる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、マンホールと管路のヒューム管とを、一対の薄肉の継管の重ね合せの結合により接続し、それら継管どうしを柔軟な弾性体の被覆筒の外嵌と筒状分割リングと締着リングによる締付けにより弾性的に結合するようにしたので、地震や地盤沈下等によって、マンホールとヒューム管の相互間に、屈曲や捩れ或はヒューム管の軸方向に対するずれ等の外力が作用した場合に、それら外力による変形、移動にある程度追随して外力を吸収し、マンホールやヒューム管自体及びその結合部の損壊が防がれるようになる。
【0018】
また、両継管の結合部分や継管自体が損壊した場合でも、それらを取替えて結合し直すことで復元することが容易にでき、しかも、構造は簡単で水密性に優れコストも安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す半部切載縦断面図である。
【図2】同連結する継管の要部を示す半部切載縦断面図である。
【図3】同被覆筒の半部切載縦断面図である。
【図4】同筒状分割リングの一部切欠縦断面図である。
【図5】同締着リングの半部切載縦断面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す半部切載縦断面図である。
【図7】同筒状分割リングの一部切欠縦断面図である。
【図8】同締着リングの半部切載縦断面図である。
【図9】従来のマンホールとヒューム管との結合構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
A マンホール
1 ブロック
2 孔
3 ヒューム管
4 コーキング材
5a,5b 継管
6 受口
7,8 突条リング
9,10 シール材
11 被覆筒
12 環状溝
13 斜断面
15 筒状分割リング
16 内向き斜断面
17 テーパ面
18,18a,18b 締着リング
19,19a,19b テーパ面
【その他】「明細書(図面)の実体的内容については変更なし。」

Claims (2)

  1. 管路のヒューム管及びこれと接続するマンホールに、それぞれ、外周に突条リングを設けた短尺、薄肉の継管を結合し、それら両継管の先端部どうしを挿嵌して接続するとともに、該接続部の外側に、柔軟弾性体よりなる被覆筒を嵌着し、該被覆筒の外側に、外周を軸方向の円錐状テーパ面とした、複数に分割してなる筒状分割リングを被着し、その外側に、内周を円錐状テーパ面に形成した締着リングを嵌合して緊締したことを特徴とする、マンホールと管路との結合装置。
  2. 筒状分割リングの円錐状テーパ面を、その軸方向の中央部から両端へ互いに傾斜方向を反対とした2つのテーパ面に形成したことを特徴とする、請求項1記載のマンホールと管路との結合装置。
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