JP2000291034A - 地震対応マンホール保護工法とその保護カラ−及び圧接冶具 - Google Patents

地震対応マンホール保護工法とその保護カラ−及び圧接冶具

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JP2000291034A
JP2000291034A JP11094804A JP9480499A JP2000291034A JP 2000291034 A JP2000291034 A JP 2000291034A JP 11094804 A JP11094804 A JP 11094804A JP 9480499 A JP9480499 A JP 9480499A JP 2000291034 A JP2000291034 A JP 2000291034A
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JP
Japan
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nut
press
connecting bolt
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protection
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JP11094804A
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English (en)
Inventor
Takashi Ishikawa
隆 石川
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NIPPON MANHOOLE KOGYO KK
Original Assignee
NIPPON MANHOOLE KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、施工時間を短縮し、施工コストが少
なくて済む地震対応マンホール保護工法とその実施に用
いる地震対応マンホール保護カラー及び圧接冶具を提供
する。 【構成】胴部の略中央部に内方に突出形成した伸縮調整
部4を設け、且つ上下外面に滑り止め用凹凸5を設ける
と共に、上下内面に圧接冶具取付溝6を設けたゴム製保
護カラ−3を、外面に止水滑剤7を付着てコンクリ−ト
側塊1,2の接合部の内側に当接する。複数の金属製パ
イプ9と拡張連繋具10から成る圧接冶具8を前記圧接
冶具取付溝6に装着し、拡張連繋具10を操作して保護
カラ−3をコンクリ−ト側塊1,2の内壁に押し付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート側塊を積
層した上下水道用マンホールの地震時における接合部か
らの土砂の流出を防止する地震対応マンホール保護工法
とその実施に使用する保護カラ−及び圧接冶具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート側塊を積層して構築された
既設マンホールの地震による接合部のずれから生じる土
砂の流出を防止するには、コンクリート側塊の周辺を掘
り起こし、コンクリート側塊の接合部の外側を補強する
か、地震対応用のコンクリート側塊に取り換える必要が
あった。このため施工コストと施工時間が大きな負担で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、施工
時間を短縮し、施工コストが少なくて済む地震対応マン
ホール保護工法とその実施に用いる地震対応マンホール
保護カラ−及び圧接冶具を提供することを課題とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたもので、可撓性と止水性を有す
るゴム製保護カラーを接合部の内壁に設置するようにし
たものである。
【0005】即ち、本発明は、接合部に主シール剤を挟
んでコンクリート側塊を積層すると共に、接合部の内壁
に、内側の少なくとも上下に内部シール材を設けたゴム
製保護カラーをたが状に当接し、その上下内面に前記ゴ
ム製保護カラ−をコンクリ−ト側塊に圧接させる圧接冶
具を設けるようにしたものである。
【0006】ゴム製保護カラーの構造としては、胴部の
略中央部に内方に突出して形成した伸縮調整部を設けた
ことを特徴とするゴム製地震対応用マンホール保護カラ
ー、胴部の略中央部に内方に突出して形成した伸縮調整
部を設け、且つ上下外面に滑り止め用凹凸を設けたこと
を特徽とするゴム製地震対応用マンホール保護カラー、
胴部の略中央部に内方に突出して形成した伸縮調整部を
設け、且つ上下外面に滑り止め用凹凸を設けると共に、
上下内面に圧接冶具取付用構を設けたことを特徴とする
ゴム製地震対応用マンホール保護カラーなどが好まし
い。
【0007】なお、ゴム製保護カラーは、工場におい
て、帯状のものをマンホール側塊の内周寸法に応じて裁
断し、両端を接着剤で接着して環状とするものであり、
この製造法によると、ゴム製保護カラーは可撓性、屈曲
性があるため、内周寸法の違いや形状の違い(円形、楕
円形、方形など)がある各種コンクリート側塊に対応す
るものが安価に提供することができる。
【0008】ゴム製保護カラーを取付ける場合、上下外
面に内部シール材として液状の硬化性の止水滑剤を噴出
ガンで付着させ、その部分の外側に複数の金属製パイプ
を拡張連繋具で連繋した圧接冶具を当接してゴム製保護
カラ−をコンクリ−ト側塊の内壁に密着させる。
【0009】拡張連繋具としては、例えば金属製パイプ
の一端にナット又はナット類似部品を固定し、このナッ
トに,中間部に回動用フランジを一体に形成した連繋ボ
ルトの一端を螺合し、他端を隣接する金属製パイプに挿
入する構造のものや、中間部に回動用フランジを一体に
形成し、且つ拡張用ナットを螺合した連繋ボルトの両端
を隣接する金属パイプの端部に挿入する構造のものが用
いられる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の縦断面図、図2
は図1のA−A線断面図を示すもので、1,2は、積層
されたコンクリート側塊である。
【0011】3は胴部の略中央部に内方に突出形成した
伸縮調整部4を設け、且つ上下外面に滑り止め用凹凸5
を設けると共に、上下内面に圧接冶具取付溝6を設けた
ゴム製保護カラーである。7は液状の硬化性の止水滑剤
を噴出ガンで付着させた環状のシール材である。
【0012】8は前記圧接冶具取付溝6に取付ける保護
カラーの圧接冶具で、9はコンクリート側塊の内壁に適
合した形に成形されたステンレスパイプ等の金属製パイ
プ、10は金属製パイプを連繋する拡張連繋具である。
【0013】図3は拡張連繋具10の種々の実施例を示
すもので、この構造のみに限定されるものでないことは
勿論である。
【0014】図3の(a)に示したものは、隣接する一
方の金属製パイプ9にUナット11を溶接し、中間部に
回動用フランジ12を設けたボルト状の拡張連繋具で、
先端13を隣接する他方の金属製パイプ9に挿入し、回
動用フランジ12を回動することにより金属製パイプ間
を拡張し、ゴム製保護カラ−3をコンクリ−ト側塊1の
内壁に圧接させる構造である。
【0015】図3(b)に示したものは、一方の金属パ
イプ9の一端にネジ孔11aを設け、且つフランジ11
bを設けたナット類似部品11′を溶接し、(a)に示
したものと同じ構造のボルト状の拡張連繋具を前記ネジ
孔11aに螺合させ,回動用フランジ12とナット類似
部品11′間にナット14を螺合させたもので、回動用
フランジ12を回動して金属パイプ間を拡張した後、ナ
ット14で拡張連繋具が緩まないようにしたものであ
る。
【0016】図3(c)は(b)に示したものと同じ構
造の拡張連繋具にナット15を螺合し、両端を隣接する
金属製パイプ9,9に挿入する形式のもので、この実施
例は金属製パイプに溶接しない構造であるので製作が容
易である。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、既設のマンホール側塊
を掘り返すことなく、各接合部の内壁にゴム製保護カラ
−を設置することが可能であるため、施工が容易でコス
トがかからず従来工法より優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の縦断面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】各種拡張連繋具の実施例を示した一部縦断面
図。
【符号の説明】
1,2 コンクリート側塊 3 保護カラー 4 伸縮調整部 5 滑り止め用凹凸 6 緊締バンド取付溝 7 内部シール材 8 保護カラーの圧接冶具 9 金属パイプ 10 拡張連繋具 11 Uナット 12 回動用フランジ 13 先端 14 ナット 15 ナット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層されたコンクリート側塊の接合部の
    内側に、内側の少なくとも上下に内部シール材を設けた
    ゴム製保護カラーをたが状に当接し、その上下内面に前
    記ゴム製保護カラ−をコンクリ−ト側塊に圧接させる圧
    接冶具を設けたことを特徴とする地震対応マンホール保
    護工法。
  2. 【請求項2】 胴部の略中央部に内側に突出形成した伸
    縮調整部を設け、且つ上下外面に滑り止め用凹凸を設け
    ると共に、上下内面に圧接冶具取付溝を設けたことを特
    徴とするゴム製保護カラ−。
  3. 【請求項3】 複数の金属製パイプから成り、各パイプ
    の一端にナット又はナット類似部品を固定し、このナッ
    ト又はナット類似部品に、中間部に回動用フランジを一
    体に形成した連繋ボルトの一端を螺合し,他端を隣接す
    る金属製パイプに挿入することを特徴とする圧接冶具。
  4. 【請求項4】 複数本の金属製パイプから成り、中間部
    に回動用フランジを一体に形成し且つ拡張用ナットを螺
    合した連繋ボルトの両端を隣接する金属製パイプの端部
    に挿入したことを特徴とする圧接冶具
JP11094804A 1999-04-01 1999-04-01 地震対応マンホール保護工法とその保護カラ−及び圧接冶具 Pending JP2000291034A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013147874A (ja) * 2012-01-20 2013-08-01 Toa Grout Kogyo Co Ltd 管状体の補強構造
JP2016023454A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 吉佳エンジニアリング株式会社 既設マンホールの補修構造

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JP2013147874A (ja) * 2012-01-20 2013-08-01 Toa Grout Kogyo Co Ltd 管状体の補強構造
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