JPH07293718A - 付属接続管付バルブ - Google Patents

付属接続管付バルブ

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JPH07293718A
JPH07293718A JP6109035A JP10903594A JPH07293718A JP H07293718 A JPH07293718 A JP H07293718A JP 6109035 A JP6109035 A JP 6109035A JP 10903594 A JP10903594 A JP 10903594A JP H07293718 A JPH07293718 A JP H07293718A
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water supply
pipe
attached
hot water
supply connection
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Akira Nishioka
明 西岡
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SANEI SUISEN SEISAKUSHO KK
SanEi Faucet Manufacturing Co Ltd
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SANEI SUISEN SEISAKUSHO KK
SanEi Faucet Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給湯温度の低下や結露の発生がない付属接続
管付バルブを提供する。 【構成】 付属給水接続管7と付属給湯接続管8とをそ
れぞれ二重管構造に形成し、その管本体71,81と外
管72,82との間に形成した閉空間73,83を真空
状としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流し台や洗面台に取り付
けられる付属接続管付混合栓およびハイタンクへの給水
用のストレート形止水栓等の付属接続管付バルブに関す
る。
【0002】
【従来の技術】上述の付属接続管付混合栓では、流し台
や洗面台の下方に延長される付属給水接続管や付属給湯
接続管が一体的に設けられており、給水配管や給湯配管
への接続を容易としている。その付属給水接続管や付属
給湯接続管は、例えば比較的軟らかい銅合金等により形
成され、施工時に容易に曲げられるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、冬場等におい
ては、その付属給湯接続管が冷却されるため、供給され
る湯の温度が低下する難点があった。また、付属給水接
続管に結露が発生して床を腐食させることもあった。そ
のため、それらの接続管の外周に断熱材を巻回させるこ
とがあった。
【0004】ところが、その断熱材が吸水して腐食した
りカビが発生することがあったが、それらの接続管が流
し台の下や洗面台の下等の狭い個所に配置されて清掃が
容易でないことが多かった。
【0005】また、ハイタンクへの給水をおこなうため
のストレート形止水栓においても同様の問題があった。
【0006】本発明はこのような実情に鑑みてなされ、
給湯温度の低下や結露の発生がない付属接続管付バルブ
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、第1の発明では、一端が、胴本体に開設された水取
入口と湯取入口とにそれぞれ接続される一方、他端が、
給水配管と給湯配管とにそれぞれ接続される付属給水接
続管と付属給湯接続管とを具備した付属接続管付バルブ
にあって、前記付属給水接続管と付属給湯接続管とがい
ずれも二重管構造に形成され、その管本体と、その外側
の外管との間に閉空間を形成し、その閉空間を真空状と
してなることを特徴としている。
【0008】第2の発明では、一端が胴本体に開設され
た水取入口に接続され、かつ他端が給水配管と接続され
るストレート形の付属給水接続管が二重管構造に形成さ
れ、その管本体と、その外側の外管との間に閉空間を形
成し、その閉空間を真空状としてなることを特徴として
いる。
【0009】第3の発明では、第1の発明または第2の
発明における真空状とされた閉空間内に空気吸収体を設
けてあることを特徴としている。
【0010】第4の発明では、第1の発明ないし第3の
発明のいずれかの発明における付属給水接続管と付属給
湯接続管の一部にベローズを形成してあることを特徴と
している。
【0011】
【作用】二重管構造に形成された付属給水接続管と付属
給湯接続管の管本体と、その外側の外管との間に形成し
た閉空間が真空状とされていることにより、断熱効果が
あり、湯温の低下を防ぐことができ、かつ結露の発生を
防ぐこともできる。
【0012】また、その閉空間内に空気吸収体を設けて
あることにより、高い真空度が維持され、すぐれた断熱
効果を得られる。
【0013】あるいは、付属給水接続管もしくは付属給
湯接続管の一部にベローズを形成したことにより、現地
での施工が容易となる。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1はワンホール混合栓(付属接続管付バ
ルブ)1の要部断面図で、符号2は胴本体、3は断熱自
在パイプ、4は断熱キャップ、5はレバー、6は取付台
板、7は付属給水接続管、8は付属給湯接続管で、その
各一端7aと8aが、胴本体2の下部に開設された雌螺
子を有する水取入口11と湯取入口12とに螺合接続さ
れている。
【0015】その付属給水接続管7および付属給湯接続
管8は、いずれもSUS材よりなり、図2に示すよう
に、管本体71,81の外側に外管72,82を間隔を
有して被嵌させた二重管構造とされ、その管本体71,
81と外管72,82との間に真空状の閉空間73,8
3が形成され、その下部にゲッターと称される金属合金
よりなる空気吸収体gが収納され、真空状態が常に維持
されるようになっている。これにより、断熱効果が向上
し、湯温の低下や結露の発生が防止される。
【0016】上述の二重管構造は、真空引き下の絞り加
工によって管本体71,81に被着させた外管72,8
2の両端部をその管本体71,81に対して周溶接する
ことによって形成され、その外管72,82から突出し
た管本体71,81の一端部には、雌螺子71a(81
a)が刻設形成され、ツバ部fの両側に雄螺子s,sを
有するブッシング9のその一方の雄螺子sをその雌螺子
71a(81a)に螺合締結させている。そして、その
他方の雄螺子s,sが、胴本体2の水取入口11と湯取
入口12とにOリングrを介してそれぞれ螺合締結され
るようになっている。
【0017】その管本体71,81の他端は外管72,
82の他端からさらに延長されて逆止弁10と一体化さ
れており、この逆止弁10が、建屋内の給水配管や給湯
配管(図示省略)に接続される。ちなみに、その逆止弁
10について説明すると、符号101は逆止弁本体、1
02は給水配管または給湯配管を接続させるための雌螺
子、103は案内羽根、104はなべ小ねじ、105は
パッキン受、106はパッキン受105を閉止方向に付
勢するスプリング、107は逆止カバー、108は玉
受、109は袋ナットである。
【0018】上述したように構成されるワンホール混合
栓1は、洗面台や流し台に取り付けられる。そのため、
付属給水接続管7や付属給湯接続管8はいずれも狭くて
低いところに配設される。しかし、二重管構造によっ
て、断熱効果が高いため、結露の発生が防止され、清掃
の手間が省けるとともに、湯温の低下がない。
【0019】図3は異なる実施例を示し、付属給水接続
管7と付属給湯接続管8の一部に二重管のベローズ2
1,22を形成したことによって、現場での施工性を向
上させたものであり、給水配管31や給湯配管32への
接続がきわめて容易となる利点がある。
【0020】図4は別の実施例を示し、SUS材よりな
る断熱自在パイプ3を二重管構造としたものであり、管
本体3aの外側に外管3bを間隔を有して被嵌させ、そ
の間に形成した閉空間を真空状としたものであり、より
一層の断熱効果を得られるものであり、その断熱自在パ
イプ3自体の給湯による過度の昇温を防ぐことができる
とともに、その断熱自在パイプ3から胴本体2への熱伝
導を阻止し、給湯温度の低下をより一層効果的に防ぐこ
とができるものである。
【0021】図5はストレート形止水栓51の付属給水
接続管52とツバ付パイプ53とを二重管構造としたも
ので、いずれもその管本体521と外管522との間、
および管本体531と外管532との間を真空状の閉空
間とし、その内部に空気吸収体gを入れている。54は
胴本体、55は弁体、56はハンドル、57は袋ナッ
ト、58は化粧カバーである。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の付属接続
管付バルブは、付属給水接続管と付属給湯接続管とをそ
れぞれ二重管構造に形成し、その管本体と外管との間に
形成した閉空間を真空状としたので、すぐれた断熱効果
を得ることができ、湯温の低下を防ぐことができ、かつ
結露の発生を防ぐこともできる。
【0023】また、その閉空間内に空気吸収体を設けた
場合には、高い真空度が維持され、すぐれた断熱効果が
得られる。
【0024】あるいは、その付属給水接続管もしくは付
属給湯接続管の一部にベローズを形成した場合には、現
地での施工が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の付属接続管付バルブの要部縦断面図で
ある。
【図2】同付属接続管の縦断面図である。
【図3】同付属接続管付バルブの異なる実施例の設置時
における斜視図である。
【図4】同付属接続管付バルブの別の実施例の要部縦断
面図である。
【図5】同ストレート形止水栓の付属給水接続管の縦断
面図である。
【符号の説明】
2…胴本体、7…付属給水接続管、8…付属給湯接続
管、11…水取入口、12…湯取入口、21,22…ベ
ローズ、71,81…管本体、72,82…外管、7
3,83…閉空間、g…空気吸収体。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が、胴本体に開設された水取入口と
    湯取入口とにそれぞれ接続される一方、他端が、給水配
    管と給湯配管とにそれぞれ接続される付属給水接続管と
    付属給湯接続管とを具備した付属接続管付バルブにおい
    て、前記付属給水接続管と付属給湯接続管とがいずれも
    二重管構造に形成され、その管本体と、その外側の外管
    との間に閉空間を形成し、その閉空間を真空状としてな
    ることを特徴とする付属接続管付バルブ。
  2. 【請求項2】 一端が胴本体に開設された水取入口に接
    続され、かつ他端が給水配管と接続されるストレート形
    の付属給水接続管が二重管構造に形成され、その管本体
    と、その外側の外管との間に閉空間を形成し、その閉空
    間を真空状としてなることを特徴とする付属接続管付バ
    ルブ。
  3. 【請求項3】 前記真空状とされた閉空間内に空気吸収
    体を設けてあることを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の付属接続管付バルブ。
  4. 【請求項4】 前記付属給水接続管もしくは付属給湯接
    続管の一部にベローズを形成してあることを特徴とする
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の付属接続管
    付バルブ。
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