JP2001207493A - 凍結防止配管構造 - Google Patents

凍結防止配管構造

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JP2001207493A
JP2001207493A JP2000020433A JP2000020433A JP2001207493A JP 2001207493 A JP2001207493 A JP 2001207493A JP 2000020433 A JP2000020433 A JP 2000020433A JP 2000020433 A JP2000020433 A JP 2000020433A JP 2001207493 A JP2001207493 A JP 2001207493A
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JP
Japan
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pipe
piping structure
double
box
air
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JP2000020433A
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English (en)
Inventor
Koji Okumura
浩二 奥村
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二重管構造の隙間に加温空気を流通させて内
管の凍結防止を行う配管構造において、ヘッダーから水
使用点まで配管される各配管毎の凍結防止効果の変動を
なくし、全ての二重管において凍結防止が可能な配管構
造を提供する。 【解決手段】 鞘管に樹脂管が内挿された二重管の鞘
管の内周面と樹脂管の外周面との間に連通空間が形成さ
れ、この連通空間に樹脂管内の流体の凍結を防止しうる
温度の空気が流通可能とされた凍結防止配管構造におい
て、連通空間に連通空間の空気流通抵抗に対応したオリ
フィスが設けられていることを特徴とする凍結防止配管
構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低温時における凍
結防止が可能な配管構造に関する。
【0002】
【従来の技術】凍結防止配管構造としては、実開平3−
103363号公報に開示されているように、鞘管に樹
脂管が内挿された二重管の、鞘管の内周面と樹脂管の外
周面との間に連通空間が形成され、この連通空間に樹脂
管内の流体の凍結を防止しうる温度の空気が流通可能と
された凍結防止配管構造が知られている。この配管構造
は、上記二重管が集合されて二重管の連通空間が内部に
開放された箱体に温風を吹き込み、この温風を二重管の
連通空間内に送り込んで凍結防止を図るものである。
【0003】しかしながらこの凍結防止配管構造におい
ては、連通空間に入る空気の入り口が、鞘管に取り付け
られた傘状蓋体と樹脂管との間で構成された隙間であ
り、しかも集合された全ての二重管の構造が同じである
ため、空気入り口の断面積が全ての二重管で同一となっ
ている。一方、実際の配管においては、例えば箱体の設
置場所によっては、箱体から蛇口等の使用箇所までの二
重管の配管長さがそれぞれで異なり、あるいは配管中の
屈曲箇所の数が異なったりして、二重管毎に空気の流通
抵抗が異なることが通例である。従って、この場合、二
重管の連通空間に送り込まれる空気の量が個々の二重管
毎に変わってしまって、管によっては凍結防止が出来な
いところが発生するという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の凍結防止配管
構造は、上記従来の問題点を解消し、管毎の凍結防止効
果の変動をなくし、全ての二重管において凍結防止が可
能な配管構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の凍結防止配管構造は、鞘管に樹脂管が内挿
された二重管の、鞘管の内周面と樹脂管の外周面との間
の連通空間に、樹脂管内の流体の凍結を防止しうる温度
の空気が流通可能とされた凍結防止配管構造において、
該連通空間に、連通空間の空気流通抵抗に対応したオリ
フィスが設けられていることを特徴とする凍結防止配管
構造である。
【0006】(作用)本発明においては、個々の二重管
毎に、二重管の連通空間に入る空気入り口に設けられた
連通空間の空気流通抵抗に対応したオリフィスによって
空気流通抵抗が等しくされるので全ての二重管の流通空
気量が一定となり、従って個々の二重管毎に凍結防止効
果が変化しない凍結防止配管構造となるのである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の凍結防止配管構造を詳しく説明する。
【0008】図1は、本発明の凍結防止配管構造の一例
を示す一部切り欠き斜視図である。鞘管2に樹脂管3が
内挿された二重管1の鞘管2の内周面と樹脂管3の外周
面との間に連通空間4が形成され、この連通空間4に樹
脂管3内の流体の凍結を防止しうる温度の空気が流通可
能とされている。二重管1は箱体5に接続され、樹脂管
3の一端は箱体5の中に収納された給水用ヘッダー6に
連結され、水の使用箇所まで配管された他の一端には例
えば蛇口等が接続されている。
【0009】箱体5には給気口51が穿開され、給気口
51にはヒーター及び送風機(いずれも図示せず)が付
設されて、加温された空気Aが箱体5に供給されるよう
になっている。箱体5に接続された二重管1の鞘管2の
端部は、箱体5の箱壁に固定され、ヘッダー6に接続さ
れた樹脂管3との隙間には、オリフィス7が設けられて
いる。一方、二重管1のもう一方の端部は箱体8に接続
され、蛇口と樹脂管3とは箱体8の中に収納され、箱体
8には排気口81が穿開されている。箱体8に接続され
た二重管1の鞘管2の端部は箱体8の箱壁に固定され、
樹脂管3との隙間から空気が箱体8内に流入し、排気口
81から外部に排気Bするようにされている。
【0010】オリフィス7は、その中央に設けられた開
口部71の直径を変更することで、連通空間4の全空気
流通抵抗を変化させ、これにより、オリフィス7が取り
付けられた連通空間4内の空気流通量を変更するよう作
用する。従って、その材質や形状は特に限定されるもの
ではないが、例えば、繊維強化、複合化、発泡化等を含
む合成樹脂類;合金、化合物を含む金属類;各種木材
類;紙及び紙の加工物類;合成、天然を含むゴム類等か
らなる板状若しくはシート状物に開口部71が設けられ
たものが挙げられる。また開口部71の直径は、例えば
写真機の絞りのように適宜変更可能とされていても良
い。
【0011】オリフィス7は、図2に示されるように、
箱体5に取り付けられた鞘管2の端部に、樹脂管3をオ
リフィス7に設けられた開口部71を挿通されて取り付
けられている。開口部71の直径は、オリフィス7を取
り付けられた二重管1の管路長さ及び屈曲箇所の数によ
って適宜変更して用いられる。即ち、管路長さが短かか
ったり屈曲箇所の数が少なかったりする場合には、開口
部71の直径が小さいもの(図3(a)参照)とし、逆
に管路長さが長かったり屈曲箇所の数が多かったりする
場合には開口部71の直径が大きいもの(図3(b)参
照)が用いられ、それぞれの管路毎の全空気流通抵抗が
同じとなるようにされる。
【0012】オリフィス7の作用は以上の通りであるの
で、オリフィス7が取り付けられる場所は、必ずしも上
述の場所に限定されるものではなく、二重管1の箱体8
の接続箇所や、二重管1の配管途中であっても構わず、
その取り付け方は通常の方法が採用されれば良い。二重
管1の箱体8の接続箇所に取り付けられる場合は、上述
の箱体5の接続箇所に取り付けられる場合と同様であ
り、二重管1の配管途中に取り付けられる場合には、鞘
管を取り付け箇所で切り離してそこに取り付けられれば
良い。
【0013】また、連通空間4に空気を流通される方法
は、前述のような箱体5に設けられたヒーターと送風機
によって箱体8に向かって二重管1の連通空間4に空気
を挿入する方法に限られたものではなく、ヒーターによ
り加温された空気がいずれかの箱体から連通空間4内を
流通するようにされていれば良い。あるいは室内温度が
充分に高い場合には、送風のみとされても良く、更に箱
体にヒーターのみを取り付けておくと対流現象が発生
し、箱体と連通している連通空間に気流が発生するので
これを利用することも出来る。
【0014】
【発明の効果】このように、本発明の凍結防止配管構造
では、個々の二重管毎に、二重管の連通空間に入る空気
入り口に設けられた連通空間の空気流通抵抗に対応した
オリフィスによって空気流通抵抗が等しくされるので全
ての二重管の流通空気量が一定となり、従って個々の二
重管毎に凍結防止効果が変化しない凍結防止配管構造と
なるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の凍結防止配管構造の一例を示す一部
切り欠き斜視図である。
【図2】 箱体に取り付けられたオリフィスの一例図。
【図3】(a) オリフィスの一例図。 (b) 開口部直径が異なるオリフィスの別の一例図。
【符号の説明】
1 二重管 2 鞘管 3 樹脂管 4 連通空間 5 ヘッダー側箱体 51 開口部(給気口) 6 ヘッダー 7 オリフィス 71 オリフィス開口部 8 蛇口側箱体 81 開口部(排気口) A 加温された空気 B 排気

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鞘管に樹脂管が内挿された二重管の、鞘
    管の内周面と樹脂管の外周面との間の連通空間に、樹脂
    管内の流体の凍結を防止しうる温度の空気が流通可能と
    された凍結防止配管構造において、該連通空間に、連通
    空間の空気流通抵抗に対応したオリフィスが設けられて
    いることを特徴とする凍結防止配管構造。
JP2000020433A 2000-01-28 2000-01-28 凍結防止配管構造 Pending JP2001207493A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007043720A1 (en) * 2005-10-11 2007-04-19 Sang-Ki Lee Division line for water sparingly of cold water and warm water
WO2009116814A2 (ko) * 2008-03-21 2009-09-24 Lee Yang-Sook 급수제어가 가능한 수도관 분기용 급수장치
CN104878803A (zh) * 2015-05-25 2015-09-02 张晋敏 防冻水管

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WO2009116814A2 (ko) * 2008-03-21 2009-09-24 Lee Yang-Sook 급수제어가 가능한 수도관 분기용 급수장치
WO2009116814A3 (ko) * 2008-03-21 2010-01-14 Lee Yang-Sook 급수제어가 가능한 수도관 분기용 급수장치
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