JP2506006Y2 - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2506006Y2
JP2506006Y2 JP4343890U JP4343890U JP2506006Y2 JP 2506006 Y2 JP2506006 Y2 JP 2506006Y2 JP 4343890 U JP4343890 U JP 4343890U JP 4343890 U JP4343890 U JP 4343890U JP 2506006 Y2 JP2506006 Y2 JP 2506006Y2
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JP
Japan
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tubular member
pipe joint
water hammer
cap nut
pipe
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JP4343890U
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JPH043187U (ja
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照夫 岡野
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ニベックス株式会社
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  • Pipe Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、水撃防止器を取付ける場合に有用な管継手
に関するものである。
(従来の技術) 予め設置された給湯機の吐出側と、浴室等に設けられ
た蛇口側とを中継するための配管では、両者の接続箇所
に生じる上下左右の位置ずれを許容するために可撓性を
有する管継手が適宜使用されている。
ところで、上述の給湯管路では、その下流側に設けら
れたバルブ等の急閉塞で発生する衝撃圧(水撃)を原因
として、給湯管及び給湯機に衝撃音や破損を生じ易く、
そのため通常は、給湯管の上流側に水撃防止器を配設
し、衝撃圧の緩和を図っている。
第5図には、従来の管継手における水撃防止器の取付
け例を示してある。
図において、21は可撓性を有する管継手、2はT型チ
ーズ、23は給湯機の雄ネジ付きの吐出口、24は水撃防止
器である。
管継手21は、アルミニウム等の軟質金属からなる管状
の可撓部材21aと、該可撓部材21aの両端に装着された袋
ナット21bと、上側の袋ナット21bに取付けられたニップ
ル21cとから構成されている。
T型チーズ22は3方に雌ネジ付きの接続口22a乃至22c
を有しており、下側の接続口22aを前記管継手21のニッ
プル21cに締結され、また上側の接続口22bを前記給湯機
の吐出口23に締結されている。
水撃防止器24は衝撃圧緩和機構を内部に有する周知の
ものであり、その導入口24aを前記T型チーズ22の側面
側の接続口22cに締結されてる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来のものでは、水撃防止器22を取付
けるために管継手21以外の部品であるT型チーズ22を必
要とし、またT型チーズ22の側面側の接続口22cの位置
が吐出口23に対する締結完了位置になってしまうため、
水撃防止器24を所望の向きに取付けることができず、周
囲に障害物が存在したり、配管スペースが限られている
場合等では、水撃防止器24を取付けることができなくな
るという問題点があった。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、T型チーズ等の部品を必要とせず、
しかも周囲に障害物が存在したり、配管スペースが限ら
れている場合でも、水撃防止器を所望の向きで取付ける
ことができる管継手を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するため、可撓性を有する管
状の可撓部材と、ネジ溝を刻設された接続口を側面に有
し、且つその一端を可撓部材一端に連結された管状部材
と、管状部材の他端に回転自在に装着された袋ナット
と、可撓部材の他端に回転自在に装着された袋ナットと
から管継手を構成している。
(作用) 本考案の管継手は、例えば給湯機の吐出側と、浴室等
に設けられた蛇口側とを中継するための配管に使用され
る。
管継手を両者の接続箇所に接続する場合には、まず管
状部材の接続口を水撃防止器の取付け向きに合わせた状
態で、該管状部材側の袋ナットを給湯機の吐出側に締結
する。次いで、可撓部材を適宜屈曲させて両接続箇所の
上下左右の位置ずれを許容させ、他方の袋ナットを蛇口
側に締結する。そして、水撃防止器を管状部材の接続口
に取付ける。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例を示す管継手の断面図であ
る。
図に示した管継手1は、可撓部材2と、2個の管状部
材3,4と、2個の袋ナット5,6と、栓7とから構成され、
60cm程度の全長を有している。
可撓部材2は金属製のフレキシブルチューブから形成
され、上下端に直管部2aを有している。
上側の管状部材3は上端に外鍔3aを有しており、下端
内面に段付きの連結凹部3bを有している。また、この管
状部材3は側面に取付け穴3cを有しており、該取付け穴
3cには、内面に雌ネジ3dを刻設された水撃防止器用の接
続管3eが差込まれ溶接によって固着されている。更に、
この管状部材3の連結凹部3bには、前記可撓部材2の上
側の直管部2aが差込まれ溶接によって固着されている。
下側の管状部材4は下端に外鍔4aを有しており、上端
内面に段付きの連結凹部4bを有している。この管状部材
4の連結凹部4bには、前記可撓部材2の下側の直管部2a
が差込まれ溶接によって固着されている。
上側の袋ナット5は、上側の管状部材3の外径よりも
大きく、且つ外鍔3aの外径よりも小さな径の貫通孔5aを
有しており、内面に雌ネジ5bを刻設されている。また、
この袋ナット5の貫通孔5aと雌ネジ5bとの間には段部5c
が形成されている。前記上側の管状部材3はこの袋ナッ
ト5の貫通孔5aに挿通され、外鍔3aをシール用リング5d
を介して段部5cに対峙している。
下側の袋ナット6は、下側の管状部材4の外径よりも
大きく、且つ外鍔4aの外径よりも小さな径の貫通孔6aを
有しており、内面に雌ネジ6bを刻設されている。また、
この袋ナット6の貫通孔6aと雌ネジ6bとの間には段部6c
が形成されている。前記下側の管状部材4はこの袋ナッ
ト6の貫通孔6aに挿通され、外鍔4aをシール用リング6d
を介して段部5cに対峙している。
栓7は、前記接続管3eに螺着可能な雄ネジ部7aと6角
頭部7bとからなり、接続管3eを必要に応じて開閉できる
ようになっている。
次に、第2図を参照して前述の管継手1の配管方法に
ついて説明する。
第2図では、給湯機の雄ネジ付きの吐出口11と、蛇口
側管路の雄ネジ付きの流入口12とを管継手1を用いて中
継する場合を例示してある。
管継手1を両者の接続箇所に接続する場合には、まず
管状部材3の接続管3eを所定の向き(本実施例では上向
き)に合わせた状態で、該管状部材3側の袋ナット5を
給湯機の吐出口11に締結する。この締結により、管状部
材3の外鍔3aが袋ナット5と吐出口11との間で挟持さ
れ、該管状部材3は締結完了と同時に固定される。
次いで、可撓部材2を適宜屈曲させて両接続箇所の上
下左右の位置ずれを許容させ、他方の袋ナット6を蛇口
側管路の流入口12に締結する。この締結により、管状部
材4の外鍔4aが袋ナット6と流入口12との間で挟持さ
れ、該管状部材4は締結完了と同時に固定される。
そして、所定の水撃防止器13を管状部材3の接続口3e
に取付ける。
このように、前述の管継手1によれば、水撃防止器用
の接続管3eの向きを適宜調整しつつ管状部材3を吐出口
11に固定できるので、周囲に障害物が存在したり、配管
スペースが限られている場合でも、水撃防止器13を所望
の向きで取付けることができる。
また、水撃防止器13を取付ける際に管継手1以外の部
品を必要としないので、部品コストを低減させることが
でき、また配管作業及び水撃防止器の取付け作業を簡単
に行なうことができる。
更に、水撃防止器を必要としない場合には、接続管3e
を栓7で閉塞することで、通常の管継手としても利用す
ることができる。
第3図は本考案の他の実施例を示すもので、第1図に
示した実施例と異なるところは、上側の管状部材3に、
L字形に屈曲した接続管3e′を下向きに取付けた点にあ
る。
本実施例の管継手は、水撃防止器として縦長のものを
使用する場合に効果的である他は、第1図に示した実施
例と同様の効果を発揮することができる。
第4図は本考案の他の実施例を示すもので、第1図に
示した実施例とは、可撓部材2の下側の直管部2aを排除
した点と、下側の管状部材4の代わりに環状部材8を該
可撓部材2の端部に溶接によって固着した点と、袋ナッ
ト6′として貫通孔6a′部分が長いものを使用した点に
ある。
本実施例の管継手では、下側の管状部材を排除するこ
とで管継手自体を安価に構成できる他は、第1図に示し
た実施例と同様の効果を発揮することができる。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、水撃防止器用
の接続口の向きを適宜調整しつつ管状部材を接続箇所に
固定できるので、周囲に障害物が存在したり、配管スペ
ースが限られている場合でも、水撃防止器を所望の向き
で取付けられる利点がある。また、水撃防止器を取付け
る際に管継手以外の部品を必要としないので、部品コス
トを低減させることができ、また配管作業及び水撃防止
器の取付け作業を簡単に行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は管継手の断面図、第2図は取付け状態を示す側面
図、第3図及び第4図は夫々本考案の他の実施例を示す
要部断面図、第5図は従来例を示す部分破断側面図であ
る。 図中、1……管継手、2……可撓部材、3,4……管状部
材、3e,3e′……接続管、5,6,6′……袋ナット。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性を有する管状の可撓部材と、 ネジ溝を刻設された接続口を側面に有し、且つその一端
    を可撓部材一端に連結された管状部材と、 管状部材の他端に回転自在に装着された袋ナットと、 可撓部材の他端に回転自在に装着された袋ナットとから
    なる、 ことを特徴とする管継手。
JP4343890U 1990-04-25 1990-04-25 管継手 Expired - Lifetime JP2506006Y2 (ja)

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JP4343890U JP2506006Y2 (ja) 1990-04-25 1990-04-25 管継手

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JP4343890U JP2506006Y2 (ja) 1990-04-25 1990-04-25 管継手

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Publication Number Publication Date
JPH043187U JPH043187U (ja) 1992-01-13
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ID=31555849

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JP4343890U Expired - Lifetime JP2506006Y2 (ja) 1990-04-25 1990-04-25 管継手

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011145018A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Mitsubishi Electric Corp 貯湯タンク装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011145018A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Mitsubishi Electric Corp 貯湯タンク装置

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JPH043187U (ja) 1992-01-13

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