JPH07293531A - ブラインドリベット - Google Patents
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- JPH07293531A JPH07293531A JP7086912A JP8691295A JPH07293531A JP H07293531 A JPH07293531 A JP H07293531A JP 7086912 A JP7086912 A JP 7086912A JP 8691295 A JP8691295 A JP 8691295A JP H07293531 A JPH07293531 A JP H07293531A
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- F16B19/04—Rivets; Spigots or the like fastened by riveting
- F16B19/08—Hollow rivets; Multi-part rivets
- F16B19/10—Hollow rivets; Multi-part rivets fastened by expanding mechanically
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Abstract
囲に亙って使用でき、不安定に成ること無く被加工片の
固着締着を形成できることを特徴としている。 【構成】 ブラインドリベット(10)は円筒状シェル(11)
とシェル(11)の孔(14)内に配置されたステム(15)とから
成り、シェル(11)は一端に予め形成されたシェル頭部(1
3)を有する円筒状柄部(12)を有し、ステム(15)はシェル
(11)の頭部端から突出し、尾端面(21)に当接する頭部(1
9)を有し、柄部(12)は圧延、収縮によって形成された縮
小された直径の2つの軸方向に隔った部分(25、29)と当
該部分の間の中間部分(26、27、28)を有しており、ブライ
ンド頭部を形成するよう突出するステムを引張って柄部
(12)を圧縮して変形する。中間部分は、柄部の直径が部
分(25、29)の直径から中間部分の最大直径に次第に増大
するよう柄部の軸心に対して2゜から20゜までの角度
を形成する2つの変化部分(26、28)を有している。
Description
特に、専らではないが、破断ステム型の自己閉塞するブ
ラインドリベットに関するものである。
であり、一端に径方向に拡大された頭部を有する細長い
大体円筒状のステム、および柄部と被加工片の1つの面
に係合する柄部の一端の径方向に拡大されたシェル頭部
とを有する管状シェルから一般に構成され、ステムはシ
ェルの軸方向の孔を通って延びていてシェルの頭部端か
ら突出し、ステムの頭部はシェル頭部から遠い方の柄部
の他端(“尾端部”)または他端に隣接した柄部の端面
に当接している。突出するステムを引張ってリベットを
取付けるためにシェルの頭部を支持することで、柄部の
径方向外方に突出する環状膨出部または屈曲部を形成す
るようにシェル頭部とステムの頭部の間の柄部の一部を
軸方向に座屈させて“ブラインド頭部”を構成すること
が出来る。ブラインド頭部は被加工片の反対側の“ブラ
インド”面と当接するよう押圧することが出来、従っ
て、被加工片部材がシェル頭部と、ステムの引張によっ
て形成されるブラインド頭部との間に一緒にしっかりと
締着できる。
断する様に成る破断頸部が設けられていて、リベットの
取付が完了した時にステム頭部を含めてステムの一部が
残ってシェルの孔を閉塞すると共に、ステム尾部として
知られるステムの別の部分が取付けられたリベットから
除去されて廃棄される。
は、多数の条件を一般に満たさなければならず、1つの
目的を達成するように1つの特長の導入が別の目的の達
成を排除するので、課せられた全ての条件と出会うリベ
ットを設計することは常に簡単では無く一様に出来な
い。
行わなければならないこと、与えられた寸法の同一のリ
ベットが、合計厚さが相当に幅広い範囲の被加工片をし
っかりと締着できなければならないこと、すなわち幅広
い“握持範囲”を有しなければならないこと等が一般的
に必要とされる。
部分と係合するよう出来なければならないことが一般的
に要求される。
場合には、所要しない破片の屑を形成するよう分離され
てはならないために、設置されたリベットのシェル内に
ステムのプラグ部がしっかりと固着されることが大いに
所要される。
れる材料の物理的特性との両方の考慮が含まれる。多く
の設計は、リベットの設置の際の材料の作用に影響する
ためにシェルの長さに沿ってシェルの柄部の外径の変更
を用いたり、或る場合には、これは、外径の部分的縮小
を行うために、例えば径方向内方に移動する型(ダイ
ス)の使用によってステム上にシェルを収縮することに
よって達成される。
縮する代わりに、良く理解されている様に、圧延と収縮
の効果がこの発明の目的のために互いに実質的に同一で
あるので、柄部を圧延できる。こゝに使用される用語
“収縮する”または“収縮される”は、文脈が別のこと
を求めなければ圧延することゝと圧延されることに等し
いことが従って理解されるべきである。
作用は収縮された部分の材料の加工硬化を行うと共に、
柄部とステムとを緊密な係合に押圧するように使用でき
るので、部材が不注意に分離される恐れなく、リベット
が使用のために容易に取り扱い出来て存続できる。
いて、シェルの柄部の異なった部分に収縮が種々作用さ
れる。従って、単一の収縮部分または互いに間隔を置い
た2つ以上の収縮部分とすることが出来る。
個の収縮部分で過度に縮小されず、外径を硬化および縮
小する両効果が、リベットが設置される時の軸方向の負
荷の下で収縮部分の座屈に対する抵抗を高めるので、膨
出部または屈曲部を形成するよう柄部の座屈が柄部の収
縮されない部分に起こるように成る。
シェルの予め形成された頭部と尾端部の間の隔たった中
間の位置でシェル柄部が収縮されるブラインドリベット
を記載している。ドイツ特許第2,625,023号明細
書は2つの実施例を記載しており、第1の実施例は互い
に間隔を置いた2つの収縮部分を有し、1つの収縮部分
は柄部の尾端部に隣接し、他の別の収縮部分はシェル頭
部と最初に述べた収縮部分との両方から隔たっており、
第2の実施例では柄部の尾端部に単一の収縮部分を有し
ている。
ットにおいて、シェル柄部の収縮部分と収縮されない部
分との間の変化は全く急激で、シェルの軸心に対して約
45°の角度で柄部の外面が傾斜した部分を成してい
る。
が、例えばアルミニウムに較べて延性が比較的乏しい低
炭素鋼の様な材料でシェルが造られる時に特に欠点が見
られる。
細書の第7、10、12図に図示されるリベットの使用
において、ステム頭部はブラインド頭部を形成するシェ
ルの収縮されない尾端部内に一部入り、ブラインド頭部
と予め形成された頭部の間に被加工片が握持されるよう
薄過ぎると、収縮されない尾端部の残りの部分は被加工
片の後面と係合するようにコンサーティーナ状態に潰さ
れる。
載のリベットにおいては、シェル柄部の尾端部の収縮に
基づいて、尾端部が硬化されて、従って、ステム頭部に
よる変形に対して一層抵抗する。結果的に、ステム頭部
は柄部の尾端部に入らず、尾端部は膨出部に変形されな
い。代わりに、収縮された尾端部によって尾端部から間
隔を置いた収縮されない部分は厚い被加工片と係合する
よう単一の膨出部か、或は被加工片がもし薄すければ被
加工片と係合し損なう第1の膨出部と、被加工片と係合
する第2の明確ではない膨出部とに変形される。
点は、収縮された部分と収縮されない部分の間の急激な
変化に基づいて、リベットの設置の時の変化部分で発展
する屈曲部における割れを大きくする傾向がシェルの材
料に有り、周知のリベットが一層制限された握持部分を
有することである。
成る1つ以上の球状部を形成するよう球状と成る収縮さ
れない部分であるので、被加工片の後面を越えて突出す
るよう出来る収縮されない部分の長さによって握持部分
が大いに影響されることが注意される。
低下するのが見られるために、長い収縮されない部分を
シェルに形成することによってだけリベットの握持部分
を拡張するよう常に出来なく、1つまたは複数個の球状
部の数と位置および形が予期できないことが考えられ
る。従って、2つ以上の不完全な発展した球状部が形成
されたり、或は被加工片を適切に固着するよう球状部を
不適切にする状態に球状部が成る。
の幅広い握持範囲に亙って使用できて、不安定に成るこ
と無く被加工片の固着締着を形成するよう出来るリベッ
トを製造する手段を見い出した。
大きな直径を有する中間部分によって隔てられていて縮
小された部分の直径から中間部分の最大直径にまで直径
が次第に増大された、直径が縮小されて硬度が増大され
た2つの収縮部分を設けることによって一般的でない大
きな握持部分において十分に作用するようリベットを造
るのが出来ることを見い出した。
分を加工硬化するよう円筒状柄部を収縮することによっ
て形成できる。
円筒状の柄部と、柄部の一端の径方向に拡大された予め
形成シェル頭部と、シェル頭部と柄部とを貫通して軸方
向に延びる孔とを有する管状シェル、並びにシェルの孔
を通って延びてシェルの頭部端から突出したステム尾部
と、シェルの孔内に配置されたプラグ部と、シェルの柄
部の尾端面に当接する径方向に拡大された頭部とを有す
る細長いステムから成り、シェルの柄部が縮小された外
径の2つの部分を有しており、これら2つの部分が、縮
小された直径の各部分の直径よりも大きな外径を有する
中間部分によって互いに隔てられており、縮小された直
径の部分の1つがシェルの尾端部に、或いは尾端部に隣
接しており、中間部分が2つの変化部分を有していて、
各部分が、柄部の外径が縮小された直径の部分の各々の
直径から中間部分の最大直径に次第に増大するようなシ
ェルの長手方向の形状を有しており、各変化部分の順次
増大する直径の平均値が、シェルの孔の軸心に対して2
゜から20゜までの角度をシェルの長手方向に形成する
直線的外部形状を有する変化部分の直径に対応している
ブラインドリベットが提供される。
照して以下に詳細に説明されよう。
ト10は、ほゞ円筒状の細長い柄部12と、柄部12の
一端の放射方向に拡大された予め形成されたシェル頭部
13とを有する管状のシェル11から成っている。柄部
12の他端は“尾端部”として知られている。孔14は
シェル11の柄部12とシェル頭部13とを貫通して軸
方向に延びている。また、ブラインドリベット10は、
孔14を貫通して延びる細長いステム15を有してい
る。ステム15は、大部分の長さが孔14の頭部端側か
ら突出しているステム尾部16(図示の簡便化のために
一部破断して示す)と、破断頚部18によりステム尾部
16に接合されたプラグ部17と、シェル11の尾端部
を越えて径方向に拡大されたステム頭部19とを有して
いる。
成っているが切欠いたり或いは僅かに湾曲させるよう出
来、且つシェル11の尾端部で環状端面21と接触して
いる環状下面20を有している。環状端面21はほゞ平
らでシェル11の軸心と直角に成っている。プラグ部1
7は、ステム頭部19に隣接し且つ縮小された断面部分
のほゞ楕円形断面のサドル部として知られている部分2
2を有している。図1にはサドル部22の小直径部分が
図示されており、大直径部分は小直径部分と直角で一端
が符号23で示されている。
向の外面が、シェル頭部13から環状端面21に向かう
方向に、ブラインドリベット10の公称的直径を表す全
直径の円筒状部分24と、縮小された直径の第1の部分
25と、第1の変化部分26と、全直径の間隔部分27
と、第2の変化部分28と、縮小された直径の第2の部
分29とから連続して成る形状を有するように形造られ
ていることが理解されよう。2つの変化部分26、28
とその間の間隔部分27は、縮小された直径の2つの部
分25、29の間に中間部分を構成しており、柄部12
の直径は縮小された直径の部分から変化部分を介して公
称直径に等しい最大部分に順次増大している。
ル11の内面が、破断頸部18を除いて長手方向に沿っ
てどこでもステム15の表面と接触しており、特に縮小
された断面部分のサドル部22の表面と接触しているこ
とが理解されよう。この接触とシェル11の外部の外観
形状は、ステム15が収縮作用(すなわち、径方向内方
に動く型(ダイス)を用いて)または圧延作用によって
シェル11に挿入された後に、シェル11を内方に変形
することによって達成される。
6、28は夫々直線的形状を有しており、外面がシェル
11の軸心に対して約7゜の非常に緩やかな傾斜角度を
形成している。緩やかな傾斜角度に基づいて、各変化部
分26、28において起こる直径の順次的な増大は柄部
12の長さの相当な部分において起こる。更に、2つの
変化部分26、28が間隔部分27の長さによって隔て
られる時に、中間部分の全長はかなりで、この実施例で
は柄部12の全長の約半分を示しており、リベットの公
称直径に大体一致している。
ム15の引張とシェル頭部13の支持によって柄部12
が軸方向の圧縮を受ける時に、中間部分に隣接した縮小
された直径部分よりも中間部分が主に圧縮を受けて作用
される力を吸収して、ブラインド頭部を形成するよう潰
れる。
に起こるものと確信されている。特に、大きな直径の中
間部分と円筒状部分23に対する縮小された直径の部分
25と変化部分29が捩れに対して一層抵抗するので、
部分25と変化部分29は中間部分よりも外方に座屈し
たり膨出する傾向が少ないものと確信されている。
直径部分を形成するのが好まれるので、これら縮小され
た直径部分は加工硬化されるので、増大された硬さが変
形に対する抵抗に寄与するものと認められる。
リベットの最大の重要な特長の1つは、縮小された直径
の2つの部分25、29の間で直径が最大直径に増加す
る2つの変化部分26、28であることが確信されてい
る。従って、2つの変化部分26、28によって、中間
部分の外形が、早い段階の成形における膨出部またはブ
ラインド頭部の形状に似せて始めに造られ、この結果、
実際に、中間部分に発生する膨出を生じる柄部12の径
方向外方の分力を軸方向圧縮作用力が有している。
28の間のほゞ中間の間隔部分27に膨出が起こるが、
ブラインドリベットが被加工片の異なった厚さの範囲に
適合できるために、ブラインド頭部の形成に含まれるよ
う成る柄部12の範囲が被加工片の厚さに従って変化す
るよう出来る。従って、ブラインドリベットが取付けら
れる最大厚さの被加工片を締着する時に、ブラインド頭
部が中間部分の材料からほゞ完全に形成されるが、最大
厚さよりも厚さが薄い被加工片においては、シェル頭部
13に近い柄部12の材料が更に一層ブラインド頭部の
形成に含まれるように成る。従って、被加工片の厚さが
減少されるように、縮小された直径の部分25が更に一
層包含するよう成るので、膨出が先ず中間部分に起こっ
てブラインドリベットが取付けられる最大厚さよりも実
際に薄い被加工片に係合できるブラインド頭部を形成す
るけれども、ステム15の連続的引張によって、最終的
にブラインド頭部が被加工片の後面に係合して部材を緊
密に押圧する迄、部分25を含む次第に厚くなる柄部1
2を含めて、ブラインド頭部が大きくなって、従って、
柄部12の一層の変形を生じるよう必要な力と被加工片
の圧縮は破断頸部18によって伝達できる大きさを越
え、柄部12が従って破断頸部18で破断して最終的に
取付作用を齎す。これと関連して、円筒状の間隔部分2
7が2つの主要な目的を持っていることが注意されるべ
きである。第1には、中間部分の全長に亙って作用し、
特にブラインドリベットが締着作用に用いられたり、或
いはブラインドリベットが取付けられる最大厚さに達す
る時に、間隔部分27を無しで達成できるよりも大きな
直径のブラインド頭部の形成が出来ることである。第2
には、頭部13と、頭部13よりも遠い変化部分28と
の間の間隔を増大するよう間隔部分27が作用して、こ
れによって最小厚さを変えること無く適合できる被加工
片の最大厚さを増大する。従って、リベットの握持範囲
を増大するよう作用する。すなわち、適切に適合できる
被加工片の最小厚さと最大厚さの間の差を増大するよう
作用する。併し、間隔部分を省略できるので、2つの変
化部分26、28が連続して、変化部分が出会う部分に
おいて膨出が行われるが、この様なブラインドリベット
は完全に制限された握持部分を有する。
ト10は被加工片30に挿入されて図示されている。被
加工片30は、互いに締着されるように有孔シート3
1、32、33の形の3つの部材から成っている。シー
ト31、32、33の孔は合致されて、シェル頭部13
が被加工片30の一方の側の近い方のシート31の面3
4に当接されると共に、シェル11の柄部12が一致し
た孔を通って延び、シート33の“ブラインド面”と呼
ばれる被加工片30の他方の側の面35を越えて突出す
る。
が取付けられる最大厚さを成しており、図2に示される
様に、第1の変化部分26が間隔部分27と出会う所で
ブラインド面35が柄部12の一部と大体一致する。従
って、実質的に、間隔部分27の全体と第2の変化部分
28がブラインド面35を越えて突出する。
し始めるブラインドリベット10の取付の初期の段階を
示している。
筒状部分24は短く成っていて直径が大きく成るので、
シート31、32の孔を満たし始めて、膨出部36が中
間部分の両端の間で対称的に形成し始めて、間隔部分2
7に大体中心決められる直径の増大を齎す。膨出部36
は、シートの孔がブラインド面35と出会う縁部の周り
のシート33と係合している。
的に抵抗した変形を有している。
ット10を示しており、膨出部36が径方向に更に拡大
されて軸方向に短く成っており、被加工片30の孔の周
りのブラインド面35の部分と係合するよう押圧されて
いるのが見られよう。部分25はいまは径方向に拡大さ
れているので、孔がいまは殆ど満たされて、また、部分
29は或る程度径方向に拡大されて軸方向に短く成って
いる。
5、29の材料は、中間部分からの材料の変形によって
完全に形成される膨出部36の材料から区別できるよう
残っている。
0において、いまは完全に円盤状に形成された膨出部3
6の材料はブラインド頭部37を構成している。
0は最大厚さよりも薄い被加工片部材を固着するよう出
来る。従って、図3を参照して、例えば、もし、シート
33が省略されると、シート32の別の面が被加工片の
ブラインド面と成って、第1部分24の直径部分が縮小
された直径の第1部分25と出会う柄部12の部分と一
致して、中間部分とシェル頭部13の間の柄部が次第に
膨出部の形成、最終的にはブラインド頭部37の形成、
に含まれるように成る。従って、始めは、膨出部36は
図2に示されると丁度同じ具合に中間部分に形成され
る。併し、被加工片が薄いと、膨出部36は図2に示さ
れる様な初期の段階で被加工片との係合によって抑制さ
れない。従って、力を連続して作用することによって、
膨出部36は、シェル頭部13に近い柄部12の部分の
犠牲で寸法が大きく成り続ける。特に、膨出部36の寸
法が大きく成る時に、第1の変化部分26全体が次第に
含まれて、ステム頭部19と係合する縮小された部分2
9の材料よりも縮小された直径の第1の部分25の材料
を従って含んでいる。
ド頭部37は大きく成り続けて、結局は、薄い被加工片
30のブラインド面と係合するようにしっかりと押圧さ
れる迄、シェル頭部13に向かって進むように成る。
の膨出部36だけを形成しており、このことから被加工
片30が厚くても薄くても単一のブラインド頭部37が
被加工片30と係合している。これは2つの変化部分2
6、28と2つの縮小された直径の部分25、29とが
膨出に対して抵抗するためである。従って、膨出は、も
し存在するならば、間隔部分27の様な2つの変化部分
26、28の間の部分で必然的に行われて、被加工片3
0を握持するよう必要な程度だけシェル頭部13に近い
柄部12の材料が、ブラインド頭部37の形成に含まれ
て費やされるように成る。
11は孔14の全長に亙って柄部14と密着し、直径が
部分的に縮小されたサドル部22に入っている部分を除
いて孔14は大体一定の直径である。併し、これは重要
ではない。
は、主にステム頭部を実際に覆うために異なった形に形
成されており、これによってプラグ部の紛失を防止して
いる。特に、これは孔の直径が長さに沿って変化する
が、それでも未だこの発明を実施するブラインドリベッ
トの設計に至るものである。
明を実施するブラインドリベット40は管状シェル41
と、シェル41の孔43内に配置されるステム42とか
ら構成されている。
テム15と大体同じで、ステム尾部44と、破断頸部4
6によりステム尾部44に接合されたプラグ部45と、
径方向に拡大されたステム頭部47とを有している。こ
の実施例において、プラグ部分45はサドル部が無く、
ステム尾部44の直径と等しい一定の直径をプラグ部4
5の全長に亙って有している。
のシェル頭部49とを有している。柄部48の外部の長
手方向の形状は、シェル頭部49から遠い方の端部にて
柄部41が径方向に拡大されていてステム頭部47が実
際に覆われる尾端部50を形成していることを除いて
は、ブラインドリベット10の柄部12の形状に似てい
る。
したブラインドリベット40の公称直径に等しい全直径
の部分と、先の実施例の様に全直径の収縮部分または転
造部分によって好適に形成できる縮小された直径の2つ
の部分25、29と、これら2つの縮小された直径の部
分25、29の間に在って、直径が2つの変化部分2
6、28を経て全直径に次第に大きく成り且つ柄部48
の軸心に対して6゜の角度を夫々形成している中間部分
とを有している。
い外径を有しており、ステム頭部47が当接する環状尾
端面51を内側に示している。尾端部50の周辺部52
はシェル頭部49から離れる方向に尾端面51を越えて
延び、ステム頭部47を覆うよう被覆の様な形にステム
頭部47を覆って先細に成っている。
径は柄部48の直径よりも必然的に小さく、ステム42
がステム頭部47に隣接したプラグ部45の部分で且つ
柄部48の内径と外径の両者が、例えばステム尾部44
に柄部48を収縮することによって縮小されるシェル頭
部49に近い位置でのみシェル41によってステム42
が係合される様な具合に、シェル41の長手方向に沿っ
てシェル41の孔の直径が変化している。
部48の中間部分に相当する部分とにおいてシェル41
とステム42の間に隙間が有る。
有した中間部分を形成し、従って、取付けの際のブライ
ンド頭部の発展を容易にする初期の膨出が中間部分に設
けられることが好適であると確信されている。
化部分26、28の形状が直線的で縮小された直径の部
分25、29から中間部分の最大部分に向かって直径が
直線的に次第に大きく成っているが、直径が次第に大き
く成るのを直線的にする必要は無い。従って、例えば2
つの変化部分26、28のいずれか一方または両方を湾
曲した外部形状とすることが出来、この様な形状を凹状
に湾曲できるが、湾曲した形状を凸状にするのが好適で
ある。更に、推奨実施例における様に、変化部分26、
28を縮小された直径の部分25、29に、或いは小さ
な角度を以て統合するのが好適である。
28を凸状に湾曲した形状にするならば、変化部分2
6、28が縮小された直径の隣接の部分25、29と出
会う点で曲線に接する接線は20゜よりも大きく無く、
好適にはシェル11、41の孔14、43の軸心に対し
て4゜〜10゜の範囲内の角度を形成すべきである。
きにすることが出来るので、直径の増加が階段状に成
る。
や階段状形状で達成されるならば、増加の平均値は孔の
中心軸心に対して2゜〜20゜の角度を形成する直線形
状の平均値に相当する。
るものではない。
ットを、シェルを軸方向縦断面図で示し、ステムを立面
図で示す図である。
図1のリベットの取付の初期段階を示す一部断面した図
である。
図1のリベットの取付の最終段階を示す一部断面した図
である。
の発明の別の実施例を示す図1と同様な図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 ほゞ円筒状の柄部(12)と、柄部(12)の一
端の径方向に拡大された予め形成されたシェル頭部(13)
と、シェル頭部(13)と柄部(12)とを貫通して軸方向に延
びる孔(14)とを有する管状シェル(11)、 シェル(11)の孔(14)を通って延び、シェル(11)の頭部端
から突出したステム尾部(16)と、シェルの孔(14)内に配
置されたプラグ部(17)と、シェルの柄部(12)の尾端面(2
1)に当接する径方向に拡大された頭部(19)とを有する細
長いステム(15)から成り、 シェルの柄部(12)は縮小された外径の2つの部分(25、2
9)を有しており、これら2つの部分(25、29)は、縮小さ
れた直径の各部分(25、29)の直径よりも大きな外径を有
する中間部分(26、27、28)によって互いに隔てられ、縮小
された直径の部分(25、29)の1つはシェル(11)の尾端部
に、或いは尾端部に隣接しているブラインドリベットに
おいて、 中間部分(26、27、28)は2つの変化部分(26、28)を有し、
各部分(26、28)は、柄部(12)の外径が縮小された直径の
部分(25、29)の各々の直径から中間部分の最大直径に次
第に増大するようなシェル(11)の長手方向の形状を有し
ており、各変化部分(26、28)の順次増大する直径の平均
値は、シェルの孔(14)の軸心に対して2゜から20゜ま
での角度をシェル(11)の長手方向に形成する直線的外部
形状を有する変化部分の直径に対応していることを特徴
とするブラインドリベット。 - 【請求項2】 少なくとも1つの変化部分(26、28)が縮
小された外径の各隣接部分(25、29)内に円滑に閉塞する
ことを特徴とする請求項1記載のブラインドリベット。 - 【請求項3】 2つの変化部分(26、28)が間隔部分(27)
によって隔てられていることを特徴とする請求項1また
は2いずれか記載のブラインドリベット。 - 【請求項4】 間隔部分(27)が実質的に円筒状である
ことを特徴とする請求項3記載のブラインドリベット。 - 【請求項5】 間隔部分(27)が2つの変化部分(26、28)
の最大直径に等しい直径であることを特徴とする請求項
4記載のブラインドリベット。 - 【請求項6】 角度が12゜以下であることを特徴とす
る請求項1乃至5いずれか1項記載のブラインドリベッ
ト。 - 【請求項7】 角度が4゜〜10゜であることを特徴と
する請求項1乃至6いずれか1項記載のブラインドリベ
ット。 - 【請求項8】 2つの縮小された直径の部分(26、29)の
間のシェル(11)の外部長手方向形状が対称であることを
特徴とする請求項1乃至7いずれか1項記載のブライン
ドリベット。
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