JP2004069051A - マルチグリップ・ブラインドリベット - Google Patents

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フランク ピアセンティ
Jerry W Robertson
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Abstract

【課題】多種多様なプレート厚および大きな寸法の穴及び/又はスロットを有する加工物に利用できるマルチグリップ・ブラインドリベットを提供する。
【解決手段】マンドレル76の一部を受けるようになったリベット本体82を含み、軸方向に離間された3つの横断面の各々において、複数の陥凹部88がリベット本体82の外面86に形成される。各々の陥凹部88には、凸状部分を有する加工硬化された底面90が形成され、非線形の部分を有する、軸方向に離間して配置された第1及び第2の横断面106及び108が該底面に形成される。隣接する陥凹部88は、リブ89によって分離される。フレア状の中間面122が、底面90と外面86との間に延びる。リベット74は、位置合わせされた加工物のそれぞれ穴の内部に組み立てられ、リベットが取付けられると、陥凹部88は潰れ、外面86が穴の壁に当たるように膨らみ、加工物を互いに保持する。
【選択図】     図7

Description

【0001】
本出願は、係属中の、2002年5月22日に出願された「マルチグリップ・ブラインドリベット」という名称の、本出願人による係属中の出願である米国出願番号第10/153,761号の部分継続出願である。
【0002】
【発明の属する技術分野】
本発明はマルチグリップ・ブラインドリベットに関し、具体的には、リベットのリベット本体の1つ又はそれ以上の横断面に形成された1つ又はそれ以上の半径方向の陥凹部を有するマルチグリップ・ブラインドリベットに関する。
【0003】
【従来の技術】
典型的には、マルチグリップ・ブラインドリベットは、軸方向端部に頭部が形成されたマンドレル即ちステムと、それを貫通する通路を有し、軸方向端部にフランジを有するスリーブ即ちシャンクとして形成されたリベット本体とを含む。
マンドレル本体組立体は、マンドレルの頭部のない端部をリベット本体のフランジのない端部の通路に該通路を通して挿入することによって形成される。この組立体を用いる場合には、マンドレルの頭部は、最終的にはリベット本体のフランジのない端部に当たって停止し、該マンドレルの頭部のない端部は、本体のフランジ端部から外方に延びる。次に、組立体は、所定の横断面において溝又は複数の陥凹部がリベット本体の外周に形成される、形成作業を通して処理される。陥凹部の代わりに、間隔をもって配置された横断面において、リベット本体の軸方向長さに沿って該本体の外周に複数の溝を形成することもできる。
【0004】
上述した種類の公知のマルチグリップ・リベットにおいて、溝は連続し、シャンクの外面に対して凹状になっており、凹状の加工硬化面が該溝の底部に形成される。陥凹部が形成された公知のマルチグリップ・リベットについては、そのような陥凹部の各々及び底部を、凹状の加工硬化された底部をもつ凹状のものにすることができる。或いは、この陥凹部に、リベット本体のシャンクの周面のセカントの形態の平坦な加工硬化面から延びるフレア状の上部壁及び下部壁を形成することもできる。
【0005】
リベット本体における溝の形成に続いて、マンドレル本体組立体が、リベットにより互いに固定されることになる2つ又はそれ以上の加工物の位置合わせされた開口部内に配置される。位置合わせされた開口部の直径は、リベット本体のシャンクの外面の直径より大きい。この位置において、加工物の外面の1つは、リベット本体のフランジの裏面と界接係合する。その後、取付工具のノーズピースによってリベットのフランジを支持しながら、リベット本体のシャンクから外方に延びるマンドレルの部分に、フランジから遠ざかるように軸方向に引張荷重を加えることでリベットの取付けが開始する。マンドレルにかかる引張荷重は、圧縮荷重を受けて、リベット本体のシャンクに伝えられる。
【0006】
引き続き引張荷重を加えることで、まず、離間して配置された平面の溝の間に軸方向に配置されたリベット本体が半径方向外方に膨らみ、続いて各々の溝がほぼ軸方向に閉じ、これに対応して該リベット本体が軸方向に短くなる。リベット本体の外方への膨出部分が加工物の外面に接触し、該リベット本体の軸方向長さが短くなると、加工物の部品は互いに締め付けられる。
最終的にマルチグリップ・ブラインドリベットが取り付けられ、これによりリベット本体の膨出部分は加工物の位置合わせされた穴の内壁としっかりと変形係合するようになり、該膨出部分と該内壁の間にグリップ動作が生じて、該加工物を互いに保持する。
【0007】
一般にリベット本体に沿った溝又はかしめられた陥凹部を有するように構成された上述のマルチグリップ・ブラインドリベットの取付性能は、加工物の材料が柔らかく及び/又は砕けやすい場合、とりわけ、穴が大きすぎ、グリップ厚が非常に大きい場合にはうまく機能しない。
米国特許第4,958,971号及び第6,004,086号に示され説明されるような、マルチグリップ・ブラインドリベットの一般的形状は、周方向の溝を有し、通常は半球の形状であり、リベット本体のシャンクの軸方向長さに沿って間隔をあけて配置されるものである。この溝は、リベット本体のシャンクの外面に対して凹状である。この種類のブラインドリベットが取付けられるとき、溝の間の平坦な円筒形のリベット本体部分が半径方向に膨張し、特徴的な「重ねパン」セットを形成するようになり、溝は軸方向に潰れ、幅広い加工物の厚さに対する能力が与えられる。
【0008】
米国特許第6,254,324号に更に示され説明されるように、1つ又はそれ以上の補強リブを、周方向の凹状の溝の内部、又は周方向の溝状の陥凹部の間に形成することができ、このリブは、該溝の底部からリベット本体のシャンクの外周まで半径方向に延びることができる。
述べられた極限状態に適合させるためには、溝の深さの制御が重要である。例えば、溝が深すぎる場合には、リベットの取付時に該溝の底部にひび割れが生じる。溝が浅すぎる場合には、マンドレル頭部がリベット本体内に、或いはさらに該リベット本体を貫通して引き込まれるのを防止するのに十分な耐性がない。
【0009】
上述の米国特許については、加工硬化された領域を溝の基部又は底部に形成することができ、マンドレル頭部がリベット本体内に引き込まれることに対する耐性が生じるようにする。また、マンドレル頭部により加えられる荷重は、リベット本体及び溝の外形に伝えられる。この荷重は、取付工具の動作の下で増加し、リベット本体が短くなるにつれて、該リベット本体を溝の間で半径方向に膨張させる。取付工程は、溝が閉じ又は潰れるところまで達し、これにより、リベットの取付けの完了が示される。
【0010】
上述の米国特許に示され説明されるように、溝の溝深さにおける小さな違いが、潰れ荷重に著しい違いを生じさせることがある。この条件は、マンドレルのクリンプ破断荷重における通常の製造のばらつきと共に、早期のリベット本体の損傷、又はリベット本体へのマンドレル頭部の引き込みのいずれかをもたらすことがある。
米国特許第5,496,140号に示され説明されるように、別の種類のマルチグリップ・リベットにおいては、シャンクの周面のセカントの形態の平坦な加工硬化された底面から外方に延びるフレア状の上壁及び下壁を有するように、リベット本体のシャンクに沿って所定の距離で陥凹部を形成する。この種類のリベットの取付作業中、陥凹部が形成された部分の完全性が保持され、陥凹部間の中間部を潰すことが可能になる。
【0011】
米国特許第5,496,140号について、上述のようにマンドレル本体組立体が形成された後、リベット本体には、該リベット本体の周りの共通の横断面において等間隔に配置された4つの同じ陥凹部といった、一連の平底の陥凹部が形成される。陥凹部の形成により、加工硬化された区域を有する4つの厚さを増した部分が形成される。この構造は、周方向に全体を加工硬化することを防ぎ、マンドレルにセット荷重を加える間にリベット本体がひび割れる危険を防ぐ。
【0012】
米国特許第5,495,140号のリベットの取付において、リベットのセット荷重が加えられる際には、4つの厚さを増した部分及び陥凹部を含むリベット部分が、該セット荷重を支持している。また、リベットの取付を完了するために、セット荷重が加工硬化された区域及び陥凹部の潰れに対する耐性を超えるセットの外形上の点がある。この種類のリベットを用いる場合には、本体の破断は回避されるが、陥凹部の深さ及びマンドレルのクリンプ破断荷重におけるごく小さな違いによって、取付けが不完全なものになることがあり、或いはマンドレル頭部がリベット本体を通して引き込まれることもある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上述の種類のリベットを取付ける際に、対処しなければならない2つの基本的な問題がある。即ち、
a.柔らかい加工物材料に取付ける際には、マンドレル頭部がリベット本体を通って引き込まれるのを防止するために、溝又は陥凹部を通常より深くする必要がある。しかしながら、この構造は、一部には本体の材料の薄さのため、また一部には材料の加工硬化の程度のために、リベット本体の破断を引き起こすことがある。溝又は陥凹部が最適な深さでない場合には、マンドレルがリベット本体内に引き込まれ得る。
b.取付け作業中に、溝又は陥凹部が最適値より小さい場合には、リベット本体により与えられる耐性が不十分であること、及び柔らかい加工物材料によって与えられる耐性が殆どないか又は全くないことにより、マンドレル頭部が該リベット本体を通して引き込まれ得る。極端な場合には、マンドレル頭部から延びるマンドレル・シャフト部分がフランジを突き出ることがあり、そのため潜在的に危険な状態を生じさせる結果になる。このような状態は、リベット本体の過剰な半径方向の膨張を引き起こすことがあり、この半径方向の膨張が加工物の穴の内部で起こった時には、該加工物材料が破断することになる。
【0014】
【課題を解決するための手段】
従って、本発明の目的は、種々の加工物材料と共に用いられる際に優れた性能をもたらし、多種多様なプレート厚および大きな寸法の穴及び/又はスロットを有する加工物を含む、マルチグリップ・ブラインドリベットを提供することである。
本発明の別の目的は、セット荷重に比較的広範囲の耐性を与えるマルチグリップ・ブラインドリベットを提供することである。
本発明の更に別の目的は、製造に比較的費用のかからないマルチグリップ・ブラインドリベットを提供することである。
【0015】
これら及び他の目的を念頭に置いて、本発明は、マンドレルと、外面を有し、軸線の周りに形成され、該マンドレルの少なくとも一部を受けるようになった中空円筒形本体とを含むマルチグリップ・ブラインドリベットについて考察する。
複数の陥凹部が、円筒形本体の外面に形成され、該複数の陥凹部のうちの少なくとも1つの陥凹部に、凸状部分を有する底面が形成される。
さらに、本発明は、マンドレルと、外面を有し、軸線の周りに形成され、該マンドレルの少なくとも一部を受けるようになった中空円筒形本体とを含むマルチグリップ・ブラインドリベットについて考察する。複数の陥凹部が円筒形本体の外面に形成され、各々の陥凹部に、第1の横断縁と該第1の横断縁から軸方向に離間して配置された第2の横断縁とをもつ底面が形成される。第1の横断縁は非線形であり、該第1及び第2の横断縁における軸方向に間隔をもった点の対の複数について、その点の対の複数の軸方向距離が、該第1の横断縁の両端間で変化する。
【0016】
更に、本発明は、マンドレルと、外面を有し、軸線の周りに形成され、該マンドレルの少なくとも一部を受けるようになった中空円筒形本体とを含むマルチグリップ・ブラインドリベットについて考察する。複数の陥凹部が、中空円筒形本体の外面に形成され、該複数の陥凹部のうちの少なくとも1つの陥凹部に、底面の周りにエンドレス外側縁をもつ底面が形成される。この少なくとも1つの陥凹部には、中空円筒形本体の外面と底面のエンドレス外側縁全体との間に延び、これらと連続する中間面が形成される。
【0017】
さらに、本発明は、各々が複数の陥凹部の隣接する対を分離する、横断面に形成された複数のリブについて考察する。
本発明の他の目的、特徴、及び利点は、以下の好ましい実施形態の詳細な説明、添付の特許請求の範囲、及び添付の図面から、より完全に明らかとなるであろう。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1、図2及び図3を参照すると、従来技術のマルチグリップ・ブラインドリベット30に、ステム34及び引張頭部36が形成されたマンドレル32と、軸方向通路40を有するリベット本体38とを含む。リベット本体38の外面42には、横断面において、複数の陥凹部44が形成され、各々の陥凹部は、該リベット本体の外側から見て凹状であり、ほぼ半球形の形状である。陥凹部44の結果として形成された複数のリブ46が、リベット本体38の外面42に形成され、各々のリブは、隣接する陥凹部を分離する。図1の交差ハッチングで表されるように、各々の陥凹部44の最内部48が加工硬化される。この種類のマルチグリップ・ブラインドリベットは、米国特許第6,254,324号に示され説明される。
【0019】
図4、図5、及び図6を参照すると、別の従来技術のマルチグリップ・ブラインドリベット50に、ステム54及び引張頭部56が形成されたマンドレル52と、軸方向通路60を有するリベット本体58とを含む。リベット本体58の外面62には、横断面において、複数の陥凹部64が形成され、各々の陥凹部には、該リベット本体の外側から見て平坦な内面66と、該表面66の軸方向両側に空間的に配置された一対のフレア状の過渡面68及び70とが形成される。図4を参照すると、平坦な内面66の各々は、交差ハッチングで表されるように加工硬化され、図6を参照すると、リベット本体58の外面62の円形構成のセカントを形成する。陥凹部64は、リベット本体の大部分72が、隣接する陥凹部の間に残り且つこれらを分離するように構成される。この種類のマルチグリップ・ブラインドリベットは、米国特許第5,496,140号に示され説明される。
【0020】
リベット30及びリベット50の各々の使用時には、加工物(図示せず)が、従来の方法で組み立てられ、そこでは、取付けられていないリベット部品がリベット本体の端部に形成されたフランジ(図示せず)にある。その後、リベット本体のフランジ端部から延びるマンドレル・ステムの自由端が把持され、該リベット本体から引き離される。ステムの引張動作の結果、図2及び図5の上列の矢印で示されるように、リベットのセット荷重が、マンドレル頭部を通して隣接するリベット本体の端部に加えられる。また、図2及び図5に示すように、荷重力が陥凹部の軸方向両側にかけられ、そのため、陥凹部は潰れはじめ、最終的には閉じることになる。また、リベット本体の外面が外側に膨らみ、即ち半径方向に膨張してリベットと加工物との間をしっかりと係合し、これにより加工物が互いに保持される。
【0021】
上述のように、図1から図6までに示される種類のマルチグリップ・ブラインドリベットは、比較的硬い材料からなる加工物を固定するときには、うまく機能する。しかしながら、加工物が、柔らかく及び/又は砕けやすい材料からなるとき、特に、加工物の穴が大きい寸法で、グリップ厚に限界値があるときには、問題に遭遇することになる。また、より柔らかく及び/又は砕けやすい加工物の場合は、セット荷重を加える間、マンドレル頭部がリベット本体を通って望ましくなく引き込まれることも懸念される。さらに、上述のように、予想される問題は、陥凹部の深さが深すぎるか又は浅すぎるといった、陥凹部の深さに関するものである。
【0022】
ここで図7及び図15を参照すると、本発明の好ましい実施形態において、マルチグリップ・ブラインドリベット74に、ステム78と該ステムの一端にある引張頭部80とが形成されたマンドレル76を含む。引張頭部80には、裏面102が形成される。
リベット74は、リベット本体、即ち該リベット本体の軸線85(図8)の周りに形成された軸方向通路84を有する中空円筒形本体をさらに含む。リベット本体82には、軸線85の周りに所定の半径の外面86が形成される。リベット本体82にはまた、フランジ端部のフランジ92も形成され、このフランジは、リベット本体のスリーブ状部分に面する平坦な面94と、該スリーブ状部分から遠ざかる方向に面するドーム状面96とを有する。破断用ネック98が、フランジ92近くのマンドレル76のステム78内に形成され、マンドレル頭部80からかなりの間隔を置いて配置される。フランジのない端部100が、リベット本体82のフランジ端部と反対側にある端部に形成される。
【0023】
リベット74の部品の組立て中、マンドレル76のステム78は、マンドレル頭部80の裏面102がフランジのない端部100に係合するまで、リベット本体82の該フランジのない端部の通路84内に挿入される。マンドレル・ステム78の軸方向長さは、該ステムの自由端部分103が、リベット本体82のフランジ端部の通路84から外方に延びる長さである。
その後、図7に示すように、リベット本体82の外面86に、軸方向に離間して配置された3つの横断面、即ち第1の横断面、第2の横断面、及び第3の横断面にそれぞれ位置する、第1の複数の陥凹部88a、第2の複数の陥凹部88b、及び第3の複数の陥凹部88cが形成される。好ましい実施形態において、3つの面のうちの中央の面である第2の横断面の複数の陥凹部88bは、第1の横断面の複数の陥凹部88aよりも第3の横断面の複数の陥凹部88cに近いことが注目される。
【0024】
図7及び図11に示され、変形されたセグメントとして図12、図13、図14、及び図16にも示されるように、3つの横断面は、リベット本体の両端間に、該リベット本体82の4つのセグメント87a、87b、87c、及び87dを定める。4つのセグメントのうち、セグメント87a及び87dは、軸方向長さが最も短く、本発明の精神及び範囲から逸脱することなくこれらを等しい長さ又は等しくない長さとすることができる。セグメント87bの軸方向長さが最も長く、セグメント87cは、最短及び最長の軸方向長さと比べて中間の軸方向長さを有する。
【0025】
好ましい実施形態において、リベット74は、4つのセグメント87a、87b、87c、及び87dを有するように形成される。本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、2つのセグメント、3つのセグメント、又は4つ以上のセグメントを有するようにリベットを形成することができる。
以下、陥凹部全体を指すのに符号「88」を用い、第1の横断面、第2の横断面、及び第3の横断面における特定の陥凹部を指すのに、それぞれ符号「88a」、「88b」及び「88c」を用いる。
【0026】
好ましい実施形態においては、第1、第2、及び第3の横断面の各々に、4つの陥凹部88がある。本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、わずか2つの陥凹部88、また実行可能な数、例えば少なくとも8つの陥凹部88を、第1、第2、及び第3の横断面のうちのいずれか1つ又はそれ以上に形成することができる。
さらに、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、単一の面の複数の陥凹部のうちの少なくとも1つの陥凹部が、陥凹部88の構造に合致するように、好ましい実施形態の3つの横断面の代わりに、単一の横断面のリベット本体82の外面86に複数の陥凹部を形成することができる。
リベット本体82には、第1、第2及び第3の横断面において、複数のリブ89が形成され、各々のリブは、3つの面のうちのそれぞれにおいて隣接する陥凹部88を分離する。図8の交差ハッチングにより表されるように、各々の陥凹部88には、加工硬化される最内方の底面90が形成される。
【0027】
図8を参照すると、各々の陥凹部88の底面90に、該底面の周りにエンドレス外側縁104が形成される。このエンドレス外側縁104は、第1の横断縁106と、該第1の横断縁から軸方向に離間して配置された第2の横断縁108とを含む。エンドレス外側縁104は、互いに軸方向に位置合わせされ、互いに周方向に離間して配置された第1の側縁110及び第2の側縁112を更に含む。
第1の側縁110及び第2の側縁112は、第1の横断縁106及び第2の横断縁108のそれぞれの両端と一体に接合され、これにより底面90のエンドレス外側縁104が形成される。
リベット74の外側から見て、陥凹部88の形状は、人間の「目」の形状に概ね類似していることが注目される。
【0028】
底面90の第1の横断縁106は、その両端間で非線形であり、第1及び第2の横断縁106及び108における軸方向に間隔をもった点の対の複数について、その点の対の軸方向距離が、該第1の横断縁の両端間で変化する。例えば、図8に示されるように、第1の横断縁106が、第2の横断縁108から遠ざかるように軸方向に延びる弧の形状にされ、この例のために、第2の横断縁108がその両端間で線形であると仮定する。次に、第1及び第2の横断縁106及び108における間隔をもった点の第1の対を、その点の対が、軸方向に位置合わせされ、第2の側縁112に隣接するように選択する。この例においては、その点における非線形の第1の横断縁106の弧が僅かに持ち上がっているため、点の第1の対間の距離が、第2の側縁112の長さより僅かに大きい。
【0029】
次に、例えば、第1の側縁110及び第2の側縁112から等しく周方向に離間して配置された位置において、軸方向に位置合わせされた第1の横断縁106の点の第2の対及び軸方向に位置合わせされた第2の横断縁108の点の第2の対を選択する。この位置において、非線形の第1の横断縁106の弧は、点の第2の対間の距離を表す、第2の横断縁108から最も遠い軸方向距離にある。比較すると、点の第2の対間の距離は、点の第1の対間の距離よりも大きい。この例は、軸方向に離間して配置された第1の横断縁106の複数の点と軸方向に離間して配置された第2の横断縁108の複数の点の間の軸方向距離が、第1の横断縁の両端間で変化する手法を表す。
【0030】
好ましい実施形態において、第1の横断縁106及び第2の横断縁108の両方が、その両端間で非線形であることが注目される。しかしながら、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、上記の例におけるように第1の横断縁106又は第2の横断縁108の両方ではなくいずれかを線形とすることができ、もう一方を非線形とすることもできる。更に、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、第1の横断縁106又は第2の横断縁108のいずれか或いは両方を、縁全体を非線形にするのではなく、非線形の部分を有するように形成することもできる。
さらに、図8に示すように、第2の横断縁108を、第1の横断縁106から遠ざかるように軸方向に延びる弧の形状で形成することができる。好ましい実施形態において、各底面90の第1の横断縁106の弧及び第2の横断縁108の弧は、同一の形状を有し、第1の横断縁及び第2の横断縁が互いに対して凹状となるように配向される。
【0031】
図8を参照すると、底面90の内側範囲は、リベット74の半径方向両側にある2つの陥凹部88内部の垂線として示される。図10を参照すると、各々の陥凹部88の底面90は、外側に延び、リベット本体82の外側から見て、該底面90には、第1の側縁110と第2の側縁112との間に凸状部分が形成される。更に、図10に示されるように、各々の陥凹部88の底面90は、リベット本体82の軸線85(図8)から遠ざかる方向に面する弧状の面を形成し、該リベット本体の外面86の所定の半径より小さい半径で、該リベット本体の該軸線の周りに形成される。
従って、第1、第2、又は第3の横断面のいずれか1つに底面によって形成された弧状の面は、リベット本体82の外面86の周囲と一致する円と同心で且つ該円内にある想像上の円の離間して配置された部分にそれぞれ配置される。
【0032】
再び図8を参照すると、各々の陥凹部88は、底面90の第1の横断縁106と連続し、該陥凹部には、リベット本体82のフランジのない端部100と該本体の外面86に向けて該底面から遠ざかるように広がる第1の境界面114とが形成される。また、各々の陥凹部88は、底面90の第2の横断縁108と連続し、該陥凹部には、リベット本体82のフランジ92(図7)と該本体の外面86に向けて該底面から遠ざかるように広がる第2の境界面116とも形成される。
リベット74の好ましい実施形態には、それぞれ第1の横断縁106及び第2の横断縁108と連続するフレア状の第1の境界面114と、フレア状の第2の境界面116とが形成され、底面90とリベット本体82の外面86との間に過渡部を形成する。底面と外面86との間の過渡面は、必ずしもフレア状である必要はないが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、例えば底面90に直角な面とすることができる。
【0033】
更に、図8及び図10を参照すると、各々の陥凹部88は、底面90の第1の側縁110と連続し、該陥凹部には、周方向に且つリベット本体82の外面86に向けて該底面から遠ざかるように広がる第3の境界面118が形成される。更に、各々の陥凹部88は、底面90の第2の側縁112と連続し、該陥凹部には、周方向に且つリベット本体82の外面86に向けて該底面から遠ざかるように広がる第4の境界面120が形成される。
第1の境界面114、第2の境界面116、第3の境界面118、及び第4の境界面120は、底面90のエンドレス外側縁104の周りに一体に且つ連続的に接合され、異なるように配向された複数の面の形態であり、中間面122を形成する。中間面122は、底面90のエンドレス外側縁104から遠ざかるように異なる方向に外方に広がり、リベット本体82の外面86とエンドレス外側縁104との間に延び、これらと連続する。
【0034】
図11を参照すると、第1の加工物124及び第2の加工物126が、セットされたリベットによって互いに保持されるようになっている。加工物124及び加工物126は、ほぼ同じ厚さであり、それぞれ大きな寸法の穴128及び130を有するように形成される。穴128及び穴130の直径は、リベット本体82の外面86の直径より大きく、そのためリベット本体に比較すると大きな寸法になっている。図11に示されるように、まず、加工物124及び加工物126は、リベット74と共に組み立てられる。マンドレル・ステム78の自由端103が把持され、引張荷重又はセット荷重が図9に示される矢印の方向に生じるようにフランジ92から遠ざかるように引き込まれる。
セグメント87a、87b、87c、及び87dの膨出部分を視覚化できるように、加工物124及び126は図12及び図13に示されていない。図12に示されるように、セット荷重を加えると、陥凹部88は潰れはじめ、リベット本体82のセグメント87a、87b、87c、及び87dは、半径方向外方に膨らみはじめる。この状態において、セグメント87dは、穴128及び130(図11)の壁に係合するように膨らみ、セグメント87a、87b、及び87cもまた膨らむ。
【0035】
図13を参照すると、マンドレル・ステム78の自由端103を引き続き引っ張ると、陥凹部88は殆ど閉じ、セグメント87a、87b、87c及び87dは、半径方向外方に膨らみ続ける。また、マンドレル頭部80は、リベット本体82のフランジのない端部100(図7)にあるセグメント87a内に引き込まれる。
最終的には、図14に示されるように、リベット74が取付けられ、これにより、陥凹部88は完全に潰されて閉じ、リベット本体82のセグメント87a、87b、87c及び87dは最大の膨らみに達する。セグメント87dは、半径方向外方に膨張して、加工物124の開口部128の壁及び加工物126の開口部130の壁に完全に係合し、加工物を互いに保持するのを助ける。また、セグメント87cは、半径方向外方に膨張して、加工物124の開口部128に隣接する該加工物の外面の一部に重なり、フランジ92と該セグメント87cとの間に加工物124及び126を捕捉する。このように、加工物124及び126が互いに保持される。
【0036】
さらに、リベットが取付けられた後、マンドレル76をリベット本体82と共に保持するのを助けるように、セグメントが頭部の周りを部分的且つ僅かに包む部分134を有した状態で、マンドレル頭部80が、リベット本体82のセグメント87a内に深く引き込まれる。また、この時、自由端103を含むマンドレル・ステム78の部分は、破断用ネック98(図7)で該破断用ネックの残りの部分から分離され取り除かれる。
図15に示されるように、加工物の組立ての別の例には、図11に示される工程段階におけるように、第1の加工物124及び第2の加工物126と共に組み立てられた第3の加工物132が含まれる。第3の加工物132は、第1の加工物及び第2の加工物のいずれかより厚い厚さからなる。リベット74が取り付けられると、上述のように、膨張したセグメント87dが、第1の加工物124及び第2の加工物126を互いに保持するのを助ける。第3の加工物の軸方向の穴133内に配置されたセグメント87b及び87cが半径方向外方に膨張することにより、第3の加工物を第1の加工物及び第2の加工物と共に保持することが容易になる。
【0037】
さらに、セグメント87aが半径方向外方に膨張し、穴133に隣接する第3の加工物132の外面135の一部に重なり、第1の加工物124、第2の加工物126、及び該第3の加工物132をフランジ92と膨張したセグメント87aとの間に捕捉して、3つの加工物を互いに保持するのをさらに容易にする程度まで、マンドレル頭部80が下方に引き込まれる。また、セグメント87aの部分134は、頭部80を部分的に囲み、リベット74が取付けられた後、マンドレル76をリベット本体82と共に保持する。
【0038】
図16に示されるように、厚さの薄い加工物126及び厚さの厚い加工物136が、図11に示される工程段階に従って、取付けられていないリベット74と共に組み立てられた。リベット74が取付けられると、膨張したセグメント87c及び87dにより、加工物126及び加工物136を互いに保持することが容易になる。セグメント87dの一部が膨張して加工物126の穴130と係合し、該セグメント87dの残りの部分は、膨張して加工物136の穴138の一部と係合することに注意する。セグメント87cは、膨張して穴138の残りの部分と係合する。さらに、マンドレル頭部80は、セグメント87bが半径方向外方に膨張し、穴138に隣接する第3の加工物136の外面の一部に重なって、加工物124及び126をフランジ92と該セグメント87bとの間に捕捉し、加工物を互いに保持するのを容易にする程度まで下方に引き込まれる。また、セグメント87aの部分134が頭部80を部分的に囲み、リベット74が取り付けられた後、マンドレル76をリベット本体82と共に保持する。
【0039】
マルチグリップ・ブラインドリベット74は、種々の加工物材料において、多種多様な加工物の厚さ、大きな寸法の穴及び/又はスロットに優れた性能を提供するものである。この優れた性能は、上述の特徴をリベット本体82に組み込むことによって達成され、セット荷重に広範囲の耐性を与え、よって、リベット本体82の半径方向の膨張即ち膨出を制御するようになった。これにより、マンドレル頭部80がリベット本体82に貫入する程度が制限されることになる。
上述のように、マンドレル76をリベット本体82と共に組み立てた後、該リベット本体に沿って、選択された横断面の複数の陥凹部88を該リベット本体内に形成する。様々な距離又は幅をもたらすために、第1の横断縁106及び第2の横断縁10の非線形性によって明らかにされたように、陥凹部の潰れの改善された制御を行う能力をマルチグリップ・ブラインドリベット74に与えるのは、該陥凹部88の形状である。さらに、陥凹部88の底面90の凸形状が、陥凹部の潰れの更なる制御のために、マルチグリップ・ブラインドリベット74の向上した能力をもたらす。
【0040】
工具の接触面積を比較的大きくすることによって、陥凹部88の第1の横断縁106と第2の横断縁108との間の様々な距離又は幅の深さをより正確に制御することができる。このことにより、より良く、より予測可能な製品性能がもたらされる。さらに、マンドレルの破断用ネック98が、マンドレル頭部80から遠く離れているので、リベット74の取付の際に比較的大きな安定性と、取付後の改善されたせん断への耐性を得ることができる。
リベット本体82のセグメント87a、87b、87c及び87dは、取付工具の動作の下でリベット本体が短くなるにつれて、順次膨らみ即ち膨張する。陥凹部88の加工硬化された底面90は、該陥凹部の形状内の潰れ速度を制御する。
【0041】
陥凹部88の底面90は、様々な距離又は幅と同様に、リベット本体82の直径の形状に従うが、中断されて4つのリブ89を形成する。陥凹部88の材料は、該陥凹部間にリブ89を形成する材料と比べて、硬さがより硬い。リブ89は、陥凹部88の潰れに対する耐性を付加するものである。
上述のように、陥凹部88の形状は線形ではなく、軸方向距離又は幅が変化し、図8に示されるように「目」の形状の外形を提供する。この形状の配置は、陥凹部88の様々な距離又は幅のために、セット荷重の範囲にわたって大きなセット安定性をもたらす。従って、陥凹部88の「目」の形状の様々な幾何学的形状は、より良い制御、該陥凹部の安定した潰れ、及び広範囲のセット荷重にわたって徐々に進行する該陥凹部の潰れの形態をとって生じた利点をもたらすことになる。
【0042】
リベット74の取付けのより良い制御は、陥凹部88の深さ及びマンドレルの破断用ネック98の破断荷重の大きなばらつきを適合させる広い加工硬化面積によって達成される。同時に、様々な距離又は幅の部分をその最大幅まで漸進的に異なるようにすることができるので、このことにより、リベット本体82がリベットの端部から漸進的に膨らむことが保証される。
一般に、上述の実施形態は本発明の範囲を制限するものとして解釈されるべきではない。添付の特許請求の範囲によって定められる本発明の精神及び範囲内にある修正及び他の構成が明らかとなるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の従来技術のマルチグリップ・ブラインドリベットの一部を示す側面図である。
【図2】第1の従来技術のリベットのマンドレルに加えられた引張荷重又はセット荷重から生じたセット荷重の方向を示す矢印を有する、図1のリベットの側面図である。
【図3】第1の従来技術のリベットの特定の構造的特徴を示す、図1の線3−3に沿って取った断面図である。
【図4】第2の従来技術のマルチグリップ・ブラインドリベットの一部を示す側面図である。
【図5】第2の従来技術のリベットのマンドレルに加えられた引張荷重又はセット荷重から生じたセット荷重の方向を示す矢印を有する、図2のリベットの側面図である。
【図6】第2の従来技術のリベットの特定の構造的特徴を示す、図2の線6−6に沿って取った断面図である。
【図7】本発明の特定の原理による、外面に陥凹部が形成されたリベット本体と共に組み立てられたマンドレルを含む、マルチグリップ・ブラインドリベットを示す部分側断面図である。
【図8】本発明の特定の原理による、図7のリベット本体に形成された陥凹部を示す部分側断面図である。
【図9】本発明の特定の原理による、マンドレルに加えられた引張荷重から生じたセット荷重の方向を示す矢印を有する、図7のリベットの側面図である。
【図10】本発明の特定の原理による、図7のリベットの陥凹部の部分の構造的特徴を示す、図8の線10−10に沿って取った断面図である。
【図11】本発明の特定の原理による、リベットの最終的な取付けによって互いに保持されることになる、ほぼ等しい厚さの2つの加工物と共に組み立てられたときの、図7のマルチグリップ・ブラインドリベットを示す側面図である。
【図12】図11の加工物が明確にする目的のために示されていない、本発明の特定の原理による、図11のリベット本体の初期段階の半径方向の膨出と、図7の陥凹部が潰れる又は閉じる初期段階とを示す側面図である。
【図13】図11の加工物が明確にする目的のため示されていない、本発明の特定の原理による、図11のリベット本体の後期段階の半径方向の膨出と、該本体に形成された図7の陥凹部の潰れが続いた後期段階とを示す側面図である。
【図14】図11の加工物が示されている、本発明の特定の原理による、図11のリベット本体の最終段階の半径方向の膨出、及び該本体に形成された図7の陥凹部の潰れの完了後の取付け済みのリベットを示す側面図である。
【図15】本発明の特定の原理による、3つの加工物を互いに保持するために、図11の2つの加工物、及びより厚さの厚い第3の加工物と共に組み立てられた時の取付け済みのリベットを示す側面図である。
【図16】本発明の特定の原理による、2つの加工物を互いに保持するために、所定の厚さの第1の加工物と、該所定の厚さより厚い第2の加工物と共に組み立てられた時の取付け済みのリベットを示す側面図である。
【図17】本発明の特定の原理による、内部に陥凹部が形成された図7のリベット本体の一部を示す斜視図である。
【符号の説明】
30、50、74 マルチグリップ・ブラインドリベット
32、52、76 マンドレル
38、58、82 リベット本体
42、62、86 外面
44、64、88 陥凹部
80 マンドレル頭部
89 リブ
90 底面
92 フランジ
106、108 横断縁
110、112 側縁
122 中間面
124、126、132 加工物

Claims (29)

  1. マンドレルと、
    外面を有し、軸線の周りに形成され、前記マンドレルの少なくとも一部を受けるようになった中空円筒形本体と、
    第1の横断面において、前記中空円筒形本体の外面に形成された第1の複数の陥凹部と、
    前記第1の横断面から軸方向に離間して配置された第2の横断面において、前記中空円筒形本体の外面に形成された第2の複数の陥凹部と、
    を備え、
    前記第1及び第2の複数の陥凹部のうちの少なくとも1つの陥凹部に、凸状部分をもつ底面が形成されたことを特徴とするマルチグリップ・ブラインドリベット。
  2. さらに、前記第1及び第2の複数の陥凹部のうちの前記少なくとも1つの陥凹部の前記底面に、第1の横断縁と、前記第1の横断縁から軸方向に離間して配置された第2の横断縁とが形成され、
    前記第1の横断縁が非線形の部分を有し、前記第1及び第2の横断縁における軸方向に間隔をもった点の対の複数について、その点の対の軸方向距離が、該第1の横断縁の前記非線形の部分に沿って変化することを特徴とする請求項1に記載のマルチグリップ・ブラインドリベット。
  3. さらに、前記第2の横断縁が非線形の部分を有し、前記第1及び第2の横断縁における軸方向に間隔をもった点の対の複数について、その点の対の軸方向距離が、該第1及び第2の横断縁の前記非線形の部分に沿って変化することを特徴とする請求項2に記載のマルチグリップ・ブラインドリベット。
  4. さらに、前記第1の横断縁が、前記第2の横断縁から遠ざかるように軸方向に延びる弧の形状で形成されたことを特徴とする請求項2に記載のマルチグリップ・ブラインドリベット。
  5. さらに、前記第2の横断縁が、前記第1の横断縁から遠ざかるように軸方向に延びる弧の形状で形成されたことを特徴とする請求項4に記載のマルチグリップ・ブラインドリベット。
  6. さらに、前記底面の前記第1及び第2の横断縁の前記弧が同じ形状を有し、該第1及び第2の横断縁が互いに対して凹状であるように配向されたことを特徴とする請求項5に記載のマルチグリップ・ブラインドリベット。
  7. さらに、前記第1及び第2の複数の陥凹部の各々の陥凹部に、凸状部分を含む前記底面が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のマルチグリップ・ブラインドリベット。
  8. さらに、前記第1及び第2の複数の陥凹部のうちの前記少なくとも1つの陥凹部の前記底面の周りに、エンドレス外側縁が形成され、
    前記少なくとも1つの陥凹部に、前記中空円筒形本体と前記底面の前記エンドレス外側縁全体との間を延び且つこれらと連続している中間面が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のマルチグリップ・ブラインドリベット。
  9. さらに、前記第1及び第2の複数の陥凹部のうちの前記少なくとも1つの陥凹部の前記底面の周りに、エンドレス外側縁が形成され、
    前記少なくとも1つの陥凹部に、前記中空円筒形本体と前記底面の前記エンドレス外側縁全体との間を延び且つこれらと連続している中間面が形成されたことを特徴とする請求項2に記載のマルチグリップ・ブラインドリベット。
  10. さらに、前記中間面が、前記底面の前記エンドレス外側縁から遠ざかる方向に外方に広がることを特徴とする請求項9に記載のマルチグリップ・ブラインドリベット。
  11. さらに、様々に配向された複数の面が、前記底面の前記エンドレス外側縁の周りに一体且つ連続的に接合され、前記中間面を形成するようになったことを特徴とする請求項9に記載のマルチグリップ・ブラインドリベット。
  12. さらに、前記第1及び第2の横断面から軸方向に離間して配置された第3の横断面において、前記中空円筒形本体の外面に形成された第3の複数の陥凹部を備え、
    前記第2の横断面が、前記第1及び第3の横断面の間に配置され、他の面よりも該第1及び第3の横断面のうちの1つに近いことを特徴とする請求項1に記載のマルチグリップ・ブラインドリベット。
  13. さらに、前記第1及び第2の複数の陥凹部のうちの前記少なくとも1つの陥凹部の前記底面が、加工硬化面として形成されたことを特徴とする請求項9に記載のマルチグリップ・ブラインドリベット。
  14. マンドレルと、
    外面を有し、軸線の周りに形成され、前記マンドレルの少なくとも一部を受けるようになった中空円筒形本体と、
    第1の横断面において、前記中空円筒形本体の外面に形成された第1の複数の陥凹部と、
    前記第1の横断面から軸方向に離間して配置された第2の横断面において、前記中空円筒形本体の外面に形成された第2の複数の陥凹部と、
    を備え、
    前記第1及び第2の複数の陥凹部の各々に、第1の横断縁と、前記第1の横断縁から軸方向に離間して配置された第2の横断縁とを有する底面が形成され、
    前記第1の横断縁が非線形の部分を有し、前記第1及び第2の横断縁における軸方向に間隔をもった点の対の複数について、その点の対の軸方向距離が、該第1の横断縁の前記非線形の部分に沿って変化することを特徴とするマルチグリップ・ブラインドリベット。
  15. さらに、前記第2の横断縁が非線形の部分を有し、前記第1及び第2の横断縁における軸方向に間隔をもった点の対の複数について、その点の対の軸方向距離が、該第1及び第2の横断縁の前記非線形の部分に沿って変化することを特徴とする請求項14に記載のマルチグリップ・ブラインドリベット。
  16. さらに、前記第1の横断縁が、前記第2の横断縁から遠ざかるように軸方向に延びる弧の形状で形成されたことを特徴とする請求項14に記載のマルチグリップ・ブラインドリベット。
  17. さらに、前記第2の横断縁が、前記第1の横断縁から遠ざかるように軸方向に延びる弧の形状で形成されたことを特徴とする請求項16に記載のマルチグリップ・ブラインドリベット。
  18. さらに、前記底面の前記第1及び第2の横断縁の前記弧が同じ形状を有し、該第1及び第2の横断縁が互いに対して凹状であるように配向されたことを特徴とする請求項17に記載のマルチグリップ・ブラインドリベット。
  19. さらに、各々の底面が、それぞれの底面の周りにエンドレス外側縁を有し、
    前記第1及び第2の複数の陥凹部の各々に、前記中空円筒形本体と前記底面のエンドレス外側縁全体との間に延び且つこれらと連続している中間面が形成されたことを特徴とする請求項14に記載のマルチグリップ・ブラインドリベット。
  20. マンドレルと、
    外面を有し、軸線の周りに形成され、前記マンドレルの少なくとも一部を受けるようになった中空円筒形本体と、
    第1の横断面において、前記中空円筒形本体の外面に形成された第1の複数の陥凹部と、
    前記第1の横断面から軸方向に離間して配置された第2の横断面において、前記中空円筒形本体の外面に形成された第2の複数の陥凹部と、
    を備え、
    前記第1及び第2の複数の陥凹部の各々に、第1の横断縁と、前記第1の横断縁から軸方向に離間して配置された第2の横断縁とを有する底面が形成され、
    前記第1及び第2の複数の陥凹部の各々に、前記中空円筒形本体と前記底面の前記エンドレス外側縁全体との間に延び且つこれらと連続している中間面が形成されたことを特徴とするマルチグリップ・ブラインドリベット。
  21. マンドレルと、
    外面を有し、軸線の周りに形成され、前記マンドレルの少なくとも一部を受けるようになった中空円筒形本体と、
    第1の位置において、前記円筒形本体の外面に形成された第1の複数の陥凹部と、
    前記第1の位置から軸方向に離間して配置された第2の位置において、前記円筒形本体の外面に形成された第2の複数の陥凹部と、
    を備え、
    組み合わせられた前記第1及び第2の複数の陥凹部のうちの少なくとも1つの陥凹部に、第1の横断縁と、前記第1の横断縁から軸方向に離間して配置された第2の横断縁とを有する底面が形成され、
    所定の距離だけ前記第2の横断縁の第1の部分から軸方向に離間して配置された前記第1の横断縁の第1の部分と、
    前記第1の部分から横方向に離間して配置され、前記所定の距離とは異なる距離だけ前記第2の横断縁の第2の部分から軸方向に離間して配置された前記第1の横断縁の第2の部分と、
    が設けられたことを特徴とするマルチグリップ・ブラインドリベット。
  22. マンドレルと、
    所定の半径で軸線の周りに形成された周方向の外面を有し、前記マンドレルの少なくとも一部を受けるようになった中空円筒形本体と、
    第1の位置において、前記中空円筒形本体の外面に形成された第1の複数の陥凹部と、
    前記第1の位置から軸方向に離間して配置された第2の位置において、前記中空円筒形本体の外面に形成された第2の複数の陥凹部と、
    を備え、
    組み合わせられた前記第1及び第2の複数の陥凹部のうちの少なくとも1つの陥凹部に、前記所定の半径より小さい半径によって前記中空円筒形本体の前記軸線の周りに部分的に形成された弧状の外面を有する底面が形成されたことを特徴とするマルチグリップ・ブラインドリベット。
  23. マンドレルと、
    所定の半径で軸線の周りに形成された外面を有し、前記マンドレルの少なくとも一部を受けるようになった中空円筒形本体と、
    横断面において、前記円筒形本体の外面に形成された複数の陥凹部と、
    を備え、
    前記複数の陥凹部の各々の陥凹部が、前記中空円筒形本体の外方に面する弧状の面を有し、前記所定の半径より小さい直径で、前記中空円筒形本体の前記軸線の周りに形成されたことを特徴とするマルチグリップ・ブラインドリベット。
  24. さらに、各々の陥凹部の前記弧状の面が、前記中空円筒形本体の外面の周囲と一致する円と同心であり且つ前記円の中にある想像上の円上に配置されたことを特徴とする請求項23に記載のマルチグリップ・ブラインドリベット。
  25. さらに、各々が隣接する対の陥凹部を分離するように前記横断面に配置された複数のリブを含むことを特徴とする請求項23に記載のマルチグリップ・ブラインドリベット。
  26. さらに、前記複数のリブの各々が、前記中空円筒形本体の外面のそれぞれの部分によって形成された外面を有することを特徴とする請求項25に記載のマルチグリップ・ブラインドリベット。
  27. マンドレルと、
    外面を有し、軸線の周りに形成され、前記マンドレルの少なくとも一部を受けるようになった中空円筒形本体と、
    前記円筒形本体の外面に形成された複数の陥凹部と、
    を備え、
    前記複数の陥凹部のうちの少なくとも1つの陥凹部に、凸状部分を有する底面が形成されたことを特徴とするマルチグリップ・ブラインドリベット。
  28. マンドレルと、
    外面を有し、軸線の周りに形成され、前記マンドレルの少なくとも一部を受けるようになった中空円筒形本体と、
    前記円筒形本体の外面に形成された複数の陥凹部と、
    を備え、
    前記複数の陥凹部のうちの少なくとも1つの陥凹部に、長さに沿って延びる第1の横断縁と、前記第1の横断縁から軸方向に離間して配置された第2の横断縁とを有する底面が形成され、
    前記第1の横断縁が非線形の部分を有し、前記第1及び第2の横断縁における軸方向に間隔をもった点の対の複数について、その点の対の軸方向距離が、該第1の横断縁の前記長さに沿って変化することを特徴とするマルチグリップ・ブラインドリベット。
  29. マンドレルと、
    外面を有し、軸線の周りに形成され、前記マンドレルの少なくとも一部を受けるようになった中空円筒形本体と、
    前記円筒形本体の外面に形成された複数の陥凹部と、
    を備え、
    前記複数の陥凹部のうちの少なくとも1つの周りに、エンドレス外側縁を有する底面が形成され、
    前記複数の陥凹部のうちの前記少なくとも1つの陥凹部に、前記中空円筒形本体と前記底面の前記エンドレス外側縁全体との間に延び且つこれらと連続している中間面が形成されたことを特徴とするマルチグリップ・ブラインドリベット。
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