JPH0729275A - ディスクチャッキング機構 - Google Patents
ディスクチャッキング機構Info
- Publication number
- JPH0729275A JPH0729275A JP5195506A JP19550693A JPH0729275A JP H0729275 A JPH0729275 A JP H0729275A JP 5195506 A JP5195506 A JP 5195506A JP 19550693 A JP19550693 A JP 19550693A JP H0729275 A JPH0729275 A JP H0729275A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- disc
- guide
- hole
- chucking mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ミニディスク等のディスクとディスクテーブ
ルのセンタリングを正確にする。 【構成】 有底筒部１ａの開口部外周にディスク載置部
１ｃを設けたディスクテーブル１と、有底筒部８ａの開
口部外周にディスク孔３と係合可能な傾斜面１０を形成
し、かつ上記テーブルの底部との間にバネ１１を弾装し
たディスクガイド８と、その有底筒部８ａに収容した有
底筒部１２ａの脚部１２ｂをディスクテーブルに固着し
たガイドストッパ１２と、その有底筒部１２ａに内装し
たリング状のマグネット１６とを備えている。
ルのセンタリングを正確にする。 【構成】 有底筒部１ａの開口部外周にディスク載置部
１ｃを設けたディスクテーブル１と、有底筒部８ａの開
口部外周にディスク孔３と係合可能な傾斜面１０を形成
し、かつ上記テーブルの底部との間にバネ１１を弾装し
たディスクガイド８と、その有底筒部８ａに収容した有
底筒部１２ａの脚部１２ｂをディスクテーブルに固着し
たガイドストッパ１２と、その有底筒部１２ａに内装し
たリング状のマグネット１６とを備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ミニディスク等のディ
スクをチャッキングするディスクチャッキング機構に関
する。
スクをチャッキングするディスクチャッキング機構に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ミニディスク等のディスクのディ
スクチャッキング機構は、例えば図４〜図６に示すよう
に構成されている。図中３１は円盤状のディスクテーブ
ルで、その軸心部に穿設した軸孔３２をスピンドルモー
タ３３のスピンドル軸３４に嵌着することで固定されて
いる。ディスクテーブル３１の上端部外周には、フラン
ジ状のディスク載置部３１ａが一体形成されていると共
に、ミニディスク等のディスク３５のディスク孔３６と
ほぼ同外径の突縁状のディスクガイド部３１ｂが一体形
成されており、このディスクガイド部３１ｂの外周に
は、前記スピンドル軸３４を対称軸とする傾斜面３７が
形成されている。又、ディスクガイド部３１ｂの外周部
には、３つのバネ収容溝３８が周方向へ等間隔で設けら
れており、これらのバネ収容溝３８には、ディスクガイ
ド部３１ｂ内に収容された板バネ３９の周縁部に一体形
成されかつほぼディスクガイド部３１ｂの断面形状に沿
ってＶ字状に折曲されたバネ片３９ａが、端部を外方へ
突出させて収容されている。一方、ディスクガイド部３
１ｂ内には、ディスク３５の円輪板状の板金３５ａを吸
引するリング状のマグネット４０が、その上面をディス
クガイド部３１ｂの上端より若干低くして内装されてい
る。しかして、上記ディスクチャッキング機構において
は、図示しないローディング機構によりディスク３５が
ディスクテーブル３１上にローディングされると、ディ
スク孔３５の内周に板バネ３９の各バネ片３９ａが接触
し、かつローディングの進行に伴ってバネ片３９ａの端
部が撓められると共に、マグネット４０による板金３５
ａの吸引によってディスクガイド部３１ｂの傾斜面３７
にディスク孔３６の内周が接触し、ディスクテーブル３
１とディスク３５のセンタリングがなされてディスク３
５がディスク載置部３１ａ上に載置される。
スクチャッキング機構は、例えば図４〜図６に示すよう
に構成されている。図中３１は円盤状のディスクテーブ
ルで、その軸心部に穿設した軸孔３２をスピンドルモー
タ３３のスピンドル軸３４に嵌着することで固定されて
いる。ディスクテーブル３１の上端部外周には、フラン
ジ状のディスク載置部３１ａが一体形成されていると共
に、ミニディスク等のディスク３５のディスク孔３６と
ほぼ同外径の突縁状のディスクガイド部３１ｂが一体形
成されており、このディスクガイド部３１ｂの外周に
は、前記スピンドル軸３４を対称軸とする傾斜面３７が
形成されている。又、ディスクガイド部３１ｂの外周部
には、３つのバネ収容溝３８が周方向へ等間隔で設けら
れており、これらのバネ収容溝３８には、ディスクガイ
ド部３１ｂ内に収容された板バネ３９の周縁部に一体形
成されかつほぼディスクガイド部３１ｂの断面形状に沿
ってＶ字状に折曲されたバネ片３９ａが、端部を外方へ
突出させて収容されている。一方、ディスクガイド部３
１ｂ内には、ディスク３５の円輪板状の板金３５ａを吸
引するリング状のマグネット４０が、その上面をディス
クガイド部３１ｂの上端より若干低くして内装されてい
る。しかして、上記ディスクチャッキング機構において
は、図示しないローディング機構によりディスク３５が
ディスクテーブル３１上にローディングされると、ディ
スク孔３５の内周に板バネ３９の各バネ片３９ａが接触
し、かつローディングの進行に伴ってバネ片３９ａの端
部が撓められると共に、マグネット４０による板金３５
ａの吸引によってディスクガイド部３１ｂの傾斜面３７
にディスク孔３６の内周が接触し、ディスクテーブル３
１とディスク３５のセンタリングがなされてディスク３
５がディスク載置部３１ａ上に載置される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ディスクチャッキング機構では、ディスクのディスク孔
の内径とディスクガイド部の外径は、ガタあるいは製作
誤差により大きさが異なるため、板バネのバネ片の付勢
力によってディスクテーブルとディスクのセンタリング
を行うようにしているものの、各バネ片は、曲げの角度
あるいはへたり等によってディスクに作用する付勢力を
一定にすることが困難であるので、ディスクがディスク
テーブルに対して偏芯してチャッキングされる虞れがあ
る。そこで、本発明は、ディスクとディスクテーブルの
センタリングを正確になし得るディスクチャッキング機
構を提供することを目的とする。
ディスクチャッキング機構では、ディスクのディスク孔
の内径とディスクガイド部の外径は、ガタあるいは製作
誤差により大きさが異なるため、板バネのバネ片の付勢
力によってディスクテーブルとディスクのセンタリング
を行うようにしているものの、各バネ片は、曲げの角度
あるいはへたり等によってディスクに作用する付勢力を
一定にすることが困難であるので、ディスクがディスク
テーブルに対して偏芯してチャッキングされる虞れがあ
る。そこで、本発明は、ディスクとディスクテーブルの
センタリングを正確になし得るディスクチャッキング機
構を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のディスクチャッキング機構は、開口部外周
にフランジ状のディスク載置部を設けたディスクテーブ
ルと、開口部外周にディスク孔と係合可能な傾斜面を形
成したディスクガイドと、ディスクガイドをディスクテ
ーブルから突出させるように弾装したバネと、ディスク
テーブルの底部に固着したガイドストッパと、ガイドス
トッパに内装したリング状のマグネットとを備えること
を特徴とする。
め、本発明のディスクチャッキング機構は、開口部外周
にフランジ状のディスク載置部を設けたディスクテーブ
ルと、開口部外周にディスク孔と係合可能な傾斜面を形
成したディスクガイドと、ディスクガイドをディスクテ
ーブルから突出させるように弾装したバネと、ディスク
テーブルの底部に固着したガイドストッパと、ガイドス
トッパに内装したリング状のマグネットとを備えること
を特徴とする。
【０００５】
【作用】上記手段においては、マグネットによるディス
クの吸引に伴って、ディスクのディスク孔が単一方向へ
付勢されたディスクガイドの傾斜面に確実に係合され、
この状態でのバネに抗したディスクガイドの下降によっ
てミニディスクがディスク載置部に載置される。
クの吸引に伴って、ディスクのディスク孔が単一方向へ
付勢されたディスクガイドの傾斜面に確実に係合され、
この状態でのバネに抗したディスクガイドの下降によっ
てミニディスクがディスク載置部に載置される。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例について図１〜図３を
参照して説明する。図１は本発明のディスクチャッキン
グ機構の一実施例を示す要部縦断面図である。図中１は
ディスクテーブルで、このディスクテーブル１は、ミニ
ディスク等のディスク２のディスク孔３の内径より若干
大径の内径を有する円形の有底筒部１ａと、該有底筒部
１ａの底部外面の中央部に突設され軸孔４にスピンドル
モータ５のスピンドル軸６が挿通されかつ止めねじで固
定される軸部１ｂと、有底筒部１ａの開口部外周に一体
形成されたフランジ状のディスク載置部１ｃとから構成
されている。
参照して説明する。図１は本発明のディスクチャッキン
グ機構の一実施例を示す要部縦断面図である。図中１は
ディスクテーブルで、このディスクテーブル１は、ミニ
ディスク等のディスク２のディスク孔３の内径より若干
大径の内径を有する円形の有底筒部１ａと、該有底筒部
１ａの底部外面の中央部に突設され軸孔４にスピンドル
モータ５のスピンドル軸６が挿通されかつ止めねじで固
定される軸部１ｂと、有底筒部１ａの開口部外周に一体
形成されたフランジ状のディスク載置部１ｃとから構成
されている。
【０００７】ディスクテーブル１の有底筒部１ａ内に
は、前記ディスク孔３より若干大外径の円形の有底筒部
８ａと、有底筒部８ａの底部外面の中央部に突設された
軸部８ｂとからなるディスクガイド８が、上記軸部８ｂ
に設けた軸孔９を介して軸方向（図１においては上下方
向）へ移動可能に収容されており、ディスクガイド８の
有底筒部８ａの開口部外周には、前記ディスク孔３に係
合可能な傾斜面１０が、前記スピンドル軸６の軸線を対
称軸とし、かつ底部側の匂配が段階的に大きくなるよう
にして形成されている。そして、ディスクガイド８の開
口端部は、その軸部８ｂに嵌装してディスクテーブル１
の底部との間に弾装した圧縮コイルスプリング等のバネ
１１により、常時ディスクテーブル１から突出すように
付勢されている。
は、前記ディスク孔３より若干大外径の円形の有底筒部
８ａと、有底筒部８ａの底部外面の中央部に突設された
軸部８ｂとからなるディスクガイド８が、上記軸部８ｂ
に設けた軸孔９を介して軸方向（図１においては上下方
向）へ移動可能に収容されており、ディスクガイド８の
有底筒部８ａの開口部外周には、前記ディスク孔３に係
合可能な傾斜面１０が、前記スピンドル軸６の軸線を対
称軸とし、かつ底部側の匂配が段階的に大きくなるよう
にして形成されている。そして、ディスクガイド８の開
口端部は、その軸部８ｂに嵌装してディスクテーブル１
の底部との間に弾装した圧縮コイルスプリング等のバネ
１１により、常時ディスクテーブル１から突出すように
付勢されている。
【０００８】上記ディスクガイド８の有底筒部８ａに
は、ガイドストッパ１２の有底筒部１２ａが、その底部
中央に穿設した孔１３を介して前記スピンドル軸６に嵌
合され、かつ相対的に軸方向へ移動可能に収容されてお
り、ガイドストッパ１２は、その底部外面の周辺部に突
設した複数（図１においては１個のみ示す）の脚部１２
ｂを、ディスクガイド８の底部に設けた孔１４を挿通さ
せ、かつディスクテーブル１の底部に設けた孔１５に挿
入し、溶接して固着されている。そして、ガイドストッ
パ１２の有底筒部１２ａには、ディスク２の円輪板状の
板金２ａを吸引するリング状のマグネット１６が、その
上面をガイドストッパ１２の上端から適宜に突出させて
内装されている。
は、ガイドストッパ１２の有底筒部１２ａが、その底部
中央に穿設した孔１３を介して前記スピンドル軸６に嵌
合され、かつ相対的に軸方向へ移動可能に収容されてお
り、ガイドストッパ１２は、その底部外面の周辺部に突
設した複数（図１においては１個のみ示す）の脚部１２
ｂを、ディスクガイド８の底部に設けた孔１４を挿通さ
せ、かつディスクテーブル１の底部に設けた孔１５に挿
入し、溶接して固着されている。そして、ガイドストッ
パ１２の有底筒部１２ａには、ディスク２の円輪板状の
板金２ａを吸引するリング状のマグネット１６が、その
上面をガイドストッパ１２の上端から適宜に突出させて
内装されている。
【０００９】上記構成のディスクチャッキング機構にお
いては、図示しないローディング機構によりディスク２
が、図２に示すように、ディスクテーブル１上にローデ
ィングされると、マグネット１６によるディスク２の吸
引に伴ってディスク孔３が、図１に示すように、単一方
向へ付勢されたディスクガイド８の傾斜面１０に確実に
係合すると共に、図２において矢印Ａで示すように、デ
ィスク２の水平方向の移動がなされてディスクガイド８
とディスク２のセンタリングが行われ、かつこの状態で
のバネに抗したマグネット１６の吸引によるディスクガ
イド８の下降によって、図３に示すように、ディスク２
がディスク載置部１ｃに載置される。しかして、ディス
クガイド８は、荷重の安定している圧縮コイルバネによ
って単一方向へ付勢されているので、図２において矢印
Ｂで示すように移動し、チャッキング時のディスク孔３
との係合が確実となる。
いては、図示しないローディング機構によりディスク２
が、図２に示すように、ディスクテーブル１上にローデ
ィングされると、マグネット１６によるディスク２の吸
引に伴ってディスク孔３が、図１に示すように、単一方
向へ付勢されたディスクガイド８の傾斜面１０に確実に
係合すると共に、図２において矢印Ａで示すように、デ
ィスク２の水平方向の移動がなされてディスクガイド８
とディスク２のセンタリングが行われ、かつこの状態で
のバネに抗したマグネット１６の吸引によるディスクガ
イド８の下降によって、図３に示すように、ディスク２
がディスク載置部１ｃに載置される。しかして、ディス
クガイド８は、荷重の安定している圧縮コイルバネによ
って単一方向へ付勢されているので、図２において矢印
Ｂで示すように移動し、チャッキング時のディスク孔３
との係合が確実となる。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディスク
チャッキング機構によれば、マグネットによるディスク
の吸引に伴って、ディスクのディスク孔が単一方向へ付
勢されたディスクガイドの傾斜面に確実に係合され、こ
の状態でのバネに抗したディスクガイドの下降によって
ディスクがディスク載置部に載置されるので、従来のよ
うにディスクがディスクテーブルに対して偏芯してチャ
ッキングされるようなことはなく、ディスクとディスク
テーブルのセンタリングを正確に行うことができる。
チャッキング機構によれば、マグネットによるディスク
の吸引に伴って、ディスクのディスク孔が単一方向へ付
勢されたディスクガイドの傾斜面に確実に係合され、こ
の状態でのバネに抗したディスクガイドの下降によって
ディスクがディスク載置部に載置されるので、従来のよ
うにディスクがディスクテーブルに対して偏芯してチャ
ッキングされるようなことはなく、ディスクとディスク
テーブルのセンタリングを正確に行うことができる。
【図１】本発明のディスクチャッキング機構の一実施例
を示す要部縦断面図である。
を示す要部縦断面図である。
【図２】図１に示すディスクチャッキング機構の作用説
明図である。
明図である。
【図３】図１に示すディスクチャッキング機構の作用説
明図である。
明図である。
【図４】従来のディスクチャッキング機構の要部縦断面
図である。
図である。
【図５】図４に示すディスクチャッキング機構の斜視図
である。
である。
【図６】図４に示すディスクチャッキング機構の作用説
明図である。
明図である。
１ ディスクテーブル １ａ 有底筒部 １ｂ 軸部 １ｃ ディスク載置部 ２ ディスク（例えばミニディスク） ２ａ 板金 ３ ディスク孔 ５ スピンドルモータ ６ スピンドル軸 ８ ディスクガイド ８ａ 有底筒部 ８ｂ 軸部 １０ 傾斜面 １１ バネ １２ ガイドストッパ １２ａ 有底筒部 １２ｂ 脚部 １４ 孔 １６ マグネット
Claims (1)
- 【請求項１】 開口部外周にフランジ状のディスク載置
部を設けたディスクテーブルと、開口部外周にディスク
孔と係合可能な傾斜面を形成したディスクガイドと、デ
ィスクガイドをディスクテーブルから突出させるように
弾装したバネと、ディスクテーブルの底部に固着したガ
イドストッパと、ガイドストッパに内装したリング状の
マグネットとを備えることを特徴とするディスクチャッ
キング機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5195506A JPH0729275A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | ディスクチャッキング機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5195506A JPH0729275A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | ディスクチャッキング機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0729275A true JPH0729275A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=16342222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5195506A Pending JPH0729275A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | ディスクチャッキング機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729275A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8019476B2 (en) | 2003-09-08 | 2011-09-13 | Sony Corporation | Control device, control method, recording medium, program, and building |
-
1993
- 1993-07-13 JP JP5195506A patent/JPH0729275A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8019476B2 (en) | 2003-09-08 | 2011-09-13 | Sony Corporation | Control device, control method, recording medium, program, and building |
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