JPH097262A - チャック機構 - Google Patents

チャック機構

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Publication number
JPH097262A
JPH097262A JP7151596A JP15159695A JPH097262A JP H097262 A JPH097262 A JP H097262A JP 7151596 A JP7151596 A JP 7151596A JP 15159695 A JP15159695 A JP 15159695A JP H097262 A JPH097262 A JP H097262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turntable
disk
balls
center hole
chuck mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7151596A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Tabata
享 田羽多
Masaomi Inoue
雅臣 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7151596A priority Critical patent/JPH097262A/ja
Publication of JPH097262A publication Critical patent/JPH097262A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立工数の削減及び組立作業の簡素化を実現
し、組立て効率の向上及び品質確保が容易になり、部品
点数の削減によりコストダウンにも有効なディスク装置
に用いられるチャック機構を提供することを目的とす
る。 【構成】 円盤状の光ディスク1をスピンドルモーター
のシャフト5aに取り付けられたターンテーブル2上に
固持させるチャック機構であって、光ディスク1の中心
孔5とほぼ等しい円周上に等間隔で配置された三個のボ
ール4と、ターンテーブル2の中心5に配置された一個
の渦巻状のばね7から構成されており、一個の渦巻状の
ばね7が拡張しようといするばね力により、位置決めさ
れている三個のボール4を同時にかつ同じ力でディスク
中心孔5の端面へ押圧し、光ディスク1をターンテーブ
ル2上でチャックできるようにして成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータの外部メ
モリなどとして用いられるディスク装置において、ディ
スク着脱を行うチャック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3[一部を切り欠いた平面図]
及び図4[側断面図]に示すように、ディスク1をター
ンテーブル2上で固持させるチャック機構において、デ
ィスク1の中心孔3とほぼ等しい円周上に等間隔で配置
された三個のボール4と、ターンテーブル2の中心軸5
[詳しくは、中心軸5を形成するシャフト5aに嵌合す
るターンテーブル2に設けたスリーブ部材2a外周面]
と各々のボール4の間に圧縮コイルばね6を設け、ばね
6の長さ方向への伸長するばね力で光ディスク1をター
ンテーブル2上でチャックする構成になっている[以
下、これを『従来例』という]。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな図3及び図4に示す従来例のチャック機構では、圧
縮コイルばね6をターンテーブル2内に組み込む際、同
じ作業を3回繰り返さなければならない。また、直径1
5(mm)程度の円筒10内に、直径3(mm)程度のボール球
4を三個組み込んだ上、各々のボール球4が同じ力でデ
ィスク1を押圧するように、各々の圧縮コイルばね6を
設置しなければならず、組立作業の精度のレベルアップ
の困難性と組立効率の悪化につながる。さらに、各々の
ボール押圧力は各々の圧縮コイルばね6に依存されるの
で、ばね押圧力のばらつきによる品質に係るトラブルの
原因にもなっている。
【0004】ここにおいて、本発明は、組立工数の削減
と組立作業の簡素化を実現し、さらには組立効率の向上
と品質の確保を容易にするチャック機構を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、円盤状のディスクをスピンドルモーター
のシャフトに取り付けられたターンテーブル上に固持さ
せるチャック機構において、前記チャック機構は、ディ
スクの中心孔とほぼ等しい円周上に等間隔で配置された
三個以上のボールと、ターンテーブルの中心に配置され
た一個の渦巻状のばねから構成されており、一個の渦巻
状のばねの外周方向へ渦巻きを拡張しようとするばね力
により、三個以上のボールを同時にかつ同じ力でディス
ク中心孔の端面へ押圧し、ディスクをターンテーブル上
にチャックすることが可能である。すなわち、本発明
は、ターンテーブルに搭載された円盤状のディスクの中
心孔とほぼ等しい円周上に等間隔で配置された三個以上
のボールを設け、ターンテーブルの中心に一個の渦巻状
のばねを備え、ボールの各々に対してディスクの中心孔
の内側から外側に向かって拡張するばね力を与え、ディ
スクをスピンドルモーターのシャフトに取り付けられた
ターンテーブル上に固持させるチャック機構である。ま
た、好ましくは、ターンテーブルにはディスク中心孔の
直径よりも大きい同心円上にディスク搭載面と、ディス
ク搭載時にディスク中心孔から突出する高さを持たせた
円筒部を設け、三個以上の球状ボールはディスク搭載方
向に対して逆の方向からターンテーブルの円筒部へ取付
け、円筒部のディスク端面側には円筒側面に沿って等間
隔になるように三箇所以上の穴部を穿設し、それらの穴
部の直径はボールの直径よりも若干小さくし、穴部にボ
ールを入れ込むと、ターンテーブルの円筒側面からはみ
出した状態で取り付けられ、三個以上のボールを円筒部
の外側へ押圧するように、ボールから共に等しい距離に
ある位置を中心に、一個の渦巻状のばねを取付けて構成
されたチャック機構である。
【0006】
【作用】本発明は上記の構成により、組立効率の向上及
び品質安定性の確保が実現できる。さらに、部品点数の
削減によりコストの面でも有利であり、コストパフォー
マンスに優れたチャック機構を提供することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図1と図2
を参照しながら説明する。
【0008】図1は、本発明の一実施例の一部を切り欠
いた平面図である。図2は、本発明の一実施例の側断面
図である。
【0009】図1で示すように、本発明のチャック機構
は、光ディスク1の中心孔3とほぼ等しい円周上に等間
隔で配置された三個の球状のボール4と、三個各々の球
状のボール4から共に等しい距離にある位置を中心に配
置された一個の渦巻状のばね7から構成されている。
【0010】スピンドルモーター[不図示]で駆動され
るターンテーブル2は、ディスク中心孔3の直径よりも
大きい同心円上にディスク搭載面8と、ディスク搭載時
にディスク中心孔3から突出する高さ9を持たせた円筒
部10を設けてある。
【0011】三個の球状のボール4は、ディスク搭載方
向に対して逆の方向からターンテーブルの円筒部10へ
取付ける。このとき、円筒部10のディスク端面側に
は、円筒側面に沿って等間隔になるように三箇所穴部1
1が設けてあり、その穴部11の直径は球状のボール4
の直径よりも若干小さくなるような構成になっていて、
穴部11にボール球4を入れ込むと、ターンテーブル2
の円筒側面からはみ出した状態で取り付けられる。
【0012】さらに、三個の球状のボール4を円筒10
の外側へ押圧するように、三個の球状のボール4から共
に等しい距離にある位置を中心に、一個の渦巻状のばね
7を取付ける。
【0013】ここで、球状のボール4は3個以上であれ
ばよく、かつ孔11は穿孔により既に位置決めされてい
るから、一個の渦巻状のばね7はただ球状のボール4を
外部方向へ押圧するだけで良く、渦巻状のばね7の内周
側はフリーでも構わない。
【0014】このように本発明は、簡単な一個の渦巻状
のばねのばね力により、三個以上のボールを同時にかつ
同じ力で、ディスク中心孔の端面へ押圧し、ディスクを
ターンテーブル上にチャックすることが可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、三個以上のボール球を一個の押圧部材で組み
立てることから、組立回数の削減及び組立作業の簡素化
を実現することができ、組立て効率の向上を期待でき、
さらに、部品点数の削減によりコストダウンにもなり、
部品点数を削減することで品質確保が容易になるという
特段の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のチャック機構の構成を示す
一部を切り欠いた平面図
【図2】本発明の一実施例における側断面図
【図3】従来例のチャック機構の構成を示す一部を切り
欠いた平面図
【図4】従来例の側断面図
【符号の説明】
1 光ディスク 2 ターンテーブル 2a ターンテーブルの中心部に設けたスリーブ部材 3 光ディスクの中心孔 4 球状のボール 5 光ディスクの中心軸 5a シャフト 6 圧縮コイルばね 7 渦巻状のばね 8 ターンテーブルの光ディスク搭載面 9 光ディスクから突出する高さ 10 ターンテーブル円筒部 11 ターンテーブルに穿孔された穴部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ターンテーブルに搭載された円盤状のディ
    スクの中心孔とほぼ等しい円周上に等間隔で配置された
    三個以上のボールを設け、前記ターンテーブルの中心に
    一個の渦巻状のばねを備え、前記ボールの各々に対して
    前記ディスクの中心孔の内側から外側に向かって拡張す
    るばね力を与え、ディスクをスピンドルモーターのシャ
    フトに取り付けられたターンテーブル上に固持させるこ
    とを特徴とするチャック機構。
  2. 【請求項2】前記ターンテーブルには前記ディスク中心
    孔の直径よりも大きい同心円上にディスク搭載面と、デ
    ィスク搭載時にディスク中心孔から突出する高さを持た
    せた円筒部を設け、三個以上の球状ボールはディスク搭
    載方向に対して逆の方向から前記ターンテーブルの円筒
    部へ取付け、前記円筒部のディスク端面側には円筒側面
    に沿って等間隔になるように三箇所以上の穴部を穿設
    し、それらの穴部の直径は前記ボールの直径よりも若干
    小さくし、前記穴部に前記ボールを入れ込むと、前記タ
    ーンテーブルの円筒側面からはみ出した状態で取り付け
    られ、前記三個以上のボールを前記円筒部の外側へ押圧
    するように、前記ボールから共に等しい距離にある位置
    を中心に、一個の渦巻状のばねを取付けて構成されたこ
    とを特徴とする請求項1記載のチャック機構。
JP7151596A 1995-06-19 1995-06-19 チャック機構 Pending JPH097262A (ja)

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JP7151596A JPH097262A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 チャック機構

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JP7151596A JPH097262A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 チャック機構

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JPH097262A true JPH097262A (ja) 1997-01-10

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ID=15521987

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JP7151596A Pending JPH097262A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 チャック機構

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