JPH0729177Y2 - 建具の換気装置 - Google Patents
建具の換気装置Info
- Publication number
- JPH0729177Y2 JPH0729177Y2 JP1987113724U JP11372487U JPH0729177Y2 JP H0729177 Y2 JPH0729177 Y2 JP H0729177Y2 JP 1987113724 U JP1987113724 U JP 1987113724U JP 11372487 U JP11372487 U JP 11372487U JP H0729177 Y2 JPH0729177 Y2 JP H0729177Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilation
- plate
- guide
- frame
- ventilation holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は建具の換気装置に関するものである。
従来の建具の換気装置は大別して次の３の構造がある。
その１つは実開昭57-112593号公報に示されるように、
框と遮閉板との両方に同一ピッチで換気孔を形成し遮閉
板を長手方向へスライドさせることにより、両換気孔を
一致させたりずらせたりして換気孔を開閉する。この装
置では框と遮閉板の両方に換気孔を形成してあるため換
気孔を閉じた時にも両換気孔を伝わって雨風が簡単に入
ってくる欠点がある。
框と遮閉板との両方に同一ピッチで換気孔を形成し遮閉
板を長手方向へスライドさせることにより、両換気孔を
一致させたりずらせたりして換気孔を開閉する。この装
置では框と遮閉板の両方に換気孔を形成してあるため換
気孔を閉じた時にも両換気孔を伝わって雨風が簡単に入
ってくる欠点がある。
その２つは実開昭55-19784号公報に示されるように、框
だけに換気孔を形成し、支点を中心に回動する遮閉板に
よって換気孔を塞ぐようになっている。この装置である
と水密性は良くなるものの、換気孔を開いても通風量が
少ない欠点がある。
だけに換気孔を形成し、支点を中心に回動する遮閉板に
よって換気孔を塞ぐようになっている。この装置である
と水密性は良くなるものの、換気孔を開いても通風量が
少ない欠点がある。
その３つは特開昭58-178788号公報に示されるように、
框だけに換気孔を形成し、遮閉板を上下することによっ
て換気孔を塞ぐようにしてある。この装置では水密性も
よく通風量も多くとることができる。しかし、遮閉板の
操作を室内外から別々に行なわねばならない欠点があ
る。
框だけに換気孔を形成し、遮閉板を上下することによっ
て換気孔を塞ぐようにしてある。この装置では水密性も
よく通風量も多くとることができる。しかし、遮閉板の
操作を室内外から別々に行なわねばならない欠点があ
る。
その他実開昭59-189018号公報のように斜めガイド溝に
摺動板の突起を係合して前後に移動するものも提案され
ているが見附寸法が大きくなる。
摺動板の突起を係合して前後に移動するものも提案され
ているが見附寸法が大きくなる。
この考案は前記従来のそれぞれの欠点を解消すべく案出
したものである。
したものである。
この考案は複数の換気孔を上部に有する内框と下部に有
する外框とを相対向して配置し、内框と外框との間に、
前記換気孔を遮閉するための内外一対の遮閉板と、固定
された両端部のガイドブロックとを有し、前記ガイドブ
ロックの内外面には上下方向に傾斜し、かつ内外面でそ
の傾斜方向を逆にした斜めのガイド溝が形成してあり、
一方のガイド溝に内遮閉板のガイドピンを係合し、他方
のガイド溝に外遮閉板のガイドピンを係合してあり、前
記遮閉板をガイドブロックに対し相対的に長手方向へ動
かせることにより、遮閉板を上下させ、遮閉板を換気孔
の閉鎖位置と開放位置とに移動するようにしてある。
する外框とを相対向して配置し、内框と外框との間に、
前記換気孔を遮閉するための内外一対の遮閉板と、固定
された両端部のガイドブロックとを有し、前記ガイドブ
ロックの内外面には上下方向に傾斜し、かつ内外面でそ
の傾斜方向を逆にした斜めのガイド溝が形成してあり、
一方のガイド溝に内遮閉板のガイドピンを係合し、他方
のガイド溝に外遮閉板のガイドピンを係合してあり、前
記遮閉板をガイドブロックに対し相対的に長手方向へ動
かせることにより、遮閉板を上下させ、遮閉板を換気孔
の閉鎖位置と開放位置とに移動するようにしてある。
以下図示した実施例について説明する。引障子等の建具
には換気框を設けてあり、この換気框の内框１には上半
部において、また外框２においては下半部においてそれ
ぞれ複数の一定間隔の換気孔３を有し、相対向して配置
してある。
には換気框を設けてあり、この換気框の内框１には上半
部において、また外框２においては下半部においてそれ
ぞれ複数の一定間隔の換気孔３を有し、相対向して配置
してある。
内框１と外框２との間には前記換気孔３を遮閉するため
の内遮閉板４と外遮閉板５が摺動自在に配置され、また
内框１のビスホールに切欠をつけ、この切欠に上辺の突
片６を係止して左右一対をなすガイドブロックを内框１
の所定位置に固定してある。このガイドブロック７の内
外面にはその傾斜方向を逆にした斜めのガイド溝８が形
成してある。またガイドブロック７の一側には操作引手
９があり、この操作引手９には縦方向のガイド溝10が形
成してある。
の内遮閉板４と外遮閉板５が摺動自在に配置され、また
内框１のビスホールに切欠をつけ、この切欠に上辺の突
片６を係止して左右一対をなすガイドブロックを内框１
の所定位置に固定してある。このガイドブロック７の内
外面にはその傾斜方向を逆にした斜めのガイド溝８が形
成してある。またガイドブロック７の一側には操作引手
９があり、この操作引手９には縦方向のガイド溝10が形
成してある。
内外の遮閉板4,5にはガイドピン11,12が内方側に突設し
てあり、ガイドピン11が前記ガイド溝８に対応し、ガイ
ドピン12がガイド溝10に対応するようになっている。
てあり、ガイドピン11が前記ガイド溝８に対応し、ガイ
ドピン12がガイド溝10に対応するようになっている。
なお内外遮閉板4,5間には遮閉板が内側に倒れないよう
にスペーサー13が配置してある。
にスペーサー13が配置してある。
使用に際しては操作引手９を横に移動させるとガイドピ
ン11,12によって連絡されている内外遮閉板4,5を作動
し、内遮閉板４は降下し、外遮閉板５は上昇し、換気孔
３を閉塞する。操作引手９を逆方向に移動させることに
より内遮閉板4,5を逆に上下して換気孔３を開放する。
ン11,12によって連絡されている内外遮閉板4,5を作動
し、内遮閉板４は降下し、外遮閉板５は上昇し、換気孔
３を閉塞する。操作引手９を逆方向に移動させることに
より内遮閉板4,5を逆に上下して換気孔３を開放する。
すなわち遮閉板を移動させることにより遮閉板を換気孔
の閉鎖位置と開放位置とに操作できる。
の閉鎖位置と開放位置とに操作できる。
内框の上部と外框の下部に換気孔を形成し、この換気孔
を内外の遮閉板で塞ぐようにしてあるから、水密性が高
く、しかも遮閉板を移動させて換気孔を開いた時には通
風を妨げるものがないので通風量を充分多くとることが
できる。
を内外の遮閉板で塞ぐようにしてあるから、水密性が高
く、しかも遮閉板を移動させて換気孔を開いた時には通
風を妨げるものがないので通風量を充分多くとることが
できる。
ガイドブロックの内外面に内外方向でその傾斜方向を逆
にした斜めのガイド溝を形成し、遮閉板にはそれのガイ
ド溝に係合するガイドピンを設け、両者を相対的に長手
方向へ動かせることにより、内外の遮閉板を上下に移動
して換気孔を開閉する構成であるので換気装置を薄型と
することができ、また室内側からの操作だけで内外遮閉
板を一度に開閉することができる。
にした斜めのガイド溝を形成し、遮閉板にはそれのガイ
ド溝に係合するガイドピンを設け、両者を相対的に長手
方向へ動かせることにより、内外の遮閉板を上下に移動
して換気孔を開閉する構成であるので換気装置を薄型と
することができ、また室内側からの操作だけで内外遮閉
板を一度に開閉することができる。
第１図はこの考案の分解斜視図、第２図Ｉ、IIは開閉状
態を示す縦断面図、第３図は要部概要の平面図、第４図
は要部概要の正面図である。 １……内框、２……外框、３……換気孔、４……内遮閉
板、５……外遮閉板、６……突片、７……ガイドブロッ
ク、８……ガイド溝、９……操作引手、10……ガイド
溝、11,12……ガイドピン、13……スペーサー。
態を示す縦断面図、第３図は要部概要の平面図、第４図
は要部概要の正面図である。 １……内框、２……外框、３……換気孔、４……内遮閉
板、５……外遮閉板、６……突片、７……ガイドブロッ
ク、８……ガイド溝、９……操作引手、10……ガイド
溝、11,12……ガイドピン、13……スペーサー。
Claims (1)
- 【請求項１】複数の換気孔を、上部に有する内框と下部
に有する外框と、内框と外框との間に、前記換気孔を遮
閉するための内外の遮閉板と固定されたガイドブロック
とを有し、前記ガイドブロックの内外面には上下方向に
傾斜しかつ内外面でその傾斜方向を逆にした斜めのガイ
ド溝が形成してあり、一方のガイド溝に内遮閉板のガイ
ドピンを係合し、他方のガイド溝に外遮閉板のガイドピ
ンを係合してあり、前記遮閉板をガイドブロックに対し
相対的に長手方向へ動かせることにより、遮閉板を上下
させ、遮閉板を換気孔の閉鎖位置と開放位置とに移動す
るようにしてあることを特徴とする建具の換気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987113724U JPH0729177Y2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | 建具の換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987113724U JPH0729177Y2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | 建具の換気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6419794U JPS6419794U (ja) | 1989-01-31 |
| JPH0729177Y2 true JPH0729177Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31353815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987113724U Expired - Lifetime JPH0729177Y2 (ja) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | 建具の換気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729177Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59189018U (ja) * | 1983-06-01 | 1984-12-14 | 佐原 得司 | サツシに取付く換気装置 |
| JPS60137090U (ja) * | 1984-02-23 | 1985-09-11 | 佐原 得司 | 複層ガラス用換気框 |
-
1987
- 1987-07-24 JP JP1987113724U patent/JPH0729177Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6419794U (ja) | 1989-01-31 |
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