JPH0729173Y2 - 建具の換気用框 - Google Patents

建具の換気用框

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JPH0729173Y2
JPH0729173Y2 JP1987014178U JP1417887U JPH0729173Y2 JP H0729173 Y2 JPH0729173 Y2 JP H0729173Y2 JP 1987014178 U JP1987014178 U JP 1987014178U JP 1417887 U JP1417887 U JP 1417887U JP H0729173 Y2 JPH0729173 Y2 JP H0729173Y2
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JP
Japan
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plate
frame body
movable
middle plate
opening
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JP1987014178U
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JPS63122591U (ja
Inventor
純二 高島
Original Assignee
ワイケイケイ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建具の換気用框に関する。
〔従来の技術〕
実開昭59-189018号公報に示すように、内板と縦板と上
下横板で中空形状の框本体を形成し、その内板と縦板と
に通気孔をそれぞれ形成すると共に、框本体内に通気孔
を有する摺動板を設け、この摺動板を摘子で左右に摺動
することで各通気孔を開口連通したり、遮断したりする
ようにした換気框が知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかる換気用框であると内板の通気孔を摺動板で開・閉
するか、外板の通気孔を摺動板で開・閉するかしている
ので、どちらか一方の通気孔が框本体の内部に開口連通
することになり、外板の通気孔が框本体の内部に開口連
通していると雨水が框本体の内部に浸入してしまうこと
になると共に、内板の通気孔が框本体の内部に開口連通
いていると室内の空気(以下内気とする)が框本体の内
部に流れ込んで外板を介して室外の空気(以下外気とす
る)と触れることになって内気と外気とで熱交換されて
室内を冷暖房している時にエネルーロスとなる。
そこで、本考案は内板の通気孔と外板の通気孔とを開・
閉できて内気や雨水が框本体の内部に浸入しないように
した建具の換気用框を提供することを目的とする 〔問題点を解決するための手段及び作用〕 本考案の建具の換気框は、内板2と外板3と上下横板4,
5とで中空形状の框本体1を構成し、その内板2に内通
気孔16を形成すると共に、外板3に外通気孔19を形成
し、前記框本体1の内部1aに内中板20の上下方向一端部
を左右方向に移動自在で、かつ前記内通気孔16を開放す
る外側位置と閉塞する内側位置に内外方向に回動自在に
支承し、前記框本体1の内部1aに外中板23の上下方向一
端部を左右方向に移動自在で、かつ前記外通気孔19を開
放する内側位置と閉塞する外側位置に内外方向に回動自
在に支承し、前記内板2に摘み33を左右方向に移動自在
に設け、この摘み33の框本体1内部1aに突出した部分を
前記内中板20に内外方向に移動自在で左右方向に移動し
ないように連結し、かつその突出部分に開閉部材32を取
付け、この開閉部材32を前記外中板23に内外方向に移動
自在で左右方向に移動しないように連結し、前記框本体
1の内部1aに、内外方向に向う内ガイド板43と外ガイド
板44をそれぞれ取付け、この内ガイド板43と外ガイド板
44に内板2、外板3と平行に対して内外方向に斜めとな
った左右方向に向う内ガイド溝45、外ガイド溝46をそれ
ぞれ形成し、前記外ガイド溝46に外中板23の上下方向他
端部に設けた突起部23aを嵌合し、内ガイド溝45に内中
板20の上下方向他端部に設けた突起部20aを嵌合したも
のである。
これにより、摘み33を左右に移動することで内中板20と
外中板23とを左右に移動することができ、内・外中板2
0,23が左右に移動すると突起部20a,23aが左右ガイド溝4
5,46に沿って摺動して内・外中板20,23は内外方向に回
動して内・外通気孔16,19を開閉できる。
〔実施例〕
第1図,第2図に示すように、框本体1は内板2と外板
3と上横板4と下横板5とにより中空形状となり、上下
横板4,5は内板2に一体形成されていると共に、その外
側には凹条溝6と係合片7が長手方向に亘って形成さ
れ、外板3には係合片8と凹条溝9が長手方向に一体形
成されて上下横片4,5の凹条溝6、係合片7に係合片
8、凹条溝9を長手方向よりスライド挿入して連結して
あると共に、外板3の下部に一体形成した突出片10が内
板2の内面に形成した凹部11に嵌合して框本体内部1aと
下横板5との間に下部空間部12を形成している。
前記内板2の上部には略半円形の凹陥部13が框本体内部
1aに開口して形成され、上下中間部には突片14が框本体
内部1aに突出して形成されていると共に、略上半分は略
下半分より薄肉となって凹部15を形成し、かつ第3図に
示すように内通気孔16が多数形成してある。
前記外板3の下部には略半円形の凹陥部17が框本体内部
1aに開口して形成され、上下中間部には突片18が框本体
内部1aに突出して形成されていると共に、略下半分には
第4図に示すように外通気孔19が多数形成してある。
前記内板2の凹陥部13には内中板20の球状部21が回動及
び摺動自在に嵌合支承されて内中板20は揺動自在とな
り、かつ下端には前記突片14に嵌合する凹部22が形成し
てあると共に、前記外板3の凹陥部17には外中板23の球
状部24が回動及び摺動自在に嵌合支承されて外中板23は
揺動自在となり、かつ上端には前記突片18に嵌合する凹
部25が形成してある。
第2図,第3図に示すように内板2の上部長手方向一側
には開口部30が形成され、この開口部30と対向する開口
窓31が内中板20に形成されていると共に、この開口窓31
と開口部30とに亘って開閉部材32を備えた摘み33が挿入
され、摘み33は内板2の凹部15に沿って摺動自在なる摺
動板34を挿通して室内側に突出し、かつ摘み33は開口部
30より幅狭となって摘み33と摺動板34とは内板2に対し
て左右方向に所定ストローク摺動できるようになり、前
記開閉部材32は外板3側より内板2側に向けて下向きに
傾斜した移動板35を有し、この移動板35に形成したスリ
ット36に前記外中板23の上部に形成した突起37が嵌合し
て外中板23は開閉部材32とともに左右に移動するように
してある。
前記開口窓31は摘み33と略同一幅で上下寸法は摘み33の
高さより若干大きくなり、内中板20は摘み33とともに左
右に移動するようにしてある。
第3図に示すように前記框本体内部1aの長手方向両側部
には一対の開閉ガイド部材40が配設され、この開閉ガイ
ド部材40は第1図,第5図に示すように上横板41を備え
た縦板42に内・外ガイド板43,44を一体形成し、内ガイ
ド板43と外ガイド板44とに内ガイド溝45と外ガイド溝46
をそれぞれ形成したもので、その内ガイド溝45は内板2
と平行に対して内外方向に斜めとなった左右方向に向う
ようになり、外ガイド溝46は外板3と平行に対して内外
方向に斜めとなった左右方向に向うようになり、その上
横板41が上横板4に固着されて内・外ガイド板43,44は
外板3側から内板2側に向けて下向きに傾斜し、かつ内
ガイド板43が上方に位置していると共に、内ガイド溝45
に内中板20の下端に一体形成した突起部20aが嵌合し、
外ガイド溝46に外内板23の上端に一体形成した突起部23
aが嵌合している。
第1図のように、前記係合片7と、突出片10とには小孔
7a,10aが穿孔されて框本体1内を外気と等圧としてある
と共に、框本体内に浸入した雨水を排水できるようにし
てある。
しかして、摘み33を左右に移動すると内中板20が左右に
移動し、かつ開閉部材32によって下中板23が左右に移動
するので、内・外中板20,23の突起部20a,23aが内・外ガ
イド板43,44の内・外ガイド溝45,46に沿って摺動し、内
・外中板20,23は内・外方向に回動して内通気孔16と外
通気孔19とを開閉する。
これにより、内気と外気とを流通して換気できると共
に、内気や雨水が框本体内部1aに浸入することを防止で
きる。
なお、小孔7a,10aは小さいものであるから雨水が侵入し
たりすることがないと共に、冷暖房エネルギーを損失す
ることがない。
〔考案の効果〕
摘み33を左右に移動することで内中板20と外中板23とを
左右に移動することができ、内・外中板20,23が左右に
移動すると突起部20a,23aが左右ガイド溝45,46に沿って
摺動して内・外中板20,23は内外方向に回動して内・外
通気孔16,19を開閉できる。
したがって、内気と外気とを流通して換気できると共
に、内気が框本体内部1aに浸入して冷暖房エネルギーを
損失したり、雨水が框本体内部1aに浸入したりすること
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図,第2図は第3図
のI−I線、II-II線断面図、第3図は換気用框の室内
側正面図、第4図は室外側正面図、第5図は要部の分解
斜視図である。 1は框本体、1aは框本体内部、2は内板、3は外板、4,
5は上下横板、16は内通気孔、19は外通気孔、20は内中
板、20aは突起部、23は外中板、23aは突起部、32は開閉
部材、33は摘み、43,44は内外ガイド板、45,46は内外ガ
イド溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内板2と外板3と上下横板4,5とで中空形
    状の框本体1を構成し、その内板2に内通気孔16を形成
    すると共に、外板3に外通気孔19を形成し、 前記框本体1の内部1aに内中板20の上下方向一端部を左
    右方向に移動自在で、かつ前記内通気孔16を開放する外
    側位置と閉塞する内側位置に内外方向に回動自在に支承
    し、 前記框本体1の内部1aに外中板23の上下方向一端部を左
    右方向に移動自在で、かつ前記外通気孔19を開放する内
    側位置と閉塞する外側位置に内外方向に回動自在に支承
    し、 前記内板2に摘み33を左右方向に移動自在に設け、この
    摘み33の框本体1内部1aに突出した部分を前記内中板20
    に内外方向に移動自在で左右方向に移動しないように連
    結し、かつその突出部分に開閉部材32を取付け、この開
    閉部材32を前記外中板23に内外方向に移動自在で左右方
    向に移動しないように連結し、 前記框本体1の内部1aに、内外方向に向う内ガイド板43
    と外ガイド板44をそれぞれ取付け、この内ガイド板43と
    外ガイド板44に内板2、外板3と平行に対して内外方向
    に斜めとなった左右方向に向う内ガイド溝45、外ガイド
    溝46をそれぞれ形成し、 前記外ガイド溝46に外中板23の上下方向他端部に設けた
    突起部23aを嵌合し、内ガイド溝45に内中板20の上下方
    向他端部に設けた突起部20aを嵌合したことを特徴とす
    る建具の換気用框。
JP1987014178U 1987-02-04 1987-02-04 建具の換気用框 Expired - Lifetime JPH0729173Y2 (ja)

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JPS63122591U JPS63122591U (ja) 1988-08-09
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