JP6970038B2 - 建具 - Google Patents

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Description

本発明は、室内外を仕切る建具に関する。
従来、枠体および障子で構成される建具において、ガラスを保持する框、例えば上框を換気框で構成した建具が知られている(例えば、特許文献1参照)。換気框は、通常、アルミ形材で構成し、他の框とねじで締結する構成が一般的である。また、特許文献1に記載したように、金属製の室外側部材と、樹脂製の室内側部材とで換気框を構成した建具においても、各框の金属製の室外側部材同士をねじで締結していた。
このような換気框は、内部に通気用の通路を形成するため、他の框に比べて見付け寸法が大きくなる。
特許第5733762号公報
ところで、断熱性能を向上させるために、各框を樹脂製とした樹脂窓においては、上框および下框と、縦框とを溶着して組み立てるため、各框の外形を揃える必要がある。このため、上框を換気框で構成した場合、換気框以外の下框や縦框を、換気框と同じ見付け寸法にして溶着しなければならず、各框の見付け幅が大きくなり、コストが増加するとともに、意匠性が低下するという課題がある。樹脂枠を用いたFIX窓においても同じ課題が生じる。したがって、框や枠を樹脂フレームで構成した建具では、換気装置を組み込むことが困難であった。また、アルミ製のフレームを溶着して框や枠を構成する場合も、同様の課題が生じる。
さらに、換気装置では、空気が流通する換気装置内部を容易にメンテナンスできるようにすることも重要である。
本発明の目的は、フレームを有する建具において、換気装置を容易に組み込むことができ、換気装置内部も簡単にメンテナンスできる建具を提供することにある。
本発明の建具は、複数のフレーム材を溶着して構成される建具枠と、前記建具枠内に配置される面材と、換気装置とを備え、前記換気装置は、換気装置本体と、室外側アタッチメントと、室内側アタッチメントとを備え、前記換気装置本体は、前記複数のフレーム材のうちの少なくとも一つのフレーム材に取り付けられる取付部と、前記面材を保持する面材保持部と、前記取付部および面材保持部間に設けられて、室内側および室外側間で空気を流通させる通気部とを有し、前記室外側アタッチメントは、前記換気装置本体に着脱可能に取り付けられて前記通気部の室外側開口を開閉可能に構成され、前記室内側アタッチメントは、前記換気装置本体に着脱可能に取り付けられて前記通気部の室内側開口を開閉可能に構成されることを特徴とする。
本発明によれば、建具枠を構成するフレーム材に換気装置を取り付けているので、フレーム材に換気装置を組み込む必要が無い。このため、小口を突き合わせて溶着する各フレーム材の見付け幅を小さくできて、コストを低減でき、意匠性も向上できる。また、フレーム材内に換気装置を組み込まないため、フレーム材自体は従来から用いていた框や枠などを利用できる。このため、様々な窓種において換気装置を容易に組み込むことができ、コストも低減できる。
また、換気装置は、面材保持部を備えているので、他のフレーム材と同様に面材を直接保持することができ、別途、面材保持用の部材を設ける必要が無いため、部品点数も減少することができる。
さらに、換気装置の換気装置本体から室外側アタッチメントおよび室内側アタッチメントを取り外すことができるので、換気装置内部を容易に清掃でき、メンテナンス作業を効率化できる。特に、換気装置本体に、フレーム材に取り付けられる取付部と、面材を保持する面材保持部とが設けられ、室外側アタッチメントおよび室内側アタッチメントは、フレーム材への取り付けや、面材の保持には利用されない。このため、換気装置本体をフレーム材に取り付け、かつ、換気装置本体で面材を保持した状態で、各アタッチメントを着脱して換気装置内部を簡単にメンテナンスできる。
本発明の建具において、前記換気装置本体は、前記取付部と、前記面材保持部と、前記取付部および前記面材保持部を連結する連結部とを備えて構成され、前記連結部は、室外側連結片と、室内側連結片とを備えて構成され、前記室外側連結片および前記室内側連結片には、通気孔が形成されていることが好ましい。
本発明によれば、連結部を、室外側連結片と室内側連結片との二重の連結片で構成したので、各連結片間に空間を確保でき、一つの連結片のみで構成された場合に比べて断熱性能を向上できる。
本発明の建具において、前記複数のフレーム材は、前記換気装置が取り付けられるフレーム材と、前記換気装置が取り付けられないフレーム材とを備えて構成され、前記換気装置が取り付けられないフレーム材は、前記面材の室内側を保持する保持片と、前記面材の室外側を保持する押縁が取り付けられる凹溝とを備え、前記換気装置本体の前記面材保持部は、前記面材の室内側を保持する換気装置側保持片と、前記面材の室外側を保持する押縁が取り付けられる換気装置側凹溝とを備えることが好ましい。
本発明によれば、換気装置が取り付けられないフレーム材と、フレーム材に取り付けられた換気装置とは、それぞれ面材の室内側を保持する保持片、換気装置側保持片と、押縁が取り付けられる凹溝、換気装置側凹溝とを備えているので、面材の保持構造を同一にすることができる。このため、押縁も共通化でき、コストを低減できる。
本発明の建具において、前記換気装置は、前記室内側アタッチメントを覆う樹脂製のカバーを備えることが好ましい。
本発明によれば、室内側アタッチメントをアルミニウムなどの金属製で構成した場合でも、樹脂製のカバーで被覆することができ、換気装置の室内意匠を樹脂製のフレーム材と統一感のあるものにでき、建具の室内意匠を向上でき、さらに断熱性能も向上できる。
本発明の建具において、前記室外側アタッチメントおよび前記室内側アタッチメントは、前記換気装置本体に対して、室内側に取り外し可能に構成されていることが好ましい。
本発明によれば、室外側アタッチメントおよび室内側アタッチメントを室内側に取り外すことができるので、作業者は、建具の室外側に移動して作業する必要が無く、換気装置内部のメンテナンスを容易に行うことができる。
本発明に係る建具によれば、フレームを有する建具において、換気装置を容易に組み込むことができ、換気装置内部も簡単にメンテナンスできる。
第1実施形態の建具である引違い窓を示す内観図。 前記引違い窓の上部を示す断面図。 前記引違い窓の換気装置を示す分解斜視図。 前記換気装置を示す拡大断面図。 前記引違い窓の障子の組立手順を示す斜視図。 第2実施形態の建具である引違い窓を示す外観図。 第2実施形態の引違い窓の上部を示す断面図。 本発明の変形例の建具である縦すべり出し窓の上部を示す断面図。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
第1実施形態の引違い窓1は、図1〜3に示すように、建物の躯体5の開口部に設けられる窓枠2と、窓枠2で囲まれた内部に左右方向に引き違い可能に配置された外障子3Aおよび内障子3Bとを備えている。
窓枠2は、上枠21、下枠22および左右の縦枠23、24を四周枠組みすることで構成される。上枠21、下枠22、縦枠23、24は、塩化ビニル樹脂(PVC)等の合成樹脂製の押出形材で構成され、全長に亘って略同一の断面形状を有する。上枠21、下枠22、縦枠23、24の長手方向の端部(小口)は、前記長手方向に対して45度の角度で切断されている。上枠21、下枠22、縦枠23、24は、各小口同士を突き合わせて溶着することで四周枠組みされている。
外障子3Aおよび内障子3Bは、上框31、下框32、縦框(戸先框)33、縦框(召合せ框)34を枠組みした障子枠30と、障子枠30内に組み込まれる面材である複層ガラス35と、換気装置50とを備えている。
上框31、下框32、縦框33、34は、塩化ビニル樹脂(PVC)等の合成樹脂製の押出形材で構成され、全長に亘って略同一の断面形状を有する。上框31、下框32、縦框33、34の長手方向の端部(小口)は、前記長手方向に対して45度の角度で切断され、各小口同士を突き合わせて溶着することで障子枠30が構成されている。したがって、上框31、下框32、縦框33、34が、建具枠である障子枠30を構成するフレーム材である。
換気装置50は、上框31の下面つまり障子枠30の内周面に取り付けられている。
複層ガラス35は、下框32および縦框33、34と、換気装置50とで囲まれた部分に配置されている。
ここで、図1、2に示すように、引違い窓1の上下方向をY軸とし、外障子3A、内障子3Bのスライド移動方向をX軸とし、X軸およびY軸に直交する方向をZ軸とすると、窓枠2(上枠21、下枠22、縦枠23、24)や、外障子3A、内障子3Bの見込み方向は、Z軸方向つまり引違い窓1の室内外方向(奥行き方向)である。また、上枠21、下枠22、上框31、下框32の見付け方向は、Y軸方向つまり上下方向であり、縦枠23、24、縦框33、34の見付け方向は、X軸方向つまり外障子3A、内障子3Bの移動方向(左右方向)である。
上框31は、図2に示すように、本体部311と、室外片部312および室内片部313と、保持片314と、凹溝315とを備える。
本体部311は、複数の中空部(ホロー部)を備え、全体として略角筒状に形成されている。本体部311において、最も大きな中空部には、補強材36が配置されている。
室外片部312および室内片部313は、本体部311の上面(外周面)の室外側端部および室内側端部から上方(外周側)に突設されている。保持片314は、本体部311の下面(内周面)の室内側端部から下方(内周側)に突設されている。凹溝315は、本体部311の下面(内周面)の室外側端部に形成されている。
下框32および縦框(戸先框)33は、上框31と同一の構成とされているため、説明を省略する。
縦框(召合せ框)34は、図示を略すが、上框31および下框32の小口と突き合わせて溶着可能なように、小口の外形が上框31および下框32の小口の外形と一致するように構成されている。また、縦框34において、複層ガラス35を保持する内周側には、上框31等と同様に、保持片や凹溝が形成されている。一方、縦框34の外周側は、室外片部312、室内片部313は形成されておらず、見付け寸法(X軸方向の寸法)が上框31の本体部311および室外片部312の寸法と同程度となる本体部が設けられている。さらに、縦框34は、召合せ框であるため、煙返しなどの召合せ框に必要な構造や部品が設けられている。
換気装置50は、図2〜4に示すように、換気装置本体60と、室外側アタッチメント70と、室内側アタッチメント80と、カバー90と、キャップ100とを備える。
換気装置本体60は、上框31の長手方向(X軸方向)に沿って長尺とされた塩化ビニル樹脂(PVC)等の合成樹脂製の押出形材である。換気装置本体60は、図4に示すように、取付部61と、面材保持部62と、連結部63とを備えて構成される。
取付部61は、室外側中空部611と、室内側中空部612と、取付片613と、当接部614とを備えている。室外側中空部611は、上下に並んだ2つの中空部を備えて略角筒形状に構成され、室内側中空部612よりも上下方向(Y軸方向)の寸法が大きくされている。
室内側中空部612は、室外側中空部611の室内側に設けられて略角筒形状に形成されている。図2に示すように、室内側中空部612の室内面の下端部は、上框31の保持片314に当接されている。したがって、室内側中空部612の室内面によって、保持片314に当接する当接部614が構成されている。室内側中空部612の長手方向の端部には、図3にも示すように、キャップ100の固定に用いられる裏板616が挿入されてネジ止めされている。
取付片613は、室外側中空部611から上方(上框31側)に突設されて上框31の凹溝315に嵌め込まれており、これにより換気装置50は上框31に取り付けられている。
面材保持部62は、図4に示すように、室外側中空部621と、室内側中空部622と、室外側壁部623と、換気装置側保持片である保持片624と、換気装置側凹溝である凹溝625とを備えている。室外側中空部621は略角筒形状に形成され、その長手方向の端部には、図3にも示すように、キャップ100の固定に用いられる裏板626が挿入されてネジ止めされている。
室内側中空部622は、扁平な略角筒形状に形成され、室外側中空部621の下面から室内側に連続して設けられている。
室外側壁部623は、室外側中空部621の下面の室外側端部から下方に延出され、その下端位置は室内側中空部622の下面と同じ位置とされている。
保持片624は、室内側中空部622の下面の室内側端部から下方に延出されている。凹溝625は、室外側壁部623および室内側中空部622間に形成されている。
換気装置本体60の下面部の形状や寸法、具体的には、室外側壁部623、室内側中空部622、保持片624、凹溝625において下面(内周面)側に露出している部分の形状や寸法は、上框31、下框32、縦框33、34の内周面の露出部分と同じものとされている。このため、上框31に取り付けられた換気装置50は、下框32、縦框33、34と同じ構造で複層ガラス35を保持することができる。
連結部63は、室外側中空部611および室外側中空部621の室内側端部間を連結する室内側連結片631と、室内側連結片631の室外側に平行に配置されて室外側中空部611および室外側中空部621の対向面間を連結する室外側連結片632とを備える。したがって、連結部63は、室外側中空部611、室外側中空部621、室内側連結片631、室外側連結片632で囲まれる空間を備えている。
室内側連結片631、室外側連結片632には、図3,4に示すように、連結部63の室外側および室内側を連通する通気孔633、634が、換気装置本体60の長手方向(X軸方向)に沿って一定間隔で複数形成されている。さらに、室内側連結片631、室外側連結片632の一方の端部側には、後述する室外側連結部材75や室内側連結部845が配置されるガイド穴635が形成されている。
図4に示すように、室外側中空部611の下面および室外側中空部621の上面には、
室外側アタッチメント70が係合する突条部617、627が形成され、室内側中空部612の下面および室内側中空部622の上面には室内側アタッチメント80が係合する突条部618、628が形成されている。
室外側アタッチメント70は、アタッチメント本体71および室外側作動板72を備える。アタッチメント本体71および室外側作動板72は、それぞれ換気装置本体60の長手方向(X軸方向)に沿って長尺とされたアルミニウム等の金属製の押出形材である。
アタッチメント本体71は、連結部63の室外側に配置されて突条部617、627に係合することで、室外側中空部611および室外側中空部621間の空間を塞ぐように取り付けられている。さらに、図3に示すように、室内側から換気装置本体60を介してアタッチメント本体71のブラケット711にねじ込まれたネジ73によって取り付けられている。このネジ73は、後述するように、カバー90および室内側アタッチメント80を取り外すことで、室内側に露出し、室内側から取り外すことができる。
アタッチメント本体71には、図4に示すように、アタッチメント本体71の室内外を連通する通気孔713が、換気装置本体60の長手方向(X軸方向)に沿って一定間隔で複数形成されている。
室外側作動板72は、アタッチメント本体71の室内側に沿って配置され、アタッチメント本体71の長手方向(X軸方向)に沿ってスライド移動可能に案内されている。室外側作動板72には、アタッチメント本体71と同様に、室外側作動板72の室内外を連通する通気孔723が、図3に示すように、長手方向(X軸方向)に沿って一定間隔で複数形成されている。各通気孔723間の部分は、後述するように通気孔713を塞ぐことが可能な閉鎖壁724とされている。
室外側作動板72の長手方向の端部近傍には、室外側連結部材75が取り付けられている。この室外側連結部材75は、換気装置本体60のガイド穴635を介して室内側連結部845に接続される。室内側連結部845は後述する操作ツマミ85に連結されており、操作ツマミ85を換気装置50の長手方向(X軸方向)に沿って左右にスライド移動させると、室内側連結部845および室外側連結部材75を介して室外側作動板72も左右に移動する。
操作ツマミ85の開操作によって室外側作動板72が前記長手方向に沿った第一方向に移動した場合には、アタッチメント本体71の通気孔713と室外側作動板72の通気孔723との位置が室内外方向に揃い、各通気孔713、723を通して通気が可能とされている。
一方、操作ツマミ85の閉操作によって室外側作動板72が前記第一方向とは逆方向の第二方向に移動した場合には、アタッチメント本体71の通気孔713を室外側作動板72の閉鎖壁724で塞ぎ、通気孔713を介した通気が遮断されるようにされている。
室内側アタッチメント80は、図4に示すように、アタッチメント本体81と、室内側作動板82と、端部部材83と、ガイド部材84と、操作ツマミ85(図3参照)とを備える。
アタッチメント本体81は、換気装置本体60の長手方向(X軸方向)に沿って長尺に形成されたアルミニウム等の金属製の押出形材である。アタッチメント本体81は、連結部63の室内側に配置されて突条部618、628に係合することで、室内側中空部612および室内側中空部622間の空間を塞ぐように取り付けられている。さらに、アタッチメント本体81は、図3に示すように、カバー90を取り外すことで室内側に露出するネジ87によって、キャップ100を介して換気装置本体60に取り付けられている。
アタッチメント本体81は、図4に示すように、軸支部811と、ベース部812と、軸支部811およびベース部812間を連結する連結壁部813とを備えている。軸支部811は、室内側作動板82の上端部に設けられた軸部821を回動自在に軸支する。
ベース部812は、ガイド部材84をスライド移動可能に案内する。
連結壁部813には、アタッチメント本体81の室内外を連通する通気孔815が、室内側アタッチメント80の長手方向(X軸方向)に沿って一定間隔で複数形成されている。連結壁部813の室内側には、図3,4に示すように、前記通気孔815を覆うように長尺のフィルター816が、面ファスナーなどを用いて着脱可能に貼られている。フィルター816は、換気装置50を通る気流中の塵埃等を捕集するためのものであり、不織布、フェルト、綿などによってシート状に形成されている。
アタッチメント本体81には、ツマミカバー86が取り付けられている。ツマミカバー86は、フィルター816の長手方向の端部に隣り合う位置に取り付けられている。
室内側作動板82は、アルミニウムなどの金属製部材であり、図4に示すように、軸支部811に嵌合する断面円形状の軸部821が上縁に形成され、軸部821の軸心を中心として回動可能に構成されている。室内側作動板82の下端部には、室内外方向にそれぞれ突片が突出されている。
室内側作動板82の長手方向の端部には、前記突片に嵌合する合成樹脂製の端部部材83が設けられている。端部部材83の下面にはガイドピン831が突設され、ガイド部材84に案内されている。
室内側作動板82の室内面には、長手方向の両端部と、長手方向に沿った下端部とに気密材822が取り付けられている。
ガイド部材84は、操作ツマミ85が固定されている。操作ツマミ85は、ツマミカバー86で案内され、X軸方向に沿った第一方向および第二方向に移動可能に設けられている。
ガイド部材84は、前記ガイドピン831を案内する案内溝841が形成されている。案内溝841は、X−Y平面においてX軸およびY軸に対して斜めに形成され、操作ツマミ85の操作でガイド部材84がX軸方向に沿った第一方向(開操作方向)に移動した際に、ガイドピン831を室外側に案内し、第一方向とは逆方向である第二方向(閉操作方向)に移動した際に、ガイドピン831を室内側に案内する。
ガイド部材84は、室外側連結部材75に嵌合される室内側連結部845を備えている。室外側連結部材75および室内側連結部845は、連結部63に形成されたガイド穴635を介して嵌合され、室外側連結部材75およびガイド部材84は操作ツマミ85によって一体に移動する。
操作ツマミ85を閉操作方向に移動すると、室内側作動板82は、下端部が室内側に移動するように回動し、気密材822が連結壁部813に密着する。通気孔815は、室内側作動板82で閉じられ、通気も遮断され、室内側アタッチメント80の通気孔815は閉鎖される。
この際、ガイド部材84とともに室外側連結部材75も第二方向(閉操作方向)に移動し、アタッチメント本体71の通気孔713は室外側作動板72の閉鎖壁724で塞がれ、室外側アタッチメント70の通気孔713も閉鎖される。
操作ツマミ85を開操作方向に移動すると、室内側作動板82は、下端部が室外側に移動するように回動し、気密材822も連結壁部813から離れるため、室内側アタッチメント80の通気孔815は開口され、通気が可能となる。
この際、ガイド部材84とともに室外側連結部材75も第一方向(開操作方向)に移動し、アタッチメント本体71の通気孔713は室外側作動板72の通気孔723と室内外方向に重なり、室外側アタッチメント70の通気孔713も開口される。
カバー90は、合成樹脂製とされ、図3,4に示すように、ツマミカバー86が配置される開口91と、フィルター816に対向する位置に設けられた複数のスリット92とが形成されている。
カバー90の室外面には、室内側アタッチメント80に係合する爪部93と、換気装置本体60の保持片624の下端部に係合する爪部94とを備える。このため、カバー90は、室内側アタッチメント80および換気装置本体60にスナップイン方式で着脱可能に取り付けられ、これらの室内側露出面を被覆する。このため、カバー90は、アタッチメント本体81の室内面に取り付けられたフィルター816が室内側に露出しないように被覆するフィルターカバーとして機能する。さらに、換気装置本体60や室内側アタッチメント80と、カバー90との対向面に面ファスナーを接着し、面ファスナーも併用してカバー90を着脱可能としてもよい。
キャップ100は、裏板616、626にねじ込まれるネジ101によって、換気装置本体60、室外側アタッチメント70、室内側アタッチメント80の長手方向の端部に取り付けられ、端部開口を塞いでいる。
したがって、本実施形態では、換気装置50の室内側および室外側間で空気を流通させる通気部65は、室外側中空部611、室外側中空部621およびキャップ100で区画される室外側空間と、室内側連結片631、室外側連結片632およびキャップ100で区画される空間と、室内側中空部612、室内側中空部622およびキャップ100で区画される室内側空間と、これらの各空間を連通する通気孔633、634とで構成される。そして、室外側アタッチメント70は、通気部65の室外側開口を開閉可能に構成され、室内側アタッチメント80は、通気部65の室内側開口を開閉可能に構成されている。
次に、換気装置50が取り付けられる外障子3A、内障子3Bの組立方法について、図5を参照して説明する。
予め障子枠30および換気装置50を組み立てておく。障子枠30は、上框31、下框32、縦框33、34の小口同士を突き合わせて溶着して枠組みする。換気装置50は、換気装置本体60、室外側アタッチメント70、室内側アタッチメント80、カバー90、キャップ100を、ネジなどを用いて組み立てる。
次に、障子枠30の縦框33、34間に換気装置50を配置し、この換気装置50を縦框33、34に沿って上方に移動する。そして、換気装置本体60の取付片613を上框31の凹溝315に嵌め込んで、換気装置50を上框31の下面に取り付ける。
次に、下框32、縦框33、34、換気装置50の保持片314、624に接着剤45を塗布し(図2参照)、複層ガラス35を保持片314、624に接着した後、押縁40の取付片41を下框32、縦框33、34、換気装置50の凹溝315、625に挿入する。これにより、複層ガラス35は、各保持片314、624および押縁40で保持される。以上により、外障子3A、内障子3Bを組み立てることができる。
次に、換気装置50のメンテナンス方法について説明する。
カバー90を取り外すと、フィルター816が室内側に露出するため、フィルター816は容易に清掃できる。また、フィルター816は、面ファスナーなどで着脱可能であるため、フィルター816を外して洗浄したり、交換することも容易に行える。
さらに、室内側アタッチメント80を固定しているネジ87が室内側に露出するため、ネジ87を外すことで、室内側アタッチメント80を取り外すことができる。また、室内側アタッチメント80を換気装置本体60から取り外せば、室外側アタッチメント70を固定しているネジ73が室内側に露出するため、ネジ73を外すことで室外側アタッチメント70を取り外すことができる。
このため、室外側アタッチメント70、室内側アタッチメント80を、換気装置本体60から取り外して、修理、交換することができる。したがって、室外側作動板72や室内側作動板82等の可動部品を有する室外側アタッチメント70、室内側アタッチメント80に破損などが生じても、新品に交換でき、メンテナンス作業を容易に行うことができる。
このような本実施形態によれば、次のような効果がある。
換気装置50を上框31の下面に取り付けているので、上框31を含む障子枠30は換気装置50を設けない引違い窓1と同じ部品を用いることができる。このため、上框31を専用の換気框で構成する場合に比べて、上框31つまりは障子枠30の見付け寸法を小さくできて、意匠性を向上でき、コストも低減できる。
また、上框31において、通常は押縁40が取り付けられる凹溝315を利用して換気装置50を取り付けているので、上框31に換気装置50を取り付けるための新規な構造を設ける必要が無く、換気装置50の取付構造を簡略化できる。
さらに、換気装置50は、下框32、縦框33、34と同じ構造の面材保持部62を備えているので、保持片624および押縁40を用いて複層ガラス35を保持することができ、複層ガラス35を保持するために部品を別途設ける必要が無いため、部品点数を少なくできる。
換気装置50は、上框31に取り付けられ、かつ、複層ガラス35を保持する換気装置本体60と、換気装置本体60に着脱可能に取り付けられた室外側アタッチメント70、室内側アタッチメント80を備えている。このため、室外側アタッチメント70や室内側アタッチメント80を取り外すだけで、換気装置本体60を上框31や複層ガラス35から取り外すことなく、換気装置50内部のメンテナンスを行うことができる。特に、通気部65を開閉する可動部品である室外側作動板72や、室内側作動板82は、室外側アタッチメント70や室内側アタッチメント80を取り外すことで、交換や修理などのメンテナンスを容易に行うことができる。
その上、室外側アタッチメント70、室内側アタッチメント80は、カバー90や室内側アタッチメント80を取り外すことで室内側に露出するネジ87、73で取り付けられているので、室内側からの簡単な作業で取り外すことができ、この点でもメンテナンス性を向上できる。
さらに、換気装置50でメンテナンス頻度が高くなるフィルター816は、カバー90を外すだけで清掃が可能であるため、定期的なメンテナンス作業もきわめて容易に行え、引違い窓1を利用しているユーザーが容易に清掃することができる。その上、フィルター816は、面ファスナーなどでアタッチメント本体81から取り外すことができるので、容易に洗浄したり、交換することができる。
本実施形態の換気装置50は外障子3A、内障子3Bに設けられているので、換気装置が組み込まれていない障子を用いている引違い窓1であっても、障子3A,3Bを換気装置50付きの障子3A,3Bに交換するだけで換気機能を追加することができる。このため、窓枠に換気装置を設ける場合に比べて、簡単なリフォーム作業で換気機能を有する引違い窓1とすることができる。したがって、引違い窓1を有する建物を、障子交換のみで第3種換気設備対応とすることができる。
換気装置50は、樹脂製の換気装置本体60を主要構成とし、室内外に連続する金属部品が無いため、断熱性能を向上できる。また、換気装置本体60や室内側アタッチメント80の室内面を樹脂製のカバー90で覆っているので、断熱性能を向上でき、かつ、合成樹脂製の障子枠30の内観と統一感のある内観意匠とすることができる。
さらに、換気装置本体60の連結部63を、室内側連結片631、室外側連結片632の2つの連結片で構成し、これらの連結片631、632間の空間を含んで換気装置50の通気部65を構成したので、特に、室外側アタッチメント70、室内側アタッチメント80が閉鎖されている場合に、通気部65の断熱性能を向上できる。
換気装置本体60は、取付部61、面材保持部62に複数の中空部を設け、さらに連結部63は2つの連結片631、632で構成したので、強度を確保でき、見込み寸法(Z軸方向の寸法)を上框31と同じスリムな寸法とすることができる。
さらに、室外側作動板72はX軸方向にスライドするため、室外側アタッチメント70の見込み寸法を小さくできる。このため、換気装置本体60において連結部63の見込み方向の位置を室外側にずらして設けることができ、連結部63から室内側の空間を広く形成できる。したがって、室内側アタッチメント80の室内側作動板82が室外側に回動する空間を確保しつつ、換気装置50の見込み寸法を小さくすることができる。
次に、第2実施形態の引違い窓1Aについて、図6,7を参照して説明する。
図6は、引違い窓1Aの外観姿図であり、図7は引違い窓1Aの上部を示す断面図である。なお、引違い窓1Aにおいて、第1実施形態の引違い窓1と同じ構成には同一符号を付し、説明を省略する。
引違い窓1Aは、換気装置50Aの室外側アタッチメント70Aを室内側に取り外すことができるように構成されている点が、第1実施形態と相違する。
換気装置50Aは、換気装置本体60Aと、室外側アタッチメント70Aと、室内側アタッチメント80Aと、カバー90と、図示略のキャップとを備える。
換気装置本体60Aは、第1実施形態の換気装置本体60と同様に、取付部61と、面材保持部62と、連結部63とを備えている。取付部61および面材保持部62間には、通気部65が形成されている。連結部63の室外側連結片632は、取付部61および面材保持部62の室外面に連続して形成されている。この室外側連結片632には、図6に示すように、複数のスリット636が形成されている。
室外側連結片632の室内側には、室外側アタッチメント70Aが配置される。室外側アタッチメント70Aは、第1実施形態の室外側アタッチメント70と同様に、通気孔713を有するアタッチメント本体71と、通気孔723を有する室外側作動板72とを備える。通気孔713は、スリット636に合わせて形成されている。すなわち、通気孔713は、スリット636と開口面積、サイズがほぼ同じであり、見込み方向に重なる位置に設けられ、通気部65に連通している。この通気孔713は、第1実施形態と同じく、図示略の室外側連結部材、室内側連結部を介して操作ツマミに連結された室外側作動板72を、換気装置50の長手方向(X軸方向)に沿ってスライド移動させることで、開閉される。したがって、室外側アタッチメント70Aは、通気部65の室外側開口を開閉する。
ここで、第1実施形態の室外側アタッチメント70は、換気装置本体60に対して室外側に取り外し可能に取り付けられている。一方、第2実施形態の室外側アタッチメント70Aは、換気装置本体60Aに対して、室内側に取り外し可能に取り付けられている。
室内側アタッチメント80Aは、第1実施形態の室内側アタッチメント80と同様に、通気部65に連通可能な通気孔815が形成されたアタッチメント本体81と、アタッチメント本体81に対して回動自在に取り付けられた室内側作動板82と、図示略の端部部材、ガイド部材、操作ツマミとを備えている。室内側作動板82は、操作ツマミの開閉操作によって、下端部が室外側および室内側に移動し、アタッチメント本体81の通気孔815を開閉できる。したがって、室内側アタッチメント80Aは、通気部65の室内側開口を開閉する。
室内側アタッチメント80Aは、第1実施形態の室内側アタッチメント80と同じく、換気装置本体60に対して室内側に取り外し可能に取り付けられている。
このような第2実施形態によれば、前記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。さらに、室内側アタッチメント80Aに加えて室外側アタッチメント70Aも室内側に取り外すことができるので、作業者は、各アタッチメント70A,80Aを取り外してメンテナンスする場合に、引違い窓1Aの室外側に移動して作業する必要が無く、換気装置50A内部のメンテナンスを容易に行うことができる。
また、室外側アタッチメント70Aが室外面に露出しないため、換気装置50Aの外観意匠を向上できる。すなわち、換気装置50Aにおいて、室外側に露出するのは、換気装置本体60Aであり、室外側アタッチメント70Aは室外側連結片632で覆われているので、図6に示すようにスリット636が形成された換気装置本体60Aのみが室外側に露出する。したがって、換気装置本体60Aおよび室外側アタッチメント70Aが室外側に露出する場合と比較して、換気装置50Aの外観意匠を向上できる。
本発明は、以上の実施形態で説明した構成のものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形例は、本発明に含まれる。
換気装置50、50Aは、引違い窓1、1Aの障子3A,3Bに組み込まれるものに限定されず、図8に示す縦すべり出し窓4の障子400に組み込むこともでき、さらに、すべり出し窓や、上げ下げ窓等の各種障子に組み込むことができる。この際、各框の保持片314や、押縁取付用の凹溝315を用いて換気装置50、50Aを組み込むため、同じ複層ガラス35を保持するために、保持片314および凹溝315間の見込み寸法が同じ障子であれば、同一種類の換気装置50、50Aを各種障子に組み込むことができ、換気装置50、50Aの種類も少なくできる。
また、換気装置50、50Aは、上框31の下面に取り付けられるものに限定されず、下框32の上面や、縦框33、34の内周面に取り付けることもできる。換気装置50、50Aは、FIX窓の窓枠に取り付けることもできる。
さらに、換気装置50、50Aは、必要に応じて、1つの障子やFIX窓の窓枠において、複数のフレーム材に取り付けることができる。例えば、障子において、上框31および下框32にそれぞれ換気装置50、50Aを取り付けてもよく、建具枠の少なくとも一つのフレーム材に換気装置50、50Aを取り付ければ良い。
換気装置50、50Aは、前記実施形態の構成に限定されない。例えば、換気装置本体60、60Aを、取付部61と、面材保持部62との2部材で構成し、これらの部材を、キャップ100や、室外側アタッチメント70、70A、室内側アタッチメント80、80Aを用いて連結する構成としてもよい。この場合、分離された取付部61および面材保持部62間の空間で通気部65が構成される。
室内側アタッチメント80、80Aの構成は、前記実施形態のものに限定されず、例えば、室内側作動板82がスライド移動するものでもよく、通気部65の室内側開口を開閉できるものであればよい。
換気装置本体60、60Aの連結部63は、1つの連結片のみで構成されるものでもよいし、3本以上の連結片を備えて構成されるものでもよい。
換気装置50、50Aを上框31等に取り付ける構造としては、前記実施形態に限定されず、ネジ、リベット等の締結具や接着剤等を用いて取り付けてもよい。
カバー90は前記実施形態の構成に限定されず、例えば、室内側アタッチメント80、80Aのみをカバーする構成としてもよい。さらに、換気装置50、50Aの配置箇所が利用者から視認されにくい場所である場合には、カバー90を設けなくても良い。
本発明は、框や枠を樹脂フレームで構成した建具に限定されず、框や枠をアルミ形材などの超音波などによる溶着が可能な金属フレームで構成した建具にも適用できる。
1、1A…引違い窓、3A…外障子、3B…内障子、30…建具枠である障子枠、31…フレーム材である上框、32…フレーム材である下框、33、34…フレーム材である縦框、35…面材である複層ガラス、40…押縁、50、50A…換気装置、60、60A…換気装置本体、61…取付部、62…面材保持部、63…連結部、65…通気部、70、70A…室外側アタッチメント、71…アタッチメント本体、72…室外側作動板、73…ネジ、75…室外側連結部材、80、80A…室内側アタッチメント、81…アタッチメント本体、82…室内側作動板、83…端部部材、84…ガイド部材、85…操作ツマミ、86…ツマミカバー、87…ネジ、90…カバー、100…キャップ、300…障子、314…保持片、315…凹溝、613…取付片、614…当接部、624…換気装置側保持片である保持片、625…換気装置側凹溝である凹溝、631…室内側連結片、632…室外側連結片、633、634…通気孔、713、723…通気孔、815…通気孔、816…フィルター、845…室内側連結部。

Claims (5)

  1. 複数のフレーム材を溶着して構成される建具枠と、
    前記建具枠内に配置される面材と、
    換気装置とを備え、
    前記換気装置は、換気装置本体と、室外側アタッチメントと、室内側アタッチメントとを備え、
    前記換気装置本体は、
    前記複数のフレーム材のうちの少なくとも一つのフレーム材に取り付けられる取付部と、
    前記面材を保持する面材保持部と、
    前記取付部および面材保持部間に設けられて、室内側および室外側間で空気を流通させる通気部とを有し、
    前記室外側アタッチメントは、前記換気装置本体に着脱可能に取り付けられて前記通気部の室外側開口を開閉可能に構成され、
    前記室内側アタッチメントは、前記換気装置本体に着脱可能に取り付けられて前記通気部の室内側開口を開閉可能に構成される
    ことを特徴とする建具。
  2. 請求項1に記載の建具において、
    前記換気装置本体は、前記取付部と、前記面材保持部と、前記取付部および前記面材保持部を連結する連結部とを備えて構成され、
    前記連結部は、室外側連結片と、室内側連結片とを備えて構成され、前記室外側連結片および前記室内側連結片には、通気孔が形成されている
    ことを特徴とする建具。
  3. 請求項1または請求項2に記載の建具において、
    前記複数のフレーム材は、前記換気装置が取り付けられるフレーム材と、前記換気装置が取り付けられないフレーム材とを備えて構成され、
    前記換気装置が取り付けられないフレーム材は、前記面材の室内側を保持する保持片と、前記面材の室外側を保持する押縁が取り付けられる凹溝とを備え、
    前記換気装置本体の前記面材保持部は、前記面材の室内側を保持する換気装置側保持片と、前記面材の室外側を保持する押縁が取り付けられる換気装置側凹溝とを備える
    ことを特徴とする建具。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の建具において、
    前記換気装置は、
    前記室内側アタッチメントを覆う樹脂製のカバーを備える
    ことを特徴とする建具。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の建具において、
    前記室外側アタッチメントおよび前記室内側アタッチメントは、前記換気装置本体に対して、室内側に取り外し可能に構成されている
    ことを特徴とする建具。
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