JPH09243121A - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JPH09243121A
JPH09243121A JP8066196A JP8066196A JPH09243121A JP H09243121 A JPH09243121 A JP H09243121A JP 8066196 A JP8066196 A JP 8066196A JP 8066196 A JP8066196 A JP 8066196A JP H09243121 A JPH09243121 A JP H09243121A
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actuating
opening
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Yoshiyuki Tanaka
義之 田中
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Sahara Buresu Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断熱性が十分に得られ、内側本体に結露が生
じない換気装置を提供する。 【解決手段】 アルミ型材からなる内側本体10と外側
本体20は、幅方向に対峙する一対の樹脂製ブリッジ3
3,34(連結部材)と、長手方向に対峙する一対の樹
脂製キャップ(連結部材)により、離間対峙した状態で
連結されている。本体10,20とブリッジ33,34
とキャップにより、内部空間35が形成されている。内
部空間35には、第一作動板40と第二作動板50が収
容されている。作動板40,50は、操作つまみ70の
操作で、本体10,20の換気口12,22を同時に開
いたり、閉じたりする。この閉じ状態で、内部空間35
が密封される。第一作動板40は、カム部材60による
カム作用により、長手方向のスライドに伴って揺動して
換気口12を開閉する。第二作動板50は単にスライド
することにより、換気口22を開閉する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サッシ戸などに取
り付けられ、操作つまみのスライド操作で換気口の開閉
を行なえるようにした換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から知られるサッシ戸取付け型の換
気装置は、サッシ戸の上縁部または下縁部に設置される
よう細長い構造を有しており、この換気装置によってサ
ッシ戸を閉めたままで室内の自然換気を行なえるように
なっている。
【0003】一般的な換気装置は、室内に臨む前壁に換
気口と操作窓を形成してなる本体と、前壁の裏側に配置
され換気口を開閉する作動板と、前壁の操作窓に収容さ
れ本体の長手方向にスライド可能な操作つまみとを備え
ている。この操作つまみのスライドに伴い作動板による
換気口の開閉動作が行なわれる。本体の裏側には、上記
作動板を覆う背板が取り付けられている。この背板に
は、通気口が形成されている。これら本体および背板
は、アルミ型材等の金属により形成されている。
【0004】上述した従来の換気装置では、寒い季節
に、外気に面する背板が冷やされ、本体の熱がこの背板
によって奪われため、本体の前壁の温度が低くなる。こ
の本体の前壁に暖かい空気が接することにより、結露が
生じるという問題があった。
【0005】上記問題に対して、実公平6−40872
号公報に開示された換気装置は、互いに離れて対峙する
細長い前側本体と後側本体とを備えている。これら本体
は、長手方向に対峙する一対の樹脂製の連結部材と幅方
向に対峙する一対の樹脂製連結部材により、離間対峙し
て連結されている。前側本体と後側本体とこれら連結部
材により、内部空間が形成されている。前側本体と後側
本体には換気口が形成されており、これら換気口は、第
一,第二の作動板により開閉されるようになっている。
これら作動板は、それぞれ前側本体,後側本体に沿って
スライド可能に支持されており、通気口を有している。
これら第一,第二の作動板が、操作つまみの開き操作位
置に対応するスライド位置にある時、それぞれの通気口
が対応する本体の換気口に重なった位置にあるため、換
気を行えるようになっている。また、これら第一,第二
の作動板が操作つまみの閉じ操作位置に対応するスライ
ド位置にある時、それぞれの通気口が対応する本体の換
気口からずれた位置にあるため、これら換気口が塞がれ
ており、上記内部空間が密閉空間となっている。
【0006】上記換気装置の閉じ状態において、外側本
体と内側本体とは、樹脂製連結部材により熱的に遮断さ
れており、また、密閉された内部空間内の空気も断熱層
として働く。そのため、冷えた外側本体が内側本体から
熱を奪わないので、前側本体への結露を防止している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記構成では、第一,
第二の作動板が、スライドすることにより開閉動作を行
うようになっており、これら作動板と前側本体,後側本
体との密着性は必ずしも良好ではない。そのため、これ
ら作動板間にゴム製の弾性部材を介在させ、この弾性部
材の弾性力を利用して作動板と本体との間の密着性を高
め、ひいては内部空間の密閉性を確保している。しか
し、この弾性部材は、経時劣化しやすく、長期間使用に
より内部空間の密閉性が悪化し、前側本体に結露を招く
ことがあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、
(イ)室内に臨み換気口と操作窓とを形成してなる細長
い金属製の内側本体と、(ロ)室外に臨み換気口を形成
してなる細長い金属製の外側本体と、(ハ)上記内側本
体と外側本体を互いに離間対峙させた状態で連結すると
ともに、これら内側本体,外側本体と協働して内部空間
を構成するように、長手方向に対峙して配置された一対
の樹脂製連結部材および幅方向に対峙して配置された一
対の樹脂製連結部材と、(ニ)上記内部空間に収容さ
れ、上記内側本体の換気口を開閉する細長い第一の作動
板と、(ホ)上記内部空間に収容され、上記外側本体の
換気口を開閉する細長い第二の作動板と、(ヘ)上記操
作窓に上記本体の長手方向に沿ってスライド可能に収容
されるとともに上記第一,第二の作動板と連携され、上
記スライドに伴う閉じ操作位置で上記第一および第二の
作動板を閉じ状態にするとともに、開き操作位置で上記
第一および第二の作動板を開き状態にする操作つまみ
と、を備えた換気装置において、上記第一作動板,第二
作動板のうち少なくとも一方が幅方向の一側縁に軸部を
有しており、この軸部が、上記内側本体と外側本体のう
ち対応する本体に形成された軸受に挿入されることによ
り、当該作動板が当該本体の長手方向にスライド可能で
あるとともに揺動可能に支持されており、当該作動板は
軸部とは反対側にカムフォロアを有し、このカムフォロ
アが上記内部空間に配置されたカム部材と係合してお
り、当該作動板は、上記スライドに伴いカムフォロアと
カム部材のカム作用により、当該本体に接した閉じ位置
と、当該本体から離れた開き位置との間で揺動すること
を特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載の換気
装置において、上記第一作動板が、上記カム部材とカム
フォロアのカム作用により内側本体に対して揺動して、
内側本体の換気口を開閉するようになっており、上記第
二作動板は、上記外側本体の換気口に対応した通気口を
有するとともに上記外側本体に沿いその長手方向にスラ
イド可能に支持されており、第二作動板が上記操作つま
みの閉じ操作位置に対応したスライド位置にある時に、
その通気口が外側本体の換気口からずれて位置し、第二
作動板が上記操作つまみの開き操作位置に対応したスラ
イド位置にある時に、その通気口が外側本体の換気口と
一致した位置にあることを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、請求項1の(イ)〜
(ヘ)の構成を備えた換気装置において、さらに、仕切
り板と第三作動板を備え、この仕切り板は、上記内部空
間を室内側と室外側の2つの空間部分に仕切るととも
に、両空間部分を連通させるための換気口を有し、第三
作動板は、上記操作つまみに連携され、操作つまみが開
き操作位置にある時に仕切り板の換気口を開き、操作つ
まみが閉じ操作位置にある時に仕切り板の換気口を閉じ
ることを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、請求項3に記載の換気
装置において、上記第一,第二,第三作動板は、それぞ
れ、内側本体,外側本体,仕切り板に沿いその長手方向
にスライド可能に支持されるとともに、内側本体,外側
本体,仕切り板の換気口に対応した通気口を有してお
り、第一,第二,第三作動板が上記操作つまみの閉じ操
作位置に対応したスライド位置にある時に、その通気口
が対応する換気口からずれて位置し、第一,第二,第三
作動板が上記操作つまみの開き操作位置に対応したスラ
イド位置にある時に、その通気口が対応する換気口と重
なる位置にあることを特徴とする。請求項5の発明は、
請求項3または4に記載の換気装置において、幅方向に
離間対峙する上記一対の連結部材に、上記仕切り板と第
三作動板が支持され、内側本体,外側本体から離れてい
ることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態を図
1〜図5に基づき詳細に説明する。図1に最も良く示さ
れているように、換気装置は、アルミ型材等の金属から
なる内側本体10と外側本体20を備えている。これら
本体10,20は、左右方向に細長い板形状に形成され
ており、垂直をなして前後に対峙している。
【0013】図2に示すように、内側本体10は、中央
部に左右方向に細長い操作窓11を有し、この操作窓1
1の左右部に、多数のスリット形状の換気口12を有し
ている。図3に示すように、外側本体20は、左右に等
間隔をなして多数の換気口22を有している。
【0014】内側本体10と外側本体20の左右両端部
(長手方向両端部)は、樹脂製のキャップ31,32
(連結部材)に嵌め込まれ、互いに離れた状態で連結さ
れている。また、内側本体10と外側本体20の上下部
(幅方向両端部)は、樹脂製のブリッジ33,34(連
結部材)により連結されている。そして、これら本体1
0,20,キャップ31,32,ブリッジ33,34に
より、内部空間35が形成されている。
【0015】上記ブリッジ33,34と本体10,20
との連結構造について説明する。図4に示されているよ
うに、上側のブリッジ33は、硬質樹脂製の板形状のブ
リッジ本体33aと、このブリッジ本体33aの下面に
形成された軟質樹脂層33bとを有している。ブリッジ
本体33aの幅方向の両側縁部(前縁部と後縁部)は、
幅方向外方向に向かって徐々に厚肉となるように、その
上下面が傾斜している。
【0016】他方、内側本体1の上端部の後面には、一
対の突起13a,13bが形成されており、これら突起
13a,13b間に、上記スライド33の両側縁部に合
致した断面形状の嵌合溝13cが形成されている。外側
本体1の上端部の前面にも同様の突起23a,23bが
形成され、これら突起23a,23b間にも嵌合溝23
cが形成されている。
【0017】上記ブリッジ33の両側縁部をその長手方
向から本体10の嵌合溝13c,23cに嵌め込むこと
により、本体10,20の上端部がブリッジ33を介し
て連結される。この後で、ローラ等により、上側の突起
13a,23aに押圧力を付与することにより、これら
突起13a,23aを下方に向かって若干量変形させ
る。これにより、軟質樹脂層33bを圧縮変形させ、ブ
リッジ33と本体10,20との間のシール性を向上さ
せる。
【0018】上記と同様に、内側本体10と外側本体2
0の下端から所定距離上方において、突起14a,14
b,突起24a,24bがそれぞれ形成されている。ま
た、下側のブリッジ34も上側ブリッジ33と同様に、
硬質樹脂製の板形状のブリッジ本体34aとその上面に
形成された軟質樹脂層34bとを有している。このブリ
ッジ34の厚肉の両側縁部を本体10,20の嵌合溝1
4c,24cに嵌合した状態で、ローラで下側の突起1
4b,24bを上方へ押し上げることにより、シール性
を高めている。
【0019】さらに上記換気装置は、内部空間35内に
収容された第一作動板40と第二作動板50とを備えて
いる。これら作動板40,50は、アルミ型材等の金属
からなり本体10,20の長手方向に細長く形成されて
いる。
【0020】上記第一作動板40は、上端縁にその長手
方向に沿って延びる軸部41を有しており、下端縁に
は、長手方向に離間して複数の突起42(カムフォロ
ア)を有している。内側本体10の後面には、突起13
bと換気口11との間に位置して、軸受15が形成され
ている。この軸受15に上記軸部41が挿入されること
により、第一作動板40は、内側本体10に揺動可能か
つ長手方向にスライド可能に支持されている。
【0021】さらに、内側本体10の後面には、突起1
4aと換気口11の間に位置して、長手方向に延びる支
持部16が形成されている。この支持部16には、長手
方向に離間した複数のカム部材60が固定されている。
このカム部材60の上面には、図5に示すように、カム
溝61が形成されている。このカム溝61は、内側本体
10に対して傾斜する傾斜部61aと、この傾斜部61
aの両端に形成され内側本体10と平行をなす平行部6
1b,61cとを有している。このカム溝61に、上記
第一作動板40の突起42が挿入されて案内される。
【0022】上記外側本体20の前面には、外側換気口
22の上下に位置して、スライド案内溝25,26が形
成されている。これらスライド案内溝25,26は外側
本体20の長手方向に延びており、第二作動板50の上
下縁が長手方向にスライド可能に嵌められている。図3
に示すように、第二作動板50には、外側本体20の換
気口22と同形状の通気口51が換気口22と同一ピッ
チ離れて同数形成されている。
【0023】換気装置は、さらに操作つまみ70を備え
ている。この操作つまみ70は、つまみ本体71と、裏
板72とを有している。つまみ本体71の前端部は、前
側本体10の操作窓11に、長手方向スライド可能に収
容されており、前側本体10から若干突出している。つ
まみ本体71は、第一作動板50の中央に形成された嵌
合孔(図示しない)に嵌合されることにより、この第1
作動板50と連携されている。また、つまみ本体71の
後面には係合凹部71aが形成されており、この係合凹
部71aには、第二作動板50の前面に固定された係合
部材55がはめ込まれている。これにより、操作つまみ
70は、第二作動板50とも連携されている。なお、上
記第一作動板50の嵌合孔の周縁にパッキンを設けるこ
とにより、操作つまみ70との間のシール性を高めても
よい。図2に示すように、上記操作つまみ70の裏板7
2は、上記操作窓11を覆うようになっており、その前
面の左右部には、「開」,「閉」の表示がなされてい
る。
【0024】内側本体10と外側本体20間の下端部間
には、サッシ用の窓ガラス100が緩衝材101を介し
て嵌め込まれる。この例では、窓ガラス100には、ブ
リッジ102で間隔を保持された二重ガラスが用いられ
ている。
【0025】上記構成の換気装置において、操作つまみ
70を、つまみ本体71が操作窓12の右端に当たる位
置(開き操作位置)まで、図1において右方向にスライ
ドさせると、第一作動板40が同方向にスライドする。
この際、図5に示すように、第一作動板40のカムフォ
ロア42は、カム部材60のカム溝61に案内され、平
行部61bから傾斜部61aを経て平行部61cに至
る。その結果、第一作動板40は、図1(A)の閉じ位
置から図1(B)の開き位置まで回動して内側本体10
から離れ、内側本体10の換気口12が開かれる。
【0026】上記操作つまみ70が開き操作位置までス
ライドすると、この操作つまみ70に連携された第二作
動板50も同方向にスライドする。その結果、第二作動
板50の通気口51が外側本体20の換気口22に重な
り合い、この換気口22が開かれる。上記のように、内
側本体10と外側本体20の換気口12,22が開かれ
るため、室内外の空気が、換気口12,22,内部空間
35を経て換気される。
【0027】上記とは逆に、操作つまみ70をつまみ本
体71が操作窓12の左端に当たる位置(閉じ操作位
置)まで、図1において左方向にスライドさせると、第
一作動板40が同方向にスライドする。この際、図5に
示すように、第一作動板40のカムフォロア42は、カ
ム部材60のカム溝61に案内され、平行部61cから
傾斜部61aを経て平行部61bに至る。その結果、第
一作動板40は、図1(B)の開き位置から図1(A)
の閉じ位置まで回動して内側本体10に接し、内側本体
10の換気口12が閉じられる。なお、第一作動板40
の長手方向両端縁とこれに対応する内側本体10の内面
部分のいずれか一方にパッキンを設け、上記閉じ状態
で、両者がパッキンを介して接するようにしてもよい。
さらに、第一作動板40の下端縁とこれに対応する内側
本体10の内面部分のいずれか一方にもパッキンを設け
てもよい。
【0028】上記操作つまみ70が閉じ操作位置までス
ライドすると、この操作つまみ70に連携された第二作
動板50も同方向にスライドする。その結果、第二作動
板50の通気口51が図3に示すように、外側本体20
の換気口22に対してずれた位置になり、この換気口2
2が第二作動板50によって閉じられる。
【0029】上記のようにして、内側本体10と外側本
体20の換気口12,22が閉じられるので、室内外の
通気は遮断される。上記閉じ状態において、内側本体1
0と外側本体20との間には、樹脂製のキャップ31,
32,樹脂製のブリッジ33,34が介在されているた
め、本体10,20の間の熱移動を遮断している。しか
も内部空間35が密封されているので、内部空間35の
空気が断熱層となる。その結果、寒冷時期に冷たい外気
にさらされる外側本体10が、内側本体20から熱を奪
うのを防止でき、内側本体20に結露が生じるのを防止
することができる。
【0030】上記閉じ状態において、第一作動板40が
カム部材60によるカム作用を利用して内側本体10に
確実に当接するので、両者の間のシール性が高い。これ
に対して、第二作動板50はスライド型であり、第二作
動板50と外側本体20との間のシール性は、揺動型の
第一作動板40と内側本体10との間のシール性に比べ
て劣る。しかし、上述したように第一作動板40と内側
本体10との間のシール性が高く、内部空間35と室内
との間で空気が流通が遮断されるため、内部空間35と
室外との間の空気が、第二作動板50と外側本体20と
の間のわずかな隙間を介して流通するのを抑制すること
ができる。その結果、内部空間35の気密性は十分高め
られ、断熱層としても役割を十分に果たすことができ
る。上記実施形態では、第二作動板50をスライド型に
したので、揺動のスペースが不要となり、換気装置を薄
くすることができる。
【0031】上記第1実施形態とは逆に、第二作動板を
揺動型にし、第一作動板をスライド型にしてもよい。ま
た、第一,第二作動板をともに揺動型にしてもよい。
【0032】次に、本発明の第2の実施形態の換気装置
を説明する。この第2実施形態において、上述した第1
実施形態に対応する構成部には図中同番号を付してその
詳細な説明を省略する。本実施形態は、第一作動板40
Aがスライド型である点と、仕切り板80,第三作動板
90がさらに付加されている点で、第1実施形態と大き
く異なる。以下、詳述する。
【0033】図7に示すように、内側本体10Aには、
多数の内側換気口12Aが、その長手方向に沿って等間
隔に形成されており、操作窓11は、右端部に形成され
ている。図6に示すように、内側本体10Aの後面に
は、換気口12Aの上下に位置して、長手方向に延びる
スライド案内溝18,19が形成されている。このスラ
イド案内溝18,19に、第一作動板40Aが長手方向
スライド可能に支持されている。この第一作動板40A
には、上記換気口12Aと同形状の通気口45が換気口
12Aと同ピッチで同数形成されている。第一作動板4
0Aの右端部には操作つまみ70Aが嵌入される嵌合孔
46(図6参照)が形成されている。第一作動板40A
の前面には、嵌合孔46の左右部に位置して、「開」,
「閉」の表示が付されている。
【0034】図6,図8に示すように、外側本体20A
と第二作動板50Aの構造については、第1実施形態と
同様であう。また、ブリッジ33A,34Aは、第1実
施形態と同様にして内側本体10と外側本体20に架け
渡されているが、ブリッジ33Aの下面とブリッジ34
Aの上面には、長手方向に延びる取付溝38,39がそ
れぞれ形成されている。
【0035】上記ブリッジ33A,34Aの取付溝3
8,39には、細長い仕切り板80の上下縁部がはめ込
まれて支持されている。この仕切り板80により、内部
空間35は、室内側空間部分35aと、室外側空間部分
35bに仕切られる。仕切り板80は、両空間35a,
35bを連ねる多数の換気口81を有している。図9に
示すように、この換気口81は、等ピッチをなして長手
方向に配列されている。仕切り板80の右端部には、操
作つまみ70Aを左右方向のスライドを可能にして収容
する収容孔82が形成されている。
【0036】上記仕切り板80の上下端縁部は折り曲げ
られ、これにより長手方向に延びるスライド案内溝8
3,84が形成されている。この上下のスライド案内溝
83,84には、第三作動板90が長手方向にスライド
可能に嵌め込まれている。第三作動板90には、仕切り
板80側の換気口81と同形状の通気口91が換気口8
1と同ピッチで同数形成されている。また、第三作動板
90の右端部には操作つまみ70Aが嵌入される嵌合孔
92(図6参照)が形成されている。
【0037】操作つまみ70Aは、第一,第三作動板4
0A,90の嵌合孔46,92に嵌合されることによ
り、これら第一,第三作動板40A,90と連携され、
さらに、第1実施形態と同様に係合部材55を介して第
二作動板50Aとも連携されている。
【0038】上記構成の換気装置では、操作つまみ70
Aを操作窓11の右端の開き操作位置までスライドさせ
ると、第一作動板40A、第二作動板50A,第三作動
板90が一緒に同方向に移動し、第一作動板40Aの通
気口45が内側本体10Aの換気口12Aに重なり、第
二作動板50Aの通気口51が外側本体20Aの換気口
22に重なり、第三作動板90の通気口91が仕切り板
80の換気口81に重なるため、室内外の空気が換気口
12A,81,22および内部空間35を介して、換気
される。
【0039】上記操作つまみ70Aを操作窓11の左端
の閉じ操作位置までスライドさせると、第一作動板40
A、第二作動板50A,第三作動板90が一緒に同方向
に移動し、作動板40A,50A,90の通気口45,
51,91がそれぞれ対応する換気口12A,22,8
1から外れるため、換気口12A,81,22が閉じら
れ、室内外の通気は遮断される。
【0040】上記閉じ状態において、第1実施例と同様
に、樹脂製のキャップ31,32,ブリッジ33A,3
4Aによって、内側本体10Aと外側本体20Aとが、
熱移動を遮断されていることと、内部空間35が互いに
独立した2つの密閉空間部分35a,35bに分けら
れ、2層の断熱空気層をなしていることにより、外側本
体20Aが内側本体10Aから熱を奪わず、この内側本
体10Aに結露が生じるのを確実に防止することができ
る。
【0041】また、アルミ型材からなる仕切り板80,
第三作動板90が、樹脂製のブリッジ33A,34Aに
よって支持されており、内側本体10A,外側本体20
Aから離れているので、これら仕切り板80,第三作動
板90が熱伝導の役割を担うのを確実に防止することが
できる。上記実施形態では、3つの作動板40A,50
A,90を装備したにもかかわらず、すべてがスライド
型のため、揺動スペースを必要とせず、換気装置を薄く
することができる。
【0042】上記第2の実施形態において、スライド型
の第一,第二,第三の作動板のうち少なくとも一つを揺
動型の作動板で置換してもよい。
【0043】図10に示す第3の実施形態では、仕切り
板80Bが外側本体20Bと一体をなし、外側本体20
Bの換気口形成部分20B1が他の部分20B2と別体を
なしている点を除いて、第2の実施形態と同様である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、内側本体と外側本体との間を熱伝導率の低い樹脂
製の連結部材で架橋したこと、内側本体と外側本体と連
結部材とで形成される内部空間を換気口の閉じ状態で封
じ、この内部空間の空気を断熱層としたことにより、室
外の冷気によって冷やされた外側本体が内側本体の熱を
奪うことなく、内側本体での結露を防止できる。しか
も、第一,第二の作動板のうち少なくとも一方を揺動型
とし対応する本体にカム作用を利用して密着させること
ができるので、上記内部空間の密封度を上げることがで
き、ひいては、換気装置の断熱効果をより一層高めて上
記結露を確実に防止することができる。
【0045】請求項2の発明によれば、第一作動板を揺
動型として、第二作動板をスライド型としたことによ
り、内部空間の密封度を高めつつ、換気装置を薄くする
ことができる。
【0046】請求項3の発明によれば、内側本体と外側
本体との間を熱伝導率の低い樹脂製の連結部材で架橋し
たこと、内側本体と外側本体と連結部材とで形成される
内部空間を換気口の閉じ状態で封じ、この内部空間の空
気を断熱層としたことにより、室外の冷気によって冷や
された外側本体が内側本体の熱を奪うことなく、内側本
体での結露を防止できる。しかも、内部空間を2つの独
立した密封空間部分に仕切り、空気断熱層を2層とした
ので、換気装置の断熱効果をより一層高めて上記結露を
確実に防止することができる。
【0047】請求項3の発明によれば、3つの作動板を
備えたにもかかわらず、すべてをスライド型とし、揺動
スペースを不要にしたので、換気装置を薄くすることが
できる。請求項4の発明によれば、仕切り板と第三作動
板を樹脂製の連結部材で支持し、内側本体,外側本体と
離したので、より一層換気装置の断熱効果を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による換気装置の第1実施形態を示す縦
断面図であり、(A)は閉じ状態、(B)は開き状態を
それぞれ示す。
【図2】上記換気装置の正面図である。
【図3】上記換気装置の背面図である。
【図4】上記換気装置における内側本体,外側本体と連
結部材との連結状態を示す拡大縦断面図である。
【図5】第一作動板のためのカム部材を示す平面図であ
る。
【図6】本発明による換気装置の第2実施形態を示す縦
断面図である。
【図7】同換気装置の正面図である。
【図8】同換気装置の背面図である。
【図9】仕切り板と第三作動板を示す正面図である。
【図10】本発明による換気装置の第3実施形態を示す
縦断面図である。
【符号の説明】
10,10A 内側本体 11 操作窓 12,12A 内側換気口 15 軸受 20,20A 外側本体 22 外側換気口 31,32 キャップ(樹脂製連結部材) 33,34 ブリッジ(樹脂製連結部材) 35 内部空間 35a,35b 仕切られた空間部分 40,40A 第一作動板 41 軸部 42 突起(カムフォロア) 45 換気口 50,50A 第二作動板 51 通気口 60 カム部材 70 操作つまみ 80,80B 仕切り板 81 換気口 90 第三作動板 91 通気口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)室内に臨み換気口と操作窓とを形成
    してなる細長い金属製の内側本体と、(ロ)室外に臨み
    換気口を形成してなる細長い金属製の外側本体と、
    (ハ)上記内側本体と外側本体を互いに離間対峙させた
    状態で連結するとともに、これら内側本体,外側本体と
    協働して内部空間を構成するように、長手方向に対峙し
    て配置された一対の樹脂製連結部材および幅方向に対峙
    して配置された一対の樹脂製連結部材と、(ニ)上記内
    部空間に収容され、上記内側本体の換気口を開閉する細
    長い第一の作動板と、(ホ)上記内部空間に収容され、
    上記外側本体の換気口を開閉する細長い第二の作動板
    と、(ヘ)上記操作窓に上記本体の長手方向に沿ってス
    ライド可能に収容されるとともに上記第一,第二の作動
    板と連携され、上記スライドに伴う閉じ操作位置で上記
    第一および第二の作動板を閉じ状態にするとともに、開
    き操作位置で上記第一および第二の作動板を開き状態に
    する操作つまみと、 を備えた換気装置において、上記第一作動板,第二作動
    板のうち少なくとも一方が幅方向の一側縁に軸部を有し
    ており、この軸部が、上記内側本体と外側本体のうち対
    応する本体に形成された軸受に挿入されることにより、
    当該作動板が当該本体の長手方向にスライド可能である
    とともに揺動可能に支持されており、当該作動板は軸部
    とは反対側にカムフォロアを有し、このカムフォロアが
    上記内部空間に配置されたカム部材と係合しており、当
    該作動板は、上記スライドに伴いカムフォロアとカム部
    材のカム作用により、当該本体に接した閉じ位置と、当
    該本体から離れた開き位置との間で揺動することを特徴
    とする換気装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の換気装置において、上記
    第一作動板が、上記カム部材とカムフォロアのカム作用
    により内側本体に対して揺動して、内側本体の換気口を
    開閉するようになっており、上記第二作動板は、上記外
    側本体の換気口に対応した通気口を有するとともに上記
    外側本体に沿いその長手方向にスライド可能に支持され
    ており、第二作動板が上記操作つまみの閉じ操作位置に
    対応したスライド位置にある時に、その通気口が外側本
    体の換気口からずれて位置し、第二作動板が上記操作つ
    まみの開き操作位置に対応したスライド位置にある時
    に、その通気口が外側本体の換気口と一致した位置にあ
    ることを特徴とする換気装置。
  3. 【請求項3】請求項1の(イ)〜(ヘ)の構成を備えた
    換気装置において、さらに、仕切り板と第三作動板を備
    え、この仕切り板は、上記内部空間を室内側と室外側の
    2つの空間部分に仕切るとともに、両空間部分を連通さ
    せるための換気口を有し、第三作動板は、上記操作つま
    みに連携され、操作つまみが開き操作位置にある時に仕
    切り板の換気口を開き、操作つまみが閉じ操作位置にあ
    る時に仕切り板の換気口を閉じることを特徴とする換気
    装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の換気装置において、上記
    第一,第二,第三作動板は、それぞれ、内側本体,外側
    本体,仕切り板に沿いその長手方向にスライド可能に支
    持されるとともに、内側本体,外側本体,仕切り板の換
    気口に対応した通気口を有しており、第一,第二,第三
    作動板が上記操作つまみの閉じ操作位置に対応したスラ
    イド位置にある時に、その通気口が対応する換気口から
    ずれて位置し、第一,第二,第三作動板が上記操作つま
    みの開き操作位置に対応したスライド位置にある時に、
    その通気口が対応する換気口と重なる位置にあることを
    特徴とする換気装置。
  5. 【請求項5】請求項3または4に記載の換気装置におい
    て、幅方向に離間対峙する上記一対の連結部材に、上記
    仕切り板と第三作動板が支持され、内側本体,外側本体
    から離れていることを特徴とする換気装置。
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