JP2001280037A - 換気装置付き断熱サッシ - Google Patents

換気装置付き断熱サッシ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 換気が可能で断熱枠の内部に結露を生じない
換気装置付き断熱サッシの提供。 【解決手段】 断熱枠5と、換気装置10を備え、換気
装置10は、少なくとも外面を断熱材で形成し、本体2
8とスリーブ29を断熱枠5を構成する下枠材11bの
内周側に配置しており、換気のための室外側通気口44
から室内側通気口38までの空気流通路を下枠材11b
の内部空間から隔離して独立したものとする。換気調節
部31は下枠11bの長手方向に長く半径方向に貫通孔
41を備えたローター32を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、換気を行う断熱
サッシに関する。
【0002】
【従来の技術】断熱サッシは、室外側と室内側間の熱移
動を遮断し、結露の発生防止や暖房・冷房の効率を向上
することを主たる目的としている。しかし、断熱サッシ
は同時に気密性も高いので、室内の換気のために換気装
置を設けるものがある。例えば、特開平10−1151
56号公報は、アルミ型材からなる内側本体と外側本体
を樹脂製ブリッジで連結し、外側本体の換気口と内側本
体の換気口を枠材の内部空間を通じて連絡し、外側本体
の換気口に操作つまみで移動される作動板を設けた断熱
サッシを開示している。しかし、この断熱サッシは外気
が枠材の内部空間に充満するので、その外気によって内
側本体が冷却され、断熱効果を阻害する。また、冷却に
よって結露が発生しやすく、枠材内部の結露を排出する
ための特別な構成を設けてある。このような事態は断熱
サッシの室内側形材がアルミ合金など金属製で熱伝導性
の高い場合に生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、断熱サッ
シの枠材内部に組み込んで自然換気が可能であり、断熱
サッシの室内側および断熱サッシを構成する枠材の内部
にも結露を生じないようにした換気装置付き断熱サッ
シ、また、換気装置の性能を十分に発揮させることができ
る断熱サッシの提供を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】断熱枠と換気装置を備え
た断熱サッシとする。換気装置は断熱枠に納めて配置
し、室外側開口と室内側開口を備えるものであるが、そ
の室外側開口と室内側開口をつなぐ空気の流通路を、こ
の換気装置を納めた断熱枠の内部空間から熱的にまた空
気の流通路として隔離したものとする。すなわち、換気
装置の少なくとも外面を断熱材で形成すると共に、換気
用に流通させる空気が断熱枠の内部空間に漏れ出さない
ように、空気流通路を形成する外壁で断熱枠の内部空間
から隔絶する。換気に際して取り込む低温の外気が断熱
枠の内部空間に流れ込むことによって断熱枠の室内側部
分が冷却されて断熱効果を阻害したり、枠材の内部空間
に結露したりすることがない。また、断熱枠の内部空間
において外気に曝される外側形材付近が冷却され、その
低温が換気装置の外面を伝わって内側形材にまで到達し
てしまうのを防止することができる。
【0005】また、充分な換気を行うためにはどうして
もサイズが大きくなる換気装置に対して、これを納める
断熱枠における内部空間を少なくとも本体を納める箇所
に関して通常より拡張した構成とすることがある。拡張
の手段としては、追加の形材を断熱材で結合するか、室
内側に配置する形材の室内外方向寸法を大きくするなど
がある。換気装置の設計が無理なく行われ、必要な換気
の機能と共に、充分な断熱効果を得ることができる。断
熱枠は、通常、それぞれに外側形材と内側形材とを断熱
材で結合した構造であるが、外側形材と中間形材及び内
側形材を有し、外側形材と中間形材を外側断熱材で連結
し、中間形材と内側形材を内側断熱材で連結することが
ある。これらの各形材はアルミニウム合金の押し出し成
形材から形成することが多い。断面形態は、サッシの用
途やサッシのどの部分を構成するものであるかによって
異なりさまざまである。また、たわみ強度を高くする必
要のある部分に用いるものでは中空構造とすることもあ
る。なお、断熱枠は例えば上枠材、下枠材、左右の縦枠材
からなる場合に、これら枠材のすべてが同じ断熱構造の
ものでなくともよい。
【0006】断熱材は硬質の塩化ビニルなど合成樹脂が
多く、流し込みや成形したものをかしめ付けることで取
り付けてある。換気装置を、本体とスリーブおよび本体
に設ける換気調節部で構成することがある。換気装置は
全体として断熱サッシを構成する枠材の長手方向に長い
形態を有することがおおい。スリーブは室内外方向に貫
通した空気の流通路を形成するもので、少なくとも外面
を断熱材で形成している。スリーブを枠材の長手方向に
長く構成すると、空気の流通路が断熱サッシを構成する
枠材の長手方向に広がり、空気の流通路は幅広い帯状と
なる。スリーブは、多くの場合、耐候性を有する合成樹
脂を半割ずつ成形して合体することにより空気の流通路
を形成し、一端を室外側通気口、室内側を本体への接続
口とする。
【0007】本体は、やはり少なくとも外面を断熱材で
形成しており、上面部または室内側面部に室内側通気口
を有し、室外側面または底面部に接続口を有している。
全体として長い箱形に形成することが多い。換気調節部
は、空気流通路の流通量を調節するもので、外側形材設
けた外側開口の開口量や内側開口の開口量をスリットを
設けたスライド板で調節したり、あるいは、断熱枠を構
成する枠材の長手方向に長い円筒状のローターを本体の
内部に配置し、回転可能なローターに設けた直径方向に
貫通する長い通気スリットを通じて空気を流通させる構
造とすることもできる。
【0008】ローターを納めた本体を内側形材の内周側
に配置してその室内側通気口を内側形材に設けた内側開
口に接続し、スリーブを外側形材と中間形材の内周側に
配置してその室外側通気口を外側形材に設けた外側開口
に接続し、スリーブの接続口を本体の接続口に接続す
る。すると、外側形材の外側開口から内側形材の内側開
口まで連通した空気流通路が形成される。この空気流通
路は断熱枠の内部に収められているが、断熱枠の内部空
間には通じておらず、外気は断熱枠の内部空間から隔離
された通路を室内へ通り抜ける。したがって、断熱枠が
冷却されたりすることはない。また、断熱枠の外側形材
は外気に曝されているので、断熱枠における内部空間の
外側形材付近が低温となって、この低温がスリーブ及び
本体の外面を伝って断熱枠の内側形材を冷却してしまう
ことがあるが、この低温の伝播は換気装置の少なくとも
外面を断熱材で形成することによって防止される。しか
も、断熱枠において本体を納める箇所の内部空間が中間
形材と内側断熱材(又は、内側断熱材と内側形材)によ
って拡張されており、換気装置を無理に断熱枠の内部空
間に押し込む必要がなく、換気装置を余裕を持って設計
することができる。これまで、障子をはめ込む断熱枠に
ついて説明したが、障子の枠を構成している断熱框に同
様の構成で換気装置を組む込むことも考えられる。その
場合は、断熱框が前記の断熱枠に相当する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、ビル用の断熱サッシ1に
関し、鉄骨・カーテンウォール構造のビル開口部に取り
付けてある。符号2a、2bは、カーテンウォールパネ
ルで、ビル開口部の上部と下部に位置する。ビル開口部
の左右に位置するカーテンウォールパネルは図示してい
ない。図に表れているのは、上部カーテンウォールパネ
ル2aの下辺部分と下部カーテンウォールパネル2bの
上辺部分である。断熱サッシ1とカーテンウォールパネ
ル2a、2bは鉄骨躯体に固定した上下のファスナー3
a、3bを用いてボルト4a、4bにより躯体に取り付
けてある。
【0010】断熱サッシ1(図2)は、断熱枠5、ガラ
ス受けブロック6、ガラス装置7、装置固定押縁8、化
粧カバー9および換気装置10(図3)を備える。断熱
枠5は、上下の横枠材11a、11bと左右の縦枠材1
1c、11dを組み付けて四角形に形成してある(図
2,4 以下、上下左右を区別する必要のある場合に符
号a〜dを付す)。さらに、各枠材11は、外側形材1
2、中間形材13および内側形材14を備え、外側形材
12と中間形材13を外側断熱材15で連結し、中間形
材13と内側形材14を内側断熱材16で連結した構造
となっている。
【0011】外側形材12は、ガラス装置7の室外側に
位置してガラス装置7の脱落を阻止するものであるが、
下枠材10b(図4)において、外側形材12bは長手
方向の中空部17を有し、下面に外側開口18を設けて
中空部17を等気圧空間としてある。外側開口18は形
材の長手方向に長いスリット状に開口され、3箇所設け
てある。また、この中空部17の上部を中空部とは区別
して漏水誘導部とし、室外側の壁にカバーを有する排水
口19を形成してある。中間形材13は、中空の形材で
構成してあり、下枠材11bにおいては、中間形材13
bが上面に係合部を有する。
【0012】ガラス受けブロック6は、中間形材13b
と係合により一体化されて、中間形材13bとの間が中
空部20に形成される。なお、ガラス受けブロック6は
中間形材13bと一体に構成することもあり、ガラス受
けブロック6は中間形材13bの一部と把握することが
できる。内側形材14は中空の形材であり、内周面に化
粧カバー9を取り付けるための係合部を有している。内
側形材14と化粧カバー9は一体に構成することがあ
り、化粧カバー9は内側形材14の一部と把握すること
ができる。ガラス装置7は四角形に組んだ装着用枠21
の内側に複層ガラス22をはめ込んだもので、室外側の
四周にタイト材23を有し、下辺のタイト材23bの上
面側には侵入水を外部へ誘導するためのガイド片24を
取り付けてある。なお、この実施形態において、断熱サ
ッシ1は複層ガラス22をはめ殺しにしたいわゆるフィ
ックス窓を形成するものであるが、引き違いや押し出し
あるいは水平回転の障子を装着した開閉できる窓を形成
するものであってもよい。装置固定押縁8は中空の形材
であり、上押縁材8aと左右の押縁材8c、8dは、そ
れぞれ対応する中間形材13a、13c、13dと係合
して取り付けられる。
【0013】化粧カバー9は、室内側を中空部とし、そ
の内周側壁25をガラス装置7の複層ガラス面に到達す
るまで室外側へ長く延ばしたカバー材を四角形に組み付
けて構成してあり、各カバー材9a〜9dは、外周側壁
に内側形材14との係合部を有している。化粧カバー9
の下カバー材9bにおいては、中空部の室内外方向の寸
法が他の形材9a、9c、9dよりも小さく、内側断熱
材16と内側形材14bの内周側であって下カバー材9
bの延長された内周側壁25bとの間に比較的大きな通
常よりは拡張された空間26を形成している(図4)。
この空間26は換気装置10における本体28の大きさ
に合わせて他の枠材11a,11cにおけるより大きく
形成されている。なお、下カバー材9bの内周側壁25
bには、内側開口27を3箇所に形成してある。
【0014】換気装置6は、断熱性の高い合成樹脂材で
形成した本体28とスリーブ29を備える(図5)。本
体28は、下枠材11bの長手方向に長く構成されてい
て、本体ケース30の内部に換気調節部31を備えてい
る(図4)。換気調節部31は、本体ケース30とその
内部に収められたローター32とこれの操作レバー33
とからなる。本体ケース30は下枠材11bの長手方向
に長い胴部34とその両側のほぼ矩形をした左右端板3
5、36とこれらに渡して取り付けた上板37を有す
る。そして、胴部34はローター32に接する断面が円
形部分を半割にして上方に室内側通気口38をまた、下
方にスリーブ29との接続口39を形成してある。
【0015】上板37に室内側通気口38を形成すると
ともに、一端側に操作レバー33を突出させている。ロ
ーター32は、下枠材11bの長手方向に長く両端が本
体ケース30の左右端板35、36に軸支されている。
操作レバー33は、一方の端板(左)35に一端を軸支
されその部分にギア39を固定している。このギア39
はローター32の軸に固定されたギア40と噛合してい
る。したがって、操作レバー33を回転させると、ギア
39,40を通じてローター32が回転する。ローター
32には直径方向の貫通孔41が全長に渡り設けてあっ
て、操作レバー33によって、貫通孔の方向を変更する
ことができる。
【0016】また、ローター32は胴部34に外周面を
接触させ、上部と下部だけを室内側通気口38と接続口
42に望ませているだけなので、接続口42から室内側
通気口38までの空気通路を完全に遮断することもでき
る。スリーブ29は、一端を本体28との接続口43と
し、他端を室外側通気口44としてある。これらの接続
口43、通気口44は下枠材11bの長手方向に長く、
スリーブ29の全体は平らな帯状である。スリーブ29
は、実際では全体を上下に半割にしたものを接着して構
成する。符号45は虫除けのフィルターである。
【0017】断熱枠5をビルの開口部にファスナー3と
ボルト4を用いて固定する。外側形材12にはガラスガ
スケット46(図2)を取り付けておく。下枠材11b
における中間形材13bの上面にガラス受けブロック6
を4個載せ、換気装置10を装着する個所には空間を空
けて固定する。なお、ガラス受けブロック6の上面は外
側形材12bの中空部17の上面と同じになる。ガラス
装置7をはめ込み、ガラス装置固定押縁8を取り付けて
固定する。間隔をとって配置してあるガラス受けブロッ
ク6間に換気装置10のスリーブ29を位置させて、室
外側通気口38をその下枠材11bにおける外側形材1
2bに設けた外側開口18に突き当て、中間形材13b
の上面に載置しておく。これによって、スリーブ29は
下枠材11bに設けてある中空部17(等圧空間)を通じ
て外部とつながる。
【0018】ついで、換気装置10の本体28を下カバ
ー材9bの延長させた内周側壁25bの内面側に上板3
7を係合させて取り付ける。本体28の室内側通気口3
8は下カバー材9bの内側開口27に露出する。また、
操作レバー33が上板37よりも上方に突出する。本体
28を取り付けた化粧カバー9をガラス装置7の室内側
から装着し、内側形材14の内周面に係合により固定す
る。内周側壁の延長した端縁にはガラスガスケット47
を装着してあり、これが複層ガラス22の室内側面に密
着する。なお、下カバー材9bを内側形材14bに取り
付けるとき、換気装置10の本体28における接続口4
2にスリーブ29の接続口43がうまくはまり込むよう
にする。この結果、換気装置10の本体28は、下枠材
11bにおいて、内側断熱材16および内側形材14b
の内周側で、これらと下カバー材9bが形成する通常よ
りは拡張された空間26に納まる。そして、換気装置1
0は断熱枠5の内部空間に納まることとなる。
【0019】以上の構成であって、断熱サッシ1は各枠
材11の内側形材14が外側形材12と外側断熱材15お
よび内側断熱材16によって熱的に遮断されているの
で、室内外方向での熱の移動が無く、温度差に基づく結
露を防止し、また、冷暖房の効率をよくすることができ
る。さらに、室外側と室内側の空気は等圧空間とされて
いる中空部17に連なる外側開口18からスリーブ29
および本体28を経て内側開口27へ流通することがで
き、室内の換気に有効である。しかも、その際、流通す
る空気は本体28からスリーブ29の壁によって枠材内
部の空間から隔離された通路を移動し、空間26など、
枠材11の内部空間に広がることが無いので、また、換
気装置10の外面が断熱材となっており、外側形材12
付近の低温が換気装置10を伝って内側形材14にまで
到達してしまうことがないので、内側形材14や化粧カ
バー9を冷却したりすることがない。
【0020】また、換気装置10は、枠材11の長手方
向に長く、スリーブ29の室外側通気口44や室内側通
気口38をスリット状に広い面積で構成することができ
るので、換気の効率がよく、操作レバー33によって必
要に応じて簡単に換気量を調整することもできる。さら
に、換気装置10の本体28を内側断熱材16で連結し
た、いわば、第3の形材である中間形材13あるいは内
側形材14によって通常よりは拡張された下枠材11b
の空間26に収めているので、本体28を必要なだけの
大きさを持った十分な換気量を備えたものとすることが
できる。
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、換気の
ための空気は断熱枠の内部空間とは隔離されて流通する
から、外気や室内側空気が断熱枠の内部空間に充満して
室内側の形材を冷却したり、断熱枠の内部空間に結露し
たりすることが防止され、また、断熱枠における内部空
間の外側形材近傍の低温が換気装置を伝って内側形材に
到達することがないので、断熱サッシの機能を損なうこ
とが少ない。請求項2に記載の構成によれば、換気のた
めの空気流通路が換気装置のスリーブと本体によって隔
離され、断熱枠の内部空間に充満することがないので、
換気の際の空気流通によって断熱サッシの断熱性能が低
下してしまうということがない。また、スリーブを設け
ることによって通常、障子やガラスを支持する構造のた
めに間隔が狭くなる個所に換気のための空気流通路を形
成しやすい。断熱枠を外側枠材、中間枠材に加えて内側
枠材を内側断熱材で結合して使用しているので、断熱枠
内部の空間を大きくとることができ、この空間に十分な
換気量を備えた換気装置を設計的な余裕を持って配置す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦断面図
【図2】分解して示す縦断面図
【図3】一部横断面で示す平面図
【図4】下枠材部分を拡大して示す縦断面図
【図5】換気装置の外観を示す斜視図
【符号の説明】
1 断熱サッシ 2a、2b カーテンウォール 3a、3b ファスナー 4a、4b ボルト 5 断熱枠 6 ガラス受けブロック 7 ガラス装置 8 装置固定押縁 9 化粧カバー 10 換気装置 11 枠材 12 外側形材 13 中間形材 14 内側形材 15 外側断熱材 16 内側断熱材 17 中空部 18 外側開口 19 排水口 20 中空部 21 装着用枠 22 複層ガラス 23 タイト材 24 ガイド片 25 ない週側壁 26 空間 27 内側開口 28 本体 29 スリーブ 30 本体ケース 31 換気調節部 32 ローター 33 操作レバー 34 胴部 35 左端板 36 右端板 37 上板 38 室内側通気口 39 ギア(操作レバー側) 40 ギア(ローター側) 41 貫通孔 42 接続口(本体側) 43 接続口(スリーブ側) 44 室外側通気口 45 フィルター 46 ガラスガスケット(外側) 47 ガラスガスケット(内側)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱枠と換気装置とを備え、換気装置
    は、少なくとも外面を断熱材で形成して断熱枠の内部空
    間に配置してあり、断熱枠に設けた換気のための外側開
    口から内側開口までの空気流通路を断熱枠の内部空間か
    ら隔離して形成してあることを特徴とした換気装置付き
    断熱サッシ。
  2. 【請求項2】 換気装置は本体と本体に連通したスリー
    ブを有し、スリーブの先端を換気装置の室外側通気口と
    してあることを特徴とした請求項1に記載の換気装置付
    き断熱サッシ。
  3. 【請求項3】 断熱枠と換気装置とを備え、断熱枠は、
    外側形材と中間形材及び内側形材を有し、外側形材と中
    間形材を外側断熱材で連結し、中間形材と内側形材を内
    側断熱材で連結してあり、換気装置は、少なくとも外面
    を断熱材で形成した本体と、本体に連通し少なくとも外
    面を断熱材で形成したスリーブとを備え、本体とスリー
    ブを断熱枠の内部空間に配置し、本体の室内側通気口を
    内側形材の内側開口に接続し、スリーブの室外側通気口
    を外側形材の外側開口に接続してあることを特徴とした
    換気装置付き断熱サッシ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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