JP4694297B2 - 窓部における換気構造 - Google Patents

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Description

本発明は、サッシやカーテンウォール等の窓部において、雨水等の浸入を確実に防止しながら、外気の導入を可能とした窓部における換気構造に関する。
従来より、サッシやカーテンウォール等の窓部においては、外気を導入し換気を図るために換気装置を設けた構造が知られている。
例えば、カーテンウォールでは、下記特許文献1に示されるように、透明ガラスを嵌めた室内側障子と透明ガラスを嵌めた室外側障子とからなる二重窓構造のカーテンウォールにおいて、前記二重窓を囲む枠体のうち下枠および上枠の内部を前記二重窓の内側部分と導通させるとともに、これら下枠および上枠に室内側通気口および室外側通気口を設け、前記下枠および上枠の内部に、前記室内側通気口および室外側通気口の一方を選択的に閉塞し、他方を前記二重窓の内側部分と導通させる切換扉を備えたカーテンウォール窓構造が開示されている。
また下記特許文献2では、嵌め殺し窓下部のスパンドレル部に大気と室内を連通する吸気通路を室内側を大気側より高位置となる斜行状に形成し、吸気通路との室内側に円弧状断面の開閉材を吸気通路を開閉するように回動自在に枢着し、前記開閉材から室内にハンドルを突出させたカーテンウォール建物の換気装置が開示されている。
下記特許文献3では、上障子の下枠と下障子の上枠とによりこれらに囲まれた空間部を有する無目を構成し、その空間部を囲む室外側、室内側壁部に所定の開口比で開口部を設け、室内側開口部には雨水が直接吹き付けないようにしたサッシの換気装置が開示されている。
さらに下記特許文献4では、図25に示されるように、カーテンウォール壁面を構成する外壁パネルと、それに高さ方向に隣接するサッシ枠60の横枠61との間に外気を導入する換気経路を形成した換気構造であって、前記横枠61には、横枠61の見込み幅より大きい見込み幅を持つ見込み片62aと見付け片62bからなる水切り62が横枠との間に間隔を隔てて接合されており、換気経路は横枠61と水切り62との間を通じ、室外から室内まで連通して形成されているカーテンウォールの換気構造が開示されている。
特開2003−314154号公報 実開昭60−84617号公報 実開昭52−34550号公報 特開平9−165852号公報
しかしながら、上記特許文献1〜2に記載される換気装置は、下枠又は上枠部分等の横枠内部に室内外方向の換気経路を形成するとともに、この換気経路を開閉自在とする切換扉又は開閉材を設けるものであるが、下枠又は上枠の見付け寸法を大きく取る必要があるため、窓部の意匠的デザインが大きく制限を受けることになる。また、室外側に形成される外気導入口と室内側に形成される換気口との位置ヘッド差(高低差)を大きく取ることが困難であるため、室内側に雨水が浸入し易いなどの問題があった。
また、前記特許文献3に記載される換気装置も同様で、無目の見付け幅を大きく確保する必要があり、意匠的デザインが大きく制約を受けることになる。また、同文献では雨水が直接導入しないように邪魔壁を設けるようにしているが、室外側に形成される外気導入口と室内側に形成される換気口との高低差を大きく取ることが困難であるため、やはり室内側に雨水が浸入するおそれがあるなどの問題がある。
これらに対して、上記特許文献4に記載された換気構造は、サッシ枠60の横枠61に、サッシ枠60と外壁パネル間で雨水の伝わりを防止する水切り62を接合し、水切り62を利用して室外から室内まで連通する換気経路を形成しているため、横枠61に換気口を形成する必要がなく、意匠的デザインの制約が上記特許文献1〜3に比較すると少ないという利点を有するが、雨水の浸入を確実に防止するには、室外側に形成される外気導入口と室内側に形成される換気口との高低差を大きく取る必要があり、前記水切りの見付け片62の高さ寸法をある程度大きくしなければならないとともに、前記見付け片62を隠すために横枠61の高さ寸法を同じ程度まで大きくする必要がある。
そこで本発明の主たる課題は、サッシやカーテンウォール等の窓部において、横枠の断面形状が構造的かつ意匠的に制約を受けることがないとともに、室外側に形成される外気導入口と室内側に形成される換気口との高低差を大きく取ることができ、雨水等の浸入を確実に防止し得る窓部における換気構造を提供することにある。
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、左右方向に隣接するパネル間に配置される方立内部に縦方向の空間を画成するとともに、該縦方向空間内を高さ方向に適宜の間隔で仕切り、仕切られた各縦方向空間部において、下側位置であって仕切り部材が方立の室外側壁面へ接合する位置の直上に外部空間と連通する外気導入口を形成するとともに、上側位置に室内側換気口を形成し、かつ前記縦方向空間内を高さ方向に適宜の間隔で区切る仕切り材は、室外側に向けて下り勾配となるように配置し、
方立の長手方向に沿って、1回の操作で複数の前記室内側換気口又は室内側換気口から室内に至る連通路を開放又は閉鎖する開閉装置を設けたことを特徴とする窓部における換気構造が提供される。
上記請求項1記載の発明では、必要的構造部材として配置される方立の、縦方向に連続する内部空間を利用して換気用流路を形成することにより、横枠部材は何らの構造的及び意匠的制限を受けることが無くなるとともに、窓部デザインを自由に設計することが可能となる。また、方立の縦方向空間を利用するため、外気導入口と室内側換気口との間に十分な高低差を確保することが可能となるため、雨水の浸入を確実に防止できるようになる。
また、方立内部の縦方向空間を適宜の間隔で仕切り、仕切られた各縦方向空間部において、下側位置に前記外気導入口を形成するとともに、上側位置に室内側換気口を形成するようにしてあるため、前記仕切り部材によって仕切られた各縦方向空間毎に換気経路を形成することにより換気能力の増大が図れるようになる。
さらに本発明では、浸入した雨水が自然排水されるように、前記仕切り材は室外側に向けて下り勾配となるように傾斜状に配置し、前記外気導入口は、前記仕切り材が方立の室外側壁面へ接合する位置の直上に形成するようにしてある。
請求項に係る本発明として、前記開閉装置は、上部側位置を回動軸として開閉自在とされる内上げ式開閉扉である請求項1記載の窓部における換気構造が提供される。
請求項に係る本発明として、前記開閉装置は、一方側側部位置を回動軸として開閉自在とされる内開き式開閉扉である請求項1記載の窓部における換気構造が提供される。
請求項に係る本発明として、前記開閉装置は、上下方向にスライド可能に設けられたスライド式開閉扉である請求項1記載の窓部における換気構造が提供される。
請求項に係る本発明として、前記方立は、左右に隣接する半割構造の分割方立が組み合わされた部材とされるとともに、前記室内側換気口は方立側面に形成され、
前記開閉装置は室内側位置に外気吹出口となるスリット状の開口溝を形成するように前記方立の側面に配置された換気用カバー材と、この換気用カバー材の内部に室内外方向にスライド可能に配置されるとともに、室内側換気口から室内に至る連通路を閉鎖する位置と、室内側換気口から前記スリット状開口溝までの流路を開放する位置との間でスライド制御される切換弁部材とから構成される請求項1記載の窓部における換気構造が提供される。
上記請求項記載の発明は、室内側換気口の開閉装置として採用可能な構造形式例を列記したものである。具体的には、前記開閉装置としては、例えば上部側位置を回動軸として開閉自在とされる内上げ式開閉扉、一方側側部位置を回動軸として開閉自在とされる内開き式開閉扉、上下方向にスライド可能に設けられたスライド式開閉扉、換気用カバー材及び切換弁部材とから成る構造等、種々の構造形式を採用することができる。
請求項に係る本発明として、前記外気導入口の室外側に、空間を空けて外気の直接的流入を阻止する遮風部材を設け、前記外気導入口に至る通路を迂回させて形成してある請求項1〜いずれかに記載の窓部における換気構造が提供される。
上記請求項記載の本発明は、風雨時に外気導入口から直接的に雨水が浸入しないようにするため、前記外気導入口の室外側に、空間を空けて外気の直接的流入を阻止する遮風部材を設け、前記外気導入口に至る通路を迂回させて形成するようにしたものである。前記遮風部材としては、例えば方立の室外側面に設ける方立カバーや方立の室外側面から一体的に連設されたフランジ片などを挙げることができる。
以上詳説のとおり本発明によれば、サッシやカーテンウォール等の窓部において、換気経路としてパネルとパネルとの間に配設される方立の縦方向空間を利用するようにしたため、横枠の断面形状が構造的かつ意匠的な制約を受けることがないとともに、室外側に形成される外気導入口と室内側に形成される換気口との高低差を十分に確保することができるため、雨水等の浸入を確実に防止できるようになる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
〔第1形態例〕
図1は本換気構造を適用した横連窓の外観図、図2は横断面図(図1のII−II線矢視図)、図3は、縦断面図(図1のIII−III線矢視図)である。
図1〜図3に示される横連窓1は、横方向に長く形成された躯体開口部に対して、水平方向に適宜の間隔で方立2,2…を配設し、前記方立2,2…によって区切られた各空間部において、躯体開口上縁部に配設された上枠3、躯体開口下縁部に配設された下枠4、及び前記方立2の左右に配設された両側枠5,6によって形成された開口枠に対してガラスGが支持された窓構造である。
前記方立2は、詳細には図4に示されるように、矩形中空状の方立本体2aの室外側に、側方に突出するシール保持片2b、2bを備えるとともに、一方側のシール保持片2bに室外側に突出するカバー係止片2cが形成され、かつ他方側のシール保持片2bに室外側に突出するカバー取付け片2dが形成され、前記方立本体2aの室内側にはそれぞれ側方に突出して側方フランジ片2e、2eが形成された断面形状を成している。
図示されるように、前記方立2のシール保持片2bと側方フランジ片2eとによって挟まれた空間には、側枠5,6が配設されビス10によって固定されるとともに、内押縁7,8が室内側に取り付けられ、前記側枠5,6の室外側フランジ片と前記内押縁7,8とによって形成された凹状溝に2枚一組のガラスGがバックアップ材13及びシール材14によって支持されている。
また、前記方立2の室外側には、空間を空けた状態で方立カバー9が取り付けられるようになっている。この方立カバー9は、裏面側に断面L字状の係合片9aと、垂直フランジ片9bとを備え、前記係合片9aを前記カバー係止片2cに係合させた状態で前記垂直フランジ片9bと前記カバー取付け片2dとに螺入されたビス11によって、前記方立2に対して固定されている。
前記方立本体2aの中空部P内には、図6に示されるように、縦方向に適宜の間隔で押出し型材からなる仕切り材15,15…が配置され、複数の、図示例では4つの縦方向空間A〜Dが形成されている。そして、各縦方向空間A〜D領域部において、図6〜図8に示されるように、方立2の室外側壁面の下側位置に外気導入口2fが形成されるとともに、方立2の室内側壁面の上部位置に室内側換気口2gが形成されている。なお、前記仕切り材15は室外側に向けて下り勾配となるように配置され、前記外気導入口2fは前記仕切り材15が方立2の室外側壁面へ接合する位置の直上に形成することにより、侵入雨水を排水可能としてある。
また、前記方立カバー9部位では、図5及び図6に示されるように、縦方向に適宜の間隔位置で前記カバー係止片2c(及び垂直フランジ片9bと前記カバー取付け片2d)が矩形状に切り欠かれ、一次外気導入口2h、2h…が形成されており、この一次外気導入口2h、2h…及び方立カバー9の上下端面開口部を通して、方立2の室外側面と方立カバー9とによって画成された一次外気導入空間P内に外気が導入され、次いで前記外気導入口2f、2f…より各縦方向空間A〜D内に夫々外気が導入されるようになっている。
一方、前記方立2の室内側面には、図4及び図9に示されるように、方立2の長手方向に亘り、前記室内側換気口2g、2g…を開放又は閉鎖するための開閉装置16が設けられている。前記開閉装置16は、同図4に示されるように、矩形中空部の両側部に方立2側に延出する垂直フランジ片16a、16aを有する断面形状を成す形材であり、前記矩形中空部には断熱材17が充填されている。また、方立2の室内側面に形成された室内側換気口2gを跨ぐ両側には夫々固形シール材18,18が配設されている。前記開閉装置16は、図9に示されるように、上端部が軸部材19によって方立2に軸支され、前記軸部材19を回動軸として内上げ方式により開閉可能となっており、閉状態で前記室内側換気口2g、2g…を塞ぎ、開状態で前記室内側換気口2g、2g…を開放するようになっている。なお、前記開閉装置16の下端には平面ラッチ20が設けられ、閉状態では方立2との間に隙間が生じないように密着状態で施錠されるようになっている。
かかる横連窓1においては、前記開閉装置16を開操作し、方立2の室内側面に形成された各室内側換気口2g、2g…を開放すると、図9に示されるように、一次外気導入口2h、2h或いは方立カバー9の上下端面開口部を通して、方立2の室外側面と方立カバー9とによって画成された一次外気導入空間P内に外気が導入されるとともに、方立2の室外側面に形成された各外気導入口2f、2fより方立2の各縦方向空間A〜D内に外気が導入される。そして、縦方向空間A〜Dを上昇した外気は、方立2の室内側面に形成された各室内側換気口2g、2g…より室内側に導入される。
(他の形態例)
(1)上記第1形態例では、方立中空部P内を縦方向空間A〜Dに仕切るのに押出し型材からなる仕切り材15を使用したが、前記仕切り材15としては、図10に示されるように、天然ゴム又は合成ゴム等のゴム材21を使用することができる。
(2)上記第1形態例では、室内側換気口2g、2g…を開放/閉鎖するための開閉装置装置16として、内上げ式開閉扉構造を採用したが、図11に示されるように、一方側側部を回動軸として水平方向に開閉自在とされる内開き式開閉扉22としてもよい。更には、図12に示されるように、上下方向にスライド可能に設けられたスライド式開閉扉23としてもよい。
(3)上記第1形態例では、複数の室内側換気口2g,2g…を1回の操作で開放又は閉鎖する開閉装置の例を示したが、各室内側換気口2g,2g…は個別に開放又は閉鎖操作する開閉装置とすることも可能である。
〔第2形態例〕
次に、図13〜図17に基づき、本換気構造をカーテンウォールに適用した第2形態例について述べる。
カーテンウォール28は、図13に示されるように、実質的に縦枠となる左右両側の分割方立29、30と、上枠31と、下枠32とによって方形枠が構成されるとともに、中間に配設された水平桟材33によって開口部が上下2段に分割して形成され、これらの各開口部に対してガラスG、Gが嵌め込まれている。
前記分割方立29,30は、図15に示されるように、左右に隣接する半割構造の方立が組み合わされることにより、断面略矩形状の方立が構成されるようにしたものであり、一方側の分割方立29は、室内側寄り位置に分割方立30側に向けて突出する段状断面の室内側突出片29aを有するとともに、中間部にも同様に、分割方立30側に向けて突出する段状断面の中間部突出片29bを有し、かつ室外側寄り位置に断面L字状のガラス支持用突出片29cを有し、押縁34が取り付けられることにより内方側に向けて凹状のガラス嵌合溝Mが形成される。
一方、前記他方側の分割方立30は、室内側寄り位置に分割方立29側に向けて突出するシール保持片30aを有するとともに、中間部にも同様に、一方側分割方立29側に向けて突出するシール保持片30bを有し、かつ室外側寄り位置に断面L字状のガラス支持用突出片30cを有し、押縁35が取り付けられることにより内方側に向けて凹状のガラス嵌合溝Mが形成される。
前記分割方立29と分割方立30とは、左右方向にパネル枠が隣接配置された状態では、前記分割方立29の室内側突出片29a及び中間部突出片29bと、前記分割方立30のシール保持片30a、30bとが重なるように配置され、前記シール保持片30a、30bによって保持された固形シール36,37によって気水密性が保持されるようになっているとともに、ガラス嵌合溝M、Mを形成している室外側寄り位置では、縦方向に沿ってスリット状の溝が形成され、前記分割方立29と分割方立30とによって囲まれた内部空間が外部と連通する状態となっている。
上記カーテンウォール28に対して本換気構造を適用するには、前記分割方立29と分割方立30とによって囲まれた内部空間内であって、前記分割方立29の中間部突出片29bと、分割方立30のシール保持片30bとによる仕切り壁の室外側部分に仕切り枠38を配設し、縦方向に連続する縦方向空間Pを画成する。
前記仕切り枠38は、仕切り枠本体38aの室外側面に半円弧状断面部材を水平方向に並列した突出片38bを一体的に備えた断面形状を成し、図16に示されるように、前記仕切り枠38の内部には、縦方向に所定の間隔で仕切り材39、39…が配置され、前記縦方向空間Pが各縦方向空間A、B…に仕切られている。前記仕切り材39,39…によって仕切られた各縦方向空間A,B…においては、その下側部分に前記仕切り枠本体38aの室外側面及び突出片に跨るT字状に切り欠きが形成され、外気導入口38cが形成されているとともに、その上側部分に分割方立29の側面部に矩形状の開口が形成され換気口29dが形成されている。
また、前記分割方立29の側面には、前記換気口29d、29d…を開放又は閉鎖するための開閉装置40が設けられている。この開閉装置40は、一方側側部に設けられた支軸41を回動軸として水平方向に開閉自在とされる内開き式の開閉扉であり、前記開閉装置40を開操作し、分割方立29の側面に形成された換気口29d、29d…を開放すると、同図15及び図17に示されるように、分割方立29と分割方立30との間に形成された縦方向のスリット溝から一次外気導入空間Pに外気が導入された後、外気導入口38cを通り各縦方向空間A、B…内に外気が導入される。そして、縦方向空間A、B…を上昇した外気は、分割方立29の側面に形成された各換気口29d、29d…より室内側に導入される。
(他の形態例)
(1)上記第2形態例では、開閉装置40として内開き方式開閉扉を採用したが、内上げ方式開閉扉又はスライド開閉扉としてもよい。
〔第3形態例〕
次に、図18〜図22に基づき、本換気構造をカーテンウォールに適用した場合の第3形態例について述べる。
カーテンウォール構造は、図18に示されるように、実質的に縦枠となる左右両側の分割方立40,41と、上枠42と、下枠43とによって方形枠が構成されるとともに、中間に配設された水平桟材44によって開口部が上下2段に分割して形成され、これらの各開口部に対してガラスG、Gが嵌め込まれている。
前記分割方立40,41は、詳細には図20に示されるように、左右に隣接する半割構造の方立が組み合わされることにより、断面略矩形状の方立が構成されるようにしたものであり、一方側の分割方立40は、室内側寄り位置に分割方立41側に向けて突出する段状断面の室内側突出片40aを有するとともに、中間部にも同様に、分割方立41側に向けて突出する段状断面の中間部第1突出片40bと、この中間部突出片40bよりも室外側寄り位置に他方側分割方立41側に向けて突出する中間部第2突出片40cを有し、かつ室外側寄り位置に断面L字状のガラス支持用突出片40dを有する。そして、押縁45が取り付けられることにより内方側に向けて凹状のガラス嵌合溝Mが形成される。
一方、前記他方側の分割方立41は、室内側寄り位置に分割方立40側に向けて突出するシール保持片41aを有するとともに、中間部にも同様に、分割方立40側に向けて突出するシール保持片41bと、このシール保持片41bよりも室外側寄り位置に他方側分割方立40側に向けて突出する中間部第2突出片41cを有し、かつ室外側寄り位置に断面L字状のガラス支持用突出片41dを有する。そして、押縁46が取り付けられることにより内方側に向けて凹状のガラス嵌合溝Mが形成される。
前記分割方立40と分割方立41とは、左右方向にパネル枠が隣接配置された状態では、前記分割方立40の室内側突出片40a及び中間部第1突出片40bと、前記分割方立41のシール保持片41a、41bとがそれぞれ重なるように配置され、前記シール保持片41a、41bによって保持された固形シール47,48によって気水密性が保持されるようになっているとともに、分割方立40の中間部第2突出片40cと、分割方立41の中間部第2突出片41cとが間隔を空けて対向し、縦方向に沿ってスリット状の溝52が形成されるようになっている。また、ガラス嵌合溝M、Mを形成している室外側寄り位置でも縦方向に沿ってスリット状の溝が形成され、前記分割方立40と分割方立41とによって囲まれた内部空間が外部と連通する状態となっている。
上記カーテンウォール構造に対して本換気構造を適用するには、前記分割方立40と分割方立41とによって囲まれた内部空間内に、図示例では分割方立40側で言えば、中間部第1突出片40bと中間部第2突出片40cの間の空間内に、長手通しで断面略L字状の仕切り枠49を配設するとともに、この仕切り枠49と中間部第2突出片40c、41cとの間の空間にシーリング材54を充填することにより、縦方向に連続する縦方向空間Pを画成する。
前記縦方向空間Pには、図21にも示されるように、所定の間隔で仕切り材50、50…が配設され、前記縦方向空間Pが各縦方向空間A、B…に仕切られている。前記仕切り材50,50…によって仕切られた各縦方向空間A、B…においては、その下側部分に前記仕切り枠49の室内側面に開口が形成され外気導入口49aが形成されるとともに、その上部側であって分割方立40,41の側面に第1換気口40e(41e)が形成されている。前記仕切り材50の配設部位には、浸入雨水を排出するために、キャッチパン51が設けられている。このキャッチパン51は、図示例ではシリコンスポンジからなる材料が用いられ、外側に向けて下り勾配とされ、浸入雨水を外部に排出可能となっている。
前記第1換気口40e(41e)からの外気導入をオンオフ制御するために、前記分割方立40,41の側面に開閉装置55が設けられている。前記開閉装置55は、室内側位置に外気吹出口となるスリット状の開口溝58(以下、第2換気口58という。)を形成するように、前記分割方立40,41の側面に配置された長手通しの換気用カバー材56と、この換気用カバー材56の内部に室内外方向にスライド可能に配置されるとともに、第1換気口40e(41e)から第2換気口58に至る連通路(換気カバー材56の内部通路)を閉鎖する位置と、第1換気口40e(41e)から前記スリット状開口溝58までの流路を開放する位置との間でスライド制御される長手通しの切換弁部材57とから構成される。
より具体的には、前記切換弁部材57は、室内側に開口を向けて配置された断面コ字状の部材であり、分割方立40,41側の面においては、その室外側と室内側とに2列配置でエアタイト材59a、59aを保持するとともに、前記エアタイト材59a、59b間の中間壁面であって、かつ前記第1換気口40e(41e)に対応する高さ位置に換気連通用開口57aが形成されている、また、前記換気用カバー材56側の面においては、その室外側と室内側とに2列配置でエアタイト材59a、59bを保持している。
従って、図22(A)に示されるように、前記切換弁部材57を換気用カバー材56内において室内側にスライドさせた場合には、第1換気口40e(41e)から第2換気口58に至る連通路が閉鎖され、外気導入が停止される。また、図22(B)に示されるように、前記切換弁部材57の換気連通用開口57aを方立40,41の第1換気口40e(41e)に対面する位置にスライドさせた場合には、外気が方立40,41の第1換気口40e(41e)及び換気連通用開口57aを通して第2換気口58に至る流路が開放され、外気が室内に導入されるようになる。
(他の形態例)
(1)上記第3形態例では、開閉装置55に関して、換気用カバー材56の室内側面からのみ外気を導入可能としたが、例えば、図23に示されるように、切替弁部材57の分割方立40,41側の面においては、その室外側、室内側及び中間部に3列配置でエアタイト材59a、59a…を保持するようにするとともに、エアタイト材59a、59aで挟まれた一方側中間壁面に換気連通用開口57aを形成し、かつ換気用カバー材56の外面側に第3換気口56aを形成すると、図24(A)に示される状態では外気導入を停止し、図24(B)に示されるように、前記切換弁部材57の換気連通用開口57aを方立40,41の第1換気口40E(41e)に対面する位置にスライドさせた場合には、外気が方立40,41の第1換気口40e(41e)及び換気連通用開口57aを通して第2換気口58に至る流路が開放され、外気が室内に導入されるようになり、図24(C)に示されるように、切替弁部材57を最も室内側に移動させた状態では第1換気口40e(41e)から第3換気口56aに至る流路が開放され外気を方立の側面から取り入れ可能となる。
本換気構造の第1形態例を適用した横連窓の外観図である。 図1のII−II線矢視図である。 図1のIII−III線矢視図である。 方立2の横断面図(図1のIV−IV線矢視図)である。 方立2の要部縦断面図である。 方立2の側面図である。 方立2の室外側からの視図(図6のVII−VII線矢視図)である。 方立2の室内側からの視図(図6のVIII−VIII線矢視図)である。 室内側換気口2g、2g…の開放状態及び外気流入経路を示す方立側面図である。 仕切り材の変形例を示す要部拡大側面図である。 開閉装置の変形例を示す方立横断面図である。 開閉装置の変形例を示す方立横断面図である。 本換気構造の第2形態例を適用したカーテンウォール構造の外観図である。 図13のXIV-XIV線矢視図である。 図13のXV-XV線矢視図である。 外気流入経路を示す側面図である。 外気流入経路を示す斜視図である。 本換気構造の第3形態例を適用したカーテンウォール構造の外観図である。 図18のXIX-XIX線矢視図である。 方立部の拡大断面図である。 方立部の拡大縦断面図(図20のXXI-XXI線矢視図)である。 切換弁部材57の作動による、(A)は換気停止モード図、(B)は外気導入モード図である。 切換弁部材57’の変形例を示す方立部の拡大断面図である。 切換弁部材57’の作動状態を示す換気停止及び外気導入状態図である。 従来の換気装置を示す要部縦断面図である。
1…横連窓、2…方立、2f…外気導入口、2g…室内側換気口、2h…一次外気導入口、3…上枠、4…下枠、5・6…側枠、7・8…内押縁、9…方立カバー、15・21…仕切り材、16・22・23…開閉装置、A〜D…縦方向空間、P…一次外気導入空間、P…方立中空部、28…カーテンウォール、29・30…分割方立、29d…換気口、31…上枠、32…下枠、33…水平桟材、38…仕切り枠、38c…外気導入口、39…仕切り材、40…開閉装置、G…ガラス、40・41…分割方立、42…上枠、43…下枠、44…水平桟材、49…仕切り枠、50…仕切り材、40e・41e…第1換気口、55…開閉装置、56…換気用カバー材、57・57’…切換弁部材、57a…換気連通用開口、58…第2換気口、56a…第3換気口

Claims (6)

  1. 左右方向に隣接するパネル間に配置される方立内部に縦方向の空間を画成するとともに、該縦方向空間内を高さ方向に適宜の間隔で仕切り、仕切られた各縦方向空間部において、下側位置であって仕切り部材が方立の室外側壁面へ接合する位置の直上に外部空間と連通する外気導入口を形成するとともに、上側位置に室内側換気口を形成し、かつ前記縦方向空間内を高さ方向に適宜の間隔で区切る仕切り材は、室外側に向けて下り勾配となるように配置し、
    方立の長手方向に沿って、1回の操作で複数の前記室内側換気口又は室内側換気口から室内に至る連通路を開放又は閉鎖する開閉装置を設けたことを特徴とする窓部における換気構造。
  2. 前記開閉装置は、上部側位置を回動軸として開閉自在とされる内上げ式開閉扉である請求項1記載の窓部における換気構造。
  3. 前記開閉装置は、一方側側部位置を回動軸として開閉自在とされる内開き式開閉扉である請求項1記載の窓部における換気構造。
  4. 前記開閉装置は、上下方向にスライド可能に設けられたスライド式開閉扉である請求項1記載の窓部における換気構造。
  5. 前記方立は、左右に隣接する半割構造の分割方立が組み合わされた部材とされるとともに、前記室内側換気口は方立側面に形成され、
    前記開閉装置は室内側位置に外気吹出口となるスリット状の開口溝を形成するように前記方立の側面に配置された換気用カバー材と、この換気用カバー材の内部に室内外方向にスライド可能に配置されるとともに、室内側換気口から室内に至る連通路を閉鎖する位置と、室内側換気口から前記スリット状開口溝までの流路を開放する位置との間でスライド制御される切換弁部材とから構成される請求項1記載の窓部における換気構造。
  6. 前記外気導入口の室外側に、空間を空けて外気の直接的流入を阻止する遮風部材を設け、前記外気導入口に至る通路を迂回させて形成してある請求項1〜いずれかに記載の窓部における換気構造。
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