JP5551807B2 - 窓構造体 - Google Patents
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Description
本発明は、カーテンウォールに関する。
特許文献1には、左右の二重窓部間に室外側と室内側とに開口する通風路を設け、通風路に二重窓部の中間層に連通する連通孔を設けて、室外側開口から取込んだ外気を二重窓部の中間層及び室内に取込むカーテンウォール(ダブルスキンカーテンウォール)が開示されている。
この種のダブルスキンカーテンウォールは、例えば夏場には、二重窓部の中間層内の空気が太陽光で暖められて上昇気流となることで中間層の下側が負圧となる為、室外側開口から取込んだ外気は中間層に導入されて中間層の上部から外に排出することにより室内の温度上昇を抑制するものである。
特許文献2には、二重窓部の中間層の下部と上部が室内に連通してあり、カーテンウォールに設けた通風口から室内に外気を取込んで、室内の空気を二重窓部の中間層の下部から中間層に導入すること(エアフローカーテンウォール)が開示されている。
この種のエアフローカーテンウォールでは、例えば冬場には室内空気を下部から中間層に導入して太陽の熱で暖められた空気が中間層を上昇気流となって上昇した後に室内に戻して暖房効率を高めるようにしたものである。
特許文献3には、二重窓部間に二重窓部よりも室外側に突設して外気取込部材を設け、外気取込部材には左右の一側にのみ通風孔を設けることが開示されている。
この種のダブルスキンカーテンウォールは、例えば夏場には、二重窓部の中間層内の空気が太陽光で暖められて上昇気流となることで中間層の下側が負圧となる為、室外側開口から取込んだ外気は中間層に導入されて中間層の上部から外に排出することにより室内の温度上昇を抑制するものである。
特許文献2には、二重窓部の中間層の下部と上部が室内に連通してあり、カーテンウォールに設けた通風口から室内に外気を取込んで、室内の空気を二重窓部の中間層の下部から中間層に導入すること(エアフローカーテンウォール)が開示されている。
この種のエアフローカーテンウォールでは、例えば冬場には室内空気を下部から中間層に導入して太陽の熱で暖められた空気が中間層を上昇気流となって上昇した後に室内に戻して暖房効率を高めるようにしたものである。
特許文献3には、二重窓部間に二重窓部よりも室外側に突設して外気取込部材を設け、外気取込部材には左右の一側にのみ通風孔を設けることが開示されている。
特許文献1及び2の技術では、風が左右から吹いている場合には外気を取込み難いという問題がある。
これに対して、特許文献3では外気取込部材を二重窓部よりも室外側に突設して設けているので左側又は右側から吹いてくる風を取込み易くできる。
しかし、特許文献3の技術では、隣合う二重窓部間に設けた外気取込部材はその通風孔を左右の同じ向きにしているので、風が左右の一方側から吹いている場合には取込み易いが、左右の他方側から風が吹いている場合には取込み難いという問題がある。
一方、外気取込部材の左右両側に通風孔を設けたのでは、左右一方側から受けた風が他方側に通過してしまい外気を取込むことが困難になる。
これに対して、特許文献3では外気取込部材を二重窓部よりも室外側に突設して設けているので左側又は右側から吹いてくる風を取込み易くできる。
しかし、特許文献3の技術では、隣合う二重窓部間に設けた外気取込部材はその通風孔を左右の同じ向きにしているので、風が左右の一方側から吹いている場合には取込み易いが、左右の他方側から風が吹いている場合には取込み難いという問題がある。
一方、外気取込部材の左右両側に通風孔を設けたのでは、左右一方側から受けた風が他方側に通過してしまい外気を取込むことが困難になる。
そこで、本発明は、ダブルスキンやエアフローカーテンウォールにおいて、左右の何れから風が吹いている場合にも外気を二重窓部の中間層や室内に容易に取込むことができるカーテンウォールの提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、左右の窓部と、左右の窓部間に設けて室外と室内を連通する通風部と、通風部の室外側で且つ窓部よりも室外側に突設して設けた外気取込部材とを備え、外気取込部材は、左右の一方側にのみ通風孔を有するものと他方側にのみ通風孔を有するものとがあり、外気取込部材の通風孔から外気を通風部に取込んで室内に導入することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、風が左右の何れから吹いている場合にも、外気取込部材の通風孔から外気を容易に取込んで室内に導入することができる。
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明するが、先ず図1〜図5を参照して第1実施の形態について説明する。
図1(a)に示すように、本実施の形態に係るカーテンウォール1は、左右の二重窓部9と、左右の二重窓部間に設けた通風部17と、通風部17の室外側に設けた外気取込部材19とを備えている。
図1(b)に示すように、二重窓部9は、室外側パネル3と室内側パネル5との間に中間層7を有しており、室外側パネル3は透明パネルであり、ビルの一階部分に亘って設けてある。
図2及び図4に示すように、室内側パネル5は、一階部分の室内空間(床から天井までの空間)13に対応する位置では開閉扉5aであり、天井裏15に対応する位置の室内側パネル5は固定した断熱ボード5bである。
図1に示すように、外気取込部材19は、一階部分の縦方向全体に亘って長く設けてあり、隣合う二重窓部9、9間に配置される通風部17に取付けてあり、二重窓部9よりも室外側に突設して設けている。
通風部17は、室外側に開口17aを形成した方立であり、方立の左右に、室外側窓3と室内側パネル5とを取付けている。
図2に示すように、通風部17の室内側には、開閉扉21が設けてり、開閉扉21を開くことにより、外気取込部材19から取込んだ外気を室内に導入するようになっている。尚、開閉扉21の室外側に設けているのはフィルタ23と、風量調整部材25である。風量調整部材25は一端が回動自在なっており且つ開き方向に付勢され、室内側へ向かう風力との吊り合いにより開度が自動調整されている。
通風部17の左右壁22には、その下部に中間層7に連通する下通気孔29a(図4参照)が上下に複数形成されており、上部にも中間層7に連通する上通気孔29b(図4参照)が上下に複数形成されている。図4に示すように、通風部17の上下方向の中間部には通気孔はない。また、上通気孔29bは天井裏15の下部位置に対応して設けている。
図2に示すように、下通気孔29a及び上通気孔29bは、各々スライド板31により開閉自在になっている。
図3に示すように、通風部17の上部には、通風部17の室外側開口を塞ぐ塞ぎ板28が設けてある。
図2及び図3に示すように、外気取込部材19は、二重窓部9の室外側に突設した左右の側板33a、33bを有し、左右の側板33a、33bは室外側ほど互いの間隔を狭くしており、横断面略台形形状に形成されている。左右の側板33a、33bには多数の案内羽根35が突設してあり、左右何れかの一方の側板33a又は33bには隣合う案内羽根35間に通風孔37が形成されている。通風孔37は、図5に示すように、上下の長孔であり、外気取込部材19の長手方向に複数形成されている。
図1(b)に示すように、左右の隣合う外気取込部材19、19は互いに左右の異なる側に通風孔37が形成されている。
図1(a)に示すように、本実施の形態に係るカーテンウォール1は、左右の二重窓部9と、左右の二重窓部間に設けた通風部17と、通風部17の室外側に設けた外気取込部材19とを備えている。
図1(b)に示すように、二重窓部9は、室外側パネル3と室内側パネル5との間に中間層7を有しており、室外側パネル3は透明パネルであり、ビルの一階部分に亘って設けてある。
図2及び図4に示すように、室内側パネル5は、一階部分の室内空間(床から天井までの空間)13に対応する位置では開閉扉5aであり、天井裏15に対応する位置の室内側パネル5は固定した断熱ボード5bである。
図1に示すように、外気取込部材19は、一階部分の縦方向全体に亘って長く設けてあり、隣合う二重窓部9、9間に配置される通風部17に取付けてあり、二重窓部9よりも室外側に突設して設けている。
通風部17は、室外側に開口17aを形成した方立であり、方立の左右に、室外側窓3と室内側パネル5とを取付けている。
図2に示すように、通風部17の室内側には、開閉扉21が設けてり、開閉扉21を開くことにより、外気取込部材19から取込んだ外気を室内に導入するようになっている。尚、開閉扉21の室外側に設けているのはフィルタ23と、風量調整部材25である。風量調整部材25は一端が回動自在なっており且つ開き方向に付勢され、室内側へ向かう風力との吊り合いにより開度が自動調整されている。
通風部17の左右壁22には、その下部に中間層7に連通する下通気孔29a(図4参照)が上下に複数形成されており、上部にも中間層7に連通する上通気孔29b(図4参照)が上下に複数形成されている。図4に示すように、通風部17の上下方向の中間部には通気孔はない。また、上通気孔29bは天井裏15の下部位置に対応して設けている。
図2に示すように、下通気孔29a及び上通気孔29bは、各々スライド板31により開閉自在になっている。
図3に示すように、通風部17の上部には、通風部17の室外側開口を塞ぐ塞ぎ板28が設けてある。
図2及び図3に示すように、外気取込部材19は、二重窓部9の室外側に突設した左右の側板33a、33bを有し、左右の側板33a、33bは室外側ほど互いの間隔を狭くしており、横断面略台形形状に形成されている。左右の側板33a、33bには多数の案内羽根35が突設してあり、左右何れかの一方の側板33a又は33bには隣合う案内羽根35間に通風孔37が形成されている。通風孔37は、図5に示すように、上下の長孔であり、外気取込部材19の長手方向に複数形成されている。
図1(b)に示すように、左右の隣合う外気取込部材19、19は互いに左右の異なる側に通風孔37が形成されている。
次に、第1実施の形態に係るカーテンウォール1の作用効果について説明する。
図1に示すように、ダブルスキンカーテンウォール1において、左右に隣合う外気取込部材19は、通風孔37の向きが左右異なっているから、風が左右の何れから吹いている場合にも、通風孔37から外気を容易に取込むことができる。
図2に示すように、外気取込部材19の通風孔37から取込んだ外気は、開閉扉21が開いている場合には、通風部17から室内空間13に導入することができる。
一方、夏等の外気温度が高い場合には、太陽の光により中間層7が暖められるので、図4に示すように、中間層7内に上昇気流が発生し、下通風孔29a付近では負圧となって通風部17から外気が導入し、上通風孔29bから外に放出される。しかも、室外の横風を外気取込部材19から取込むことにより下風通孔29aから中間層7への外気の導入を促進する。これにより、室内温度の上昇を抑制できる。
冬場には、図2に示すスライド板31を操作して下通風孔29a及び上通風孔29bを閉じると共に開閉扉21を閉じることにより、中間層7が断熱層として作用するので室内の断熱を図ることができる。
図1に示すように、ダブルスキンカーテンウォール1において、左右に隣合う外気取込部材19は、通風孔37の向きが左右異なっているから、風が左右の何れから吹いている場合にも、通風孔37から外気を容易に取込むことができる。
図2に示すように、外気取込部材19の通風孔37から取込んだ外気は、開閉扉21が開いている場合には、通風部17から室内空間13に導入することができる。
一方、夏等の外気温度が高い場合には、太陽の光により中間層7が暖められるので、図4に示すように、中間層7内に上昇気流が発生し、下通風孔29a付近では負圧となって通風部17から外気が導入し、上通風孔29bから外に放出される。しかも、室外の横風を外気取込部材19から取込むことにより下風通孔29aから中間層7への外気の導入を促進する。これにより、室内温度の上昇を抑制できる。
冬場には、図2に示すスライド板31を操作して下通風孔29a及び上通風孔29bを閉じると共に開閉扉21を閉じることにより、中間層7が断熱層として作用するので室内の断熱を図ることができる。
以下に本発明の他の実施の形態を説明するが、以下に説明する実施の形態において、上述した第1実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することによりその部分の詳細な説明を省略し、以下の説明では第1実施の形態と主に異なる点を説明する。
図6〜11を参照して第2実施の形態を説明する。この第2実施の形態に係るカーテンウォール1では、通風部17は方立でなく、左右一方(本実施の形態では左側)の室外側パネル3と、室内側パネル5と、通風部17と、外気取込部材19とを一体にした一つのユニット(図7〜図9に二点鎖線で示す)Tとしてあり、このユニットTを上下左右に連結してカーテンウォール1を構成している。
図7に示すように、通風部17は、左右壁22に中間層7に連通する通風孔が形成されており、これらの通風孔29c、29d、29eは左右壁17の下端から上端に亘って間隔をあけて形成されている(図8、図10、11参照)。
この第2実施の形態によれば、上述の第1実施の形態と同様な効果を得ることができると共にカーテンウォールはユニットTを上下左右に連結して施工でき、上述した第1実施の形態に比較して施工が容易にできる。
図12〜15を参照して第3実施の形態を説明する。この第3実施の形態に係るカーテンウォール51は、図15に示すように、通風部17において、左右壁22には中間層7に連通する通気孔を設けていない点が第1実施の形態と異なっている。
また、第3実施の形態では、第2実施の形態と同様に、通風部17は方立でなく、左右一方(本実施の形態では左側)の室外側パネル3と、室内側パネル5と、通風部17と、外気取込部材19とを一体にした一つのユニット(図15及び図13に二点鎖線で示す)Tとしてあり、このユニットTを左右に連結してカーテンウォール51を構成している。
図13に示すように、第3実施の形態では、室内側パネル5の下端52は、床53との間に隙間53を形成して室内空間13と二重窓部9の中間層7と連通している。一方、図14に示すように、中間層7の上部には室内空間13に連通する室内連通路55が設けてある。尚、図14において室内連通路55に設けているのはフィルタ57である。
図6〜11を参照して第2実施の形態を説明する。この第2実施の形態に係るカーテンウォール1では、通風部17は方立でなく、左右一方(本実施の形態では左側)の室外側パネル3と、室内側パネル5と、通風部17と、外気取込部材19とを一体にした一つのユニット(図7〜図9に二点鎖線で示す)Tとしてあり、このユニットTを上下左右に連結してカーテンウォール1を構成している。
図7に示すように、通風部17は、左右壁22に中間層7に連通する通風孔が形成されており、これらの通風孔29c、29d、29eは左右壁17の下端から上端に亘って間隔をあけて形成されている(図8、図10、11参照)。
この第2実施の形態によれば、上述の第1実施の形態と同様な効果を得ることができると共にカーテンウォールはユニットTを上下左右に連結して施工でき、上述した第1実施の形態に比較して施工が容易にできる。
図12〜15を参照して第3実施の形態を説明する。この第3実施の形態に係るカーテンウォール51は、図15に示すように、通風部17において、左右壁22には中間層7に連通する通気孔を設けていない点が第1実施の形態と異なっている。
また、第3実施の形態では、第2実施の形態と同様に、通風部17は方立でなく、左右一方(本実施の形態では左側)の室外側パネル3と、室内側パネル5と、通風部17と、外気取込部材19とを一体にした一つのユニット(図15及び図13に二点鎖線で示す)Tとしてあり、このユニットTを左右に連結してカーテンウォール51を構成している。
図13に示すように、第3実施の形態では、室内側パネル5の下端52は、床53との間に隙間53を形成して室内空間13と二重窓部9の中間層7と連通している。一方、図14に示すように、中間層7の上部には室内空間13に連通する室内連通路55が設けてある。尚、図14において室内連通路55に設けているのはフィルタ57である。
次に、第3実施の形態の作用効果を説明する。図12(a)に示すように、カーテンウォール51において、左右に隣合う外気取込部材19は、通風孔37の向きが左右異なっているから、風が左右の何れから吹いている場合にも、通風孔37から外気を容易に取込むことができる。
図15に示すように、外気取込部材19の通風孔37から取込んだ外気は、開閉扉21を開くことにより、通風部17から室内に導入することができる。
一方、図13及び図14に示すように、冬等の外気温度が低い場合には、太陽の光により中間層7が暖められるので、中間層7内に上昇気流が発生し、室内側パネル5の下端52の隙間53が負圧となって室内の空気が中間層7に取込まれて、中間層7で外気に暖められ上部の室内連通路55から室内空間13に戻される。これにより、室内が暖房されているときに暖房効率を高めることができる。尚、室内換気をしない場合には開閉扉21は閉じる。
図15に示すように、外気取込部材19の通風孔37から取込んだ外気は、開閉扉21を開くことにより、通風部17から室内に導入することができる。
一方、図13及び図14に示すように、冬等の外気温度が低い場合には、太陽の光により中間層7が暖められるので、中間層7内に上昇気流が発生し、室内側パネル5の下端52の隙間53が負圧となって室内の空気が中間層7に取込まれて、中間層7で外気に暖められ上部の室内連通路55から室内空間13に戻される。これにより、室内が暖房されているときに暖房効率を高めることができる。尚、室内換気をしない場合には開閉扉21は閉じる。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、第1実施の形態において、図16に示すように、第3実施の形態のように左右の隣合う二重窓部間に竪骨59で通風部17を形成し、竪骨59の室外側に第1実施の形態の外気取込部材19を取付けるものであっても良い。この場合、竪骨59にはその左右側壁59a、59bの下部に中間層7に連通する下通気孔29aを設け、上部に上通気孔29bを設ける。尚、この図16に示す変形例では、案内羽根35は外壁パネル5と略平行としてあるが、第1実施の形態と同様に外壁パネル5に対して角度を形成するものであっても良い。
また、外気取込部材19には案内羽根35は設けないで、通風孔37のみを形成するものであっても良い。
外気取込部材19は通風部17と一体に形成した部材としても良い。
上述した第1〜第3実施の形態において、カーテンウォール1、51の隣合う上下の階に設けた二重窓部9の中間層7を互いに連通させても良い。上下の中間層7、7を連通させることにより外気を中間層7に導入する下通気孔29aと中間層7から排気する上通気孔29bとの距離を実質的に長く取れるから、重力換気の効率を高めることができる。
例えば、第1実施の形態において、図16に示すように、第3実施の形態のように左右の隣合う二重窓部間に竪骨59で通風部17を形成し、竪骨59の室外側に第1実施の形態の外気取込部材19を取付けるものであっても良い。この場合、竪骨59にはその左右側壁59a、59bの下部に中間層7に連通する下通気孔29aを設け、上部に上通気孔29bを設ける。尚、この図16に示す変形例では、案内羽根35は外壁パネル5と略平行としてあるが、第1実施の形態と同様に外壁パネル5に対して角度を形成するものであっても良い。
また、外気取込部材19には案内羽根35は設けないで、通風孔37のみを形成するものであっても良い。
外気取込部材19は通風部17と一体に形成した部材としても良い。
上述した第1〜第3実施の形態において、カーテンウォール1、51の隣合う上下の階に設けた二重窓部9の中間層7を互いに連通させても良い。上下の中間層7、7を連通させることにより外気を中間層7に導入する下通気孔29aと中間層7から排気する上通気孔29bとの距離を実質的に長く取れるから、重力換気の効率を高めることができる。
1、51 カーテンウォール(窓構造体)
9 二重窓部(窓部)
17 通風部
19 外気取込部材
37 通風孔
9 二重窓部(窓部)
17 通風部
19 外気取込部材
37 通風孔
Claims (1)
- 左右の窓部と、左右の窓部間に設けて室外と室内を連通する通風部と、通風部の室外側で且つ窓部よりも室外側に突設して設けた外気取込部材とを備え、外気取込部材は、左右の一方側にのみ通風孔を有するものと他方側にのみ通風孔を有するものとがあり、外気取込部材の通風孔から外気を通風部に取込んで室内に導入することを特徴とする窓構造体。
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