JPH07291493A - 複式転回巻取装置においてウエブ、殊にプラスチックシートを巻き取るための方法及び装置 - Google Patents
複式転回巻取装置においてウエブ、殊にプラスチックシートを巻き取るための方法及び装置Info
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- JPH07291493A JPH07291493A JP9563395A JP9563395A JPH07291493A JP H07291493 A JPH07291493 A JP H07291493A JP 9563395 A JP9563395 A JP 9563395A JP 9563395 A JP9563395 A JP 9563395A JP H07291493 A JPH07291493 A JP H07291493A
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- B65H2301/41—Winding, unwinding
- B65H2301/414—Winding
- B65H2301/4143—Performing winding process
- B65H2301/41432—Performing winding process special features of winding process
- B65H2301/414322—Performing winding process special features of winding process oscillated winding, i.e. oscillating the axis of the winding roller or material
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 夫々回転駆動されて軸方向に調節可能な心押
軸(18)と、該心押軸(18)に支持された、巻取ス
リーブ(14)を受容するための緊締ヘッド(17)と
を備えて、回転可能に支承された巻取位置保持体(1)
に配置されている少くとも2つの巻取位置(3,3′)
を有している複式転回巻取装置においてウエブ、殊にプ
ラスチックシートを巻き取るための方法において、簡単
な形式でウエブ、特にプラスチックシートの生産の際に
発生する材料内の厚肉個所を、ウエブの幅に亘って充分
均一に配分することができるようにする。 【構成】 そのために夫々1つの巻取位置(3,3′)
の緊締ヘッド(17)をウエブ(5)の巻取中に心押軸
(18)の回転軸線(15)の方向に心押軸と一緒に振
動させる。
軸(18)と、該心押軸(18)に支持された、巻取ス
リーブ(14)を受容するための緊締ヘッド(17)と
を備えて、回転可能に支承された巻取位置保持体(1)
に配置されている少くとも2つの巻取位置(3,3′)
を有している複式転回巻取装置においてウエブ、殊にプ
ラスチックシートを巻き取るための方法において、簡単
な形式でウエブ、特にプラスチックシートの生産の際に
発生する材料内の厚肉個所を、ウエブの幅に亘って充分
均一に配分することができるようにする。 【構成】 そのために夫々1つの巻取位置(3,3′)
の緊締ヘッド(17)をウエブ(5)の巻取中に心押軸
(18)の回転軸線(15)の方向に心押軸と一緒に振
動させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は先づ、夫々回転駆動され
て軸方向に調節可能な心押軸と、該心押軸に支持され
た、巻取スリーブを受容するための緊締ヘッドとを備え
て、回転可能に支承された巻取位置保持体に配置されて
いる少くとも2つの巻取位置を有している複式転回巻取
装置においてウエブ、殊にプラスチックシートを巻き取
るための方法に関する。
て軸方向に調節可能な心押軸と、該心押軸に支持され
た、巻取スリーブを受容するための緊締ヘッドとを備え
て、回転可能に支承された巻取位置保持体に配置されて
いる少くとも2つの巻取位置を有している複式転回巻取
装置においてウエブ、殊にプラスチックシートを巻き取
るための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ウエブ、特にプラスチックシートを巻き
取る場合には、ウエブの製造工程の際に発生する、ウエ
ブの厚肉個所のために、一様でない巻取ロールが形成さ
れるようになるのを阻止することはできない。つまり各
巻条の厚肉個所が先行する夫々の巻取位置の上方に巻き
付けられるので、当該巻取部分の直径がそれ以外の部分
の直径よりも大きくなってしまう。これによって巻取り
の際ウエブの延びが惹き起されるので、このウエブを繰
り出す際に弛んだ部分が発生する。更に厚肉個所から離
れたウエブのその他の領域内で個々の巻取位置の間に空
気が入り込み、この空気によって巻取り中にウエブの滑
りが発生するようになる。その場合横方向スリップは不
均一な縁部を発生させ、一方で長手方向スリップは巻取
りの際加圧部乃至スクィーズ部を発生させるので、巻体
の品質が著しく損われてしまう。
取る場合には、ウエブの製造工程の際に発生する、ウエ
ブの厚肉個所のために、一様でない巻取ロールが形成さ
れるようになるのを阻止することはできない。つまり各
巻条の厚肉個所が先行する夫々の巻取位置の上方に巻き
付けられるので、当該巻取部分の直径がそれ以外の部分
の直径よりも大きくなってしまう。これによって巻取り
の際ウエブの延びが惹き起されるので、このウエブを繰
り出す際に弛んだ部分が発生する。更に厚肉個所から離
れたウエブのその他の領域内で個々の巻取位置の間に空
気が入り込み、この空気によって巻取り中にウエブの滑
りが発生するようになる。その場合横方向スリップは不
均一な縁部を発生させ、一方で長手方向スリップは巻取
りの際加圧部乃至スクィーズ部を発生させるので、巻体
の品質が著しく損われてしまう。
【0003】ウエブの個々の位置の厚肉個所を重ねて巻
き取るのを阻止するため、ウエブを横方向に緩かに振動
させ乍ら巻き取ることが公知である。この目的のために
全機械が、適当な駆動装置によって振動運動を起しうる
比較的重い基礎フレーム上に設置されている。完成され
た巻取りロールを取り出す時にだけ振動が中断される。
このような装置、つまり全機械の振動運動はピットの内
部に大きな構造空間を必要とする基礎フレームによって
構造的に極めて高価であるということの外に、このよう
な構成は経費的に極めてコスト高である。
き取るのを阻止するため、ウエブを横方向に緩かに振動
させ乍ら巻き取ることが公知である。この目的のために
全機械が、適当な駆動装置によって振動運動を起しうる
比較的重い基礎フレーム上に設置されている。完成され
た巻取りロールを取り出す時にだけ振動が中断される。
このような装置、つまり全機械の振動運動はピットの内
部に大きな構造空間を必要とする基礎フレームによって
構造的に極めて高価であるということの外に、このよう
な構成は経費的に極めてコスト高である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた方法を改良して、複式転回巻取装置の場合簡単
な形式でウエブ、特にプラスチックシートの生産の際に
発生する材料内の厚肉個所を、ウエブの幅に亘って充分
均一に配分することができるようにすることにある。同
時に複式転回巻取装置を改良して、ウエブの幅に亘る厚
肉個所の均一な配分のために特に簡単な手段を用いて、
巻取りの際の振動運動を実現することができるようにす
ることにある。また完成ロールの交換中当該巻取位置の
振動運動を可能な限り中断しなくても宜いようにするこ
とも狙っている。
で述べた方法を改良して、複式転回巻取装置の場合簡単
な形式でウエブ、特にプラスチックシートの生産の際に
発生する材料内の厚肉個所を、ウエブの幅に亘って充分
均一に配分することができるようにすることにある。同
時に複式転回巻取装置を改良して、ウエブの幅に亘る厚
肉個所の均一な配分のために特に簡単な手段を用いて、
巻取りの際の振動運動を実現することができるようにす
ることにある。また完成ロールの交換中当該巻取位置の
振動運動を可能な限り中断しなくても宜いようにするこ
とも狙っている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、夫々1つの
巻取位置の緊締ヘッドをウエブの巻取中に心押軸の回転
軸線の方向に心押軸と一緒に振動させることによって、
方法に関する上記の課題を解決することができた。つま
り従来技術とは対照的に、もはや全機械を振動運動に入
れる必要がなく、夫々1つの巻取位置だけを振動させて
運動させることだけで完全に充分である。巻取位置のこ
のような調節によって第2の巻取位置を、ロール交換の
ために例へば同時にセンタリングして位置せしめること
ができる。
巻取位置の緊締ヘッドをウエブの巻取中に心押軸の回転
軸線の方向に心押軸と一緒に振動させることによって、
方法に関する上記の課題を解決することができた。つま
り従来技術とは対照的に、もはや全機械を振動運動に入
れる必要がなく、夫々1つの巻取位置だけを振動させて
運動させることだけで完全に充分である。巻取位置のこ
のような調節によって第2の巻取位置を、ロール交換の
ために例へば同時にセンタリングして位置せしめること
ができる。
【0006】また一方の巻取位置の緊締ヘッドが他方の
巻取位置の緊締ヘッドとは無関係に振動させて調節しう
るように構成されている。
巻取位置の緊締ヘッドとは無関係に振動させて調節しう
るように構成されている。
【0007】夫々回転駆動されて軸方向に調節可能な心
押軸と、該心押軸に支持された、巻取スリーブを受容す
るための緊締ヘッドとを備えて、回転可能に支承された
巻取位置保持体に配置されている2つの巻取位置を有し
ている、ウエブ、殊にプラスチックシートを巻き取るた
めの複式転回巻取装置の具体的な構成において、夫々の
巻取位置に配設された心押軸が、緊締ヘッドの緊締及び
解離のための調節運動とは無関係に、ウエブの巻取中に
調節駆動装置によって心押軸の回転軸線の方向に緊締ヘ
ッドと一緒に振動させられるように構成されている。
押軸と、該心押軸に支持された、巻取スリーブを受容す
るための緊締ヘッドとを備えて、回転可能に支承された
巻取位置保持体に配置されている2つの巻取位置を有し
ている、ウエブ、殊にプラスチックシートを巻き取るた
めの複式転回巻取装置の具体的な構成において、夫々の
巻取位置に配設された心押軸が、緊締ヘッドの緊締及び
解離のための調節運動とは無関係に、ウエブの巻取中に
調節駆動装置によって心押軸の回転軸線の方向に緊締ヘ
ッドと一緒に振動させられるように構成されている。
【0008】心押軸乃至緊締ヘッドの緊締及び解離のた
めと、巻取位置の振動運動のためとに、同じ調節駆動装
置が用いられている場合は、特に有利であることが判明
した。これによって特に簡単でコスト的に有利な手段が
達成可能である。
めと、巻取位置の振動運動のためとに、同じ調節駆動装
置が用いられている場合は、特に有利であることが判明
した。これによって特に簡単でコスト的に有利な手段が
達成可能である。
【0009】本発明の有利な構成にあっては、調節駆動
装置が直動駆動装置によって形成されていて、例へば電
気機械式直動作動機として構成されており、該直動作動
機は各巻取個所の両側に、ねじスピンドルとして構成さ
れた出力軸を備えている電動機と、該出力軸と協働しか
つ夫々所属の心押軸に軸受を介して結合されているねじ
ナットとを有している。
装置が直動駆動装置によって形成されていて、例へば電
気機械式直動作動機として構成されており、該直動作動
機は各巻取個所の両側に、ねじスピンドルとして構成さ
れた出力軸を備えている電動機と、該出力軸と協働しか
つ夫々所属の心押軸に軸受を介して結合されているねじ
ナットとを有している。
【0010】
【実施例】本発明の有利な実施例を図面に図示し、次に
これを詳しく説明する。
これを詳しく説明する。
【0011】図1及び図2から明らかなように、ここに
図示された複式転回巻取装置は、巻取位置保持体1を有
し、該巻取位置保持体1は巻取位置保持体1の回転ディ
スク2内に配置された2つの巻取位置3,3′を有して
いる。間隔を置いて向い合って配置された2つの回転デ
ィスク2は、軸4を介し相互に結合されておりかつ詳し
くは図示されていない駆動装置を介し駆動されていて、
180°だけ相互にずらされて配置された巻取位置3,
3′が一方又は他方の巻取位置に選択的にずらされうる
ように構成されている。
図示された複式転回巻取装置は、巻取位置保持体1を有
し、該巻取位置保持体1は巻取位置保持体1の回転ディ
スク2内に配置された2つの巻取位置3,3′を有して
いる。間隔を置いて向い合って配置された2つの回転デ
ィスク2は、軸4を介し相互に結合されておりかつ詳し
くは図示されていない駆動装置を介し駆動されていて、
180°だけ相互にずらされて配置された巻取位置3,
3′が一方又は他方の巻取位置に選択的にずらされうる
ように構成されている。
【0012】前方に配置された図示されていない生産機
からウエブ5、特にプラスチックシートを供給するた
め、矢印方向6に調節可能なキャリッジ7内に変向ロー
ラ8及び接触ローラ9が設けられており、これらのロー
ラ8,9は案内装置11を介し案内レール12上でスラ
イド可能なキャリッジ7と協働していて、巻取直径の増
大につれて矢印6の方向に変位可能である。完成した巻
取ロールは巻取位置3′で取り出されるが、該ロール
は、横方向切断装置13によってウエブ5が予め切断さ
れている。新しいウエブ開始部は、巻取位置3で前以っ
て挿入された空の巻取スリーブ14上に巻き付けられ
る。複式転回巻取装置における新しい空の巻取スリーブ
の巻付け及び完成した巻取ロールの取出しは、公知であ
って本発明の対象ではない。
からウエブ5、特にプラスチックシートを供給するた
め、矢印方向6に調節可能なキャリッジ7内に変向ロー
ラ8及び接触ローラ9が設けられており、これらのロー
ラ8,9は案内装置11を介し案内レール12上でスラ
イド可能なキャリッジ7と協働していて、巻取直径の増
大につれて矢印6の方向に変位可能である。完成した巻
取ロールは巻取位置3′で取り出されるが、該ロール
は、横方向切断装置13によってウエブ5が予め切断さ
れている。新しいウエブ開始部は、巻取位置3で前以っ
て挿入された空の巻取スリーブ14上に巻き付けられ
る。複式転回巻取装置における新しい空の巻取スリーブ
の巻付け及び完成した巻取ロールの取出しは、公知であ
って本発明の対象ではない。
【0013】生産技術的な見地からウエブ、特にプラス
チックシートを生産する場合にはこのようなウエブの製
造形式に基いて同一の個所に連続的に形成される僅かな
厚肉個所が材料中に発生するのを阻止することができな
い。この結果として、これらの厚肉個所がウエブを巻き
取る際常に上下に重なって位置するようになり、そのた
め巻取体はこの位置において他の位置よりも厚くなって
しまう。この厚肉個所を統計学的に均一に配分すること
ができるようにするため、複式転回巻取装置の場合には
夫々有効な巻取位置を振動させ乍ら巻取スリーブ14の
回転軸線15の方向にずらせる。この目的のために調節
駆動装置16が設けられており、該調節駆動装置16は
同時に、巻取体の巻取りの際緊締ヘッド17を巻取スリ
ーブ14内に挿入し乃至は完成した巻取ロールを巻取ス
リーブから取り出すため外方に引き出すのに役立ってい
る。緊締ヘッド17は心押軸18(図3)に形成され乃
至は位置しており、該心押軸18は有利には、球案内装
置19として構成された軸方向案内装置を介し駆動スリ
ーブ21内で軸方向に運動可能に支承されており、かつ
楔溝結合装置22を介してこの駆動スリーブ21に形状
接続的に結合されている。一方で駆動スリーブ21は、
駆動ピニオン23を介して回転ディスク2に位置する駆
動モータ24に駆動可能に結合されている。他方で駆動
スリーブ21は軸受25を介して軸受部材26内に位置
しており、該軸受部材26は他方で同じ様に回転ディス
ク2内に配置されている。軸受部材26はフランジ27
を有し、該フランジ27には軸受28を介しねじスピン
ドル29として構成された電動機31の出力軸が支承さ
れており、該電動機31は他方で同じ様に回転ディスク
2に固定されている。ねじスピンドル29はねじナット
32と協働し、該ねじナット32は他方で、結合部材3
3及び軸受34を介し心押軸18(緊締ヘッド軸18)
に結合されている。支承部材26と心押軸18の緊締ヘ
ッド17との間には緊締ヘッド17の解離ストロークの
方向に作用している制限ストッパ35が配置されてい
る。この制限ストッパ35は、故障の際緊締ヘッド17
が巻取スリーブ14乃至巻取ロールから監理不能に外方
に飛び出すのを機械的に確実に阻止している。
チックシートを生産する場合にはこのようなウエブの製
造形式に基いて同一の個所に連続的に形成される僅かな
厚肉個所が材料中に発生するのを阻止することができな
い。この結果として、これらの厚肉個所がウエブを巻き
取る際常に上下に重なって位置するようになり、そのた
め巻取体はこの位置において他の位置よりも厚くなって
しまう。この厚肉個所を統計学的に均一に配分すること
ができるようにするため、複式転回巻取装置の場合には
夫々有効な巻取位置を振動させ乍ら巻取スリーブ14の
回転軸線15の方向にずらせる。この目的のために調節
駆動装置16が設けられており、該調節駆動装置16は
同時に、巻取体の巻取りの際緊締ヘッド17を巻取スリ
ーブ14内に挿入し乃至は完成した巻取ロールを巻取ス
リーブから取り出すため外方に引き出すのに役立ってい
る。緊締ヘッド17は心押軸18(図3)に形成され乃
至は位置しており、該心押軸18は有利には、球案内装
置19として構成された軸方向案内装置を介し駆動スリ
ーブ21内で軸方向に運動可能に支承されており、かつ
楔溝結合装置22を介してこの駆動スリーブ21に形状
接続的に結合されている。一方で駆動スリーブ21は、
駆動ピニオン23を介して回転ディスク2に位置する駆
動モータ24に駆動可能に結合されている。他方で駆動
スリーブ21は軸受25を介して軸受部材26内に位置
しており、該軸受部材26は他方で同じ様に回転ディス
ク2内に配置されている。軸受部材26はフランジ27
を有し、該フランジ27には軸受28を介しねじスピン
ドル29として構成された電動機31の出力軸が支承さ
れており、該電動機31は他方で同じ様に回転ディスク
2に固定されている。ねじスピンドル29はねじナット
32と協働し、該ねじナット32は他方で、結合部材3
3及び軸受34を介し心押軸18(緊締ヘッド軸18)
に結合されている。支承部材26と心押軸18の緊締ヘ
ッド17との間には緊締ヘッド17の解離ストロークの
方向に作用している制限ストッパ35が配置されてい
る。この制限ストッパ35は、故障の際緊締ヘッド17
が巻取スリーブ14乃至巻取ロールから監理不能に外方
に飛び出すのを機械的に確実に阻止している。
【0014】調節駆動装置16の援けを借り電動機31
をそれに対応して作動させることによって、新しい巻取
スリーブ14の受容のために心押軸18を内方に向って
挿入する一方で、例へば完成した巻取ロールを巻取位置
から取り出すことができるようにするため、逆の作動に
よって心押軸18を外方に向って走出させる。
をそれに対応して作動させることによって、新しい巻取
スリーブ14の受容のために心押軸18を内方に向って
挿入する一方で、例へば完成した巻取ロールを巻取位置
から取り出すことができるようにするため、逆の作動に
よって心押軸18を外方に向って走出させる。
【0015】同時にこの調節駆動装置16は、夫々1つ
の巻取位置3,3′の場合に巻取位置に振動運動を発生
させるのに役立っている。この目的のために電動機31
が図示されていない制御装置を介して負荷されていて、
ねじスピンドル29と、これと協働しているねじナット
32と、結合部材33とを介して、同じ軸方向の調節運
動を1つの巻取位置の両心押軸18に作用させうるよう
になっている。これによって所望の振動運動が達成さ
れ、該振動運動によってウエブ内に存在する厚肉個所の
統計学的に均一な配分を保証することができるようにな
る。
の巻取位置3,3′の場合に巻取位置に振動運動を発生
させるのに役立っている。この目的のために電動機31
が図示されていない制御装置を介して負荷されていて、
ねじスピンドル29と、これと協働しているねじナット
32と、結合部材33とを介して、同じ軸方向の調節運
動を1つの巻取位置の両心押軸18に作用させうるよう
になっている。これによって所望の振動運動が達成さ
れ、該振動運動によってウエブ内に存在する厚肉個所の
統計学的に均一な配分を保証することができるようにな
る。
【図1】本発明の複式転回巻取装置の概略側面図であ
る。
る。
【図2】図1の装置の部分的に切断した拡大平面図であ
る。
る。
【図3】調節駆動装置を備えた巻取位置の詳細図であ
る。
る。
1 巻取位置保持体 2 回転ディスク 3,3′ 巻取位置 5 ウエブ 6 矢印 7 キャリッジ 8 変向ローラ 9 接触ローラ 11 案内装置 12 案内レール 13 横方向切断装置 14 巻取スリーブ 15 回転軸線 16 調節駆動装置 17 緊締ヘッド 18 心押軸 19 球案内装置 21 駆動スリーブ 22 楔溝結合装置 23 駆動ピニオン 24 駆動モータ 25 軸受 26 軸受部材 27 フランジ 28 軸受 29 ねじスピンドル 31 電動機 32 ねじナット 33 結合部材 34 軸受 35 制限ストッパ
Claims (11)
- 【請求項1】 夫々回転駆動されて軸方向に調節可能な
心押軸(18)と、該心押軸(18)に支持された、巻
取スリーブ(14)を受容するための緊締ヘッド(1
7)とを備えて、回転可能に支承された巻取位置保持体
(1)に配置されている少くとも2つの巻取位置(3,
3′)を有している複式転回巻取装置においてウエブ、
殊にプラスチックシートを巻き取るための方法におい
て、 夫々1つの巻取位置(3,3′)の緊締ヘッド(17)
をウエブ(5)の巻取中に心押軸(18)の回転軸線
(15)の方向に心押軸と一緒に振動させることを特徴
とする、複式転回巻取装置においてウエブ、殊にプラス
チックシートを巻き取るための方法。 - 【請求項2】 一方の巻取位置(3)の緊締ヘッド(1
7)を、他方の巻取位置(3′)の緊締ヘッド(17)
とは無関係に振動させることを特徴とする、請求項1記
載の方法。 - 【請求項3】 夫々回転駆動されて軸方向に調節可能な
心押軸(18)と、該心押軸(18)に支持された、巻
取スリーブ(14)を受容するための緊締ヘッド(1
7)とを備えて、回転可能に支承された巻取位置保持体
(1)に配置されている2つの巻取位置(3,3′)を
有している、ウエブ、殊にプラスチックシートを巻き取
るための複式転回巻取装置において、 夫々の巻取位置(3,3′)に配設された心押軸(1
8)が、緊締ヘッド(17)の緊締及び解離のための調
節運動とは無関係に、ウエブ(5)の巻取中に調節駆動
装置(16)によって心押軸(18)の回転軸線(1
5)の方向に緊締ヘッドと一緒に振動させられるように
構成されていることを特徴とする、ウエブ、殊にプラス
チックシートを巻き取るための装置。 - 【請求項4】 心押軸(18)乃至緊締ヘッド(17)
の緊締及び解離のためと、巻取位置(3,3′)の振動
運動のためとに、同じ調節駆動装置(16)が用いられ
ていることを特徴とする、請求項3記載の装置。 - 【請求項5】 調節駆動装置(16)が直動駆動装置に
よって形成されていることを特徴とする、請求項3又は
4記載の装置。 - 【請求項6】 直動駆動装置が電気機械式直動作動機と
して構成されており、該直動作動機は各巻取個所(3,
3′)の両側に、ねじスピンドル(29)として構成さ
れた出力軸を備えている電動機(31)と、該出力軸と
協働しかつ夫々所属の心押軸(18)に軸受(34)を
介して結合されているねじナット(32)とを有してい
ることを特徴とする、請求項3から5までのいづれか1
項記載の装置。 - 【請求項7】 電動機(31)が回転ディスク(2)又
はそれに類似するものとして形成された巻取位置保持体
(1)に配置され、かつねじスピンドル(29)が軸受
(28)を介し軸受部材(29)のフランジ(27)内
に回転可能に支承されていることを特徴とする、請求項
3から6までのいづれか1項記載の装置。 - 【請求項8】 軸受部材(26)が回転ディスク(2)
又はそれに類似するものに固定されかつ軸受(25)の
間挿下で、所属の心押軸(18)に回動不能に結合され
た駆動スリーブ(21)のための支持体として構成され
ており、該駆動スリーブ(21)は、駆動ピニオン(2
3)を介し回転ディスク(2)又はそれに類似するもの
に着座している駆動モータ(24)によって回転駆動可
能であることを特徴とする、請求項3から7までのいづ
れか1項記載の装置。 - 【請求項9】 心押軸(18)が夫々所属の駆動スリー
ブ(21)内で、殊に球案内装置(19)として構成さ
れた軸方向案内装置を介して案内されていることを特徴
とする、請求項3から8までのいづれか1項記載の装
置。 - 【請求項10】 心押軸(18)が夫々所属の駆動スリ
ーブ(21)内で、滑りブッシュとして構成された軸方
向案内装置を介して案内されていることを特徴とする、
請求項3から8までのいづれか1項記載の装置。 - 【請求項11】 緊締ヘッド(17)と駆動スリーブ
(21)との間で心押軸(18)の領域内に走入可能
な、緊締ヘッド(17)の解離ストロークの方向で作用
する制限ストッパ(35)が配置されていることを特徴
とする、請求項3から9までのいづれか1項記載の装
置。
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