JP2016097479A - 切断装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】パイプ等の長尺部材を搬送しつつその長尺部材を所望の箇所で切断する切断装置に関し、加工精度の向上及び加工コストの低減等をより高いレベルで実現する。【解決手段】切断装置は、加工対象の長尺部材を保持する保持ユニットと、前記長尺部材を加工ラインに沿って送り出すフィーダーと、前記長尺部材を切断箇所において切断する切断ヘッドと、を備える。切断装置は、さらに、前記加工ラインに対する、前記保持ユニットから供給される前記長尺部材の軸のラインのずれを検知する検知手段と、前記検知手段の検知結果に応じて、前記保持ユニットから供給される前記長尺部材の軸のラインが前記加工ラインに一致するように、前記保持ユニットからの前記長尺部材の供給状態を制御する制御手段と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、パイプ等の長尺部材を切断する切断装置に関する。
パイプ等の長尺部材を搬送しつつその長尺部材を所望の箇所で切断する切断装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の切断装置は、コイル材を支持するアンコイラ1と、長尺部材を移送する移送装置4と、定尺検知装置5と、切断装置6とを備える。定尺検知装置5は、非接触式速度計を備えており、この速度計によって計測される送り速度(長尺部材の送り速度)から演算される、その長尺部材の送り量に基づき、所望の送り量毎に切断命令の信号を出力する。そして、その切断命令の信号が定尺検知装置5から出力されたタイミングで、切断装置6によって長尺部材が切断される。
特許文献1に記載の切断装置は、コイル材を支持するアンコイラ1と、長尺部材を移送する移送装置4と、定尺検知装置5と、切断装置6とを備える。定尺検知装置5は、非接触式速度計を備えており、この速度計によって計測される送り速度(長尺部材の送り速度)から演算される、その長尺部材の送り量に基づき、所望の送り量毎に切断命令の信号を出力する。そして、その切断命令の信号が定尺検知装置5から出力されたタイミングで、切断装置6によって長尺部材が切断される。
この種の切断装置に関し、性能等の向上、例えば、加工精度の向上及びコストの低減等は常に求められている。上記のような従来の切断装置によれば、長尺部材を所望の長さに切断する加工を連続して行うことができるが、加工精度の向上及び加工コストの低減等の課題の点ではさらなる改善の余地があった。
パイプ等の長尺部材を搬送しつつその長尺部材を所望の箇所で切断する切断装置に関し、加工精度の向上及びコストの低減等をより高いレベルで実現することが望まれる。
本発明の一側面の切断装置は、加工対象の長尺部材を保持する保持ユニットと、前記保持ユニットから供給される前記長尺部材を加工ラインに沿って送り出すフィーダーと、前記加工ラインに沿って送り出される前記長尺部材を切断箇所において切断する切断ヘッドと、を備える。
該切断装置はさらに、前記加工ラインに対する、前記保持ユニットから供給される前記長尺部材の軸のラインのずれを検知する検知手段と、前記検知手段の検知結果に応じて、前記保持ユニットから供給される前記長尺部材の軸のラインが前記加工ラインに一致するように、前記保持ユニットからの前記長尺部材の供給状態を制御する制御手段と、を備える。
このような切断装置によれば、保持ユニットから供給される長尺部材の軸のラインが加工ラインに一致するため、保持ユニットから供給される長尺部材が加工ラインに対して曲がらずに真っ直ぐになる。また、加工ラインの全域にわたり長尺部材がその加工ラインに対して高い精度で真っ直ぐに配置され得る。このため、長尺部材に不要な力(曲げの力)が加わったりすることを回避することができる。これにより、長尺部材が変形することなどを抑制し得る。したがって、加工(切断)精度の悪化、又は完成品の寸法制度の悪化を抑制することができる。換言すれば、加工精度又は完成品の精度をより高めることができる。
また、加工ラインの全域にわたり長尺部材がその加工ラインに対して高い精度で真っ直ぐに配置されることで、長尺部材の、連続的かつより滑らかな送り出しを実現できる。このことは、タクトタイム(加工時間)の短縮に資する。ひいては、加工コストの低減を図ることができる。
本発明の切断装置では、前記保持ユニットは、前記加工ラインに対して接近又は離間可能に構成され、前記制御手段は、前記検知手段の検知結果に応じて、前記保持ユニットを前記加工ラインに対して接近又は離間させるように構成されてもよい。
このような切断装置によれば、保持ユニットを加工ラインに対して移動させるだけで、加工ラインの全域にわたり長尺部材を真っ直ぐに配置することができる。このため、容易に、加工精度を高いレベルに維持することができる。
本発明の切断装置では、前記保持ユニットは、当該切断装置の設置面に配置されるレールであって、前記加工ラインに対して垂直方向に延伸して配置された1対のレールと、前記1対のレール上を移動可能な可動台と、前記可動台を前記1対のレールに沿って移動させる駆動源と、を有してもよい。
このような構成によれば、保持ユニットを、1対のレールに沿って容易に移動させることができるため、容易に加工精度を維持できるようになる。しかも、1対のレールを加工ラインに対して垂直に配置しておいたならば、保持ユニットを加工ラインに対して垂直に移動させることが容易となる。
本発明の切断装置は、前記保持ユニットと前記フィーダーとの間において前記長尺部材のたわみ量が一定となるように、前記保持ユニットと前記フィーダーとの間にて前記長尺部材を支持するテンション調整ユニットを備えてもよい。
このような構成によれば、保持ユニットとフィーダーとの間において、長尺部材にかかるテンション(引張力)を所定の値に保持することができる。このため、長尺部材に不要なテンションがかかってしまいその長尺部材にひずみが生じたり長尺部材が変形してしまったりすることなどを回避することができる。よって、長尺部材の品質(形状、寸法等)が損なわれることを回避することができる。また、保持ユニットとフィーダーとの間において長尺部材にかかるテンション(引張力)を所定の値に保持することで、フィーダーによる、長尺部材の送り出しをより滑らかにし得る。これにより、フィーダーによる、長尺部材の送り出しの精度を高い精度に維持することができる。具体的には、予め設定された送り出し量で送り出すことが高いレベルで保証され得る。従って、切断箇所のずれを高い精度で抑制することができる。換言すれば、長尺部材の加工(切断)精度を高い精度に維持することが可能となる。
本発明の切断装置では、前記テンション調整ユニットは、前記長尺部材を下方から支持しつつ案内するガイドと、前記長尺部材によって前記ガイドに付加される下向きの力を検出する圧力センサと、前記ガイドを昇降させるシリンダと、を有し、前記制御手段が、前記圧力センサの検出値が一定となるように、前記シリンダを介して前記ガイドの高さ方向の位置を制御するように構成されてもよい。
保持ユニットとフィーダーとの間において、長尺部材にかかるテンションは、保持ユニットとフィーダーとの間における長尺部材の長さ、及びたわみ量など、種々の要因によって変動し得る。長尺部材を支持するガイドにかかる圧力を検出することで、上記の種々の要因を個々に検出することなく、長尺部材にかかるテンションを精度良く一定の値に保持することができる。具体的には、圧力センサの圧力が一定の値となるようにガイドの高さを制御することで、長尺部材にかかるテンションが一定の値となり得る。このような構成によれば、長尺部材の品質が損なわれることを容易かつ確実に回避することができる。また、長尺部材の送り出しをより滑らかにし、かつ送り出し量の精度を高めることができる。
本発明の切断装置では、前記フィーダーは、ベルトが回転駆動するように構成されたベルトユニットを少なくとも1対備え、前記少なくとも1対のベルトユニットが前記長尺部材を挟持した状態で回転駆動することで、前記長尺部材を送り出すように構成されてもよい。
このような構成によれば、長尺部材をベルトによって送り出すことができ、長尺部材を送り出すために例えば長尺部材をチャックしたり、つかみ直したりする必要がない。頻繁に長尺部材をチャックしたりつかみ直したりすると、場合によっては、長尺部材の表面が傷ついたりする可能性が懸念されるが、ベルトによって挟持して送り出すようにすれば、そのような傷がつく可能性を低減(又は排除)することができる。よって、完成品の品質が損なわれることがない。
また、ベルトの回転駆動により長尺部材を送り出す構成によれば、ベルトを一定の回転速度で駆動させることで、長尺部材を一定の速度で送り出すことができる。このため、加工(切断)のタクトタイムを短縮することが容易となる。
本発明の切断装置では、前記フィーダーは、前記保持ユニットと前記切断ヘッドとの間において複数設けられ、前記複数のフィーダーの間に、前記長尺部材の形状を矯正する矯正ユニットが設けられてもよい。
これによれば、長尺部材の形状の精度を確保することができる。よって、完成品の形状の精度も高い精度に維持することができる。
本発明の切断装置では、前記フィーダーは2つ設けられ、前記2つのフィーダーのうち、前記加工ラインにおいてより下流側のフィーダーにおける送り量の設定値が、他方の上流側のフィーダーにおける送り量の設定値よりも大きくなるように構成されてもよい。
本発明の切断装置では、前記フィーダーは2つ設けられ、前記2つのフィーダーのうち、前記加工ラインにおいてより下流側のフィーダーにおける送り量の設定値が、他方の上流側のフィーダーにおける送り量の設定値よりも大きくなるように構成されてもよい。
下流側とは、切断ヘッドにより近い側(換言すれば、保持ユニットからより遠い側)であり、上流側とは、保持ユニットにより近い側(換言すれば、切断ヘッドからより遠い側)である。
この場合、長尺部材が、より上流側のフィーダーによってそのフィーダー側に引っ張られることとなる。これにより、長尺部材にはテンション(引張力)がかかる。そして、長尺部材は、テンションがかかった状態で矯正ユニットにより形状が矯正されることとなる。つまり、長尺部材の矯正が、引っ張りながら行われる。
長尺部材にテンション(引張力)をかけた状態でその長尺部材を矯正することにより、矯正の効果を向上させることができる。よって、矯正後の長尺部材の形状の精度を向上させることができる。このため、完成品の精度も向上させることができる。
本発明の切断装置では、前記長尺部材は、コイル状に巻かれた状態で前記保持ユニットに保持され、前記保持ユニットは、回転駆動源からの回転駆動力によって回転し、コイル状に巻かれた前記長尺部材を巻き戻しつつその長尺部材を前記加工ラインに供給するように構成されており、さらに、前記回転駆動源とは別に、当該保持ユニットが回転を開始するのに必要な初動トルクを発生して前記保持ユニットに伝達する補助駆動源を備えてもよい。
加工(切断)対象の長尺部材としては、パイプ等が想定される。そして、この種のパイプ等は、コイル状に巻かれた状態で例えば素材メーカより供給されることが一般的である。本発明によれば、保持ユニットが回転し得るように構成されることで、コイル状に巻かれた長尺部材(パイプ等)に対応することができる。具体的には、保持ユニットが回転することでコイル状に巻かれた長尺部材を巻き戻すことができる。そして、巻き戻された長尺部材を加工ラインに送り出すようにすれば、長尺部材を連続的に加工することができる。
以下、本発明の実施形態の一例について図面とともに説明する。
図面には、本発明の切断装置1の一例が示されている。切断装置1は、加工対象である、長尺部材としてのパイプPを所望の長さに切断する装置である。
図面には、本発明の切断装置1の一例が示されている。切断装置1は、加工対象である、長尺部材としてのパイプPを所望の長さに切断する装置である。
図1,2に示されるように、切断装置1は、アンコイラ10と、クランプユニット20と、テンション調整ユニット30と、入口側検査ユニット40と、入口フィーダー50と、第1矯正ユニット60と、第2矯正ユニット70と、真円矯正ユニット80と、出口側検査ユニット90と、出口フィーダー100と、切断ヘッド110と、操作盤120と、を備える。
なお、以下、入口フィーダー50、第1矯正ユニット60、第2矯正ユニット70、真円矯正ユニット80、出口側検査ユニット90、出口フィーダー100、及び切断ヘッド110を搭載する部分を本機1aとも言う(図1参照)。図2においては、本機1aは図示を省略している。
[アンコイラ10]
アンコイラ10は、コイル状に巻かれたパイプPを保持するとともに、そのパイプPを巻き戻すためのユニットである。
アンコイラ10は、コイル状に巻かれたパイプPを保持するとともに、そのパイプPを巻き戻すためのユニットである。
アンコイラ10は、ベース11と、ドラム12と、補助機構13と、レーザ変位計14と、レーザセンサ15と、を備える。
ベース11は、ドラム12等を支持するための基台である。ベース11は、1対のレール11aと、可動台11bと、駆動モータ11cと、を備える。1対のレール11aは、その1対のレール11a上を可動台11bが移動可能なように互いに平行に配置される。
ベース11は、ドラム12等を支持するための基台である。ベース11は、1対のレール11aと、可動台11bと、駆動モータ11cと、を備える。1対のレール11aは、その1対のレール11a上を可動台11bが移動可能なように互いに平行に配置される。
また、1対のレール11aは、切断装置1の設置面において、パイプPの加工ラインに対して垂直な方向に延伸するように配置されている。
可動台11bは、1対のレール11a上に配置され、その1対のレール11a上を移動可能なように構成されている。これにより、可動台11bは、加工ラインに対して垂直な方向(図2に示された左右方向)に移動可能である。可動台11bにはドラム12が設置される。
可動台11bは、1対のレール11a上に配置され、その1対のレール11a上を移動可能なように構成されている。これにより、可動台11bは、加工ラインに対して垂直な方向(図2に示された左右方向)に移動可能である。可動台11bにはドラム12が設置される。
駆動モータ11cは、可動台11bを1対のレール11aに沿って移動させるための駆動力を生ずる駆動源である。駆動モータ11cとしては、例えばACサーボモータであってもよい。
ドラム12は、支柱12aと、胴体12bと、支軸12cと、回転駆動モータ12dと、ボビン12eと、開閉ハンドル12fとを備える。
支柱12aは、胴体12b等を支持するための部材であり、可動台11bに連結されている。
支柱12aは、胴体12b等を支持するための部材であり、可動台11bに連結されている。
胴体12bは、パイプPを巻きつけて保持するための部材の1つであり、円盤状に形成されている。胴体12bは、支軸12cによって支持されている。また、胴体12bにはボビン12eが取り付けられている。
支軸12cは、胴体12bを支持する部材であり、支柱12aに連結されている。支軸12cは、回転駆動モータ12dからの駆動力によって胴体12bとともに回転可能に構成されている。
回転駆動モータ12dは、支軸12cを回転させるための駆動力を発生する駆動源である。回転駆動モータ12dは、直接又は間接的に支軸12cと連結されることができる。回転駆動モータ12dとしては、例えばACサーボモータであってもよい。
ボビン12eは、コイル状に巻かれたパイプPを保持する部材である。ボビン12eは円筒状に形成されている。ボビン12eの外径(直径)は、胴体12bの外径(直径)よりも十分に小さくなっている。また、図2に示されるように、ボビン12eは左右方向に所定の長さを有している。
パイプPは、一般的には、コイル状に巻かれた状態で素材メーカより供給される。ボビン12eがコイル状に巻かれたパイプPの中心部分(コイル形状における中心の孔)を挿通するようにパイプPがボビン12eに保持される。ボビン12eは、複数の部材に分割された構成を有しており、各部材が半径方向に移動する(開く)ことで、外径(直径)を調整できるように構成されている。ボビン12eは、例えば、コイル形状における中心の孔の大きさに応じて開閉させることができる。
開閉ハンドル12fは、ボビン12eを開閉するための(ボビン12eの外径(直径)を調整するための)ハンドルである。開閉ハンドル12fは、切断装置1のオペレータによって操作されることが意図されている。
補助機構13は、モータ(図示は省略)を備えており、パイプPを巻き戻す(ボビン12eから引き出す)際の補助トルクを発生するユニットである。補助機構13は、その補助機構13が発生する回転トルクがドラム12に伝達されるようにそのドラム12に接続されている。そして、ドラム12の回転の初動時に必要な回転トルクを補助的に発生させ、ドラム12の回転の初動を補助する。
レーザ変位計14は、ボビン12eにおけるパイプPの残量を検出するためのセンサである。具体的には、何重かに巻かれているパイプPによって形成される凹凸の数を検出する。この凹凸はパイプPを巻いたときにパイプPの外径によって形成される凹凸である。その凹凸の数に基づきパイプPの巻き数を算出することができるため、その凹凸の数を検出することでパイプPの残量を算出することが可能である。
なお、一般的には、パイプPは複数層を形成するようにコイル状に巻かれる。この場合、パイプPの残量を算出するためには、最終層(換言すれば、巻き始めの層)を検出する必要がある。最終層であるか否かについては、例えば、レーザ変位計14によって、パイプPによる凹凸とともにボビン12eの表面が検出された場合、最終層であると判断するように構成することができる。
レーザセンサ15は、下方からパイプPに向けてレーザを照射し、パイプPの位置(ライン)を検出する。そして、本来の加工ラインに対する、パイプPの軸方向のずれ(パイプPの供給ラインのずれ)を検出する。
レーザセンサ15の検出結果は操作盤120内の制御装置に送られる。制御装置は、レーザセンサ15の検出結果に基き、駆動モータ11cを駆動させて可動台11bを移動させ、アンコイラ10から巻き戻されるパイプPの軸のラインを加工ラインに一致させる、という制御を実行する。
[クランプユニット20]
クランプユニット20は、第1クランプ21と、第2クランプ22と、を有する。第1クランプ21と第2クランプ22とは、何れも、アンコイラ10から巻き戻される(引き出される)パイプPを把持しつつ次のユニットに中継する機能を有する。具体的には、第1クランプ21及び第2クランプ22は、アンコイラ10とテンション調整ユニット30との間に設けられ、パイプPをアンコイラ10からテンション調整ユニット30に中継する。
クランプユニット20は、第1クランプ21と、第2クランプ22と、を有する。第1クランプ21と第2クランプ22とは、何れも、アンコイラ10から巻き戻される(引き出される)パイプPを把持しつつ次のユニットに中継する機能を有する。具体的には、第1クランプ21及び第2クランプ22は、アンコイラ10とテンション調整ユニット30との間に設けられ、パイプPをアンコイラ10からテンション調整ユニット30に中継する。
第1クランプ21と第2クランプ22とは、パイプPの加工ラインに沿って、異なる位置に設けられ得る。図1においては、第1クランプ21は、第2クランプ22よりもアンコイラ10に近い側、かつより下方側に配置される。第2クランプ22は、第1クランプ21に隣接して配置され、第1クランプ21よりもアンコイラ10から離れた位置、かつ上方側に配置される。第1クランプ21及び第2クランプ22は、図示が省略される支持部材により所望の位置に配置される。
クランプユニット20は、特に、ボビン12eから全て巻き戻された(引き出された)後のパイプPの終端と、次の加工対象の新たなパイプPの先端とを接続する際に活用され得る。換言すれば、両パイプPを接続するための機能を有する。
具体的には、第1クランプ21は、切断機構21aと、絞り機構21bとを有する。パイプPの終端、又は所定の切断点が第1クランプ21内(切断機構21a内)に到達すると、パイプPの送りが停止される。そして、その停止のタイミングに同期して、第2クランプ22のクランプ機能によりパイプPがクランプされる。
パイプPを切断する場合(所定の切断点が設定されている場合)には、切断機構21aにて、その切断点においてパイプPが切断される。さらに、クランプされているパイプPの終端が、絞り機構21bにより絞られる。具体的には、パイプPの終端において、外径(直径)が小さくなるように均一につぶされる。このような切断及び絞りはクランプユニット20において自動で行われ得る。
そのような加工の後、またはそのような加工と並行して、次の加工対象の新たなパイプPが用意される。一例では、新たなパイプPを収容する別のアンコイラ10が、元のアンコイラ10に代えて設置される。例えば、アンコイラ10は複数台並べられていてもよく、パイプPの巻き戻し(引き出し)が終了したアンコイラ10は、1対のレール11aにおいて一端側に退避させておき、他のアンコイラ10(別の新たなパイプPを保持するアンコイラ10)を、パイプPの供給箇所まで移動させても良い。そして、新たなパイプPの先端(始点)をクランプユニット20に導入する。新たなパイプPを用意する作業は基本的には人手で行われることが想定される。
そして、新たなパイプPの先端に、元のパイプPの終端(前述のように、終端部分は外径(直径)が絞られている)が挿入され、両パイプが連結される。この際、接続部分は、絞り機構21bによってかしめられ、外径(直径)が均一にされ得る。
[テンション調整ユニット30]
テンション調整ユニット30は、アンコイラ10と本機1aとの間のパイプPのテンションを調整する(換言すれば、パイプPのたるみ量を調整する)ためのユニットである。
テンション調整ユニット30は、アンコイラ10と本機1aとの間のパイプPのテンションを調整する(換言すれば、パイプPのたるみ量を調整する)ためのユニットである。
テンション調整ユニット30は、支柱31と、ガイド32と、シリンダ33と、圧力センサ34とを備える。
支柱31は、ガイド32、シリンダ33、及び圧力センサ34等を支持するための部材である。
支柱31は、ガイド32、シリンダ33、及び圧力センサ34等を支持するための部材である。
ガイド32は、パイプPの直径に応じた径の溝を有しており、その溝に沿ってパイプPを中継することができるように構成されている。ガイド32は、シリンダ33の駆動によって上下に移動可能なように構成されている。
シリンダ33は、ガイド32に連結しており、ガイド32を上下させるように駆動する。
圧力センサ34は、パイプPのテンションに応じてガイド32に作用する下向きの力を検出するセンサである。本実施形態では、圧力センサ34にて、圧力(ガイド32に作用する下向きの力)を検出し、その検出される圧力が一定となるように、シリンダ33を介してガイド32を昇降させる。圧力センサ34にて検出される圧力が一定となるようにガイド32を昇降させることでアンコイラ10と本機1aとの間のパイプPのテンションが一定となり得る。換言すれば、アンコイラ10と本機1aとの間のパイプPのたるみが一定となり得る。
圧力センサ34は、パイプPのテンションに応じてガイド32に作用する下向きの力を検出するセンサである。本実施形態では、圧力センサ34にて、圧力(ガイド32に作用する下向きの力)を検出し、その検出される圧力が一定となるように、シリンダ33を介してガイド32を昇降させる。圧力センサ34にて検出される圧力が一定となるようにガイド32を昇降させることでアンコイラ10と本機1aとの間のパイプPのテンションが一定となり得る。換言すれば、アンコイラ10と本機1aとの間のパイプPのたるみが一定となり得る。
圧力センサ34による検出結果は、操作盤120内に制御装置に送られる。制御装置は、圧力センサ34の検出結果に応じて、シリンダ33を駆動させる。
なお、テンション調整ユニット30は、本機1aにおいて検出されるパイプPの搬送速度と、ドラム12の少なくとも回転速度とに同期して、ガイド32の昇降を制御しても良い。具体的には、本機1aにおけるパイプPの送り量と、アンコイラ10によるパイプPの巻き戻し量とに基づき、アンコイラ10と本機1aとの間のパイプPの長さ(又はたるみ量)を算出し、その算出したデータに応じてガイド32の昇降を制御しても良い。
なお、テンション調整ユニット30は、本機1aにおいて検出されるパイプPの搬送速度と、ドラム12の少なくとも回転速度とに同期して、ガイド32の昇降を制御しても良い。具体的には、本機1aにおけるパイプPの送り量と、アンコイラ10によるパイプPの巻き戻し量とに基づき、アンコイラ10と本機1aとの間のパイプPの長さ(又はたるみ量)を算出し、その算出したデータに応じてガイド32の昇降を制御しても良い。
より具体的には、本機1aにおけるパイプPの搬送速度に基づきその本機1aにおけるパイプPの送り量が演算される。また、ドラム12の少なくとも回転速度に基づきアンコイラ10によるパイプPの巻き戻し量(ドラム12からのパイプPの引き出し量)が演算される。それらの演算結果から、アンコイラ10と本機1aとの間に存在するパイプPの量(パイプPの長さ)が演算され、所望のテンション(又はたるみ)が生じるように、ガイド32の昇降が制御されても良い。
[入口側検査ユニット40]
入口側検査ユニット40は、パイプPの表面の傷及び/又は汚れ等の不具合を検出するためのユニットである。入口側検査ユニット40は、ベース41と、ガイドローラ42a,42bと、センサユニット43とを備える。
入口側検査ユニット40は、パイプPの表面の傷及び/又は汚れ等の不具合を検出するためのユニットである。入口側検査ユニット40は、ベース41と、ガイドローラ42a,42bと、センサユニット43とを備える。
ベース41は本機1aと同様の設置面に設置され、ガイドローラ42a,42b、及びセンサユニット43を支持する。
ガイドローラ42a,42bは、パイプPをセンサユニット43に導入するための部材である。ガイドローラ42a,42bは、パイプPの外径(直径)に応じた半円状の溝を有しており、その溝に沿ってパイプPがガイドされる。
ガイドローラ42a,42bは、パイプPをセンサユニット43に導入するための部材である。ガイドローラ42a,42bは、パイプPの外径(直径)に応じた半円状の溝を有しており、その溝に沿ってパイプPがガイドされる。
また、ガイドローラ42a,42bの両方又は一方に対応して、エンコーダ(図示省略)が設けられており、ガイドローラ42a,42bの回転数に応じて、パイプPの送り量が検出される。また、パイプPの送りの際の滑り(スリップ)等も検出され得るように構成されている。
センサユニット43は、一例ではCCDカメラを備える。CCDカメラによってパイプPの表面を撮像し、撮像画像を分析することにより(画像処理により)、傷及び/又は汚れ等が検出される。
[入口フィーダー50]
入口フィーダー50は、本機1aにおいてパイプPを送り出すためのユニットである。入口フィーダー50は、ベルトユニット51a,51bを備える。ベルトユニット51a,51bは互いに向かい合っており、パイプPを挟持しつつ駆動することでパイプPを送り出すことができるように構成されている。
入口フィーダー50は、本機1aにおいてパイプPを送り出すためのユニットである。入口フィーダー50は、ベルトユニット51a,51bを備える。ベルトユニット51a,51bは互いに向かい合っており、パイプPを挟持しつつ駆動することでパイプPを送り出すことができるように構成されている。
ベルトユニット51aは、駆動ローラ52aと、ベルト53aと、従動ローラ54aと、を備える。ベルトユニット51bは、駆動ローラ52bと、ベルト53bと、従動ローラ54bと、を備える。
以下、ベルトユニット51aを対象にして具体的に説明する。ベルトユニット51bについては、ベルトユニット51aと同様であるためここでは説明を省略する。
ベルトユニット51aの駆動ローラ52aは、図示しない駆動源からの駆動力によって回転し、ベルト53aを駆動させる。
ベルトユニット51aの駆動ローラ52aは、図示しない駆動源からの駆動力によって回転し、ベルト53aを駆動させる。
ベルト53aは、駆動ローラ52aと従動ローラ54aとに架け渡されており、駆動ローラ52aの回転に伴って駆動する。ベルト53aとしては、樹脂等から形成される周知のベルトを用いることができる。
従動ローラ54aは、複数のローラを備えている。従動ローラ54a(換言すれば、従動ローラ54aの複数のローラ)は、ベルト53aがパイプPに十分かつ均一に接触するように、パイプPの加工ラインに沿ってその加工ラインに平行に配置されている。従動ローラ54aの存在により、ベルト53aは、パイプPに対し平行に延在することができ、また、パイプPに対し所定の押圧力を伴って当接することができる。
図3を用いてさらに説明する。
図3は、ベルトユニット51a,51bをパイプPの軸方向から見た模式図である。本実施形態では、ベルトユニット51a,51bは、複数種類のパイプを送り出すことができるように構成されている。図3には、3種類のパイプP1〜P3が示されている。3種類のパイプP1〜P3はそれぞれ直径が異なる。
図3は、ベルトユニット51a,51bをパイプPの軸方向から見た模式図である。本実施形態では、ベルトユニット51a,51bは、複数種類のパイプを送り出すことができるように構成されている。図3には、3種類のパイプP1〜P3が示されている。3種類のパイプP1〜P3はそれぞれ直径が異なる。
ベルトユニット51aのベルト53aには、3種類のパイプP1〜P3に対応して、溝55a,56a,57aが形成されている。同様に、ベルトユニット51bのベルト53bには、3種類のパイプP1〜P3に対応して、溝55b,56b,57bが形成されている。
そして、入口フィーダー50は、パイプPの加工ラインに対して左右方向に移動可能に構成されている。具体的には、エアシリンダ58aを有しており、エアシリンダ58aの駆動により、ベルトユニット51a,51bの全体が左右方向に移動可能である。これにより、パイプPの種類に応じて(換言すれば、溝55a,56a,57a,55b,56b,57bの何れを用いるかに応じて)、ベルトユニット51a,51bを左右に移動させ、使用する溝の中心とパイプPの加工ラインとを一致させる。
これにより、パイプPの種類(パイプPの直径)に応じて、適切な溝を使用してパイプPを搬送することができる。
また、入口フィーダー50は、ベルトユニット51aを上下させるエアシリンダ59a,59bを備える。パイプPを挟持する際には、いったんベルトユニット51aを上方に移動させ、パイプPをベルトユニット51aとベルトユニット51bとの間に挿通させた後、ベルトユニット51aを下方に移動させて、ベルトユニット51aとベルトユニット51bとでパイプPを挟持する。
また、入口フィーダー50は、ベルトユニット51aを上下させるエアシリンダ59a,59bを備える。パイプPを挟持する際には、いったんベルトユニット51aを上方に移動させ、パイプPをベルトユニット51aとベルトユニット51bとの間に挿通させた後、ベルトユニット51aを下方に移動させて、ベルトユニット51aとベルトユニット51bとでパイプPを挟持する。
[第1矯正ユニット60]
第1矯正ユニット60は、パイプPの上下方向の曲がりを矯正するためのユニットである。この上下方向の曲がりは、換言すれば、パイプPがコイル状に巻かれることに起因した曲がり癖である。
第1矯正ユニット60は、パイプPの上下方向の曲がりを矯正するためのユニットである。この上下方向の曲がりは、換言すれば、パイプPがコイル状に巻かれることに起因した曲がり癖である。
第1矯正ユニット60は、パイプPの加工ラインに対して上側に位置する上側ローラ61aと、加工ラインに対して下側に位置する下側ローラ61bと、を有する。上側ローラ61a及び下側ローラ61bは、それぞれ複数設けられる。本実施形態では、それぞれ3つずつ設けられる。換言すれば、3対設けられている。ローラの数は、パイプPの径及び/又は曲がりの度合い等に応じて適宜決定されることができる。
また、対向する1対の上側ローラ61aと下側ローラ61bとの間のギャップは、パイプPの径及び/又は曲がりの度合い等に応じて適宜調整される。パイプPは、そのパイプPに所定の押圧力が加わるように上側ローラ61aと下側ローラ61bとで挟持されつつ、その上側ローラ61aと下側ローラ61bとで搬送される。
この際の押圧力、及び/又は搬送によりパイプPに加わる引張力により、パイプPの曲がりが矯正され得る。対応する1対の上側ローラ61aと下側ローラ61bとは、垂直方向に真っ直ぐに並ぶように配置されても良いし、搬送方向に沿ったずれを有するように配置されても良い(図1参照)。
[第2矯正ユニット70]
第2矯正ユニット70は、パイプPの左右方向の曲がりを矯正するためのユニットである。
第2矯正ユニット70は、パイプPの左右方向の曲がりを矯正するためのユニットである。
第2矯正ユニット70は、パイプPの加工ラインに対して左側に位置する左側ローラ71aと、加工ラインに対して右側に位置する右側ローラ71bと、を有する。左側ローラ71a及び右側ローラ71bは、それぞれ複数設けられる。本実施形態では、それぞれ3つずつ設けられる。換言すれば、3対設けられている。ローラの数は、パイプPの径及び/又は曲がりの度合い等に応じて適宜決定されることができる。
対応する1対の左側ローラ71aと右側ローラ71bとの間のギャップは、パイプPの径及び/又は曲がりの度合い等に応じて適宜調整される。パイプPは、そのパイプPに所定の押圧力が加わるように左側ローラ71aと右側ローラ71bとで挟持されつつ、その左側ローラ71aと右側ローラ71bとで搬送される。
この際の押圧力、及び/又は搬送によりパイプPに加わる引張力により、パイプPの曲がりが矯正され得る。対応する1対の左側ローラ71aと右側ローラ71bとは、左右方向に真っ直ぐに並ぶように配置されても良いし、搬送方向に沿ったずれを有するように配置されても良い(図2参照)。
[真円矯正ユニット80]
真円矯正ユニット80は、パイプPの真円矯正のためのユニットであり、本実施形態では、2種類の矯正機を備えている。
真円矯正ユニット80は、パイプPの真円矯正のためのユニットであり、本実施形態では、2種類の矯正機を備えている。
具体的には、真円矯正ユニット80は、多ロール式矯正機81と、ダイス式矯正機82と、を有する。また、真円矯正ユニット80は、測長エンコーダ83を有する。
多ロール式矯正機81は、複数のロールでパイプPをはさみパイプPに外圧を加えることでパイプPを矯正する(真円度を向上させる)機構である。本実施形態では、2つの多ロール式矯正機81が配置される。
多ロール式矯正機81は、複数のロールでパイプPをはさみパイプPに外圧を加えることでパイプPを矯正する(真円度を向上させる)機構である。本実施形態では、2つの多ロール式矯正機81が配置される。
ダイス式矯正機82は、型(ダイス)にパイプPを通過させることでパイプPを矯正する(真円度を向上させる)機構である。
測長エンコーダ83は、パイプPの長さ(送り量)を検出するためのセンサである。
測長エンコーダ83は、パイプPの長さ(送り量)を検出するためのセンサである。
[出口側検査ユニット90]
出口側検査ユニット90は、パイプPの表面の傷及び/又は汚れ等の不具合を検出するためのユニットである。出口側検査ユニット90は、センサユニット91を備える。
出口側検査ユニット90は、パイプPの表面の傷及び/又は汚れ等の不具合を検出するためのユニットである。出口側検査ユニット90は、センサユニット91を備える。
センサユニット91は、一例ではCCDカメラを備える。CCDカメラによってパイプPの表面を撮像し、撮像画像を分析することにより(画像処理により)、傷及び/又は汚れ等が検出される。
[出口フィーダー100]
出口フィーダー100は、本機1aにおいてパイプPを搬送するためのユニットである。出口フィーダー100は、ベルトユニット101a,101bを備える。ベルトユニット101a,101bは互いに向かい合っており、パイプPを挟持しつつ駆動することでパイプPを送り出すことができるように構成されている。
出口フィーダー100は、本機1aにおいてパイプPを搬送するためのユニットである。出口フィーダー100は、ベルトユニット101a,101bを備える。ベルトユニット101a,101bは互いに向かい合っており、パイプPを挟持しつつ駆動することでパイプPを送り出すことができるように構成されている。
ベルトユニット101aは、駆動ローラ102aと、ベルト103aと、従動ローラ104aと、を備える。ベルトユニット101bは、駆動ローラ102bと、ベルト103bと、従動ローラ104bと、を備える。これらについては、入口フィーダー50と同様であるためここでは説明を省略する。
本実施形態では、制御上の設定に関するかぎり、出口フィーダー100による送り量(換言すれば、制御上の、送り量の設定値)が、入口フィーダー50による送り量(換言すれば、制御上の、送り量の設定値)よりも大きくなるように設定されている。これにより、入口フィーダー50と出口フィーダー100との間で、パイプPは出口フィーダー100側に引っ張られることとなる。このため、パイプPには、出口フィーダー100側への引っ張りに応じたテンション(引張力)が作用する。
パイプPは、出口フィーダー100側への引張力が加わった状態で、前述の第1矯正ユニット60、第2矯正ユニット70、及び真円矯正ユニット80を通過する。これにより、矯正の効果の向上が図られるようになっている。
[切断ヘッド110]
切断ヘッド110は、パイプPを切断するためのユニットである。図1,2,4を参照して、切断ヘッド110について説明する。
切断ヘッド110は、パイプPを切断するためのユニットである。図1,2,4を参照して、切断ヘッド110について説明する。
切断ヘッド110は、回転ヘッド112と、回転モータ113と、ベルト114と、カッタ部115と、バリ取り部116と、フロントクランプ117と、リアクランプ118と、を備える。また、図4(A)に示すように、切断ヘッド110は、モータ119aと、移動ガイド119bとを備える。
回転ヘッド112は、円盤状の部材であり、中心(円の中心)の領域には、パイプPが挿通される挿通孔(図示省略)が形成されている。この回転ヘッド112は、パイプPの加工ライン(換言すれば、搬送されるパイプPの中心軸)と同心上に配置される。そして、回転ヘッド112は、自身の円盤状の部材の中心軸(搬送されるパイプPの中心軸と一致する軸)を中心に回転自在に構成されている。
回転ヘッド112は、ベルト114を介して回転モータ113の回転軸と接続されている。具体的には、回転モータ113の回転駆動力がベルト114を介して回転ヘッド112に伝達され得るように構成されている。ベルト114は、回転モータ113の回転軸113aと回転ヘッド112とにわたって架け渡されている。
回転ヘッド112には、カッタ部115及びバリ取り部116が取り付けられている。カッタ部115及びバリ取り部116は、回転ヘッド112とともに回転し得る。
回転モータ113は、前述のとおり回転駆動力を発生するユニットである。ベルト114は、前述のとおり回転モータ113の回転駆動力を回転ヘッド112に伝達するためのベルトである。
回転モータ113は、前述のとおり回転駆動力を発生するユニットである。ベルト114は、前述のとおり回転モータ113の回転駆動力を回転ヘッド112に伝達するためのベルトである。
カッタ部115は、ディスクカッタ115aと、移動ブラケット115bと、カッタメンテナンス機構115cと、支持機構115dと、を有する。
ディスクカッタ115aは、ディスク状のカッタ刃である。中心から外側(先端)に向けて、外側(先端)が刃を形成するように次第に先細りとなる円板形状を有している。ディスクカッタ115aは、支持機構115dを介して移動ブラケット115bに固定されている。
ディスクカッタ115aは、ディスク状のカッタ刃である。中心から外側(先端)に向けて、外側(先端)が刃を形成するように次第に先細りとなる円板形状を有している。ディスクカッタ115aは、支持機構115dを介して移動ブラケット115bに固定されている。
移動ブラケット115bは、移動ガイド119bに沿って直線移動可能に構成されている。具体的には、移動ブラケット115bは、モータ119aの駆動力によって移動ガイド119bに沿って移動することが可能である。移動ガイド119bとしては、ボールネジ、ラックギア等であっても良い。
ディスクカッタ115aは、移動ブラケット115bが移動ガイド119bに沿って移動することで、パイプPに対して接触又は離間し得るように移動することができる。具体的には、移動ブラケット115bが図4(A)において上方に移動すると、ディスクカッタ115aはパイプPから離間する方向に移動し、移動ブラケット115bが図4(A)において下方に移動すると、ディスクカッタ115aはパイプPに対し接近する方向に移動する。
回転ヘッド112が回転しながら、ディスクカッタ115aがパイプPに対し接近し、さらにパイプPに対し当接ないし入り込むことで、ディスクカッタ115aによってパイプPが切断される。
ここで、支持機構115dは、図示しない駆動源からの駆動力によって回転可能に構成されている。具体的には、ディスクカッタ115a自体を回転させることができるように構成されている。本実施形態の切断装置1では、回転ヘッド112の回転力を利用してパイプPを切断するモードに加えて、ディスクカッタ115a自体を回転させることでパイプPを切断するモードも用意されている。両モードは、切り替え自在であり、例えば、パイプPの径、肉厚、材質等に応じて適宜設定される。
ディスクカッタ115aは、パイプPから離間した位置において、カッタメンテナンス機構115cに近接又は当接するように構成されている。
カッタメンテナンス機構115cは、ディスクカッタ115aと近接又は当接することで、ディスクカッタ115aに付着した削りカスを除去し得るように構成されている。また、ディスクカッタ115aに注油し得るように構成されている。
カッタメンテナンス機構115cは、ディスクカッタ115aと近接又は当接することで、ディスクカッタ115aに付着した削りカスを除去し得るように構成されている。また、ディスクカッタ115aに注油し得るように構成されている。
バリ取り部116は、先端ツール116aと、移動ブラケット116bと、ツールメンテナンス機構116cと、支持機構116dと、を有する。
先端ツール116aは、ディスクカッタ115aによる切断によってパイプPにて生じるバリを除去するためのツールである。先端ツール116aは、円板形状を有しており、外側(先端)がやや先細りに形成されている。
先端ツール116aは、ディスクカッタ115aによる切断によってパイプPにて生じるバリを除去するためのツールである。先端ツール116aは、円板形状を有しており、外側(先端)がやや先細りに形成されている。
図4(B)に先端ツール116aの拡大図を示す。
先端ツール116aには、ディスクカッタ115aによる切断箇所における切断幅dに対応した径を有する先端部116dが形成されている。先端部116dの径rは、先端ツール116aの本体部116fの径Rよりも小さい。つまり、r<Rとなっている。
先端ツール116aには、ディスクカッタ115aによる切断箇所における切断幅dに対応した径を有する先端部116dが形成されている。先端部116dの径rは、先端ツール116aの本体部116fの径Rよりも小さい。つまり、r<Rとなっている。
そして、先端部116dと、先端ツール116aの本体部116fとの間には、滑らかな曲面の有する裾部116eが形成されている。換言すれば、先端部116dと先端ツール116aの本体部116fとは滑らかな曲面により接続されている。
先端ツール116aがパイプPに入り込むと(切断箇所に入り込むと)、裾部116eがパイプPにおける切断箇所に接触し、切断箇所に生じたバリが除去され得る。
先端ツール116aは、支持機構116dを介して移動ブラケット116bに固定されている。
先端ツール116aは、支持機構116dを介して移動ブラケット116bに固定されている。
移動ブラケット116bは、移動ガイド119bに沿って移動可能に構成されている。具体的には、移動ブラケット116bは、モータ119aの駆動力によって移動ガイド119bに沿って移動することが可能である。
先端ツール116aは、移動ブラケット116bが移動ガイド119bに沿って移動することで、パイプPに対して接触又は離間し得るように移動することができる。具体的には、移動ブラケット116bが図4(A)において上方に移動すると、先端ツール116aはパイプPに対し接近する方向に移動し、移動ブラケット115bが図4(A)において下方に移動すると、先端ツール116aはパイプPから離間する方向に移動する。
回転ヘッド112が回転しながら、先端ツール116aがパイプPに対し接近し、さらにパイプPに対し当接することで(具体的には、パイプPにおける切断面に当接することで)、先端ツール116aによってバリが除去される。
ここで、支持機構116dは、図示しない駆動源からの駆動力によって回転可能に構成されている。具体的には、先端ツール116a自体を回転させることができるように構成されている。本実施形態の切断装置1では、回転ヘッド112の回転力を利用してバリを除去するモードに加えて、先端ツール116a自体を回転させることでバリを除去するモードも用意されている。両モードは、切り替え自在であり、例えば、パイプPの径、肉厚、材質等に応じて(ひいては、バリの発生状況に応じて)適宜設定される。
フロントクランプ117及びリアクランプ118は、協働して、切断箇所の前後においてパイプPをクランプするための機構である。
フロントクランプ117は、クランプ117aと、エアシリンダ117bと、を有する。エアシリンダ117bは、クランプ117aをパイプPに対し当接又は離間させるための駆動力を発生するシリンダである。クランプ117aは、エアシリンダ117bによって駆動し、パイプPを挟持し、又は挟持を解除できるように構成されている。
フロントクランプ117は、クランプ117aと、エアシリンダ117bと、を有する。エアシリンダ117bは、クランプ117aをパイプPに対し当接又は離間させるための駆動力を発生するシリンダである。クランプ117aは、エアシリンダ117bによって駆動し、パイプPを挟持し、又は挟持を解除できるように構成されている。
リアクランプ118は、クランプ118aと、エアシリンダ118bと、を有する。機能についてはフロントクランプ117と同様である。
フロントクランプ117とリアクランプ118とは、パイプPの加工ラインに平行に(パイプPの加工ラインに沿って)互いに離間する方向に移動可能に構成されている。
フロントクランプ117とリアクランプ118とは、パイプPの加工ラインに平行に(パイプPの加工ラインに沿って)互いに離間する方向に移動可能に構成されている。
例えば、フロントクランプ117とリアクランプ118とでパイプPを挟持しつつ、フロントクランプ117とリアクランプ118とは、互いに離間する方向に向けて付勢されてもよい。これにより、パイプPのうち、フロントクランプ117とリアクランプ118との間の領域には、テンション(引張力)が加わる。パイプPの材質等によっては、テンション(引張力)が加わった状態で切断した場合のほうが、テンション(引張力)が加わらない場合よりも良好に切断し得る。
[操作盤120]
操作盤120は、ユーザインタフェースとしての操作パネル121を有している。また、操作盤120の内部には、切断装置1を制御するための制御装置(図示省略)が収容されている。制御装置は、切断装置1の動作全体を制御する。
[操作盤120]
操作盤120は、ユーザインタフェースとしての操作パネル121を有している。また、操作盤120の内部には、切断装置1を制御するための制御装置(図示省略)が収容されている。制御装置は、切断装置1の動作全体を制御する。
以上、本実施形態の切断装置1によれば、アンコイラ10を加工ラインに対して移動させて、アンコイラ10から巻き戻されるパイプPの軸のラインが加工ラインに一致するように制御されるため、パイプPが加工ラインに対して曲がらずに真っ直ぐに配置される。このため、パイプPに不要な力(曲げの力)が加わったりすることを回避することができ、パイプPの変形等を抑制し得る。また、パイプPの、連続的かつより滑らかな送り出しを実現でき、タクトタイム(加工時間)の短縮を図りやすくなる。
また、切断装置1では、テンション調整ユニット30により、アンコイラ10と本機1aとの間において、パイプPにかかるテンション(引張力)が一定の値に維持される。これにより、パイプPに不要なテンションがかかってしまいそのパイプPにひずみが生じたりパイプPが変形してしまったりすることなどを回避することができる。また、入口フィーダー50及び/又は出口フィーダー100による、パイプPの送り出しをより滑らかにし得る。
また、切断装置1では、パイプPをベルトユニット51a,51b,101a,101bによって送り出すように構成されており、パイプPに傷等が付いてしまうことを高いレベルで抑制しつつ、パイプPを確実に連続的に送り出すことができる。
また、切断装置1では、入口フィーダー50と出口フィーダー100とが設けられ、出口フィーダー100における送り量の設定値が、入口フィーダー50における送り量の設定値よりも大きくなるように構成されている。これにより、出口フィーダー100でパイプPを引っ張りながら、パイプPを矯正することが実現される。このような矯正によれば、矯正の効果がより高まり、完成品の品質(寸法精度等)を向上させることができる。
以上、本実施形態の切断装置1について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術範囲内において種々の形態をとることができる。
1…切断装置、1a…本機、10…アンコイラ、11…ベース、11a…レール、11b…可動台、11c…駆動モータ、12…ドラム、12a…支柱、12b…胴体、12c…支軸、12d…回転駆動モータ、12e…ボビン、12f…開閉ハンドル、13…補助機構、14…レーザ変位計、20…クランプユニット、21…第1クランプ、21a…切断機構、21b…絞り機構、22…第1クランプ21及び第2クランプ、22…第2クランプ、30…テンション調整ユニット、31…支柱、32…ガイド、33…シリンダ、
34…圧力センサ、40…入口側検査ユニット、41…ベース、42a,42b…ガイドローラ、43…センサユニット、50…入口フィーダー、51a,51b…ベルトユニット、52a,52b…駆動ローラ、53a,53b…ベルト、54a,54b…従動ローラ、60…第1矯正ユニット、61a…上側ローラ61b…下側ローラ、70…第2矯正ユニット、71a…左側ローラ、71b…右側ローラ、80…真円矯正ユニット、81…多ロール式矯正機、82…ダイス式矯正機、83…測長エンコーダ、90…出口側検査ユニット、91…センサユニット、100…出口フィーダー、101a,101b…ベルトユニット、102a,102b…駆動ローラ、103a,103b…ベルト、104a,104b…従動ローラ、110…切断ヘッド、112…回転ヘッド、113…回転モータ、114…ベルト、115…カッタ部、115a…ディスクカッタ、115b…移動ブラケット、115c…カッタメンテナンス機構、115d…支持機構、116…バリ取り部、116a…先端ツール、116b…移動ブラケット、116c…ツールメンテナンス機構、116d…支持機構、117…フロントクランプ、117a…クランプ、117b…エアシリンダ、118…リアクランプ、118a…クランプ、118b…エアシリンダ、119a…モータ、119b…移動ガイド、120…操作盤、121…操作パネル、P…パイプ
34…圧力センサ、40…入口側検査ユニット、41…ベース、42a,42b…ガイドローラ、43…センサユニット、50…入口フィーダー、51a,51b…ベルトユニット、52a,52b…駆動ローラ、53a,53b…ベルト、54a,54b…従動ローラ、60…第1矯正ユニット、61a…上側ローラ61b…下側ローラ、70…第2矯正ユニット、71a…左側ローラ、71b…右側ローラ、80…真円矯正ユニット、81…多ロール式矯正機、82…ダイス式矯正機、83…測長エンコーダ、90…出口側検査ユニット、91…センサユニット、100…出口フィーダー、101a,101b…ベルトユニット、102a,102b…駆動ローラ、103a,103b…ベルト、104a,104b…従動ローラ、110…切断ヘッド、112…回転ヘッド、113…回転モータ、114…ベルト、115…カッタ部、115a…ディスクカッタ、115b…移動ブラケット、115c…カッタメンテナンス機構、115d…支持機構、116…バリ取り部、116a…先端ツール、116b…移動ブラケット、116c…ツールメンテナンス機構、116d…支持機構、117…フロントクランプ、117a…クランプ、117b…エアシリンダ、118…リアクランプ、118a…クランプ、118b…エアシリンダ、119a…モータ、119b…移動ガイド、120…操作盤、121…操作パネル、P…パイプ
Claims (9)
- 加工対象の長尺部材を保持する保持ユニットと、前記保持ユニットから供給される前記長尺部材を加工ラインに沿って送り出すフィーダーと、前記加工ラインに沿って送り出される前記長尺部材を切断箇所において切断する切断ヘッドと、を備えた切断装置であって、
前記加工ラインに対する、前記保持ユニットから供給される前記長尺部材の軸のラインのずれを検知する検知手段と、
前記検知手段の検知結果に応じて、前記保持ユニットから供給される前記長尺部材の軸のラインが前記加工ラインに一致するように、前記保持ユニットからの前記長尺部材の供給状態を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする切断装置。 - 前記保持ユニットは、前記加工ラインに対して接近又は離間可能に構成され、
前記制御手段は、前記検知手段の検知結果に応じて、前記保持ユニットを前記加工ラインに対して接近又は離間させることを特徴とする請求項1に記載の切断装置。 - 前記保持ユニットは、
当該切断装置の設置面に配置されるレールであって、前記加工ラインに対して垂直方向に延伸して配置された1対のレールと、
前記1対のレール上を移動可能な可動台と、
前記可動台を前記1対のレールに沿って移動させる駆動力を発生する駆動源と、
を有することを特徴とする請求項2に記載の切断装置。 - 前記保持ユニットと前記フィーダーとの間において前記長尺部材のたわみ量が一定となるように、前記保持ユニットと前記フィーダーとの間にて前記長尺部材を支持するテンション調整ユニットを備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の切断装置。
- 前記テンション調整ユニットは、
前記長尺部材を下方から支持しつつ案内するガイドと、
前記長尺部材によって前記ガイドに付加される下向きの力を検出する圧力センサと、
前記ガイドを昇降させるシリンダと、を有し、
前記制御手段は、前記圧力センサの検出値が一定となるように、前記シリンダを介して前記ガイドの高さ方向の位置を制御することを特徴とする請求項4に記載の切断装置。 - 前記フィーダーは、
ベルトが回転駆動するように構成されたベルトユニットを少なくとも1対備え、
前記少なくとも1対のベルトユニットが前記長尺部材を挟持した状態で回転駆動することで、前記長尺部材を送り出すように構成されている
ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の切断装置。 - 前記フィーダーは、前記保持ユニットと前記切断ヘッドとの間において複数設けられ、
前記複数のフィーダーの間に、前記長尺部材の形状を矯正する矯正ユニットが設けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の切断装置。 - 前記フィーダーは2つ設けられ、
前記2つのフィーダーのうち、前記加工ラインにおいてより下流側のフィーダーにおける送り量の設定値が、他方の上流側のフィーダーにおける送り量の設定値よりも大きくなるように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の切断装置。 - 前記長尺部材は、コイル状に巻かれた状態で前記保持ユニットに保持され、
前記保持ユニットは、
回転駆動源からの回転駆動力によって回転し、コイル状に巻かれた前記長尺部材を巻き戻しつつその長尺部材を前記加工ラインに供給するように構成されており、
さらに、前記回転駆動源とは別に、当該保持ユニットが回転を開始するのに必要な初動トルクを発生して前記保持ユニットに伝達する補助駆動源を備える
ことを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014236626A JP2016097479A (ja) | 2014-11-21 | 2014-11-21 | 切断装置 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2016097479A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112045237A (zh) * | 2020-09-11 | 2020-12-08 | 深圳市天海自动化设备有限公司 | 铅条装入装置 |
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CN114669795A (zh) * | 2022-05-31 | 2022-06-28 | 启东鑫睿机械设备有限公司 | 多功能金属棒材切割装置 |
CN116833769A (zh) * | 2023-09-01 | 2023-10-03 | 太原科技大学 | 一种盘管定尺生产线 |
-
2014
- 2014-11-21 JP JP2014236626A patent/JP2016097479A/ja active Pending
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