JPH07288656A - 読取装置 - Google Patents

読取装置

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JPH07288656A
JPH07288656A JP6078727A JP7872794A JPH07288656A JP H07288656 A JPH07288656 A JP H07288656A JP 6078727 A JP6078727 A JP 6078727A JP 7872794 A JP7872794 A JP 7872794A JP H07288656 A JPH07288656 A JP H07288656A
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Yoshiya Ito
喜也 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 密着型イメージセンサを用い、長期にわたる
安定した画像読み取りを可能にする。 【構成】 原稿載置用コンタクトガラス12と、ADF13
に備えられた原稿移動用コンタクトガラス24とで密着型
イメージセンサ15による原稿の読み取りを可能にし、走
行体14に搭載された前記密着型イメージセンサ15が、読
取モード変更により両コンタクトガラス12,24間で移動
するとき、ピニオンギア37とラック35とで密着型イメー
ジセンサ15を下げることで、各コンタクトガラス12,24
と密着型イメージセンサ15との間隔を一定に保持するロ
ーラ30を移動域の接触可能部分から離し、前記移動時の
ローラ30と密着型イメージセンサ15とにおける衝撃伝
達,損傷の発生を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,ファクシミリ
等の画像形成装置に適用され、密着型イメージセンサを
用いて原稿画像情報を読み取る読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスキャナ(読取装置)において、C
CDイメージセンサあるいは密着型イメージセンサが用
いられているが、原稿を固定した状態で原稿画像情報を
読み取るブック対応型のスキャナでは、CCDイメージ
センサに比べて密着型イメージセンサの方が外形厚みを
小さくでき、駆動系も大幅に簡略化されて調整がほとん
ど必要なくなり、しかも読取画像に縮小光学系による
“ゆがみ”が発生しないという利点を有する。
【0003】しかしながら、密着型イメージセンサは、
上述した利点を有するものの、その支持構造に精度が出
ていないと最適焦点が安定せず、正確な画像情報の読み
取りがなされないという問題がある。
【0004】特開平3−276958号公報のイメージスキャ
ナでは、密着型イメージセンサを搭載したキャリッジ基
台とコンタクトガラスとの間に間隔規制機構を介在さ
せ、コンタクトガラスの読取基準面に対する密着型イメ
ージセンサの位置関係(焦点)が一定になるようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記密着型イメージセ
ンサの焦点を一定化させる方法としては、コンタクトガ
ラスに対して何らかの手段を介在させて、密着型イメー
ジセンサを圧接させることが有効である。
【0006】ところが、自動原稿搬送装置(ADF)を備
え、このADF使用による原稿読み取りと前記ブック対
応型のスキャナ機能による原稿読み取りとが行え、しか
も両原稿読み取りの読取位置が異なる構成の読取装置で
は、同一のコンタクトガラス上に両読取位置が設置され
れば、密着型イメージセンサを圧接状態で移動させるこ
とに何ら支障はない。
【0007】しかし、同一のコンタクトガラス上に両読
取位置を設置する場合、ADFにおいて搬送ローラをガ
ラス上面より下には設置できず、小型化が不可能にな
り、また図6に示すように、原稿の搬送案内をするガイ
ド体1を単にコンタクトガラス2上に載置すると、図6
に2点鎖線で示すようにガイド体1が、搬送路3のコン
タクトガラス2に面する部分では、搬送下流側において
搬送路3内で突出状態となって原稿の搬送障害を発生し
やすい。そこで搬送障害をなくすため、図6に示すよう
に、当該ガイド体1が設置されるコンタクトガラス2の
部分を切削して凹所4を形成し、この凹所4内にガイド
体1の下部を入れて、搬送路3に搬送障害部分が形成さ
れないようにする等の工夫が必要である。
【0008】一方、前記両読取位置にそれぞれ独立した
コンタクトガラスを設けるようにすると、両コンタクト
ガラスの設置部分の境に形成される段差等によって密着
型イメージセンサの間隔規制機構を介した圧接状態での
円滑なる移動が阻害されて衝撃が発生し、繰り返し動作
にて密着型イメージあるいは間隔規制機構に損傷を与え
るおそれが生じる。
【0009】本発明の目的は、密着型イメージセンサを
用い、安定した画像読み取りが長期にわたって可能な読
取装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の読取装置は、原稿被読取部分に原稿移動用
コンタクトガラスを有し、かつ原稿を自動搬送するAD
Fと、ADFと異なる位置に設けられて、原稿が載置さ
れる原稿載置用コンタクトガラスと、原稿読み取りのた
め前記原稿載置用コンタクトガラスの下側を往復し、か
つ自動原稿搬送時には前記原稿移動用コンタクトガラス
まで移動して固定状態にて原稿読み取りを行う密着型イ
メージセンサと、前記原稿移動用コンタクトガラスある
いは原稿載置用コンタクトガラスに接触して両コンタク
トガラスと密着型イメージセンサとの間隔を一定に保持
するスペーサと、このスペーサを介して密着型イメージ
センサを前記原稿移動用コンタクトガラスあるいは原稿
載置用コンタクトガラスに押圧する押圧部材と、前記密
着型イメージセンサにおける前記ADFと原稿載置用コ
ンタクトガラス間の移動時に、前記スペーサをその移動
域の接触可能部分から離す分離部材とを備えたことを特
徴とする。
【0011】また前記分離部材を、前記密着型イメージ
センサを上下動させる駆動部と駆動源とから構成したこ
とを特徴とする。
【0012】また前記分離部材の駆動源が、駆動部を回
転駆動させるモータであることを特徴とする。
【0013】また前記分離部材の駆動源が、駆動部を電
磁作用にて直線移動させるソレノイド装置であることを
特徴とする。
【0014】また前記分離部材が、前記密着型イメージ
センサをスペーサ分離方向へ移動させる突起体であるこ
とを特徴とする。
【0015】さらに原稿被読取部分に原稿移動用コンタ
クトガラスを有し、かつ原稿を自動搬送するADFと、
ADFと異なる位置に設けられて、原稿が載置される原
稿載置用コンタクトガラスと、原稿読み取りのため前記
原稿載置用コンタクトガラスの下側を往復し、かつ自動
原稿搬送時には前記原稿移動用コンタクトガラスまで移
動して固定状態にて原稿読み取りを行う密着型イメージ
センサと、前記原稿移動用コンタクトガラスあるいは原
稿載置用コンタクトガラスに接触して両コンタクトガラ
スと密着型イメージセンサとの間隔を一定に保持するス
ペーサと、このスペーサを介して密着型イメージセンサ
を前記原稿移動用コンタクトガラスあるいは原稿載置用
コンタクトガラスに押圧する押圧部材と、前記スペーサ
の移動域における前記ADFと原稿載置用コンタクトガ
ラスとの境部分を被う薄板材とを備えたことを特徴とす
る。
【0016】
【作用】前記構成の本発明に係る読取装置は、ADFと
原稿を固定状態で読み取るための原稿載置用コンタクト
ガラスとを備え、ADFの原稿被読取部分に前記原稿載
置用コンタクトガラスとは独立した原稿移動用コンタク
トガラスを設けたので、シート状原稿とブック状原稿と
の2タイプの原稿情報の読み取りが可能で、しかもAD
Fは自体にコンタクトガラスを備えているので1つのユ
ニットとして脱着,取り扱いが容易になる。
【0017】前記原稿情報の読み取りは共通の密着型イ
メージセンサで行え、読取時には密着型イメージセンサ
と前記両コンタクトガラスとの間隔がスペーサによって
一定に保持されるため、最適な焦点距離が保たれる。
【0018】しかも密着型イメージセンサにおけるAD
Fと原稿載置用コンタクトガラス間の移動域に境目,段
差等の移動障害部分が存在していても、その部分からス
ペーサが離された状態で密着型イメージセンサが移動す
るので、密着型イメージセンサおよびスペーサに衝撃等
が加わらず、損傷,寸法ずれ等の発生を防げ、長期にわ
たって最適な焦点距離が維持されることになる。
【0019】前記スペーサを移動障害部分から離す分離
手段としては、駆動源にモータやソレノイド装置を用い
たり、駆動源を用いずに移動障害部分に分離用の突起体
を設けることが考えられる。
【0020】またADFと原稿載置用コンタクトガラス
との境目部分に薄板材を設けることで、境目部分でもス
ペーサの移動が円滑になされ、低コストで密着型イメー
ジセンサおよびスペーサへの衝撃が抑制される。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0022】図1は本発明の第1実施例の概略構成を示
す正面断面図、図2は図1の第1実施例の側面断面図で
あり、11は装置本体、12は装置本体11上部に固定されて
上面に原稿が載置される原稿載置用コンタクトガラス、
13は原稿載置用コンタクトガラス12の設置部分の隣りの
装置本体11上部に設置された自動原稿搬送装置(AD
F)、14は原稿載置用コンタクトガラス12とADF13の
下面を往復動する走行体、15は走行体14に搭載された密
着型イメージセンサ、16は走行体14の移動の案内をする
案内軸である。
【0023】前記ADF13は、原稿台20に積載された原
稿を順次給紙する給紙コロ21と、複数の搬送ローラ対22
と、原稿の搬送案内をする搬送路を形成するガイド板23
と、原稿被読取部分の搬送路に設置された原稿移動用コ
ンタクトガラス24等から構成されたユニット対であっ
て、装置本体11に対する脱着および取り扱いを容易にし
ている。
【0024】前記走行体14は、図2に示すように、一側
部が前記案内軸16に支持され、他側部には、装置本体11
に設けたレール体25に摺動可能に載置される案内用突出
部26が形成されている。さらに走行体14の案内軸16側の
側部には、走行体14をけん引して所定方向へ移動させる
ためのワイヤ27の端部が固定されている。ワイヤ27は、
プーリ28に巻回され、プーリ28を駆動するモータ29の回
転によって移動する。
【0025】前記密着型イメージセンサ15は、前記原稿
載置用コンタクトガラス12の下面を移動し、またはAD
F13の原稿移動用コンタクトガラス24の下面に停止し
て、原稿を公知のように光学的に読み取るものである。
密着型イメージセンサ15の上部にはスペーサであるロー
ラ30が回転可能に設けられている。さらに密着型イメー
ジセンサ15の両側には、前記走行体14に立設された軸31
に設けた押圧部材である押上ばね32の弾発力を受けて、
前記ローラ30を原稿載置用コンタクトガラス12あるいは
原稿移動用コンタクトガラス24に押圧する張出片33が設
けられている。
【0026】密着型イメージセンサ15の長手方向の側部
にはラック35が固定され、走行体14に駆動モータ36を設
け、この駆動モータ36の出力軸に前記ラック35と噛合し
て密着型イメージセンサ15を下方へ移動させる一部が欠
歯状のピニオンギア37が固定されている。前記ラック35
およびピニオンギア37との駆動部と、駆動源である駆動
モータ36によって、前記ローラ30を原稿載置用コンタク
トガラス12あるいはADF13の下面から離す分離部材を
構成している。
【0027】前記構成の第1実施例では、原稿載置用コ
ンタクトガラス12上に載置された原稿を読み取る場合、
押上ばね32の弾発力を受けてローラ30が原稿載置用コン
タクトガラス12の下面に弾接し、走行体14は、密着型イ
メージセンサ15がローラ30によって原稿載置用コンタク
トガラス12との間隔が一定に保持された状態で、案内軸
16,レール体25によって案内され、ワイヤ27のけん引に
より所定方向に走行する。この走行時に密着型イメージ
センサ15による原稿読み取りが行われる。
【0028】上述した原稿載置用コンタクトガラス12上
に載置された原稿の読み取りからADF13での原稿読み
取りへ移行する場合、駆動モータ36を動作させてピニオ
ンギア37を回転させる。回転したピニオンギア37は、ラ
ック35と噛合して密着型イメージセンサ15を下方へ移動
させる。この移動によって、ローラ30が原稿載置用コン
タクトガラス12から離れる。
【0029】ローラ30が原稿載置用コンタクトガラス12
から離れた状態で走行体14は、ADF13方向へ移動さ
れ、密着型イメージセンサ15をADF13の原稿移動用コ
ンタクトガラス24の下面に位置させる。この状態で、ピ
ニオンギア37とラック35との噛合を解除する。すると、
ローラ30は原稿移動用コンタクトガラス24の下面に弾接
し、密着型イメージセンサ15と原稿移動用コンタクトガ
ラス24との間隔を一定に保持する。その後、ADF13を
動作させると、原稿の原稿移動用コンタクトガラス24へ
の搬送が行われ、移動原稿に対して固定状態の密着型イ
メージセンサ15によって読み取りがなされる。
【0030】ADF13による原稿の読み取りから原稿載
置用コンタクトガラス12での原稿の読み取りに移行する
場合、駆動モータ36を動作させてピニオンギア37を回転
させ、既述したと同様にラック35と噛合させてローラ30
をADF13から離し、走行体14を原稿載置用コンタクト
ガラス12へ移行させる。
【0031】このように、原稿載置用コンタクトガラス
12とADF13との間における走行体14と密着型イメージ
センサ15との移動に際し、ローラ30を原稿載置用コンタ
クトガラス12とADF13間の移動域における接触可能部
分から離すことにより、移動域に存在する境目,段差等
によってローラ30に損傷を与えたり、移行時に振動を発
生させて、密着型イメージセンサ15に衝撃を伝えて、悪
影響を与えてしまうことを防止でき、長期にわたって前
記両コンタクトガラス12,24と密着型イメージセンサ15
との間隔を一定に保持して、密着型イメージセンサ15の
焦点深度を安定させることができ、良好な原稿読み取り
がなされる。
【0032】図3は本発明の第2実施例における要部の
正面断面図である。なお、以下の説明において、図1,
図2に基づいて説明した部材と対応する部材には同一符
号を付して詳しい説明は省略した。
【0033】第2実施例では、前記分離部材を、プラン
ジャ40を電磁作用にて出入させるソレノイド装置41を駆
動源とし、前記プランジャ40と、プランジャ40によって
下降されるように密着型イメージセンサ15の側方に突出
した突出腕部42とを駆動部としたものであって、ソレノ
イド装置41をオン/オフさせることによって密着型イメ
ージセンサ15およびローラ30とを、第1実施例と同様に
原稿載置用コンタクトガラス12あるいはADF13から比
較的低騒音で下降させるようにしたものである。
【0034】図4(a),(b)は本発明の第3実施例におけ
る要部の構成、および動作を説明するための正面断面図
であり、この第3実施例では、原稿載置用コンタクトガ
ラス12とADF13との設置部分の境部分45に分離部材で
ある突起体46を設けており、この突起体46の下面によっ
て密着型イメージセンサ15の上面を押し下げて、前記境
部分45にローラ30が接触しないようにして、走行体14の
移動時における境部分45でのローラ30の損傷や衝撃の発
生を防いでいる。
【0035】この第3実施例では、前記第1,第2実施
例と異なり、モータあるいはソレノイド装置等の電気的
駆動源や電気的制御系が必要なく、簡単な構成で第1,
第2実施例と同様なローラの上下動が行われるため、コ
ストおよび省スペースの面から有利である。
【0036】図5は本発明の第4実施例における要部の
正面断面図であり、この第4実施例では、原稿載置用コ
ンタクトガラス12とADF13間の境部分45を被うように
薄板材であるシート50を貼着し、走行体14の移動時に密
着型イメージセンサ15のローラ30は原稿載置用コンタク
トガラス12とADF13に常に接触するが、前記境部分45
におけるローラ30の移行をシート50の存在にて円滑に
し、境部分45で受ける衝撃をできる限り小さくし、ロー
ラ外周の保護を図るようにしている。
【0037】第4実施例では、低コストで、密着型イメ
ージセンサ15およびローラ30への衝撃付加を防ぎ、しか
もローラ30の損傷を防ぐことができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の読取装置
は、請求項1記載の発明によれば、ADFは、原稿載置
用コンタクトガラスと独立した原稿移動用コンタクトガ
ラスを備えたユニット体であって、その脱着,取り扱い
を容易にでき、しかも両コンタクトガラスでの読み取り
を共通の密着型イメージセンサで行うようにした簡単な
構成になり、さらに両コンタクトガラスと密着型イメー
ジセンサとの間隔を一定に保持するスペーサが、両コン
タクトガラス間の移動域に存在する境目,段差等とは接
触しないように分離部材によって離されるので、密着型
イメージセンサの移動に際して衝撃がスペーサに加わら
ず、密着型イメージセンサあるいはスペーサにおける損
傷,寸法ずれの発生が防げ、長期にわたって最適な焦点
距離が維持でき、良好な画像読み取りが行える。
【0039】請求項2,3,4記載の発明によれば、モ
ータあるはソレノイド装置を駆動源として密着型イメー
ジセンサを上下動させる分離部材によって、前記スペー
サの接触可能部分に対する接離動作が確実に行える。
【0040】請求項5記載の発明によれば、密着型イメ
ージセンサを突起体を用いてスペーサ分離方向に移動さ
せることができ、前記分離部材が簡単な構成で、低コス
トで備えられる。
【0041】請求項6記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果を奏し、ADFと原稿載置用コン
タクトガラスの境部分を薄板材で被うことで、境部分で
のスペーサの移動が円滑になり、単純で低コストの構成
で、スペーサおよび密着型イメージセンサへの衝撃付加
が抑制でき、長期にわたって最適な焦点距離が維持で
き、良好な画像読み取りが行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の読取装置の第1実施例の概略構成を示
す正面断面図である。
【図2】図1の第1実施例の側面断面図である。
【図3】本発明の第2実施例における要部の正面断面図
である。
【図4】本発明の第3実施例における要部の構成、およ
び動作を説明するための正面断面図である。
【図5】本発明の第4実施例における要部の正面断面図
である。
【図6】従来の読取装置の問題点を説明するための説明
図である。
【符号の説明】
12…原稿載置用コンタクトガラス、 13…ADF(自動
原稿搬送部)、 14…走行体、 15…密着型イメージセ
ンサ、 21…給紙コロ、 22…搬送ローラ対、 23…ガ
イド板、 24…原稿移動用コンタクトガラス、 30…ロ
ーラ(スペーサ)、31…軸、 32…押上ばね(押圧部材)、
35…ラック(駆動部)、 36…駆動モータ(駆動源)、
37…ピニオンギア(駆動部)、 40…プランジャ(駆動
部)、 41…ソレノイド装置(駆動源)、 42…突出腕部
(駆動部)、 45…境部分、 46…突起体(分離部材)、
50…シート(薄板材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/107

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿被読取部分に原稿移動用コンタクト
    ガラスを有し、かつ原稿を自動搬送する自動原稿搬送部
    と、自動原稿搬送部と異なる位置に設けられて、原稿が
    載置される原稿載置用コンタクトガラスと、原稿読み取
    りのため前記原稿載置用コンタクトガラスの下側を往復
    し、かつ自動原稿搬送時には前記原稿移動用コンタクト
    ガラスまで移動して固定状態にて原稿読み取りを行う密
    着型イメージセンサと、前記原稿移動用コンタクトガラ
    スあるいは原稿載置用コンタクトガラスに接触して両コ
    ンタクトガラスと密着型イメージセンサとの間隔を一定
    に保持するスペーサと、このスペーサを介して密着型イ
    メージセンサを前記原稿移動用コンタクトガラスあるい
    は原稿載置用コンタクトガラスに押圧する押圧部材と、
    前記密着型イメージセンサにおける前記自動原稿搬送部
    と原稿載置用コンタクトガラス間の移動時に、前記スペ
    ーサをその移動域の接触可能部分から離す分離部材とを
    備えたことを特徴とする読取装置。
  2. 【請求項2】 前記分離部材を、前記密着型イメージセ
    ンサを上下動させる駆動部と駆動源とから構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の読取装置。
  3. 【請求項3】 前記分離部材の駆動源が、駆動部を回転
    駆動させるモータであることを特徴とする請求項2記載
    の読取装置。
  4. 【請求項4】 前記分離部材の駆動源が、駆動部を電磁
    作用にて直線移動させるソレノイド装置であることを特
    徴とする請求項2記載の読取装置。
  5. 【請求項5】 前記分離部材が、前記密着型イメージセ
    ンサをスペーサ分離方向へ移動させる突起体であること
    を特徴とする請求項1記載の読取装置。
  6. 【請求項6】 原稿被読取部分に原稿移動用コンタクト
    ガラスを有し、かつ原稿を自動搬送する自動原稿搬送部
    と、自動原稿搬送部と異なる位置に設けられて、原稿が
    載置される原稿載置用コンタクトガラスと、原稿読み取
    りのため前記原稿載置用コンタクトガラスの下側を往復
    し、かつ自動原稿搬送時には前記原稿移動用コンタクト
    ガラスまで移動して固定状態にて原稿読み取りを行う密
    着型イメージセンサと、前記原稿移動用コンタクトガラ
    スあるいは原稿載置用コンタクトガラスに接触して両コ
    ンタクトガラスと密着型イメージセンサとの間隔を一定
    に保持するスペーサと、そのスペーサを介して密着型イ
    メージセンサを前記原稿移動用コンタクトガラスあるい
    は原稿載置用コンタクトガラスに押圧する押圧部材と、
    前記スペーサの移動域における前記自動原稿搬送部と原
    稿載置用コンタクトガラスとの境部分を被う薄板材とを
    備えたことを特徴とする読取装置。
JP07872794A 1994-04-18 1994-04-18 読取装置 Expired - Lifetime JP3364316B2 (ja)

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JP07872794A JP3364316B2 (ja) 1994-04-18 1994-04-18 読取装置
US08/421,919 US5610731A (en) 1994-04-18 1995-04-14 Image scanner having contact-type image sensor movable under automatic document feeder
US08/715,090 US5734483A (en) 1994-04-18 1996-09-17 Image scanner having contact-type image sensor

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JP07872794A JP3364316B2 (ja) 1994-04-18 1994-04-18 読取装置

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JPH07288656A true JPH07288656A (ja) 1995-10-31
JP3364316B2 JP3364316B2 (ja) 2003-01-08

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