JPH07288614A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH07288614A
JPH07288614A JP6101873A JP10187394A JPH07288614A JP H07288614 A JPH07288614 A JP H07288614A JP 6101873 A JP6101873 A JP 6101873A JP 10187394 A JP10187394 A JP 10187394A JP H07288614 A JPH07288614 A JP H07288614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
main power
time
standby
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6101873A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3187646B2 (ja
Inventor
Koichi Abe
孝一 安部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10187394A priority Critical patent/JP3187646B2/ja
Priority to US08/421,927 priority patent/US5834857A/en
Publication of JPH07288614A publication Critical patent/JPH07288614A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3187646B2 publication Critical patent/JP3187646B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストの増大を招くことなく、スタンバイ時
にほぼ正確な時刻を表示することができるファクシミリ
装置を提供する。 【構成】 ファクシミリ装置は、主電源制御部15と、
主電源と独立して正確な時刻を計測するリアルタイムク
ロック部とを備える。主電源制御部15は、二次電池1
9、太陽電池23または主電源からの電力を受けるDC
−DCコンバータ22からの出力電圧で駆動され、時計
用タイマ手段が内蔵されているマイコン17を有する。
マイコン17は、スタンバイ時に前記時計用タイマ手段
で計測された時刻を前記時計表示手段に表示するための
スタンバイ時時刻表示制御、スタンバイ時の状態から動
作時の状態への移行時に前記時計表示手段に表示されて
いる時刻を前記リアルタイムクロック手段で計測された
時刻に修正するための時刻修正制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動受信機能を有する
ファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置など、スタンバ
イ状態(待機状態)が設定される装置では、その電源と
してスイッチング電源などが用いられている。この電源
は、スタンバイ時および動作時に常に立ち上り、この電
源からの電力供給が行われている。また、主電源の一次
側を電話回線からの呼出信号などにより直接に制御する
ことによって、電力の省電力化が図られている。
【0003】これに対し、他の装置として、主電源と、
スタンバイ時用のサブ電源とを有する装置もある。この
装置では、スタンバイ時にサブ電源のみが立ち上がり、
動作時に主電源が立ち上がるように設定され、低消費電
力化が図られている。
【0004】さらに、同じくスタンバイ時の低消費電力
化を目的とした全く新しいシステム(特願平5−101
108号)が提案されている。このシステムでは、主電
源(スイッチング電源)の起動および停止が主電源制御
手段で制御され、この主電源制御手段への電力供給はス
タンバイ時に二次電池から行われ、動作時に主電源から
行われる。スタンバイ時、主電源は停止し、主電源制御
手段のみが動作(スタンバイ)し、動作時、主電源制御
手段からの制御信号が主電源に与えられ、この制御信号
によって主電源からの電力供給が行われる。よって、さ
らに低消費電力化を図ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の新たに
提案されているシステムにおいては、スタンバイ時に時
刻を表示するとき、以下に示す不具合が生じる。
【0006】主電源制御手段の中心を構成するサブCP
Uに内蔵された時計用タイマ手段によって時刻を計測す
ると、二次電池の充電状態によってその供給電源電圧が
変動するから、時計用タイマ手段で時刻を正確に計測す
ることができず、外部に正確な時刻を表示することがで
きない。
【0007】正確な時刻表示をするために、サブCPU
で制御されるリアルタイムクロックを設けることが考え
られるが、メインCPUとサブCPUとの間のデータの
やり取りおよびサブCPUのシステム構成が複雑になる
から、コストの増大をまねくとともに実現が困難であ
る。
【0008】また、メインCPUがリアルタイムクロッ
クとアクセス可能な構成を考えると、主電源の動作が停
止しメインCPUに電力が供給されないスタンバイ時に
は、時刻を表示することができない。
【0009】本発明の目的は、コストの増大を招くこと
なく、スタンバイ時にほぼ正確な時刻を表示することが
できるファクシミリ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
装置本体の各手段へ電力を供給する主電源と、前記主電
源から電力が供給され、装置全体のシステム制御を行う
中央制御手段と、正確な時刻を計測するリアルタイムク
ロック手段と、時刻を表示する時計表示手段と、前記主
電源の動作制御を行う主電源制御手段と、前記主電源制
御手段に電力を供給する二次電池とを備えるファクシミ
リ装置において、前記主電源制御手段は、時刻を計測す
るタイマ手段を有し、動作時に前記主電源からの電力供
給および前記主電源による前記二次電池の充電をするた
めの動作時主電源電力供給制御と、スタンバイ時に前記
主電源からの電力供給を停止するためのスタンバイ時主
電源電力供給制御とを行うとともに、スタンバイ時に前
記タイマ手段で計測された時刻を前記時計表示手段に表
示するためのスタンバイ時時刻表示制御と、動作時に前
記時計表示手段に表示されている時刻を前記リアルタイ
ムクロック手段で計測された時刻に修正するための時刻
修正制御を行うことを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、装置本体の各手段
へ電力を供給する主電源と、装置本体の各手段へ電力を
供給する太陽電池と、前記主電源から電力が供給され、
装置全体のシステム制御を行う中央制御手段と、正確な
時刻を計測するリアルタイムクロック手段と、時刻を表
示する時計表示手段と、前記主電源の動作制御を行う主
電源制御手段と、前記主電源制御手段に電力を供給する
二次電池とを備えるファクシミリ装置において、前記主
電源制御手段は、時刻を計測するタイマ手段を有し、動
作時に前記主電源からの電力供給および前記主電源によ
る前記二次電池の充電をするための動作時主電源電力供
給制御と、スタンバイ時に前記主電源からの電力供給を
停止するためのスタンバイ時主電源電力供給制御とを行
うとともに、スタンバイ時に前記タイマ手段で計測され
た時刻を前記時計表示手段に表示するためのスタンバイ
時時刻表示制御と、動作時に前記時計表示手段に表示さ
れている時刻を前記リアルタイムクロック手段で計測さ
れた時刻に修正するための時刻修正制御を行い、前記太
陽電池は前記二次電池を充電するための電力を供給する
ことを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の発明において、さらに、外部操作によって
前記装置本体の起動を指示するためのオン信号を発生す
るスイッチ手段を備え、前記主電源制御手段は、前記ス
タンバイ時に前記スイッチ手段からのオン信号の発生の
有無を監視し、このオン信号が発生されると前記動作時
主電源電力供給制御を開始することを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1または請
求項2記載のファクシミリ装置において、さらに、電話
回線からの呼出信号着信時に着信信号を発生する着信信
号発生手段を備え、前記主電源制御手段は、前記スタン
バイ時に前記着信信号の発生の有無を監視し、この着信
信号が発生されると前記動作時主電源電力供給制御を開
始することを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1または請
求項2記載のファクシミリ装置において、さらに、外部
操作によって前記装置本体の起動を指示するためのオン
信号を発生するスイッチ手段と、電話回線からの呼出信
号着信時に着信信号を発生する着信信号発生手段とを備
え、前記主電源制御手段は、前記スタンバイ時に前記ス
イッチ手段からのオン信号の発生の有無と前記着信信号
発生手段からの前記着信信号の発生の有無とを監視し、
前記オン信号および前記着信信号の内のいずれか一方が
発生されると前記主電源電力供給制御を開始することを
特徴とする。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1または請
求項2記載のファクシミリ装置において、前記主電源制
御手段は、前記スタンバイ時に前記二次電池の充電のた
めに前記主電源を起動し、前記主電源による前記二次電
池の充電を行うスタンバイ時充電制御を行うことを特徴
とする。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項6記載のフ
ァクシミリ装置において、前記主電源制御手段は、前記
二次電池の出力電圧を検出する電圧検出手段を有し、前
記スタンバイ時に前記電圧検出手段で前記二次電池の電
圧が予め設定されているしきい値以下に到達したことを
検出したとき、前記スタンバイ時充電制御が開始される
ことを特徴とする。
【0017】請求項8記載の発明は、請求項7記載のフ
ァクシミリ装置において、前記スタンバイ時充電制御の
続行中に前記電圧検出手段で前記二次電池の電圧が予め
設定されているしきい値以上に到達したことを検出した
とき、前記スタンバイ時充電制御は停止され、前記スタ
ンバイ時の状態への移行が行われることを特徴とする。
【0018】請求項9記載の発明は、請求項6記載のフ
ァクシミリ装置において、前記主電源制御手段は、時間
を計測する第2のタイマ手段を有し、前記スタンバイ時
に前記二次電池以外からの電力供給がないまま前記第2
のタイマ手段で計測された前記二次電池から前記主電源
制御手段への電力供給時間が一定時間を超えると、前記
スタンバイ時充電制御が開始されることを特徴とする。
【0019】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
ファクシミリ装置において、前記タイマ手段で計測され
た前記スタンバイ時充電制御続行時間が一定時間に到達
すると、前記スタンバイ時充電制御は停止されることを
特徴とする。
【0020】請求項11記載の発明は、請求項6記載の
ファクシミリ装置において、前記主電源制御手段は、前
記二次電池の出力電圧を検出する電圧検出手段と、時間
を計測する第2のタイマ手段とを有し、前記スタンバイ
時に前記二次電池の電圧が予め設定されているしきい値
以下に到達したことを前記第2の電圧検出手段で検出し
たとき、または前記二次電池以外からの電力供給がない
まま前記タイマ手段で計測された前記二次電池から前記
電力受入手段への電力供給時間が一定時間を経過したと
き、前記スタンバイ時充電制御が開始されることを特徴
とする。
【0021】請求項12記載の発明は、請求項11記載
のファクシミリ装置において、前記スタンバイ時充電制
御開始後に前記電圧検出手段で前記二次電池の電圧が予
め設定されているしきい値以上に到達したことを検出し
たとき、または前記第2のタイマ手段で計測された前記
スタンバイ時充電制御続行時間が一定時間に到達する
と、前記スタンバイ時充電制御は停止され、前記スタン
バイ時の状態への移行が行われることを特徴とする。
【0022】請求項13記載の発明は、請求項1または
請求項2記載のファクシミリ装置において、前記主電源
制御手段は、動作時に前記リアルタイムクロック手段で
計測された時刻を前記時計表示手段に表示するための動
作時時刻表示制御を行うことを特徴とする。
【0023】請求項14記載の発明は、請求項1または
請求項2記載のファクシミリ装置において、前記主電源
制御手段は、前記動作時に前記本装置の前記主電源と異
なる他の手段の動作停止時間を計測する第2のタイマ手
段を有し、前記第2のタイマ手段による計測時間が一定
時間を経過したときに、前記主電源からの電力供給は停
止され、前記動作時の状態は前記スタンバイ時の状態に
移行することを特徴とする。
【0024】請求項15記載の発明は、請求項1または
請求項2記載のファクシミリ装置において、前記主電源
が動作しているとき、前記二次電池の充電を行うとを特
徴とする。
【0025】請求項16記載の発明は、請求項1または
請求項2記載のファクシミリ装置において、前記主電源
は、外部操作によってオン、オフ制御が可能なスイッチ
ング電源から構成されていることを特徴とする。
【0026】請求項17記載の発明は、請求項1または
請求項2記載のファクシミリ装置において、前記主電源
制御手段は前記中央制御手段からの命令信号により前記
主電源からの電力供給を強制的に停止させることを特徴
とする。
【0027】請求項18記載の発明は、請求項2記載の
ファクシミリ装置において、前記制御手段は、前記主電
源、前記太陽電池、前記二次電池の順位で電力供給がさ
れるように制御を行うことを特徴とする。
【0028】請求項19記載の発明は、請求項2記載の
ファクシミリ装置において、前記太陽電池から供給され
る電力の内の余剰電力が常に前記二次電池の充電に用い
られることを特徴とする。
【0029】請求項20記載の発明は、請求項3または
請求項5記載のファクシミリ装置において、前記スイッ
チ手段は、原稿検知スイッチ、予め登録されている相手
先にそのキーを押下することにより電話をすることが可
能なワンタッチキー、送信スタートキー、コピーキー、
テンキーなどの動作開始を指示するスイッチ、およびハ
ンドセットのオフフック・オンフック検出スイッチを含
むことを特徴とする。
【0030】請求項21記載の発明は、請求項20記載
のファクシミリ装置において、前記原稿検知スイッチ
は、機械式スイッチで構成されることを特徴とする。
【0031】請求項22記載の発明は、請求項1または
請求項2記載のファクシミリ装置において、前記主電源
制御手段は、前記リアルタイムクロック手段で計測され
た時刻を記憶する記憶手段を有する。
【0032】請求項23記載の発明は、請求項1ないし
請求項22記載のファクシミリ装置において、前記主電
源は、その動作中に前記制御手段からの停止信号を受け
ると、その動作を停止することを特徴とする。
【0033】請求項24記載の発明は、請求項23記載
のファクシミリ装置において、前記制御手段は外部のス
イッチ手段からの信号に従って前記停止信号を出力する
ことを特徴とする。
【0034】請求項25記載の発明は、請求項1または
請求項2記載のファクシミリ装置において、前記スタン
バイ時の状態から前記動作時への移行時に、前記時刻修
正制御を行うことを特徴とする。
【0035】
【作用】請求項1記載のファクシミリ装置では、前記主
電源制御手段に時刻を計測するタイマ手段が設けられ、
前記主電源制御手段で、動作時に前記主電源からの電力
供給および前記主電源による前記二次電池の充電をする
ための動作時主電源電力供給制御と、スタンバイ時に前
記主電源からの電力供給を停止するためのスタンバイ時
主電源電力供給制御とを行うとともに、スタンバイ時に
前記タイマ手段で計測された時刻を前記時計表示手段に
表示するためのスタンバイ時時刻表示制御と、動作時に
前記時計表示手段に表示されている時刻を前記リアルタ
イムクロック手段で計測された時刻に修正するための時
刻修正制御を行う。
【0036】請求項2記載のファクシミリ装置では、前
記主電源制御手段に時刻を計測するタイマ手段が設けら
れ、主電源制御手段で、動作時に前記主電源からの電力
供給および前記主電源による前記二次電池の充電をする
ための動作時主電源電力供給制御と、スタンバイ時に前
記主電源からの電力供給を停止するためのスタンバイ時
主電源電力供給制御とを行うとともに、スタンバイ時に
前記タイマ手段で計測された時刻を前記時計表示手段に
表示するためのスタンバイ時時刻表示制御と、動作時に
前記時計表示手段に表示されている時刻を前記リアルタ
イムクロック手段で計測された時刻に修正するための時
刻修正制御を行い、前記太陽電池で前記二次電池を充電
するための電力を供給する。
【0037】請求項3記載のファクシミリ装置では、ス
イッチ手段で外部操作によって前記装置本体の起動を指
示するためのオン信号を発生し、前記主電源制御手段
で、前記スタンバイ時に前記スイッチ手段からのオン信
号の発生の有無を監視し、このオン信号が発生されると
前記動作時主電源電力供給制御を開始する。
【0038】請求項4記載のファクシミリ装置では、着
信信号発生手段で、電話回線からの呼出信号着信時に着
信信号を発生し、前記制御手段で、前記スタンバイ時に
前記着信信号の発生の有無を監視し、この着信信号が発
生されると前記動作時主電源電力供給制御を開始する。
【0039】請求項5記載のファクシミリ装置では、ス
イッチ手段で外部操作によって前記装置本体の起動を指
示するためのオン信号を発生し、着信号発生手段で電話
回線からの呼出信号着信時に着信信号を発生し、前記制
御手段で、前記スタンバイ時に前記スイッチ手段からの
オン信号の発生の有無と前記着信信号発生手段からの前
記着信信号の発生の有無とを監視し、前記オン信号およ
び前記着信信号の内のいづれか一方が発生されると前記
主電源電力供給制御を開始する。
【0040】請求項6記載のファクシミリ装置では、前
記制御手段で、前記スタンバイ時に前記主電源から前記
電力受入手段へ電力を供給しかつ前記主電源による前記
二次電池の充電を行うスタンバイ時充電制御を行う。
【0041】請求項7記載のファクシミリ装置では、前
記主電源制御手段に設けられている電圧検出手段で前記
二次電池の出力電圧を検出し、前記スタンバイ時に前記
電圧検出手段で前記二次電池の電圧が予め設定されてい
るしきい値以下に到達したことを検出したとき、前記ス
タンバイ時充電制御が開始される。
【0042】請求項8記載のファクシミリ装置では、前
記スタンバイ時充電制御続行中に前記電圧検出手段で前
記二次電池の電圧が予め設定されているしきい値以上に
到達したことを検出したとき、前記スタンバイ時充電制
御は停止され、前記スタンバイ時の状態への移行が行わ
れる。
【0043】請求項9記載のファクシミリ装置では、前
記主電源制御手段に設けられている第2のタイマ手段で
前記二次電池から前記定電圧発生手段への電力供給時間
を計測し、前記第2のタイマ手段による計測時間が一定
時間を超えると、前記スタンバイ時充電制御が開始され
る。
【0044】請求項10記載のファクシミリ装置では、
前記第2のタイマ手段で計測された前記スタンバイ時充
電制御続行時間が一定時間に到達すると、前記スタンバ
イ時充電制御が停止される。
【0045】請求項11記載のファクシミリ装置では、
前記主電源制御手段に設けられている電圧検出手段で前
記二次電池の出力電圧を検出し、第2のタイマ手段で時
間を計測し、前記スタンバイ時に前記二次電池の電圧が
予め設定されているしきい値以下に到達したことを前記
電圧検出手段で検出したとき、または前記第2のタイマ
手段で計測された前記二次電池から前記電力受入手段へ
の電力供給時間が一定時間を経過したとき、前記スタン
バイ時充電制御が開始される。
【0046】請求項12記載のファクシミリ装置では、
前記スタンバイ時充電制御開始後に前記電圧検出手段で
前記二次電池の電圧が予め設定されているしきい値以上
に到達したことを検出したとき、または前記第2のタイ
マ手段で前記スタンバイ時充電制御続行時間が一定時間
に到達すると、前記スタンバイ時充電制御は停止され、
前記スタンバイ時の状態への移行が行われる。
【0047】請求項13記載のファクシミリ装置では、
前記制御手段で、動作時に前記リアルタイムクロック手
段で計測された時刻を前記時計表示手段に表示するため
の動作時時刻表示制御を行う。
【0048】請求項14記載のファクシミリ装置では、
前記主電源制御手段に設けられている第2のタイマ手段
で、前記動作時に前記本装置の前記主電源と異なる他の
手段の動作停止時間を計測し、前記第2のタイマ手段に
よる計測時間が一定時間を経過したときに、前記主電源
からの電力供給が停止され、前記動作時の状態が前記ス
タンバイ時の状態に移行する。
【0049】請求項15記載のファクシミリ装置では、
前記主電源が動作しているとき、前記二次電池の充電が
この二次電池の放電状態に応じて行われる。
【0050】請求項16記載のファクシミリ装置では、
外部操作によってオン、オフ制御が可能なスイッチング
電源から構成されている主電源が用いられている。
【0051】請求項17記載のファクシミリ装置では、
前記制御手段で前記中央制御手段からの命令信号に基づ
き前記主電源からの電力供給を強制的に停止させる。
【0052】請求項18記載のファクシミリ装置では、
前記制御手段で、前記主電源、前記太陽電池、前記二次
電池の順位で電力供給がされるように制御を行う。
【0053】請求項19記載のファクシミリ装置では、
前記太陽電池から供給される電力の内の余剰電力で前記
二次電池の充電を行う。
【0054】請求項20記載のファクシミリ装置では、
原稿検知スイッチ、予め登録されている相手先にそのキ
ーを押下することにより電話をすることが可能なワンタ
ッチキー、送信スタートキー、コピーキー、テンキーな
どの動作開始を指示するスイッチ、およびハンドセット
のオフフック・オンフック検出スイッチを含むスイッチ
手段が用いられている。
【0055】請求項21記載のファクシミリ装置では、
機械式スイッチで構成されている原稿検出スイッチが用
いられている。
【0056】請求項22記載のファクシミリ装置では、
前記主電源制御手段に設けられている記憶手段で、前記
リアルタイムクロック手段で計測された時刻を記憶す
る。
【0057】請求項23記載のファクシミリ装置では、
前記主電源が、その動作中に前記制御手段からの停止信
号を受けると、その動作を停止する。
【0058】請求項24記載のファクシミリ装置では、
前記制御手段が外部のスイッチ手段からの信号に従って
前記停止信号を出力する。
【0059】請求項25記載のファクシミリ装置では、
前記スタンバイ時の状態から前記動作時への移行時に、
前記時刻修正制御が行われる。
【0060】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図を参照しながら
説明する。
【0061】図1は本発明のファクシミリ装置の一実施
例の構成を示すブロック図である。
【0062】本実施例のファクシミリ装置1は、図1に
示すように、マイクロプロセッサなどから構成されるC
PU2を備える。CPU2は、ROM3に記憶されてい
るプログラムに従ってRAM4、不揮発性RAM5、キ
ャラクタジェネレータ(以下、CGという)6、読取部
7、記録部8、モデム部9、網制御ユニット(以下、N
CUという)10、操作部13および表示部14を制御
する。
【0063】RAM4は、読取部7によって読みとられ
た2値化画像データまたは記録部8に記録される2値化
画像データを格納する。読取部7で読み取られた2値化
画像データはモデム部9によって変調され、この変調さ
れた信号はNCU10を介して電話回線11に出力され
る。これに対し、記録部8に記録される2値化画像デー
タは、電話回線11から入力されたアナログ波形信号を
NCU10およびモデム部9を介して復調することによ
って得られるデータである。
【0064】不揮発性RAM5は、ファクシミリ装置1
の電源が遮断された状態にあるときに、保存すべきデー
タ(例えば、短縮ダイヤル番号など)を確実に格納する
記憶手段から構成される。
【0065】CG6は、JISコード、ASCIIコー
ドなどのキャラクタを格納するROMからなり、このR
OMからはCPU2の制御に基づき必要に応じて2バイ
トのデータで所定コードに対応するキャラクタデータが
取り出される。
【0066】読取部7は、DMAコントローラ、画像処
理IC、イメージセンサおよびCMOSロジックICな
どから構成され、CPU2の制御に基づいてコンタクト
センサ(CS)を利用して読みとったデータを2値化
し、その2値化データを順次RAM4に送る。なお、こ
の読取部7に対する原稿のセット状態は、原稿の搬送路
に設けられた機械式原稿センサ(操作部13に含まれ
る)によって検出され、原稿のセット状態を示す原稿検
出信号は主電源制御部15に入力される。ここの原稿セ
ンサにフォトセンサなどを用いず、機械式原稿センサ
(機械式スイッチ)を用いることによって、スタンバイ
時の電力消費を抑えることができ、後述する二次電池の
消耗を防止することができる。
【0067】記録部8は、DMAコントローラ、インク
ジェット記録装置、CMOSロジックICなどから構成
され、CPU2の制御によってRAM4に格納されてい
る記録データを取り出し、ハードコピーとして記録出力
する。
【0068】モデム部9は、G3、G2モデムとこれら
のモデムに接続されたクロック発生回路となどから構成
され、CPU2の制御に基づいてRAM4に格納されて
いる送信データを変調し、NCU10を介して電話回線
11に出力する。また、モデム部9は電話回線11のア
ナログ信号をNCU10を介して導入し、その信号を変
調して2値化データをRAM4に格納する。
【0069】NCU10はCPU2の制御により電話回
線11をモデム部9または電話機12のいずれかに切り
換えて接続する。NCU10は呼出信号(CI)を検出
する手段を有し、呼出信号が検出されたときに着信信号
を主電源制御部15へ送る。
【0070】電話機12はファクシミリ装置1と一体化
されている。具体的には、電話機12は、ハンドセット
およびスピーチネットワーク、ダイヤラ、テンキーない
しワンタッチキーとなどから構成されている。
【0071】操作部13は、画像送信、受信などをスタ
ートさせるキーと、送受信時におけるファイン、標準、
自動受信などの操作モードを指定するモード選択キー
と、ダイヤリング用のテンキーないしワンタッチキー
と、原稿検出スイッチ(図2の30、前述した原稿セン
サ)などから構成されている。これらのキーが押下され
るか、あるいは原稿検出スイッチが原稿を検出すると、
ON信号または原稿検出信号が主電源制御部15に入力
される。
【0072】表示部14は、時計表示用の7セグメント
および各種モードを表示する絵文字LCDと5×7ドッ
ト16桁×1行の表示が可能なドットマトリクスLCD
とを組み合わせたLCDモジュール、およびLEDなど
から構成され、絵文字LCDとドットマトリクスLCD
とはそれぞれ互いに独立している。
【0073】主電源制御部15は、ファクシミリ装置1
全体の各部(ブロック)への通電(電力供給)を制御す
るための回路からなり、この回路は、1チップマイクロ
コンピュータ、コンデンサタイプの二次電池などから構
成される。主電源制御部15は、前記二次電池からの供
給電力で駆動可能に設定されている。主電源制御部15
は、操作部13からの原稿検出信号、NCU10からの
着信信号または操作部13からのON信号が入力される
と、起動信号を主電源16に送る。また、表示部14の
絵文字LCDの表示は主電源制御部15のマイクロコン
ピュータによって制御され、表示部14のドットマトリ
クスLCDの表示はCPU2によって制御される。
【0074】主電源16は交流電力(AC)を入力とす
るスイッチング電源からなる。主電源16は外部からの
スイッチングによるオン、オフ制御が可能なスイッチン
グ電源から構成され、このスイッチング電源は主電源制
御部15からの起動信号、停止信号によってそれぞれ電
力供給、電力供給停止を行う。
【0075】次に、主電源制御部15の概略構成とその
周辺の構成とについて図2を参照しながら説明する。図
2は図1のファクシミリ装置に用いられている主電源制
御部の概略構成とその周辺の構成を示す回路図である。
【0076】電圧Vccは、図2に示すように、DC−
DCコンバータ22(図2に示す)を介して3系統の電
力供給源から供給される。1つ目の電力供給源は+5V
の電圧を供給する主電源16、2つ目の電力供給源は太
陽電池23、3つ目の電力供給源はコンデンサタイプの
二次電池19である。これら3つの電源の優先度は、そ
れぞれの電圧と、二次電圧19の充電状態、逆流防止用
ショットキーバリアダイオード20、逆流防止用ダイオ
ード29とにより決定される。
【0077】主電源16からの電圧は逆流防止用ショッ
トキーバリアダイオード20により4.8Vに設定さ
れ、太陽電池23からの電圧は逆流防止用ダイオード2
9により4.6Vに設定され、二次電池19からの電圧
はその充電状態に応じて設定される。また、逆流防止用
ショットキーバリアダイオード20および逆流防止用ダ
イオード29の向きにより、主電源16の立ち上がり状
態ではその電力供給が最優位となり、抵抗21を通して
二次電池19を充電するとともにDC−DCコンバータ
22を介してVccとしての電力を供給する。この電力
供給時、太陽電池23は低電位となり、太陽電池23か
らの電流の流込みはない。
【0078】主電源16が動作しておらず太陽電池23
が電力を供給している場合、すなわち主電源16は動作
していないが光エネルギーが供給されている場合、二次
電池19の電位が太陽電池23の電位より高ければ、二
次電池19からDC−DCコンバータ22を介してVc
cとしての電力が供給され、太陽電池23からは電力が
供給されない。二次電池19の電位が太陽電池23の電
位より低いとき、太陽電池23からDC−DCコンバー
タ22を介してVccとしての電力が供給され、同時に
二次電池19は抵抗21を通して充電される。
【0079】主電源16が動作しておらず、かつ太陽電
池23からの電力供給が行われていない場合、二次電池
19がDC−DCコンバータ22を介してVccとして
の電力を供給する。このように電力供給に優先順位をも
たせることによって、Vccから常に安定した電力電力
供給が行われる。
【0080】マイコン17は、超低消費電力で動作可能
な8ビットの1チップマイクロコンピュータからなり、
このマイクロコンピュータには時計用タイマ手段が内蔵
されている。マイコン17は、シリアルインターフェー
スsI/Oを通じてCPU2とデータのやり取りを行
う。
【0081】太陽電池23が電力を供給しているか否か
の検出はその電圧を電圧検出回路27で検出することに
よって行われ、その電圧が2.5Vより大きいとき、電
圧検出回路27のOUTがH(High)レベルとな
り、2.5V以下の時は27のOUTがL(Low)レ
ベルとなる。電圧検出回路27のOUTからの出力はマ
イコン17のIN8へ入力される。
【0082】二次電池19の放電状態の電圧は電圧検出
回路24によって検出され、その電圧が1.2Vより大
きいとき、電圧検出回路24のOUTがHレベルとな
り、1.2V以下のとき、電圧検出回路24のOUTが
Lレベルとなる。電圧検出回路24のOUTからの出力
はマイコン17のIN9へ入力される。
【0083】二次電池19の満充電状態の電圧は電圧検
出回路28によって検出され、その電圧が4.8Vより
大きいとき、電圧検出回路28のOUTがHレベルとな
り、4.8V以下のとき、電圧検出回路28のOUTは
Lレベルとなる。電圧検出回路28のOUTからの出力
はマイコン17のIN13へ入力される。
【0084】DC−DCコンバータ22は、入力電圧が
出力電圧より高いときにシリーズレギュレータとして、
入力電圧が出力電圧より低いときに昇圧型スイッチング
レギュレータ+シリーズレギュレータとして動作する。
DC−DCコンバータ22の出力電圧は5Vまたは3V
のいずれか一方に選択され、入力ポートSELがHレベ
ルのとき、5Vが、Lレベルのとき、3Vがそれぞれ出
力される。DC−DCコンバータ22はその入力Vin
が0.9V以上のとき、出力Voutから5Vまたは3
Vを常に出力する。
【0085】マイコン17のリセットには、電圧検出回
路18の検出結果が用いられる。電圧検出回路18はマ
イコン17をリセットするための電圧検出回路であり、
その出力REはマイコン17のRESETへ入力され
る。DC−DCコンバータ22のVoutの電圧が2.
7V以下のとき、電圧検出回路18のREはLレベルで
ある。DC−DCコンバータ22のVoutの電圧が
2.7Vより大きくなると、電圧検出回路18のREは
マイコン17のリセットに要する時間だけ遅延させてL
レベルを維持し、マイコン17がリセットされた後にH
レベルとなる。
【0086】マイコン17は、表示部14の絵文字LC
D25と、操作部13のキーマトリクス回路26とを制
御する。
【0087】キーマトリクス回路26は操作部13内の
各種キーのスキャン(押下されたキーの識別)を行い、
マイコン17のソフト制御によって押下されたキーを識
別する。キーマトリクス回路26は、原稿検出スイッチ
30と、フッキングスイッチ31とを含む。
【0088】原稿検出スイッチ30は原稿の搬送路に設
けられた機械式の原稿検出スイッチ(あるいはリードス
イッチ)からなる。この機械式原稿検出スイッチを用い
ることによってスイッチオフ時(原稿挿入待機時)に電
力の消費がなくなり、二次電池の電力の消耗を未然に防
止することができる。
【0089】フッキングスイッチ31はオフフックまた
はオンフックを行うためのスイッチからなる。
【0090】次に、主電源16の概略構成について図3
を参照しながら説明する。図3は主電源の概略構成を示
す回路図である。
【0091】主電源16は、図3に示すように、フィル
タ回路40、整流回路41、平滑回路42を経て交流電
力が供給される絶縁トランス39を有する。絶縁トラン
ス39は1次側巻線36、補助巻線37および2次側巻
線38を含む。一次側巻線36への電圧印加および補助
巻線37への電圧印加は、FET43によりスイッチン
グされる。絶縁トランス39の2次側巻線38に誘起さ
れた電圧は整流・平滑回路52,53を介して+24
V、+5Vの電源としてファクシミリ装置1の各部へそ
れぞれ供給される。
【0092】FET43のゲートは抵抗47を介して制
御IC44のOUT1に接続され、FET43の動作は
制御IC44によって制御される。
【0093】整流・平滑回路52からの電流は電流検出
回路54で検出され、電流検出回路54からの出力はフ
ォトカプラ56を介して制御IC44へフィードバック
される。
【0094】整流・平滑回路53からの電圧は過電圧検
出回路55で検出され、過電圧検出回路55の出力はフ
ォトカプラ57を介して制御IC44へフィードバック
される。
【0095】主電源制御部15のマイコン17からのP
S信号(pwON)は、電流を制限するための抵抗5
1、トランジスタ46およびフォトカプラ45を介して
制御IC44に入力される。
【0096】制御IC44は、絶縁トランス39の1次
側の発振制御を行い、その電源Vddは絶縁トランス3
9の補助巻線37から与えられる。また、制御IC44
は2次側の電流によりPWM制御を行い、過電圧が検出
されたときに全系をシャットダウンするための制御を行
う。制御IC44のOUT1は抵抗50を介して一次側
巻線36の一端に接続されている。
【0097】PS信号がHレベルのとき、トランジスタ
46がオン動作をし、フォトカプラ45に電流が流れ、
フォトカプラ45は電流電圧変換を行う。フォトカプラ
45の発光部は抵抗49を介して電圧Vccに接続さ
れ、その受光部は抵抗48を介して補助巻線37に接続
されている。フォトカプラ45の動作に伴い制御IC4
4の入力ポートIN1はLレベルとなり、これに応じて
制御IC44の出力ポートOUT1が発振する。出力ポ
ートOUT1からの発振信号は抵抗47を介してFET
43に与えられ、FET43はスイッチング動作をす
る。FET43のスイッチング動作によって1次側が発
振し、2次側への電力供給が行われる。2次側への電力
供給によって主電源16は立ち上がり、その動作を開始
する。
【0098】PS信号がLレベルであるとき、トランジ
スタ46がオフ動作をし、制御IC44のIN1はHレ
ベルとなる。このIN1のHレベルに応じて制御IC4
4の出力ポートOUT1はLレベルとなり、FET43
はオフ動作をする。FET43のオフ動作によって1次
側の発振は停止され、主電源16は動作を停止する。例
えば、スタンバイ時にフッキングスイッチ31(図2に
示す)が押下された場合、キーマトリクス回路26から
ON信号が出力され、マイコン17がフッキングスイッ
チ31の押下を認識してOUT5をHレベル、すなわち
PS信号をHレベルとして主電源16を起動させる。主
電源16の起動情報はシリアルインターフェースsI/
Oを通じてCPU2に送られ、CPU2がNCU10を
制御することによってファクシミリ装置1はオフフック
状態になる。
【0099】次に、CPU2およびその周辺の回路構成
について図4を参照しながら説明する。図4は図1のフ
ァクシミリ装置に用いられているCPUとその周辺の回
路構成を示す図である。
【0100】CPU2のリセット動作には、図4に示す
ように、電圧検出回路60が用いられている。電圧検出
回路60はCPU2をリセットするための回路であり、
その出力REはCPU2のRESETへ入力される。主
電源16からの電圧が4.5V以下のとき、電圧検出回
路60のREの出力レベルはLレベルである。これに対
し、主電源16からの電圧が4.5Vより大きくなる
と、電圧検出回路60のREの出力レベルはCPU2の
リセットに要する時間だけ遅延させてLレベルを維持
し、CPU2がリセットされた後にHレベルとなる。ま
た、REからの出力はマイコン17のIN10へも入力
されてモニターされる。
【0101】CPU2は、リアルタイムクロック部63
から正確な時刻を読み出す。リアルタイムクロック部6
3は、主電源16から独立している一次電池62と、一
次電池62からの電力で駆動され、正確な時刻を計時す
るリアルタイムクロック61とを有する。
【0102】次に、NCU10の一部の回路構成につい
て図5を参照しながら説明する。図5は図1のファクシ
ミリ装置に用いられているNCUの一部の回路構成を示
す図である。
【0103】NCU10は、図5に示すように、発光部
が電話回線11にモジュラージャック34を介して接続
され、受光部が抵抗58を介して電圧Vccに接続され
ているフォトカプラ32と、発光部が電話機12にモジ
ュラージャック35を介して接続され、受光部が抵抗5
9を介して電圧Vccに接続されているフォトカプラ3
3とを有する。
【0104】フォトカプラ32は呼出信号(CI信号)
を検出するためのフォトカプラであり、このフォトカプ
ラ32は、電話回線11を通じて呼出信号が受けると、
着信信号(Lレベル)がマイコン17のIN12へ入力
されるように動作をする。スタンバイ時に呼出信号が受
けると、着信信号(Lレベル)がマイコン17へ入力さ
れ、マイコン17がそれを認識してOUT5をHレベ
ル、すなわちPS信号をHレベルとして主電源16を起
動させる。主電源16の起動情報はシリアルインターフ
ェースsI/Oを通じてCPU2に送られ、CPU2は
その情報に応じて各ブロックを制御する。
【0105】フォトカプラ33は電話機12のオフフッ
クを検出するためのフォトカプラであり、このフォトカ
プラ33は、電話機12がオフフックされると、Lレベ
ルがマイコン17のIN11へ入力されるように動作を
する。スタンバイ時に電話機12がオフフックされる
と、Lレベルがマイコン17へ入力され、マイコン17
がそれを認識してOUT5をHレベル、すなわちPS信
号をHレベルとして主電源16を起動させる。この主電
源16の起動情報はシリアルインターフェースsI/O
を通じてCPU2に送られ、CPU2はその情報に応じ
て各ブロックを制御する。
【0106】次に、本実施例のファクシミリ装置の動作
について図を参照しながら説明する。
【0107】まず、図6を参照しながらスタンバイ状態
における動作を説明する。図6は図1のファクシミリ装
置のFAXスタンバイ状態における動作を示すフローチ
ャートである。
【0108】AC入力が開始される(ステップS10
1)と、まず主電源16が立ち上げられる(ステップS
102)。次いで、マイコン17のイニシャライズ(ス
テップS103)、CPU2のイニシャライズ(ステッ
プS104)が順次に行われる。マイコン17のイニシ
ャライズが完了した時点でファクシミリ装置1のスタン
バイ状態となる。
【0109】CPU2のイニシャライズの完了後、二次
電池19の充電が開始され(ステップS105)、この
二次電池19の充電はスタンバイ状態で続行される。
【0110】次いで、電圧検出回路28の出力および充
電継続時間に基づき二次電池19の充電が完了したか否
かの判定が行われる(ステップS106)。
【0111】充電が完了したとの判定は、電圧検出回路
28の出力がHレベルであるときに、またはマイコン1
7に内蔵されている時計用タイマ手段で計測された充電
時間が1時間経過したときに行われる。
【0112】前者の場合、マイコン17のIN13がH
レベルとなるから、それに従ってマイコン17がOUT
5、すなわちPS信号をLレベルとすることによって主
電源16の動作を停止させ(ステップS107)、主電
源16の動作停止に伴い電圧検出回路60のREがLレ
ベルとなり、CPU2がリセットされる(ステップS1
08)。次いで、二次電池19および太陽電池23だけ
による電力供給が開始される(ステップS109)。
【0113】後者の場合には、割り込みが発生し、それ
に従ってマイコン17がOUT5、すなわちPS信号を
Lレベルとすることによって主電源16の動作を停止さ
せる(ステップS107)。主電源16の動作停止に伴
い電圧検出回路60のREがLレベルとなり、CPU2
がリセットされる(ステップS108)。次いで、二次
電池19および太陽電池23による電力供給が開始され
る。
【0114】二次電池19および太陽電池23からの電
力供給開始後、太陽電池23が供給する電力の内の余剰
電力で二次電池19の充電が行われる(ステップS11
0)。
【0115】次いで、太陽電池23の電位が二次電池1
9の電位より低いか否かの判定が行われる(ステップS
111)。太陽電池23の供給電力の減少によりその電
位が二次電池19の電位より低いとき、二次電池19の
電圧が1.2V以下であるか否かの判定が行われる(ス
テップS112)。太陽電池23の供給電力の減少によ
りその電位が二次電池の電位より低くなり、二次電池1
9の電圧が1.2V以下になると、電圧検出回路24の
OUTのレベルがLレベルになることによってマイコン
17のIN9のレベルがLレベルとなるから、それに従
ってマイコン17はOUT5をHレベル、すなわちPS
信号をHレベルとする。このHレベルのPS信号によっ
てトランジスタ46がオンとなり、フォトカプラ45が
オンし、制御IC44のIN1がLレベルとなる。この
IN1のレベルがLレベルになることによって制御IC
44のOUT1が発振し、FET43の動作によって1
次側が発振し、2次側に電力が供給される。2次側への
電力供給によって主電源16が立ち上がる(ステップS
113)。主電源16が立ち上がると、電圧検出回路6
0によってCPU2がイニシャライズされるとともに主
電源16による二次電池19の充電が開始される。よっ
て、FAXスタンバイ状態が保持されながら、再び二次
電池19の充電が行われ、このサイクルが繰り返され
る。
【0116】次に、FAXスタンバイ状態におけるFA
X送信時の割り込みルーチンについて図7を参照しなが
ら説明する。図7はFAXスタンバイ状態におけるFA
X送信時の割り込みルーチンを示すフローチャートであ
る。
【0117】FAXスタンバイ状態時に原稿が挿入され
たとき(ステップS201)、フッキングボタンが押下
されたとき(ステップS202)、または受話器がオフ
フックされたとき(ステップ203)、原稿検出スイッ
チ30、フッキングスイッチ31、フォトカプラ33が
それぞれオンとなり、それぞれのON信号または原稿検
出信号がマイコン17へ入力され、割り込みが開始され
る(ステップS204)。マイコン17がOUT5をH
レベル、すなわちPS信号をHレベルとしてフォトカプ
ラ45をオン動作させる。フォトカプラ45がオンとな
ると、制御IC44がFET43を介して1次側を発振
させ、2次側に電力を供給することによって主電源16
が立ち上がる(ステップS205)。
【0118】主電源16が立ち上がると、二次電池19
の充電が開始され(ステップS206)、主電源16の
動作中、二次電池19は常に充電されている。主電源1
6の立上り情報がシリアルインターフェースsI/Oを
通じてCPU2へ送られ、その後ファクシミリ装置1の
動作制御はCPU2を中心として行われる。この状態で
相手装置に電話をかけ(ステップS207)、回線が捕
捉される(ステップS208)と、通常のファクシミリ
送信が行われる(ステップS209)。送信が終わり
(ステップS210)、回線が切断される(ステップS
211)と、シリアルインターフェースsI/Oを通じ
てその情報がマイコン17に送られ、これに従ってマイ
コン17がPS信号をLレベルとして主電源16の動作
を停止させる(ステップS212)。次いで、二次電池
19の充電が終了され(ステップS213)、割り込み
が終了する(ステップS214)。割り込み終了後、F
AXスタンバイ状態となり、処理がステップS109
(図6に示す)に戻る。
【0119】次に、FAXスタンバイ状態におけるFA
X受信時の割り込みルーチンについて図を参照しながら
説明する。図8はFAXスタンバイ状態におけるFAX
受信時の割り込みルーチンを示すフローチャートであ
る。
【0120】FAXスタンバイ状態時にフッキングボタ
ンが押されたとき(ステップS301)、または受話器
がオフフックされたとき(ステップS302)、フッキ
ングスイッチ31、フォトカプラ33がそれぞれオンと
なり、それぞれのON信号がマイコン17へ入力され、
割り込みが開始される(ステップS304)。
【0121】割り込み開始に伴いマイコン17はOUT
5をHレベル、すなわちPS信号をHレベルとすること
によってフォトカプラ45をオン動作させる。フォトカ
プラ45がオンすると、制御IC44がFET43を介
して1次側を発振させ、2次側に電力が供給され主電源
16が立ち上がる。
【0122】これに対し、呼出信号(CI信号)が検出
されたとき(ステップS303)、フォトカプラ32が
オン動作をし、このオン信号がマイコン17へ入力され
ることによって割り込みが開始される(ステップS31
6)。割り込み開始に伴いマイコン17はOUT5をH
レベル、すなわちPS信号をHレベルとすることによっ
てフォトカプラ45をオン動作させる。フォトカプラ4
5がオン動作すると、制御IC44がFET43を介し
て1次側を発振させ、2次側に電力が供給される。この
2次側への電力供給によって主電源16が立ち上がる
(ステップS317)。
【0123】FAXスタンバイ状態時にフッキングボタ
ンが押されたとき(ステップS301)、受話器がオフ
フックされたとき(ステップS302)、または呼出信
号が検出されたとき(ステップS303)、主電源16
の立ち上がりに伴い二次電池19の充電が開始され、主
電源16の動作中、二次電池19は常に充電されてい
る。次いで、この情報がシリアルインターフェースsI
/Oを通じてCPU2へ送られ、その後、ファクシミリ
装置1の動作の制御はCPU2を中心として行われる。
【0124】フッキングボタンが押されたとき、または
受話器がオフフックされたとき、相手FAXに電話をか
け(ステップS307)、NCU10によって回線が捕
捉される(ステップS308)と、通常のファクシミリ
受信が行われる。
【0125】呼出信号が検出されたとき、NCU10が
回線を捕捉し、自動受信でファクシミリ受信が行われ
る。
【0126】受信が終わり回線が切断される(ステップ
S310)と、シリアルインターフェースsI/Oを通
じてその情報がマイコン17に送られ、マイコン17が
PS信号をLレベルとすることによって主電源16の動
作を停止させる(ステップS312)。
【0127】次いで、二次電池19の充電が終了され
(ステップS313)、割り込みが終了する(ステップ
S314)。割り込み終了後、FAXスタンバイ状態と
なり(ステップS315)、処理がステップS109に
戻る。
【0128】次に、FAXスタンバイ状態における時刻
修正の割り込みルーチンについて図9を参照しながら説
明する。図9はFAXスタンバイ状態における時刻修正
の割り込みルーチンを示すフローチャートである。
【0129】FAXスタンバイ状態において主電源16
が動作を停止しているとき、図9に示すように、マイコ
ン17の時計用タイマ手段で時刻が計測され、この計測
された時刻は絵文字LCD25に表示される(ステップ
S401)。
【0130】時刻の表示中に主電源16の起動の有無が
監視される(ステップS402)。何らかの要因で主電
源16が起動されると、割り込みが開始される(ステッ
プS403)。まず、絵文字LCD25に表示されてい
る時刻の修正が行われる(ステップS404)。この時
刻修正では、CPU2がリアルタイムクロック(RT
C)61にアクセスすることによって正確な時刻を読み
出し、この時刻情報をシリアルインターフェイスsI/
Oを通じてマイコン17に送り、マイコン17で前記時
刻情報に基づき絵文字LCD25に表示されている時刻
を修正するための時刻修正制御を行うとともに前記時刻
情報をマイコン17に内蔵されているRAMに記憶す
る。
【0131】次いで、リアルタイムクロック61から読
み出された時刻が絵文字LCD25に表示される(ステ
ップS405)。
【0132】リアルタイムクロック61から読み出され
た時刻の表示中、主電源16の動作停止が監視される
(ステップS406)。主電源16の動作が停止される
と、割り込みが終了し、再びマイコン17の時計用タイ
マ手段で計測された時刻が絵文字LCD25に表示され
る。
【0133】以上により、スタンバイ状態から動作状態
への移行時に、スタンバイ時に表示されているマイコン
17の時計用タイマ手段の時刻がリアルタイムクロック
61から読み出された正確な時刻に基づき修正されるか
ら、ほぼ正確な時刻を表示することができる。
【0134】また、リアルタイムクロックとのアクセス
をCPU2が行うから、CPU2とマイコン17との間
のデータのやり取りが容易になるとともに、マイコン1
7の構築システムは小さくなるから、コストダウンを容
易に図ることができる。
【0135】さらに、マイコン17のRAMに正確な時
刻が記憶さているから、動作時からスタンバイ時への移
行時にほぼ正確な時刻を表示することができる。
【0136】さらに、DC−DCコンバータ22で主電
源制御部15からマイコン17への供給電圧が二次電池
19の充電の状態に関わらず一定に保持されるから、マ
イコン17を広域動作電圧に対応するタイプにする必要
がない。
【0137】さらに、DC−DCコンバータ22の出力
電圧を低く設定することによって、主電源制御部15の
消費電力を少なくすることができ、二次電池19の電力
の余分な消耗を抑えることができる。
【0138】さらに、二次電池19の充電開始電圧をマ
イコン17の動作可能な最低電圧より低い電圧に設定す
ることができ、二次電池19の容量を十分に利用するこ
とができる。その結果、放電サイクルを長くすることが
でき、充電の頻度を抑えることができる。
【0139】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のファク
シミリ装置によれば、スタンバイ状態から動作状態への
移行時に、スタンバイ時に表示されている第1のタイマ
手段の時刻がリアルタイムクロック手段から読み出され
た正確な時刻に修正されるから、ほぼ正確な時刻を表示
することができる。
【0140】また、さらに、太陽電池を持つことによっ
て、二次電池の充電のサイクルを長くすることができ、
二次電池の充電の頻度を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施例の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1のファクシミリ装置のおける主電源制御部
とその周辺回路との構成を概略的に示す回路図である。
【図3】図1のファクシミリ装置に用いられている主電
源の構成を概略的に示す回路図である。
【図4】図1のファクシミリ装置に用いられているCP
Uとその周辺の回路構成を示す図である。
【図5】図1のファクシミリ装置に用いられているNC
Uの回路構成を部分的に示す図である。
【図6】図1のファクシミリ装置のFAXスタンバイ状
態における動作を示すフローチャートである。
【図7】図1のファクシミリ装置のFAXスタンバイ状
態におけるFAX送信時の割り込みルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図8】図1のファクシミリ装置のFAXスタンバイ状
態におけるFAX受信時の割り込みルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図9】図1のファクシミリ装置のFAXスタンバイ状
態における時刻修正の割り込みルーチンを示すフローチ
ャートである。
【符号の簡単な説明】
2 CPU 10 NCU 13 操作部 15 主電源制御部 16 主電源 17 マイコン 18,24,27,28,60 電圧検出回路 19 二次電池 22 DC−DCコンバータ 23 太陽電池 26 キーマトリクス回路 30 原稿検出スイッチ 31 フッキングスイッチ 32,33,45 フォトカプラ 39 絶縁トランス 43 FET 44 制御IC 61 リアルタイムクロック 62 一次電池 63 リアルタイムクロック部

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の各手段へ電力を供給する主電
    源と、前記主電源から電力が供給され、装置全体のシス
    テム制御を行う中央制御手段と、正確な時刻を計測する
    リアルタイムクロック手段と、時刻を表示する時計表示
    手段と、前記主電源の動作制御を行う主電源制御手段
    と、前記主電源制御手段に電力を供給する二次電池とを
    備えるファクシミリ装置において、前記主電源制御手段
    は、時刻を計測するタイマ手段を有し、動作時に前記主
    電源からの電力供給および前記主電源による前記二次電
    池の充電をするための動作時主電源電力供給制御と、ス
    タンバイ時に前記主電源からの電力供給を停止するため
    のスタンバイ時主電源電力供給制御とを行うとともに、
    スタンバイ時に前記タイマ手段で計測された時刻を前記
    時計表示手段に表示するためのスタンバイ時時刻表示制
    御と、動作時に前記時計表示手段に表示されている時刻
    を前記リアルタイムクロック手段で計測された時刻に修
    正するための時刻修正制御を行うことを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  2. 【請求項2】 装置本体の各手段へ電力を供給する主電
    源と、装置本体の各手段へ電力を供給する太陽電池と、
    前記主電源から電力が供給され、装置全体のシステム制
    御を行う中央制御手段と、正確な時刻を計測するリアル
    タイムクロック手段と、時刻を表示する時計表示手段
    と、前記主電源の動作制御を行う主電源制御手段と、前
    記主電源制御手段に電力を供給する二次電池とを備える
    ファクシミリ装置において、前記主電源制御手段は、時
    刻を計測するタイマ手段を有し、動作時に前記主電源か
    らの電力供給および前記主電源による前記二次電池の充
    電をするための動作時主電源電力供給制御と、スタンバ
    イ時に前記主電源からの電力供給を停止するためのスタ
    ンバイ時主電源電力供給制御とを行うとともに、スタン
    バイ時に前記タイマ手段で計測された時刻を前記時計表
    示手段に表示するためのスタンバイ時時刻表示制御と、
    動作時に前記時計表示手段に表示されている時刻を前記
    リアルタイムクロック手段で計測された時刻に修正する
    ための時刻修正制御を行い、前記太陽電池は前記二次電
    池を充電するための電力を供給することを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 さらに、外部操作によって前記装置本体
    の起動を指示するためのオン信号を発生するスイッチ手
    段を備え、前記主電源制御手段は、前記スタンバイ時に
    前記スイッチ手段からのオン信号の発生の有無を監視
    し、このオン信号が発生されると前記動作時主電源電力
    供給制御を開始することを特徴とする請求項1または請
    求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 さらに、電話回線からの呼出信号着信時
    に着信信号を発生する着信信号発生手段を備え、前記制
    御手段は、前記スタンバイ時に前記着信信号の発生の有
    無を監視し、この着信信号が発生されると前記動作時主
    電源電力供給制御を開始することを特徴とする請求項1
    または請求項2記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 さらに、外部操作によって前記装置本体
    の起動を指示するためのオン信号を発生するスイッチ手
    段と、電話回線からの呼出信号着信時に着信信号を発生
    する着信信号発生手段とを備え、前記制御手段は、前記
    スタンバイ時に前記スイッチ手段からのオン信号の発生
    の有無と前記着信信号発生手段からの前記着信信号の発
    生の有無とを監視し、前記オン信号または前記着信信号
    が発生されると前記動作時主電源電力供給制御を開始す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載のファ
    クシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記主電源制御手段は、前記スタンバイ
    時に前記二次次電池のために前記主電源を起動し、前記
    主電源による前記二次電池の充電を行うスタンバイ時充
    電制御を行うことを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 前記主電源制御手段は、前記二次電池の
    出力電圧を検出する電圧検出手段を有し、前記スタンバ
    イ時に前記電圧検出手段で前記二次電池の電圧が予め設
    定されているしきい値以下に到達したことを検出したと
    き、前記スタンバイ時充電制御が開始されることを特徴
    とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 前記電圧検出手段で前記スタンバイ時充
    電制御の続行中に前記二次電池の電圧が予め設定されて
    いるしきい値以上に到達したことを検出したとき、前記
    スタンバイ時充電制御は停止され、前記スタンバイ時の
    状態への移行が行われることを特徴とする請求項7記載
    のファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 前記主電源制御手段は、時間を計測する
    第2のタイマ手段を有し、前記スタンバイ時に前記二次
    電池以外からの電力供給がないまま前記第2のタイマ手
    段で計測された前記二次電池から前記主電源制御手段へ
    の電力供給時間が一定時間を超えると、前記スタンバイ
    時充電制御が開始されることを特徴とする請求項6記載
    のファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 前記タイマ手段で計測された前記スタ
    ンバイ時充電制御続行時間が一定時間に到達すると、前
    記スタンバイ時充電制御は停止されることを特徴とする
    請求項9記載のファクシミリ装置。
  11. 【請求項11】 前記主電源制御手段は、前記二次電池
    の出力電圧を検出する電圧検出手段と、時間を計測する
    第2のタイマ手段とを有し、前記スタンバイ時に前記二
    次電池の電圧が予め設定されているしきい値以下に到達
    したことを前記電圧検出手段で検出したとき、または前
    記二次電池以外からの電力供給がないまま前記第2のタ
    イマ手段で計測された前記二次電池から前記電力受入手
    段への電力供給時間が一定時間に到達すると、前記スタ
    ンバイ時充電制御が開始されることを特徴とする請求項
    6記載のファクシミリ装置。
  12. 【請求項12】 前記スタンバイ時充電制御開始後に前
    記電圧検出手段で前記二次電池の電圧が予め設定されて
    いるしきい値以上に到達したことを検出したとき、また
    は前記タイマ手段で計測された前記スタンバイ時充電制
    御続行時間が一定時間に到達すると、前記スタンバイ時
    充電制御は停止され、前記スタンバイ時の状態への移行
    が行われることを特徴とする請求項11記載のファクシ
    ミリ装置。
  13. 【請求項13】 前記主電源制御手段は、動作時に前記
    リアルタイムクロック手段で計測された時刻を前記時計
    表示手段に表示するための動作時時刻表示制御を行うこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載のファクシ
    ミリ装置。
  14. 【請求項14】 前記主電源制御手段は、前記動作時に
    前記本装置の前記主電源と異なる他の手段の動作停止時
    間を計測する第2のタイマ手段を有し、前記第2のタイ
    マ手段による計測時間が一定時間を経過したときに、前
    記主電源からの電力供給は停止され、前記動作時の状態
    は前記スタンバイ時の状態に移行することを特徴とする
    請求項1または請求項2記載のファクシミリ装置。
  15. 【請求項15】 前記主電源が動作しているとき、前記
    二次電池の充電を行うことを特徴とする請求項1または
    請求項2記載のファクシミリ装置。
  16. 【請求項16】 前記主電源は、外部操作によってオ
    ン、オフ制御が可能なスイッチング電源から構成されて
    いることを特徴とする請求項1または請求項2記載のフ
    ァクシミリ装置。
  17. 【請求項17】 前記主電源制御手段は前記中央制御手
    段からの命令信号により前記主電源からの電力供給を強
    制的に停止させることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載のファクシミリ装置。
  18. 【請求項18】 前記電力供給制御手段は、前記主電
    源、前記太陽電池、前記二次電池の順位で電力供給がさ
    れるように制御を行うことを特徴とする請求項2記載の
    ファクシミリ装置。
  19. 【請求項19】 前記太陽電池から供給される電力の内
    の余剰電力が前記二次電池の充電に用いられることを特
    徴とする請求項2記載のファクシミリ装置。
  20. 【請求項20】 前記スイッチ手段は、原稿検知スイッ
    チ、予め登録されている相手先にそのキーを押下するこ
    とにより電話をすることが可能なワンタッチキー、送信
    スタートキー、コピーキー、テンキーなどの動作開始を
    指示するスイッチ、およびハンドセットのオフフック・
    オンフック検出スイッチを含むことを特徴とする請求項
    3または請求項5記載のファクシミリ装置。
  21. 【請求項21】 前記原稿検知スイッチは、機械式スイ
    ッチで構成されることを特徴とする請求項20記載のフ
    ァクシミリ装置。
  22. 【請求項22】 前記主電源制御手段は、前記リアルタ
    イムクロック手段で計測された時刻を記憶する記憶手段
    を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のファクシミリ装置。
  23. 【請求項23】 前記主電源は、その動作中に前記制御
    手段からの停止信号を受けると、その動作を停止するこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項22記載のファク
    シミリ装置。
  24. 【請求項24】 前記制御手段は外部のスイッチ手段か
    らの信号に従って前記停止信号を出力することを特徴と
    する請求項23記載のファクシミリ装置。
  25. 【請求項25】 前記スタンバイ時の状態から前記動作
    時への移行時に、前記時刻修正制御を行うことを特徴と
    する請求項1または請求項2記載のファクシミリ装置。
JP10187394A 1994-04-15 1994-04-15 電源装置 Expired - Fee Related JP3187646B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10187394A JP3187646B2 (ja) 1994-04-15 1994-04-15 電源装置
US08/421,927 US5834857A (en) 1994-04-15 1995-04-14 Power supply device for communication apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10187394A JP3187646B2 (ja) 1994-04-15 1994-04-15 電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07288614A true JPH07288614A (ja) 1995-10-31
JP3187646B2 JP3187646B2 (ja) 2001-07-11

Family

ID=14312097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10187394A Expired - Fee Related JP3187646B2 (ja) 1994-04-15 1994-04-15 電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3187646B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009066886A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7764199B2 (en) 2001-09-20 2010-07-27 Yuvee, Inc. Wireless communication device including a universal keypad
JP2014073015A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Brother Ind Ltd 電子機器、及び液体吐出装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7764199B2 (en) 2001-09-20 2010-07-27 Yuvee, Inc. Wireless communication device including a universal keypad
US7932841B2 (en) 2001-09-20 2011-04-26 Yuvee, Inc. Wireless communication device including a universal keypad
US8766825B2 (en) 2001-09-20 2014-07-01 Yuvee, Inc. Multifunction display-based user interface for devices
JP2009066886A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2014073015A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Brother Ind Ltd 電子機器、及び液体吐出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3187646B2 (ja) 2001-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5834857A (en) Power supply device for communication apparatus
US5914538A (en) Communication apparatus and power supply device therefor
JP3200258B2 (ja) 電源装置
JPH07298612A (ja) 電源装置
JP3187646B2 (ja) 電源装置
JPH07288613A (ja) ファクシミリ装置
JP3092689B2 (ja) 電源装置
JP3517487B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3595806B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3372721B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3154372B2 (ja) 電源装置
JP3524228B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3152275B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH0936993A (ja) ファクシミリ装置
JP3397500B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH0936997A (ja) 通信装置およびファクシミリ装置
JP3266765B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3461206B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH098969A (ja) ファクシミリ装置
JPH08163298A (ja) ファクシミリ装置
JPH07115484A (ja) ファクシミリ装置
JPH0937002A (ja) ファクシミリ装置
JPH08214101A (ja) ファクシミリ装置
JPH0888715A (ja) ファクシミリ装置
JPH08195844A (ja) ファクシミリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090511

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130511

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees