JPH07288165A - コネクタプラグの製造方法 - Google Patents

コネクタプラグの製造方法

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JPH07288165A
JPH07288165A JP11329894A JP11329894A JPH07288165A JP H07288165 A JPH07288165 A JP H07288165A JP 11329894 A JP11329894 A JP 11329894A JP 11329894 A JP11329894 A JP 11329894A JP H07288165 A JPH07288165 A JP H07288165A
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Korehito Marui
是人 丸井
Shigezo Sakamoto
重造 坂本
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Nitto Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】部品の製造における最終工程での部品の位置決
めを容易にし且つ短時間に樹脂製の絶縁部材で固定し、
多量生産を可能にする製造方法を提供する。 【構成】導電性を有し複数個並列に連結された打ち抜き
板材から構成される接続本体1の接続部材10に接続ピ
ン2を一対固定する結合部11を並行に突出させ、接続
部材10に電熱線4を接続する固定部13を形成し、結
合部11と接続ピン2とを絶縁部材6で固定し、この
後、一対の接続ピン2を導通する接続部材10の導通部
18を切除し、連続する接続本体1を切り離して製造す
る方法。 【効果】作業者の熟練性が不要になるとともに製造コス
トも安価になる。また、接続ピンと接続本体とは一体と
なっているので、かしめ作業や半田付け作業が不要にな
り、作業時間が短縮される。更に、一度に複数個の接続
本体を金型に配置することができるので、短時間で多量
の生産が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソケット及びプラグか
らなるコネクタの内、電熱線が接続されるコネクタプラ
グの製造方法に関し、特に、多量且つ自動化のための製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からある電気カーペットあるいは電
気毛布等に使用される電熱線は、この中に一面に張り巡
らされて熱を出すようになっており、これら電熱線はプ
ラグとこれに対応するソケットを介して電流が流れるよ
うに構成されている。これに使用するプラグは通常、図
7及び図8に示すように、並行な接続ピン102の一方
に半田付けされた接続部材110を介して電熱線4を接
続し、他方の接続ピン102にもう一つの別の接続部材
120を介してアース線5を接続している。これらは接
続ピン102と電熱線4を除いて全体が樹脂製の絶縁部
材106で覆われて接続ピン102と電熱線4は一体に
固定される構造となっている。また、図9は所定容量の
抵抗3を接続部材120と接続ピン102との間に介在
させたもので、抵抗3を接続して前記と同様に樹脂製の
絶縁部材106で覆われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに一対の接続ピンは互いに一定間隔を保つよう固定さ
れる必要があり、このため、このプラグの製造段階にお
いて、その都度、これら接続ピンが一定間隔を保つよう
に配置してから全体を樹脂製の絶縁部材で固定しなけれ
ばならず、作業者がその作業の都度、手作業で並べてい
た。このため、作業者の熟練性が必要であるとともに製
造コストも高価になっていた。また、接続ピンと接続部
材とは一体となっていないので、これを一体にするため
にかしめ作業や半田付け作業も必要になり、絶縁部材で
固定するまでの前工程の作業時間が長くなっている。更
に、組み合せたものを樹脂で固定する作業において、接
続ピン、接続部材、抵抗及び電熱線を夫々1個づつ金型
の所定位置へ配置しなければならず、短時間での多量生
産ができない等の問題が生じている。
【0004】本発明の第1の目的はこのような問題を解
決するとともに部品の製造における最終工程での部品の
位置決めを容易にし且つ短時間に樹脂製の絶縁部材で固
定することを可能にする製造方法の提供であり、第2の
目的はこれらのプラグを一度に複数個製造することによ
り、短時間に多量に精度良く製造可能にする製造方法の
提供であり、第3の目的は接続本体と接続ピンとの結合
において、嵌め込み構造を可能にする製造方法の提供で
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的は、
導電性の板材で形成された接続本体1を構成する一方の
接続部材10の側縁に二本の棒状の接続ピン2を一対固
定する結合部11を並行に突出させ、前記接続部材10
に電熱線4が接続される固定部13を形成し、これら接
続部材10の結合部11と接続ピン2とを樹脂製の絶縁
部材6で固定し、この後、一対の接続ピン2を導通する
接続部材10の導通部18を切除することにより達成さ
れる。また、第2の目的は、接続本体1を前記接続ピン
2を接続する一対の結合部11が同方向へ並行になるよ
う複数個並列に配置して連結された打ち抜き板材から構
成することにより達成される。更に、第3の目的は、接
続本体1の結合部11の先端を円筒状に形成するととも
にこの円筒部12の軸方向にスリット12aを形成し、
しかも接続ピン2の後端に前記円筒部12が嵌入する嵌
入穴2aを形成することにより達成される。
【0006】
【作用】このように、導電性の板材から打ち抜き形成さ
れた接続本体1の接続部材10に並行な二本の接続ピン
2を圧入接続し、これら接続ピン2と接続部材10とを
樹脂製の絶縁部材6で固定してから互いの接続ピン2を
導通する導通部18を切除することにより間隔を一定に
保った一対の接続ピン2とこれを結合した接続本体1と
の一体部品が得られる。また、接続本体1を複数個並列
に連結した打ち抜き板材で構成し、夫々の接続本体1の
接続部材10に接続ピン2を互いの間隔を一定に保って
固定することができるので、短時間に効率の良い作業が
可能になる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図1及び図2において、1は導電性の板材を打ち抜
き成形した二枚の並行な接続部材10、20からなる接
続本体である。この接続部材10の一方の側縁には互い
に並行に所定間隔をあけて結合部11が突出しており、
この結合部11はこれに結合される接続ピン2に差し込
み結合する構造となっている。この結合部11の先端は
図3に示すように、接続ピン2の後端に形成された嵌入
穴2aに嵌め込まれるよう円筒状に形成してあり、この
円筒部12の軸方向には円周方向に弾力性を有するよう
にスリット12aが形成されている。この円筒部12の
先端はテーパ状になっており、これにも切り込み12b
が形成されている。また、これら接続ピン2の一方に対
応する接続部材10の反対側には図4に示す電熱線4を
接続する固定部13が形成してあり、他方の接続ピン2
に対応する接続部材10の反対側縁には所定容量の抵抗
3の一方を接続する保持部14が直立して形成されてい
る。
【0008】これら固定部13と保持部14との間には
接続ピン2を結合した接続部材10と並行なもう一つの
接続部材20とを互いに連結する連結部15が一体に形
成してあり、これら接続部材10、20とこの間を連結
する連結部15とでH型状の接続本体1を構成してい
る。この連結部15には前記電熱線4からのアース線5
が接続されるガイド部16が直立して形成してあり、接
続部材20には前記抵抗3の他方を接続する保持部24
が同様に直立して形成されている。また、この接続部材
20には前記電熱線4の動きを規制する固定爪25が直
立して形成されている。また、前記接続部材10の結合
部11と接続ピン2との結合箇所は樹脂製の絶縁部材6
で覆われている。
【0009】更に、このように構成された接続本体1の
接続部材10、20の端部には繋ぎ部17、27を介し
てもう一つの接続本体1がこれと並行に繋がっており、
しかもこの接続本体1にはもう一つの接続本体1が同様
の繋ぎ部17、27を介して繋がり、複数個の接続本体
1が連続している。この接続本体1はこの実施例では、
三個繋がっているが、これに限定されるものではなく、
三個以上の所望個数だけ連続できる。
【0010】以上の構成において、導電性の板材をプレ
ス(図示せず)等で所定の型に打ち抜くとともに、固定
部13、保持部14、24、ガイド部16及び固定爪2
5を所定方向に折り曲げ、連続した所望個数の接続本体
1を形成する。このようにして形成された接続本体1に
次工程において、全ての接続本体1の一方の接続部材1
0の結合部11に夫々接続ピン2を差し込み結合する。
この時、この結合部は接続ピン2の嵌入穴2aに圧入さ
れているので抜け難くなっている。これにより全ての接
続部材10の結合部11には接続ピン2が圧入結合さ
れ、接続部材10と接続ピン2とが組み合わされた半製
品が得られる。
【0011】続いて、図1及び図2に示すように、この
半製品を所望の金型(図示せず)に配置し、前記接続部
材10の結合部11とこれに結合される接続ピン2の結
合箇所に樹脂成形を施すことにより、これら結合部11
と接続ピン2は固定される。このようにして固定された
後、連続する複数の接続本体1を繋いでいる繋ぎ部1
7、27を切除してから接続部材10の導通部18を切
除することにより、1個の接続本体1に接続されている
一対の接続ピン2は導通が遮断され、1個のプラグ部品
が得られる。
【0012】これにより製造された部品には図4及び図
5に示すように、抵抗3、電熱線4及びアース線5が夫
々接続されるとともに電熱線4は固定爪25により固定
される。そしてこの後、連結部15の一部を切除してか
ら全体を樹脂で覆うことによりコネクタプラグが完成す
る。また、前記抵抗3が不要な場合は、図6に示すよう
に、連結部15で互いの接続部材10、20を接続した
状態のままにし、抵抗3のない状態で前記と同様に樹脂
で覆うことにより、抵抗3を含んでいないコネクタプラ
グが完成する。更に、連続する複数の接続本体1を切り
離す前に電熱線4、抵抗3等を夫々の接続本体1に半田
付け等で接続してから接続本体1の繋ぎ部17、27を
切除するようにすれば、作業性が良くなる。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上説明した実施例から明らか
なように、導電性の板材で形成された接続本体1を構成
する一方の接続部材10の側縁に二本の棒状の接続ピン
2を一対固定する結合部11を並行に突出させ、前記接
続部材10に電熱線4が接続される固定部13を形成
し、これら接続部材10の結合部11と接続ピン2とを
樹脂製の絶縁部材6で固定し、この後、一対の接続ピン
2を導通する接続部材10の導通部18を切除するよう
にしたものである。このため、従来のように作業者が手
で接続部材に接続ピンを固定し、これら接続ピンの間隔
を作業の都度、一定になるよう作業者が並べて配置し、
全体を樹脂製の絶縁部材で固定するといったことがなく
なり、作業者の熟練性が不要になるとともに製造コスト
も安価になる。また、接続ピンと接続本体とは一体とな
っているので、かしめ作業や半田付けといった作業も不
要になり、作業時間が短縮される。更に、接続本体1は
前記接続ピン2を接続する一対の結合部11が同方向へ
並行になるよう複数個並列に配置して連結された打ち抜
き板材から構成されているので、接続本体と接続ピンと
を固定する作業において、一度に複数個金型に配置する
ことができるので、短時間で多量の生産が可能になる。
また、接続本体と接続ピンとを一体にして接続本体を複
数連続させた状態において、電熱線、抵抗の半田付け作
業をすることにより、この作業性が良くなり、自動化が
更に良くなる。しかも結合部は円筒状で軸方向にスリッ
ト12aが形成され、接続ピン2の嵌入穴2aに円筒部
12を圧入する構造になっているので、接続部材と接続
ピンとの結合が半田付けをすることなく確実にできる等
の特有の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造過程の部品を示す一部断面平面図
である。
【図2】図1の一部断面正面図である。
【図3】接続本体の結合部先端の拡大斜視図である。
【図4】本発明で製造された部品の完成品を示す一部断
面平面図である。
【図5】図4の一部断面正面図である。
【図6】本発明で製造された部品のもう一つの完成品を
示す一部断面平面図である。
【図7】従来例を示す平面図である。
【図8】図7の正面図である。
【図9】もう一つの従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 接続本体 2 接続ピン 2a 嵌入穴 3 抵抗 4 電熱線 5 アース線 6 絶縁部材 10 接続部材 11 結合部 12 円筒部 12a スリット 12b 切り込み 13 固定部 14 保持部 15 連結部 16 ガイド部 17 繋ぎ部 18 導通部 20 接続部材 24 保持部 25 固定爪 27 繋ぎ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性の板材で形成された接続本体1を
    構成する一方の接続部材10の側縁に二本の棒状の接続
    ピン2を一対固定する結合部11を並行に突出させ、前
    記接続部材10に電熱線4が接続される固定部13を形
    成し、これら接続部材10の結合部11と接続ピン2と
    を樹脂製の絶縁部材6で固定し、この後、一対の接続ピ
    ン2を導通する接続部材10の導通部18を切除したこ
    とを特徴とするコネクタプラグの製造方法。
  2. 【請求項2】 接続本体は前記接続ピン2を接続する一
    対の結合部11が同方向へ並行になるよう複数個並列に
    配置して連結された打ち抜き板材から構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のコネクタプラグの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 結合部は先端が円筒状に形成されている
    とともに軸方向にスリット12aが形成され、接続ピン
    2の後端に形成された嵌入穴2aに嵌入される構成であ
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコネク
    タプラグの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100404418B1 (ko) * 1999-12-13 2003-11-12 (주) 나라기술단 전기접속용 단자 제조방법 및 그 구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100404418B1 (ko) * 1999-12-13 2003-11-12 (주) 나라기술단 전기접속용 단자 제조방법 및 그 구조

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