JP2000082517A - プレスフィット付きコンタクト - Google Patents

プレスフィット付きコンタクト

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JP2000082517A
JP2000082517A JP10249815A JP24981598A JP2000082517A JP 2000082517 A JP2000082517 A JP 2000082517A JP 10249815 A JP10249815 A JP 10249815A JP 24981598 A JP24981598 A JP 24981598A JP 2000082517 A JP2000082517 A JP 2000082517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
press
circuit board
printed circuit
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP10249815A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Miyahara
範行 宮原
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Hitachi Information Technology Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Communication Systems Inc
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Publication date
Application filed by Hitachi Communication Systems Inc filed Critical Hitachi Communication Systems Inc
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Pending legal-status Critical Current

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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特殊な工具を使用しなくともプリント基板に
容易に実装できること。 【解決手段】 プリント基板4のスルーホール5に差し
込まれたコンタクト1のプレスフィット部2を、復元可
能な温度に加熱し、該プレスフィット部2の後復元部2
aと前復元部2bとがスルーホール5の周壁に圧接する
ことにより、コンタクト1をプリント基板4に取付ける
ことができると共に電気的に接続することができるの
で、プレスフィット部を圧入する従来技術に比較し、圧
入工具を用いなくとも容易に実装することができ、しか
もプリント基板4のスルーホール5を高精度にすること
が不要になり、歩留まりの向上を図ることができると共
にコストの低廉化を図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板に実
装されるコネクタコンタクトに係り、特に、コンタクト
のプレスフィット部をプリント基板のスルーホールに差
し込むことにより、コネクタをプリント基板に対し固定
すると共に電気的に接続するのに好適なコンタクトに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント基板に実装されるコネクタとし
て種々のものがあるが、そのうち、コンタクトにプレス
フィット部を有するものがある。これは、プリント基板
に設けられているスルーホール中にコンタクトのプレス
フィット部を圧入し、これによりプリント基板に対しコ
ンタクトをはんだ付けすることなくコネクタを固定でき
ると共に、電気的接続を行うようにしている。そのた
め、作業に際しては、プレスフィット部を圧入するため
の圧入工具が必要となり、またプリント基板のスルーホ
ールはプレスフィット部を圧入できるよう高精度に仕上
げる必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、プレスフ
ィット部を有する従来のコンタクトは、プレスフィット
部をプリント基板に圧入するだけでコンタクトの固定お
よび電気的接続を行うことができるので、はんだ付けを
行う必要がなく便利である。しかしながら、コンタクト
の圧入には圧入工具を必要とするので手間がかかり、し
かもプリント基板のスルーホールに至っては圧入し得る
よう仕上げなければならないので、高精度が要求されて
しまい、歩留りの低下やコスト高を招くと云う問題があ
る。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑み、特殊な工具を使用しなくともプリント基板に容易
に実装することができ、しかもプリント基板のスルーホ
ールを高精度に製作する必要もないコンタクトを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、プレスフィ
ット部をプリント基板のスルーホールに差し込むことに
より、プリント基板に対し固定すると共に電気的に接続
してなるコンタクトにおいて、前記プレスフィット部
は、形状記憶合金材によって形成され、かつ加熱された
ときにプリント基板のスルーホールを形成する周壁に圧
接する復元部を設けていることを特徴とするものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1〜図4により
説明する。図1及び図2は本発明のプレスフィット付き
コンタクトの一実施例を示す説明図、図3及び図4はプ
レスフィット付きコンタクトをプリント基板に組み付け
たときの説明図である。実施例のコンタクト1は、特定
温度に達すると、その状態から予め設定されている形状
に復元し得る形状記憶合金材で形成され、全体的には図
1及び図2に示すようにピン状をなしている。そして、
このコンタクト1において軸方向の一端側の下部には、
プリント基板4に穿設されたスルーホール5に差し込む
プレスフィット部2が設けられ、該プレスフィット部2
より上部の途中位置にはストッパー3a,3bが側方に
突設されている。
【0007】前記プレスフィット部2は、プリント基板
4に挿入される前の状態では図2(c)及び図3(b)
に示すように、後復元部2aと前復元部2bとが中央の
切り込み部2cを中心として互いに正対した形態をなし
ており、その状態のままでプリント基板4に差し込まれ
かつ所望温度で加熱されたとき、後復元部2aと前復元
部2bとが図1(c),図4(b)に示す如く、軸方向
と直交する面上で切り込み部2cを中心として互いにず
れ、後復元部2aと前復元部2bとの一部がプリント基
板4のスルーホール5を形成する周壁にそれぞれ圧接す
ることにより、コンタクト1全体をプリント基板4に取
付けると共に、プリント基板4と電気的に接続できるよ
うにしている。
【0008】そのため、コンタクト1は、形状記憶合金
材によって製作された時点では、図1に示すように、中
央に設けられた亀裂部2cを中心として後復元部2a,
前復元部2bが互いにずれており、プリント基板4に差
し込む際には、後復元部2aと前復元部2bを図2に示
すように圧着することにより、互いに正対した状態に形
成されている。なお、プリント基板4のスルーホール5
には図3及び図4に示すように、導体6が設けられてい
る。
【0009】上記の如く構成されたコンタクト1をプリ
ント基板4に実装するには、予め、コンタクト1のプレ
スフィット部2の後復元部2aと前復元部2bとが図2
に示す如く互いに正対するように形成され、その状態で
図3に示すように、コンタクト1をプレスフィット部2
側の先端からプリント基板4のスルーホール5に差し込
む。この場合、コンタクト1のストッパー3a,3bが
プリント基板4に突き当たるまでコンタクト1を差し込
む。
【0010】このようにしてスルーホール5にコンタク
ト1が差し込まれた後、そのコンタクト1及びプリント
基板4を所望温度で加熱することにより、プレスフィッ
ト部2の形状を復元する。即ち、コンタクト1が差し込
まれているプリント基板4を加熱炉内に入れ、ここで形
状記憶合金が復元する温度に加熱することにより、プレ
スフィット部2の後復元部2aと前復元部2bとが切れ
込み部2cを中心として図4に示す如く互い違いにず
れ、後復元部2aと前復元部2bとの一部がスルーホー
ル5の周壁の導体6に圧接することとなる。
【0011】従って、プリント基板4のスルーホール5
に差し込まれたコンタクト1のプレスフィット部2を、
復元可能な温度に加熱し、該プレスフィット部2の後復
元部2aと前復元部2bとがスルーホール5の周壁に圧
接することにより、コンタクト1をプリント基板4に取
付けることができると共に電気的に接続することができ
るので、プレスフィット部を圧入する従来技術に比較
し、圧入工具を用いなくとも容易に実装することがで
き、しかもプリント基板4のスルーホール5を高精度に
することが不要になり、歩留まりの向上を図ることがで
きると共にコストの低廉化を図れる。
【0012】なお図示実施例では、コンタクト1がコネ
クタ本体と別個に形成され、全てのコネクタ1がプリン
ト基板4に取付けられた後でコネクタ本体に装着される
タイプのものを使用した例を示したが、これに限らず、
コネクタ本体と一体的に形成されるタイプのものに適用
しても、同様の効果を得ることができるのは勿論であ
る。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、プリント基板のスル
ーホールに差し込まれたコンタクトのプレスフィット部
を所望の温度に加熱したとき、該プレスフィット部の後
復元部と前復元部とがスルーホールの周壁に圧接するこ
とにより、コンタクトをプリント基板に取付けることが
できると共に電気的に接続することができるように構成
したので、特殊な工具を用いなくとも容易に実装するこ
とができ、しかもプリント基板のスルーホールを高精度
にすることが不要になり、歩留まりの向上を図ることが
できると共にコストの低廉化を図ることができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプレスフィット付きコンタクトの一実
施例を示す製作状態の正面図(a),その側面図
(b),及び正面図におけるA−A線の断面図(c)。
【図2】同じくコンタクトをプリント基板に挿入する前
の状態を示す正面図(a),その側面図(b),及び正
面図におけるB−Bの線断面図。
【図3】コンタクトをプリント基板のスルーホールに挿
入したときの状態を示す要部の説明図(a),そのC−
C線の断面図(b)。
【図4】コンタクトのプレスフィット部を熱によって復
元させたときの状態を示す要部の説明図(a),そのD
−D線の断面図(b)。
【符号の説明】
1…コンタクト、2…プレスフィット部、2a…後復元
部、2b…前復元部、3…ストッパー、4…プリント基
板、5…スルーホール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレスフィット部を有し、該プレスフィ
    ット部をプリント基板のスルーホールに差し込むことに
    より、プリント基板に対し固定すると共に電気的に接続
    してなるコンタクトにおいて、前記プレスフィット部
    は、形状記憶合金材によって形成され、かつ加熱された
    ときにプリント基板のスルーホールを形成する周壁に圧
    接する復元部を設けていることを特徴とするコンタク
    ト。
JP10249815A 1998-09-03 1998-09-03 プレスフィット付きコンタクト Pending JP2000082517A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005104303A1 (ja) * 2004-03-30 2005-11-03 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 配線分岐装置
JP2015118891A (ja) * 2013-12-20 2015-06-25 株式会社デンソー プレスフィット端子

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