JPH0728813B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JPH0728813B2
JPH0728813B2 JP2174758A JP17475890A JPH0728813B2 JP H0728813 B2 JPH0728813 B2 JP H0728813B2 JP 2174758 A JP2174758 A JP 2174758A JP 17475890 A JP17475890 A JP 17475890A JP H0728813 B2 JPH0728813 B2 JP H0728813B2
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JP
Japan
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heater
rice
cooking
pan
lid
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JP2174758A
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JPH0464314A (ja
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賢二 木下
美和 山本
慎一 佐藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は炊飯と保温のできる炊飯器に関する。
従来の技術 近年、電気製品は2つ以上の機能をもつ複合化された製
品が多くなっており炊飯器については炊飯機能と保温機
能を備えたものが主流になってきている。
従来、この種の炊飯器は、たとえば特公昭63−60664号
公報に示されているようになっている。すなわち第4図
に示すように本体1と、この本体1に開閉自在に設けた
蓋2と、本体1内に着脱自在に収容される内鍋3と、こ
の内鍋3の底部を加熱する炊飯ヒータ4と、本1の内側
面に設けた保温ヒータ5と、前記蓋2の下面に設けた蓋
ヒータ6と、前記内鍋3の温度を検知する鍋センサー7
を備え、炊飯初期の前炊き時および炊き上げ時には炊飯
ヒータ4のみに通電し、炊き上げ終後保温時には、炊飯
ヒータ4と保温ヒータ5と蓋ヒータ6に通電し一定温度
に保つようになっていた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の炊飯器では、保温時には炊飯ヒータ4
と保温ヒータ5および蓋ヒータ6で適切なバランスで加
熱し、温度むらの少ない保温が実現できるが、炊飯初期
の前炊き時には、炊飯ヒータ4のみで加熱するため、内
鍋3の底部のみ加熱され局部的に温度が上昇し、前炊吸
水工程が十分行なわれず、次の炊き上げ行程に移行する
ため、ふくらみの少ないご飯になっていた。またこれに
対応するため、本体1の側面部に別の側面ヒータを配し
炊飯ヒータ4と並列に接続することにより温度分布を改
良したものがあるが、別部品が必要であり配線も増える
ためコストアップになり、さらに蓋部からの加熱も考慮
するとさらにコストアップとなる。また同時に炊飯ヒー
タとその他のヒータが同時に通電されるため総消費電力
が大きくなり電気部品の安全性を従来以上に確保する必
要があるなどの問題があった。
本発明は上記問題を解決するもので米の吸水をむらなく
行なわせるとともに、最大消費電力を増大させることな
く、またヒータ数を増やすことなく保温時にも適切なバ
ランスで加熱し、さらには前炊き行程時での米飯温度の
オーバーシュートを防ぐことができる炊飯器を提供する
ことを目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために第1の課題解決手段
として炊飯初期の前炊き行程時に炊飯ヒータの通電を鍋
センターの温度感知により所定温度に一定時間保持する
よう制御し、さらに前記炊飯ヒータの通電断時に保温回
路が閉となる制御手段を備えたものである。
作 用 上記第1の課題解決手段は炊飯初期の前炊き吸水行程に
おいて、蓋,胴,底から全面で鍋内の米飯を加熱し均一
に充分吸水し、炊飯ヒータの通電断時に保温回路が閉成
されるので、最大消費電力の増大はなる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図,第2図および第3図
にもとづいて説明する。
図において、10は上面が開口した本体であり、この本体
10の内部に配設された保護枠11の上部側面部に胴ヒータ
12が設けてあり、底部には炊飯ヒータ13が取付けてい
る。この炊飯ヒータ13の中央部には鍋センサー14を配設
し、前記保護枠11の内部に着脱自在に装着される鍋15の
底部に当接するようになっている。16は前記鍋15の上方
開口を覆い、開閉自在に回動する外蓋で、この下面の鍋
15側にはアルミニューム等の熱伝導性の良いもので作っ
た放熱板17を設け、外蓋16の上方外気側との間に断熱材
18を配設してある。前記放熱板17には、蓋ヒータ19が取
付けてある。
回路構成は第2図に示すように、電源20に対し炊飯ヒー
タ13と直列に炊飯スイッチ素子21が接続され、さらに電
源20に対し胴ヒータ12と蓋ヒータ19が保温スイッチ素子
22を介して接続してある。
上記構成において動作を説明すると、炊飯時にはまず前
炊き吸水行程に入いり炊飯スイッチ素子21が閉成し、炊
飯ヒータ13が通電されて、鍋15の中の米と水が加熱さ
れ、鍋センサー14が前炊き設定温度(約55℃)に到着す
ると炊飯スイッチ素子21は開成し、前炊き温度に一定時
間(約15分間)維持するように炊飯ヒータ13への通電を
制御する。このとき炊飯ヒータ13が断電している間、保
温スイッチ素子22が閉成し、胴ヒータ12,蓋ヒータ19に
通電されて、鍋15の側面部,上面部を加熱し、鍋15内の
米と水は全体から加熱されることになり、特に吸水を十
分まんべんなく行なうことができる。このとき炊飯ヒー
タ13と胴ヒータ12,蓋ヒータ19は同時に通電されないた
め電流値は従来と同等で、電気部品および制御回路の電
子部品にかかる負荷は大きくならず安全である。この一
定時間の前炊き行程が終了すると炊き上げ行程に入い
り、炊飯ヒータ13の加熱で米と水は加熱されるが、この
温度上昇時間を測定して高温になってからの炊飯パワー
を決める炊飯量の判定を行ない、沸騰もしくは沸騰間近
の温度になると、炊飯量に合った炊飯ヒータ13の入力パ
ターンに従がって加熱される。このとき炊飯ヒータ13の
通電は断続的に行なわれるが、炊飯ヒータ13の断熱時に
も、保温回路が閉成され胴ヒータ12および蓋ヒータ19に
通電されて全体から加熱するようになっている。さらに
沸騰が続き、鍋内の水分がなくなると急激に温度が上が
り炊き上げ終了となり、一定の蒸らし、追い炊きを経過
したのち炊飯が終了となりブザーがなって出来上がりを
報知する。同時に回路は保温回路に切りかわり、保温温
度(約73℃)に一定になるように保温スイッチ素子22が
開閉する。
第3図は回路の他の実施例を示すもので、電源20に対し
炊飯ヒータ13と胴ヒータ12および蓋ヒータ19が直列に接
続され、保温スイッチ素子22を介している。さらに炊飯
スイッチ素子21が電源20が対し炊飯ヒータ13と直列に接
続されている。
この構成では前炊き吸水行程中に炊飯スイッチ素子21が
まず閉成し、炊飯ヒータ13に通電され、一定温度維持の
ため開成した時、保温スイッチ素子22が閉成し、炊飯ヒ
ータ13と胴ヒータ12および蓋ヒータ19が直列に接続して
通電されるので最大消費電力が少ないままで、鍋底から
も加熱され、全体加熱が促進され、さらに保温時には、
蓋,胴,底部と全面から適切な出力バランスで加熱され
るので、保温温度のむらのない良好な保温が実現でき
る。
されに、前炊き行程時には、炊飯ヒータ13の通電を一定
割合で断続的に通電する。実験によると、炊飯ヒータ13
を800wにした場合、16秒のうち10秒間のみ炊飯スイッチ
素子21を閉成すると、前炊き行程時の米飯温度のオーバ
ーシュートが少なく、米の糊化温度(約60℃)をこえる
ことがなく、部分的な異常糊化促進を防ぎ、かつこの16
秒のうち6秒間にも保温スイッチ素子22を閉成して全面
から加熱することにより、より均一で吸水の十分なご飯
を得ることができる。
なお、本実施例では蓋ヒータと胴ヒータを直列に構成し
たが、並列回路でも同様の効果が得られる。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によれば、炊
飯初期の前炊き行程時に、炊飯ヒータの通電を鍋センサ
ーの温度感知により所定温度に一定時間保持するように
制御し、さらに炊飯ヒータの通電断時に保温回路が閉と
なる制御手段を設けることにより前炊き吸水時に底面の
みでなく蓋,胴,底部の全体から加熱され、まんべんな
く全面的に適切な吸水が実現でき、さらに最大の消費電
力は従来のままで安全性にすぐれ、他のヒータを必要と
しないコストメリットの高いものである。
また本発明は、保温回路を、胴ヒータ,蓋ヒータと直列
に炊飯ヒータを接続構成したものであるので、前炊き吸
水時にも、また保温時にも加熱バランスの適切なものが
得られるものである。
さらに本発明は、前炊き吸水行程時に、炊飯ヒータの入
力が一定時間割合で断線的に通電し、さらに断電時に保
温回路が閉成されるので、前炊き吸水時での全面加熱が
促進され、かつ、前炊き温度をオーバーシュートが少な
い極めて均一でむらのないご飯を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の炊飯器の縦断面図、第2図
は同電気回路図、第3図は他の実施例の電気回路図、第
4図は従来の炊飯器の縦断面図である。 12……胴ヒータ、13……炊飯ヒータ、14……鍋センサ
ー、15……鍋、16……外蓋、19……蓋ヒータ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−241865(JP,A) 特開 昭56−49120(JP,A) 特開 昭63−181961(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炊飯物を収納する鍋と、この鍋の底に配置
    した炊飯ヒータと、胴部を加熱する胴ヒータと、前記鍋
    の上記開口部を覆い蓋ヒータを具備する外蓋と、前記鍋
    の温度を感知する鍋センサーと、前記炊飯ヒータの通電
    を制御する炊飯回路と、前記胴ヒータおよび蓋ヒータの
    通電を制御する保温回路とを備え、炊飯初期の前炊き工
    程時において前記鍋センサーの温度感知により前記鍋が
    所定温度となるように前記炊飯ヒータの通電を一定時間
    保持するとともに炊飯ヒータが通電断時に保温回路が閉
    成する制御手段を設けた炊飯器。
JP2174758A 1990-07-02 1990-07-02 炊飯器 Expired - Lifetime JPH0728813B2 (ja)

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JP2174758A JPH0728813B2 (ja) 1990-07-02 1990-07-02 炊飯器

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JP2174758A JPH0728813B2 (ja) 1990-07-02 1990-07-02 炊飯器

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JPH0464314A JPH0464314A (ja) 1992-02-28
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JPS6025127B2 (ja) * 1979-09-28 1985-06-17 松下電器産業株式会社 電子ジャ−炊飯器
JPS60241865A (ja) * 1984-05-17 1985-11-30 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 炊飯方法
JPS63181961A (ja) * 1987-01-21 1988-07-27 Toshiba Corp 被煮炊物のひたし方法

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JPH0464314A (ja) 1992-02-28

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