JPH07287896A - 磁気テープ再生装置 - Google Patents

磁気テープ再生装置

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Publication number
JPH07287896A
JPH07287896A JP6078630A JP7863094A JPH07287896A JP H07287896 A JPH07287896 A JP H07287896A JP 6078630 A JP6078630 A JP 6078630A JP 7863094 A JP7863094 A JP 7863094A JP H07287896 A JPH07287896 A JP H07287896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
program
track
magnetic tape
auxiliary
Prior art date
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Pending
Application number
JP6078630A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Kawashima
治 川島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH07287896A publication Critical patent/JPH07287896A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】トラックにまたがって再生する場合の再生中断
時間を大幅に短縮できる磁気テープ再生装置の提供。 【構成】再生中に、磁気テープ1のトラックの信号記録
最後尾位置の最後尾信号を補助信号検出手段12が検出
すると、反対方向トラックの信号読み取りを行う。そし
て、読み取った反対方向トラックの信号情報中からプロ
グラム順信号検出部17がプログラム順信号を検出して
読み取り位置が何番目のプログラムであるか調べる。さ
らに、検出したプログラム順信号を基にして反対方向ト
ラックの始端位置の検索を開始するとともに、検索動作
に連動してプログラム先頭信号検出部18がプログラム
先頭信号を検出する。そして、検出したプログラム順番
号とプログラム先頭信号検出数とを演算部19で演算し
て反対方向トラックの始端位置を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル・コンパクト
カセットレコーダ(以下、DCCと記す)等のような磁
気テープ上に記憶されたデジタル信号を再生するための
磁気テープ再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気テープ上に往復デジタル信号
を記憶することにより長時間の記憶再生ができるDCC
のような磁気テープ再生装置が実用化されている。
【0003】以下、従来のDCCを図面を参照しながら
説明する。図3はDCCのブロック図、図4はこのDC
Cで再生される磁気テープ1の記憶フォーマットの一例
である。
【0004】まず、このDCCで再生される磁気テープ
1の記録フォーマットの概略構成を説明する。この磁気
テープ1の正方向トラック1Aの先端にはリードインエ
リアAが設けられており、このリードインエリアAに引
き続いてプログラムエリアBが設けられている。逆方向
トラック1BのプログラムエリアCの最後尾から逆方向
トラック1Bの終端Dとの間にはリードアウトエリアE
が設けられている。そして、リードアウトエリアEには
補助信号の一つである最後尾信号が記録されている。な
お、図中、符号FはリードアウトエリアEの先頭、Gは
正方向トラック1Aのテープ先端、Hはプログラムエリ
アBの先頭をそれぞれ示している。
【0005】一方、従来のDCCは磁気テープ1を走行
させるメカニズム駆動手段2と、メカニズム駆動手段2
を制御するメカニズム制御手段3と、磁気テープ1上に
記憶された各種補助信号を検出する補助信号検出手段4
と、磁気テープ1走行中において磁気テープ1の終端を
検出するテープ終端検出手段5と、補助信号検出手段4
とテープ終端検出手段5との出力結果よりメカニズム制
御手段3を制御するシステムコントローラ6で構成され
ている。そして、補助信号検出手段4は、磁気テープ1
から補助信号を再生する補助信号再生部7と、補助信号
再生部7の出力からリードアウト・マーカー等の補助信
号を識別する補助信号識別部8とからなっている。
【0006】以上のように構成されたDCCについて、
以下、その動作を説明する。
【0007】DCCが磁気テープ1の逆方向トラック1
BのプログラムエリアCを再生している場合、磁気テー
プ1はメカニズム駆動手段2によって逆方向トラック1
Bのテープ終端Dに向けて送られている。そして、磁気
テープ1がリードアウトエリアEの先頭F、すなわち、
プログラムエリアCの最後尾まで送られると、磁気テー
プ1上に記憶された最後尾信号が補助信号再生部7によ
って再生され、さらに、補助信号再生部7の出力により
補助信号識別部8が最後尾信号の識別を行う。
【0008】補助信号識別部8が最後尾信号を識別する
と、その識別結果をシステムコントローラ6に入力し、
これによってシステムコントローラ6は逆方向トラック
の記憶方向に早送りを行う指令をメカニズム制御手段3
に送る。この指令を受けたメカニズム制御手段3はメカ
ニズム駆動手段2を制御し磁気テープ1を逆方向トラッ
クのテープ終端Dまで早送りする。
【0009】磁気テープ1が逆方向トラック終端Dまで
送られると、テープ終端検出手段5がテープ終端Dを検
出してその検出結果をシステムコントローラ6に送る。
テープ終端検出手段5の検出結果を受けたシステムコン
トローラ6は、メカニズム制御手段3に対して正方向ト
ラック1Aの再生を行う指示を送る。この指令を受けた
メカニズム制御手段3はメカニズム駆動手段2を制御す
ることによって正方向トラック1Aのテープ先端Gより
磁気テープ1の走行・再生を開始する。
【0010】そして、テープ走行が進んで正方向トラッ
ク1AのプログラムエリアBの先頭Hまでくると、再生
が再開される。
【0011】従来のDCCでは、このようにして正逆ト
ラック1A,1Bをまたがって磁気テープ1上に記憶さ
れたプログラムを連続して再生するようになっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では、一方のトラックのプログラムの
最後尾の部分を再生した後、いったんそのトラックの
テープ終端まで磁気テープ1を送る、反対トラックに
移り、反対トラックの先端から走行・再生を開始し、反
対トラックのプログラムエリアの先頭までくると再生を
再開する、という手順を踏んで、連続再生するようにな
っているので、正逆トラック1A,1Bをまたがって連
続再生する場合、反対トラックの第1番目のプログラム
の再生を再開するのに長時間を要するために、再生中断
時間が長くなるという問題を有していた。
【0013】本発明は上記従来の問題点に鑑み、正逆ト
ラックをまたがってプログラムを連続再生する場合であ
っても、再生中断時間を大幅に短縮する事を可能とする
磁気テープ再生装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の第1の発明においては、互いに独立
した信号を記憶することができる正・逆方向それぞれの
トラックを有する一方、前記トラックそれぞれの信号記
録最後尾位置には、最後尾信号が記録された磁気テープ
を再生する磁気テープ再生装置において、前記最後尾信
号を検出する補助信号検出手段と、前記補助信号検出手
段が最後尾信号を検出すると、反対方向トラックの信号
読み取りを行うとともに、読み取った信号情報に基づい
て当該反対方向トラックの信号始端位置を検索する検索
手段とを有していることに特徴がある。
【0015】また、第2の発明においては、互いに独立
した信号を記憶することができる正・逆方向それぞれの
トラックを有するとともに、前記トラックそれぞれの信
号記録最後尾位置に設けられた最後尾信号と、記録して
いる各プログラムと並列に設けられてそのプログラムの
順番を示すプログラム順信号と、各プログラムの先頭位
置に設けられたプログラム先頭信号とが記録された磁気
テープを再生する磁気テープ再生装置において、前記最
後尾信号を検出する補助信号検出手段と、前記補助信号
検出手段によって最後尾信号が検出されると、反対方向
トラックの信号読み取りを行うとともに、読み取った信
号情報に基づいて当該反対方向トラックの信号始端位置
を検索する検索手段とを有し、前記検索手段は、読み取
った反対方向トラックの信号情報中から当該読み取り位
置におけるプログラム順信号を検出するプログラム順信
号検出部と、反対方向トラックの信号始端位置検索動作
と連動して前記プログラム先頭信号を検出するプログラ
ム先頭信号検出部と、前記プログラム順信号検出部が検
出したプログラム順番号と前記プログラム先頭信号検出
部が検出したプログラム先頭信号検出数とを演算して反
対方向トラックの信号始端位置を算出する演算部とを備
えていることに特徴がある。
【0016】
【作用】第1の発明によれば、再生中、トラックの信号
記録最後尾位置に達して、補助信号検出手段が最後尾信
号を検出すると、検索手段によって反対方向トラックの
信号読み取りを行い、読み取った信号情報に基づいて反
対方向トラックの信号始端位置を直接検索するので、再
生中のトラックのテープ終端まで磁気テープを送る必要
がなくなるとともに、反対トラックの先端からこのトラ
ックの信号始端位置まで磁気テープを送る必要もなくな
る。
【0017】第2の発明によれば、再生中、トラックの
信号記録最後尾位置に達して、補助信号検出手段が最後
尾信号を検出すると、反対方向トラックの信号読み取り
を行い、さらには、読み取った反対方向トラックの信号
情報中からプログラム順信号検出部が読み取り位置にお
ける反対方向トラックのプログラム順信号を検出してこ
の読み取り位置が何番目のプログラムであるか調べる。
そして、検出したプログラム順信号を基にして反対方向
トラックの信号始端位置の検索を開始するとともに、こ
の検索動作と連動してプログラム先頭信号検出部によっ
てプログラム先頭信号を検出する。さらに、プログラム
順信号検出部が検出したプログラム順番号とプログラム
先頭信号検出部が検出したプログラム先頭信号検出数と
を演算部で演算して反対方向トラックの信号始端位置を
算出して反対方向トラックの信号始端位置の検索を行
う。
【0018】そのため、再生中のトラックのテープ終端
まで磁気テープを送る必要がなくなるとともに、反対ト
ラックの先端からこのトラックの信号始端位置まで磁気
テープを送る必要もなくなる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら、詳細に説明する。図1は本発明の一実施例
であるDCCのブロック図を示している。
【0020】まず、このDCCによって再生させる磁気
テープ1のフォーマットの一例を図2に基づいて説明す
る。磁気テープ1はテープの正方向と逆方向の2種類の
走行方向に対してお互いに独立した信号が記憶された正
・逆方向のトラック1A,1Bを備えており、これらト
ラック1A,1Bに複数曲のプログラム(この例ではP
1〜P5の5曲)が記録されている。正方向トラック1
Aの先端Gから正方向トラック1Aの第1番目のプログ
ラムP1の先頭Hまでの間にはリードインエリアAが設
けられている。各プログラムP1〜P5の先頭位置には
スタート・マーカーエリアSが設けられている。逆方向
トラック1Bの最終プログラムP5の最後尾から逆方向
トラック1Bのテープ終端Dまでの間にはリードアウト
エリアEが設けられている。
【0021】そして、リードインエリアAには、この位
置が正方向トラック1Aのプログラムエリアの始端位置
であることを示す始端信号が補助信号として記録されて
おり、スタートマーカーエリアSには、ここが各プログ
ラムP1〜P5の先頭であることを示すプログラム先頭
信号が補助信号として記録されており、各プログラムP
1〜P5には、このプログラムP1〜P5が正方向トラ
ック1A始端の先頭プログラムP1から数えて何番目の
プログラムに当たるかを示すプログラム順信号が補助信
号として記録されており、リードアウトエリアEには、
ここが逆方向トラック1Bの最後尾であり、これ以降に
は信号が記憶されていないことを示す最後尾信号が補助
信号として記録されている。これらの補助信号は図示省
略している。
【0022】図中、符号FはリードアウトエリアEの先
頭を示している。また、符号IはこのDCCにおいて、
磁気テープ1を逆方向トラック1Bの最終プログラムP
5の最後尾から正方向トラック1Aの先頭プログラムP
1まで検索した場合の検索経路を示している。
【0023】なお、図示はしないが、正方向トラック1
Aの最後尾プログラムP3の最後尾から正方向トラック
1Aのテープ終端までの間には前記したリードアウトエ
リアEと同様のリードアウトエリアが設けられており、
また、逆方向トラック1Bの先端から逆方向トラック1
B最初のプログラムP4の先頭までの間には前記したリ
ードインエリアAと同様のリードインエリアが設けられ
ている。
【0024】次に、このDCCの特徴となる構成を説明
する。このDCCは磁気テープ1を走行させるメカニズ
ム駆動手段10と、メカニズム駆動手段10を制御する
メカニズム制御手段11と、磁気テープ1上に記憶され
た各種補助信号を検出する補助信号検出手段12と、反
対方向トラックのプログラム先頭位置を検索する検索手
段13と、補助信号検出手段12の出力を受けて検索手
段13を制御するシステムコントローラ14とを備えて
いる。
【0025】補助信号検出手段12は、磁気テープ1上
に記録された補助信号を再生する補助信号再生部15
と、補助信号再生部15の出力から最後尾信号を識別す
る補助信号識別部16とを備えている。
【0026】検索手段13は、磁気テープ1に記録され
たプログラム順信号、および始端信号を検出するプログ
ラム順信号検出部17と、磁気テープ1の早送り走行中
において、プログラム先頭信号を検出するプログラム先
頭信号検出部18と、プログラム順信号検出部17の検
出結果およびプログラム先頭信号検出部18の検出結果
とを基にした演算により反対方向トラックにおけるプロ
グラム順信号と反対方向トラックの先頭プログラムとの
間のプログラム差を演算する演算部19と、プログラム
順信号検出部17と演算部19とを制御するとともに、
演算部19の演算結果に基づいてメカニズム制御手段1
1に駆動指令を送る検索制御部20とを備えている。
【0027】以上のように構成されたDCCについて、
その動作を説明する。なお、この例では、逆方向トラッ
ク1Bの最後尾プログラムP5から正方向トラック1A
の先頭プログラムP1へテープを検索する場合を説明す
る。
【0028】このDCCが磁気テープ1の逆方向トラッ
ク1Bの再生を行う場合、メカニズム駆動手段10は磁
気テープ1を逆方向トラック1Bの記憶された走行方向
に移動させる。すると、磁気テープ1に記憶された各種
補助信号は補助信号再生部15によって再生され、その
再生出力は補助信号識別部16に送られる。
【0029】そして、磁気テープ1が最終プログラムP
5の最後尾、すなわち、リードアウトエリアEの先頭F
まで送られると、補助信号識別部16は最後尾信号を識
別する。補助信号識別部16が最後尾信号を識別する
と、システムコントローラ14は検索制御部20に対し
て反対方向トラックの先頭プログラム、すなわち、正方
向トラック1Aの先頭プログラムP1の検索を行うよう
に指令を出す。
【0030】この指令を受けた検索制御部20は、まず
にメカニズム制御手段11に対して反対方向トラック、
この例では正方向トラック1Aの再生を行う指令をメカ
ニズム駆動手段10に出力する。この指令を受けたメカ
ニズム駆動手段10は磁気テープ1の正方向トラック1
Aの再生を行い、トラックを反転させた位置、すなわ
ち、正方向トラック1Aの図中Jの位置(プログラムP
2)に記録された信号を再生する。すると、プログラム
順信号検出部17により、プログラムP2上に並列して
記録されているプログラム順信号、または始端信号(図
2の例ではプログラムP2のプログラム順信号)が検出
される。なお、プログラム順信号や始端信号の識別に要
する時間は1秒弱程度の短時間で十分である。
【0031】プログラム順信号検出部17の検出結果は
検索制御部20に送られる。検索制御部20では、ま
ず、プログラム順信号検出部17から送られた検出結果
に正負の符号を付す操作を行う。すなわち、プログラム
順信号を検出した場合は、そのプログラム順信号に”
−”の符号を付す。図2の例の操作を具体的にいう
と、”0−2”の減算を行い、”−2”を得る。一方、
始端信号を検出した場合は、”+1”として扱う、すな
わち、”+”の符号を付す。具体的にいうと、”0−
(−1)”の減算を行い”+1”を得る。そして、検索
制御部20はこの算定結果を演算部19に送る。
【0032】さらに、検索制御部20はこの算定結果
に”−”の符号が付されている場合は、メカニズム制御
手段11に対して、直前まで再生を行っていたトラック
(図2の例では逆方向トラック1B)の記憶方向に早送
り検索を行う指令をメカニズム制御手段11に送る。ま
た、”+”の符号が付されている場合は、メカニズム制
御手段11に対して、直前まで再生を行っていたトラッ
ク(図2の例では逆方向トラック1B)の記憶方向とは
逆の方向(正方向トラック1A)の記憶方向に早送り検
索を行う指令をメカニズム制御手段11に送る。図に示
した磁気テープ1の場合では、算定結果として”−2”
が得られるので、検索制御部20は、メカニカル制御手
段11に対してメカニカル駆動手段12を制御して磁気
テープ1を逆方向トラック1Bに早送り検索を行う指令
を発する。
【0033】この早送り検索と連動して、プログラム先
頭信号検出部18は磁気テープ1に記録されたプログラ
ム先頭信号を検出し、プログラム先頭信号が検出される
毎に演算部19に対して検出出力を送る。演算部19は
プログラム先頭信号検出部18から検出出力を受ける毎
に検索制御部20から送られたプログラム順の算定結果
の絶対値を減算していく。そして、その減算結果が”
0”になると検索制御部20に対して検索の終了を知ら
せる。図2の磁気テープ1の場合、プログラム順の算定
結果の絶対値は”2”であり、図中、Kの位置になると
減算結果が”−1”に変化し、さらには、図中、Hの位
置になると減算結果が”0”に変化する。
【0034】そして、減算結果が”0”になると、検索
制御部20はメカニカル制御手段11に対して早送り検
索の中止指令と、反対方向トラック(この例では正方向
トラック1A)の再生走行の指令を出す。そのため、メ
カニズム駆動手段10は、これら指令により検索走行を
中止するとともに、反対方向トラック(正方向トラック
1A)の先頭プログラムP1から再生走行を開始する。
【0035】以上のような操作をすることにより、逆方
向トラック1Bから正方向トラック1Aへトラックをま
たがってプログラムを連続して再生する場合、図2でI
で示されるような最短距離の移動でプログラムの再生を
再開できることになる。すなわち、この例では、逆方向
トラック1BのリードアウトエリアEの検索走行、およ
び正方向トラック1AのリードインエリアAの検索走行
を省いて、最後尾プログラムP5から先頭プログラムP
1へ直接的に検索移行している。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、トラック
をまたがって連続したプログラムを再生する場合、各ト
ラックのプログラムの最後尾位置から反対側のトラック
のプログラムの先頭位置への磁気テープの移動を最短距
離にすることにより、トラックをまたがるプログラムの
再生中断時間を短くすることができるという優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るDCCのブロック図で
ある。
【図2】実施例のDCCで再生する磁気テープの記憶パ
ターンの一例である。
【図3】従来例のDCCのブロック図である。
【図4】従来例のDCCで再生する磁気テープの記憶パ
ターンの一例である。
【符号の説明】
1 磁気テープ1 12 補助信号検出手段 13 検索手段 17 プログラム順信号検出部 18 プログラム先頭信号検出部 19 演算部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに独立した信号を記憶することがで
    きる正・逆方向それぞれのトラックを有する一方、前記
    トラックそれぞれの信号記録最後尾位置には、最後尾信
    号が記録された磁気テープを再生する磁気テープ再生装
    置であって、 前記最後尾信号を検出する補助信号検出手段と、 前記補助信号検出手段が最後尾信号を検出すると、反対
    方向トラックの信号読み取りを行うとともに、読み取っ
    た信号情報に基づいて当該反対方向トラックの信号始端
    位置を検索する検索手段とを有することを特徴とする磁
    気テープ再生装置。
  2. 【請求項2】 互いに独立した信号を記憶することがで
    きる正・逆方向それぞれのトラックを有するとともに、
    前記トラックそれぞれの信号記録最後尾位置に設けられ
    た最後尾信号と、記録している各プログラムと並列に設
    けられてそのプログラムの順番を示すプログラム順信号
    と、各プログラムの先頭位置に設けられたプログラム先
    頭信号とが記録された磁気テープを再生する磁気テープ
    再生装置であって、 前記最後尾信号を検出する補助信号検出手段と、前記補
    助信号検出手段によって最後尾信号が検出されると、反
    対方向トラックの信号読み取りを行うとともに、読み取
    った信号情報に基づいて当該反対方向トラックの信号始
    端位置を検索する検索手段とを有し、 前記検索手段は、読み取った反対方向トラックの信号情
    報中から当該読み取り位置におけるプログラム順信号を
    検出するプログラム順信号検出部と、反対方向トラック
    の信号始端位置検索動作と連動して前記プログラム先頭
    信号を検出するプログラム先頭信号検出部と、前記プロ
    グラム順信号検出部が検出したプログラム順番号と前記
    プログラム先頭信号検出部が検出したプログラム先頭信
    号検出数とを演算して反対方向トラックの信号始端位置
    を算出する演算部とを備えていることを特徴とする磁気
    テープ再生装置。
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