JPH07287860A - 光ピックアップ、光ディスク再生装置、及び方法 - Google Patents

光ピックアップ、光ディスク再生装置、及び方法

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JPH07287860A
JPH07287860A JP6102085A JP10208594A JPH07287860A JP H07287860 A JPH07287860 A JP H07287860A JP 6102085 A JP6102085 A JP 6102085A JP 10208594 A JP10208594 A JP 10208594A JP H07287860 A JPH07287860 A JP H07287860A
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track
optical
light
optical disk
shielding
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JP6102085A
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Yoichi Tsuchiya
洋一 土屋
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラックピッチを狭めることで高密度記録し
た光ディスクと、最短ピット長を短くすることで高密度
記録した光ディスクの両者を、トラッキング信号や再生
信号の品質を劣化させることなく再生できるようにす
る。 【構成】 トラックピッチが相対的に狭い場合は超解像
のメインロ−ブとサイドロ−ブをトラックに直交する方
向に配列させてメインロ−ブに基づいて光ディスクを再
生するとともにサイドロ−ブに基づいてトラッキング制
御し、最短ピット長が相対的に短い場合はメインロ−ブ
とサイドロ−ブをトラックに沿う方向に配列させてメイ
ンロ−ブに基づいて光ディスクを再生する。また、短い
ピット長に対応する再生信号の振幅をイコライザで補正
して再生信号の振幅を揃えるとともに、トラックピッチ
が相対的に狭い場合と最短ピット長が相対的に短い場合
とでイコライザの特性を切り換えて振幅の補正値を最適
化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ピックアップ、光デ
ィスク再生装置、及び再生方法に関する。詳しくは、ピ
ットサイズや記録密度の異なる光ディスクの再生に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ピックアップの光源と対物レンズの間
にレ−ザビ−ムのビ−ム断面の中心部付近の光強度を低
下させる遮光素子を設けて、光ディスクの情報記録面に
ビ−ムスポットを集光させると、そのビ−ムスポット
は、超解像現象のために、メインロ−ブ成分とサイドロ
−ブ成分とによって構成されるようになる。
【0003】直径12〔cm〕の従来のフォーマットの
コンパクトディスク(CD)は、EFM変調での60分
再生時の最短ピット長(3Tのピット長)が約0.97
〔μm〕で、トラックピッチが約1.6〔μm〕であ
る。この記録密度のCDを再生する従来の装置では、開
口数0.45の対物レンズと波長780〔nm〕の半導
体レ−ザを備えた光ピックアップを用いてレーザビ−ム
スポット径を1.5〔μm〕程度に絞り、線速度1.2
〜1.4〔m/s(秒)〕の範囲でCDを回転させて、
1.4〔MHz〕の転送レートのオーディオデータを再
生している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、短波長の半導体
レーザが開発されてきており、この半導体レ−ザを光ピ
ックアップに用いると、従来よりも記録密度の高い光デ
ィスクの再生が可能となる。このため、近い将来、高記
録密度の光ディスクが提供されるようになる。例えば、
近い将来の規格であるMPEG2に即したディジタルビ
デオディスク等では、従来の4倍程度の記録密度が要求
されているため、該4倍程度の記録密度の光ディスクが
提供されるようになると思われる。
【0005】4倍程度の高記録密度を達成するために
は、トラックピッチを狭め、ピット長を短くすることが
必要である。しかし、ピット長をあまりに短くすると、
最短ピット長の再生信号の振幅が低下して、品質が劣化
するという問題が生ずる。例えば、ノイズ成分が大きく
なってC/Nが悪化したり、時間軸変動が大きくなって
ジッタが大きくなったりする。一方、トラックピッチを
狭め過ぎると、トラッキング信号の振幅が低下してトラ
ッキングサ−ボ制御が不安定になったり、トラック引込
み動作が遅延したりするという問題が生ずる。
【0006】したがって、4倍程度の高記録密度を達成
する場合でも、当該光ディスクの使用目的等に応じて、
トラッキング信号の品質を若干犠牲にしてもトラックピ
ッチを一層狭めるか、再生信号の品質を若干犠牲にして
も最短ピット長を一層短くするかの何れか一方を選択す
る場合が生ずると思われる。そのような場合には、略同
じ記録密度ではあるが、再生時の特性が若干異なる光デ
ィスクが市場に於いて併存することになる。
【0007】本発明は、トラックピッチを一層狭めるこ
とで高記録密度とされた光ディスクをトラッキング信号
の品質を劣化させることなく再生でき、且つ、最短ピッ
ト長を一層短くすることで高記録密度とされた光ディス
クを再生信号の品質を劣化させることなく再生できるよ
うにすることを目的とする。また、1個の光ピックアッ
プを搭載した装置で上記の再生を行い得るようにするこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、光源
から出射されるレ−ザビ−ムを導いて対物レンズにより
光ディスク面に集光させる入射側光学系と、前記光ディ
スク面で反射されるレ−ザビ−ムを前記対物レンズを介
して光検出器に導く反射側光学系を有する光ピックアッ
プに於いて、前記入射側光学系の前記光源と前記対物レ
ンズの間でレ−ザビ−ム断面の中央部分を帯状に遮光す
る遮光手段と、該遮光手段を駆動して帯状遮光部分を光
ディスクのトラックに沿う方向と直交する方向との何れ
かに切り換える駆動手段を設けて成り、遮光手段によっ
て生起される超解像現象のメインロ−ブを再生信号とす
る光ピックアップである。上記遮光手段及び駆動手段
は、請求項2では液晶シャッタと液晶ドライバであり、
請求項3では帯状遮光体と該帯状遮光体を光軸に垂直な
面内で90°回転させる手段である。また、請求項4で
は、トラックに沿う向きの帯状遮光体と直交する向きの
帯状遮光体の一方を光軸に垂直に介挿可能な機構と、該
機構を作動させる手段である。
【0009】請求項5の発明は、請求項1の光ピックア
ップと、再生対象の光ディスクのトラックピッチと最短
ピット長を入力する手段と、トラックピッチが相対的に
狭い場合は帯状遮光部分の方向としてトラックに沿う方
向を請求項1の駆動手段に指令し、最短ピット長が相対
的に短い場合はトラックに直交する方向を請求項1の駆
動手段に指令する制御手段とを備えた光ディスク再生装
置である。請求項6の発明は、請求項5の発明の入力手
段に代えて、トラックピッチと最短ピット長を検出して
判別するようにしたものである。請求項7では、請求項
5又は請求項6に於いて、さらに、相対的に短いピット
長に対応する再生信号の振幅を補正することで再生信号
の振幅を揃えるイコライザと、再生対象の光ディスクの
トラックピッチが相対的に狭いか最短ピット長が相対的
に短いかに応じて前記イコライザの特性を切り換えて、
振幅の補正値を最適化するイコライザ切換手段とを有す
るように構成している。
【0010】請求項8の発明は、再生対象の光ディスク
のトラックピッチが相対的に狭い場合は超解像現象のメ
インロ−ブとサイドロ−ブをトラックに直交する方向に
配列させてメインロ−ブに基づいて光ディスクを再生す
るとともにサイドロ−ブに基づいてトラッキングを制御
し、再生対象の光ディスクの最短ピット長が相対的に短
い場合はメインロ−ブとサイドロ−ブをトラックに沿う
方向に配列させてメインロ−ブに基づいて光ディスクを
再生する光ディスク再生方法である。請求項9では、請
求項8に於いて、さらに、短いピット長に対応する再生
信号の振幅をイコライザにより補正して再生信号の振幅
を揃え、且つ、トラックピッチが相対的に狭い場合と最
短ピット長が相対的に短い場合とで前記イコライザの特
性を切り換えて振幅の補正値を最適化している。
【0011】
【作用】入射側光学系の光源と対物レンズの間でレ−ザ
ビ−ム断面の中央部が帯状に遮光されることで超解像現
象が生起され、光ディスクの情報記録面上のビ−ムスポ
ットは、メインロ−ブとサイドロ−ブに分離される。帯
状の遮光部分がトラックに沿う方向の場合はメインロ−
ブとサイドロ−ブはトラックに直交する方向に配列され
るため、該方向のメインロ−ブの径は短くなり、トラッ
キング信号の品質が改善される。帯状の遮光部分がトラ
ックに直交する方向の場合はメインロ−ブとサイドロ−
ブはトラックに沿って配列されるため、該方向のメイン
ロ−ブの径は短くなって、再生信号の品質が改善され
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は実
施例の光ピックアップの光学系の構成を示し、図2は該
光学系中の液晶シャッタ50による遮光状態と各遮光状態
に対応するビ−ムスポットを示す。
【0013】図1に於いて、半導体レ−ザ11から出射さ
れるレ−ザ光は、コリメ−タレンズ13で平行光にされ、
液晶シャッタ50、ビ−ムスプリッタ15、1/4波長板17
を透過した後、対物レンズ19により光ディスクDの情報
記録面上に集光される。光ディスクDの情報記録面上に
集光されたレ−ザ光は、次に、該情報記録面で反射さ
れ、対物レンズ19で平行光にされ、1/4波長板17を透
過した後に、ビ−ムスプリッタ15で反射される。ビ−ム
スプリッタ15による反射光の一部は、収束レンズ21を通
り、平行平板ハ−フミラ−23で反射された後に、スリッ
ト60を通って光検出器25で検出される。また、ビ−ムス
プリッタ15による反射光の他の一部は、平行平板ハ−フ
ミラ−23を透過し、光検出器27で検出される。図1の光
学系では、光の分岐にビームスプリッタ15を使用して、
光アイソレートを行っているが、ビームスプリッタ15の
かわりに角型のハーフミラーでも、平板型のハーフミラ
ーでも同様の機能をもつ光学系が得られる。また、平行
平板ハーフミラー23は、平行平板に限定せず角型のハー
フミラーでも同様に使用可である。
【0014】液晶シャッタ50は、図2のように、中央部
分を横方向(トラックに直交する方向)に帯状に遮光す
る横遮光状態(a)と、縦方向(トラックに沿う方向)
に遮光する縦遮光状態(b)を、切り換えて実現可能で
ある。横遮光状態(a)では、光ディスクD上でのビ−
ムスポットは、超解像現象によりメインロ−ブLBm とそ
の両側のサイドロ−ブLBs に分離され、これらは、トラ
ック(図2中で2点鎖線矢印)に沿う方向に配列され
る。ここで、メインロ−ブLBm のトラック方向の径は、
液晶シャッタ50による遮光を行わない場合のビ−ムスポ
ットの同方向の径よりも短くなっている。縦遮光状態
(b)では、光ディスクD上でのビ−ムスポットは、同
様に超解像現象によりメインロ−ブLBm とサイドロ−ブ
LBs に分離され、これらは、トラック(図2中で2点鎖
線矢印)に直交する方向に配列される。ここで、メイン
ロ−ブLBm のトラックに直交する方向の径は、液晶シャ
ッタ50による遮光を行わない場合のビ−ムスポットの同
方向の径よりも短くなっている。
【0015】このため、光ディスクとして、図3に示す
ように、最短ピット長を一層短くすることで記録密度を
高めた(a)のディスク(EFM変調に於ける3Tピッ
ト長が0.39〔μm〕,トラックピッチが0.85
〔μm〕)と、トラックピッチを一層狭めることで記録
密度を高めた(b)のディスク(3Tピット長が0.4
8〔μm〕,トラックピッチが0.7〔μm〕)の2種
類を用意し、これらのディスクを、例えば、波長680
〔nm〕の半導体レ−ザと開口数0.6の対物レンズを
搭載する光ピックアップを用いて再生する場合には、前
記液晶シャッタ50を横遮光状態(a)と縦遮光状態
(b)とで切り換えることで、何れの種類の光ディスク
も高品質で再生できることになる。
【0016】即ち、前記(a)のディスクの場合、ピッ
トに照射されるメインロ−ブのトラックに沿う方向の径
は、液晶シャッタ50で遮光しない場合の同方向の径より
も短いため、最短ピット長(3Tのピット長)を上記の
如く短くしても、当該ピットに対応する再生信号の振幅
の低下度合いは、後述のイコライザ1によって補正でき
る程度であり、充分高品質の再生信号を得ることができ
る。また、前記(b)のディスクの場合、ピットに照射
されるメインロ−ブのトラックに直交する方向の径は、
液晶シャッタ50で遮光しない場合の同方向の径よりも短
いため、トラックピッチを上記の如く狭めても、隣接す
るトラックのピットを読み込むことで生ずるクロスト−
クのレベルは充分に小さく、充分高品質のトラッキング
信号を得ることができる。また、この(b)のディスク
は、後述のように、イコライザ1とは異なる特性のイコ
ライザ2を用いて、短ピットに対応する再生信号の振幅
の低下が補正される。
【0017】なお、図3は、波長680〔nm〕で開口
数0.6の場合であるが、他の種々の組合せ(例:波長
635〔nm〕で開口数0.56,波長670〔nm〕
で開口数0.59,波長530〔nm〕で開口数0.4
7等)についても同様の関係が成り立つ。即ち、再生対
象の光ディスクの種類に適合するように液晶シャッタ50
による遮光方向を切り換えることで、何れの種類の光デ
ィスクであっても、充分高品質で再生することができ
る。また、上記横遮光状態(a)や縦遮光状態(b)で
は、遮光面積を適宜調整することでメインロ−ブLBmの
短軸方向の径の長さを最適に調整することが可能である
ため、一層高品質な再生も可能である。
【0018】次に、上記の如く液晶シャッタ50を切り換
えるとともに、イコライザの特性を切り換える制御につ
いて説明する。図4は、実施例の光ディスク再生装置の
回路構成を示す。また、図5は、イコライザ1,2の特
性を示す。
【0019】図示の再生装置では、再生対象の光ディス
クの種類(トラックピッチを一層狭めた光ディスク/最
短ピット長を一層短くした光ディスク)をシステムコン
トロ−ラで判別し、その結果に応じた切換指令信号を、
液晶ドライバ51、プリアンプ70のスイッチSW、及び、ス
リット60に送ることで、液晶シャッタ50の状態を前記図
2の如く光ディスクの種類に応じて切り換えるととも
に、イコライザ1又はイコライザ2の何れか一方を選択
し、さらに、サイドロ−ブカット用のスリット60の向き
を切り換えている。
【0020】上記に於いて、再生対象の光ディスクの種
類は、操作表示部から入力するように構成してもよく、
また、再生対象の光ディスクの種類を検出するように構
成してもよい。検出する場合は、例えば、光ディスクの
TOCエリアに当該光ディスクの種類を記録しておき、
再生開始時に読み取ってCD信号処理部で処理し、シス
テムコントロ−ラに取り入れるようにすればよい。その
場合、TOCエリアの記録は何れか一方の種類に合わせ
ておき、再生開始時には該種類に対応する遮光状態で読
み取ることとする。なお、他の公知の方式によって再生
対象の光ディスクの種類を検出するようにしてもよい。
【0021】また、上記イコライザ1及びイコライザ2
は、図4に示すように、I/V変換アンプ71の後段のR
Fアンプ73に並列に設けられており、システムコントロ
−ラからの指令に応じてスイッチSWを切り換えること
で、何れか一方のイコライザを選択できるように構成さ
れている。
【0022】例えば、図3の(a)に示す状態(横遮光
状態(a))の場合には、イコライザ1が選択される。
これにより、図5の(a)のように、EFM変調の3T
ピットに対応する再生信号が6〔dB〕アップされて、
該3Tピットの振幅は、11Tピット(最長ピット)の
振幅に略合致される。一方、図3の(b)に示す状態
(縦遮光状態(b))の場合には、イコライザ2が選択
される。これにより、図5の(b)のように、EFM変
調の3Tピットに対応する再生信号が10〔dB〕アッ
プされて、該3Tピットの振幅は、11Tピット(最長
ピット)の振幅に略合致される。
【0023】なお、横遮光状態(a)でイコライザ2を
用いると、3Tピットの振幅が11Tピットの振幅より
4〔dB〕大きくなり、逆に、縦遮光状態(b)でイコ
ライザ1を用いると、3Tピットの振幅のアップが不十
分なため、11Tピットの振幅より4〔dB〕小さいと
いう不具合が生ずる。このため、上記の如く最適な特性
のイコライザを選択して、再生信号の振幅を揃えている
のである。
【0024】上記実施例では、液晶シャッタ50で横遮光
状態(a)と縦遮光状態(b)を切り換えるようにした
構成を説明しているが、液晶シャッタ50に代えて機械的
な構成を採用することも可能である。
【0025】例えば、図6の(a)のように、回転遮光
体51をギア51a で支持し、このギア51a をモ−タ52の出
力軸と一体のギア52a に噛合させることで、光軸LBに垂
直な面内で、回転遮光体51を矢印Aの如く90°回転さ
せるようにしてもよい。また、図6の(b)のように、
横遮光体56と縦遮光体57を一体に支持するラック58b
を、不図示のモ−タの出力軸と一体のピニオン58a によ
って駆動することで、矢印Bの如く往復移動可能とし、
何れか一方の遮光体を、光軸LBに対して介挿させるよう
にしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上、本発明では、超解像現象のメイン
ロ−ブとサイドロ−ブを光ディスクのトラックに沿う方
向に配列させるか、トラックに直交する方向に配列させ
るかを切換可能としている。したがって、再生対象の光
ディスクが最短ピット長を短くすることで高記録密度と
された光ディスクの場合は、メインロ−ブとサイドロ−
ブを光ディスクのトラックに沿って配列させることでト
ラック方向のビ−ムスポット径を小さくできるため、再
生信号の品質の劣化を防止できる。また、再生対象の光
ディスクがトラックピッチを狭めることで高記録密度と
された光ディスクの場合は、メインロ−ブとサイドロ−
ブを光ディスクのトラックに直交するように配列させる
ことで該方向のビ−ムスポット径を小さくできるため、
トラッキング信号の品質の劣化を防止できる。また、1
個の光ピックアップを搭載した装置によって上記の効果
を得ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の光ピックアップの機構を示す模式図。
【図2】液晶シャッタの遮光状態と各状態に対応するビ
−ムスポットを示す模式図。
【図3】再生対象の光ディスクの最短ピットサイズとビ
−ムスポットを示す模式図。
【図4】実施例の光ディスク再生装置の回路構成を示す
ブロック図。
【図5】イコライザの切換による作用を示す特性図。
【図6】液晶シャッタに代わる遮光素子の例を示す説明
図。
【符号の説明】
50 液晶シャッタ 51 回転遮光体 56 横遮光体 57 縦遮光体 60 スリット 73 RFアンプ LB レ−ザビ−ムの光軸 LBs サイドロ−ブ LBm メインロ−ブ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から出射されるレ−ザビ−ムを導い
    て対物レンズにより光ディスク面に集光させる入射側光
    学系と、前記光ディスク面で反射されるレ−ザビ−ムを
    前記対物レンズを介して光検出器に導く反射側光学系を
    有する光ピックアップに於いて、前記入射側光学系の前
    記光源と前記対物レンズの間でレ−ザビ−ム断面の中央
    部分を帯状に遮光する遮光手段と、該遮光手段を駆動し
    て帯状遮光部分を光ディスクのトラックに沿う方向と直
    交する方向との何れかに切り換える駆動手段を設けて成
    り、遮光手段によって生起される超解像現象のメインロ
    −ブを再生信号とする光ピックアップ。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、 前記遮光手段は液晶シャッタであり、前記駆動手段は該
    液晶シャッタを駆動する液晶ドライバである光ピックア
    ップ。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、 前記遮光手段は光軸に垂直に介挿された帯状遮光体であ
    り、前記駆動手段は該遮光体を光軸に垂直な面内で90
    °回転させる手段である光ピックアップ。
  4. 【請求項4】 請求項1に於いて、 前記遮光手段はトラックに沿う向きの帯状遮光体と直交
    する向きの帯状遮光体の一方を光軸に垂直に介挿し得る
    機構であり、前記駆動手段は一方の遮光体の中央部が光
    軸に合致するように該機構を作動させる手段である光ピ
    ックアップ。
  5. 【請求項5】 請求項1の光ピックアップと、 再生対象の光ディスクのトラックピッチと最短ピット長
    を入力する手段と、 トラックピッチが相対的に狭い場合は帯状遮光部分の方
    向としてトラックに沿う方向を請求項1の駆動手段に指
    令し、最短ピット長が相対的に短い場合はトラックに直
    交する方向を請求項1の駆動手段に指令する制御手段
    と、 を備えた光ディスク再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項1の光ピックアップと、 再生対象の光ディスクのトラックピッチと最短ピット長
    を判別する手段と、 トラックピッチが相対的に狭い場合は帯状遮光部分の方
    向としてトラックに沿う方向を請求項1の駆動手段に指
    令し、最短ピット長が相対的に短い場合はトラックに直
    交する方向を請求項1の駆動手段に指令する制御手段
    と、 を備えた光ディスク再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項5、又は請求項6に於いて、さら
    に、 相対的に短いピット長に対応する再生信号の振幅を補正
    することで再生信号の振幅を揃えるイコライザと、 再生対象の光ディスクのトラックピッチが相対的に狭い
    か最短ピット長が相対的に短いかに応じて前記イコライ
    ザの特性を切り換えて、振幅の補正値を最適化するイコ
    ライザ切換手段と、 を備えた光ディスク再生装置。
  8. 【請求項8】 再生対象の光ディスクのトラックピッチ
    が相対的に狭い場合は、超解像現象のメインロ−ブとサ
    イドロ−ブがトラックに直交する方向に配列されるよう
    に光ピックアップの光源と対物レンズの間に於いてレ−
    ザビ−ム断面中央部をトラックに沿う方向に帯状に遮光
    し、メインロ−ブに基づいて光ディスクを再生し、且
    つ、サイドロ−ブに基づいてトラッキングを制御し、 再生対象の光ディスクの最短ピット長が相対的に短い場
    合は、超解像現象のメインロ−ブとサイドロ−ブがトラ
    ックに沿う方向に配列されるように光ピックアップの光
    源と対物レンズの間に於いてレ−ザビ−ム断面中央部を
    トラックに直交する方向に帯状に遮光し、メインロ−ブ
    に基づいて光ディスクを再生する、 光ディスク再生方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に於いて、さらに、 相対的に短いピット長に対応する再生信号の振幅をイコ
    ライザにより補正して再生信号の振幅を揃えるととも
    に、再生対象の光ディスクのトラックピッチが相対的に
    狭い場合と最短ピット長が相対的に短い場合とで前記イ
    コライザの特性を切り換えて振幅の補正値を最適化す
    る、 光ディスク再生方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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