JP2000260028A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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JP2000260028A
JP2000260028A JP11058510A JP5851099A JP2000260028A JP 2000260028 A JP2000260028 A JP 2000260028A JP 11058510 A JP11058510 A JP 11058510A JP 5851099 A JP5851099 A JP 5851099A JP 2000260028 A JP2000260028 A JP 2000260028A
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JP
Japan
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compensation
frequency compensation
circuit
gain
error correction
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JP11058510A
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Nobuhiko Yamada
伸彦 山田
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エラー発生量に適応して高域補償回路の補償
特性を可変制御し、エラー発生を可能な限り抑制する。 【解決手段】 光ピックアップ4が光ディスク3の信号
記録面にレーザ光を照射して信号を読み取った信号を高
域補償する補償利得可変型の高域補償回路12に対し、
エラー訂正回路9のエラー訂正量に応じて動作する利得
制御回路13が補償利得を可変制御することにより、エ
ラー発生量に適応して高域補償回路12の補償特性を可
変制御する。高域補償回路12が、エラー訂正量によら
ず最小限の高域補償に供される固定補償利得と、エラー
訂正量に応じて高域補償に供される可変補償利得を有す
るので、エラー発生量に適応した確実な高域補償が可能
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの読み
取り再生信号を高域補償する高域補償回路をエラー適応
型とした光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示す光ディスク再生装置1は、デ
ィスクモータ2が回転駆動する光ディスク3の信号記録
面から光ピックアップ4が信号を読み取って再生する装
置である。光ピックアップ4が読み取った信号は、まず
前置増幅器であるRFアンプ5に供給され、ここでRF
信号とトラッキングエラー信号及びフォーカシングエラ
ー信号とに分けられる。トラッキングエラー信号とフォ
ーカシングエラー信号はサーボ回路6に供給され、光ピ
ックアップ4の姿勢制御に供されるが、RF信号は高域
補償回路7に供給される。高域補償回路7は、光ピック
アップ4の読み取り出力に含まれる帯域成分のうち、光
ピックアップ4の信号読み取りに伴って低下した高域利
得を持ち上げるものであり、約3dB程度の高域補償を
施す。この高域補償回路7において高域利得を補償され
たRF信号は2値化回路8に供給され、ここでRF信号
を積分した値でもってRF信号をスライスすることによ
り、2値のEFM(8−14変調)信号に変換される。
2値化回路8が出力するEFM信号はエラー訂正回路9
に供給され、ここで誤り訂正処理を施され、再生データ
として出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の光ディスク
再生装置1は、高域補償回路7のフィルタ特性(周波数
−振幅特性)が、例えば図4に示したように、特定の高
域の利得を数dBだけ持ち上げる特性を有するものであ
るが、この持ち上げ利得すなわち補償利得は、光ピック
アップ4やRFアンプ5における高域減衰を考慮して一
義的に固定されていた。すなわち、光ピックアップ4に
よる信号読み取りでは、CD−ROMの場合約3dB、
DVD−ROMの場合はそれ以上の高域減衰が発生する
ため、高域補償回路12では、3dB或いは若干3dB
を上回る高域補償を施すのが一般的であった。しかしな
がら、この高域補償量は、光ディスク再生装置1に固有
の値として最初から固定されていたため、例えばエラー
訂正回路9において相当量のエラー訂正が要求される光
ディスク3を再生する場合も、或いはエラー訂正の殆ど
必要のない光ディスク3を再生する場合も、一律に同じ
高域補償しか期待できないものであった。
【0004】換言すれば、従来の光ディスク再生装置1
は、例えば高域利得を若干向上させるだけでエラー訂正
量が抑制できるケースであっても、高域補償の内容が固
定されているために、エラー訂正能力を越えるエラー発
生を甘受しなければならず、エラー発生が解消できない
まま再読み取り(リトライ)を何回となく繰り返さねば
ならなかったり、或いはその逆に高域利得の強調が却っ
てエラー発生を助長することが判っていても、高域補償
の内容が固定されているために、余計なリトライを何回
となく繰り返す場合があったりする等の課題を抱えるも
のであった。
【0005】本発明は、上記課題を解決したものであ
り、エラー発生量に適応して高域補償回路の補償特性を
可変制御し、エラー発生を可能な限り抑制することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明は、光ディスクの信号記録面にレーザ光を
照射して信号を読み取る光ピックアップと、該光ピック
アップの読み取り出力を高域補償する補償利得可変型の
高域補償回路と、該高域補償回路の出力を2値化しエラ
ー訂正を施してデコードするデコード手段と、該デコー
ド手段のエラー訂正量に応じて前記高域補償回路の補償
利得を可変制御する利得制御手段とを具備することを特
徴とするものである。
【0007】また、本発明は、前記高域補償回路が、エ
ラー訂正量によらず最小限の高域補償に供される固定補
償利得と、前記エラー訂正量に応じて高域補償に供され
る可変補償利得を有することを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1,
2を参照して説明する。図1は、本発明の光ディスク再
生装置の一実施形態を示す概略構成図、図2は、図1に
示した高域補償回路のフィルタ特性を示す図である。
【0009】図1に示す光ディスク再生装置11は、補
償利得可変型の高域補償回路12を用いるとともに、エ
ラー訂正回路9のエラー訂正量に応じて高域補償回路1
2の補償利得を可変制御する利得制御回路13を設けて
構成したものである。本実施形態に示した高域補償回路
12は、図2に示したように、CD−ROMやDVD−
ROM等の光ディスクを再生した場合の利得低下量であ
る3dB程度よりも若干低い1ないし2dB程度の固定
補償利得をベースとし、エラー訂正量に応じて可変され
る可変補償利得を例えば2ないし5dB程度上乗せして
高域補償する構成としてある。利得制御回路13は、エ
ラー訂正回路9と高域補償回路12との間に接続してあ
り、デコード手段を構成するエラー訂正回路9のエラー
訂正量に応じて高域補償回路12の補償利得を可変制御
する。なお、本実施形態の場合、2値化回路8とエラー
訂正回路9がデコード手段を構成している。
【0010】ここで、光ピックアップ4の読み取り出力
に対し最小限の高域補償でもって十分な再生が可能な光
ディスク3を再生した場合、エラー訂正回路9が出力す
るエラー訂正量はごく僅かである。このため、利得制御
回路13が出力する利得制御量も2dB前後と僅かであ
り、高域補償回路12による高域利得持ち上げ量もごく
僅かである。従って、過度の高域補償に伴うエラー量の
増大を防止する。また、光ディスク3の回転むらや偏重
心等が原因で光ピックアップ4の読み取り信号にジッタ
成分(時間軸上の揺れ成分)が多く含まれる場合でも、
高域補償回路12の平坦でない群遅延特性の影響を受け
ることはなく、エラー発生量の増大を抑制する。
【0011】一方また、光ピックアップ4の読み取り出
力に対し相当量の高域補償を施すことにより十分な再生
が期待される光ディスク3を再生した場合、固定補償利
得のまま据え置かれた高域補償回路12では、エラー訂
正回路9が出力するエラー訂正量は相当量に達する。し
かしながら、利得制御回路13が出力する利得制御量は
4dB前後と大であり、高域補償回路12に対する可変
補償利得はエラー発生量に応じた大きな利得とされる。
このため、高域補償の不足が原因で生ずるエラー発生は
抑制される。
【0012】なお、光ディスク3の回転むらや偏重心等
が原因で光ピックアップ4の読み取り信号にジッタ成分
(時間軸上の揺れ成分)が多く含まれる場合は、高域強
調を施すほど、高域補償回路12の平坦でない群遅延特
性の影響を受け、エラー発生量の増大を招く可能性があ
る。このため、光ピックアップ4のジッタ成分が多く含
まれる場合に限り、エラー訂正量が多い場合でも過度の
高域強調を施すことのないよう、利得制御回路13によ
る可変利得幅を制限するジッタ検出回路(図示せず)を
設けてもよい。
【0013】このように、上記光ディスク再生装置11
によれば、光ピックアップ4が光ディスク3の信号記録
面にレーザ光を照射して信号を読み取った信号を高域補
償する補償利得可変型の高域補償回路12に対し、エラ
ー訂正回路9のエラー訂正量に応じて補償利得を可変制
御する構成としたから、光ピックアップ4の読み取り出
力に対し最小限の高域補償でもって十分な再生が可能な
光ディスク3を再生した場合、エラー訂正回路9が出力
するエラー訂正量はごく僅かであり、利得制御量も2d
B前後とごく僅かで高域補償回路12による高域利得持
ち上げ量もごく僅かであるため、過度の高域補償に伴う
エラー量の増大を防止することができ、一方また光ピッ
クアップ4の読み取り出力に対し強力な高域補償を施す
必要のある光ディスク3を再生した場合、エラー訂正回
路9が出力するエラー訂正量が相当量あることで、利得
制御量も大きく高域補償回路12による高域利得持ち上
げ量が4dB前後と大とされ、強力な高域補償を施すこ
とでエラー量の増大を抑制することができる。
【0014】また、高域補償回路12が、エラー訂正量
によらず最小限の高域補償に供される固定補償利得と、
エラー訂正量に応じて高域補償に供される可変補償利得
を有するので、光ピックアップ4の読み取り出力に対し
最小限の高域補償でもって十分な再生が可能な光ディス
ク3を再生した場合は、固定補償利得もしくは若干の可
変補償利得をもって高域補償回路12を動作させること
で、過度の高域補償に伴うエラー発生を防止することが
できる。一方また、光ピックアップ4の読み取り出力に
対し強力な高域補償を施す必要のある光ディスク3を再
生した場合は、固定補償利得とこれに上乗せされる可変
補償利得をもって高域補償回路12を動作させること
で、過度のエラー訂正を抑制した高域補償が可能であ
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光ピックアップが光ディスクの信号記録面にレーザ光を
照射して信号を読み取った信号を高域補償する補償利得
可変型の高域補償回路に対し、高域補償出力を2値化し
エラー訂正を施してデコードするデコード手段のエラー
訂正量に応じて補償利得を可変制御する構成としたか
ら、光ピックアップの読み取り出力に対し最小限の高域
補償でもって十分な再生が可能な光ディスクを再生した
場合、エラー訂正回路が出力するエラー訂正量はごく僅
かであり、利得制御量もごく僅かで高域補償回路による
高域利得持ち上げ量もごく僅かであるため、過度の高域
補償に伴うエラー量の増大を防止することができ、一方
また光ピックアップの読み取り出力に対し強力な高域補
償を施す必要のある光ディスクを再生した場合、エラー
訂正回路が出力するエラー訂正量が相当量あることで、
利得制御量も大きく高域補償回路による高域利得持ち上
げ量が大とされ、強力な高域補償を施すことでエラー量
の増大を抑制することができる等の優れた効果を奏す
る。
【0016】また、本発明は、高域補償回路が、エラー
訂正量によらず最小限の高域補償に供される固定補償利
得と、エラー訂正量に応じて高域補償に供される可変補
償利得を有するので、光ピックアップの読み取り出力に
対し最小限の高域補償でもって十分な再生が可能な光デ
ィスクを再生した場合は、固定補償利得もしくは若干の
可変補償利得をもって高域補償回路を動作させること
で、過度の高域補償に伴うエラー発生を防止することが
でき、一方また光ピックアップの読み取り出力に対し強
力な高域補償を施す必要のある光ディスクを再生した場
合は、固定補償利得とこれに上乗せされる可変補償利得
をもって高域補償回路を動作させることで、過度のエラ
ー訂正を抑制した高域補償が可能である等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク再生装置の一実施形態を示
す概略構成図である。
【図2】図1に示した高域補償回路のフィルタ特性を示
す図である。
【図3】従来の光ディスク再生装置の一例を示す概略構
成図である。
【図4】図3に示した高域補償回路のフィルタ特性を示
す図である。
【符号の説明】
3 光ディスク 4 光ピックアップ 5 RFアンプ 6 サーボ回路 8 2値化回路 9 エラー訂正回路 11 光ディスク再生装置 12 高域補償回路 13 利得制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクの信号記録面にレーザ光を照
    射して信号を読み取る光ピックアップと、該光ピックア
    ップの読み取り出力を高域補償する補償利得可変型の高
    域補償回路と、該高域補償回路の出力を2値化しエラー
    訂正を施してデコードするデコード手段と、該デコード
    手段のエラー訂正量に応じて前記高域補償回路の補償利
    得を可変制御する利得制御手段とを具備することを特徴
    とする光ディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 前記高域補償回路は、エラー訂正量によ
    らず最小限の高域補償に供される固定補償利得と、前記
    エラー訂正量に応じて高域補償に供される可変補償利得
    を有することを特徴とする請求項1記載の光ディスク再
    生装置。
JP11058510A 1999-03-05 1999-03-05 光ディスク再生装置 Pending JP2000260028A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005118444A1 (en) * 2004-06-03 2005-12-15 The Procter & Gamble Company A method of controlling the winding of a roll of web material

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005118444A1 (en) * 2004-06-03 2005-12-15 The Procter & Gamble Company A method of controlling the winding of a roll of web material
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