JP2760174B2 - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
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- JP2760174B2 JP2760174B2 JP22150991A JP22150991A JP2760174B2 JP 2760174 B2 JP2760174 B2 JP 2760174B2 JP 22150991 A JP22150991 A JP 22150991A JP 22150991 A JP22150991 A JP 22150991A JP 2760174 B2 JP2760174 B2 JP 2760174B2
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- Japan
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- disc
- recording
- reproducing
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- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は再生専用ディスク（ＲＯ
Ｍ）の再生と記録再生用ディスクの再生又は記録再生が
１台で可能な光ディスク装置に関するものである。
Ｍ）の再生と記録再生用ディスクの再生又は記録再生が
１台で可能な光ディスク装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、再生専用タイプのディスクが知ら
れているが、これは情報をピットの有無による反射率の
変化から読みとるものである。一方、記録再生可能なデ
ィスクとしては情報を結晶・非結晶の反射率の変化より
読みとり、オーバーライトが可能な記録再生メディアと
して知られている、相変化タイプ（ＰＣＥ）と、磁界の
方向に応じて反射角が微妙に変化する光磁気タイプ（Ｍ
Ｏ）が知られている。
れているが、これは情報をピットの有無による反射率の
変化から読みとるものである。一方、記録再生可能なデ
ィスクとしては情報を結晶・非結晶の反射率の変化より
読みとり、オーバーライトが可能な記録再生メディアと
して知られている、相変化タイプ（ＰＣＥ）と、磁界の
方向に応じて反射角が微妙に変化する光磁気タイプ（Ｍ
Ｏ）が知られている。
【０００３】一方、レーザ光源としてＳＨＧを用いてレ
ーザ波長を半分にし記録密度を高めることが検討されて
いる。このＳＨＧレーザは情報を再生する時には密度向
上の点、クロストークの点等で適しているが、レーザそ
のものを変調することが難しいため、記録用レーザとし
ては不適当であった。つまり再生専用機としては、ＳＨ
Ｇレーザが適しているが、記録するためにはレーザ変調
が可能なより波長の長いレーザを使用することになる。
ーザ波長を半分にし記録密度を高めることが検討されて
いる。このＳＨＧレーザは情報を再生する時には密度向
上の点、クロストークの点等で適しているが、レーザそ
のものを変調することが難しいため、記録用レーザとし
ては不適当であった。つまり再生専用機としては、ＳＨ
Ｇレーザが適しているが、記録するためにはレーザ変調
が可能なより波長の長いレーザを使用することになる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このため記録再生用デ
ィスクでは、最短ピット長が再生専用ディスクに比べて
長くなる。つまり記録密度が低下し、再生専用ディスク
との信号の互換が不可能ということになる。
ィスクでは、最短ピット長が再生専用ディスクに比べて
長くなる。つまり記録密度が低下し、再生専用ディスク
との信号の互換が不可能ということになる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、ディスクからの情報によりそのディスク
が再生専用ディスクか記録再生用ディスクかを検出し、
記録再生用ディスクの時は、光ヘッドとの相対速度を上
げ、さらに再生専用ディスクを再生する光ヘッドに搭載
されているレーザの波長は、記録再生用ディスクを記録
する光ヘッドに搭載されているレーザの波長より短いよ
うに構成したものである。
決するために、ディスクからの情報によりそのディスク
が再生専用ディスクか記録再生用ディスクかを検出し、
記録再生用ディスクの時は、光ヘッドとの相対速度を上
げ、さらに再生専用ディスクを再生する光ヘッドに搭載
されているレーザの波長は、記録再生用ディスクを記録
する光ヘッドに搭載されているレーザの波長より短いよ
うに構成したものである。
【０００６】このようなことから従来再生専用ディスク
と記録密度の異なる記録再生用ディスクを１台で互換を
保ちつつ再生する光ディスク装置は知られていない。
と記録密度の異なる記録再生用ディスクを１台で互換を
保ちつつ再生する光ディスク装置は知られていない。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、ディスクからの情報によりそのディスク
が再生専用ディスクか記録再生用ディスクかを検出し、
記録再生用ディスクの時は、再生専用ディスクよりもデ
ィテクタのゲインを上げ、さらに光ヘッドとの相対速度
を上げ、さらに 再生専用ディスクを再生する光ヘッド
に搭載されているレーザの波長は、記録再生用ディスク
を記録する光ヘッドに搭載されているレーザの波長より
短いように構成したものである。
決するために、ディスクからの情報によりそのディスク
が再生専用ディスクか記録再生用ディスクかを検出し、
記録再生用ディスクの時は、再生専用ディスクよりもデ
ィテクタのゲインを上げ、さらに光ヘッドとの相対速度
を上げ、さらに 再生専用ディスクを再生する光ヘッド
に搭載されているレーザの波長は、記録再生用ディスク
を記録する光ヘッドに搭載されているレーザの波長より
短いように構成したものである。
【０００８】
【作用】これにより再生専用ディスクとそれよりも記録
密度の低い記録再生両用ディスクの両方のディスクを１
台で再生することが可能となり、さらに光ヘッドとディ
スクとの相対速度をディスクに応じて変化させることに
より完全な再生互換を実現するものである。
密度の低い記録再生両用ディスクの両方のディスクを１
台で再生することが可能となり、さらに光ヘッドとディ
スクとの相対速度をディスクに応じて変化させることに
より完全な再生互換を実現するものである。
【０００９】
【実施例】（図１）は本発明の一実施例で、構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【００１０】ディスク１よりピックアップ２により再生
されたデジタル画像データはゲイン調整回路３を通った
後、信号処理系４とディスク判別回路５に送られる。こ
こでディスク装着直後のようにディスク１が再生専用か
録再可能かが不明の場合、ピックアップ２はディスク１
の最内周又は最外周のディスクの種類を書き込んである
管理情報をアクセスする。この管理情報は再生専用も録
再ディスクも共通にディスクの凹凸、つまりピットの有
無で記録されているものである。
されたデジタル画像データはゲイン調整回路３を通った
後、信号処理系４とディスク判別回路５に送られる。こ
こでディスク装着直後のようにディスク１が再生専用か
録再可能かが不明の場合、ピックアップ２はディスク１
の最内周又は最外周のディスクの種類を書き込んである
管理情報をアクセスする。この管理情報は再生専用も録
再ディスクも共通にディスクの凹凸、つまりピットの有
無で記録されているものである。
【００１１】この時のゲイン調整回路３のゲインもまず
は再生専用に設定される。その管理情報によりディスク
判別回路５にてディスク種類を識別した後、それに応じ
てゲイン調整３を制御する。
は再生専用に設定される。その管理情報によりディスク
判別回路５にてディスク種類を識別した後、それに応じ
てゲイン調整３を制御する。
【００１２】ディスクが再生専用の時は管理情報の読み
出しと同一ゲインで良くピックアップ２からの出力は大
きいためゲインを下げておいて良い。また、記録再生用
ディスクの時はディスクの反射率の変化が小さくなるた
め再生時と比較してゲインを上げるように再設定する。
出しと同一ゲインで良くピックアップ２からの出力は大
きいためゲインを下げておいて良い。また、記録再生用
ディスクの時はディスクの反射率の変化が小さくなるた
め再生時と比較してゲインを上げるように再設定する。
【００１３】次に録再ディスクの記録密度は、再生専用
ディスクの記録密度より低いことが考えられる。これ
は、録再ディスク上に記録するときに使用する半導体レ
ーザは再生専用ディスクに搭載されている半レより長波
長のレーザであるためである。
ディスクの記録密度より低いことが考えられる。これ
は、録再ディスク上に記録するときに使用する半導体レ
ーザは再生専用ディスクに搭載されている半レより長波
長のレーザであるためである。
【００１４】具体的には例えば記録レーザとして６７０
ｎｍの半導体レーザを用い、再生レーザとしてはＳＨＧ
素子を用いた５３２ｎｍ半導体レーザを用いる。この場
合、記録密度が低い録再ディスクを同一相対速度で再生
した場合、転送レートが低くなり信号処理系４の基本ク
ロックも再生専用ディスクの再生時より遅く変化させる
必要が生じる。
ｎｍの半導体レーザを用い、再生レーザとしてはＳＨＧ
素子を用いた５３２ｎｍ半導体レーザを用いる。この場
合、記録密度が低い録再ディスクを同一相対速度で再生
した場合、転送レートが低くなり信号処理系４の基本ク
ロックも再生専用ディスクの再生時より遅く変化させる
必要が生じる。
【００１５】つまり、信号処理系４を変える必要があ
り、その場合においても転送レートの低下のため再生専
用ディスクと同一の再生画質を得ることはできない。
り、その場合においても転送レートの低下のため再生専
用ディスクと同一の再生画質を得ることはできない。
【００１６】そこで、録再ディスクの記録再生時ではデ
ィスクとピックアップとの相対速度を上げるようにモー
タ７を制御するため、モータ駆動回路６を制御する。こ
の制御はディスク判別回路５の指令に基づき行う。
ィスクとピックアップとの相対速度を上げるようにモー
タ７を制御するため、モータ駆動回路６を制御する。こ
の制御はディスク判別回路５の指令に基づき行う。
【００１７】つまり、録再ディスクの記録、再生時はピ
ックアップ２とディスク１との相対速度を上げ、転送レ
ートを上げることにより録再ディスクの転送レートを再
生専用ディスクの再生時の転送レートと同一にし、信号
処理系４の動作を両ディスクで何ら変更すること無く、
さらに再生画質を何ら劣化すること無く復号を可能とす
るものである。
ックアップ２とディスク１との相対速度を上げ、転送レ
ートを上げることにより録再ディスクの転送レートを再
生専用ディスクの再生時の転送レートと同一にし、信号
処理系４の動作を両ディスクで何ら変更すること無く、
さらに再生画質を何ら劣化すること無く復号を可能とす
るものである。
【００１８】上述した実施例、（図１）は再生専用機を
示したが記録再生機であっても同様である。この場合、
この記録再生機は再生再用の短波長レーザ例えば５３２
ｎｍ搭載のピックアップと記録専用の６７０ｎｍレーザ
搭載のピックアップ２ケを有することになる。
示したが記録再生機であっても同様である。この場合、
この記録再生機は再生再用の短波長レーザ例えば５３２
ｎｍ搭載のピックアップと記録専用の６７０ｎｍレーザ
搭載のピックアップ２ケを有することになる。
【００１９】ここで、録再ディスクの再生時にはどちら
のピックアップを用いても再生は可能であるが、短波長
レーザのピックアップを用いる方が周波数特性、隣接ト
ラックからのクロストーク等の性能面から考えて望まし
い。
のピックアップを用いても再生は可能であるが、短波長
レーザのピックアップを用いる方が周波数特性、隣接ト
ラックからのクロストーク等の性能面から考えて望まし
い。
【００２０】また録再ディスクの記録時には、再生専用
ディスクの再生時の相対速度より相対速度を上げて記録
する必要があるのは明らかである。
ディスクの再生時の相対速度より相対速度を上げて記録
する必要があるのは明らかである。
【００２１】ここで、録再可能ディスクとして、情報を
結晶・非結晶の反射率の変化より読みとり、オーバーラ
イトが可能な記録再生メディアとして知られている、相
変化タイプ（ＰＣＥ）と、磁界の方向に応じて反射角が
微妙に変化する光磁気タイプ（ＭＯ）が知られている。
結晶・非結晶の反射率の変化より読みとり、オーバーラ
イトが可能な記録再生メディアとして知られている、相
変化タイプ（ＰＣＥ）と、磁界の方向に応じて反射角が
微妙に変化する光磁気タイプ（ＭＯ）が知られている。
【００２２】しかし、本発明はいずれの録再ディスクに
ついても全く同様の効果が得られるものである。
ついても全く同様の効果が得られるものである。
【００２３】また、上記実施例においてもディスク判別
回路５は信号処理系４の中に含まれるものであっても構
わない。
回路５は信号処理系４の中に含まれるものであっても構
わない。
【００２４】
【発明の効果】以上のように本発明は、ディスクからの
情報によりそのディスクが再生専用ディスクか記録再生
用ディスクかを検出し、記録再生用ディスクの時は、光
ヘッドとの相対速度を上げ、さらに 再生専用ディスク
を再生する光ヘッドに搭載されているレーザの波長は、
記録再生用ディスクを記録する光ヘッドに搭載されてい
るレーザの波長より短いように構成したものであり、こ
れにより再生専用ディスクとそれよりも記録密度の低い
記録再生両用ディスクの両方のディスクを１台で再生す
ることが可能となり、さらに光ヘッドとディスクとの相
対速度をディスクに応じて変化させることにより完全な
再生互換を実現するものである。
情報によりそのディスクが再生専用ディスクか記録再生
用ディスクかを検出し、記録再生用ディスクの時は、光
ヘッドとの相対速度を上げ、さらに 再生専用ディスク
を再生する光ヘッドに搭載されているレーザの波長は、
記録再生用ディスクを記録する光ヘッドに搭載されてい
るレーザの波長より短いように構成したものであり、こ
れにより再生専用ディスクとそれよりも記録密度の低い
記録再生両用ディスクの両方のディスクを１台で再生す
ることが可能となり、さらに光ヘッドとディスクとの相
対速度をディスクに応じて変化させることにより完全な
再生互換を実現するものである。
【図１】本発明の光ディスク装置の一実施例の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
１ ディスク ２ ピックアップ ３ ゲイン調整回路 ４ 信号処理系 ５ ディスク判別回路 ６ モータ駆動回路 ７ モータ
Claims (3)
- 【請求項１】 ディスクの凹凸により反射率を変化させ
ることによりデジタル画像データを提供する再生専用デ
ィスク（ＲＯＭ）と、結晶状態もしくは磁化方向により
反射率を変化させることによりデジタル画像データを提
供する記録再生用ディスクの両方を再生する光ディスク
装置であって、ディスクからの情報により前記ディスク
が再生専用ディスクか記録再生用ディスクかを検出し、
記録用レーザの波長をλ１、再生用レーザの波長をλ２
とした時、記録再生用ディスクの記録再生時の光ヘッド
との相対速度は、再生専用ディスクの再生時の光ヘッド
との相対速度よりも略λ１／λ２倍、上げることを特徴
とする光ディスク装置。 - 【請求項２】 ディスク装着時、ディテクタのゲインは
第１段階としてまず、再生専用ディスク用に設定してお
き、再生専用ディスク、記録再生用ディスク共にディス
ク内周又は外周の管理情報エリアにディスクの凹凸によ
り記録されている情報より再生専用ディスクか記録再生
用ディスクかを識別することを特徴とする請求項１に記
載の光ディスク装置。 - 【請求項３】 再生専用ディスクを再生する光ヘッドに
搭載されているレーザの波長λ２は、記録再生用ディス
クを記録する光ヘッドに搭載されているレーザの波長λ
１より短いことを特徴とする請求項１に記載の光ディス
ク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22150991A JP2760174B2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22150991A JP2760174B2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 光ディスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0562205A JPH0562205A (ja) | 1993-03-12 |
| JP2760174B2 true JP2760174B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=16767831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22150991A Expired - Fee Related JP2760174B2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2760174B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012169049A1 (ja) * | 2011-06-09 | 2012-12-13 | パイオニア株式会社 | 記録媒体、記録媒体を製造する製造装置及び方法、記録媒体を再生する再生装置及び方法 |
-
1991
- 1991-09-02 JP JP22150991A patent/JP2760174B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0562205A (ja) | 1993-03-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |